第43話『たいせつな人へ! 亜久里の授業参観!』
(2013年12月8日放送)
脚本:田中仁 演出:芝田浩樹 作画監督:小松こずえ

笑顔で泣く

前回に続き亜久里話。
所謂バレ話。
むしろ今までバレなかったのが不思議というか。
まぁ、彼女も歳相応な面が結構ありますからね。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは44話~45話同時収録)
(BDは37話~42話、44話~48話同時収録)

アバンタイトル


もみじ浮いてる水溜り。歩いてる着物の人。
水溜りを巨大な影が踏みつける。
そう、プリキュアとジコチューが対決中。
踏みつけにきた長靴ジコチューを5人がかりで受け止め弾き返す。
頭から落ちるも皺になっただけで無事なジコチュー。

ジコチューにさっさとあいつらをやっておしまいと命令マーモ。
飛んで行くジコチューだったが、着地点がマーモ横の水溜りだったため、彼女がビショビショに。プリキュア側は回避。
『何すんのよ、お化粧が崩れちゃうじゃない!』とご立腹のマーモ。
近くにやってきた和服の人。
『水遊びは周りの人に注意しておやりなさいと指さして』言うエース。
迫るジコチューをエースショットで浄化。

悔しそうに覚えてらっしゃいと言って逃げるマーモ。タイムアップで亜久里に戻るエース。
『それでは皆さん、帰りましょうか』と皆に言う亜久里。
『亜久里・・・』と言う声に振り向くと、そこには茉里ばあちゃん。
『おばあさま!』と驚く亜久里。
キョトン顔の棒立ちの茉里ばあちゃんに『見て・・・いたのですか?』とばつが悪そうな顔。
これにはハート達も心配の意味であんぐり。
驚いていたがキリっとする茉里ばあちゃんのアップでOPへ。

で、サブタイトル。


円家。
じっと座ってる茉里ばあちゃん。
すると、亜久里が帰って来る。
『只今帰りました』と言う孫娘の声を聞いてドアを開けに向かう茉里ばあちゃん。
『亜久里』と声をかけるが既に自室の襖を開けており、顔を合わせると共に襖を閉めてしまう。
残念そうな茉里ばあちゃん。
部屋前に移動。
『明日の授業参観ですが、朝は一緒に出ますか?』と聞こうとするが『後にして下さい』と亜久里が返してくる。
またまた残念そう、かつ静かに去る茉里ばあちゃん。


亜久里は部屋でうつぶせ。
『おばあさまに見られてしまうなんて・・・私としたことが迂闊過ぎましたわ』と後悔。
曇り空、そして鍋のアップ。
『亜久里、夕食は食べられますか?』と聞く茉里ばあちゃん。
『いえ、結構です・・・』と頑固な亜久里。
『さっきのこと、気にしているのですか?』と聞く茉里ばあちゃん。
実際そうなのか俯いてしまう亜久里。
『私は前から知っていましたよ。あなたが特別な運命の子であることを』と語る茉里ばあちゃん。
振り向く亜久里。
『もう暫くの間は黙っているつもりでしたが、今が頃合なのかもしれませんね』と続ける茉里ばあちゃん。
何時の間にか座り込んでいる亜久里。
それに合わせるように部屋前で正座する茉里ばあちゃん。
『以前、私が身寄りのないあなたを引き取った事は話しましたね。私達が出会った時のことは覚えていますか?』と問う。
茉里ばあちゃんの居る方を襖越しに向いていた亜久里『はっきりとは覚えていません』と俯く。
『そうでしょう、その筈です。何故ならあなたはその時、まだ生まれたばかりの赤ん坊だったのですから』
と明かす茉里ばあちゃん。
驚いて振り向く亜久里。
真剣な顔で『あれは・・・1年前』と言う茉里ばあちゃん。

回想突入。
野点を開いた時の事。
片づけしている茉里ばあちゃんは傘を閉じた際、上空より飛来する落下物を発見。
それは竹林内に落ち、強烈な光を放つ。
驚いて見に行く茉里ばあちゃ。
竹林にできた穴の中では光り輝く何か。それは泣いており、近づくに連れ光が消え赤ん坊の姿が現れる。

