ハピネスチャージプリキュア！第４８話『憎しみをこえて！　誕生！フォーエバーラブリー！』感想＆紹介

（２０１５年１月１８日放送）
脚本：成田良美　演出：中尾幸彦　作画監督：河野宏之

ラリさん

ついにレッドと対決。
で毎年ほぼ恒例とも言えるアレの登場。
河野さんはやっぱりこの時期に来ますよね。
今やただ1人のローテアクションエースですから。
３０話の1度っきりかと思ったあの人再登場。ちょっと嬉しかった。

収録ＤＶＤ

（ＤＶＤは４６話～４７話、４９話同時収録）
（ＢＤは３７話～４７話、４９話同時収録）

アバンタイトル

赤い星は接近中

それを見あげているテンダーとアローハの２人。あんぐりなアローハと険しい顔のテンダー。

メルシー、ボンバーガールズ、ワンダフルネットも見上げている。

パンタローニ、ゴーンナ、サザンクロスetcが居る。妙にエコーに似てる子も見上げている。

どんどん迫ってくる星。レッドの目は赤く輝いている。
アップ、ぼかしアップ、一旦ぼかし引いて、アップぼかしアップ。

睨まれて後ずさりするハニー。だがすぐに戦士の顔に。ハニーぼかしてピントがあったラブリーも揺らがず、勿論あとの２人も（フォーチュン、プリンセスの順にピント）。

高台にいる誠司。彼はビックリしていた顔だったが彼も決意の表情。
ぐらさんもそうだがリボンはうろたえている。
じっと見ているフォーチュン。少し間をおいて睨む。
『この世界は最悪だ』と言うレッド。

『どれほど懸命に生きても、どれだけ幸せを掴んでも、最後には必ず消えて無くなる』
荒廃した世界を背景に言う。そして自らのオーラを強くする。
『幸せなど一瞬、愛は幻よ』と断言レッド。

胸に手を当て『愛は幻なんかじゃないよ。この胸の中に、確かにある』と言うラブリー。
『私はみんなの愛で強くなれた』とプリンセス
『あなたにも優しい気持ちを伝えたい』とハニー
『私達、みんなの中に愛があるの。レッド、あなたが何をしようと愛は決して消せはしないわ！』とフォーチュン
が言う。
（１人だけ攻撃的ぃ）
『俺の憎しみは全てを飲み込む』と反論レッド。迫る星。
『愛、勇気、優しさ、運命』
（ラブリー、プリンセス、ハニー、フォーチュンへカット変化）
『そして青い星、地球！　全てを消し去り、全てを滅ぼし、愛は幻だと証明しよう！』と叫ぶレッド。

山の上で赤いエネルギー柱が立っている引きカットでＯＰへ。

で、サブタイトル。

『みんな、いくわよ！』と構え言うフォーチュンに頷く構えプリンセス。アイコンタクトなラブハニも構える。
レッドを見る４人、笑いながらマントを脱ぎすてるレッド。
イノセントプリフィケーションのテーマ開始

飛び上がりレッドの前に浮かぶ４人。

ラブリーの空中キックを受け止めるレッド。一旦引いて再度突撃してくるラブリー。２度拳を交え退場。

ハニーバトンマラカスモードからソニックブームを２発発射。何れも避けられクロスソニックブーム発射、これまたジャンプで避けられる。

飛び上がったレッドは上空から無数の赤色光弾を連射。
フォーチュンタンバリンによるバリアで無事なハニー。

下り立ったプリンセス、パンチ２発ガードされるも回し蹴りで崩す。
追いかけるプリンセスの後にラブリーがついてくる。共にレッドに向かいパンチするラブリー。
反撃でプリンセスを狙うレッドを弾き返しパンチを２度した後、殴られ退場。
プリンセスの手刀は後ジャンプで避けられる。だがすぐさま囲まれる。

ハニーパンチは受け流し、フォーチュンのパンチは受け止める。

両手をつなぐラブプリ。２人仲良く揃えた両掌からハート状の光線発射。見上げるレッドに命中。
下から見ている誠司達。あんぐリボ誠。

タンバリンの光線回避。反撃の光弾はフォーチュンに回避。
プリンセスの爆弾ボンバーを防御姿勢で受けるレッド。プリンセスの横をハニーが通過。
顔を上げ両手に光弾を溜めるレッド。ハニーもバトンに光弾を溜める。
相殺して砂塵発生。

