映画ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ
(2014年10月11日公開)
脚本:成田良美 監督(演出):今千秋 作画監督:大田和寛

ふともも

MHから恒例となっているプリキュア映画の第12弾。
今回の題材は人形・・・そしてヒーローとしての在り方。
監督の今さんは以前よりプリキュアシリーズ監督を切望しており
柴田プロデューサーに頼んでドキドキから演出として参加しこの映画に初の監督を任されたそうで。
映画を見た第一印象は本編に比べて絵が輝いてると言うことでしょうか。
(比喩とかではなく本当に)
ふなっしーが登場。子供たちもウケてました。

DVD
(左かDVD通常版、特装版、BD特装版)


サウンドトラック



10周年のエンブレム。
そしていきなりサイアーク登場、『サイ・アーク!』と唸ってるサイアーク。
逃げ惑う一般人の中、1人だけ甲高い声の梨の妖精ふなっしー。
囚われてるのは女性。
右手薬指の指輪アップ。
(鏡なのでこれは反対と見るべきか作画ミスか・・・まぁそんな初歩的なミス無いと思いますが)

カメラに撮りながら
『ごらんください、サイアークです! ふなっしーショーに現れ、大暴れしています。皆さん急いで避難してください』
とレポート増子。
だがそれに気づいたサイアークが近づいてくる。
スレスレまで来られて『ひ、避難すべきは私でしたー』と横向きながら言う増子。
慌てて逃げる。サイアークが唸ってると


空からラブプリが登場。回転しながら急降下してくる2人。
ラブリーがオデコを蹴り、プリンセスが地上寸前で止まってそこから猛スピード突撃左パンチ、続いて右パンチ。
吹き飛ぶサイアーク。降り立って羽を消す2人。


カメラを下ろし『待ってましたぁ。キュアラブリー、キュアプリンセス!』と言う増子。またカメラを上げる。
客の後ろで飛び跳ねていたふなっしー、前に来る。
『ハピネスチャージプリキュアです』と増子声にドヤ顔ラブプリ。
立ち上がり、ロケット頭突きを繰り出すサイアーク。


ハニーリボンハートウォールを繰り出すハニー。
(なんか新規バンクっぽかったので撮影)
受け止めて弾き返す。

軽くバトンを右斜め下へ振り下ろすハニー。その後ろからフォーチュンが飛んでくる。


『フォーチュンギャラクシアンメテオ!』と言うフォーチュン。
彼女の周りを旋回した無数の星が、タンバリンが叩かれると同時にサイアークへ突撃する。

『キュアハニーとキュアフォーチュンの連携攻撃、命中! 決まったかー?』とハイテンション増子。
背中を向けてる両名。
だが『サイアーク!』と唸るサイアークは無傷。
あんぐりだったが構えるラブプリ。

『無傷です。なんと頑丈なサイアーク! プリキュア危うしです』と実況増子。
『これで応援するですわ』と唐突に恒例のアレを持ってくるリボン。
『これはなんですか?』と聞く増子。
『これは、ミラクルドレスライト。このライトを振って応援すれば、プリキュアがパワーアップするんですわ!』とこちらもハイテンションでどんどんアップになるリボン。
『と、まさにミラクルなライト!』と増子、『すごいなっしー!』とふなっしー
が言う。


男の子が前の女の子の後頭部にライトを投げてぶつける。直後に×印登場。
ズームアウトして緞帳登場。
『ライトを投げたり』とぐらさんも登場、下手側へスライドフレームアウト。
ライトを持った手を振り女の子を叩いてる男の子。また×印登場。
『隣の人にぶつかったりしないよう、周りに注意して応援するんだぜ』と上手側から注意ぐらさん。
『あと、ライトの光を近くで見ないようにな』とサングラスが自然に落ちてくる。

『わっかりましたー! プリキュアがんばれー!』と応援増子。
一般人集団も応援。その中で『頑張るなっしー!』と登場しピョコピョコSEを立てながら上下振動ふなっしー。

体がパーソナルカラー色に輝きだす4人。
『おー! ミラクルパワーきたぁ!』とテンションアップリンセス。
羽を生やして『みんな、いくよ!』と言うラブリーのアップ。
『うん!』とラブリー、ハニー、プリフォの順に飛行。


そんな光景が映ってるテレビの上。バレエの練習してる女の子の写真が飾られている。写真のアップ。
そしてその子と同じ髪色をした寝間着の女の子。ぬいぐるみがいっぱい置かれてるベッドの傍。
彼女の足に登場したハート付きリング、紫の炎の様な光と共に消滅。


急降下パンチを繰り出すラブリー。同じ場所を反った隙を突いたプリンセスに踏まれる。
転倒サイアーク。
唸りながら飛んできたハニフォにも前者に踏まれ、後者にパンチの同時攻撃をされる。
遂にサイアークの額にヒビが。
ハピネスビッグバン発射。サイアーク消滅。

元に戻る女性。

自分の顔潰してるふなっしーと一緒に叫び声をあげる増子。
興奮しながら『お疲れ様です。いやー、今日も素晴らしい戦いでした』と腰振りながら言う。


『当然! 私達にかかればサイアークの1匹や2匹、ちょろいちょろーい』と調子に乗るプリンセス。
『調子に乗らないの』と後頭部を後ろから軽く裏拳フォーチュン。
苦笑いプリンセス。
『みなさんの応援のお蔭です』と大人なフォーチュン。
『応援どうもありがとう』と手を振るハニー。
『イェーイ!』とダブルピースの子供なラブリー。


テレビ中継。スイッチを切るあの女の子。
『みんな・・・幸せ? 私は、全然幸せなんかじゃない』と涙ながらに言って涙を流す。
人形の頬に落ちる涙。



何やら回るギアもどきの姿と音。ハッとする女の子。
『幸せになりたいか? つむぎ』と聞く誰か。
鏡が光り出す。あんぐり顔で見てるつむぎ。
『お前の願い、叶えてやろう』と手を差し出す誰か。
じっと見ていたつむぎ、動揺しつつも手を差し伸べてしまう。

落ちるパツキン人形。

で、ぴかりが丘保育園。

『あー白雪姫。なんて美しいんだ。君こそが探し求めた僕のプリンセス。今ここに誓おう。一生君を愛することを』と言ってるめぐみ。
どうやら白雪姫の人形劇らしい。生徒達も見てる。その後ろに誠司もいたり。


『いざ、いざ誓いの』と言いつつめぐみが操作に苦戦してることに気付くひめ。
『キスを』と言うとまるで挨拶の様に前傾になる。
『あれ・・・』と言うめぐみに『ちょっと何してんの!』と怒るひめ。
『糸がひっかかちゃってさ』と空中V字開脚や逆さXの字を披露するめぐみ。
そのまま人形の方の姫に激突し絡まる。
『こうなったら最後の力技。えーい!』

とめぐみが言ったらば、両名の糸が切れる。
絶叫ひめと『あ・・・』なめぐみ。

『めぐみってば何やってんのよ!』と怒るひめ。
『ここからが白雪姫、最大の見せ場のキスシーン』とキラキラしながら言ってエアキス。
『なのよ!』と我に返るひめに『ごめーん』と明らかにユルユルなめぐみ。
『ごめんですむかー!』と収まらないひめ。『だってー』なめぐみ。
誠司は呆れている。

『2人とも、子供たちの前でケンカはいけないわ!』と超ミニスカで魔女人形を構えるいおな。クイックイッと動かす。

『仲良くしなきゃ!』と彼女に言われ『ういっ』『ごもっとも』とひめぐみがしょぼーん。
すると園児たちがクスクス笑い出す。
『なんだーこれー』と指差し男児。

『こうして楽しげな笑い声に白雪姫も王子様といっしょに大笑い。みんなで仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし』
とまとめるゆうゆう。
拍手喝采。

『いやー、楽しかったね。白雪姫の人形劇』とニッコリめぐみ。
『全然楽しくない!』と返すひめ。
『ぁー』と片付け誠司と『なんで?』なめぐみ。
『なんでって、もう! 誰のせいで感動のキスシーンが台無しになっちゃったとおもってるのよー』お怒りひめ。
『お話は変わっちゃったけど、子供達が楽しんでくれたからいいんじゃない?』となだめるゆうゆう。
『だめよ! ラブストーリーは女の子の夢なのよ!』と目がキラキラひめ。
黒板を消しながら『ひめの夢はどんな夢なの?』と聞くいおな。
『私の夢はね』と胸に両手を当てるひめ。

『いつか白馬に乗った素敵な王子様が私を迎えに来てくれるの』とひめのエコーナレーション。
(そのとおりのイメージ映像)
『そして、愛し合った2人は誓いのキスを』とキスをしようとするひめと妄想王子。
手前でリアルひめが登場し叫びだす。

『中々ステキな夢ね』と人差し指を黒板でクネクネしてるいおな。
『馬、いるか?』とツッコミ誠司。
『誠司、これが夢見る乙女ってやつだぜ』と教えるぐらさん。
『まぁ、夢みるだけなら自由ですけどね』と呆れ気味リボン。

『今日もまーんたん、幸せハピネスー』と人形を戻してるめぐみ。『ん?』と何かを発見。


『この人形』と女の子の人形。
『ん、そんな人形あったっけ?』というひめとあんぐりなゆうゆう達。
『保育園の人形かしら』と思ういおな。
『この人形すっごくかわいい!』と気に入るめぐみ。

