第4話『お断りしますわ! 私、プリキュアになりません!!』
(2013年2月24日放送)
脚本:山口亮太 演出:田中裕太 作画監督:伊藤智子

毛利ありす

4話にして3人目登場。
このパターンは初です。
(5とスマイルは4話で4人目、フレッシュは3話で3人目だったので)
ぶっちゃけ一番微妙かなと思ってたありすっちですが
ずっと見てると結構かわいい。
でも、実は恐い人だった。
伊藤さん、スイートから約1年ぶりの作画監督復帰。
(最後が2012年の1月上旬なので)

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは5~6話同時収録)
(BDは1~3話、5~12話同時収録)

アバンタイトルは無し。


72と書かれた箱を取り上げられている幼女ありす。
返してくださいと言っても双子っぽい悪ガキに拒否られる。お嬢様だからって72色の色鉛筆使ってる事が気にいらないらしい。
困ってるありすを救う『やめなさい!』と言う声。
ソックスはいたその足の主は勿論マナ。よってたかって女子をからかうなんてサイテーと指差し。
構える双子悪ガキと『マナちゃん・・・』と嬉しそうなありす。
以上、回想でした。

本日の紅茶はダージリンのファーストフラッシュですと注ぐセバスチャン。お好みで桜のジャムと一緒にお召し上がり下さいと勧める。
頂きますと飲むマナ。美味しいと嬉しそう。六花も春って感じと評する。

お茶飲んでる場合じゃないとシャルルが、早くランスを探さないととラケルがソファーの後ろから言う。
『分かってる』ってと返すマナ。
で、どうしたのか聞く六花。と言うのも今月のお茶会は来週の予定だったから。話って何か聞くマナ。そういう約束だったらしい。

それは勿論、プリキュアの事ですと言われ、飲んでたお茶を噴出すマナりつ。
お庭の噴水のアップでOPへ。

どうしてプリキュアを知ってるのか不思議がる2人。

セバスチャンを呼ぶありす。察してリモコンを押すと空いてたイスがせり上がり、そこからくつろいでるランス登場。
『どうもでランス~』と手まで振ってる。勿論コレには驚くマナりつとシャルラケ。

で、サブタイトル。


ランスに一体どういう事か聞くシャルル。本人曰く・・・
あの出来事の後、目を覚ましたが当然誰も居らず。
で、夜中街中を1人にしないで~と探して彷徨ってるうち、ありすの車と衝突しそうになり事故は免れたものの気絶。
で、降りてきたありすに拾われた。
『しっかり・・・』と言う彼女を見てランスは静かに息を引き取った(嘘
もとい目を閉じただけ。
『と言う訳ランス~』とありすに頬すりすりのランス。
なるほどねと納得するマナ。プリキュアの秘密を喋っちゃダメと叱るラケル。
隠れるランス。怒られたとションボリ。庇う様にこの子を責めるのはお門違いと言うありす。


またもセバスチャンを呼ぶありす。察してリモ(ry
すると、窓外のシャッターが閉まって部屋が暗くなりキュアハートの変身シーンの映像流れる。
何か分かってるマナりつはあんぐり。挙動不審。
『こ、これは・・・?』と聞くマナにクローバータワーの防犯カメラの映像と教えるありす。
『私が気付いてクシャポイしたからよかったものの、危うくプリキュアの正体が世界中に知れ渡るところでしたわ』
と顛末を解説。
それは困ると焦るシャルル。
この事は秘密にしてとありすに御願いするマナ。
ご安心をと言うセバスチャン曰く、この件は私とお嬢様以外、誰も知りませんだとか。
油断はできませんと言うありすは提案があると前置きし、マナちゃん達をプロデュースさせてくださいなと言い出す。
ニッコリ。


んで、ゴーゴージコチュー内。
イーラから3人目の登場を聞かされ本当なのと問うマーモ。
認めるイーラ、青くてフワッとしてキラキラしてやがってさ~と説明。
『あーら、惚れたの?』と聞かれ全力否定。
『じゃあなんだ? 新しいプリキュアに恐れをなして逃げ帰ってきたのか?』と聞くベール。
あんなの何人来ようが恐いもんかと強がるイーラに
『でも、負けたんだろ?』と嫌味ベール。
『うるさいなっ!』と叫ぶイーラ。
プリキュアがまだ増えると考えて、仰ぐジェスチャー交え露骨に嫌がるマーモ。
早めに滅ぼした方がいいだろうなと考えるベール。
恐い目を見せながら、あのトランプ王国の様にと例える。


