第28話『胸がドキドキ! 亜久里の夏休み!』
(2013年8月11日放送)
脚本:米村正二 演出:越智一裕&黒田成美 作画監督:高橋晃

金魚掬い荒らし(自称)

前回
やっと打ち解けだした亜久里の話。
スイートより3年連続となる夏祭り回でもあったり。
ジコチュートリオ、2週連続お休み。
エースさん、確変期間終了のようです。
ありす、タフすぎ。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは29話~30話同時収録)
(BDは25話~27話、29~36話同時収録)

アバンタイトル

元気牛乳の車とすれ違いながら走ってる5人。六花は既にクタクタ。
幾らなんでも、朝ランニング10キロはキツくないかと嘆く六花。
何を甘えた事を言ってるのですと返す亜久里。
分かってるってと苦笑いマナ。
『あたし達はトランプ王国を救う為に、もう1段上のステージに上らなければならない』と言う。
『その為の強化トレーニング』と真琴、『それも今日で10日目、ついに最終日です!』とありすも続く。
ありす、やたら元気である。

で、運動場に来た5人。
バーゴラの下、柱の影に居る女の子に気付いたマナ。
走りつつ『あの子、また来てるよ』と言う声に『森本さん!』と見ながら言う亜久里。
呼ばれて隠れる森本。


朝礼台前についた5人。
座り込んで『やった~ゴールだ・・・』とヘトヘト六花。
六花に大丈夫か聞く真琴。大丈夫じゃないわよと返す六花。
ありすは余裕の深呼吸。
息切れ中の一同。
お腹空いたと爽やか顔のマナ。では、私の家で朝食をご一緒しましょうかと言うありす。
『ホント!?』と嬉しそうなマナだが亜久里よりダメですとストップ。
休んでる暇はありませんと予定表提示する亜久里。

7:00~ ランニング10km
8:30~ 鉄棒(けんすい 逆あがり)
9:30~ 走り高とび
10:30~ ハードル走
11:15~ サッカー
12:00~ お昼やすみ
12:30~ 空手
14:00~ 剣道
時間不明:水泳・マット体操
(イメージをまじえて)


皆で夏祭りに行こうと思ってたのにと残念がるマナ。トレーニング優先ですと凄まれ『そんな~』と崩れるマナ。
トレーニングには私も賛成だけどと言う真琴。ちょっと厳し過ぎませんかと言うありす。
頷きまくる六花。
『いえ、できうる限りの努力・・・』と言ったところで異変に見舞われる亜久里。
六花達が霞んで見える。間もなく視線も傾く。

倒れる亜久里をキャッチするマナ。大丈夫か聞く。
『亜久里ちゃん!』と叫ぶ森本。
皆に見られ『あの・・・』と困る。で、OPへ。

で、サブタイトル。

ハンカチを水道で濡らす六花。マナ達が介抱中の亜久里のところへ持ってきてハンカチを乗せる。
暫く休めばよくなると思うわと女医の娘が言う。
良かったと一安心の森本。
『ありがとう、心配してくれて』と御礼を言うマナ。
亜久里ちゃんのお友達ですかと聞くありす。

友達って言うか、同じクラスってだけなんですけどと困る森本。
顔を見合わせるマナりつ。名前を問うマナ。
森本エルですと名乗る少女。
『エルちゃんか~』と言った後、亜久里ちゃんって学校じゃどんな感じなのと聞くマナ。
『教えて教えて!』と言う彼女に同意の意味で頷く六花達3人。
『はい!』と嬉しそうに頷くエル。

『亜久里ちゃんは普段からとっても大人っぽくて・・・』と語るエル。
とある日は、廊下でドッジボールをする上級生の男子達を『廊下でドッジボールなんて迷惑ですわ』と叱っていたのだとか。
(イメージを交えて)
相手が上級生でも自分が正しいと思った事は堂々と意見することができてカッコよくてと評するエル。

あたし達と居る時と一緒だねと思うマナ。
だからお姉さん達とも仲良しなんだと思うけど・・・と言うエル。
同じ歳の私達には興味が無いみたいで・・・と俯く。
驚いた様子で『え・・・?』と言うマナ。
無視するとかそういうんじゃないんですと否定ありす。