『ありがとう!』と喋りだす人形。
『え!』と驚く一同。飛び上がる人形を顔で追う。
横に一回転した後『皆さんこんにちは、はじめまして』と挨拶。
『えー!』といおな。『なっ!』とひめもショーック。

『こんにちは、愛乃めぐみです。どうぞよろしく』と挨拶めぐみ、人差し指を差し出す。
『こちらこそー』と疑似握手を交わしお互いニッコリ。

『ちょ、めぐみ! 何普通に挨拶してんのよ!』と指差しひめ。
『人形が動いて喋るなんて』と考え込むいおな。
『こいつは驚きだぜ』とぐらさん、『信じられませんわ』とリボン
が言う。
(お前らも人形みたいなモンだろってツッコミはなし)
怪しむひめをよそに『あなた、お名前は?』と聞くめぐみ。
『私はつむぎと申します。ドール王国から来ました』と自己紹介つむぎ。
『ドール王国!?』と声を揃える一同。

『はい、ドール王国は人形たちの暮らす平和で素敵な国です。なのですが突然サイアークが現れて国をメチャクチャにしようとしているのです』
と事情を説明つむぎ。途中から落ち込み気味。
『おぅ・・・』とめぐみ、『それまずいじゃん!』と叫ぶひめ。

『プリキュアの皆さん、助けに来てくれませんか?』と聞くつむぎ。
『勿論行くよ! 安心してつむぎちゃん。私達が絶対あなたを助けるからね』と抱き上げるめぐみ。
いおなは横目、ゆうゆうは上目で何か思うところがあるらしい。
『うふっ、よろしくお願いします』とニッコリつむぎ。

すると虹色波紋は出ると同時に床が虹色に光りだしスリッパから靴へ変化。
驚くめぐみ達。下から風が吹く様に髪が靡く一同。つむぎはニッコニコ。
そのまま光の粒子となって姿を消す。

OP開始と共にタイトル登場。

飛行中のつむぎ達。先頭を切っていたつむぎは虹色変化から人間形態へ。
あんぐりなめぐみ達に手を振るつむぎ。
飛んでいる一同の前に花が登場。中央に草原と湖が映っている。


花のアップになったと思ったらそれを足場にピョンピョン飛び跳ねて降りるつむぎ。
後を追っていくクレジット順に降りる人間勢。
(リボンはひめ、ぐらさんはいおなと同行)
歩くつむぎ。空飛ぶ風船。
クルクル回りながらこっちを向いて一礼つむぎ。するとぬいぐるみ達が登場。手を振って出迎えている。
感激めぐみ。ひめゆうリボンもニッコリ、いお誠ぐらはあんぐり。
木やキノコも踊っている。

無数の風船が飛んだ後、空中ブランコで飛行中のめぐみ。ニッコリ。


川辺の姫は飛んでいく鳥たちを見て嬉しそう。
だがのっそり出てきた物体にビックリ。
それはキリン人間っぽいのと犬っぽいのが居たり。戸惑う両名にホッとするひめ。
人形たちにハニーキャンディをあげようとするゆうゆう。
受け取る人型人形。もう1人も受け取る。ニッコリゆうゆう。
人形に混じって5匹で踊ってるリボぐら。楽しそう。

横を見ながら歩いているいおな。前を向いたらば人面樹のアップ。驚く。
OP終了。
クネクネする木になぜか頬を染めて嬉しそう。

『ドール王国最高!』と回転めぐみ。
ひめも『楽しすぎる―』と指立て。『いぇーい!』めぐみ。
溜息ついて『2人とも、遊びに来たんじゃないのよ』と注意おな。
犬っぽいのに乗ってるゆうゆう『こんな可愛くて素敵な国に居たらはしゃいじゃうのも仕方ないかな、なんて』と2人に同意するゆうゆう。

ニッコリつむぎ『ありがとうございます!』。
『そうですわ、ブルー様に連絡を入れておかなくては』とキュアライン電話リボン。
めぐひめは後ろで人形たちと踊ってる。


大使館。
『ドール王国?』なブルー。『はい、今めぐみ達と来ていますの』と自分のアップから退いて皆の姿を見せるリボン。
『やっほー』『いぇーい』なめぐひめ。
『ドール王国、聞いたことがないな』と返すブルー。
『え、ブルー様ご存知ないんですか?』と不思議そうなリボン。
『地球上にある国なら僕が知らないはずはない』と返答ブルー。
すると大使館の鏡が闇色に染まる。
『ドール王国、そこは一体』と彼が言うと同時にエネルギーが飛び出してくる。
振り向いたが・・・

通話が切れ『あら? ブルー様?』なリボン。
『リボン、どうした?』と聞くぐらさんに『ブルー様との通話が切れてしまいましたわ』と教える。


『もう1度』と彼女が言うと同時に空に闇のエネルギーが登場。それは風車小屋を襲う。
事態を察したか険しい顔の4人。
風車小屋サイアークの登場。
『わ、いきなりでたぁ!』と言うひめ。
『みんな、物陰へ!』と避難指示いおな。
ぴょんぴょん飛び跳ねてるサイアーク。逃げる人形たち。
『みんな、いくよ!』とプリチェンミラー構えるめぐみ。
『うん!』と残りの3人も構えて4人変身。

暴風を繰り出すサイアーク。
『なんのこれしき』と前進していくラブリーだったが風を強くされ吹き飛ばされる。

降り立ったプリンセス。ラブプリブレスを使い弾丸マシンガンを発射。だが、回転するプロペラに全て消される。
『うそっ!』と驚く彼女も吹き飛ばされる。

ハニフォも踏ん張っている。
『あの風が曲者だ。まともにいったら吹き飛ばされるぜ』と注意ぐらさん。


『だったら』とタンバリンを出して構えるフォーチュン。
『フォーチュン』と回転しながら叩いて枠太な星を出す。
『タンバリーン』と上にタンバリンを向けると水平になる星。
『リング!』と腋見せながら右手を内へ振りかぶってフリスビー投げるように発射。

激突して怯ませ、上空に上がったと思ったら上から降ってきて拘束される。

心配そうに見ている誠司&人形たち。
だがつむぎの表情だけはそれと違うようだ。

ハニーがリボンスパイラルで拘束。プリンセスがマカダミアフラダンスでハイにしてラブリーがピンキーシュートで撃破。
サイアーク消滅。

蜘蛛の巣が消え『消えた?』と言うラブリー。
『けど』とハニー、『なんかいつもと違くない?』とプリンセスが不思議がる。
『プリキュアかっこいい』とクマ、『ありがとうプリキュア』と口無しネコがお礼。
『わーい』と燥いでる両名にニッコリハニー。
『うー! 幸せが高まり!』と大騒ぎするリボン『あら? 幸せを感じませんわ』と我に返る。
プリンセスに鼻をこすってもらう。
『そいつはおかしいなぁ』と言うぐらさん。

歩いて来て『皆さん、本当にお強いんですね』と言うつむぎ。
『つむぎちゃんの心配事は私にまかせて!』と言ってるラブリー。
が何も言わず顎を引くつむぎ。それにあんぐりラブリー。
(裏でプリンセスに『鼻の中になんか詰まってんじゃないの?』と言われ『失礼な!』と怒ってるリボン。『冗談だよ、ごめんてー』と謝るプリンセス)

石畳の広場を移動中の一同。


馬の走る音に振り返るめぐひめ。そこには白馬に乗った長髪の人物が『ドー!』と言ってる。
『こちらはドール王国の王子、ジーク様です』と紹介つむぎ。
『伝説の戦士プリキュア、ようこそドール王国へ』と挨拶ジーク。



彼を見たひめ、ハートを矢3つが次々貫く。
『はぅ!』と苦しみ出すひめに『ひめ』『どうしたの?』とリボめぐが聞く。
めぐみの方へ半回転し両肩を持って『運命だわ!』と言うひめ。
『え?』なめぐみ。
『顔よしスタイルよしファッションセンスよし! そして王子様で白馬で登場!』と踊りながら燥いで言ってるひめ。
『パーフェクト!』と花散らしアップ。
『ジーク様は理想そのもの。私の運命の人よー』とその場で回転ひめ。
『ひめ・・・』とめぐみが困り、『やれやれですわー』とリボンが呆れる。
んで、回転してるとジークが来ていてビックリひめ。
『君の名は?』と問われ『し、しー、白雪・・・ひめです・・・』と動揺自己紹介。
目の前で姿勢を低くするジークにビックリひめ。
『みんなを守ってくれて、ありがとう』と感謝ジーク。
ひめの手の甲にキス。炎の様なオレンジ背景に花が次々登場。
ひめ赤面爆発。

『まぁ』とゆうゆ、『おー!』とめぐみ。いおなも頬赤い。うろたえてるリボン。
『君達のおかげでドール王国は守られた。国を挙げて歓迎する』と言うジーク。

パレードのりんご車に乗っているめぐみ達。歓声が送られている。
手を振っているひめ、ゆうゆう、いおなの3人。誠司はポケ手。
ひめ楽しそうに両手を振っている。
『プリキュアー』『ラブリー』とか言う声も聞こえてくる。

『うわぁすごい人』と言ってるめぐみ『いや、お人形さん達がいっぱーい』と訂正。
『みんなとっても喜んでいるんですよ。プリキュアの皆さんに会えたことを』と教えるつむぎ。
『あたしも嬉しい!』と言うめぐみ。
『こんにちはー。愛乃めぐみこと、キュアラブリーでーす。どうもどうもー』と手を振りながら挨拶。