砂塵を切り裂くレッドの背後を取るラブリー。暫く見合った後、ラブリーが上を取る。
ニヤつくレッドにやや驚いた後、突撃。
ラブリーパンチ・レッドパンチが２度相殺。ラブリー、レッドの順に空振り。ラブリーパンチ３発を受け止めるレッド。
レッドキック、ラブリーキック、どっちも防御される。
ラブリーを裏拳で殴り飛ばすレッド。

プリンセスのパンチを３発受け止めた後、すれ違い。
背後を取ったハニーバトンによる切り裂きを避けるレッド、蹴りを呼んで怯んでバトンを構えてるハニーを蹴り飛ばす。
その隙を突いてフォーチュンがレッドを蹴り飛ばす。

落ちて勢いそのまま地面を滑っていくレッド。
左手を横に伸ばし『愛は無力、どれだけ力を尽くしても俺の憎しみには勝つことはできない』と言う。

突撃する４人。
ラブリーのパンチを受け止め捻り投げするレッド。ハニーにはパンチ後、腹部へキック。
フォーチュンはパンチを避けた後、背中へ光弾をぶつけ飛ばす。

走ってきたプリンセスとはパンチ相殺後、３パンチを受け止め、薙ぎ払い空振り後に殴り飛ばす。
ラブリーに横に戻るプリンセス、睨んでるハニフォ。レッドの背後からダッシュ。
ジャンプ後、２度パンチを出すが３発前は避けられる。
そんなレッドの背後をとり驚いた彼をバトンで殴るハニー。受け止められ弾き返されたが、めげずにバトンで突き飛ばすハニー。
構える彼女の前にラブリー・プリンセスが立ちはだかる。
プリンセスの２連パンチを受け止め、ラブリーのラリアットを回避するレッド。
ラブリーの唸りパンチを受け止めるが体勢は崩される。。

両手を掲げ頭上に光球を溜めるレッド。そのまま地に向け発射。赤いエネルギーに襲われ舞い上がる４人。
プリンセス・フォーチュン・ハニー・ラブリーの順に落ちてくる。

苦しそうなラブリー、膝をつくプリンセス、平気に見上げるハニー、苦しそうだったが振り切り前を見据えるフォーチュン。
じっと見ているレッド。
フラついていたが立ち直りこちらを見据えるラブリー、睨む。

歯を食いしばるレッド。
『お前達は力を合わせればどんな困難も乗り越えられると思っている。だが努力も思いも、幸福も愛もふりかかる災いに一瞬でかき消される。最後には絶望が残るのみ！』
と言う。
『絶望的でも勇気を出せば、道は開ける！』とプリンセス
『気持ちを１つにすれば、できないことはないわ』とハニー
『諦めない限り、希望はある』とフォーチュン
『私達の愛は絶対、消えないんだからぁ！』とラブリー
が言う。
突撃ラブリーと３度拳相殺なレッド。

ラブリーとすれ違った隙にハニーの光弾クローバー、フォーチュンの光線が彼を襲う。
受け止めている彼へ向かって両手に光弾抱えたフォーチュンが走ってくる。
左手の光弾で吹き飛ばした後、腹部に向けて発射プリンセス。
構えてる彼女にハニフォが合流。マイクを構えたラブリーが『いくよ！』と言う。
フラフラレッドにイノセントプリフィケーション発射。
頭を抱えて叫ぶ。

『やったぜ！』とラリさん。『やりましたわぁ！』とはしゃぐリボン。
イノセントプリフィケーションのテーマ終了
光の半球体がどんどん大きくなっていく。あんぐり誠司も嬉しそう。
じっと見ている４人。
だがラブリーは何か思うところがあるようで、しょんぼり顔。
マイクアップ。

ここでアイキャッチ。

光るマイクのアップ。リボンがやってくる。
『これで世界は救われましたわー』と言うリボン。
何かおもうところがある顔のラブリー。あんぐりハニー。じっと見ているプリフォ。
『終わったのか？』と言う誠司。じっと見ているぐらさんの目のアップ。

で、ミラージュの目のアップに移行。星の接近は止まらない。
『ブルー』と心配そうなミラージュの腰を抱き寄せ『あぁ』と見上げているブルー。
『赤い星の落下は止まっていない』と続ける。