誰とだってお喋りするし、グループ活動だってちゃんとやるしと教えつつ
でもそれ以上深くは付き合おうとしないっていうか・・・と話すエル。
(イメージを交えて)

エルちゃんは亜久里ちゃんと仲良くなりたいんだねと察するマナ。
『え・・・あ、いえ別にそんな・・・』と動揺エル。
からかう意味で肘つつきのマナ。そういうことならお姉さんに任せないと自分の胸を叩く。
『出た、幸せの王子・・・』と呆れる六花。

すると、ここで亜久里が目を覚ます。『亜久里ちゃん! よかった~!』と嬉しそうなエル。
『森本さん・・・?』と驚いた様子の亜久里。
亜久里ちゃんを心配して一緒に居てくれたんだよと教えるマナ。
私はもう大丈夫ですと特訓に戻ろうとする亜久里。
『ダメよ、これ以上無理しちゃ』と六花も待ったをかける。
調子の悪い時に無理したらかえって体によくないわとニッコリ真琴。偶には息抜きも必要ですと同意ありす。
と言う訳で本日の特訓はこれで終了と便乗マナ。
今晩はエルちゃんと一緒に夏祭りに行くといいんじゃないかなと勧める。

『夏祭り?』な亜久里に『うん。花火大会もあるし、スーパースペシャルに美味しいスイーツもあるよ!』と教えるマナ。
そう言われて亜久里が反応し無い訳が無い。
『スーパースイーツ~!?』とお目目キラキラ。
我に返って咳払い『そんな事で釣られる訳にはいきませんわ』とか言ってる。
エルちゃんはどうかと聞くマナ。亜久里ちゃんがよければ行ってみたいなと言うエル。
じゃあ決定だねとニッコリマナ。
『でも!』と食い下がる亜久里に友達とのお付き合いも大切な事だよと教える。
こっちを見ているエルに『分かりましたわ』と返す亜久里。

嬉しそうなエル。マナも嬉しそう。7時にお祭り広場の階段のところに集合ねと決める。
『じゃあ亜久里ちゃん、7時に!』と言って去るエル。
気をつけてね~と手を振って見送るマナ。
何故ですかと問う亜久里を見る。
『私もお友達と遊ぶことを否定したりはしませんわ。でも、今はそれより優先すべきことがあるはずです』
と言う亜久里。
もしかして学校で友達を作ろうとしなかったのもそれが理由かと聞く六花。
その通りと認める亜久里。
昔の私もそうだったと言う真琴。
勿論、今でもトランプ王国の事は忘れてないが、皆と付き合う事で多くの事を学んだと語る。
俯く亜久里に友達っていいもんだよと教えるマナ。
少し反応し、分かりましたわ・・・と目を逸らしながら言う亜久里。
蛇口から水が一滴落ちる。


ゴーゴージコチュー。
『キュアエースめ! 私の方が美しいのに、私よりも目立つなんて!』と怒ってるリーヴァ。
ムカつくよなと同意のグーラ。何か伸びるものを食べてる。
奴さえ葬ってしまえば後はどうってことないのよと言うリーヴァ。
ムカつくよねと言いつつムシャムシャ中のグーラ。
さっきから何食べてんのよと聞くリーヴァ。
伸びーるアイスと答えるグーラ。
『伸びーるね~・・・』と復唱して『そう! それよ!』と閃いて指差すリーヴァ。
アイスを取られると勘違いして『やらねぇからな』と背を向けるグーラ。
笑うリーヴァ。
前回聞いてたエースで居られるのは5分だけと言うのを思い出したらしい。伸びーるバトルで変身解除させればこっちのものと考えた模様。


夏祭り会場。
4人揃って歩きながら妖精達にちゃんとぬいぐるみのフリをするように言うマナ。
任せるよう声を揃える妖精達。
ニッコリありすと大丈夫かなと不安がる六花。
すると、真琴が『あ』。
『エルちゃーん!』と呼ぶマナ。『おまたせ~!』と手を振るマナ。
が肝心の亜久里が居ない事に気付き所在を問う。
『え?』なマナ。