抱え上げヨシヨシと叩いてやると、泣き止み嬉しそうに眼を瞑る赤ん坊。


間もなくジコチューが飛来。
怯える茉里ばあちゃん。迫られ座り込み眼を瞑る。
だが、ジコチューが迫ると同時に亜久里が光ってジコチューを撃退する。
茉里ばあちゃんが抱いていた赤ちゃんは光ったまま大きくなりそこには今の亜久里の姿が。
『この子は!』と驚く茉里ばあちゃんに
『キュアエース。伝説の光の戦士です。どうか、この子を見守ってあげてください』
と頼むアン王女の声。
キョロキョロした後、亜久里を見る茉里ばあちゃん。
回想終了。
『私は不思議な声に従い、あなたを見守ってきました』と言う茉里ばあちゃん。
ここで目撃されて驚いてる5人のカットを挟み『一緒に居たのは、マナちゃん達でしょ?』と聞く。
だが、返事が無い。
『亜久里?・・・亜久里?』と襖を開ける。半分開けてビックリして全部開く。

亜久里の姿は無かった。
彼女は裸足で外を走っていた。
雨が降り出す。

ソリティアから出てくるマナ達4人。
『すごい雨ね』と言う真琴。
扉を閉めた六花、変身が解けたところを見られた以上、私は茉里さんに正直に正直に話すべきだと思うと主張。
でも亜久里ちゃんは茉里さんをプリキュアの戦いに巻き込みたくないって言ってたしと思い出すマナ。
やはりここは亜久里ちゃんの気持ちを聞いてみませんとと言うありす。
明日様子を見に行きましょうと言う真琴に『そうだね、それじゃ・・・』と同意するマナ。
歩き出そうとする4人。

ここで亜久里を発見。走り寄ってくる4人。ありす、さりげなく傘で覆う。

マナにどうしたのか聞かれ急に泣き出す亜久里。あんぐりな4人。


六花に時間を巻き戻す装置とか作れませんかと聞く。『えー?』と困る六花。
ここは1つ四葉財閥の力でと頼み込む亜久里。『それは・・・』と返すありす。
『そうだ! アイちゃんの魔法なら!』と迫る亜久里。
驚いてるアイちゃん。ちょっと落ち着いてと待ったをかけるマナ。
驚いた様子だったが、鼻水と涙で顔がグチャグチャな状態で彼女を見る亜久里。

で、相田家。マナ達の驚きの声。

ココアのアップ。
『茉里さん、全部知ってたの!?』と聞くマナ。
『全部どころか私の知らないことまで・・・。私はいきなり10歳に成長したらしいです』と話す亜久里。
『へぇ~』な一同。
割り薄いリアクションに
『それだけですか? 結構ショッキングな事を言ったつもりだったのですが・・・』と不満亜久里。
『だって・・・ねぇ・・・?』なマナ、苦笑いありす。
『あなたプリキュアになる時、いつも思いの力で成長してるじゃない』と指摘六花。
驚く亜久里。そう言えばそうでしたとココアを飲む。
竹やぶで生まれたなんてまるでかぐや姫ですわねと言うありす。
『かぐや姫?』と聞くランス。

『人間の世界で育ち、月の故郷へと帰っていったお姫様のお話ですわ』と教えるありす(イメージカット付き)。
『はいはーい、質問があるシャル。亜久里は前にジコチューと戦って負けたって言ってたシャル。それは一体、いつの事シャル?』
と聞くシャルル。
『それです! 私もそこがわからないのです!』と返され驚く。
『ジコチューに敗れたのはおばあさまと出会う前、私が持っている1番古い記憶の筈なのです』
と俯いている亜久里。
『1番古い記憶って?』と聞く六花。『私には、その前の記憶がないのです』と語る。
驚く一同。
『恐らく敗北のショックによるものだと思っていたのですが・・・すみません、その話をすると私がおばあさまと血が繋がっていない事も伝えなければならなくなってしまうので、言えませんでした』
と詫びる亜久里。
何も言えないマナあり。

『謝る必要ないわよ』と言う真琴。
『赤ん坊の私がおばあさまと出会う前にジコチューと戦っていたというのは、おかしな話です』と俯いて語る亜久里。
『確かに』と同意の六花。
『それに、最近よくアン王女とキングジコチューが戦う夢を見るのです』と話す亜久里。
(42話、冒頭のアン王女とキングジコチューの対決シーン回想)
『もしかしたら、ジコチューに敗れたと思っていたのは、私の記憶ではないのかも・・・』と頭を抱えてしまう。
考えるマナ。何も言えないありす。
茉里さんに亜久里ちゃんを託した人が誰なのかも気になるわねと言う真琴。
『何より1番わからないのは・・・』と考える六花。
『私が何者なのか・・・ですね』と言う亜久里。
六花を見る真琴。頷く六花。

