第20話『カナタと再会!? いざ、ホープキングダムへ!』
(2015年6月14日放送)
脚本:高橋ナツコ 演出:鎌谷悠 作画監督:河野宏之

2人はゼツボーグ

シリーズ通算555回。
話はいよいよ第2クール山場へ。
まぁ予想通りの間柄というか。
ただディスピアの正体がイマイチ読めない!

収録DVD

(DVDは19話、21話同時収録)
(BDは13話~19話、21話~24話同時収録)

アバンタイトル

ディスダーク女王の間。
浮いているプリンセスパフューム。
『ご覧ください、お母様』と言うトワイライト。
『これは・・・プリンセスパフューム』なディスピアに『はい』と頷く。
顔をあげるシャロック。
『一体どこでこれを・・・いやそんなことはどうでもいい』とニヤつくトワイライト。

胸元の鍵穴がビリビリしだし唸るディスピア。
『お母様!?』と心配トワイライト。
『さぁ、これを使うがいい』と驚く彼女にディスピアが与えるは王冠の出っ張りが青くなったキー。
『これは』なトワイライト。

『次こそその手でプリキュアを絶望に突き落として見せよ』と命令ディスピア。
ウットリ顔で『はい』と返すトワイライト。


ポーズを決めた後、キーをパフュームに挿そうとすうrトワイライト。
するとパフュームから光が放たれ『くっ!』と言う。
これは抵抗だったらしいが鍵を挿すことに成功。
すると辺りに闇色のエネルギーが放たれる。
怯むシャロックにあんぐりトワイライト。
『お、お母様!?』と動揺隠せないが、母親の方は燃えるような状態になってる娘を直視すらせずだんまり。
『トワイライト様!』と心配シャット。
ニヤつくディスピア。


9個のキーが円状に並べられている。
『みんな頑張ったパフ』『9個そろったロマ』と褒めるパフロマ。
『綺麗だねー』とゆいが言うとキーが光り出す。
『何?』なきらら。
それは9つ同時に空中浮遊。驚いてる4人の前で更に光ったと思ったら・・・。
で、光が止むと揺れるカーテンのアップ。
残されたのはゆいだけだった。『みんな?』なゆい。

目を開いてキョロキョロ、不気味な空間に困り顔。
『ここ、どこー?』とはるか。
すると羽音に上を見上げたら扉が浮いている。
扉アップ。
『あれは・・・もしかして・・・ここってホープキングダム!?』と城アップ。
(OPは3人揃って放送555回ありがとうと感謝メッセージ。はるかのみがこれからも応援してねと言う)

で、サブタイトル。

『なぜ、ホープキングダムに』なみなみに『わからないパフ』とパフが横目で怯え気味に言う。
『これってどういうこと?』と歩いてるきらら。
『ホープキングダムにはお城にある扉でしか行き来できない筈ロマ』と不思議がるアロマ。

『みんなーどこー』と歩いてるはるか、ズッコケ。キーが落ちる。
『なんでこんなことに』と言ってるとキーが光り出す。驚くはるか。
キーから光線が伸び『あっちに行けってこと?』と察する。

ディスダーク。
遂に炎状のエネルギーが収まる。
『ん? プリキュアが現れたようだ』と言うディスピア。
『なんと!』『一体どうやって』と驚くシャロック。
ニヤつく黒めのトワイライト。

森の中を歩いてると先に2つの光が登場。怯むはるか。
その懸念通り2匹のウサギ人形ゼツボーグ(口がそれ)。左右対称決めポーズ。

久々のソロ変身。


飛びかかってパンチゼツボーグ。辺りに光エネルギーが散るが、腕クロスで受け止めるフローラ。
受け流して下に潜り回し蹴り。
だがジャンプで回避される。その隙にもう1匹に殴り飛ばされる。
着地するフローラ、そしてダブルゼツボーグ。
フローラが顔をあげると一旦交差した後、そのまま突撃してくる。そしてジャンプ。
降ってくる勢いそのままパンチしようとする。


だが馬に乗ったカナタが防ぐ。驚くフローラ。
杖の先の光を小さくしたと思ったら、唸って両ゼツボーグを弾き飛ばす。
『キュアフローラ!』とカナタに呼ばれ驚くフローラ。
なんとか立ち上がるダブルゼツボーグ。
頷くフローラはこれまた久々のフローラルトルビヨン発射。

着地するフローラ、振り返って『カナタ・・・?』と呼ぶ。
『どうしてここに』とカナタも驚きを隠せない。


歩みよるカナタ。
片足跪きナイトポーズ『ようこそ、ホープキングダムへ』と出迎える。
少しあんぐりだったが嬉しそうなフローラ。
裾を持って『またお会いできてうれしいです。カナタ王子』と挨拶。
『素敵なプリンセスになったね、はるか』とニッコリカナタ。
泣きそうな声で『カナタ!』と呼ぶフローラ。