亜久里は道の真ん中で棒立ち。

りんご飴やキャラ物の袋、チョコバナナなどを見て『美味しそうなスイーツが沢山、早く食べたい』と目を輝かせている。


なんてやってると『亜久里ちゃん見っけ!』の声。
驚く亜久里。
『探したよ~』と言うマナ。振り向きながら皆さん遅かったですと言う亜久里。
『何言ってんのよ~、待ち合わせは階段のところでしょ~?』と指摘六花。
驚いた様子の亜久里。まぁまぁと仲裁マナ。
それより浴衣気合入ってるじゃんと褒める。
照れる亜久里曰く、茉莉ばあちゃんが用意してくれたらしい。
『亜久里ちゃん、浴衣かわいい』と言うエル。
『ありがとう・・・森本さん・・・』と照れる亜久里。
ここで『あの・・・』と俯き気味のエル。
彼女の肩に両手を置き『エルちゃんのも、かわいいよね?』とウインクマナ。
『ええ、かわいいですわ』と返し、少し小声で『エルちゃん・・・』と恥ずかしそうな亜久里。
嬉しそうなエル。
マナの横に来て『ところでスーパースペシャルに美味しいスイーツって?』と聞く亜久里。
まぁまぁと焦らし、まずはお祭りを楽しもうと言うマナ。
ここでエルから金魚掬いしないかと誘われる。『金魚掬い?』と復唱亜久里。

出目金を掬い喜ぶエルだったが逃げられてしまう。『破れちゃった・・・』と残念そう。
他の皆はエルと同じく残念そう。亜久里は真剣顔。
『ざんねーん』とニッコリな金魚掬いの店主。
『なるほど、金魚を掬うから金魚掬いですか』と納得亜久里。
エルは黒い出目金が欲しかったらしい。

それなら金魚掬い荒らしと呼ばれたあたしに任せてと袖捲くりマナ。
ウチのは手強いよとドヤ顔店主。
『行くよ!』と言うマナ。
そこまではカッコ良かったが惨敗。
『どこが荒らしよ・・・』と呆れる六花。


ブルーのマナに変わって『では、私が』と言うありす。
『お嬢ちゃん、できるね』と察する店主。
その見立て通り次々掬っていくありす。
彼女の頭の上ですごいと感心していたランスだが揺れるうちに転落。
その反動で金魚は全て逃げてしまい、ポイも破れてしまったので残念がるありす。
残ったのはランスのどざえもんだけ。
『ダメだよ~、ヌイグルミ入れちゃ~』と拾い上げる店主。
それにしても近頃の玩具はよく出来てるねと感心してお腹を押したらば、水をかけられる。


顔を拭く店主と頭を下げるありす。
次は私が!と名乗り出る亜久里。頑張ってと応援エル。
水面に対し45度の角度で抉るように掬うのよと教える六花。
分かりましたと頷く亜久里。
早速、やってみる。格好は良かったが尋常でない水しぶきがあがるならそれは勿論ポイも無事ではない。
エルと共に水浸し。
『亜久里ちゃんずぶ濡れ』と指差しエル。『エルちゃんもですわ』と返す亜久里。
2人で笑う。
祭り会場から橋を挟んだ住宅街へとカメラが上に移動。

ここでアイキャッチ。


次は射的や。
命中させるエルだったが店主曰く、落ちないとダメ。
残念そうなあぐエル。


『よーし!』と自分のトランプを狙う真琴。
『まこぴーがまこぴートランプを狙ってる!』と実況マナ。
結局、横のタキシードモグラに命中。
『はい、おめでとう!』と言う射的屋。
膨れっ面の真琴。満足顔のありすと苦笑いあぐエル。


ただ狙うだけじゃダメよとドヤ顔で眼鏡をかける六花。弾道を計算しないとねと尤もらしいこと言ってみる。
狙うはカエル人形。
じっと狙い続ける六花の横に悪い顔で来たマナ。
『早く撃ちなよ』と六花を押す。
それに驚いて狙いを外してしまった六花。結局、彼女タキシードモグラ。
『おつかれさ~ん』と射的屋。銃を右手、モグラを左手に涙目六花。

私がエルちゃんの雪辱を果たしますわと誓う亜久里。
頑張ってとニッコリエル。
『いざ・・・』と言った後、心中で『エースショット、バキューン』と言うと花弁が舞う。
意味はなかったようだがとりあえず、先の景品に命中。
マナエルから拍手。すごい亜久里ちゃんと抱きついてくるエル。