ありすの家。
プロデュースって何をするのかと問うマナりつ。
話そうとしたところで妖精ズが闇の鼓動を感知。場所を問う六花。
セバスチャンが大貝町の駅前のようですなと言う。まさかの返答に驚くマナ達。
『分かるんですか?』と聞く六花に頷くセバスチャン。
ありすは四つ葉財閥の情報網を侮ってもらっては困ると言う。で、セバスチャンを呼んで準備させる。
リモコンで車のエンジンをかける。で、地面を自動ドアの様に開いて、地下からせり上がってくる車。
応接室の壁が動いて開き、車は目の前。
まさかの超展開にマナランは嬉しそう。六花は引きつりあとの2匹は唖然。
『さぁ、参りましょうか』と言うありす。

何やら言いながらスピーカー部分から光線を発射してるジコチュー。耳を塞ぎなら逃げる街の人々。
今日の犠牲者は中々カッコイイ。
イーラは『いいぞ、ジコチュー!』と嬉しそう。
すると、待ちなさいと言うハートの声。

車の屋根に乗ってやってきたハーダイ。だが慣れないのか落ちそうに。
変な目で見てるイーラ。
息切れしながら名乗るハーダイ。だが、ハートは酔ったらしくリバース。心配するダイヤモンド。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

暫く間をおいて攻撃命令のイーラ。光線を慌てて避けるハーダイ。応援するランス。

ダイヤモンドのキックを右羽で、ハートのパンチを右足で受け止め弾くジコチュー。
カウンターの光線を避ける2人。
笑いながら『いいぞジコチュー、やれやれ~!』と言うイーラ。

2人とも頑張っていると言うことでありすに僕達も変身しようと言うランス。
でも、肝心のありすはお茶を嗜み、セバスチャンにお代わり如何ですかと聞かれてありがとうと言ってる始末。
『何やってるランス。僕達も戦うでランス』と言うランス。
心配ありませんと返すありす曰く、既に勝負はついているとのこと。

彼女がそう言った途端、光線が出なくなるジコチュー。
どうしたと様子を見に来たイーラ。よく見たら電池切れ。
『電池切れだとぉ!?』と言うイーラ。
ありすに『今です』と言われ、ダイヤにも『ハート!』と言われてハートがマイスイートハートで撃破。

夕方。
駅前の監視カメラ映像は削除したこと、ネット上にあげられた目撃情報等も消去済みと報告するセバスチャン。
ご苦労様と労うありすと執事さんって本当にすごいと称賛するマナ。
『いえ、それほどでも・・・』と謙遜するセバスチャン。
『とまぁこの様に、私がプロデューサーとしてお2人をしっかりサポートしますわ』とニッコリありす。
六花が確かににこれなら安心してと同意しようとしたところで、ありすはどうして戦わないのかと聞くランス。
ランスはマナと六花が一生懸命戦ってる後ろでお茶を飲んでいる何て、おかしいと主張。
ありすもプリキュアに変身して一緒に戦うべきと自分の考えを述べる。
そうは言ってもありすはキュアラビーズを持ってないでしょと指摘するマナりつ。

『キュアラビーズ?』と聞かれ髪留めリボンから外し見せるマナ。
これがないと変身できないと説明するシャルル。
セバスチャンを呼ぶありす。セバスの手にはラビーズの入った容器。
驚くマナりつとシャルラケ。クローバータワーで露店のお兄さんに貰ったと答えるありす。

聞いたマナりつの脳裏に過ぎるはあの金髪お兄さん。歯がキラーン。

これでハッキリしたと改めて、僕は君に会う為にこの世界に来た・・・プリキュアになって僕と一緒に戦ってとありすをスカウトするランス。
だが、ランスが掴む手を優しく退けたありすはプリキュアにはなりませんと言う。
ショックを受けたランスはありすのバカーと言って去っていく。
心配するマナりつと悪いことしたかな~と言う顔のありす。

ここでアイキャッチ。


夜になってるお外で、シャルラケにアリスはなんでプリキュアになってくれないのかと愚痴をこぼすランス。
『その理由、1つだけ心当たりがあるかな』と後を追ってきたマナ。
『マナ~』と言うシャルル。『心当たり?』と聞くランス。
あたし達、同じ小学校だったと教えるマナ。
(冒頭のイジメの回想)
ありすはお嬢様で物珍しかったからか色々からかわれることが多かったそうで。


