映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!
(2015年10月31日公開)

MHから恒例となっているプリキュア映画の第13弾。
今回はなんと3本立て!
構成は
CGアニメ『キュアフローラといたずらかがみ』
本編『パンプキン王国のたからもの』
後日談ファンタジーCGアニメ『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』
詳しい裏話等は各項目で。
公開日が10月末ということでハロウィン仕様。
(題材がカボチャ)

DVD
(左かDVD通常版、特装版、BD特装版)


サウンドトラック



ステージのパフロマ。
『みんなごきげんようロマ!』とアロマ、『ごきげんようパフ』とパフが挨拶。
『今日は映画GO!プリンセスプリキュアの3本立てロマ。まずはとーってもかわいらしいプリキュアの登場ロマ』とポーズをとるアロマ。
『みんなー、ミラクルプリンセスライトを沢山振ってほしいパフ』とお願いパフ。
『優しく振るロマ』と付け足しアロマ。
『それでははじまりはじまりロマ』と兄妹で幕を広げていく2匹。
黒フェードアウト。

1本目
キュアフローラといたずらかがみ

オセロット

1本目は3DのSDキャラによるサイレント動画。
みれば分かると思いますがシリーズでも珍しい3DのSDキャラ。
一番短いおよそ6分ですが、もうかわいいのなんの。
個人的に3本の中でこれ目当てでした。
あとの3人は出ないのかと思ったら最後に出てハッピッピ。
演技協力に宮本佳那子さんが呼ばれてたり。
(恐らくはフローラ達の動きについての役者目線での修正アドバイス。2Dアニメーションで言う作画監督みたいなもの)



古い物置、いきなりドアを開いて花をいっぱい付けた髪飾りを嬉しそうに持って、踊りながら入ってくるフローラ。

ぴょんぴょん飛び跳ねてる様は幕越しに映っていたり。
それを見ている5匹のお化け。ニヤついてるので何か閃いた模様。
5匹があちこちへ飛ぶように解散すると同時に

タイトル登場。
一匹センターお化けが登場。

髪飾り装着し幕を開くフローラ。辺りは埃だらけ。


咽た彼女の前にはフローラが。ポーズをとっている偽者。
どうやら開いた時のポーズをマネしていたらしい。やっと違う事に気付いてマネる。
異変に気付き鏡を見る本物。
ここからはハーイ!、イー!、バァ!と取るポーズ、全て一緒。

ダンスをしておちゃらけたり、猫の手ポーズしても一緒。
だがここで何かに気付いた本物。

そう、偽者には髪飾りがないのだ。それに気付いたのかあ・・・顔の偽者。
瞬きする本物と引きつり顔の偽者。

本物が目を擦ってるその姿でやっと自分との違いに気付いた偽者、頭を触る。
ハッとすると同時にお化けが登場し、違う方向向いてる本物から髪飾りを奪う。
だが、そこでこっちに振り返ってしまった。
フローラの眼に映るお化けの姿。

動くのはお化けだけで睨みあう本物と偽者。
お化けが構わず返却したので偽者が軽くうろたえる。
で、閉じられる幕。

ちょっと間をおいて耳を当てる本物。
裏では先に頭に乗ってた小さなお化けが怒られてたり。どうやら見られてる最中にその姿で動くなと言う事らしい。

フローラが幕を開くと同時に姿を消すお化けたち。早変わりの竜巻エフェクトで化ける。
本物驚く、そして睨む。これはまずいと幕を閉じる偽者。
本物お怒りの様で右足で一旦強く踏みつけし裏を覗きに行く。


思い切って覗くが誰も居ない。予想外だったのか驚く。
だがその後ろにお化けたちがいっぱい。気配に気づいて振り向くが散るお化けたち・・・だがあのKYおばけが残っていた。
少し間をおいて笑顔で軽く脅かし逃げていく。
お怒りフローラ。だが何か閃く。

そうだミラクルプリンセスライトだ!

KYお化けを囲んでるお化けたち。すると何か音が聞こえて振り向く。
幕の向こうで本物がぴょんぴょん飛び跳ねている。
一際高く飛んだ彼女は空中で横一回転しリボルバーオセロット(若)ポーズ。

フローラ側のカメラになり着地後、跳んだら偽者も対抗して跳んできた。
偽者、上手く跳べないのか後ろいったり前いったりバランス崩したり。
(左下と右下でミラクルプリンセスライトがワイパーみたく動いてたり)


そして本物はこれでもかと空中で逆さになりドレスアップ。
これには偽者引きつる。
光の花がドレス姿の本物に変化。
ちょーかわ!
追い詰めんと幕を開く。

これは勝った!とドヤ顔だったがちょっと目を開いてビックリ。
偽者もドヤ顔の後、ニヤついてくる。
対抗心を燃やす本物、幕を閉じる。

ミラクルプリンセスライトぱわーだ!

またもぴょんぴょん飛び跳ねる両者。
本物空中で後転。

光の花で今度は魔女に変身だ。


偽者は変身中。幕を開く本物ビックリ。
なんと既に偽者が完成していた・・・だが、帽子が無く頭の上にはお化けのみ。
帽子に化けるKYおばけ、偽者は失敗を察し引きつり顔。

でも失敗どころか本物は悔しがる。

行くよ!ミラクルプリンセスライト

今度は魔女衣装をベルドレスみたく膨らませる本物。偽者も対抗。
そこからはアクロバティック勝負。
だが本物が調子に乗って横に高速回転したら髪飾りが分離されてしまった。
本人も気付いて慌て顔。


だが無情にも髪飾りは地面に激突しバラバラに。
ショックを受けるフローラ。幕から順番に顔を出すお化けたち。
魔女服を光らせながら下りてくるフローラ、衣装も元に戻る中、跪いて壊れた髪飾りを見ている。
直そうと組み立てる。KYお化けも最後の花弁を付けてあげる。
ドヤ顔するKYお化けだったがちょっと乱暴だったせいか崩れてしまう。
しかも光を散らしながら消滅してしまった。
これにはフローラ両手を上げたまま悲しい顔で見送るしかない。

涙ポロポロフローラ。近寄ってくるお化けたち。
色々問題起こしたKYおばけ、やっぱりみんなから睨まれる。
だがここで何かを閃く。

フローラの涙は水たまりに(漏らしたみたいとか言っちゃいけないよ?)
その頭に乗るKYお化け。それを見ているお化け達あんぐり。
KYお化けが変化するはカボチャ。んで、フローラの頭に乗ってあげる。

気が抜けるお化けたち。『ナイナイ』右手と顔を振る。
しょんぼりKYお化け。

だが頭の上をそれを弄って弾力するのが面白かったのか可愛いのが気に入ったのか笑顔を取り戻すフローラ。辺りも明るくなる。
お化けたちにも笑顔が戻る。

お願い! ミラクルプリンセスライト(ネタ切れ)

お化けたちの光の竜巻に包まれるフローラ、浮いていく。でも、当の本人は楽しそう。

入ってきたマーメイド達。これを発見して駆け寄ってくる。
マーメイドはお嬢様ポーズ、トゥインクルはバンザイジャンプでスカーレットはウットリ。
3人も非常に楽しそう。

パンプキン型のドレスになって下りてくるフローラ。
駆け寄ってくるマーメイド達に衣装を見せびらかす。
で、回転後、頭のKYお化けと一緒に歯を見せる。
専用ED曲開始。
で、カメラが引く。で、鏡上部のアップに。


スタッフ紹介。
(4枚目、上・左から2番目の演技協力の欄にこの枠おなじみの宮本佳那子さんのクレジット)
で、カメラが引いたと思ったらみんな部屋を出ていく。

フローラがバイバイすると独りでにドアが閉まりおわりの文字。

~キュアフローラといたずらかがみ おしまい~


ステージに戻る。
『かわいかったパフー』と言うパフ。
『次はパンプキン王国のプリンセス大会に出場するお話ロマ』と教えるアロマ。
『ロマンチックパフー』とウットリパフに『だけど悪い奴も出てくるロマ』と言う。
『そんな時は、このライトでプリキュアを応援してほしいロマ!』とライトを持ち出す。
という訳でまた幕開き。
『それでは冒険の旅へ行くパフー』と黒フェードアウト。

2本目
パンプキン王国のたからもの
脚本:秋之桜子(山像かおり) 監督:座古明史 作画監督:香川久

体重オーバー

2本目はおなじみ2Dアニメの映画。
3本の中で最長の50分。つまりこれが本編にあたるわけで。
脚本の秋之さんはGOGOとドキドキに出演経験のある山像かおりさん。
これは結構話題になってたり。
個人的な感想としては時間の関係で物足りなく感じましたが、これはこれでありなんじゃないでしょうか?
作画監督、今年は小松さんか山岡さんかと思ったらまさかの香川さん。
まぁ爲我井さんがローテってことは香川さんとも相性が悪くないということだから
納得の人選。
改めてDVDで見ると、香川さんが描くと大人っぽくなるんだなーと実感。



かぼちゃの花のアップ。
おしゃれ家の前を歩いてるはるか達5人+2匹。
『パンプキンカフェ? かぼちゃを食べながらお茶を飲むのですか?』と言うトワ。
『トワっち~、パンプキンプリンが名物なんだよ。トッピングのドーナツ楽しみー』と説明し喜ぶきらら。
『プリンそっちのけロマ』とツッコミアロマ、『みんな甘いもの大好きパフ』と指摘パフ。
『楽しみだわー!』と言うみなみ。

するとはるかが『うわぁ!』と何かを発見。みんな歓声を上げて嬉しそう。
明転でOP開始

花の上で揺れているプリンの見本。小さいの、普通の、大きいのが並んでいる。
スキップはるかの足。
ショーケースの中のフルーツ。
はるか、バレエの様に両手を頭上でパーにし左右に開いている。

パンプキンカフェの看板。
歌のリズムに合わせ、花、噴水、ガラス張りの店内へとカットが変わる。

プリンセス プリンセス プリキュア♪
の部分ではるきら・みなトワ・ゆいパフロマと映る。
(ここのゆいが物凄いフレッシュ顔!)
ドアを開くとパンプキン型のベルが鳴る。
『はーばたけプリンセス!』で揺れるプリン(シャレか!)