こちらも楽しそうに手を振っているひめ。後ろから馬を歩かせついてくるジークを見る。
そんな彼女に気づいてニッコリジーク。
ハッとするひめ。自分の手のひらを見ながら『見えた!』と言う。
『え、何がですの?』なリボン。
『私とジーク様を結ぶ赤い糸が!』と答えるひめ。
(ハートを描く赤い糸)
呆れ顔のリボンをよそに
『今、ジーク様と目があったの。イコール、ジーク様は私のことをー!』とハートまき散らしながら熱弁ひめ。
『ひめぇ・・・?』ばリボン。

『これはもう絶対結婚するっきゃないわ!』と言ってるひめ。
『ちょ、話がぶっとび過ぎですわよ!』と指摘リボン。
『うふふ、ひめちゃん元気ねー』とゆうゆう、『何々、何の話?』と食いつくめぐみ。
パレードは城に向かう。城のアップ。
巨大な城のホールに入るめぐみ達。
その大きさに驚きながら入ってくるめぐみ達。めぐみ・ひめ・ゆうゆうは嬉しそう。

回転歯車。その前にある結晶の山、そしてその結晶の台座に座ってる誰か。
『来たか』と口元アップで言うブラックファング。

プリチェンミラーでドレスに着替えるめぐみ。髪型特別仕様でなんともかわいい。

『いい! バッチグー!』とポーズを取った後『我ながらいいセンスしてるじゃなーい!』と回転しながら言うひめ。
こっち見ながら帽子の位置調整ゆうゆう、満足したのか嬉しそう。


蝶ネクタイを弄ってる誠司に『誠司、どう?』と聞くめぐみ。
『ま・・・まあいいんじゃね?』と一旦怯みつつ目線をそらしながら答える誠司。


『わたしさいこーう!』とか言ってるひめ。
『ひめえ・・・』と困ってるリボン。
ひめを見てこっちを振り向き『私、おかしくないかな?』と気にするいおな。
『イカしてるぜ、いおな!』と指立てし回転退場ぐらさん。
嬉しそうないおな。

めぐみ達や人形たちが見てる中、スポットライトの中心で踊ってるつむぎ。
楽しそうに見てるめぐみ達。
ポーズをとって終わった後、ドレスの裾を持って一礼つむぎ。
拍手と歓声が一斉に。
『ブラボー、ブラボーつむぎちゃーん! すごーい!』と言いながらめぐみが近寄る。
ひめたちも後を付いていく。

『中々やるわね』とひめ、『素晴らしいダンスだったわ』といおな、『感動でお腹いっぱい、胸いっぱいよ!』ゆうゆうが称える。
『だよねー!』と同意し『楽しすぎて幸せハピネスだよ!』と言うめぐみ。
トランペットが吹かれる。


ジークが階段を降りてくる。
『ようこそ舞踏会へ。今日はプリキュアへ、感謝をこめて踊ろう』と手を差し出すジーク。
ハッっとするひめ。

人形たち演奏開始。

『ひめ、王子様と踊ってきなよ』と急かすめぐみ。
うろたえつつ『でも、もし断られちゃったら』と両人差し指コネコネひめ。
するとジークが『ひめ』とやってくる。
『ジーク様!』と驚くひめ。
『普段の君も素敵だけど、そのドレスもよく似合っているよ。綺麗だ』と褒めるジーク。

あんぐりひめ『そそそそ、そんなこと・・・ありますけど』といつものセリフ。
『踊っていただけますか?』とジークに誘われ『はい! 喜んで!』なひめ。
演奏人形のアップ。

踊ってる2人。回転しながら下から上へ通り過ぎるリボン。
キラキラな両者。

『うわぁ、ひめもダンス上手! ステキ!』と言ってるめぐみ。
誠司も嬉しそうに腕組み。
『さっすがブルースカイ王国の王女様ね』と感心ゆうゆう。
『あの2人、意外といい感じですわね』とリボン。
『うーん、私も踊りたーい!』と言い出すめぐみ、誠司に目を輝かせる。
『うぇ!? えっと・・・』と顔を背ける誠司。
彼の右腕を両手で捕まえるめぐみ『誠司、おどろ!』と誘う。

『踊りましょ』とクマが誘いに来る。ウサギも軽く笑う。
『喜んで!』と答えるゆうゆう。
が『あ』と何かに気づいて『ちょっと待っててね』と言う。
窓際のいおなに近寄り『いおなちゃんも踊りましょう』と誘うゆうゆう。


『サイアークは倒したけど』と消滅回想。
『まだ何も解決していない気がする』と言ういおな。
『そうね、色々と気になることもあるし』と同意ゆうゆう。
まさかの反応に驚くいおな。
『つむぎちゃんが、私たちがプリキュアだってことをどうして知っていたのか・・・』と考えるゆうゆう。
『ゆうこ・・・あなたも気づいてたの?』と問ういおな。
『今はまだ考えても答えはでないと思うの。楽しみながら、様子を見ましょう』とニッコリゆうゆう。

『そうね』と受け入れるいおな。
『踊ろうぜ!』と誘いに来るぐらさん、ドヤ顔。
『うふ、ぐらさんって、男前ね!』と褒めるいおな。
『よく言われるぜ』なぐらさんの手を取る様に指で応えるいおな。
(女の子らしいです)

踊ってる誠司、目線を合わせず踊っている。両腕にクマとウサギなゆうゆう。いおなは器用にぐらsなんと踊っている。。

『ハピネスチャージ!』とケーキにかぶりつくゆうゆう。めぐいおも何かを食べている。
ハートを撒き散らすめぐみとウットリゆうゆう。
『幸せハピネス!』と騒ぐめぐみに『うふ』。

城の外。溜息つきながら出てきた誠司。
『こういうのは堅苦しくて性に合わねーな』と言う。
『でも』と幸せダンスを思い出しウットリ。
『楽しいじゃねーか舞踏会』と背中で本音がポロッと。


なんてやってると蜂型サイアークが自名を叫びながら登場。
『!? サイアーク!』と言う誠司。槍を投擲してくるサイアーク。全部ハズレ。
囲まれる誠司。
闇色に光ったと思ったらエネルギーを飛ばす蜂型サイアーク。
それは糸の様に誠司を包み込み、繭の様にしてしまう。煙の様に消えたと思ったら

落ちてきたのは誠司人形。
歩み寄ってくるつむぎ、じっと見ている。


踊っているジーク。
すると歯車が回転しているカット。それに気付いたのか動きが止まる。
不思議に思うひめ『ジーク様? どうかしました?』と聞く。
『いや、なんでも・・・』と返すジーク。
『あの、私これでもブルースカイ王国の王女なんです。王子としてのお悩みとか、他の人よりはわかると思うんです。ですから、悩み事とかあったら話してください』
半ば照れながら心配ひめ。
嬉しそうに『ありがとう。優しいね、ひめ』と言うジーク。
顔が下から上へ赤くなって炸裂ひめ。
『そ、そそそそそんなこと・・・ありますけど』と嬉しそうなひめ。
『もっと君と話がしたい。2人きりで』と耳打ちジーク。
『はっ、はい!』と鼻息噴射ひめ。

『さーて、お腹も膨れたことだし、もう一踊りぃ・・・』と言うめぐみ。
目の前クマを通過してる中『あれ? 誠司がいない』と気づく。
『こっちです』と声をかけ手招きつむぎ。ついていくめぐみ。
『あ、めぐみちゃんがつむぎちゃんと出て行ったわ』と言うゆうゆう。
彼女が気づくと同時に振り向くいおな。

『ひめは王子様と行っちゃいましたわ』と言うリボン。
『バラバラになるのは危険だわ』と警戒するいおなに頷くゆうゆう。
『どうしました? どうぞ、もっと食べてください』とクマ人形。
ウサギ人形も『一緒に踊りましょう』と誘う。
ここで『ビンビン感じるぜ! サイアークの気配をよ!』と大声で言い出すぐらさん。
横目で見ていたいおな

『そこよ!』とカーテンをめくると『サイアーク!』とサイアークが居た・
『ゆうこ!』と呼ぶいおな。『ええ』とプリチェンミラーを構えるゆうゆう。


その頃、森を移動中のひめとジーク。
『やだ、ジーク様ってば強引! でもこういうの嫌いじゃない。ううん、むしろ・・・好き』とハートを撒き散らしながら心中で思ってるひめ。
湖の前で止まる2人。
『ひめ』と肩に手を置くジーク。
『きたー! これはまさかの急展開、愛の告白!』と心中で大喜びひめ。
じっと見ているジーク。
『そして待ちに待った、憧れの・・・キキキキキキ、キスシーン』と思わずおちょぼ口ひめ。
『ジーク様、私もあなたの事がすー』と言ったところで
サイアーク登場。
『えー! このタイミング! あんたほんとサイアーク!』とキレ叫ぶひめ。

そのままカットは空から城へ。


廊下を歩いているめぐみとつむぎ。
突然立ち止まり『みんな幸せハピネス』と口にするつむぎに『え』なめぐみ。
『あなたそう言ってましたね?』と聞くつむぎに『うん! プリキュア一生懸命頑張って、みんなで幸せハピネスになる。それが私の目標なんだ!』
と答える。
『無理だよ』と言うつむぎ。
『え』なめぐみ。
『プリキュアにだってできないことがある。みんなを幸せになんてできっこない』と指摘つむぎ。
一瞬驚きつつ『そんなことないよ、頑張れば誰だって幸せに』と言おうとするめぐみを遮り
『私はダメだった! 頑張ったけど・・・ダメだった』と俯くつむぎ。
拳を握ってすぐ近くにあった部屋に入る。
『つむぎちゃん!』と呼ぶめぐみ。
追いかけて部屋に入りもう1度呼ぶ。が、同時に何かに気付いてハッとする。