するとキーが光り出す。また光線が伸びる。
『これは・・・はるかはキーに導かれたのかもしれないね』と言うカナタ。
『キーに?』なフローラ。
『キーは君に何かを伝えようとしているのかもしれない』と教えるカナタ。
光るキーのアップ。


その頃、みなみもきららもそれぞれ同伴者のパフロマと話しながら、キーの光線を頼りに前進中だったりする。
そして当然はるかも。

みなみは水たまりを踏む。そこは水に囲まれた建物が。
(どうもみなみの足元が貝マークの様で)

へとへと状態で階段を上がってくるきらら。だが頂上で顔を上げて驚く。
こちらも星マークのついた巨大な建物を発見。

あんぐりはるか。少し前進するカナタと馬。
2人と1匹の前にはこれまた建物が。
『あれは、花のプリンセスの紋章』と驚くカナタ。
ゲートについているマークのアップ。

みなみは波紋を立てながら、きららは普通に建物内へ入っていく。

ドアを開けるはるかナタ。
光線は室内の台座の穴の上で止まっている。
それに気付き慌てて走っていくはるか。振り向く彼女に頷くカナタ。
キーを挿して回すはるか。

部屋を囲んでいたステンドグラスが次々光る。
はるかの目に映るステンドグラス。
『キュアフローラ、花のキーを受け継ぐものよ』と声が聞こえてくる。
『これは・・・先代のプリンセスプリキュア!』と言うカナタ。
『私の前の・・・花のプリンセスプリキュア!』とはるかも驚く。
『遂に、大いなる闇が目覚めたようですね』と先代。
『大いなる闇・・・』とはるか、『ディスピアのことか・・・』とカナタ
が言う。
『かつて、私達3人は力を合わせ闇の力を封じました。しかし、いつか必ず闇が再び蘇るのを知っていました。
そして、復活した闇はさらなる力を蓄えている。そう考えた私たちは、もう1つパフュームを残したのです』
と語る声。
『パフュームが!』と驚くカナタ。
『もう1つ・・・』とはるかも。
『しかし、そのパフュームに闇が迫っています。急ぐのです。パフュームを闇に染めてはなりません』
と警告する先代。

青ステンドグラス部屋で『そういうことだったのね』とみなみ。
『パフー・・・』とみなみを見て何やら複雑顔のパフ。

黄色ステンドグラス部屋ではきららが頭をかいて『やるっきゃないみたいだね』と言う。
頷くアロマ。
また光線が伸びる。今度は月っぽいところへ。


『ウィッシュ』と馬を呼ぶカナタ。
そしてはるかの横へ行き『この光の先はおそらく、ホープキングダム城』と言うカナタ。
『行きましょう』と歩きながらパフュームを構えるみなみ。
フェードイン。
こちらも光線伸びてる状態で『行こっか』きらら。
フェードイン。
顎を引いて『行こう』とはるかも言う。

ここでアイキャッチ。

(ふんわりお下げ)



光線を追って森の中をダッシュ中のマーメイド。
『急ぎましょう。はるかもきららもきっと向かっているはずよ』と言う。
『パフ』と振り向いたパフ、やっぱり耳踏んですっ転び。
仰向きにコケたことでシャットを発見。
『ここから先は、行かせぬのみ』とバラを向けるシャット。
『シャット!』と呼ぶマーメイド。
マーメイド、慌てて戻っていく。
『あなたはここで朽ち果てるのみ』とバラ先端から光線発射。
受け止めるマーメイド、弾き飛ばす。
横に現れたシャットとそれに気付くマーメイド。シャット、横から光線発射。
森で爆発が起きる。


『お前はここで、倒れるんだね』と言うロック。
『冗談! 倒されるのはそっちでしょ』と両手L字で呆れた後、指差しトゥインクル。
『お前、生意気なんだね』と頭の顔が睨むロック。
トゥインクルの背後のワープして回し蹴り。
森の地面に激突し砂塵を上げるトゥインクル『どっちがよ!』と星発射。
眼前にニヤつくロック。

