第37話『はるかが主役!? ハチャメチャロマンな演劇会!』
(2015年10月18日放送)
脚本:田中仁 演出:大塚隆史 作画監督:赤田信人

本物姫

演劇ネタ。
人形劇などの舞台ネタはわりとありますが演劇と言えばハートキャッチ以来。
遂に指摘まで本格化。
野球回と言いなんか小ネタが色々本格的に解説入りだしたりとか。
まぁいいことなんですけどね。

収録DVD

(DVDは38話~39話同時収録)
(BDは38話~50話同時収録)

アバンタイトル

『今度の演劇会、ウチのクラスはロミオとジュリエットになりました』と言うメガネ女子。
(古屋りこ)
クラスの皆から拍手が送られる。
『台本は古屋さんの推薦で私が書くことになって・・・』と恥ずかしそうなゆい。
『それいいよ!』と立ち上がるはるか。
『ありがとう』なゆい。
『ロミオ役には私と同じ演劇部の平野君を推薦したいんだけど』と言う古屋。

『ぼ、ぼくでよければ!』とカチカチの平野。
(平野ケンタ)
『いいじゃん平野ー』と男子A、『頼むぜ演劇部ー』と藍原が応援。
『うん』と後頭部に手を当てる平野。

『それでジュリエット役には七瀬さんの指名で春野さんにお願いしたいんですが』と言う古屋。
目がテンはるか、目パチパチ。
『私がジュリエットー!?』と絶叫はるか。
『なんで! わたしは古屋さんがいいとおもうけど!? 演劇部だし』と混乱。
『私あがり症で舞台に立つと震えちゃうの』と答える古屋。

『それに私、舞台の演出をやってみたくて』ともう1つの理由も教える。
それに驚くはるか。

『俺はー大道具かな』と男子B、『じゃあ俺照明』と男子C。
『衣装は』と狩野、『私達に』と栗田、『おまかせを』と小巻が順に立ち上がり『イェーイ!』とハイタッチ。
(閲覧者さんにぽっちゃりさんは 小巻のりこ と教えていただきました)
『みんなやりたいことあるんだ』と驚いてるはるか。
『春野さん、一緒にやろうよ。僕じゃ頼りないかもしれないけど』と誘う平野。
『はるかちゃん、どうかな?』とゆい、『春野さんがピッタリなの』と古屋
が言う。
『いいんじゃね』『賛成』との声も。
『私、やってみようかな』と笑顔はるかアップ。OPへ(はるかナレ)。

バイオリン工房。
『はるかちゃん、台本できたよ』とフラフラ登場ゆい。
『ゆいちゃん大丈夫?』と心配はるか。
『大丈夫、自信作だから』と言うゆいに『え、そっち?』とツッコミ。
『ゆいが書いたロマ?』とアロマ、『すごいパフ』とパフが褒める。
『学園で劇を?』と言うカナタ。
『はい』と答えるみなみ。
『私のクラスはロミオとジュリエットなの』と言うはるか。

『ケンカしてる2つの家に生まれた男の子と女の子のお話なんだ。私の役はジュリエット、ロミオと恋に落ちる女の子なの』と解説。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)
このポン!って音と共に変わる顔がツボ。

『私のクラスはシンデレラ。私が魔法使い役でトワっちがシンデレラ』と紹介きらら。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

『すごーい』と感心はるか。『頑張りますわ、お兄様もぜひ』なトワ。『ああ』と頷くカナタ。
『みなみんは?』と演目聞くきらら。
『私のクラスは竹取物語で、私はかぐや姫の役を』と教えるみなみ。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『ピッタリです!』とイラストを遮って登場はるか。
『そう?』とやや引き気味なみなみ。
『さぁ、早速明日から練習だよ!』と言うゆい。
『うん、主役なんて緊張するけど全力で頑張ります!』と決意はるか。
あんぐりカナタ。

で、サブタイトル。

『こう?』『うん』と何か作ってる一同。別班も何やら作ってる。

『それでは、ヨーイ・スタート』と言う古屋。

『あの窓から漏れる光は、あー、あれは僕の天使』と言う平野。
『あーロミオ、あなたはどうしてロ、ロミオなの?』と役者らしからぬ顔で言ってるはるか。

これを演出志望が見逃すわけがなく『カーットカットー!』と止める。
『へ?』なはるかに『声が小さい。表情も硬いし気持ちが全然入ってない。段取りで芝居しないでくれる?』と強烈ダメ出し。
(業界人から説明するなら役者は本のセリフを読むのではなく、本のセリフから動きを作ります。これができないと段取り芝居と・・・そしてこれが思ったより難しい)