めぐみが『これは・・・』と言う部屋。
闇色の塊が紡がれている。先ほどから曲がっているのはどうやら糸車だったらしい。
振り向くつむぎ。
塊からエネルギーが放出され現れたるはクマ型サイアーク。
下り立つ。
『うぇ!? サイアーク!』とプリチェンミラー構えるめぐみ。変身。


走り寄ってパンチしてくるサイアーク。
生やした羽で飛んで避けながら『つむぎちゃん! 危ないよ! 逃げよう!』とつむぎの前に向かい下り立つラブリー。
『サイアーク、ラブリーを倒して!』と命令つむぎ。
『え・・・』と驚いてるラブリーの後ろに降り立つ。
気付いたラブリーだがそのまま殴り飛ばされ壁に激突。
そこから落ちて着地するがダメージが残っているのか片膝ラブリー。
『つむぎちゃん、どうして?』と問う。
はしゃいでるサイアークの前で

『あなたは罠にかかったんだよ。キュアラブリー』と言うつむぎ。
『え・・・』とアップラブリー。

ハニーバトンクリスタルソングを繰り出すハニー。ウットリしかけるサイアークだが自ら振り払って下り立つ。
『あら、ダメみたい』と言うハニー。

サイアークの連続パンチを防いでいるフォーチュン。カウンターの強烈な一撃で倒れるサイアーク。
フォーチュンギャラクシアンメテオを繰り出すフォーチュン。
ダメージを受けるサイアーク。
続いてハニーのスパークリングバトンアタック。

『決まりましたわー!』と喜ぶリボン。
が、『サイアーク!』と声を揃えて元気に唸るサイアーク4匹。
『そんな!』とショックリボン。

『このサイアークは一体』と言うフォーチュン。
『どうやら敵はサイアークだけじゃないようだぜ』とフォーチュンの横に来て振り向くぐらさん。
『お人形さんよ、お前たちの目的はなんだ』と聞かれうろたえる人形たち。
『つむぎ・・・』とネコ人形、『つむぎのため』とウサギ人形、『つむぎのため・・・』とクマ人形、『つむぎ』と謎人形。
驚く意味であんぐりなハニフォ。

その頃のプリンセス達。
『サイアーク!』と言ってるサイアーク。
『ジーク様、下がっていてください』とジークを気遣い
『もう! 折角いいムードだったのによくもぶち壊してくれたわね。私のパンチを食らうがいいわ!』と走りながら言うプリンセス。
弾丸マシンガンで攻撃。
倒れるサイアーク。
『ジーク様、今のうちに』と振り向くプリンセスだったがシャキーン音。

なんとジークがこちらに剣を向けているではないか。
驚いてる隙を突いてサイアークが迫ってくる。パンチを飛び避けるプリンセス。
着地して『ジーク様、どうして?』と問う。
『つむぎの為だ』と答えるジーク。


『このドール王国の人形はみんなつむぎのものだ。つむぎがこの国で踊り、笑顔を見せてくれるのなら僕はどんなことでもする』と言うジーク。
(つむぎと踊る人形たち、笑顔つむぎ、ニッコリ)

『あ・・・』と三角口で真っ白プリンセス。
(正確にはひめ)
『えっーっと、ていうかあのー一応確認ですけど、ジーク様とつむぎちゃんってどういったご関係で・・・?』と聞くプリンセス。
『つむぎは僕にとって大切な人だ』とジークに返され『ちょ!』とショック。

肩を落とすプリンセス。


『つむぎが幼いころからずっと、僕は彼女と共に過ごしてきた』と語るジーク。
ジーク人形を見て嬉しそうなつむぎ、顔をスリスリする。
『つむぎは僕の事を大事にしてくれた』と言うジーク。
ジーク人形を踊らせてるつむぎ。
『いつも傍に置いてくれた』と一緒に寝ているジーク。


『僕だけじゃない。ドール王国の人形たちもみんなつむぎのことが大好きなんだ。つむぎの踊る姿が・・・笑顔が』と続ける。
(つむぎの足元アップ、鏡の前でバレエ練習つむぎ、ベッドの上から見ている無数の人形たち、嬉しそうに笑うつむぎ)

ホワイトアウトして『チーン』なひめ。

『あの、ということはもしかしてジーク様も本当はお人形さんだったりするんでしょうか・・・』と聞くプリンセス。
その質問にムッとした様子のジーク
『たとえ人形でも、つむぎへの想いは誰にも負けない!』と剣を構えるジーク。
涙を浮かべ『やってられっかー!』と叫んで走り去るプリンセス。
『追え、サイアーク!』と命令ジーク。ジャンプサイアーク。

城の方を『つむぎ・・・』と気にするジーク。


パンチを繰り出すサイアーク。
後ろ移動していたが驚くラブリー、クロス防御するが殴り飛ばされる。壁に激突して羽消滅。着地するも跪いてしまう。
『つむぎちゃん・・・』と呼ぶラブリー。
『あのね、ほんとの私は踊れないんだよ』と指パッチンしてサイアークを消すつむぎ。
『え・・・どういうこと?』と驚くラブリー。
足首にハート飾りがついているつむぎの足。
『それでも、私は踊りたいの。ずっとずっと踊り続けたいの』と回転した後、手を伸ばし言う彼女を同情顔で見てるラブリー。

糸車前に映像が投影される。
『子供の頃から踊ることが大好きで毎日レッスンに励んでいたわ。踊ることが楽しくて楽しくて幸せだった』とアップになる映像。
アップつむぎ。


『でも、突然足が動かなくなって、踊れなくなっちゃったの』と語るつむぎ。
(足首にハート飾りリングが登場。燃えるように消滅したと思ったら座り込んでしまうつむぎ。動揺。同門の仲間も心配顔)

ぴかりが丘総合病院。
リハビリに励むつむぎ。
『原因は分からない。何をしても、いくら頑張っても全然足は動かなかった』と語る。
(奮闘するが思うように動かない足のアップ。医者に左右に首を振られ泣き出すつむぎママ)

『最初はお見舞いに来てくれた子も居たけど、そのうち誰も来なくなった』と続けるつむぎ。
(笑顔で見舞いにくる友達。だがつむぎが無反応。来なくなった過程を表現する様にフェードアウトする友達。セピア色)


車いすの横に放置されたバレエシューズ。布団で背を向けたまま寝ているつむぎ。ドアを閉じる両親。
泣いてる母親を心配する父親。
『現実の私はもう踊れない。友達もいなくなった』とナレーションつむぎ。ベッドの上で目を潤ませている。
現在。
『でも、あの人が私を助けてくれたの』と回転しながら回想みたく言うつむぎ。
謎の人物の囁きの回想。
(口パクとノンシンクロ)


白みがかった世界。
どんより空の石畳みに舞い降りたつむぎ。なんと歩ける。そのことに驚くつむぎ。
その足首には例のハートリングが再登場。
『足が、動く!』とつむぎ。
楽しそうにバレエをし『踊れる! 私、踊れる!』と喜ぶ。
すると拍手が送られる。『すてきー!』と拍手を送る人形たち。
『みんな!』と驚きを隠せないつむぎ。
するとジークも登場。
『え! ジーク!?』なつむぎ。跪いて手を差し出し『つむぎ』と呼ぶジーク。
あんぐりだったが嬉しそうに手を取るつむぎ。
そのまま立ち上がったジークと両手を取って一緒にクルクル回転踊り。

『これで寂しくないだろう? 現実で踊れなくても、このドール王国でなら、お前は思う存分踊ることができる。ここはお前の為の国だ』と言う謎の男。
ハッとするつむぎ、ズームアウト。
『私のための国・・・』と彼女が言うと、白みがかっていた世界が晴れて花びらが舞いカメラを隠す。

すると、場面は城へ移動。
その後も花びらが通過する度、建物、花の中の世界へとカットが変わっていく。



『ここが、私の居場所!』と嬉しそうなつむぎ。
『私が倒されない限り、お前は踊り続けられるだろう』と言う謎の男。
『え、倒されるって?』と聞くつむぎ。
『私は幻影帝国の幹部、ブラックファング。プリキュアの敵だ』とマントを広げ自己紹介する男。
『あ・・・』と驚くつむぎ。
『もし私がプリキュアに倒されれば、この王国も共に消滅するだろう』と教えるブラックファング。
『そんな・・・そんなのやだ!』と嫌がるつむぎ。
『ここはお前が踊るためにできた王国。お前自身がこの国をプリキュアから守るんだ』と言うブラックファング。
目を瞑るつむぎ、拳を握り『私のための、国・・・』と言う。
足のリングが一瞬だけ燃えるようにエネルギー放つ。

現在。
『ドール王国はブラックファングが私のために作ってくれた夢の国』と回転する彼女の足のアップ。
『ここにいれば私は踊れる。もう踊れない現実なんかいらないの』と移動しつつ
止まって『私はここに居たい。誰にも邪魔はさせない』と目のアップつむぎ。
『ちょ、ちょっと待ってよつむぎちゃん。そのブラックファングって人ダメだよ。幻影帝国の人なんでしょ? 悪い人だよ』と左腕を庇っているラブリー。
『どんな人だって私には関係ない。だって私の願いを叶えてくれたんだもん』と回転移動つむぎ。