店内に入ってきた5人。中はパン屋さんみたい。んでプリンを覗く5人。

『奇跡起こせGO プリンセスプリキュア~♪』の後、タイトル登場。
大量に通過するかぼちゃ花。

オープンテラスで座ってるみなトワ。
すると女性客が寄ってくる。目当てはパフ。みんなに顎や頭を触られる。
飛んでるアロマには手が差し出され着地。なでなでされるアロマを嬉しそうに見てるトワ。

店内で商品見てるきらら、これまた女性客に正体がバレ声をかけられる。
サインを見せびらかす女性とニッコリきらら。

はるかは果物にウットリ、そしてなぜかバレエを踊り出して>▽<顔。

その頃、屋根の噴水に怪しい人影。透明の本を持っている。

メニュー読んでる一同。それぞれ注文。大きい手振りと小さい手振りを2度繰り返して注文はるか。

盛りつけられる巨大プリン、揺れる。
で、小さいのを持ってくるウェイトレス5人。


『勇気! 本気! 素敵!』でみなみ、きらら、トワに持ってこられるプリンパフェ。
ゆいのプリンを羨ましがるはるか。
それに気付いたゆい、パフロマとビックリ。
1人だけ来てないのでガックリはるか。


『花を海を星を追って♪』に合わせて対応する食べ3人が映る。
(花はトワが代役)

『どこまでーも』でゆいが食べる。

『フラインハイ!』でみなトワ、きらゆいがハイタッチ。

そして遂にはるか注文の超巨大プリンパフェが来る。
驚く一同。で、最後にはるかが『うわぁ~』と感動。

『お待たせいたしましたー』と重そうに置く店員2人。
『待った甲斐あったじゃん!』と言うきらら、『先に食べててごめんなさいね』とみなみが謝る。
『グランエキストラパフェでございます』と紹介する店員。
『いっただきまーす!』とプリンをプルプルさせながら食べるはるか。
だが意外にも『あれ? なんだろこの感じ』とあんぐり。
『はるかちゃんどうしたの?』と聞くゆい。
『え、あ、ううん、おいしー!』とはしゃぐはるか。
『まったく嘆かわしいロマ、プリンセスが人のスイーツを羨ましがるなんてはしたないロマ』とお説教アロマ。
なんて言ってるともう食べちゃった。
『ご馳走様でしたー!』とバンザイはるか。
『はやっ!』と総ツッコミの一同。
『これじゃー、食いしん坊プリンセスロマー!』と机に倒れ嘆くアロマ。

その指摘に『それ新しいねー』と言うきららと笑ってる一同。
『食いしん坊だっていいじゃない』と開き直るはるか。
で、店の屋根の噴水裏の人影。
この人がガラスの本を開くと机のメニューホルダーにパンプキン王国プリンセス大会の広告が登場。
『ロマ・・・? プリンセス大会! これに参加するロマ!』と起き上がるアロマ。
『パンプキン王国では真のプリンセスを選ぶ大会が実施されます?』と説明を読み上げるゆい。

今年の秋、
パンプキン王国では真のプリンセスを選ぶ
大会が実施されます。

本選の優勝者にはパンプキン王国の真の
プリンセスとして公務に就任していただき
ます。

参加資格はとくにございません。
応募は近くのパンプキンカフェまで。

皆様の御参加を心よりお待ち申し上げます。

パンプキン王国 大臣 ウォープ


『今までのレッスンの成果を試す良い機会ロマ』と言うアロマ。

『プリンセス大会か、なんか面白そうじゃん』なきらら、『パンプキン? ノーブルハロウィンパーティに活かせるかしら?』とみなみ
が言う。
『ハロウィンパーティ?』なはるかに『学園のイベントだよ』と教えるゆい。
『なるほどー』と納得はるか。
広告見てあんぐりトワ『このチラシ、いつからここに?』と思う。

それを見計らったようにかの人影はゼツボークのトークンを本に映す。


すると巨大パフェがはるか達の前に落ちてくる。
『はるかちゃん、まさかおかわり?』と聞くゆい、『うぇ? 頼んでないよ』と答えるはるか。
手足が生えたソレはやっぱりゼツボーグ。怯える客たち。
すぐに察し『ゆいちゃん、みんなをお願い』と頼むはるか。
『わかった!』と頷き、『皆さんこっちです』と案内ゆい。
睨むはるかのアップで変身バンクへ。


フォークとナイフを構えたゼツボーグ。フォーク振りおろしとナイフ薙ぎ払いをするが左右と上空へのジャンプで回避される。
飛び上がり回転してくる。フローラとマーメイドを殴り飛ばし、伸ばした食器でトゥインクルとスカーレットを同時拘束。

着地し『トゥインクル!』『スカーレット!』とフロマーが呼ぶ。

フローラがリーストルビヨン発射するがスプーンで弾かれる。驚くフローラ。
次はマーメイドがバブルリップルで柄の方を攻撃。

この隙に水化した食器をマーメイド→フローラの順2人がかりで粉砕。
切断された食器鞭は消える。
そしてトゥスカは空中で拘束具を引きちぎる。
『なるほど』と言ってる先の人影。

空中のフロマーを殴って地面に叩きつけるゼツボーグ。
着地するトゥインクルとスカーレット『フローラ!』『マーメイド!』と呼ぶ。
屋根に着地ゼツボーグ。

スカーレットスパークでスプーンが粉砕されトゥインクルのトゥインクルハミングでゼツボーグが倒される。
ごきげんよう当番は勿論トゥインクル。
(実はここでこの人にやらせたのはそれなりの理由が)

『ふん、これがプリンセスプリキュアか』とガラス本を閉じる。すると光り出す。


それはパンプキンカフェをも光らせている。振り向くマースカとフロトゥ。驚くパフロマ。

光るパンプキンカフェ。走るゆいも異変に気付く。鼻で笑う男性とあんぐりな4人。辺りの光が強くなってホワイトアウト。

走ってきたゆい『みんな、どこに・・・』と驚く。
キョロキョロしている。店があった場所には何もない。『消えてる・・・あぁ・・・』と言うしかない。
ワープゾーンを飛ばされているフローラ達。


カボチャだらけのどこから見知らぬ場所に墜落。
巨大なクレーターを作っている。痛がってる一同。
『ここは』とみなみ、『カボチャ畑ー?』とはるかが言う。
キノコ型の水車小屋と小川、平原、そして宮殿の様な建物。
すべての光景にカボチャが映る。

『うわぁ!』とはるかが寝たまま言ってると下から声が聞こえたので、慌てて起き上がる。
背中に乗ってたパフロマ落ちそうになるがなんとか掴まる。
『これは?』なはるかと一緒に見る3人。

何かが潰れてピクピクしている。
『ミニカボチャ?』なきらら、『でも動いてるわよ?』なみなみ。
復帰する3匹のミニカボチャ。戻れて溜息。

『かわいいー!』なはるか。
『これはカボチャの』『妖精さんパフー!』と言うロマパフ。
頷く3匹。
左から『パン』『プウ』『キン』と名乗る。
『パン、プウ、キン?』と聞くはるか。
頷く3匹、『パン』ときらら、『プウ』とトワ、『キン』とみなみも繰り返す。
2回頷く3匹。
『もしかしてここって』と言うきららに『パンプキン王国ー!?』と声を揃える。
また2回頷く(ry

『すっごーい! ついちゃったー!』と叫ぶはるか。
平原、そして宮殿。


外壁アップから上部ガラス張りの部分をアップに。雲と仲良しなレベルのガラス塔。その中にドレスを着た誰かがいる。

『うわぁ素敵素敵、素敵すぎるう!』と巨大宮殿内で言ってるはるか。
『案内してくれてありがとう』と感謝みなみ。


だがカボチャ3匹は何やら大騒ぎ。
パンがプウと襲い連れていかれる・・・演技。追いかけようとするキンがorz・・・の演技。
『あーごめんごめん、言葉分からないんだー』と申し訳なさそうなきらら。
パンキンは勿論だが、プウだけ強烈にショックを受けている。
『あれ?』とクンクンし『これってさっきのパフェの匂い?』と気付くはるか。
『さすがですな』と言う声に怯えて逃げる3匹。

『ようこそ、パンプキン王国へ』と出迎える正装の男性『私、この国の大臣でございます』と挨拶。
逃げていく3匹を横目で見るトワ、不思議に思う。
『そちらのお嬢様のご推察通り、あの店のパンプキンプリンは我が国の人気商品』と教える男性。
ハッとするはるか、食べてアレ?となったことを思い出す。
不思議に思ってると

ファンファーレで王の間。
『王様、お妃様、こちらが先ほど到着されたプリンセス候補たちです』と紹介する男性。
頭を下げていた4人、顔を上げる。
眼前、遥か向こうに2つの席。

王冠、指、服のアップは宝石だらけ。あんぐり顔の3人(はるかまで)
ティアラ、指も宝石だらけ・・・これはお妃さまである。そして先の宝石まみれは勿論王様。
あんぐり顔の3人(トワからきららまで)


『ん? そなた、名は何と申す?』と聞く王様。
『あ! わ、私!? 春野はるかでごじゃります!』と頭をさげるはるか。
噛んでるはるかに呆れてるきらら。
風で髪が揺れている2人。桜の花弁が窓から入ってくる。
『春野・・・』と王、『はる・・・』と王妃が口にする。
『私、頑張って立派なプリンセスになりたいんです!』と自己紹介はるか。
あんぐりな王と王妃、白フェードアウト。

『私、立派なプリンセスになります』と逆光の女の子が宣言。
セピア色の空間の中、その子と見合ってる2人と飛び跳ねてるパンプキンの妖精たち。
そんな一同のパンプキン王国の平原での思い出。
『プリンセス・・・私の・・・』と言う王妃。