『古屋ーちょっとー』と藍原に呼ばれ『あ、はい』と別人の様な女の子声になる古屋、去っていく。
『古屋さん、あんなキャラだったっけ』と唖然はるか。
『はるかちゃん、大丈夫?』と聞くゆい。
『う、うん』と戸惑い気味のはるか。
『ごめんね、古屋さんは演劇の事になると周りが見えなくなっちゃって』とフォロー平野。
『わ、私こそへたっぴでごめんね。頑張るから』と謝るはるか。
『うん』と返す平野。
『ごめんなさい、続きをやりましょう』と返す古屋。『うん』なはるか。


『あーロミオ』『セリフが棒読み』
『あーロミオ』『気持ちが感じられない』
『なんであなたはロミオ?』『なんでじゃなくてどうして』
『あーロミオ』


『もっと心から』
『あーロミオ』『もっと強く』
以上のダメだしの嵐でついに混乱はるか『あーロミオロミオロミオ!』と連呼。

『全然、ダメー!』と絶叫古屋。
『もっとジュリエットを感じなきゃ』と彼女に言われ『はい』と落ち込むはるか。
溜息はるかに『春野さん、一緒にジュリエットの気持ちを考えてみようよ』と誘う平野。
『あ、うん』なはるか。
『ここなんだけど、今でいうところ』と言う平野に対し『これは結構大変かも』と思う。


と言う訳で
『ジュリエット、家同士がケンカしてる・・・』と夜中絵本呼んで勉強はるか。
『夢見がちな恋に恋する女の子!』と休憩中も1人ベンチで練習。

頭を抱えるはるかに『春野さん、ちょっといい?』と聞く平野。
頭かいてたが『あ、うん』なはるか。

『では次のシーンです』と告げる古屋。
『お待ちになってロミオ』と言うはるかに『違う違う、もっと寂しそうに。恋してるんだから』とダメ出し。

『恋する女の子?』と困り気味のはるか。『もう1回』と言われ決意したまではよかったが
『あーロミオ』『違う』『ロミオ』『違う』『ローミオ』『違ーう』
というやり取りの結果。

チーン
『はるかちゃん大丈夫?』と心配ゆい。『うーん』なはるか。
すると横に古屋が来て反応する様に『ごめんね古屋さん、次は』と作り笑顔をするが

『春野さん、もっとジュリエットを分かってあげて。でないとあなたの言葉は観客に届かない』と悲しそうな顔の古屋。
ハッとするはるか、ゆいと平野あんぐり。

夕方の校庭と校舎。遊んでるパフロマの向こうで落ち込んでるはるか。

すると『はるか?』と言う声。振り向いたそこにはカナタ。
『カナタ? なんでここに』と呼んで聞くはるか。
『近くに用事があってね』と答えパン袋を置き座るカナタ『どうしたんだい?』と聞く。
答えず台本を見るはるか。
『? 読んでもいいかい?』と聞くカナタ。
『へ、うん』と頷くはるか。
遊んでるパフロマを見ている2人。
『悲しいお話だね』と感想カナタ。『うん』なはるかに『でも美しいとも思う。2人が思いを貫こうとするところとか』と続ける。
顔を上げ『ジュリエットってどんな女の子なんだろう。届ける・・・あたし、分かんなくなっちゃった』と落ち込んで顔をまた両足へ埋めるはるか。
『それで悩んでるのか、誰かに変わってもらえないのかい?』と聞くカナタ。
『え、それは無理だよ。みんなもやることがあるし。それに自分で決めたんだもん。すぐに諦めたら何も始まらないよね』
と答えるはるか。
あんぐりカナタ。
『似てるよ、君はジュリエットに似てる』とはるかに言う。
『どこが?』なはるか。
『前向きでまっすぐなところとか、なんとなくだけど』と指摘カナタ。
一瞬ハッとし笑った後『私は分からないけど、確かにジュリエットはまっすぐかも』と認めるはるか。

『よーし、まっすぐやろう!』とやる気になるはるか。『まっすぐー!』と叫ぶ。
嬉しそうなカナタを『カナタ、練習付き合ってくれない?』と誘う。
一瞬驚きつつも『いいよ』と頷くカナタ。
『じゃあ、いくよ』と宣言し『あー、あの窓から漏れる光は、あれは僕の天使』と動きつきで読み上げる。
嬉しそうな反応を示した後『あーロミオ、あなたはどうしてロミオなの?』と気持ちが入った言動を見せるはるか。