怯えるリボン。イノセントプリフィケーションの光の中から人影が。
あんぐり顔で怯むラブプリハニ。フォーチュン舌打ち。

『イノセントプリフィケーションが・・・効いていない！？』と驚く誠司。
『神を名乗っているのは伊達じゃないみたいだぜ』と言うぐらさん。

口アップレッド。
『お前達は何もわかっていない。頑張れば願いが叶い愛でいかなるものも救えると思っている』と股間カメラ。
バックの光が消滅すると同時に
『だがそれは間違いだ。世界は残酷で絶望に満ちている。無駄な抵抗はよせ、お前達が地球もろとも滅ぶと言う運命は決まっている』
と続ける。
反抗する様に睨む４人。あんぐリボン。
鼻で笑うレッド『分からぬのなら、俺のこの憎しみの力の大きさを知らしめるのみ』と言う。
睨み合う両サイド。
あごを引くレッド。
構えるプリフォ・引き気味誠司とあんぐりぐらさん・目を瞑ってドヤ顔レッド・ぐらさんアップ・睨む両サイド・リボンアップ・見上げるブルミラ・星前のテンダー達３人
ニヤつくレッドの口アップ・正面テンダー達カット・ボンガ・ワンダフルネット・サザンクロスetc・謎キュアとエコーもどき・レッド脇腹・レッド股間
４８話今までの流用カット
あんぐりから構えるラブハニ。

目からハイライト消して突撃パンチするレッド。避ける４人、砂塵が舞う。

砂塵のため片目瞑ってるハニーの横に現れるレッド。振り向いて気づくハニー。
『やさしさなど何の役にも立たない』と右掌にエネルギーを溜めるレッド。
ハニーバトンで受け止めるが競り負け、地面を引きずられていくハニー。
背中から残骸に激突しイノセントフォームが解けてしまう。

『いくら勇気を出しても、お前達が無力なことに変わりはない』とプリンセスに言うレッド。
一瞬怯みつつレッドにパンチするプリンセス、６回弾かれる。
アップになって３回弾き『振り絞った勇気は』とバリアで受け止めるレッド。
驚くプリンセスを『全て消えうせる！』とバリアで襲い吹き飛ばす。
元に戻るプリンセス。
『プリンセス！』と叫ぶラブリー。
その横からフォーチュン登場。
だがレッドは笑う。

フォーチュンのパンチを前腕で受け止め『そして、希望も潰える』と左パンチを空振り後、回し蹴りで蹴り飛ばす。
フォーチュンも悲鳴と共に元通り。
それに驚いた後『フォーチュン！』と向かうラブリー。

『後はお前だけだ、キュアラブリー！』と両手を揃え光線発射レッド。
驚いた後、赤いエネルギーに襲われ絶叫顔ラブリー。
『めぐみ！』と誠司、『みんなー！』とぐらさんがリボンを連れて走ってくる。
悲鳴と共に空に打ち上げられるラブリー、エネルギーは消滅。そして元に戻って地面に墜落してしまう。
そんな彼女が閉じていた目を開くと

仲間３人が倒れている。
（ハニーだけさっきと同じカットなので割愛）

『さぁ、キュアラブリー、その身に絶望を刻み込んでやろう』と言うレッド。
両手を頭上でくっつけた後、雄叫びポーズと共に『エターナルゲージ！』と叫ぶ。
すると体から雷状のエネルギー４つが発射される。

プリンセスとフォーチュン、そしてハニーも囚われてしまう。

立ち上がり『ハニー！』と呼ぶラブリーも狙われる。
目を瞑るラブリーだがその前に誠司とリボぐらが立ちはだかる。ラブリーの代わりに３人が囚われてしまった。
目を開けたラブリー、事態に気付いて慌てて鏡の正面に回る。
『誠司、リボン、ぐらさん！』と呼ぶラブリー。泣きそうになるが堪える。

『愚かなことをするものだなぁ』とレッドに言われ振り向く。迫るレッド。
『仲間を庇ったところで何になる？　全ては無駄なことだ』とバカにする。
『そんなことないよ！　大切な人を守りたい、みんなの笑顔を見たい。その気持ちは無駄なんかじゃないよ！』と反論ラブリー。
『お前は俺の絶望を分かっていない』と言われ背筋を伸ばしあごを引き睨む。
『俺はこの星を愛していた』との言葉に驚くラブリー。
『この星の名は惑星レッド。俺はこの星を守る神だった』と教えるレッド。
『この星の神様？』と繰り返すラブリー。
『そうだ。もっともこの星はとっくの昔に滅んでしまったがな』と現状を明かすレッド。
（ラブリーの腰からアングル）
目を瞑っていたが顔を上げる。そして荒廃した星の風景カット。
地球に迫る惑星レッド。
『愛していても、守れなかった。どれだけ愛していてもいずれ滅びる。何もかも』と言う彼を同情顔で見るラブリー。