先の男性が素早く青水晶のモノクルを付けると、王妃と王の宝石を光が通過。


すると2人の後ろにグラフが登場。
『! それよりも売り上げだ! もっとプリンの売り上げを伸ばさねば!』と言う王。
『もっともっと宝物を集めなさい』と王妃も命じる。
窓から覗いてたパンプキン3匹、肩を落とす。
すると赤、オレンジ、緑の容器を持ってきたカボチャの妖精たち。
『おおおほっほほほ!(まぁ! ふっふっふっふっ)』と歓声をあげる2人。
中には金貨、金の延べ棒、宝石が入っている。
『もっとだ! もっともっと売り上げを伸ばして』と王、『宝物を集めなさい!』と王妃が命じる。
『もっともっと売り上げを!』『もっともっと宝物を!』と2人が去っていく。

『あの、大臣さん。この国はプリンセス・・・お姫様はいらっしゃらないんですか?』と聞くはるか。
『残念ながらおりません』と目を見せず答える大臣。
『そうですか』と肩を落とすはるか。
笑顔で『ですから、大会でプリンセスを選ぶのですよ』と言う大臣。
妖精3匹窓前から移動。
『では早速ですが、予選会の競技を選んでもらいます』と大臣に言われ『予選会?』なはるか。
『はい。それぞれの予選会で1位になった方のみが本選、つまりプリンセス大会へと進めるのです』と教える大臣。
グラフ画面を見る4人。
『競技は4種目、ダンス・ウォーキング・ミュージック・クッキングです』とイメージが映る。
(それぞれバレエ、モデル歩き、バイオリン、料理のイメージシルエット。つまり4人準拠)

大臣が手を叩くと柱の下の隠しドアからパンプキンの妖精たちが登場。
『さ、この方達の準備を!』と命じる大臣、『では会場でお待ちしております』と言う。
近寄ってくるパンプキン妖精たち。
『ごきげんよう』とはるかが挨拶するが無反応だったので『んぁ? なんか元気ないね?』と不思議がる。
すると足を取られたのかバランスを崩すはるか。


妖精たちが4人を運んでいく。はるかは驚き、みなみはあんぐり、きららは楽しそう・・・そしてトワは真顔で運ばれていく。

その頃、天空の塔。
妖精3匹が『パン』『プウ』『キン』と言いながら寝ている見張り前を素通り、、氷の洞窟の階段を上がっていく。


で、隙間から床を通過してくる。そこには誰かが。
頭の上にパンプキン飾り、長手袋を装着した手で立ち上がり、パンプキン飾りのついたヒールで歩いてくる。


歩み寄ってくるその子は、先の白昼夢に出てきた女の子。『お帰りなさい』と言う。
『パン、パパン!』と喚いてるパン、『そう・・・プリンセス選びを・・・』と理解する女の子。
『プウ、プププウ』とプウも何やら報告、『私の事も、すっかりお忘れなのね』と悲しそう。
小部屋の引きカット、立ち上がり外を見る女の子。
今度は上からの宮殿カットで『お父様・・・お母様・・・』と言う。
落ち込む妖精3匹。


妖精たちがドアを開けて入ってきたきらら。
『あっはは! 面白いねこれ!』と自ら降りる。
弦を持参してくる妖精たちに気付き『ん? サイズ測ってるんだね』と察する。
今度は衣装が持ってこられる。妖精たちがクロスを描くと早変わり~、数多の妖精たちはフレームアウト。
『うん! イイ感じ!』と言うきらら。
頷く妖精たち。

小部屋。
『自分、本格的なのね』と言うバレリーナ衣装のみなみ。
頷く妖精たち。

赤いドレスに着替え済みのトワ、妖精を拾い上げる。下ではちょっとした騒ぎに。
嫌がる妖精を見て『やはり、何かありそうですわ・・・』と気付く。

『お姫様みたーい』と部屋を見回し『かわいいお部屋だね』と両膝を抱えるはるか。
落ち込む1匹の妖精に不思議がってると『あれ?』と何かを発見。


ベッドの下に女の子の人形が・・・拾い上げ『お人形? 小さな女の子でもいるのかな?』と気にするはるか。
光る人形の胸飾り。ハッとする妖精。
『姫は居ないって言ってたロマ』と思い出すアロマ。
『でもこれ、きっとお母さんの手作りだよ?』と察するはるか。
『パンプルル』と1匹の妖精が口にする。
『パンプルル?』と繰り返すはるか達。
怯む妖精、みんなに注目される。
『パンプルルって?』なはるか。

大会会場。大騒ぎ、客席が黄色いのは観客席が妖精だけだから。
参加者もいっぱい。全員アイマスク着用。
(原画さん達の手間削減に見えて今1つの理由があったり)


トワ・きらら・みなみは先の小部屋での衣装。
はるか1人だけ割烹着、これには本人も『なぜに私だけ、この格好・・・』と泣き言。
『とってもかわいいパフ』とパフにフォローされ『ありがとう』。

『うわぁ~!』と歓声を上げるはるか。上の方には審査員の大臣がいる。
『すっごーい!』と嬉しそうなはるか。
『プリンセス候補がいっぱいパフー』と候補を見せるカット。

『みんな! これやろうよ』と手を差し出すはるか。
『いいよ』なきららと無言で手を差し出すみなみ。
背を向けたままなので『トワちゃん、どうしたの?』と声をかけるはるか。
気付いて『あぁ・・・ごめんなさい』と謝るトワ、寄ってくる。
そして4人の手を重ね『がんばろう!』と言うはるかの声に『オー!』と手をあげる4人+2匹。
無言で見ている参加者たち。
歩いていくトワの横について『心配事?』と聞くはるか。
『何かがおかしいですわ』と言うトワに『うぇ?』と驚く。
『では、第一種目はダンスです』と宣言する大臣。


バレエ披露中のみなみ、中々良く動く。
『うわぁ!』ウットリはるパフ。他の面々も嬉しそうに見ているがトワだけは考え面。
腋見せてフィニッシュ。

拍手を送るはるか。
『第一種目、ダンスの一位は・・・プリンセスみなみ!』と告げる大臣。
嬉しそうなみなみ。
『やったー!』なはるきら。

『プリンセスみなみ、そちらの控室へどうぞ』と言う大臣。無数の扉が開く、奥は暗い。
中にみなみが入っていくと、ドアが独りでに閉じられクリスタルトークンが施錠する。
そして姿を消す。
『では第2種目はウォーキングです』と告げる大臣。


モデル歩きのきらら、シャッターをきる妖精たち。さすが本職の貫禄でこなしてゆく。
笑って楽しそうである。
『きららちゃんかっこいい!』と言うはるか。あんぐりトワと歓声パフロマ。
手を振るきららの遥か後ろ、『プウ』『キン』『パン』『プウ』と壁の天辺を歩いてる妖精3匹。
『あれ?』と気付いたはるか、『どうしましたの?』と聞くトワ。
『妖精さん達がね、なんか変なの』と妖精3匹アップで言うはるか『私、ちょっと見てくる』と向かう。
そんな彼女の手を掴むトワ『行ってはダメ』と止める。
『え』なはるかに『感じるのです。闇の力を』と明かす。

『えー! 闇の力ー!?』と大声出すはるかを『しー』と制するトワ。
小声で『どこに?』と聞くはるかに『まだハッキリとしたことはわからないけど』と返す。
『じゃあ、尚更心配だよ』と言うはるか。
『え?』とトワに『だって、あの妖精さん達が危ないかもしれないじゃない』と説明。
あんぐりトワ。
『トワ様、はるかは僕が守るロマ』とアロマ、『パフもパフ』とパフが申し出る。
というわけではるかと2匹は会場を去る。
『気を付けて』と見送るトワ。

『第2種目、ウォーキングの1位は・・・プリンセスきらら』と告げる大臣。
嬉しそうなきらら、拍手が送られる。手を振ってるきらら。拍手は小さめである。
(そもそも拍手できる少ない上に・・・)


名前言いながら移動中の3匹。その後ろの植え込み顔を出すはるか、パフ、アロマが縦に塔を作る。
キョロキョロするが異常なしと判断し移動を再開する3匹。
『どこへ行くパフ?』とパフ、『何か匂うロマ』とアロマ、『後をつけるよ』とはるかが会話。
『はる』『パフ』『ロマ』と1人限定移動式追跡で移動する1人と2匹。
2度下でやり、塔前に来てもやってるはるか。

で、妖精3匹は隙間から中に侵入。つっかえることもなくスムーズに入っていく。
『隙間から中に入ったパフ』と実況パフ、『僕なら通れるロマ!』と自信満々アロマ。

『無理ロマー、抜けないロマー』と1秒未満で撤回。
『お兄ちゃん!』と呼んで抜こうとするパフ。結局、抜けた勢いそのままにはるかも巻き込んで飛んでいく。
塔前に大の字なはるかと倒れてるパフロマ。
『あービックリしたー(パフ)(ロマ)』な1人2匹。

『子の上に何があるんだろ』と気にするはるか。
『飛べばいいパフ』『その手があったロマ』と飛ぶ2匹。
これにははるかも嬉しそう。
『パフに掴まるパフ』とパフが言い、『僕に掴まるロマ』とアロマが羽を差し出す。

『無理パフー(ロマー)』と片手ずつ持って嘆く2匹。
ギャグ涙流し『2人で行って来て』とちょっと浮いてションボリはるか。
『行ってきますパフー』と垂直上昇な2匹。
『着いたパフー(ロマー)』と雲を抜ける。

そして、窓ガラスにあるドアっぽい場所前にやってくる。
『はー! かわいいパフー!』と何かを見つけるパフ。
その声に気付いた先の女の子。
『声が大きいロマ』とアロマが注意してるとドアが開かれる。
慌ててるアロマ。