頭がこんがらがると空中を回転してるランス。
『謎は深まるばかりダビィ!』と頬に手を当てているダビィ。
『いずれにせよ!』と言う亜久里に驚くマナ達。
『私はこれ以上おばあさまにご迷惑をかけることはできません。もう一緒に居る訳にはいかないのです』
と決意亜久里。
残念そうながら何も言えないマナあり。
するとあゆみママから『マナー? 茉里さんから電話よ~』の声。
驚くマナ、ありす、亜久里。

『はい、お電話代わりました』と受けるマナ。
『あー、やっぱり亜久里はそちらに居ましたか。えぇ、えぇ・・・』と話す茉里ばあちゃん。

きっと亜久里ちゃんを捜されていたのですわと言うありす。
ここでマナが帰って来る。見上げる4人。
亜久里に今日は泊まっていってと言うマナ。
驚く亜久里に『安心して、茉里さんにも事情話したら許可もらえたから』と説明。
どこまで話したのか聞く亜久里。
『聞いたよ~、明日の土曜は授業参観なんでしょう? 茉里さんも楽しみにしてるって』と言うマナ。
『そうなんですの?』と聞くありすに頷き、保護者の方々の前で絵を描いて発表することになっているのですと教える亜久里。
明日はあたし達が責任もって学校まで送りますと言っておいたと教えるマナ。
『あたし達が・・・って?』と聞く六花。
頷くマナ『うん。みんなも泊まってって。今夜はパジャマパーティだよ!』と張り切る。
『いいんじゃない』と真琴、『ナイスアイディアだと思いますわ』とありすが同意。苦笑い六花。
『でも・・・』とイマイチ乗り気じゃない亜久里。


『パーティと言えば~?』と言うシャルルに『お菓子~(それぞれの語尾)!』とお菓子を持ってくるシャルル以外の妖精ズ。
『スイーツ~!』と嬉しそうな亜久里。
皆に笑われて照れる。
『今のは反射的に・・・』と言い訳。
『いいからいいからぁ~』とおばさんくさく手を動かすマナ。
『よーしみんな~、今夜はとことん楽しもう!』と拳を突き上げるマナ。
オーと拳をあげる六花達。
不安そうな顔で見上げる亜久里。

盛り上がっているマナ達。
馬場抜きしているマナ達。ニヤニヤしている一同。同じくニヤニヤしてるマナから引く真琴。
見事、ババ引いて笑顔で泣く。皆に笑われる。
次は枕投げ。
マナ(左から)、六花(右から)、ありす(左から)、亜久里(左から)、真琴(右から)の順で飛ぶ。
『こらぁ! 何時だと思っとるんじゃあ!』と怒る宗吉じいちゃん。
んで消灯。

寝てる一同。だが亜久里は起きている。


『眠れないの?』と聞くマナ。
振り向く亜久里に
『あのね、さっき亜久里ちゃんは茉里さんに迷惑かけたくないって言ってたけど、きっと茉里さんは亜久里ちゃんの事を少しも迷惑だなんて、思ってないと思うんだ』
と話す。
『どうしてそう言えるのですか?』と聞く亜久里。
『電話で色々頼まれちゃったんだ。亜久里ちゃんをよろしくって』と返され驚きの顔。
『あなたの事を思っていなければ』と目を瞑って言いながら『そんな事はいえないわね』と目を開く真琴。
りつありも起きている。
『大事な人をおいそれと嫌いになんてなれないものよ』と言う六花。
『絆と言うものはとっても強いものなのです』とありすも言う。
起き上がりながら『キュアエースはキュアエース。亜久里ちゃんは亜久里ちゃん』と言うマナ。
『私達の大切な友達ですわ』とありす、『茉里さんにとっても、きっと・・・ね?』と六花が続く。
あんぐりな亜久里に『あなたは、どうしたいの?』と問う真琴。
驚く亜久里に『本当に茉里さんと離れ離れになりたいの?』と聞く。
目を潤ませる亜久里。