ヨーヨー型の場面転換。舞台は階段へ移動。
カキ氷を食べて美味しいと盛り上がる亜久里。同時にこれは普通のカキ氷と気付き
『スーパースペシャルにスイーツって・・・』と考える。
エルが食べてるカキ氷を覗く。
『食べる?』と聞かれ『いいえ・・・』と動揺亜久里。
分けてくれたので食べる。
またもお目目キラキラ
『甘い小豆を苦味の効いた抹茶が包み込んで、ブラボーです~!』
と妄想空間で言ってる亜久里。
私のも食べてみてくださいと差し出す亜久里。
ここで『よーし! 皆で食べあいっこしよう~!』と挙手マナ。
『グッドアイディアですわ!』と立ちあがる亜久里。
スイーツに関しては素直なんだからと呆れ顔の六花。


そんなこんなで食べあいっ子。
亜久里にあげてる真琴からかっさらうマナ。追いかけられる。六花に貰ってうっとり亜久里。
エルはありすと分け合い。
旧レギュラーの4人は妖精達とも食べあいっ子。
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
りつありから貰う真琴。マナと亜久里は舌先が青くなっている。
そんなこんなで白くフェードアウト。

不思議と思う亜久里。
何かと言うと最初の一口より皆さんからもらったカキ氷の方が美味しいこと。
それは皆で食べてるからだよと教えるマナ。
頷くマナ。あたしの友達もそういってたと言う。
(16話のアイス屋さん。レジーナとの回想)
『もしかしてスーパースペシャルに美味しいスイーツと言うのは・・・』と察する亜久里。
ニッコリマナを見て嬉しそう。

祭り会場。
1人だけ階段の踊り場でヨーヨー風船を見ながら、こいつらが居なければ花火大会を独り占めできるのにとか考える少年。
でも、皆で見た方が楽しいかと思い直す。
この後はテンプレ。


今日はお祭りの備品群。
『夏祭りだよ。全員解散~!』と言うジコチュー。逃げていく客達。
『宿題やったか~?』と聞くジコチュー。
やってきたマナ達。
『ジコチューシャル!』と言うシャルル。
亜久里にアイコンタクトマナ。『エルちゃん、逃げましょう』とエルと一緒に逃げる亜久里。
マナの行くよに合わせて

変身。

今日は愛を失くした悲しい夏祭りさん。

『現れたわねプリキュア』とドヤ顔リーヴァ。
『ん? ターゲットがいねぇぞ』とグーラに言われ『ちょっと! キュアエースはどうしたの!』と問う。
『例えキュアエースが居なくても!』『あたしたちだけで戦えるわ!』と反論ハーソ。
『生意気なぁ~! やっておしまいぃ!』と命令リーヴァ。


ヨーヨーだよーんとヨーヨーパンチを繰り出すジコチュー。避ける4人。
まずハーダイがダブルパンチを繰り出すが跳ね返される。
ロゼソーのダブルキックは『射的だよ~ん』と射的コルクで迎撃される。


神社の階段を登っている亜久里とエル。
連射の音に振り向くと同時にハート達の悲鳴。
『皆が・・・』と心中で気にする亜久里。
すると『居たぞ!』『ターゲットはここよ!』とグラリヴァに発見される。
『型抜きだよ~ん!』と右腕を針に変えて攻撃するジコチュー。
『エルちゃん、逃げて!』と逃がす亜久里。
直撃は避けた様だが、クレーターに落ちそうになる。
爪あとを残しながら落ちそうになる彼女の手を両手で掴むエル。
『私の事はあいいから、逃げて!』と言う亜久里だが、エルは踏ん張りながら首を振る。
『今のうちにトドメを刺すのよ!』と言うリーヴァ。

ハート『そうはさせない!』とジコチューにトリプルルキックを繰り出してるハート・ダイヤモンド・ロゼッタ。
倒れるジコチュー。
ソードはリーヴァとグーラに向けてスパークルソードで攻撃。
避けるリヴァグラ。
亜久里、エルに手を放す様に言うが放さないと返すエル。亜久里ちゃんと友達になりたいらしい。
『なんで、そこまで・・・』と不思議がる亜久里。
『亜久里ちゃんは、私を助けてくれたもん』とエルに言われ驚く。
『あたしが気にしてた癖毛を男子にからかわれた時』のセリフで