寝てるパフとニッコリアロマ。
『薔薇を別の何に置き換えても、香りは同じ。ロミオ様はロミオ様です』
『仰せの通りにいたします。あなたが望むなら、僕は自分の名を捨てましょう』
『あーロミオ』
と夕陽バックでやり取り。黒フェードアウト。

翌日。庭カット。

『古屋さん、平野くん、おっはよー!』と元気になってるはるか。
『残り1週間、ビシバシお願いします』とまさかの言葉まで。
『うん』と古屋、『一緒に頑張ろう』と平野が言う。
『うん!』と何故かファイティングポーズはるか。


役者同士で台本チェック。演出脚本を交えての会議。
小道具作りに衣装作り。音響チェック。

きらトワもみなみも練習は順調。

はるかの演技もこの頃には古屋が喜ぶレベルに。
顔を見合わせるはるかと平野。ハイタッチ。

そしてノーブル学園演劇会。春野一家やカナタも来訪。

俯いてるはるかに『春野さん、大丈夫?』と声をかける古屋。
『へへ、えへへ』と言葉になってないはるか。
『やっぱり緊張するよね。ごめんね、私が上がり症で』と謝る古屋。
ここで平野が立ち上がり『僕、ちょっと外で声出してくる』と去っていく。
『本番には遅れないでねー』と注意古屋。


校舎の階段へ来た平野、踊り場にストフリが。振り向いた2人に怯えて逃げるがズッコケ。怯える平野の顔。

校舎カット。

『各学年、ホールに集まってください』と校内放送。
『やっぱりダメ!』と言う古屋の声に振り向く。
『どこにいったんだろう』と気にするはるか。
『どうしたの?』とみなみが聞きに行く。
『あ、平野君が戻ってこないんです』と答えるゆい。『え!』と驚くみなみ。
遠くからきらトワも合流。
『寮にもいなかった』と藍原合流。
『手分けして探しましょう』と言うみなみに皆で頷く。

『平野くーん、平野・・・』と言ったところで上空のストフリを発見する古屋。
『お前も夢を』『持ってるな』『その夢』『見せてみろ』と言うストフリ。
『最高の演劇を作りたい』と言う古屋の夢。


演出家ゼツボーグ誕生。校庭にウニョウニョ登場。
やってきたはるか達、驚く。
『古屋さん!』と呼ぶはるか。
『もう1体いるぞ』とフリーズが告げると裏に剣士ゼツボーグ登場。
平野アップ、『平野くん』と言うはるか。

ここでアイキャッチ。


『古屋さん、平野くん、2人を返して!』と言うはるか。
早速変身。
今日のセリフはフローラ。

『2体相手に』『勝てるかな』と言うストフリ。
ストップは演出家ゼツボーグ、フリーズは剣士ゼツボーグカット。
あんぐりパフゆい。
『もう、今日は時間がないのにぃ!』と怒るフローラ。
『だったら勝負は70秒』と言い出すストップ。『なんで70秒ロマ?』と気にするアロマ。

『スタートだ』とフリーズが言うとストップウォッチをゼツボーグが押し動き出す。
そしてストップウォッチは巨大な爆弾に。
驚く4人。『まさか、時限爆弾!?』と気付くマーメイド。

フローラ達が驚きの声をあげてると剣士ゼツボーグが剣を下に向けて落ちてくる。
飛び退く4人。『そうだ、もう1体!』と言うフローラ。
紫色に発行する剣士ゼツボーグは


小型化して数を増やす。驚いて叫ぶ4人。
『ゼツボーグ!』と声を揃えるゼツボーグ軍団。一斉に突き始める。
『強い!』とフローラ、『近づけないわ!』とマーメイドが言う。
『でもそんなこと、言ってらんないし!』と光のエネルギーを発射マーメイド。
『時間が、ありませんわ!』と回転して炎のエネルギーを渦状に放射するスカーレット。

『今だ! ストップボタンを押せ』と突撃するフローラ。だが台本打ち上げによって阻まれる。
大回転するが空中でなんとか踏ん張って止まる。

彼女の着地と同時に無数のゼツボーグも着地。
『時間が』と言うフローラ。時間はまもなく30秒を切る。
ここでハッとするマーメイド『ストップウォッチは機械。私の水の技が当たれば』と言い出す。
『壊れて止まる!』と結果に気付くフローラ。
『面白い!』とストップ、『できるかな?』とフリーズが挑発。
走って4人をドーム状に囲む様にジャンプするゼツボーグ軍団。