一緒に食事作ったり、茶道したり、買い物したりした回想カット。

『一緒に・・・いたいです・・・』と寝たまま涙を流す亜久里。
 『じゃあその気持ちを明日、しっかり伝えたらいいんじゃないかな?』と言うマナ。
『はい!』と返す亜久里。
相田家を照らす三日月夜空。

ここでアイキャッチ。


小学校。登校時間。今日は参観日なので親子連ればっかり。
マナ達に見送られ歩き出すも少しして止まる亜久里。不安そうに振り向く。
『頑張れ!』と両手拳を握り応援するマナ。ニッコリして頷き、走って中に入っていく亜久里。

クラス内。皆が盛り上がったりしてる中、1人だけ俯いている。すると、見覚えのある和服姿の人が来る。

後ろ見て『あれ? おばあちゃんが来てるぞ?』と言う少年。驚いた様子で振り向く亜久里。
勿論、茉里ばあちゃんである。『おばあさま・・・』と言う亜久里。
雲が映る窓ガラスカット。
『今日描いてもらう絵のテーマは、一番大切な人でーす。出来た順にお父さんお母さん達の前で発表してもらいますからね~』
と言う先生。
描こうとしている亜久里『大切な人・・・』と言った後、何かを決意し鉛筆を構える。

学校上空に現れるレジーナ。テレポートして壁画前に登場。
『何この絵?』と近寄る。
卒業制作 永遠の友情 を読み上げる。
笑って変なのと評する。そして、こんなの描いて何の意味があるのかと思う。
だが自身がマナの似顔絵を描いた事を思い出す(23話の回想)
一度はハッとするが『くだらないわ! 絵なんて物があるから愛が無くならないのよ』と一蹴しニヤつく。
そして『人間界から絵を消してあげる!』と言う。

その頃の教室。
『と言う訳でお父さんが私の大切な人』ですと発表する女子。
拍手が送られる。
『とっても愉快なお父さんなんだね。それでは次に発表してくれる人~』と評する先生。

その頃、亜久里は真剣な顔で絵を描いていた。で、嬉しそうな顔。そう、茉里ばあちゃんの絵の完成である。
『描き終わった人、居るかな~?』と言われ挙手しようとする亜久里。
だが、男性の叫び声が聞こえて真顔。生徒達も声がした先を見る。
外にいるマナ達も気付く。


スーツの男性が腰を抜かしている。眼前には消しゴム型のジコチューが。
『何もかも消したーい!』と構えるジコチューを見て逃げていく男性。
彼にはわき目も振らず壁画を消しているジコチュー。
笑うレジーナ。その調子で学校中の絵を消しちゃえと命じる。
もっと消したーいと壁を破壊するジコチュー。
やってきたマナ達、驚きの声をあげる。
そこには壁に開いた大穴。
『ジコチューの仕業!』と言うマナ。

『いっぱい消したーい』と廊下を移動中のジコチュー。
『皆さん、こちらへ』と生徒と親を避難させる先生。亜久里を探している茉里ばあちゃん。
子供達の絵を消すジコチュー。なぜかトイレの識別標識まで。

笑っているレジーナにお止めなさいと言う亜久里。
振り向く両名に『これ以上の狼藉は許しませんわ』と続ける。
六花達とやってくるなりレジーナを呼ぶマナ。ムッとした顔のレジーナ。
アイちゃんを呼ぶ亜久里。

今日は先にエースバンク前半、そしてハート達4人合同バンク。あとは登場順に2週変身カットをつなげていく。
ハートいつものセリフ。

『もう! いっつもいっつも邪魔して! このお邪魔虫!』と怒るレジーナ。
もうこんな事やめてと説得するハートを『うるさい、うるさーい!』と退け、プリキュアも消し消ししちゃえと命令。


接近後、消しゴム頭部で攻撃。後ろに跳んで避ける5人。その状態からの体当たりも回避。
学校の中で暴れるんじゃありませんと叱るダイヤモンド。
消しゴム付き鉛筆な両手を向けるジコチュー。
構える5人に『消しゴムマシンガン!』と言って消しゴム部分を発射。
後ろに飛んだりバック転で回避するハーダイ。
ロゼッタリレフクションで防ぐロゼッタ。全弾返されダメージを受けるジコチュー。
マジカルラビリーパッドを召喚しソードハリケーンで攻撃するソード。