『あんた達、恥を知りなさい』と説教するマナ。
結局、彼女のお陰で双子悪ガキは追い払われた。
(回想一旦終了)
とまぁそこまではよかったんだけどと言う六花。どうなったか聞くラケル。

(回想再開)
後日、あの悪ガキ双子がネガトーン声のガキ大将である兄を連れてきた。
『てめえか、俺の弟達をかわいがってくれたのは!』と言う兄。
六花は先生呼んでくると言うがマナは止める。
マナ曰く、自分じゃ敵わないからって年上に頼る様な卑怯者じゃない。
その声にムッとする双子。
片方がお前こそ関係無いのにいつもでしゃばりやがってと言う。続けて、お前本当は自分が目立ちたいだけとも。
違うと否定するマナにもう片方が、お前みんなからウザイって言われてるんだからなと教える。
さすがにこの言葉には怯むマナ。『ウソよ!』と反論する六花。
でしゃばりなのはホントだろ・お節介、目立ちたがりと言葉責めの双子。
『違う・・・あたし、そんなんじゃない』と涙目マナ。


涙する友達を見て、ありす・・・ブチ切れ。マジ怖!
(右上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
喜ぶ悪ガキ双子。取り消してくださいと迫るありす。
『ありす?』な六花。『なんだてめぇ?』と言う兄。
マナちゃんに対する暴言を今すぐ取り消してくださいと叫ぶ。
(回想一旦終了)

ありすがケンカした事を聞いて驚くランス。どうなったか聞く。
『それがね・・・』と言うマナ。
続いて、ありすは祖父の教えで沢山の習い事をしてたと教える六花。
ピアノや習字だけでなく、空手・柔道・剣道・・・合気道。

(回想再開)
『まさか・・・』と想像したランスの予想通り、ブチ切れたありすは3人を叩きのめしてしまったのだ。
構えからして只者じゃないありす。息切れしていたが我に返る。
そしてマナに呼ばれて逃げていってしまった。走り続けるありす。
(回想一旦終了)

そんな事をありすも思い出していたようだ。
マナによると、それ以来ありすは武道のお稽古を全部止めたらしい。ありすは友達の事をバカにされると怒りで我を忘れるのだとか。
六花は多分それを自分で分かってる。だからありすがプリキュアにならないのはきっと・・・と察する。
ここで闇の鼓動。その事を言うシャルルと『え、また?』と驚くマナ。六花に呼ばれ頷く。
皆が向かう中、動かないランスに気付いてシャルルは声をかける。
ランスはもう1度ありすのところへ行って来るらしい。
『分かった』と返すマナ。急かすシャルルと一緒にGO。それを見送ってランスも場を後にする。

ありすの家。
ありすにジコチューの登場を告げるセバスチャン。
ありすにマナ達の行動を問われ、既に現場へと答え、頷くありすに『よろしいのですか?』と聞く。
自分はプロデューサーだから現場の事はマナちゃん達に任せると言うありす。
暫しの沈黙。
本当はご一緒に戦いたいのではないのですかと聞くセバスチャン。
『え?』と反応するありす。
『私、長らくお仕えして気付きましたが、やはりお嬢様が一番輝いてるのはマナ様達と一緒に居る時だと思います』
と言うセバスチャンを見ている。
時には素直になられてはいかがですかと勧めるセバスチャン。
いけませんと答えるありすは恐いとのこと。自分を見失い誰かを傷つける事が。
(かつて自分が叩きのめした不良兄の姿がフラッシュバック)
そんな私にプリキュアの力は危険ですと主張。

だがソレは違うランスとランス登場。窓から。
ランス曰く、プリキュアの力は大切な人を守る為の力。それを怖がっちゃダメと指摘。
その言葉で


昔の事を思い出したありす。
それは海近くの崖の話。
『ありすよ、話は聞いたぞ』と言う老人。彼を見て『おじいさま』と言うありす。
(彼は祖父・四葉一郎(作中では名乗らず)
ありすの横を通り過ぎながら力とは相手を打ち従えるための物では無いと指摘。
よく考える様に前置きし、お前が拳を振るったのは何の為かと問う。
振り向くありす。
力は己の愛する者を守る為のもの。それを忘れなければ2度と力に飲まれることはない。
『ありすよ、恐れるな! 己を磨き、心を高めぃ!』
と言う一郎じいちゃん。舞う花弁。

