第46話『愛と憎しみのバトル! 誠司VSプリキュア!』
(2014年12月28日放送)
脚本:小山真 演出:中村亮太 作画監督:星野守

つづく

誠司が敵にまわってしまった話。
金本さん何気に大出世な気が。
去年の端役やってる時はこんな大役任されるとは・・・。
(無論1話の時点ではこんな扱いをされるなんて微塵も思ってませんでした)
ついでに言うと姉を始めとした彼女達が出るのも予想外。
というか提供行方不明って初のような
(放送中に出してますけど)

収録DVD

(DVDは47話~49話同時収録)
(BDは37話~45話、47話~49話同時収録)

アバンタイトル

マフラー拾って誠司登場までは前回の流用(一部カットだけカメラアングルが違う模様。あと部分カット有り)

誠司登場に『誠司! 一体どうしたって言うの!?』と驚くラブリー。光る結晶。
笑うレッド『その少年に憎しみの結晶を与えた』。アップになる結晶。
誠司の目アップ。
『お前達には今から愛する者と戦い。傷つけあってもらう。ありがたく思うことだ。この神が真理を教えてやるのだからな』
と言うレッド。
『なんですって!?』と返すラブリー。


笑いつつ『プリキュアよ、その身をもって思い知るがいい。お前達の愛の力など、我が憎しみに支配されたものには無力なのだということを!』と言うレッド。
(対峙するハピネスと誠司、拳を握る誠司カット)
誠司の目が赤く光ったところでOPへ。

で、サブタイトル。

引きカット。
『憎しみ? どういうこと? 誠司、私よ。お願いしっかりして』と声をかけるラブリー。
『無駄だ』と言うレッドの声に応える様に誠司が少し足を動かすと巨大なクレーター。
唸る誠司に驚くラブリー。


誠司が突撃パンチしてくる。後ろに飛び退きながら受け止めるラブリー。
『どうして、こんなことに!?』とショックを隠せない。
スローモーションで少しずつ拳と離れていく。
『お前の愛を・・・消す!』と言う誠司。
驚くラブリーに空いてた右手でパンチする。だがラブリーはそれを受け止め鉄棒の様に起点にしてジャンプし距離を置く。
下立つラブリーに『ラブリー!』と駆け寄ってくる3人。
『誠司・・・』と呼ぶラブリー。


笑ってるレッド。
『プリキュア、そしてブルーよ。私はお前達が憎いのだ。よって彼に与えた憎しみの力でお前達の心の中にある愛など、1つ残らず消し去ってやる』
と言う。
誠司がこっちをみている。

『何が憎しみよ!』とプリンセス、『私達は憎まれることなんて、してないよ!』とラブリー
が言う。
『果たしてそうかな?』と見下しレッド。
『くっ、どうすればいいの・・・誠司を相手にするなんて』と考えるラブリー。
後ろからやってきて『あの結晶だ! レッドの心が生み出したあの結晶が誠司君の心を支配している。だとすれば』と言うブルー。

『そうか! あの胸の結晶を壊せば』とプリンセス、『誠司を助け出せるってこと?』とラブリー
が察する。
(結晶がアップに。中に囚われている誠司)
『やるっきゃないわね』と言うフォーチュンに頷く一同。
『ふん、愚かな。お前達が束になったところで同じ事。我が憎しみの力を見せてやれ!』と命令レッド。
目が一瞬赤く輝いた誠司。
『いくよ!』と言うラブリー。4人突撃。迎え撃つ誠司。

ラブリーのパンチを2度受け止め、反撃のパンチを繰り出すも受け止められる。隙を突いた腹キックで吹き飛ばされる誠司。
空中で右掌にエネルギーを溜める。
『させない!』と言うフォーチュン。シェイキングスター発射。

無数の星の中を瞬間移動で抜けてくる誠司。驚くフォーチュン。
『誠司!』とプリンセスに呼ばれ振り向く誠司。受け止める誠司。2人の力が纏われたエネルギーで激突。
『プリキュアを・・・倒す』と念じている誠司。
驚いていたプリンセス、歯を食いしばる。

後に飛んで無数の光弾を発射する誠司。辺りに砂塵が巻き起こる。
『分からないようだな。お前達の信じている愛など、所詮我が憎しみの力にはかなわない』と見下しレッド。
『そんなことない!』とジャンプラブリー。