空を飛行中の馬・・・とはるカナタ。
『マーメイドとトゥインクルは大丈夫だろうか』と心配カナタ。
『心配だけど、でもきっと、みんなももう1つのパフュームの元へ向かってると思う』と言うはるか。
『成長したね、プリンセスプリキュアとして』と感心カナタ。
『そそそ、そんなこと』とうろたえた後
『あ! でも少しでもプリンセスに近づきたくて、私バイオリンを始めたんだ』と言うはるか。
『バイオリンを?』なカナタ。
『うん! カナタがよく弾いてたっていう曲もミスシャムールが教えてくれたんだよ』と教えるはるか。
『そうか・・・』と元気なさげカナタに『そうそう! カナタって妹さんがいるんだね! 知らなかった―』と嬉しそうに続ける。
反応がない事に気付いて顔をあげるはるか。
目を瞑っていたカナタ、目を開け
『はるかにはまだ話していなかったね。僕の妹は・・・トワは・・・ずっと昔に行方不明になってしまったんだ』
と言う。
驚くはるか。


花弁通過から平和だったからのホープキングダム回想
『トワは、バイオリンを弾くのが好きでよく一緒に練習していた』とカナタナレ。
『あ、もうまた! こんなところで間違ってちゃグランプリンセスになれないわ』
と言うトワ。
湖を前にバイオリンを奏でてる兄妹。
『本当になるつもりかい? これまでグランプリンセスにはプリンセスプリキュアしかなっていないのに』
と指摘カナタ。
『勿論です』と返すトワに驚く。
驚いた様子のカナタ、ニッコリ。
トワもこちらを向いてニッコリ。その顔は誰かに似ているような気がする。
『頑張りますわ』と彼女が言うと風と花弁が通過。
『必ずなって見せます。伝説のプリキュアの様な強く優しく美しいグランプリンセスに』
と言うトワ。
だが一際大きい花弁が通過したと思ったらカナタは影、トワは姿を消す。
『でもある日、トワは姿を消してしまった。そしてどれだけ手を尽くしても戻る事はなかった』
とカナタナレと共にセピア色に。

『トワは、僕にとってもホープキングダムの民にとっても希望の光だった。その光を失った僕らの心は弱り、いつしか夢をも見失ってしまった』
とカナタナレ。
明るかったホープキングダムも暗くなる。
そして城を急ズームアップ。
『そこへディスピアが現れた』と言う言葉と共に晴れた逆光城の上にディスピアが登場。
『心が弱った僕らは、闇の侵攻を防ぐことができなかった』と逆光が取れる代わりに夜になるディスピアバック。
閉じられる扉と鍵。

涙を流すはるか。それに気付くカナタ。
『そんな事があったなんて・・・』と言うはるか。
『すまない。はるかにまで悲しい思いをさせてしまったね』と謝るカナタ。
『ううん、私こそごめんなさい。何も知らずに』と謝り返すはるか。
『いいんだ。はるか!』と呼ぶカナタは何故か嬉しそう。
6話闇の中を走るカナタの回想)
『僕が笑顔を取り戻せたのは、はるかのお蔭なんだ』と言うカナタ。
『え!』と驚くはるか。
(カギを入手して花畑に出る回想)

プリンセスになれないのかなと思うはるかの姿がトワと重なったカナタ。
先の妹への発言を反省したのか『なれるよ』と言う。
(そういう意味だったのね)
振り向いて『本当?』なはるか。
『君のお蔭で僕は夢の大切さを思い出せた』とカナタナレ。
嬉しそうなはるか『私、頑張る!』。ニッコリカナタ。
城フェードアウト。
『君と出会えたから、僕はディスピアとの戦いにも耐えることができた』
(と、6話の牢獄の夢を吸い取られる場面を半透明回想)

数多の牢獄の前のカナタ。暗闇の中で金色の光を放つ。
『そして今も、闇に染まらずこうしてここに居られる』と言うカナタ。
フェードアウト。

『はるか、僕と出会ってくれてありがとう』と感謝。

一瞬あんぐりだったが泣きそうになった後『私こそありがとう』と感謝はるか。
『そんなに辛い思いをしていたのに私を励ましてくれて。私、もっとカナタの力になりたいよ』
と泣くはるかの涙を拭いつつ
『僕はね、こう思ってるんだ』と言うカナタ。
驚き顔のはるか。
『僕のバイオリンの音色は今もトワに届いているんじゃないかって』と言うカナタにあんぐり。

『だから僕は妹を・・・トワを見つけてみせる』と引きカット。
花アップで『うん!』と頷くはるか。


水面を走っているマーメイド。辺りにどんどん水柱が立つ。
『いい加減大人しく、やられるのみ!』とバラにエネルギーを溜めるシャット。
光弾発射。
気付いて飛び上がるマーメイド。
水柱が消えたと思ったら既に着地済みで
『私達は必ずもう1つのパフュームを守って見せるわ! 世界を絶望に染めさせはしない!』
と言う。
バブルリップル発射。
無数の泡に襲われるシャット。
水柱が発生してる間に着地して『悪いわね。今はあなたに構っていられないわ』と言うマーメイド。
シャット、バラにエネルギーを溜めて粉砕するが既に逃げられていて『クっ!おのれぇ!』と悔しそう。