壁の穴から外に吹き飛ばされるジコチュー。
顔をあげるジコチューの前に立つハート達。
『一気に方をつけますわよ』と言うエース。
『ダメよ』と言う声に顔をあげる5人。


『まだこんなに絵が残ってるんだから~』と絵の束を見せるレジーナ。
『それは! みんなが描いた大切な人の絵!』と言うエース、すぐに先の授業で描かれた物と気付く。
『大切な人~?』と引きつり顔で見るレジーナ。
『そうです。大切で大好きな人に見せる為に描いた、宝物の絵です!』と教えるエース。
『ふーん、そうなんだ』と悪い顔のレジーナ。
『消しちゃえ、ジコチュー!』とバラまく。

『やめて!』と近寄ろうとするハート達を『邪魔だって言ってるの』とミラクルドラゴングレイブの一振りの衝撃波で退ける。
1人、直撃を免れ地面で伏せ耐えたエース。
隙を見てジャンプし絵を回収しだす。

だが1枚回収し損ねた。そして、それこそが自分の描いた茉里ばあちゃんの絵だったのだ。
『あれは!』と気付いた頃にはジコチューによって消された。
手を伸ばして驚きの顔のエース。
間に合う筈もなく彼女の前にはクシャクシャにされた残骸が落ちてきた。

これには目に涙を浮かべ言葉も出ないエース。
『そんなのもらって喜ぶ人なんていないわよ? だったら最初から描かなきゃよかったのよ』とお説教レジーナ。
涙を流し何も答えないエース。

『そんなことはありません』と茉里ばあちゃんがエースの前に立つ。
『おばあさま』と呼ぶエース。座り込んでいたハート達も驚く。


絵を拾い上げ
『これは・・・大切な孫が私の為に描いてくれた絵です。消えてしまっても込められた愛が色あせたりはしません』と断言茉里ばあちゃん。
ハッとするエースに『あなたの思い、伝わりましたよ。ありがとう、亜久里』と涙を拭ってあげる茉里ばあちゃん。
『おばあさま!』と抱きつくエース。光り輝く。
驚くレジーナとジコチュー。
立ち上がりだすハート達。
『これは!』とロゼッタ、『暖かい光』とソードが言う。
嬉しそうなハート・ダイヤモンド・ロゼッタ。うっとりソード。
胸がジリジリすると苦しむレジーナ。ジコチューにあの2人をやっつけてと命令。
『消し消し~!』と引き受けるジコチュー。


光が消えて立ち上がるエース、ジコチュー達に歩み寄りながら
『あなた達には無理です。なぜならこの私、円亜久里がおばあさまに指1本触れさせないからです』と決意表明エース。
あんぐり茉里ばあちゃんも嬉しそうな顔。
茉里ばあちゃんの方に振り返り
『おばあさま、これからはもっとご迷惑をかけるかもしれませんが、全力でお守りします。・・・ですから、どうかお傍に居させてください!』
と両手を合わせて願うエース。
驚く意味であんぐりだった茉里ばあちゃん『それは私のセリフです』と返す。
嬉しそうなエース。
ジコチュー側を向いて『いきますわよ!』と言う。頷く4人。

ロイヤルラブリーストレートフラッシュで撃破。

本日の犠牲者は女性教師だったらしい。『あら?』と驚く。
全て元通り。勿論、亜久里の絵も。実際の絵を目の当たりにして嬉しそうな茉里ばあちゃん。

『もう! ベーだ!』と言って去るレジーナ。

下校する生徒と親達。


『勝手に家を飛び出してしまって、申し訳ありませんでした』と頭を下げる亜久里。
『今回はこの絵に免じて、庭の草むしりで許してあげます』と言う茉里ばあちゃん。
嬉しそうな亜久里。
遠くから見ているマナ達。こちらも嬉しそう。
『晩御飯、何か食べたいものはありますか?』と聞く茉里ばあちゃん。
ちょっと考え嬉しそうに『おばあさまのきんぴらごぼうが食べたいです!』と答える亜久里。
分かりましたと頷く茉里ばあちゃん。
『さ、帰りましょう』と手を出す。『はい!』と繋ぐ亜久里。
2人が仲良く手を繋いで帰っていくカットで

~おしまい~

~今週のまたみてね~

うそぉ・・・

第44話『ジコチューの罠! マナの居ないクリスマス!』
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