『あなた達はだあれ?』と聞く女の子。
『ホ、ホープキングダムのロイヤルフェアリー、アロマだロマ。こっちは妹のパフロマ』と名乗るアロマ。
『ごきげんようパフ』と一礼パフ。
『ごきげんよう。私はパンプルル』と自己紹介女の子。
その名前に反応するパフロマ、先の控室で妖精が口にした名前と気付く。
(はるか控室シーン回想)
『妖精さんが言ってたロマ』と言うアロマの言葉に反応する妖精3匹。
『パンプルルのお人形パフ?』と聞くパフ。
『ええ。お母様が作ってくださったお人形だわ』と答えるパンプルル。
その裏でパンプルルの前に移動する妖精3匹。
頭に両手をあてるジェスチャーの後、ドレスたくし上げを名前順に順番にやっていく。
(どうやら王冠とドレスと言いたい模様)
『何やってるロマ?』と気付いてもらえない。
パンは諦め、キンはえ・・・顔。
プウは相変わらずのオーバーリアクションで1匹だけ泣いてる。
『パンプルルはこの国のお姫様パフ?』と聞くパフ。
『ええ!』と認めるパンプルル。『ロマ・・・ロマ・・・?』とキョロキョロアロマ。
『ロマー!』と大騒ぎした後、はるかのところへ急降下。

『やっぱりお姫様はいたんだー!』と喜ぶはるか。
『でも閉じ込められてるロマー』と教えるアロマ。
『え? なんで!?』と聞かれ『それは・・・』と困る。
『聞いてくるロマ』と戻ろうとするアロマを『あ、待ってアロマ』と呼び止め『これをお姫様に渡して』と先の人形を差し出すはるか。
『分かった、ロマー!』と急上昇アロマ。
『お帰りなさい』と言うパンプルルに人形を渡す。
『これは・・・ありがとう!』とお礼を言うパンプルル。

人形を見ている彼女。回想へ突入。

人形を受け取るパンプルル。喜ぶ。
『お母様は物作りがとっても上手でね、みんなに色々な贈り物をするのが大好きだったの』とパンプルルナレーション。
(先の妖精3匹にも服が渡される。喜んでるパンプルル姫と妖精3匹。その中央でニッコリの王妃)
(服だったのか・・・)

『お父様はカボチャの研究をしていて、新しいカボチャをいくつも発見したわ』とパンプルルナレーション。
(カボチャをルーペで見てる王。シャーレの中に種を入れる妖精たち)

パンプルルがカボチャを引き上げると中からカボチャプリンが出てくる。
(喜ぶパンプルル、嬉しそうな王と王妃)
『新しいカボチャで作ったパンプキンプリンは本当に美味しかった』とパンプルルナレーション。
(妖精たちも含めみんなで食べている)

『そして妖精たちが友好の証としてこのペンダントを作ってくれたの』とパンプルルナレーション。
(ペンダントを作る妖精達、そしてペンダントアップ)

『でもある日、私がこの子達とカボチャの花を摘んでいる時』とパンプルルナレーション。
(花アップから宮殿へカメラが移り、宮殿を襲う紫エネルギー。『はっ!』と驚いて振り向くパンプルル)

『それから王様とお妃様は、パンプルル姫のことをすっかり忘れてしまい、お姫様は大臣に閉じ込められてしまったロマ』
と教えるアロマ。
(俯くパンプルルからガラスの塔を魚眼アングルに変化)
『え、じゃああの大臣が悪者?』と気付くはるか。

『ここパンプキン王国は夢と希望に溢れ、皆が幸せに暮らす国でした』と言うパンプルル。
(泣いてる妖精3匹)
こちらも涙を浮かべ『なぜこんなことに』と一粒流す。
『夢や希望・幸せをゆがめる、似てる、ディスダークと! ホープキングダムを包む絶望と』と端側へ歩き出すはるか。

振り返り『アロマ! お姫様に伝えて! 絶対になんとかしますって!』と頼む。だがハッとする。
『もう限界ロマ』とグッタリアロマ。
『あーアロマ大変!』と心配はるか。


『あー! お兄ちゃーん! 大丈夫パフ?』と涙目で降りてくるパフ。
『ありがとうアロマ・・・』とローテンションで感謝するはるか。
すると誰かが彼女の足を突かれ『あなた達?』と妖精3匹に気付く。
『パン』『プウ』『キン』と言う3匹。
『大丈夫だよ、絶対に助けるから』と安心させようとするはるか。
あんぐりな3匹に『強く願えば想いは必ず通じるの』とニッコリ。
嬉しそうな3匹。
するとどこからか妖精っぽい悲鳴が。
塔、自分達の下側を覗いてハッとするはるか。抓まれて鎧兵に運ばれてる妖精2匹。

バイオリンを弾いてるトワ。
演奏を終えると拍手を送り『なんと美しい、1位はプリンセス・トワ』と絶賛大臣。
またあの扉の列が開き『さぁどうぞ、あちらの控室へ』と促す。
じっと見据えているトワ、顎を引きプリンセスパフュームを握って進んでいく。
締まるドア。

『この先に何かあるんだね』と言いながら、相変わらず鳴いてる妖精の後を追い曲がり階段を下りていくはるか。
『パンパン』と穴指差しパン。
『ここから見るの?』と聞くはるか。いつの間にか増えている妖精たち、頷く。

パイプが縦横無尽に走り、ギアが回ってるその奥には工場。
『!?』と驚くはるか&パフロマ。
鎧兵が見守る中ベルトコンベアの上の妖精が何やらしている。


階段をピョンピョン跳ねるカボチャ。だが、そのうちの1匹が下敷きになって落としてしまう。
摘み上げられる妖精。
ベルトコンベアでは容器に液体を補充する従業員妖精が失敗して、慌ててる間に抓みだされる。

壁の穴に放り込まれる2匹。
中に仕込まれたギアによって移動する。そして縦穴へ落とされる。


『ひどい』なはるか。ここでハッとする。
(先の巨大パンプキンプリンを食べたシーン回想)
『あの時感じたのは、この悲しみ・・・』と気付くはるか。
穴の中には沢山の妖精。悲しんでる彼らがそれぞれが光の球体になって壁に吸い込まれていく。
あんぐりショックなはるか、何も言えない。

その頃、トワは水色の個室へ閉じ込められる。
『これは・・・』と言ってると部屋上部に設置されている鏡が光る。ハッとし見上げるトワ。
ホワイトアウト。


『!?』と目を覚ますみなみときらら。
『きらら』『みなみん』と呼びながら、これまた似たような個室でお互い駆け寄るが見えない壁に阻まれる。
『これは一体・・・』と言うみなみ。


『いい光景だね~、キュアマーメイドとキュアトゥインクル』と言う大臣の声。
壁一面にその姿が投影される。
『何者!』と問うみなみ。
『私は夢を歪める、絶望を集める闇のコレクター、ウォープ』と壁投影からアップで水晶モノクルを光らせ名乗る大臣。
顎を引き睨むみなきら。

『これは細やかだが絶望のコレクションの1つだ』とガラス本を開き、かの3匹とは違う妖精3匹を上に投影するウォープ。
驚くみなみ、『あれは!』なきらら。
『プリンセスプリキュア、上質な夢と力を持っていると聞いてねー。新しいコレクションにしたくなったんだ』
と言うウォープを見上げてる2人。

『これをコレクションに加えさせてもらったよ』と本に閉じた2人のプリンセスパフュームを見せるウォープ。
これには驚くみなきら。
『3人目も捕らえたようだ。さて、4人目とは少し遊んでやろうかな』と2人の前後にあんぐりトワ、左右に自分の顔と腹部を投影するウォープ。
『あまりに簡単なジエンドではつまらないからねー』と今度は全部自分の顔で笑いながら姿えを消す。

会場へ戻ってきたはるか、息切れしてるとライトアップされ驚く。
『お待ちしておりました。今回は少し趣向を凝らしまして、審査をなさるのは王様とお妃様に』と告げるウォープ。
『さて、あなたは何を作るのですか?』と聞く。
『私、プリンを作ります』と言うはるか。
驚くパフロマ、笑うウォープ。
『では、ご健闘を』と彼が言うとライトアップされキッチンが現れる。
怖い顔で見ている王と王妃。覚悟を決めるはるか。

卵2つにグラニュー糖大さじ2杯いれてかき混ぜる。
『プリンなんか作ってる暇ないロマ、きっとみんな捕まってるロマ』と言うアロマ。
『妖精さん達も助けるパフ』とパフも不安がる。
『うん、わかってる』と返すはるか。
『だったら・・・』と不満そうなアロマに『心配だけど信じてるの』と言う。
驚く2匹に『私、皆の事信じてる』と理由を教える。
(先の4人での気合い注入シーン回想)
『私は今できることをやらなきゃ』と余裕顔のはるか。

カラメルを作り、プリンの液体を容器に注ぐ。
こぼすシーンもあったがなんとか持ち直したようで『美味しくなってね』とオーブンに入れ、そして閉じる。
時間が来たのかオーブンドアのパンプキンマークのベルが鳴る。


型を引っこ抜くとちょっと垂れてるプリンが完成。
『でーきたー!』と嬉しそうなはるか。
『クッキングは終了です』と告げるウォープ。
机いっぱいにケーキやらプリンやらが乗っている。
歩み寄ってくる王と王妃。
『これは・・・』と言う王、『あの、王様・お妃様。これは私の家族のプリンです』と教えるはるか。
『家族のプリン?』な王。
『はい』と認めるはるか。

『私の家は和菓子屋で、おやつも毎日和菓子でした。でもある時父が』
(幼はるか、和室に来て和菓子とプリンを眺めているといぶきパパに肩をタッチされる)


『私の為に一緒にプリンを作ってくれました』
(調理器具アップ、両親の前で嬉しそうなはるか&アップ、もえママと一緒にかきまぜる、いぶきパパと一緒にこす、型を取って完成)

縁側で親子3人(+1人)で食べる。食べた途端、ニッコリな3人。
(アップで見合ってる3人。口についてることを指摘するいぶきパパ(声なし)。大笑い)
『なんでもない、普通のプリンですが、大切な大切な家族の味なんです』と語るはるか。
感動しているパフロマ。