彼女がタップを踏むと。人形化した誠司とブルーが登場。
『誠司、ブルー!』と呼ぶラブリー。
つむぎが手を挙げると彼女の上に来る両名。
『私は踊りたい。どんなことをしても』と言うつむぎ。
『つむぎちゃん・・・』とショックを隠しきれないラブリー。
『みんな幸せハピネスにするんでしょ』なつむぎにハッとする。
『だったら私のために、人形になって』と願うつむぎ。指パッチン。


ダブルパンチハニフォ。吹き飛ばされ消滅。2人も着地して羽を消す。
だがどこからともなく繭が作られまたサイアークが誕生。
4体に囲まれる2人。
『これじゃキリがないわ』と言うハニー。
するとリボぐらを闇の糸が襲う。上に持っていかれる2匹。
『リボン! ぐらさん!』とフォーチュンが心配。
『俺たちのことはいい。ラブリー達も襲われてるはずだ。いけっ!』と言うぐらさん。
『でも・・・』と食い下がるフォーチュン。
『プリンセスとラブリーを頼みますわ』とリボンが言ったらばグルグル巻きにされる2匹。
繭化して消滅後、人形になる。顔で落ちる2匹の行方を追い構え直す2人。
サイアーク、口にエネルギーを溜め熱線発射。
入口を破壊。建物全体も次々破壊されていく。左右から放たれる熱線の中を飛んで逃げる2人。
『リボン、ぐらさん、必ず助けるからね』と言うフォーチュン。

パンチを防御しつつ攻撃するラブリーだが押され気味。アップで殴られたところで


青空の下のうさぎサイアーク、キョロキョロ。
『もうやだ、帰りたい。みんなどこ行っちゃったのよ。ジーク様・・・』と植え込みの裏で体育座りプリンセス。
すると物音がして振り向く。
そこではバルコニーに飛び出てきたラブリーの姿。
『ラブリー!』と心配プリンセス。
ラブリーは腰から落ちてそのまま滑っていく。
辛そうに上半身を起こし『つむぎちゃん、これがあなたの願いなの?』と問うラブリー。
『そうだよ。踊るためならどんなことだってする』と返すつむぎ。
『それで本当に幸せになれるの?』と問うラブリー、立ち上がり『私、あなたを助けたい』と言う。
『どうやって? いますぐ足を、直してくれる? 私を踊れるようにしてくれる?』と俯いて聞くつむぎ。
『それは・・・』と返答に詰まるラブリー。
(つむぎちゃんの心配事は私に任せてと言うラブリーの回想)

『何もできないくせに、助けるなんて簡単に言わないで!』と怒るつむぎ。
怯むラブリー。
ハッとするも辛そうに拳を握り『現実世界に居たってつまんない。この国は私にとっては大切な居場所なの』と言うつむぎ。
ショックで動けないラブリー、殴り飛ばされる。


空中で受け止めるプリンセス。
『プリンセス』なラブリー。彼女を見た後、つむぎの方を見るラブリー。
つむぎは壊れた壁からじっとこちらを睨んでいる。その目には涙が。歯を食いしばってさらに強く睨む。
ショックを隠せないラブリー。


『サイアーク、捕まえて!』と命令つむぎ。
両手から闇エネルギー発射サイアーク。2人の前に現れたハニフォ。
リボンハートウォールでガード。
『ハニー、フォーチュン!』と嬉しそうなプリンセス。
『2人とも、無事でよかったわ』と喜ぶハニー。
もう1発発射サイアークの攻撃をまた防ぐ。
『一旦引くわよ!』と言うフォーチュン。
『つむぎちゃん!』と手を伸ばすプリンセス。
ズームアウトしていく。引きカットでさらにズームアウト。


ボロボロになった屋根。自動的に上に上がってきたリボンとぐらさんが誠ブルと並ぶ。
『すまない、プリキュアを捕らえられなかった』と謝るジーク。
『いいよ。どうせドール王国からは出られないんだから。これでドール王国は永遠。私は、ずっと踊れる』
と踊りながら言うつむぎ。
『つむぎ?』と呼ぶジーク。歩み寄る。
つむぎは目に涙を浮かべている。そしてジークに抱きつく。
『つむぎ・・・』なジーク。
『私、酷いこと言っちゃった。・・・ごめんなさい』と謝る。
何も言えないジーク、優しく抱いてあげる。
糸車裏のステンドグラスアップになっていく。


森の中に降り立った4人。羽を消す。
『ふー、危なかったー』と言うプリンセス。
振り返って『みんな、大丈夫?』と聞くフォーチュン。座り込むラブリーに驚く。
『ラブリー?』なハニー。
『私・・・馬鹿だった・・・。つむぎちゃんは大好きな踊りを踊ることができなくなって、苦しんでた』
と言うラブリーを静観している3人。
涙を浮かべ『何もできないのに・・・助けられないのに・・・助けたいなんて言って、つむぎちゃんを傷つけた!』と両手で顔を覆う。
気持ちがわかってる顔のフォーチュン。じっと見ていたハニーもわかる模様。

『ちっがーう!』と叫びだすプリンセス、ラブリーの両肩に手を置く。
『プリンセス』と呼ぼうとしたラブリーを揺さぶる。
『違う、そんなのラブリーじゃなーい! 落ち込んだり後ろ向きになったり
逃げ腰になるのってラブリーらしくないよ。困ってる人がいたら助けるために全力で突っ走る。それがラブリーでしょ』
と説得プリンセス。
『プリンセス・・・でも・・・』と納得できないラブリー。


『助ける方法がないなら、放っておく?』と聞くハニー。
『え?』なラブリー。
『それでラブリーは平気?』と次の質問。
一瞬あんぐり顔を見せた後、悲しそうな顔をするラブリー。首を左右に振る
『ラブリー、あなたは大事なことを忘れてるわ』と言い出すフォーチュン。
『え・・・』なラブリー。
『1人じゃできないことでも、力を合わせればきっと解決できる。だって私達はチームでハピネスチャージプリキュア! でしょ』とアドバイスフォーチュン。
頷くプリンセス、ラブリーを見る。
『みんな・・・』なラブリーに『ラブリーはどうしたいの?』と聞くプリンセス。

『私は・・・』俯いたラブリー。
(現実世界に~大切な居場所なの!の回想カット)
『私は・・・私に今できることをしたい』と途中からマジメな顔で答える。
『つむぎちゃんは、ここが自分の居場所だって言ってた』と言い膝の上の両手を握り
『でもそれは違う。私はつむぎちゃんを助けたい。助けなきゃ!』と決意ラブリー。

『それでこそラブリーよ!』とプリンセス
『目的は決まりね』とハニー
が言う。
『さて、具体的にどうしよう』と考えるハニー。
『サイアークはいくら倒しても蘇ってくるから厄介ね』と考えるフォーチュン。
『とにかくいこうよ!』と言うラブリー。
『何があっても全力でぶつかっていく!』変身後の両手開く!ポーズからアッパー後、両手拳を握る。
『それがハピネスチャージプリキュアだよ』と指立てラブリー。
やや呆れ気味に『そうね』と同意フォーチュン。
『それが私達よね』とハニー。


ラブリー、フォーチュン、プリンセス、ハニーの順に手を伸ばし重ねる4人。
『ハピネース!』と言うラブリー。
ドヤ顔のあとの3人。
『チャージ!』と天に手を挙げる。
みんなが見ている方向に振り返るラブリー。そこには城。
『よし。みんな、いくよ!』と言うラブリー。
飛んでいく。


『つむぎ、僕たちは君のためにここに居る。本当は・・・どうしたいんだ』と聞くジーク。
同情顔で見ている人形たち。
『私は・・・』と答えようとするつむぎを『踊りたいのだろう』と遮るブラックファング。
驚いて振り返り『ブラックファング!』と呼ぶつむぎ。
石の台座に降りてくるブラックファング『プリキュアがくるぞ』とニヤつく。
振り返るつむジー。飛んでくる4人。
ちょっと驚き顔つむぎ。
『このドール王国で踊り続けたいのだろ。ならば・・・』と言うブラックファング。
(あなたを助けたいと言うラブリーの姿がフラッシュバック)
『私・・・私は・・・』と両肘を抱えるつむぎ。
『つむぎをこれ以上苦しめるのはやめてくれ!』と右手で庇うジーク。
『苦しいのはこの世界か? ふん、踊れない・・・友もいない現実の世界の方だろ?』と指摘ブラックファング。
ハッとするつむぎ。
(放置バレエシューズ。セピア色の寝たきりカット回想)
頭を抱える。
『ここにいればつむぎ、お前は永遠に踊ることができるのだぞ』と言うブラックファング。
悔しそうに舌打ちジーク。

飛んできたラブリー達。クレジット順に着地して羽を消す。
『さぁ、つむぎ』と迫るブラックファング。
『何しにきたの』と言うつむぎ。
『勿論、つむぎちゃん。あなたを助けに来たんだよ』と答えるラブリー。
ハッとするつむぎ。
『誰かを不幸にして得られる幸せなんて、そんなの幸せじゃないわ』と片目瞑りで言うプリンセス。
『それくらい、つむぎちゃんだって分かってるよね』と指摘ハニー。
『でも・・・』なつむぎに『うん』と頷くフォーチュン。