『滅びたこの星こそ、愛が無力だと言う証だ。幸せは一瞬、愛は幻。そう、全ては幻なのだ！』
と両手を広げるレッド。
『そして、なぜ俺が地球を滅ぼしたいか。それは地球が青いからだ』と見上げるレッド目アップ。
地球前のラブリーカットから
『俺が守る星は滅びてしまったのに、ブルーが守る地球は青く美しい。許せなかった！　だから地球を滅ぼしブルーにも同じ絶望を味あわせたかった！』
と両手を見ながら告白するレッド。

驚くラブリーの目。
『理不尽だろぉ？　腹が立つだろ？　それがこの世界だ。残酷で最悪で愛では何もできない。俺を恨め、俺を憎め！』
と迫ってくるレッド。
何も言えないまま近寄ってきた彼を見上げるラブリー。
『そしてお前達も、苦しむがいい』と見おろし言うレッド。

それを聞いて俯くラブリー『あなたはずっと、１人で苦しんできたんだね』と言う。
それを聞いて首をかしげるレッド。
『でも、地球を滅ぼしたって苦しみは消えないよ？　もっともっとあなたが苦しむだけだよ』と指摘ラブリー。
『別に構わん。俺には守るものもない。今更もう、どうでもいい。まもなくこの星とともに全てが滅びる。この苦しみも何もかもが消えるのだ』
と見上げるレッド。
（地球に迫る惑星レッド）
ドヤ顔レッドをあんぐり顔で見上げているラブリー。
『私・・・』の声に見下ろすレッド。
『あなたを助けたい！　１人で苦しむより、みんなでどうすれば幸せになれるか考えようよ！』と提案するラブリー。
『愛で俺を救うと言うのか？　ならば』と聞いてニヤつき気味に歩いてくるレッド。
前かがみだったが後ずさるラブリー。

レッドに抱きしめられる。
『キュアラブリー、俺を愛せ』とレッドにうろたえ驚きを隠せないラブリー。
『お前の愛で、俺を救ってみろ。共にいることが愛なら、俺と共に滅びてくれ』と続けるレッド。
（引きカット）
動揺ラブリー。

いきなり掛け声と共にミラージュ登場。
（まさかの再登場）
パンチで赤サイアークを殴り飛ばす。倒れるサイアーク。

着地し見上げるなり『あ、赤い星が・・・ますます近づいてくる』と言うミラージュ。
実はテンダー達と一緒。
『まずいよ、本当に地球がなくなっちゃうよ』と言うサンセット。
『どうすれば・・・』とウェーブも心配。

『祈るんだ』と見覚えのある足。振り向いて『神様！』と声を揃える４人。
星見上げるブルー。
『今あの星で、ラブリーがレッドと戦っている。愛の心で、レッドと向き合っている。愛が人に喜びを与え、力になる様に・・・みんなの祈りがきっとラブリーの力になるはずだ』
胸元に手を当て言う。
（星アップ）

それを聞いて優しい顔のテンダー『みんな、祈りましょう。ラブリーの愛の力を信じて』と提案。
引き。
頷いて自分の胸元に手を当てながら俯く３人。そして見上げる・・・嬉しそうに。
じっと空を見上げている。星の接近は止まらないが本人たちは達観。

ハッとしたラブリー、レッドを突き放す。
『どうした？　なぜ逃げる？　愛で俺を救うのではなかったのか？』と聞くレッド。
そう言われ肩を落としションボリのラブリー。
『分かっている。愛では何もできぬ。愛は幻よ』と責めないレッド。
『一緒に消えても、あなたの苦しみは消えないから』と言われ『なに？』と反応。
『レッド、あなたの本当の願いはなに？』と問うラブリー。
『それを聞いて何になる？　いまさら何を願ったところで、間もなく世界は滅び、すべて消え去るのだ』と自棄レッド。
『消えたりなんかしないよ。思いや願いは消えたりなんかしない。
あなたもよく知っているはず。あなたはブルーと同じ、この星の生きとし生けるもの全てを愛していたんでしょ。失った悲しみだけじゃない。幸せな気持ちだってあったはず』
と胸元に手を当て指摘ラブリー。

後ずさりし『幸せなど、とうの昔に消えた』と押忍ポーズから左腕を左横に振る。
怯むラブリー。
『思い出して何になる、思い出しても辛くなるだけだ。俺は愛が憎い・・・時が経っても苦しみを生み出す愛を消し去りたい』
と言うレッド。
『レッド、待って！』と止めようとするラブリー。
『愛では、何も救えない。愛は無力だ！』と左掌を翳しエネルギーを発射するレッド。
あんぐりで引き声のラブリー。
爆発から巨大な光柱が。
やった本人は『愛では・・・』と残念そう。