何気に会場に戻ってきたパンプキンの妖精たち。彼らも目がウルウル。


『家族の味? くだらん』と一蹴するウォープ。
だが、聞こえてないのか『心を込めて作りました。どうぞお召し上がりください』と続けるはるか。
『食べますわ、私』と王妃、『私も』と王が皿を取る。
そして食べる。
『思い出すわ、初めてあの子が』と王妃、『ああ、一生懸命作ってくれた・・・あの、プリン』と王
が言う。

パンプキンプリンの型を抜き、こっち向いて嬉しそうな幼パンプルル。
涙を流し『パンプルル・・・』な王妃、『パンプルル・・・』な王。

嬉しそうなはるか。パフロマ、更に感動中。


だがウォープは大笑い。
『少しは面白いエンディングになりそうだー!』と水晶モノクルを装着。
『正体を現したわね!』と言うはるかに『私は闇のコレクター、ウォープ!』と名乗る。
『出でよ、ゼツボーグ!』と手を伸ばすウォープ。
顔の顔を剥がすコンテスト参加者たち、その顔の下はゼツボーグ。
『一体、何が!』と言う王と驚く王妃。
『王様とお妃さまをお願い!』とパフロマに頼むはるか。
変身。

『最後の1人はなかなか面白いねー』と言うウォープ。
『まずはお手並み拝見といこう』と彼が言うとゼツボーグの群れが飛びかかってくる。
構えるフローラ。
受け流しからキックキックパンチを繰り出し接近を許さない。
ゼツボーグの突き突きを弾いてサマーソルトで跳ね返す。
そいつと違うのがダブルキックしてくるが受け止めきり弾き返す。
そして大群で迫るゼツボーグ。

フローラルトルビヨンで撃破。すると妖精が登場。驚くフローラと妖精たち。
鍵で解放するとパンプルルと妖精たちが楽しそうにしてるイメージカット。
落ちてくる妖精たち。
モードエレガントが解けるフロ-ラ。
『ったく、幸せになりたい気持ちにちょっと手を加えると、簡単に歪んでしまうんだから面白い』と悪い顔のウォープ。
目を覚ます妖精たち、構える妖精3匹、突撃する。
フローラも顎を引いて睨む。


『まあ君もすぐにコレクションに加えさせてもらうよ』と言うウォープ。
独りでに捲れ続けていたガラス本が止まるなり『こんな風にね』と続ける。
本が光るとクリスタルに閉じ込められたみなみときららが登場。
フローラ驚いてると地響き。
女性ゼツボーグに混じり巨大な召使いゼツボーグが迫ってくる。
小さいゼツボーグの突撃で固められ、そこを召使いゼツボーグが一撃くわえる。
吹き飛ばされたフローラをもう1匹の召使いゼツボーグが殴り飛ばす。
『フローラ!』と心配パフロマ。
『みなみさん、きららちゃん・・・トワちゃんがいない!』と気付くフローラ。


『何?』と気付くウォープ。
『私をお探しかしら?』と砂塵の中に既にいたトワ『闇の力、見破りましたわ』と言う。
(先の小部屋。鏡が光った瞬間、トワはプリンセスパフュームで魔力を跳ね返したらしい)
『残念でしたわね』と挑発するトワ。嬉しそうなフローラ。
『なるほど面白い』と言うウォープを見上げ睨み変身。


だが、ウォープのモノクルが光ると同時にすぐさま分断されてしまうフローラとスカーレット。
『フローラ!』『スカーレット!』と呼び合う。
みなきらと同じくクリスタルに閉じ込められてしまった。
『残念ながらいつもの様にはいかない、今回はね。段取りが少々美しくなかったがこれでプリキュアコレクションの出来上がりだ』
とウォープが少し手を動かすとみなきらのクリスタルも落ちて来て、4つのクリスタルがひし形を描く。

『そうはさせない!』とスカーレットフレイムを発射するスカーレット。
だが中で少し燃えただけで何の変化もなし。
驚く彼女に『割れる訳ない。絶望がたっぷりとしみ込んでいるからね』と言うウォープ。
『中々良いお話になったよ』とガラス本を見て『君達を捕まえるためにこの国を選んで正解だった』と続ける。
驚くフロスカ。
『王と妃の夢をゆがめ、沢山の絶望も集まったしな』とゼツボーグ群カットで語るウォープ。

睨む妖精達。
『私達を捕まえるためだけに? この国の人達を?』と驚くスカーレット。
『甘い甘い国だったから、簡単に騙せたよ』と凶悪な顔のウォープ。
怒りに震えたり、悲しい顔の妖精たち。
声にならない怒りで顎を引くフローラ。
『家族のプリンだとー? 馬鹿馬鹿しい』と煽るウォープ。


泣いていたプウがフローラを閉じ込めるクリスタルへ『プウ!』体当たり。
『妖精さん!?』と驚くフローラ。
驚く他の妖精たち。
プウは体当たりを止めない。
声裏返しながら笑ってるウォープ『相変わらずバカな者たちだ』と嘲笑う。
妖精達、耐え切れず一斉に体当たり。
『絶望の味に敵う物などなーい!』と余裕なウォープ。
だがフローラはクリスタルに両手を当て『そんなことない!』と言うフローラ、左足を引く。
反応するウォープ。
『幸せの味の方がずーっとずーっと美味しいんだよ!』と彼女が気張るとクリスタルに皹が。
驚くウォープ。
『私はプリンを食べる!』と叫ぶフローラ『妖精さん、王様、お妃様、パンプルル姫。みんなに幸せがいっぱいのパンプキンプリンをぜーったいに食べるんだからあ!』
(対応した人物カット)


クリスタル全体に大きな皹が入り粉々に。
すぐにしかめっ面ウォープ。
怒りで唸りながら走りキックでスカーレットのクリスタルを粉砕するフローラ。
『なんてことだ!』と言うウォープ。
結局フローラパンチとスカーレットキックであと2つのクリスタルも粉砕された。


落下する2人はフロスカが回収。きららはスカーレット、みなみはフローラによって救出された。
驚くきららと『ありがとう』なみなみ。
『私のコレクションが・・・』とショック全開なウォープ。
で、4人勢ぞろいカットからみなきらも変身。


『なんと美しい! 素敵な眺めだ! ではお手合わせ願おう!』と突撃してくるウォープ。
掌打ちを左前腕で受け止めるマーメイド。
吹き飛ばされ頭部を踵落としで狙われるが受け止める。
そこから回転チョップ二連撃を繰り出すもののハイキックでコンボを止められて蹴り飛ばされる。

トゥインクルのキックを受け止めるウォープ。キック連撃を防御し続ける。
召使いゼツボーグの型から妖精の檻を抜き取り檻を粉砕する妖精達。ゼツボーグ消滅。

スクリューチョップを繰り出すマーメイド。直撃には至らなかったが命中した模様。
そこからさらに回転して繰り出すマーメイド。
なんとか受けきった様子のウォープに更にトゥインクルから2連キック。
それを受けた隙をついてフローラが腕を掴み投げ飛ばす。

工場に侵入してきた妖精達。気付いた鎧兵を先の方法で解体。

『小癪な―』とギャバンレーザーブレード方式で光の剣を抜くウォープ。
百烈突きでフローラを狙う。
見事弾き飛ばしその裏のマーメイドとトゥインクル、更に後ろのスカーレットも吹き飛ばす。
墜落した彼女達を逃がすまいと追撃を狙い高速移動ウォープ。
下突きはフローラが気付いて回避。
光の剣からの光線でフローラ、上から反撃を狙ったマーメイドとトゥインクルを唸りながら攻撃するウォープ。

走ってきたスカーレットを突こうとするが白刃取りで受け止められ弾き飛ばされる。
天井に突き刺さるサーベル。

パンプルル部屋への氷の洞窟でもゼツボーグ解体な妖精達。
パン、プウ、キンがパンプルルの下へ向かう。
『プリキュアー!』と顔芸ウォープ。
フェニックスブレイズ発射トリニティエクスプロジオンを浴びせられる。

だが食らっていたと思われたものの笑い出す。
驚く3人に『そんな力で私を倒せると思っているのかーい?』と余裕。
唸り始めるウォープ。
辺りが赤くなり彼自身は液体の様に球体になり、地面へと激突。
まるでマグマの様に床へ広がっていく。

それにフローラ

溶岩の中から現れた長い手の様なものにマーメイド

その中から現れた顔にトゥインクル

天井をも突き破る巨体にスカーレット
が驚きあんぐりの表情。


パンプルルの塔を頭に付けた溶岩怪獣が誕生。
驚くパフロマ。口からマグマみたいなものを吐いたと思ったらソレは王と王妃を捕らえ、ウォープの口の中へ。
檻に捕らわれた2人は彼の体内に消えてゆく。


咆哮する獣ウォープ。
その咆哮に絶望したか光球へと変化しウォープの体へ吸い込まれていく妖精達。
檻に閉じ込められ体内へ同化。
『あぁ!』と驚くフローラ。
『嘆けー!』と口から破壊光線発射するウォープ。
それを食らった残りの妖精達も全て光となり吸い込まれていく。
直線状に焦土と化した平原を前に『苦しめー!』とヌルヌル動いてるウォープ。
彼が地面と叩くとまた直線状にグチャグチャになる平原。
『悲しめー!』と土台と化していた宮殿すらも粉砕する。
シッポにゅるにゅるが終わると辺りに岩石が落ちてくる。
それらの攻撃により球体化が止まらない妖精達。
『待って!』とフローラ、『ダメだよ』とトゥインクル、『行ってはいけないわ!』とマーメイドが呼び止める。

『絶望しろー!』と口から破壊光線を充填するウォープ。見上げ驚きの顔をするフローラ。
辺りが吹き飛んでいく。
黒フェードアウト。

当たりは荒地と化している。


スカーレットはうつ伏せ、トゥインクルは両膝立ち、マーメイドは横になり、フローラは座っている。
『こんな強大な敵とどうやって戦えばいいの・・・』と弱音フローラ。

妖精達と共に体当たりしてガラスを割るパンプルルの『諦めてはいけません!』と言う声。
彼女は遥か上空、妖精達と共にゆっくり落ちてくる。
凛々しい顔で降りてくるパンプルル。
(ゆっくり落ちるのは妖精のお陰みたいで)
『パンプルル姫!』と呼ぶフローラ。彼女が無事着地すると妖精は左右に散る。