回想突入。
エルの前に立ちはだかり守るポーズの亜久里。
『人の外見をからかうのは最低の行為です! 恥を知りなさい』と男子に説教。

『あなたも他の人に言われたくらいで悩むなんて時間の無駄ですわ。だって、あなたの髪はとてもかわいいですもの』
とエルに言う亜久里。
回想終了。

『とっても嬉しかった。だから今度は、あたしが助けるの!』と言うエル。
『私の一言をそんなにも大切に・・・』と言う亜久里。
必死に踏ん張るエルを見て『愛が、溢れてきます』と涙を浮かべる。
エルの助力もあって出っ張りを足場に何とか脱出成功。息切れな2人。
ありがとうエルちゃんと感謝する亜久里。
『亜久里ちゃん・・・』と嬉しそうなエル。

で、ハート達はジコチューの輪投げ攻撃で4人纏めて拘束されていたり。悲鳴をあげる4人。

小屋横にて
『エルちゃん、私には秘密があるんです。でも、それが何かは言えません。それでも私を信じてくれますか?』
とエルに言う亜久里。
『信じるよ。あたし、亜久里ちゃんの事信じる!』と言うエル。
『では、目を閉じて待っていてくれますか?』と聞く亜久里。
頷いて目を閉じ祈りのポーズ。
崩れた階段上でアイちゃんを呼ぶ亜久里。やってくるアイちゃん。

変身。

『キュアエース!』と言うハート。嬉しそうなハート達。
『現れたな!』とグーラ、『5分超えの伸びーる攻撃よ』と砂時計持参のリーヴァ。

月をバックに飛翔するエース。
ヨーヨー攻撃、射的コルク、リヴァグラの光線を次々回避。


だが、隙を狙われて輪投げで拘束され悲鳴をあげる。
地面に落ちてくるエース。
『キュアエース!』と心配するハート達。
『1分経過。あと4分で変身解除よ!』とリーヴァ、『そしたらプリキュアを全滅させ、人間どもからプシュケーを抜きまくってやる!』とグーラが言う。
祈るエルの姿がフラッシュバック。
『エルちゃんは私を信じて待ってくれています。その為に、私は戦います!』
と立ちあがるエース。
赤いオーラを纏ったと思ったら、何とリングを粉砕。
驚くリヴァグラ。

『エルちゃんだけではありません。私の大切なお友達に手を出したら・・・ただではおきません』
とエースジャンプ。そしてパンチ。
殴り飛ばされ月をバックに舞うジコチュー。


これが効いたか、ハート達の拘束も解除される。
疲れた顔の4人を前に降り立つエース。
『私を夏祭りに誘った訳が分かりましたわ』と言う彼女に顔をあげる4人。
『これまでの私は自分の思いで一杯でした。でも、私の事を大切に思ってくれる人が傍に居る事に気付かされました。そして、そのことが私に愛と力を与えてくれることも』
と言うエース。
『そうだよ。でもね、最初にその事を教えてくれたのはキュアエースだよ』と言うハート。
4人揃ってニッコリ。嬉しそうなエース。
『教えていたつもりが、今回は皆さんにしてやられましたわ』と言う。
振り返って空を見上げるエース。
空から降って来るジコチューを見てここは私にお任せ下さいという。

エースショットで撃破。今日は撃破の為、赤。

全て元通り。
『おいおい、3分ももたねぇじゃねぇか』と言うグーラに『うっさいわね! 伸びーる攻撃は失敗よ!』と反論し砂時計を投げ捨てるリーヴァ。
共にテレポート。

願ってるエルの前に『エルちゃん・・・』と言う声。
そこには亜久里。
『もう大丈夫ですわ』と言われ『亜久里ちゃん・・・』亜久里に抱きつくエル。無事を喜ぶ。
嬉しそうに瞳を潤ませ目を閉じる亜久里。
『胸がキュンキュンする』と言う。
場面転換。
改めてマナ達と共に花火を見るあぐエル。
2人仲良く繋いだ手のアップで黒くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

うそぉ・・・

第29話『マナの為に! シャルル大変身!』
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