『私達の力で必ず、誠司を助けだしてみせる!』とラブリー。
(4話:橋前、めぐみ・ひめ・誠司との会話)
『そうよ。相楽君は私達の大切な仲間なんだから』とハニー。
(12話:野球観戦しているプリハニ誠司)
『大切な人を思う力が憎しみなんかに負けるはずがない!』とフォーチュン。
(25話:海前でひめの心配している一同)
『私達の想いを誠司の心に届けて見せるんだから!』とプリンセス。
(26話:ひめを負ぶっている誠司)
それぞれのカラーシルエットタイマンで互角の戦いを繰り広げていた4人。
ラブリーは距離を置き、ハニーが互角で後退、フォーチュンがキックで蹴り飛ばし、防御していたプリンセスがキックを決め吹き飛ばす。
下り立った誠司、見上げる。


空がピンクに光ったと思ったら4人の顔が唸り声と共にクレジット順に登場。

そしてその順番の光がこちらへ飛んでくる。誠司の結晶に当たる。誠司の瞳に光が。

『誠司ー!』と叫びながら飛んできたラブリーが結晶を殴る。またまたエネルギーが激突。
唸ってるラブリーと苦しそうな誠司。
暫く続いていたが鼓動と共に闇の中の結晶。
『もっと憎しみの力を呼び覚ませ!』と言うレッドの声。

誠司が踏ん張ると結晶が光る。驚いたラブリーは吹き飛ばされる。そして誠司は追撃の光弾を手に溜めて発射。
それをもろに胸部へ受けたラブリーは後ろの仲間ごと吹き飛ばされていく。
ブルー達も衝撃波で吹き飛ぶ。3つの爆発が起きる。どうやら吹き飛んだ際に物を壊した爆発の様だ。
砂塵が晴れると手を伸ばした誠司が居る。
そして反対側には倒れてるハピネスチャージの面々。
笑ってるレッド『残念だったな。その程度の力で憎しみの決勝が破壊できるわけないだろう』と言う。


砂塵の中で起き上がる3人。起き上がろうとするラブリー『誠司・・・』と呼び、跪きまで立ち直って『誠司!』と叫ぶ。
で、『元の誠司に戻って!』と願う。
だが虚ろな目が答えるように彼女の声は届かない。
『無駄だ。お前の声は届かない。そもそも憎しみの結晶に取り込まれたのはお前達と一緒に居たからだ』
と指摘レッド。
驚くラブリー。
『お前達の心を常に支えてきた存在。しかし、彼の本当の気持ちをお前達はキチンと掬い取ってきたのか? 誰にも言えない気持ち。憎しみの結晶はそんな彼の心に反応したんだ』
と語るレッド。
(44話のめぐみへハンカチ渡し&励まし、36話のめぐブルに嫉妬、44話の大泣きめぐみ、44話ラストの鏡に映る無数の誠司)
『そんな・・・』とショックを受けるラブリー。
『たった1人を救えないとはお前達の言う愛など、所詮その程度。大切なものの手によって倒されるとは哀れだな、プリキュア。さぁ、終わりにしよう!』
と続けるレッド。
浮き上がる誠司に『誠司! お願い、目を覚まして!』と願うラブリー。


だが右掌にエネルギーを溜めている誠司。驚きを隠せない4人。
『誠司・・・』と呼ぶラブリー。
『やれ』と命じるレッド。光弾を投げ飛ばす誠司。驚くラブリー。
大爆発。深い砂塵。見下ろしている誠司。

ここでアイキャッチ




粉雪から風が吹いてプチ吹雪。水たまりのアップ。
いおな、ひめゆう、めぐみがそれぞれ倒れている。
『あたしたちにはもう、誠司を助けることが・・・できないの?』と言うめぐみ。
誠司は立っている。

股間、そして顔のアップ。

笑うレッド。『美しい光景だぁ。お前達の愛の力が我が憎しみの力の前に敗れたぞ』と嬉しそう。
ブルーも重傷だが上体を起こす。

『ブルーよ、この地球は神であるお前が悠久の時をかけて育んできた。まさに愛そのものだ』
と地球からの光カットを交え語るレッド。
『だからこそ俺はそんなものを全て壊すため、この星に絶望を与えに来た』と拳を握る。
『絶望ですって・・・』といおな。
『そうだ。お前達もわかったはずだ。愛と言うのは下らぬ幻想に過ぎなかったということを』と言うレッド。

『レッド! この星とそこに生きる人々の想いは決して幻ではないよ! 彼らの見せる愛の輝きは尊く、そして時に美しいものなんだ』
と断言ブルー。
(立ち上がろうとするめぐみ、ひめ達のカット)
『ふん。力も無いくせにまだそんな綺麗事を! ならば俺が破壊と絶望によって、お前の信じる全ての愛を消し去ってくれる』
と全身にエネルギーを溜めるレッド。