睨むウォープ。
『私達みんなの力を合わせましょう!』と提案パンプルル。
頷くフローラ。
『ウォープ! 私の大切なパンプキン王国を、仲間たちを、家族を返して頂きます!』と言うパンプルル。
『絶望に飲み込まれろー!』と咆哮ウォープ。
Sharin' Miracl開始
『みんな! 希望を忘れないで!』と叫ぶパンプルル。
(虫眼鏡王、光る種を持つ妖精達の回想)

ウォープの体表に檻に捕らわれた妖精達が現れ、驚く妖精達。
『夢を捨てないで!』と叫ぶパンプルル。
(首飾り作る妖精達、首飾りを喜んでるパンプルルの回想)
今度は5匹が体表へ出てくる。
『幸せを諦めないで!』と続けるパンプルル。
(パンプキンプリンを囲む親子3人と妖精達、一緒に食べる一同の回想)
王と王妃も体表に現れる。
『黙れー!』とまた口にエネルギーを溜めるウォープ。だが、パンプルルは怯まない。
『私達も』とマーメイド、『こんなところで!』とスカーレット、『負けられない!』とトゥインクル、『みんなの力を!』とフローラ、『力を1つに!』とパンプルル
が言う。


するとパンプルルの首飾りが光りだす。驚くパンプルル。
そこから飛び出た小さな光が地面に埋没、そこから芽が出て瞬く間に巨木になりウォープを突き飛ばす。転倒するウォープ。
木に大量の光パンプキンが生る。それはゆっくりと落ちてくる。

それをパフ達がキャッチするとミラクルプリンセスライトへと変貌。
『これはミラクルプリンセスライトロマ!』と言うアロマ。
『みんなー! ライトを持つパフー!』と叫ぶパフ。
辺りにライトの光が灯り『ライトを振ってパフー』とパフ、『プリキュアに力を送るロマー!』とアロマが言う。
『プリキュアー、頑張れー!』と連呼。
辺りの地面に光が出て来て、体が光りながらライト振ってる妖精達。

地面を埋め尽くす光球の群れは光の柱となり暗雲を蹴散らして空へと延びる。オパール色になる空をあんぐり見ている4人。
今度は空から光の柱が大樹へと落ち、光のエネルギーはまるで水の様に広がってゆく。
ホワイトアウト。

その光を空を向いて浴びているフローラ達。
するとパンプキンキーが登場。『これは!』と掴むフローラ。
『新しいキーロマ!』と嬉しそうなアロマ。
Sharin' Miracl終了
口を開いてエネルギーを溜めるウォープ、構えるフローラ。
プリンセスパレス召喚。
『モードエレガント!』とマーメイド達3人が言うと、宙に浮きあがったパンプキンキーの先端が登場。
プリンセスパレスに3つのパンプキンキーを挿される。
キーを構えたフローラが『ハロウィン!』と真ん中に挿す。
かのエンブレムがバルコニー部分に登場。


光の粒子が通過したと思ったら
フローラのに巨大なカボチャ花の飾り、マーメイドの頭に花髪飾り、トゥインクルのカボチャみたいなベルドレス、スカーレットの胸元アップ(チョーカーと腹の花から炎が散る)
腰のリボン、手のアップ、腹の花中心のエンブレムアップ。広がるドレス。
花弁を撒き散らす中、二回転するフローラ。頭の花のアップ後、ウットリ顔のフローラアップ。こっちを見据える。

『みんな! ありがとう!』と感謝するフローラ達4人。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)
嬉しそうなパンプルル。
『プリキュアー!』と振っているパフロマ&妖精達。大地を割って現れた巨大プリンセスパレスに捕らわれるウォープ、呻く。
遥か遠くにいたフローラが気張ると、光になって飛んでいく。
それは無論、彼女だけでなく途中で合流した4色の光が四方に分離してウォープの周りに降り立つ。


『響け! 全ての力! プリキュア、ハロウィーンエクレール!』と両手翳して光線を発射するフローラ達4人。
(フローラ、トゥインクル、スカーレット、マーメイドの順)
4色の光の渦に飲まれるウォープ。
苦しそうにしながらも『このウォープ様の為に!』ともがいている。


だが唸って力を力を込めるフローラ4人。
『大人しく絶望して、コレクションになれー!』と光線を発射するも半透明オパール色のバリア内を巡るだけ


『私達は誰1人、あなたには屈しない!』と言うフローラ。
悲鳴絶叫し、溶岩へと戻って消滅するウォープ。彼が持っていたガラス本も最終ページの『THE END』の表示を出したまま溶解する。
プリンセスパレスには巨大花が登場、そこから光の超巨大パンプキンが登場し辺りには花火が炸裂。
プリンセスパレス土台前で少し下を向いて目を瞑ってる4人。
『ごきげんよう』とフローラが〆。

虹色の光が雨の様に降り注ぎ、崩壊した平野一面を元通りにする。勿論宮殿も。

パンプルルの足アップ、必死に宮殿まで走っていく。煙が消えるとそこには見覚えのある人影。

『お父様ー! お母様ー!』とパンプルルが呼ぶは勿論、王と王妃の2人。
立ったまま眠っていた2人は目を開いて意識を取り戻す。
必死に走ってくる娘、気付いて『パンプルル!』と驚く両親。駆けてゆく。
『お父様ー! お母様ー!』と走るパンプルル。
『パンプルル! パンプルル!』と1回ずつ呼ぶ王と王妃。

『えーい! こんなもの! こんなもの、こんなもの!』と王冠、指輪を脱ぎ捨ててゆく王。
続いて王妃もマントに背中の飾りを剥ぎ取り『ちっとも宝物なんかじゃない! 私達の本当の宝物ー!』と言う。
必死に走るパンプルル。
『パンプルル!』と呼ぶ両親と遂に抱き合う!

『私達の宝物!』と号泣王妃。『お前を守れなかった私達を許しておくれ』と謝る王。
『もういいの、お父様、お母様・・・戻って来てくれてありがとう!』と喜ぶパンパルル、大泣き。
それを遠くから眺めているフローラ達4人。涙を拭うフローラ。

『皆さんのお陰でパンプキン王国はやり直すことができます!』とパンプルル
『本当にありがとう』と王
『心より感謝申し上げます』と王妃
がお礼を言う。
(日差しアップからカメラが下に行き、アップ)
『お礼と言っては何ですが、舞踏会に出席してくださいませんか?』とお願いパンプルル。
『やったー!』と言うはるかを中心に喜ぶ一同。
『あ! ドレス・・・』と困るはるかだが『そんな時には』とアロマが言う。
レッスンパッドからシャムール登場『ハロー、エブリワーン! ミスシャムールよーん』とバンク。
『ドレスのことならおまかせあれー!』と声無しクロロと大量のドレスをバックにジャンピング。
はるトワは驚き、みなきらは嬉しそうな顔。
『やっと登場よーん、皆さまおまたせー!』とメタシャムール。
一同大笑いで

ED突入。専用額縁ズームアウトで登場。


妖精達と共に料理中のパンプルル一家。作るはやっぱりパンプキンプリン。
囲んでる妖精達と嬉しそうに眺めているパンプルル達。
カボチャの花飾りをつけている妖精達。王妃も王にカボチャのクラウンを付けてあげる。

舞踏会。それぞれドレス装着(きらトワのみコンテストで使ったドレス)。トワはバイオリン演奏。

今度は王たち交え一緒にお食事。みんなパンプキンプリンだがはるかだけ超ジャンボ。


そんなこんなで夕方になりお別れの時間。
パフロマは妖精達と握手。はるかはパンプルルからあの人形をもらう。
そして手を振るパンプルル達。馬車から振り返すはるきら。馬車はパンプキン王国を後にする。

で、校舎へ戻ってきた。


パンプキンの怖い仮面をした誰かが来る。驚くはるか、逃げ惑うみなみ、笑ってるきらら、みなみを見ているトワ。
やっぱり残ってたゆいだったオチ。校舎側へ手を伸ばす。

ED専用枠がズームインで消滅。
ハロウィン飾りつけされた校舎へ戻っていく一同。
空へとカメラが上がっていくとタイトルと共に『おしまい』表記が登場。

~パンプキン王国のたからもの おしまい~


劇場に戻る。
『みんなー楽しかったパフ?』と聞くパフ。
『次はパンプルル姫にもらったお人形、レフィと一緒に大冒険ロマ』と言うアロマ。
『ライトで応援するパフ』とライトを振るパフとアロマ。
ブラックアウト。

3本目
プリキュアとレフィのワンダーナイト!