拳を握って
『だけど、私はこの世界でしか踊れないんだもん! ここしかないんだもん! ここにいれば私は幸せなんだもん!』
と振り払う様に主張つむぎ。
『つむぎちゃん、私にはつむぎちゃんの足を治せない』と言うラブリー。
ハッとするつむぎ。
『でも、この世界で踊っているつむぎちゃんが100%のハッピーだって思えない!』と指摘ラブリー。
あんぐり顔をあげるつむぎ。
『つむぎ・・・』と気にかけるジーク。
『でも・・・』なつむぎに手を差し伸べるラブリー『大丈夫、一緒に帰ろう』と言う。
他の3人もニッコリ見ている。
1枚の羽根が舞う。そこから2枚・・・。人形たちもつむぎを見ている。



歩き出すつむぎ。
ブラックファングが座ったたままつむぎの左右から闇色のエネルギーを飛ばす。
拘束される4人。
『!?』とジーク、『ラブリー!』とつむぎが驚く。

そしてブラックファングの魔手はつむぎにも。吊り上げられるつむぎ。
駆け寄ってきて『つむぎ!』と呼ぶジーク。
『つむぎちゃん!』とラブリーも呼ぶ。
『人間を不幸にするのは簡単だ』と言い出すブラックファング。
(先の足に異変が生じ座り込むつむぎの回想。青みがかったフィルム加工)
『夢を潰し、喜びを奪ってしまえばいい。踊りたいものを踊れなくすればそれで不幸になる』と続ける。
ハッとするつむぎ『まさか、あなたが私の足を?』と問う。


ニヤついて『そのとおり』と返答ブラックファング。
この返答にはラブリー達も驚きを隠せない。
『礼を言うぞつむぎ。お前のお陰でプリキュアを難なく捕まえられた』と言うブラックファングに『え・・・』なつむぎ。
『お前の不幸が俺の力になる。お前が不幸になればなるほど、俺は強くなるのだ。
見ろ、お前が放った不幸のパワーは想像以上に見事なものだ。これで俺は幻影帝国のクイーンミラージュを超える存在になれる』と高笑い。
(糸車の先、紡がれる巨大な闇塊2つのカット)
『どうして! どうして私の足を!』と問うつむぎ。
『夢を持って頑張っている者ほど、それを失った時の絶望が大きいからな。
見込み通り踊れなくなったお前はこの上もなく不幸になった。お前はマリオネット、俺の意のままに踊る操り人形だ』
と返すブラックファング。
つむぎを違うエネルギーで更に縛り上げる。
『騙してたなんてひどい!』と怒るつむぎ。
『ふん、勝手な。お前がプリキュアにしたことと同じだろ』と指摘ブラックファング。
ハッとするつむぎ。
『自分の勝手な望みのために、プリキュアを騙し人形どもを駒にした』と続けるブラックファング。
涙目つむぎ。
笑うブラックファング『いいぞ、お前のその怒りが、悲しみが、不幸の糸を紡ぐ』と言う。

悲鳴をあげながら雁字搦めに拘束されるつむぎ。
『つむぎちゃん!』とラブリー、『つむぎー!』とジークが呼ぶ。
つむぎを包んだ繭は光を発すると同時に巨大になる。
『はっ!?』と気づくつむぎ。
『いい絶望だ、つむぎ。不幸を紡げ、永遠に!』と言うブラックファング。


『僕達はお前がつむぎを幸せに出来るならと従っていたまで』と俯き加減で言うジーク。
逃れようと抵抗しているラブリー達。
『だが!』と剣を抜き、『剣を向けるべきは、お前だった! この身に代えてもお前を倒す!』と剣を向けるジーク。
『ふん、身の程知らずのガラクタが』と座の上に降りてくるブラックファング。
ハッとするつむぎ。
左手をジークに向けて翳しエネルギー光線を発射するブラックファング。
2回切り裂き迫るジーク。
だがブラックファングが今一度放ったエネルギーの塊に弾き返され墜落。剣が床に刺さる。
『ジーク様!』と叫ぶプリンセス。

ショックを受けて座り込むつむぎ。
不幸のエネルギーが増したか例の塊が光り、城を破壊しながら触手が伸びる様にエネルギーが伸びていく。
それはドール王国をも越えて


人間界にも。
紫がかった大気と糸の様な物体が張り巡らされる異変に驚く街の人たち。
『なんだこれ』の声。
地球をも囲む蜘蛛の巣の様なエネルギー。
(つまりは冒頭のサイアークもそういうことの様で)
『なにこれ!』な幼女(A)達(つむぎの友達)。
『こわいよー!』と男子園児も泣き出す。他の園児も怖がったり泣いたりしている。
つむぎの囚われた塊のアップ。
大人たち、幼女、園児たちの動きだけを今一度映像で流しつつ
『見ろつむぎ、お前が紡いだ糸でみんなが怯え世界に不幸が広がっているぞ』と言うブラックファング。
『私のせいで・・・』とショックを受けてる様子のつむぎ。
『そうだ! お前は不幸そのものだ!』とトドメを刺しにかかるブラックファング。
『違う、そんなことはない。絶対ない!』と否定するラブリー。

『なぜなら私は、私達はつむぎちゃんと友達だけど、不幸になんかならない』と続ける。
同意の意味でニッコリなあとの3人。
驚いた様子で顔をあげるつむぎ。

『つむぎ』と立ち上がるジーク。
『君のおかげで幸せになった者がいる』と言ったあと軽く笑って
『楽しかったことや、面白かったこと。色々なことを話してくれたね、友達の様に。君にとってはなんでもないことだったかも知れない。でも、僕達は嬉しかったんだよ』
と語る。
(色々~でつむぎと遊び・一緒に寝る・それのアップ・踊るつむぎ・見ている人形達・つむぎ笑顔のアップ・持たれてるジーク人形アップ・頬ズリつむぎの回想)
じっと見ていたがジークに『君とともに過ごす日々が、本当に幸せだった』と言われ驚くつむぎ。
『ぼくら人形は君から幸せをもらった。たとえ世界中が君を忌み嫌ったとしても』と言い軽く笑って『僕は君が大好きだよ』と断言ジーク。

じっとつむぎの方向を見ている人形達のアップで『僕達は心から君の幸せを願っている』と続ける。

涙ポロポロつむぎ。
鼻で笑って『人形の戯言だ。なんの力もないくせに』と言うブラックファング。
剣を取りながら『確かに、僕は無力だ! だが、プリキュアならば!』とプリキュア側に走っていくジーク。
剣を投げ、彼女たちを縛っているエネルギーを切断。

『失せろ!』とエネルギー発射ブラックファング。背中から浴びて吹き飛ぶジーク。
『ジーク!』と叫ぶつむぎ。墜落ジーク。


『ジーク様!』と叫ぶプリンセス。あんぐりな残りの3人。ハニーは悲しそう。
『自分の望みの為に、誰かを犠牲にするなんて許されることじゃない』とつむぎを閉じ込めた繭に手を伸ばすジーク。
『その言葉、つむぎは分かっていた・・・』と先ほど泣きつくつむぎのセピア回想。
『そして、苦しんでいたんだ』と代弁ジーク。
泣いて言葉がでないつむぎ。
『プリキュア、頼む。つむぎを・・・助けて・・・くれ』と伸ばしていた手が倒れても頼むジーク。
泣いてるプリンセス、まだあんぐりラブリー、泣きかけハニー、さすがに悲しそうなフォーチュン。

虹色の光を発し人形に戻るジーク。
つむぎの悲しみは最高潮、涙を散らしショック。
ジーク人形も一粒涙を流し『つむぎ、頑張って』と言い残し、頭がカクンと左側へ倒れる。
そしてまた虹色に光ったと思ったら遂に光の粒子と消えてしまう。

『つむぎー!』と走っていくほかの人形たち。
『邪魔だ!』と闇色光球を2つ投げるブラックファング。複数纏めて吹き飛ばされ、墜落したと思ったら消滅。


なおも諦めず『つむぎー!』と突撃する人形たち。
今度はクマ&ウサギサイアークを呼び出すブラックファング。
両名とも人形たちを殴り飛ばす。

次々消滅する人形たちは『プリキュアお願い』『つむぎを助けて』と託す。
驚きを隠せないラブリー達。両頬を抱えてショック顔のつむぎ。涙ポロポロして顔を覆ってしまう。
『ふん、バカな人形ども。お陰でつむぎの不幸がさらに高まった!』と言うブラックファング。
光る闇塊。


だが闇の糸が千切れだす。
『ん? なんだ・・・糸が?』と反応ブラックファング。
虹色に光りながら唸りだすラブリー達4人。その顔は怒りに満ちている。
ラブリーのアップ。歯を食いしばった後、絶叫。
糸を消滅させ解放される4人。

『バカな』と座上に下り立つブラックファング。着地して息切れラブリー。
『もう・・・もう怒ったんだから!』とアップでブチキレ。

唸って走ってくる4人。光線発射で迎え撃つブラックファング。


特殊バンクでライジングソードを取り出すラブリー、光線を正面から両断。
予想外だったのか悔しそうな顔をするブラックファング。

彼の前に下り立つ2体のサイアーク。その前に両手を伸ばし下りてくるプリンセス。
『この私を本気で怒らせたわね』と言うプリンセス。
『私の想い、フルチャージ』と爆弾ボンバー発射。
正面から浴びて消滅サイアーク。

サイアークに囲まれてるハニー
『世の中にはね、やっていい事と悪い事があるの。人を陥れてそれを食い物にするなんて、全く頂けないわ!』
とハニーバトンをマラカスモードで構える。
スーパーソニックスパークで上空から攻撃ハニー。ダメージを受けるサイアーク達。