『何をするつもり?』と問うめぐみ。
『全てをここで終わらせる!』と手を上げるレッド。すると石の欠片が舞い上がっていく。

『どうして私達を、そこまで憎むの!?』と問うめぐみ。
『ふん、もはや語る必要もあるまい』と答えないレッド。
『やめろー!』と叫ぶブルーに『もう遅い!』と返す。

彼が空にエネルギーを発射すると、少しして雲を突き破り惑星が登場。驚くひめ達。落ちてくる惑星。

『あの赤い星がこの地球に衝突した時、全ては無に還る。
お前達が幾ら愛を唱えたところで、そんな力もはや何の役にも立ちはしない。もう手遅れだ。絶望の産声が世界中で響き始めるぞ!』
と言うレッド。
(口をピクピクさせながら睨んでるめぐみ。ひめ達も睨んでる)
歯を食いしばるめぐみ。
上をずっと見ている誠司。

惑星からは何かが飛んでくる。それは無数の赤いサイアーク。

『なによあれ!』と言ってる右端の女の人。飛んでくるサイアーク達、着陸。


パリ、アメリカ西部、イギリス、エジプト、ぴかりが丘
にサイアーク登場。

ニューヨークでも暴れはじめる。逃げ惑う人々、ブロードウェイ前。
女の子が泣いている。

『お前達が守ってきた世界も、もはやこれまでのようだ』と煙と悲鳴があがる街を背景に言うレッド。
無数の塵が舞う中笑っている。

星を見上げつつ『俺はあの赤い星で、全ての終わりを見届けさせてもらう』と言うレッド。

誠司はクレーターを作りながらジャンプ。月面宙返りでレッドの横に。
『誠司!』と呼ぶめぐみの声も届かない。『誠司・・・』と辛そう。
『ふん! このまま素直に絶望を受け入れるか、それとも最後まで抗うかお前達で決めるがいい』と言うレッド。
赤い電撃が発生。
『レッド!』と呼ブルー。
それを無視するかの様に笑いつつマントで誠司を覆ったと思ったら、彼と共にフェードアウトテレポートするレッド。

それを見て感極まったか泣き出すめぐみ。地面に涙がポタポ落ちる。ボロボロな広場に残されためぐみ達。
落ちてくる惑星。


そして赤いサイアークもめぐみ達の前に登場。
驚いて『サイアーク!』と呼ブルー。
あんぐりひめ達、『危なーい!』なひめ。
泣いていためぐみ、見上げるもののそれは戦士の表情ではない。
目を光らせるサイアーク。
慌てるひめ達、ひめが『めぐみ!』と呼ぶが赤く腫れている左肩が痛み庇う。心配するゆうゆう達。
ブルーも立ち上がろうとするがこちらも左太腿を痛めており立ち上がれない。
『めぐみ、避けろ!』と言うブルー。
めぐみはすっかり戦意喪失、涙を浮かべたまま動こうとしない。
構えるサイアーク。
『全部私のせい、私がもっと誠司のことを考えてあげていれば・・・きっとこんなことにはならなかった』と後悔しているめぐみ。
(44話、落ち込む誠司・河川敷ベンチでの背中カット)

拳に赤いエネルギーを溜めるサイアーク。
『誠司・・・』とまだ泣いているめぐみ。頬を伝う涙がまた地面に落ちる。すると今度は光り出す。
辺り一面光り、光の粒子が天へ昇っていく。
煌く光が猛スピードで落ちてくる。


俯いていためぐみ、顔をあげてビックリ。
そこにはキュアテンダーが。顔を上げるテンダー、表情をハッキリ見せる。
光線を防がれ驚くサイアーク。
『お姉ちゃん!』と呼ぶフォーチュン。拳を突き出すテンダー、サイアークのパンチと互角。
辺りに衝撃波が。
『なぜ、諦めるの? なぜ、顔を背けるの? あなた達が助けたい人ってその程度の人なの? 誰かのことを思う力の強さ、それを私に教えてくれたのはあなた達のはずよ?』
と言うテンダー。
驚くめぐみ。
(38話:フォーチュンを庇って負傷ラブリー、ラブリーを庇う妹に驚くテンダー、姉を引き寄せて抱きしめるフォーチュン、説得するラブリー達カット)
『奇跡は待っているだけじゃ生まれない。誰かを助けたい、その思いがあるならば、その奇跡はあなた達自身の手で起こすのよ!』
と諭すテンダー。
閉じ込められている誠司の姿が脳裏に過ぎる。