泣いた幼女マナの顔をフラッシュバックさせながら、力は大切な物を守るための物と思い出すありす。
光を放つ。『おー・・・』と声をあげるセバスチャン。
眩しがるランスにありがとうと言うありす。
そして『私はもう・・・恐れません!』とも。

ラッパーらしき発言をしながらスピーカー部分から光線を出すラジカセジコチュー。
街の一部を破壊。実はその真下に隠れてたりするマナりつ達。
今度はラジカセかと思う六花。何ソレなマナ。
(年代的に知らなくても無理ないか・・・)
よくわかんないけど行こうと六花に言う。

と言う訳で2人変身。さすがにまだ長め。


出たなとムッとするイーラ。
愛を忘れた悲しいラジカセさんとハートが何時ものセリフを言おうとするが光線放たれて避ける2人。
最後まで言わせてと抗議するハートだが『邪魔するな』と返事代わりに光線発射するジコチュー。
また電池切れを待つしか無いと2階から言うダイヤモンド。頷くハート。
だが『バーカ! あれを見ろ!』とイーラが言う。
彼が指差した先はコンセント。
『電源ケーブル!』と驚くハート。


全力で行けと命令するイーラ。ジコチュー、光線は避けられるが捕まえろの命令でジャンプした2人の足にテープ触手を伸ばし捕まえる。
そして、散々振り回した後、バルコニーに叩きつける。
落ちて倒れているハートとダイヤモンド。
トドメを刺す様にいうイーラ。『オーケーベイベー』なジコチュー。


だが、大きなブレーキ音がして振り向くイーラ。
先ほどジコチューが壊した場所から明るい光と『お待ちなさい』の声。
それ以上、私の大切な友達を傷つけるのは許しませんとありす登場。
『ありす!』と驚くハーダイ。
ランスを呼んでお願いできますかと聞くありす。勿論でランスと答えるランス。


変身過程は過去2人と一緒なので省略。
『陽だまりポカポカ、キュアロゼッタ!』と名乗るロゼッタ。

その口上に合わせる様に夜の街がライトアップされる。
『陽だまりポカポカ?』と?風のダイヤと『キュアロゼッタ!』と嬉しそうなハート。
『また増えた!』と嫌そうなイーラ。
『世界を制するのは愛だけです。さぁ、あなたも私と愛をはぐくんでくださいな』と言うロゼッタ。
そのセリフになんだそりゃとイチャモンつけて、ジコチューにやっちゃえと命令。

光線を避けたロゼッタは早速テープに両手を縛られる。そこから引っ張られたものの、それは慣れてなかっただったらしく、逆に引っ張って投げる。
たたきつけられたジコチューを見てスゴイと思うロゼッタ。
『これが・・・大切な人を守る為の力・・・』とハート部分に手を当てる。
すると、ハートが光ってあの飾りが出てくる。
『ロゼッタ!』とハートが言いつつハーダイが合流してくる。
『これはどうだいボリューム最大、俺のバズーカ受け取るきゃい?』と溜めた光線を発射するジコチュー。

『カッチカチのロゼッタウォール』とクラブ型の盾を両手に出すロゼッタ。

それで光線を受け止める。盾を中心に散る光線。防いだ事に驚くハーダイ。
『だが防御だけじゃな』と強気のイーラ。
『いいえ。防御こそ最大の攻撃です!』と言うロゼッタ。光線を挟んで潰す。
困り顔のジコチューと音が消えた事に驚くイーラ。
『なんで?』なハート。ダイヤモンドはすぐにノイズキャンセリングと気付く。

ロゼッタに今ですと言われマイスイートハートで撃破するハート。

覚えてろと言い残しイーラ逃亡。街もダンサーっぽい被害者も元通り。
髭をいじりながら『うん』と満足そうなセバスチャン。

ありすにありがとうと感謝するランス。君こそ最高のパートナーと称える。
ニッコリありす。これからもよろしくねと言う。嬉しそうにありすに飛びつくランス。
これでプリキュアも3人と言う六花。
キュアソードもいれれば4人と指摘するシャルル。
『キュアソード?』なありすにもう1人居ると教えるマナ。敵か味方かは分からないとも。
それでしたら心当たりがあると言うありす。驚くマナりつ。
なんでも防犯カメラにもう1人それらしい人が映っており、それが丁度・・・
真横の看板になってる剣崎真琴だと言うのだ。勿論驚くマナりつ。
真琴看板のアップで『うそ? まこぴー?』とマナが言って

~おしまい~

~今週のまたみてね~

やっぱりな~

第5話『うそ! キュアソードってあの子なの??』
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