クマサイアークのパンチにもめげず、腹に連続パンチを食らわせるフォーチュン。一旦引いて左キック。
飛びかかってくるサイアーク達をパンチとキックで次々と舞い上げる。
地面にサイアークの塊ができあがる。
フォーチュンサンダーボルト発射。
(ポーズを決めて出した無数の電撃を纏う星を集結させ、叩いて相手に飛ばす)
星が相手の頭上から雷を落とし爆発。
『つむぎちゃんの苦しみ、痛み、こんなもんじゃないわよ』と構えるフォーチュン。
『さすがはプリキュアだな。だが!』と言うブラックファング。


また無数のサイアークが復活。
『サイアークは生まれ続ける。つむぎの不幸から紡がれる糸で無限にな!』と教えるブラックファング。
繭の中で泣いてるつむぎのカット。
『つむぎちゃん! ジーク様たちはあなたの幸せの為に戦ったのよ。みんなの為にも頑張って』と励ますプリンセス。
だが両耳を塞いでいるつむぎ。聞きたくないのか歯を食いしばって震える。
『無駄だ、もう何を言ってもつむぎには聞こえん』と繭がまた大きくなる。
それを聞いて歯を食いしばり顔を上げ飛んでいくラブリー『つむぎちゃーん!』と叫ぶ。
つむぎの眼前で繭に包まれる。
驚くハニフォ。
『ラブリー!』と叫ぶプリンセス。
『はん! 自ら飛び込んでくるとは愚かな』と嘲笑うブラックファング。

落ち込んでるつむぎに『つむぎちゃーん!』と呼ぶつむぎの声。
上を向くとラブリーが『つむぎちゃーん!』と糸塊を弾きながら降ってくる。


下り立つなり座り込むラブリー。俯いた状態から『つむぎちゃん、助けに来たよ』と顔を上げスマイルラブリー。
『一緒に帰ろ』と誘う。
涙目で首を左右に振り『だって、私・・・』と返すつむぎに『つむぎちゃん、ごめん』と謝るラブリー。
驚いて顔を上げるつむぎ。
『つむぎちゃんを元気づけられること、カッコよく言えたらいいんだけど、どう言えばいいのかわかんないや。プリキュアなのにね』と俯いてるラブリー。
あんぐりつむぎ。
『つむぎちゃんの気持ちも分からないのに、助ける方法も分からないのに。助けるなんて無責任なこと言って、傷つけて・・・ホントゴメン』
と涙を流しながら謝るラブリー。
足の間に置いた両手拳を握って
『でも私、やっぱりつむぎちゃんを助けたい。友達だから!』と顔を上げるラブリー。
ハッとするつむぎ。
『何言ってるんだって思われるかもしれないけど、でも諦めたくないんだよ。どうにかして、考えて探して助ける方法を見つけたいんだよ』
と涙浮かべながらいい彼女の手を取るラブリー。
『私1人じゃ頼りないかもしれないけど、プリンセス達もいるよ。あたし達みんなが、全力でつむぎちゃんの力になるから』
と言う。



それを聞いて涙ポロポロつむぎ、半目。
ラブリーの手を取って『ごめんなさい』と謝る。
驚くラブリーに『私の方こそ、自分勝手で、ラブリーに酷い事言っちゃった』と涙拭いながら謝り続ける。

そんなつむぎを抱きしめるラブリー。驚くつむぎ。
『つむぎちゃんと会えて、私嬉しかったよ。つむぎちゃんの踊りを見て、幸せをもらったよ。人形のみんなと同じ』と気持ちを伝えるラブリー。
『ラブリー・・・』と泣き声つむぎ。
一旦離れ『つむぎちゃんはみんなを不幸になんかしない。つむぎちゃんならみんなを幸せに出来るよ。頑張ろう、一緒に』と励ますラブリー。
涙浮かべたまま嬉しそうに『うん!』と頷くつむぎ。


ドール王国はすっかり夜。
糸車の稼働が停止したので驚くブラックファング。サイアーク消滅。 
『糸車が!』と言うフォーチュン。
『つむぎの・・・不幸が・・・止まった・・・』と驚いてるブラックファング。
例の塊はもう闇色に光ってすらない。
そして虹色に光ったと思ったら消滅。ラブリーがつむぎを抱えて降りてくる。つむぎの帽子飛んでいく。
『ラブリー!』とプリンセス、『つむぎちゃん!』とハニーが出迎える。


『つむぎ、たとえプリキュアでもお前を幸せにできん。踊れないお前はますます不幸になるだけだ』と指摘ブラックファング。
彼を見据え『そうだね。踊れない私は不幸だとずっと思ってた。でも、私の幸せを願ってくれる友達が居る。力になってくれる友達が居る』と反論つむぎ。
友達~の件でドヤ顔4人のアップ。
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『私は全然不幸じゃない。だからこんな世界も、いらない!』と断固たる表情で言い切るつむぎ。

誠司達も元通りに。驚く本人達。
『誠司、ブルー!』と嬉しそうなラブリー。
『リボーン!?』と驚くプリンセスに『ぐらさん!』と嬉しそうなフォーチュン。
『なぜだ。人間は自ら不幸になる愚かな生き物』と不思議がるブラックファング。
『確かに、人は弱く、時に自ら不幸になることもある。けれど人から与えられる愛が人を限りなく強くするんだ』
と皆と一緒に下り立ちながら言うブルー。
悔しそうなブラックファング

『まぁいい・・・つむぎ、お前にもう用はない。世界を不幸に染める力は十分溜まった!』と言う。
城から発射されドール王国を飛び出る。


そして地球を覆うクモの巣は増える。
『人間の不幸はとどまらない!』とブラックファングの声。
街の人々とは驚き、幼稚園の面々は怖がり、つむぎの友達は逃げる。

動き出す糸車。塊は闇色の光球に変化しブラックファングの周りを回転する。そして彼を包み込む。
『ふぁ!』と彼が叫ぶと彼の体は赤い光の様に・・・。見上げ驚くラブリー達。
人間体とは比べ物にならないくらい巨大だ。
巨大化を続けるブラックファングは遂に城の天井をも破壊し始める。
崩れる城、割れるステンドグラス。糸車も壊れていく。


城の屋根が壊れる。そこから飛び出てくるラブリー達。
ブルーの移動鏡からつむぎを先頭に脱出してくる残りの面々。全員出るなり消滅鏡。
彼らが振り返ると城から出ているブラックファングの姿。

『人間たちから不幸はいくらでも湧いてくる』とブラックファングが言うと彼を中心に張り巡らされる闇エネルギーのクモの巣。
『世界は不幸で満ちるのだ!』と言うブラックファングに『そんなことさせない!』なラブリー。

ハートリストラクション、爆弾ボンバー、スーパーソニックスパークで一斉攻撃するラブプリハニ。
フォーチュンもスターバーストでパンチ攻撃。
驚いた様に目を開くブラックファング。唸って爆発したと思ったら元通り。
驚くラブリー達。フォーチュンも引いて戻ってくる。
手を生やしこっちへ向かってくる。



防御するハニー、だがバリアを砕かれそのまま城の屋根へ墜落。腕が追撃してきたことに驚き構えるも命中。
『ハニー!』と呼ぶラブリー。
歯を食いしばるフォーチュン、タンバリンリングで攻撃。だが腕の一振りでかき消される。
下がった際、背後から来たエネルギーに飛ばされるフォーチュン。彼女も屋根に墜落。
『フォーチュン!』と駆け寄ろうとしたラブリーを狙って動くブラックファング。
『危ない!』と庇って攻撃されるプリンセス。
尖塔に激突し窪みを作る。
『プリンセス!』なラブリー。

落ちて来て倒れこんでしまうプリンセス。
ハニーとフォーチュンも横たわっている。
『みんな!』と言うラブリー。
『大ピンチですわ!』とリボン、『まずいぜ、このままじゃ』とぐらさんが焦る。
『何かないのか、俺達にできることは』と言う誠司。

『人を強くするのは愛、プリキュアも同じだ。みんなで強い思いを込めて応援すればプリキュアの力となる』
と掌を前に向けるブルー。
空に無数のブルーが映った鏡が登場。

『世界の人々よ、子供たちよ、プリキュアを応援してほしい。今プリキュアが世界を守るために戦っている。みんなの応援が必要だ』
と言うブルー。
(街の人々、園児達、つむぎの友達がそれぞれあんぐり顔で見ている)
つむぎの友達たちの手に光の粒が落ちて来て受け取る。
ミラクルドレスライトが登場。
『さぁみんな、ミラクルドレスライトを握って』と教えるブルー。


『わかったなっしー! ふなっしーも応援するなっしー!』と皆が掲げる中、1人うるさいふなっしー。
『プリキュア、がんばれー!』と振る誠司。
『プリキュアー』『がんばれー』なぐらリボ。
同じセリフを言う街の人々。
『プリキュアー頑張るなっしー!』とうるさい梨の妖精。

先のセリフを言う幼稚園の面々とつむぎの友達。光の粒がどんどん舞い上がっていく。
集まろうとする光の球体を退ける闇のドーム。
『そんな!』なラブリー。
『ミラクルドレスライトの光が、ブラックファングの力で阻まれたですわー!』と喚いてるリボン。
『なんてこった』なぐらさん。