『そうだよね。私はやっぱり、元の誠司に会いたい。たくさん言わなくちゃいけないこともある。だから・・・このまま諦めることなんて、できない! 誠司も・・・そしてこの世界も!』
と決意めぐみ。
『うん! まだ終わったわけじゃないよね!』とひめ
『わずかでも希望がある限り戦いぬかないと!』とゆうゆう
『みんなの幸せを守るため、そして元の相楽君を取り戻すために!』といおな
が立ち上がる。
それを聞いて嬉しそうなテンダー。
だが後ろを見ていた為にその隙をサイアークパンチが狙う。気づくテンダー。

だが緑の光線がサイアークの右拳を襲う。爆発に驚くサイアーク。驚くいおな達。

『キュアテンダーばっかりいい格好させないわよ!』と言う声が聞こえ上を向く。
マンションの上に複数の人影。驚くひめ達。『あれは!?』とひめ。
そこには世界のプリキュアが勢ぞろい。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
名前がわかるだけでパンタローニ・ゴーンナ・サザンクロスが居る。
(実際はアローハとワンダフルネットの片割れ以外は劇中では名前すら公開されていなかったり。なお雑誌では・・・)
うふふと笑い『お待たせ、みんな!』と言うサンセット。
『世界中のみんながどうしてここに?』と驚くひめ。

『みんながピンチって聞いて飛んできたのよ』と答えるサンセット。
『私達以外にも、今まであなた達ハピネスチャージプリキュアに力をもらった世界中のプリキュアがこの星の人々を守ろうと今まさに頑張っているわ』
と教えるウェーブ。

ボンバーガールズプリキュア、キュアアール、キュアナイルがそれぞれの国で戦闘中。
『あなた達がくれた優しさや勇気を』とサンセット、『今度は私達がお返しするために助っ人に来たってわけ』とウェーブ
が理由を語る。

『うん!』と嬉しそうなひめ。勿論ゆういおも。
めぐみ、目を瞑る。彼女には仲間の雄姿がすぐ間近に浮かぶ。
『みんな、本当にありがとう!』と感謝する。
構える4人。
『あなた達の熱い想い、受け取ったわ!』と言うめぐみ。
パーソナルカラーのオーラを纏う4人。


『誰かを守りたいと言う想いがある限り、プリキュアの魂はこんなところで負けられない! みんな変身よ!』と言うめぐみ。
4人は決意の表情。

変身。

突撃サイアーク、迎え撃つラブリー。パンチでパンチを相殺。

受け止めている間にハニーとウェーブが攻撃。
そしてプリンセスパンチとサンセットキックが次々命中。地面を引きずられていくサイアーク。


姉妹仲良く手を取ってニッコリ後、星型の光をから光線を発射。命中して爆発。

2人以外のラブリー達3人が降りてくる。『みんな!』と言うラブリーに『オッケー!』なハピネスの3人。
イノセントフォームに変化。
傷だらけで立ち上がろうとするサイアークを前に『さぁいくよ!』なラブリー。

イノセントプリフィケーションで撃破。


そのまま夜空へ飛んでいく4つの光。
見送る世界キュアとブルー達。
『行っちゃったね』と言うウェーブに『うん。でも彼女達ならきっとやってくれる筈』と頷くサンセット。
『よし、僕たちは地球に侵攻してきているサイアークを団結して食い止めよう』と提案ブルー。
頷く世界キュア。
戻ろうとして振り向くテンダー。
『信じてるわよ、みんな。あなた達が再び思いを合わせた時かならず強大な力を打ち破るはずよ。それは私達の想像を遥かに超えた奇跡の力となって・・・』
と心の中で言う。

飛んでいる4人。
ラブリーアップ
『誠司、今ならあなたに言える』と心中
(1話:落ちかけためぐみを救う誠司カット 3話:キュアラインを受けとる誠司カット 44話:めぐみの名前を叫びながら走ってくる誠司)
『誠司がいたからここまで頑張ってこれた。誰よりも私が守らなければならない存在だって気付かされた。
私の1番大切な人はあなただって。だから必ず助け出すから、待っていてね誠司!』
と思うラブリー。
真っ黒つづく画面が登場して

~おしまい~

~今週のまたみてね~

これが普通

第47話『ありがとう誠司! 愛から生まれる力!』
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