白フローラ

3本目はまたまた3Dアニメ映画。
3本の中では2番目のおよそ18分。
パンプキン王国のたからものの後日談的な話。
3D映画ですが、いたずらかがみとと違って声付き。
ゲストであるレフィを担当した上垣ひなたさんは当時12歳。
年齢の割には喋りもしっかりしてたと思います。
(感情の表現はまだ弱いと思いましたが、これは大人でも難しいので)
ボスであるナイトパンプキンに、スイートでノイズを演じた中尾隆聖さんが4年ぶりの再登板。


『たっだいま~!』と寮の自室へ帰ってくるはるか。
『って、ゆいちゃんまだ戻って来てないんだー』と残念そう。
置かれるかばんのアップ、そして『はるか』と呼ぶ声。
『え? おぉん?』と振り返り不思議がるはるか。
『こっちこっち』と言われるも方向が分からず『え、あれー?』と困る。
『机の上だよー』の声に振り向くとそこにはパンプルルから貰った人形。
『へ・・・えー!』と時間差驚愕。
『人形が喋ったー!』とはるかが言うと光り出す人形。
白フェードイン。

白フェードアウトすると既に変身済みなフローラ、目を瞑っていたが開く。
『うわぁ! なにが起きたの? ここはどこ?』とキョロキョロする。
夜ながら中々キラキラした街、建物もどことなくオシャレ。
『うわぁ! 変身しちゃってるー!』と今更気づく。


すると手アップから、その手を引っ張られどこかへ連れていかれる。
『え! なに?』と驚いてるフローラ、逃亡者と彼女をパンプキン頭の兵隊が『ゼツボーグ!』と追いかけてくる。
『え、ゼツボーグ?』と驚いてるフローラ。
階段を下りていたが下からも回られ、所謂挟み撃ち。
それに気付いた女の子は『飛ぶよ!』と言う。
『え、ちょっと、まっ!』と言いながらもとりあえず踊り場から飛び降りるフローラ。
屋根を走っていく2人。
踊り場から見てるゼツボーグ達、1匹降りようとするが止めた模様。

裏路地っぽいところへ下りてきたフローラと女の子。
『なんでゼツボーグが!? それにここは一体!? あなただれ!? なんで追われてるの!?』と白くなって混乱してるフローラ。
『質問は1つにして』と要求女の子。
『じゃあ、あなたはだれ?』を選んだフローラアップ。


だがここでゼツボーグ兵隊到着。逃げる2人。
階段下りる途中、横から不意打ちが来たものの飛び避けたので壁に激突ゼツボーグ。
橋の上を通過、兵隊達は道を駆け抜けて行く。
が、その途中にある裏路地に隠れていたりする2人。覗いて通過を確認。


『私の事わかんない? ずっと机に座ってたじゃない?』と言う女の子。
『え? 机ー?』と思い出すフローラ。机の上の人形をフラッシュバック思い出し。
『え! まさか! あの子? でもあの子は人形・・・?』と信じられない様子。
『人形じゃないよ、私はレフィ』と名乗る女の子。
『レフィ?』と聞き返したフローラ、何かに気付く。
レフィ横の箱の上、大量のゼツボーグ兵。1匹が手を振っている。

『うわぁ!』と言うフローラ、逃亡再開。
2人が逃げた曲がり角へ突入するゼツボーグ達だが直後吹き飛ばされる。

そこにはフローラとレフィを後ろにし、ポーズをとっているマーメイド・トゥインクル・スカーレットが居る。
『みんな!』と嬉しそうなフローラ。
『ねぇ、なんなのこれ?』とトゥインクル、『気付いたら私達ここに』とスカーレット、『説明してもらえるかしら?』とマーメイド
が言う。
目を瞑っていたレフィ、ズームアップ終了と共に顔で右を指し『向こうで説明するわ』と言う。

というわけでやっとタイトル登場。店の看板でもあったりする。

歩いていく5人。
中には多数のカボチャ人間がいる。中を進んでいく5人。
アロマ声でカクテルを前に溜息ついてる黄色パンプキンアップ。


黄緑机を囲む5人。
『さぁ、この事態を説明してくれる?』と聞くトゥインクル。
『私はレフィ。この国は昔はとっても明るかったの、でもあいつが来てから全てが変わった』と言うレフィ。
『あいつって?』と問うトゥインクル。
『ナイトパンプキン』と答えるレフィに『ナイトパンプキン?』なフローラ。
『突然現れてあっと言う間にこの国から昼間を奪ってしまったの』と教えるレフィ。
『昼間を・・・奪う?』とイマイチピンとこないスカーレット。
するとレフィはプリンセスライトを取り出し机の上に置く。
『これは?』と聞くフローラ
『ミラクルプリンセスライト。これをあいつがいる城の屋根にさせば全てを元に戻せる。昼を取り戻せるの』と教える。
『あなたがこれを持っていたから、ゼツボーグ達は追いかけてきたのね』と納得マーメイド。
『私だけじゃあいつらに敵わないから、みんなも呼んだの』と説明レフィ。

自らの二の腕を強く握り『お願い。力を貸して』と頼む。
ニッコリ顔を見合わせるフローラ達。


『やろうよ! みんなで街を取り戻そう!』と意気込むフローラ。
『言うと思った』と頬杖トゥインクル。
『闇だけの街なんて悲しいですわ』と左を見るスカーレット。
『全員一致ね』と納得マーメイド。
『ホント?』と嬉しそうなレフィ『ありがとうみんな!』とお礼。
『で、どうすればいいの?』と聞くフローラ。
『城は警備が厳しくて、正面からは入れないの』とレフィが言ってるとゼツボーグの唸り声。

一斉に振り向くと入口にゼツボーグ兵隊が到着。
『大変、さっきの連中だ!』と慌てるトゥインクル。
『私が奴らの気を逸らしている間に、裏口から逃げて。すぐ追いつくから』と言うレフィ。
『無茶だよ、一緒に逃げよう』と止めるフローラ。
『大丈夫、任せて』と自信満々レフィ。

彼女は高低差に苦労しがら舞台に上がり、ハウったマイクを手に深呼吸し『みんな! もりあがってるー!?』と腋を見せる。

盛り上がる客たち。ゼツボーグ兵も気付く。不思議そうに後ずさり。
まさかの行動にあんぐりなフローラ達。
『え、ええー!?』と戸惑ってるフローラ。
『さぁみんな、いっくよー!』と歌いはじめるレフィ。
Happy Happening開始
盛り上がってる青と赤の一般客。進もうと割って入ろうとしたゼツボーグを突き飛ばす。
出ようとしたフローラ、レフィを気にして振り向く。
レフィは優しい顔。
『レフィ・・・』と言うフローラを『フローラ!』と呼ぶトゥインクル。
『う、うん!』と追いかけるフローラ。

歌詞に合わせてニンマリレフィ。

螺旋階段を上ってくるフローラ達。
『あ!?』と気付くフローラ、行き止まり。『えーっと・・・』と困るトゥインクル。

『わぁ! こっちじゃない!』と気付くフローラ。
現在地は城とは真逆の低い場所。
『どうしよう』と困ってるとゼツボーグ兵達が上がってくる。
『もうこんなところまで・・・』と言ったところで金属音がして『今度は何!?』と振り向くマーメイド。
手摺りにかけられた金具とその先のロープ、綱渡りしてくるゼツボーグ兵達。
『囲まれた!』と言うスカーレット。
『どうしよう、逃げ場がないよ』と困るフローラ、トゥインクルも頭を片手で抱えて困ってる。
その裏でバランスとり損ねたゼツボーゲ兵達が墜落。
それに時間差で気付いて『あれ?』なフロトゥ。

『みんな、チャンスよ!』と言い『え!?』と驚く2人の間を『はー!』とジャンプ、バレエを踊るように綱を渡っていくマーメイド。
『次はあたしの番!』とヤル気満々で続くトゥインクル。


下を見て『ひいいいいいい!』と怯えるフローラ。
『フローラ!』と彼女を呼び『え!』と振り向いた彼女を『飛ぶわよ!』と片手ロープで抱えるスカーレット、ジャンプ。
落ちるとと同時にロープを滑車代わりにして滑っていく。
『いーーーーやーーーー』と絶叫フローラ。

歌詞に合わせて振り向くレフィ。
ゼツボーグ兵も何時の間にやら盛り上がってる。


青いドームっぽい場所。中は透明で白みがかった世界。
階段下り終わるなり滑りそうになるフローラ。
『氷!?』と声を揃える4人。そうここは氷のドーム。
『ゼツボーグ!』の声が聞こえ顔をあげる4人。
前方から兵隊がやってくる。


滑って出迎えるマーメイドとトゥインクル。ジャンプしてスピン後、キックして一部をなぎ倒す。
フローラ&スカーレット組は一緒に滑り、2匹を回避して転倒させた後、2人回転キック。
一気に退ける。
まだまだ来る青いゼツボーグ兵達。
右サイドから迫るマートゥ、頷き。左サイドから迫るフロスカも頷き。
つまりアイコンタクト。4人一斉にジャンプしキック。
またレフィに戻る。盛り上がる客たち。相変わらず兵隊も盛り上がってるが音楽が止まる。
そして我に返る兵隊、キョロキョロ。

ステージにはもう誰も居なかったりする。

円状の場所を走ってるフローラ達。
すると止まるマーメイド『もうすぐナイトパンプキンの部屋よ』と見上げる。
『レフィはまだかしら?』と心配スカーレット。
『そもそも、あの子がプリンセスライトを持ってるんでしょ?』なトゥインクル。
『私、見てくる!』と言うフローラ。
『すぐ戻るから! レフィと一緒にねー!』と逆走。
『行っちゃった』とトゥインクル、『放っておけないのよ、レフィのこと』とマーメイド、『ぁ・・・はぁ、フローラ・・・』とスカーレット
が言う。

フローラは下り、レフィは上る。

レフィは(形状的にフローラ達が先に通過したと思われる)尖塔の天辺に到達。
だが外へ出るなり、彼女は何かに心奪われる。
歩いて向かうは縁。そこから滝が群生する自然が見える。
一息ついたレフィ、ホワイトフェードアウト。

回想。
ベンチ上、レフィを膝に乗せ『見てごらんレフィ。お日様の光が届く物、全てには名前があるの』と言う女性。
『ホント?』と嬉しそうに聞き『うんしょ!』と飛びおり
『ねぇ、あれはなんて言うの? あれは? あ! お父さんだ!』と言ったところでホワイトフェードアウト。
回想終了。
『ねぇ知ってる? お日様の届くところにはね・・・』と回想セリフはそこで終わる。

『あ! 居た! よかった。ここまで来られたんだね』と喜ぶフローラ。
返事が無いので『レフィ、どうしたの?』と聞く。
『このテラスから、よくこうして街を眺めてた。とても綺麗で素敵な街だった。お父さんとお母さんが1つ1つの名前を教えてくれたの。森の名前、山の名前、川の名前』
と答えるレフィ。
(風景カット)
『レフィ・・・』と心中察するフローラ。
『でも今は2人とも捕まって、会う事もできない。私、またここで2人と一緒にお話ししたい。山も川も、森も全部覚えたんだから!』と涙を流して言うレフィ。