森の中がキラキラ光る。
『なかなか粘るね。面白いねお前』と言うロック。
星光弾を避ける。そして胸元の鍵から炎の様なエネルギー放射。
受け止めながら
『そりゃどうも。でも、こっちはあんたに付き合ってられるほどヒマじゃないんだよね』
と言ってミーティアハミング発射。
これには一瞬驚く。無数の星に襲われる。
帽子の目も目を瞑り、開くと同時に驚きから普通の目に。
『ありゃりゃ』と言うロック。

カナタに腰抱きで馬から下ろしてもらうはるか。
下ろすなり横の建物を見るカナタ。
『ホープキングダム城、かつて僕らが暮らした場所』と言う。
はるかの鍵の光もここで消え、握る。
『ここに、ディスピアが!』と言うはるか。
『あぁ、そして恐らくパフュームも。しかしおかしい』と気にするカナタ。
『なにが?』なはるかに『静かすぎる。いつもは見張りのゼツボーグが居るのに』と答える。
頷いて『行こう』と言うはるか。
中に入っていく。

歩いていたが足音が聞こえて立ち止まる2人。
『はるか』『はるはるー!』とマーメイド達がやってくる。
『なんと! カナタ様!』と驚くアロマ。
『カナタ様ー!』とパフ涙目。
『みんなー!』と嬉しそうなはるか。
カナタに抱き着いて泣いてるパフロマ。
『パフ! アロマ! 今までよく頑張ってくれたね。ありがとう』と感謝カナタ。
パフの頭を撫でる。嬉しそうな2匹。
『みんな無事でよかったー!』と喜ぶはるか。
『キュアマーメイド、キュアトゥインクルも今までありがとう』と感謝カナタ。
『挨拶は後で』とトゥインクル
『状況はわかっています。私達も先代のプリンセスプリキュアの声を聞きました』とマーメイド
が言う。
『そうか』なカナタに『行きましょう』と言うはるか。
3人がこちらを見ている。『あぁ!』なカナタ。

すると暗闇の中のトワイライトが『ようこそ、絶望の城へ』と出迎える。
驚く3人、『トワイライト!』なはるか。

ひっろーい部屋に来た一同。
真っ先に驚くカナタ。『カナタ?』なはるか。答えることもなく前をずっと見ているカナタ。
遥か前方にある入口から足音が聞こえてくる。
勿論やってくるはトワイライト。
驚くカナタ。

その姿はトワと瓜二つ。
『トワ!』と呼ぶカナタに驚くはるか。
『トワ様?』『カナタ様の妹ロマ?』とパフロマ。
『い、妹?』『どういうこと』と驚きを隠せないマートゥ。
『間違いない、トワだ。トワ、僕だ、カナタだ』と接近しようとするカナタ。

だがトワイライトは呼びかけに応えることなく手から青い炎を噴射。
命中したかと思いきや杖で防いでいたカナタ『トワ、どうして!』と言う。
『カナタ・・・』と心配はるか。
『トワ、僕だよ、カナタだ』と言った後、一旦目を瞑り開いて『分からないのかい?』と聞く。

ハイライトの無い目を閉じ『何を言っているのかしら』と返すトワイライト。
この言葉にはさすがに怯むカナタ。
『私はブラックプリンセス、大魔女ディスピアの娘、トワイライト』と返すトワイライト。
なおも驚き続けるカナタの前で黒くなったプリンセスパフュームを構える。
『あれは!』と言うはるか。
『パフー』と悲しそうなパフと『パフュームロマ!』なアロマ。
ニヤついたトワイライトがキーを回すと黒い液が溜まっていく。

上黒下白の水中の様な空間、下には白い炎。
体が炎に覆われているが涼しい顔のトワイライト。そのまま後ろへ倒れこむと無数の蝶に分散。


裾がコウモリの羽みたくなり、胸元の花飾りは一層大きく、そして仮面が顔に装着され髪は逆立っている。
消す様に炎が巻き上がり、遠目カット。
そこはプリンセスプリキュアが変身後に居る空間と同じホール。色が闇基調。
『気高く尊く麗しく。私こそ唯一無二のプリンセス』と口にするトワイライト。
あんぐり驚いてるカナタ。
はるか達もあんぐり顔で見ている。
トワイライトのアップで

今回ゲットしたブラックキー(青)

~おしまい~

~今週のまたみてね~


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