構える4人の上空で融合し巨大化。驚くフローラ。
『終わりだプリキュア』と声を揃えるストフリ。皆で頑張った光景がフラッシュバック。
するとゼツボーグをピンクの嵐が受け止める。驚くストフリ。
弾き返されるゼツボーグ。
『マーメイド!』とフローラが口元アップで叫ぶとピンクの嵐から水の直線が飛び出てくる。
00:01秒で何とか時限装置を破壊。


構えるマーメイドと蹲ってるフローラ。
顔を上げ『今日は大切な日なの。古屋さん、平野君、それに学校のみんなが今日の為に一生懸命準備してきたの』と言う。
トゥスカとマーメイドのアップ。
『みんなの頑張りを無駄にはさせない』と言うフローラ。
エクラエスポワール発射。
『ここまでか』とダブルテレポートするストフリ。

解放は勿論フローラ。何気に平野の夢と合作。

寝かされた2人は目を覚ます。『古屋さん、平野君』と声をかけるゆい。
『ケンタ!』と男子B、『よかったー!』と狩野が喜ぶ。
『僕は』と言っていた平野が痛がる。

足を見れば思いっきり腫れている。
『さっき・・・』とコケた回想。
『そんな・・・』と言うはるかの前で『大丈夫だよ、これくらい』と立ち上がるがコケてしまう平野。
『平野君・・・』と心配狩野。
足を抑えながら俯き震え出しすすり泣く声をあげる平野『ごめん』と謝る。
ハッとするはるか。
『ケンタの代わりなんて・・・』と言う藍原。『誰かロミオのセリフ覚えてない?』と狩野が問う。
『そんなの、覚えてねーよ』と男子B。

『私が・・・』と言い出す古屋、体を震わせながら前へ進むが『ダメ、やっぱり私』と気持ちが折れた。
あんぐりはるか。そんな彼女に気付くカナタ。暫し考えた後、目を閉じかけるはるか。


それを見て『ロミオなら多分、僕ができると思う』と自薦カナタ。
『え!』とはるか、『お兄様!』とトワが驚く。
『あなたは?』と聞く古屋に『あ、トワっちのお兄さん』と教えるきらら。
『赤城さんの?』と言う狩野。
『彼女とたくさん練習したからセリフは覚えてるんだ』と自薦理由を述べるカナタ。
『いいのか?』と藍原、『劇はやれるかもだけど』と狩野、『部外者いれたら賞はもらえないだろ?』と男子B
が不安がる。
それを聞いてあんぐり真剣顔で俯くはるか。
『でもやれないよりは・・・』と言ってる古屋。
すると『全校生徒の皆さん、体育館に移動してください』と校内放送。
『今日までみんなで頑張ってきたんだ』と言う平野。
反応する一同に『ロミオ役・・・お願いします』と辛そうに頼む。
『よし・・・やろう!』と決意藍原、『でも』な狩野。
『先生に事情話したらきっと分かってくれるよ。それにケンタの覚悟を無駄にできねえ』と考える藍原。
『うん』と納得する狩野と男子B。
『赤城さんのお兄さん、ロミオ、よろしくお願いします』と男子Cが頼む。
『ちょっと待って!』とはるかの声。

皆が見ている中
『私は、劇が上手くいかなくても、ちゃんと自分たちでやらなきゃいけないような気がする。上手く言えないんだけど、無茶かもしれないけど、でも・・・』
と自分の考えを述べるはるか。
『失敗してもいいから、私は・・・自分たちのクラスの舞台を作りたい』と言う。
ハッとするカナタ。みんなもこれには反論の余地がない。
『やっぱり、僕も出たい・・・ごめん』と泣いてる平野。
俯いてた古屋。真剣な顔に。


『平野君、やろう』と誘う。驚く平野に『でも痛かったらすぐに私と交代。わかった?』と言う。
『古屋さん』と嬉しそうな平野。
だが、はるかは古屋の手が震えている事に気付く。そして『やろう!』と言う藍原の声に振り向く。
『ケンタをフォローして俺達でやろう!』と決意藍原。
『そうだ、ここまできたんだ!』と男子C、『1人も欠けてほしくない!』と狩野
と同意。
嬉しそうなはるゆい。
『はるはる!』ときららに呼ばれるはるか。
振り向くとみなきらが平野に肩貸ししてるので『みんな!』と驚く。
『急がないきゃ』ときらら、『これくら手伝わせて』とみなみ、『時間ないよ』ともう1度きらら
が言う。
『うん!』と嬉しそうに頷くはるか、『カナタ!』とカナタの元へ走って彼の両手を取り『ありがとう』と感謝する。
あんぐりカナタ。