『もはや助けは無い! 絶望しろキュアラブリー!』と迫って腕を振るブラックファング。
避けて別の屋根に手つきから前傾姿勢でズサーッなラブリー。
『ラブリー!』と呼ぶ誠司。
『諦めないよ。絶対諦めない!』とブラックファングに走っていくラブリー。
唸って屋根に力を入れるブラックファング。
屋根から石の様な塊が次々飛び出てくる。
『だって約束したんだもん。つむぎちゃんを助けるって!』とラブリー。
ブラックファングの前にも巨大な石の塊が。
『みんなと!』とツイストパンチ。横の尖塔をもなぎ倒す両者の激突。

『それが、ハピネスチャージプリキュアなんだから!』と言うラブリー。
顔を上げるプリンセス、見るハニーとフォーチュン。
先と同じバンクでライジングソードを取り出すラブリー。
唸って光線を正面から両断(これも先と同じバンク)。

両手を合わせて見上げてるつむぎ『ラブリー』と呼ぶ。
繭の中で抱きしめられた回想。
『ラブリー!』と祈りポーズつむぎ。
ブラックファングの薙ぎ払いを避け、その上に着地。そこから走っていくが腕を引かれる。
でも本人も空中に戻ってたり。
『ラブリー! がんばれー!』と叫ぶつむぎ。

叫んでパンチしてきたラブリーを殴り飛ばすブラックファング。
するとそのラブリーが光り出す。

王国の闇の糸が光の糸に変化。
『なんだ! これは!』と言うブラックファング。
『不幸の黒い糸が白くなっていきますわ!』と言うリボン。
『彼女の友達を思う心が不幸を消しているんだ』と解説ブルー。
闇のドームも消滅。

勇気が生まれる場所開始
自由落下中のラブリー、目を覚ます。そして天に輝く光に手を伸ばす。


『よっしゃー、みんなもう一振り頼むぜ!』とはしゃぐらさん。
『ラブリーがんばれー!』と誠司、『がん゛ばれ゛でずわ゛ー』とプンスカリボン。
街の人々のセリフは一緒なので省略。
『プリキュア頑張るなっしー! みんなもっと送り込んでプリキュアを応援してほしいなっしー! プリキュアー頑張るなっしー!』
とカメラ前に移動し上下振動ふなっしー。
先の街の3種カット(街の人達・幼稚園の人達・つむぎの友達)

ドール王国に光が集まっていく。
ラブリー、空に手を伸ばし『シャイニングメイクドレッサー・・・』と口にする。
すぐ上で強烈な光が。
シャイニングメイクドレッサー登場。上を見ているラブリー、手を伸ばす。その手には例のスティックが。

顔をあげるプリンセス。
無意識の様にドレッサーにスティックを向けるラブリー。
赤黄白青とタッチしていく。
ハニーとフォーチュン立ち上がる。

スティックを頭上に掲げた後『輝け、シャイニングメイクドレッサー!』と円を描くラブリー。
突き出すと前にこちらにリングが飛んでくる。
ミラーに現れた4人のエンブレムの中心に例のマークが。色んな色に変化したと思ったら強く光り

ラブリーの姿を変化させる。
手首、爪先、足、スカート、腰、胸元、頭上、髪の毛の順に変化。
光に紛れて顔を隠した天使の様な羽も生える。無数の光の羽を撒き散らす。
『ハピネス注入、幸せチャージ』とハートを撒き散らし、『スーパーハピネスラブリー!』名乗るラブリー。
ポーズをとる。

嬉しそうな誠司と『ラブリー!』なつむぎ。
『つむぎちゃん、みんな、ありがとう!』と感謝ラブリー。

唸るブラックファングは無数の光線を発射。受け止めるスーパーハピネスラブリー。
『不幸は人間の心から生まれ続ける。お前達がどう足掻こうと世界から不幸が消えることはないのだ!』
と言うブラックファング。
(立ち上がるも左手を庇って苦しそうなプリンセス、その言葉に拳を握るハニーとピクリと動くフォーチュン)
『そうだね。あなたの言うとおりかも』と返すラブリーに『なに?』。
『幸せなことばっかりじゃないし、思い通りにならないこともあるよね』と続けるラブリー。

彼女に手を添え
『現実、嫌なことはあるし、泣いちゃうことだってある。いっぱい凹むし、傷つくことだってある。でもそれは自分だけじゃない! みんなそう!』
とドヤ顔で語るプリンセス。
反応つむぎ。
これまた手を添え『嫌なことがあってもその先に幸せがきっとある』とハニー
続いて手を添え『私達には希望がある。幸せを生み出す力がある』とフォーチュン
も続く。


光線を防ぐ手元の光が大きくなる。
『たったひとつでも、愛がある限り・・・私は・・・私達は幸せを諦めない!』と言うラブリー。
ドヤ顔なプリンセスとハニフォのアップ。


光線を全て吸収し唸るラブリー。彼女の眼前の緑の光が大きくなる。
怯むブラックファング。
『みんなの想い、あなたなんかに消させはしない』と言うラブリー。

『プリキュアミラクルラブモーション!』と回転しながら頭上にハートを作って平べったいハートを薄い側をこちらに向けて発射する。

唸って光線発射ブラックファング。ハートを受け止めつつ唸ってる。
先の塊を足場にすると青い波紋が広がるラブリー。

彼女も唸り出し、次に登場したプリンセス、ハニー、フォーチュンも突撃姿勢のまま唸っている。

虹色背景で唸る4人のアップ。ラブリーデコ全開!

激突。絶叫して消滅ブラックファング。城も崩れ去る。

驚くつむぎ。彼女の足のリングも消滅。

振り向いて『なっしー』と喜んでるふなっしー。つむぎの友達や幼稚園の面々も嬉しそう。
夜のぴかりが丘、河川敷周辺から夜空へとカット移動と共に
勇気が生まれる場所終了

ホワイトアウトしたと思ったらドール王国が映り出す。
白背景の中を漂ってるつむぎ、目を開く。彼女の手を握ってる誰か。



それはラブリー。
『ラブリー・・・』と呼ぶつむぎ。俯いて『色々ごめんなさい』と謝る。
『ううん』と左右に首を振るラブリー。
『私ね、踊るのが好き。ラブリー言ってくれたよね、私の踊りで幸せになれたって』と聞かれ『うん』と頷く。
そして
『私だけじゃないよ。プリンセスもハニーもフォーチュンもみーんな、幸せハピネス満タンになったよ』
と言う。
『私ね、バレリーナになりたい』と言い出すつむぎに『バレリーナ?』と少し驚いた表情のラブリー。
頷くつむぎ
『私ね、ラブリーに幸せをもらったの。私も誰かの為に踊りたい。自分の為だけじゃなくて沢山の人に幸せになってもらえたら嬉しいなって』
と話す。
『できるよ! つむぎちゃんなら絶対!』と言うラブリー。
嬉しそうニッコリつむぎ『言うのは簡単だよね・・・』と苦笑い。
『あ、そうだね・・・みんな幸せハピネスになれたらいいんだけど・・・難しいな・・・』と反省し願うラブリー。
『できるよ』とつむぎに言われ『え・・・』と驚く。
『みんなを幸せハピネスに、ラブリーならできるよ』と彼女に続けて言われ『つむぎちゃん・・・』と嬉しそうなラブリー。
つむぎに抱き着かれる。
『ありがとう!』と胸飾りのふわふわの中でつむぎが感謝するとドール王国全景フェードイン。
ドール王国を上から下へカメラ移動で映したと思ったらホワイトアウトしていく。


目を覚ますつむぎ。起き上がる。
横にあったジーク人形を見る。そして抱き上げてじっと見る。傷だらけのジーク人形。
やはりあの一連の出来事は辛かったのか涙を浮かべ流すつむぎ。
ジーク人形を抱きしめてあげる。つむぎの足のアップ。

で、バレエ発表会。



『次だよ次』と言ってるめぐみの横でどよどよひめ。
『うー、緊張してきたー!』と言ってるめぐみに『お前が緊張してどうすんだよ』とツッコミ誠司。
ジーク人形を手に溜息ひめ。
『ひめ、どうしたんですの?』と聞くリボン。
『私のキスの夢は儚く散ってしまった』とアップでボヤいてるひめ。
それと見てどこかニッコリなゆうゆうと
『みんなの愛と幸せを守る、それがプリキュアでしょ』と指摘いおな。
『そうですわ。ひめはプリキュアとしてとっても立派でしたわ』なリボン。
『それとこれとは話は別、私だって幸せになりたいの! 白馬の王子様とラブラブになりたいの!』とプンスカ怒ってるひめ。
『ひめ・・・』と呆れてるリボン。
立ち上がって『もう待ってられないわ。白馬の王子様が来ないなら、こっちから探しに行く!』と鼻息荒いひめ。
『ひめちゃんファイト』と応援ゆうゆう。
『ガッツだぜ』とぐらさんも応援。
すると照明が落ちる。

『次は織原つむぎさんです』と登場してくるつむぎ。慌てて座るひめ。

拍手で送る両親。どちらも嬉しそう。母親は涙を浮かべ拭っている。
続いて友達、こちらはちゃんと仲直りした模様。
『待ってましたー!』とひめ、『つむぎちゃーんがんばれー!』とめぐみが
応援。
『シー!』とゆういおに言われ『す、すみません』と謝る。

『うん、頑張る!』と言うつむぎがイラスト調になり
パーティハズカム開始
長さ的には去年と同じで最後らへんから編集で少し伸ばされて長めになってるようで。
(時間で言うとこ30秒くらい)
そのまま曲終了と共に

~おしまい~

ハピネスチャージプリキュア!に戻る

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