そんなレフィの手を握り『大丈夫だよ。必ず会える』と励ますフローラ。
『フローラ・・・』と驚いてるレフィ。
『希望は絶対に失っちゃいけない。私が大切な人に教わった事、だからレフィも・・・ね?』と教えるフローラ。
すると足音が聞こえたので振り向く2人。
そこにはマーメイド達3人。
『あなたは、この国のプリンセスだったのね』と言うマーメイド。
『なんか普通じゃないなーとは思ってたんだよね。レフィ姫ってことだよね』と納得ウインクトゥインクル。
『この国は、必ずあなた方の手に取り戻しますわ。レフィ姫、心配しないでください』と誓うスカーレット。
こっちを見据えるマーメイドと見合ってニッコリなトゥスカ。
涙を拭って『みんな、ありがとう!』とお礼レフィ。
『よーし! みんなでいくぞー!』と言うフローラ。


そして出発する一同。目的地はもう目の前。そして到着するや減速し驚く。
目の前には王座に生意気座りの誰か。

『こんなところまで来やがって、生意気な連中だぁ』と言うパンプキン顔にカカシ体の誰か。
『あなたがナイトパンプキンね!』と聞くフローラ。
『この国を、みんなを元に戻して!』と要求レフィ。
『ふん! はねっかえりのお姫様か』と立ち上がり『お前なんかに何ができる?』と階段を降りてくるナイトパンプキン。
顔を半回転させると水色基調の笑顔からピンク基調睨み顔になる。

『はぁ!』と唸って床を殴ると衝撃波が発生。吹き飛ばされる4人、床も縦横無尽に水色の光を放つ。

『やるわね!』と言うマーメイド、『まだまだ、これからだよ!』と張り切るフローラ。
すると1人だけ空中で回転し、置いて行かれる。



1人早々に復帰していたスカーレットとナイトパンプキンが戦っている。
回し蹴りとパンチを回避するナイトパンプキン、跳んだ着地をマーメイドにキックで狙われるが逆に足払いでこかす。
反撃の踏みつけは転がりで回避される。
今度はトゥインクルの横回転ジャンプキック。
3人に次々攻撃されるもナイトパンプキンは全て退ける。
『あれ? フローラは?』と走りながら不在に気づくトゥインクル、突きを回避。
『そう言えばさっきから姿が』とマーメイドも今更気づく。


闘いを繰り広げる上に居るフローラ『みんなー!』とジタバタし『うぇ・・・』と落ち込む。
どうやら服が天井の出っ張りにひっかかったらしい。
『誰か気付いて』と泣いてる。が、突然外れて空中浮遊状態。
『え? え、えぇ!?』と気付いた彼女は落ちていく。頭からナイトパンプキンと鐘の音で衝突。
吹き飛ぶナイトパンプキンとフローラ。

『フローラ! フローラ、大丈夫?』と駆け寄って安否確認レフィ。
『えへへ、ドジっちゃった~』と苦笑いフローラ。
『レフィ、あなたはプリンセスライトを早く屋根に!』と指示マーメイド。
『う、うん!』と頷くレフィ、立ち上がり走り出す。
『行かせるか!』と構えるナイトパンプキンの前に立ちはだかるマーメイド達3人。
『フローラ、レフィをお願いしますわ。ここは任せてください』と頼むスカーレット。
『うん!』と後を追うフローラ。
『ここから先は行かせないわ』とマーメイド、『あたし達、意外とやるんだから』とトゥインクル
が挑発。
『お前らごときにやられるわけがない。思い知れぃ!』と顔を半回転。
マント周辺から走っていた黒い霧の中で光る不気味な青い目鼻口。

その頃とフローラとレフィ。

階段を上がっている。

上にはゼツボーグ軍団が待ち伏せ中。
『ゼツボーグ!』と一斉にかかってくるゼツボーグ、唸りながら迎え撃つフローラ。
衝撃波で一斉に吹き飛ばされるゼツボーグ達、墜落。
睨んで見上げるフローラ、実は傷だらけ。
レフィにもゼツボーグ2匹が飛びかかってくるが下を飛びぬけ回避、2匹はゴッツンコしながら転落。
順調に退けながら上へ向かう2人。
だがまだ上には少数ながら残っている。

息切れフローラに『キリがないよ?』と言うレフィ、『もう少しだから頑張って』と励ますフローラ。
レフィが前を見て『フローラ!』と注意する意味で呼ぶと同時に飛びかかられる。
『ど、どいてー!』と投げ飛ばすフローラ。
その1匹が切欠で次々と連鎖的に辺り、残りを一掃、全員落ちていく。

これを見送って引きつっていたが『ス、ストライク!』とドヤ顔。

遂に最上部の目的地へ到着。
『ついた!』なレフィ、『どうすればいいの?』と聞くフローラ。
『あの鍵穴にこれを挿せば』と説明レフィ。2人の前には台座が・・・中央からは黄緑の光。すると
『させるかー!』とナイトパンプキンが黒雲と共に登場。
驚くように転倒する2人。
『みんなはどうしたの!』と問うフローラ。
『こいつらのことか?』とナイトパンプキンが回転すると

放り出されるマーメイド達3人。
『マーメイド! トゥインクル! スカーレット!』と驚くフローラ。
(セリフ対応カット)
3人ともボロボロ。

『私の大切な人達になんてことしてくれたの! 絶対に』と怒るフローラ、『許さない!』と続くレフィ。
『そうやってみんなを傷つけて、支配して、そんなことあっていいはずがない!』とお説教。
『いいからプリンセスライトを寄越せ。それは俺のモンだ』と言うナイトパンプキン。
『違う、それはレフィのものだよ! レフィ姫がこの国を元に戻すために使うの!』と否定するフローラ。


『ふん! ほざけぇ!』雲を伸ばしてくるナイトパンプキン。
それは途中から巨大な手へと変化、2人をはたき飛ばす。
台座の部屋から転落、壁に激突しながら下の部屋に落ち、暫く転がって停止。
巨大な顔の状態で戻って、徐々に小さくして人間体に戻り、着地ナイトパンプキン。
レフィに歩み寄り『ふん、言っただろ。無駄なんだよ』と彼女の傍からプリンセスライトを拾い上げる。
意識はあるレフィ『もう、だめ・・・』と涙を浮かべ落ち込んでグッタリ。

起き上がるフローラに気付いて振り向くナイトパンプキン。
『まだまだ、私は諦めない! だってレフィと約束したもん! 街を元に戻すって!』と立ち上がるフローラ。
『フローラ』と上体を起こすレフィ。
『私、お城のテラスから元に戻った街を見たい。レフィと王様と、お妃様と一緒に!』と続けるフローラ。
鼻をすするレフィ、あんぐり。
『レフィ、行こう』と手を伸ばすフローラ。
OP開始
少し間をおいて『うん!』と頷くレフィ。フローラの手をとる。
そして2人で唸りながらナイトパンプキンへダッシュ。

その頃、一般パンプキン達の顔の穴(目鼻口)が光り出す。


ナイトパンプキンの腹を殴り『レフィ!』と呼ぶフローラ。
飛びかかったレフィ、ナイトパンプキンの腕を掴み『はあああ! ふん!』と噛みつく。
『うわあ! ぬぎゃぎゃ、離せ! ぬああ』と痛がってるナイトパンプキン。
唸りながら食いついて離さないレフィ。
これによってプリンセスライトを手放す羽目になり『しまった!』と言うナイトパンプキン。
『今よレフィ。行って!』と指示フローラ。
手から離れライトの前に着地『ありがとう!』と去るレフィ。
彼女が持っているライトが光り出す。

『させるかあ!』と行こうとするナイトパンプキン。
『私達のこと、忘れているようね』と言うマーメイド、トゥインクルとスカーレットも一緒。
『失礼じゃない?』とトゥインクル、『思い出させてあげましょう』とスカーレット。
『みんな!』と嬉しそうなフローラ。
螺旋階段を上がりながら


『お父さん、お母さん。ずっと怖くて寂しくて不安でどうしようもなかったの。でもフローラが大丈夫って、希望を失っちゃいけないって言ってくれた』
(手が光り出すパンプキン達。その手にはプリンセスライト)
『だから私はもう、諦めない!』と心中で続けるレフィ。
途中で転ぶも『絶対に諦めないんだからぁ!』と叫んで走りを再開。

4人にまとわりつかれているナイトパンプキン『貴様ら、なぜ立ち上がれる!』と信じられない様子。
『レフィ姫の夢は邪魔させませんわ』と言うスカーレット。
一部始終、先のバーで中継されており
『レフィ姫がんばれー』『がんばれ! プリキュア』とか応援されている。
『おまえらー! うおおお!』と顔だけになり拘束を強制脱出。
巨大な顔と手に変化。

レフィ、台座に帰ってきた。


レフィ、フローラ達は同時に床を蹴る。
まず、フローラ達がナイトパンプキンの手を殴り、レフィがプリンセスライトをセットする。
OP終了

暗雲と共に吹き飛んでいくナイトパンプキン。星キラリ。
喜ぶパンキン達とそれを祝う様に打ち上がる大量の花火。

レフィは疲弊し台座の上で息切れ中、そして気を失う。
その台座を中心に床が割れ目に光を走らせる。カラフルな床。

天辺の花が開くと大量の光が放たれ、夕焼け・・・そして快晴へと・・・建物は明るいカラーへ変化する。


光の中で寝ていたレフィ、足音で目を覚ます。
そこにはニッコリするフローラ達。フローラのみスカーレットに支えられていたり。
座りの姿勢になったレフィに『やったね、レフィ』とニッコリフローラ。
『うん!』と涙を浮かべてニッコリレフィ、鼻をすすって『ありがとう』とお礼。
街の全景カットから黒フェードアウトしてEDへ。
EDは本編でも採用されたレフィバージョン。

ED終了後、寮のはるか&ゆい部屋。
そこにはレフィはおらずプリンセスライトが残されているのみ。
プリンセスライトアップで

~おしまい~

GO!プリンセスプリキュアに戻る

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