かぐや姫公演中。
『かぐや姫、いかないでおくれ』と言われ『お父様、私は月に帰ります』とセリフみなみ。
『みなみ様・・・』とウットリ三つ編み女子。

舞台裏『みんな! スピード勝負だ!』と言う藍原。『おう!』と頷く男子2人。
『湿布』と持ってくる小巻に『ありがとう』と感謝平野。


『魔法は12時で解けちゃうからね!』とウインクきらら。
『わかりましたわ、必ず戻ります』と言うトワ。
『素敵ー』とボブカット女子。

『次だーいそげー』と男子、『衣装オッケー』と女子とバタバタ。

『ここは逆で』と言う古屋。

見ている望月学園長を始めとした教師達。春野一家も。
『1年星組、シンデレラでした』と言うアナウンス。
拍手を送るカナタ。

『早く撤収!』と指示きらら。


『準備はいい?』と聞く古屋。答えず片膝待機のはるかと平野。
『続きまして、1年花組ロミオとジュリエットです』と言うアナウンス。
準備している緞帳係、裏方、役者一同。最後にはるかの顔アップ。

緞帳が上がっていく。板付きで踊っているはるか達。反応は上々。
平野の足は衣装で隠されているが湿布等で覆われている模様。
心配そうに見ているみなみ達。カナタあんぐり。
照明が落ちる。暗転の様だ。

『20秒遅れてる、急いで』とストップウォッチで確認後、指示。
裏方男子が書き割りを運んでいく。
微動だにせず目を瞑っているはるか『ジュリエット、あなたのまっすぐな気持ちみんなに届けるよ』と心中で言う。

場面転換完了し照明が入る。
『あぁ、ジュリエット。君は一体どこにいるんだ』と平野。
楽しそうに見ている望月学園長達、反して真剣に見ているゆいと古屋、あんぐりカナタ。
『あの窓から漏れる光は、あぁ、あれが僕の天』と言ったところで足に痛みが走りコケてしまう。


ハッとするはるか。勿論ゆいと古屋、みなみ達も一緒。望月学園長達もあんぐり、カナタも。

あんぐりはるか、顔を上げ続ける気満々の平野。そんな彼を見ていたはるかは真剣な表情であんぐり。
そして瞳孔が収縮。
これを見た古屋、観念したように飛び出そうとするが『そこにいるのは誰?』とはるかが遮るように言う。

『あ、あなたはロミオ! 足を怪我してまでなんとお労しい。ああ、ロミオ。あなたはどうしてロミオ』
と城から降りてきたはるか。平野の手を取りセリフを言う。
見入ってあんぐり歓声を上げる女子達。
『うまい!』と嬉しそうな古屋『音楽!』と指示。

BGMがかかる。『やるじゃんはるはる』と感心きらら。
『春野さん・・・』すっかり素になってしまっている平野。手を離す様に立ち上がり

『バラを別の名に置き換えても、その香りは同じ、ロミオ様はロミオ様です』とポーズを取っていうはるか。
これで立ち直った平野、真剣な顔になり
『仰せの通りにいたします。あなたが望むなら僕は自分の名を捨てましょう』とポーズをとる。

『すごい!』と思わず口から出てしまうゆい。カナタもあんぐり動揺。

その後は牧師の提案シーン、殺陣、ラストも順調にこなしていった。


拍手が送られ、裏方も大喜び。学園長たちも拍手、パフロマも喜んでいる。緞帳が下りていく。


夕方の水面。ズームアウトするとそこには背中を向けたはるカナが座っている。
『ありがとうカナタ、なんとか自分たちで最後まで頑張れたよ』とお礼を言うはるか。
『はるかはまっすぐだ。本当にジュリエットの様だったよ』と評するカナタ。
少しして立ち上がり『あぁ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?』とセリフを言いこちらを向くはるか。
それを見て軽く笑うカナタ、『仰せの通りにいたします』と片膝。
『あなたが望むなら僕は自分の名を捨てましょう』と手を差し出す。
掴んでニッコリはるか。カナタもニッコリ。
それを見ているみなみ達。嬉しそう。見つめ合うはるトワ。
ニッコリはるか、カナタも口だけニッコリ。繋がれた2人の手のアップ

今日はプリンセスパレスとはるかの変身キー

~おしまい~

EDはスカーレット

~今週のまたみてね~

映画告知第3弾

第38話『怪しいワナ・・・! ひとりぼっちのプリンセス!』
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