第32話『オロオロ〜! ヒーリングチェストが盗まれたニャ!』
(2011年9月25日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:池畠博史&広嶋秀樹 作画監督:山岡直子

トリオ・ザ・オカマ

ヒーリングチェストを紛失する話。
mktnの悲劇再び・・・なようなそうでないような。
どちらかと言えばミューズ回。
今回、ある事をやっちゃってくれます。
ある人にフラグが立ってるのでそろそろ4人目来るかも。
そして、今回は何と言ってもオカマさん達でしょう。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは31、33話同時収録)
(BDは25〜31話、33〜36話同時収録)

アバンタイトル

青空を前に塔の天辺に立っているミューズ。俯く。
前回のプリキュアスイートセッションアンサンブル!の回想。
悔しそうに拳を握るミューズ。ミューズに一体何を考えているのかと聞くドドリー。
答えないミューズ。カメラは彼女達の居る時計塔から海の方へ移っていく。
ある程度移動したところでOPへ。

フリーマーケット開催中。玩具、食器、洋服などイパーイ。人もイパーイ。

店の数に驚きを隠せないエレン。『でしょう?』と言う響。
『春秋にフリマが開催されるんだけど、ピクニックみたいで楽しいんだ』とのこと。
お待たせと奏がやってくる。ラッキースプーンのお手伝いはもういいのかとエレンが聞く。

奏曰く、もうすぐ奏太も来るし美空ママからこっちに居て良いとOKが出たそうで。
手を振りつつ『響ちゃんもエレンちゃんも今日は頑張りましょうね』と言う美空ママ。
『ハーイ』と元気よく返事する響。『今日1日お世話になります』と頭を下げるエレン。
『まぁ! こちらこそよろしくね。おやつとカップケーキ、楽しみにしててね』と言う美空ママ。


カップケーキのおやつと聞いてはしゃぎだすハミィ。だが、偶然通りかかったおじさんに目撃される。
バリトンで喋ることに驚くおじさん。固まるハミィ。
喋るぬいぐるみと誤魔化すエレン。こうやって頭を押すと・・・とハミィの頭を押すエレン。
『カップケーキが食べたいニャ』と機械口調のハミィ。
面白がるおじさんは頭を押す。先の言葉を喋るハミィ。
気に入ったと購入したがるおじさん。当然ながら売る訳にはいかないので売り物でないと謝るエレン。
もう1回喋らせた後、今度はヒーリングチェストを発見するおじさん。幾らと聞いてくる。
これも売り物ではないと答える響。謝る。残念そうに去っていくおじさん。

ハミィもヒーリングチェストも間違えて売ったりしないでと釘を刺すハミィ。フェアリートーンも自分達を売らないでと頼んでくる。

分かってると答えつつ、ヤル気満々の響。かなエレに『今日はじゃんじゃん売っちゃうよ』と言う。『オー!』な3人。

ここでサブタイトル。

マイナーランド。メフィストイライラ中。いきなりトリマを怒鳴りつける。
驚いたトリマは食事を中断。慌てて頭を下げる。
『メフィスト様、これはこれはご機嫌麗しゅう』と言うバスドラ。
麗しくないと返すメフィスト。呑気に飯食ってる場合じゃないとご立腹。
ヒーリングチェストの恐ろしさが分かったはずと指摘、同時に奪取を指示するメフィスト。
『いいかっ!? この命令は絶対だ!』と叫ぶ。怯えるトリマ。
バリファルは怖がっているが、バスドラは呑気に食べながらメフィスト様もようやく本気になってきたと思ってたり。


そしてバザー会場。演奏にも客が群がっていたり。
で、客が集まっているのを発見した1組の親子。覗きに来た。
『大安売りニャ〜!』とニッコリハミィ。それを見た幼女、かわいいと絶賛。コレほしいと要求。
それは売ってないんだけどと言いつつ、こっちにも可愛い人形ありますよと教える奏。
ホントだと1体の人形を抱き上げる幼女。それは私の手作りなのと教えるエレン。
上手にできてると感心する母親。幼女は気に入ったらしく購入決定。お礼を言うエレン。
幼女曰く、この子はミミちゃんと命名することにしたそうで。
『大切にしてね』とニッコリエレンに頷く幼女。ママと帰っていく。
『ミミちゃんだって』と言う響。可愛いと言う意味で嬉しそうである。
奏によかったねと言われ頷くエレン。


すると『へぇ、結構繁盛してるじゃん』と聞き覚えのある声。アコ同伴の奏太である。
彼を見るなり美空ママがずっと探してたと言う奏。
『何で?』な奏太にラッキースプーンのお手伝いと言われてたと指摘する。
慌てる奏太。アコに今日店番だったと謝る。別にいいわと返すアコ。彼女も今日は帰るつもりだったらしい。
アコちゃんに似合いそうなTシャツあると勧める響。お気に入りだったけど、もう着られなくなったものとのこと。よかったらあげると言う。
でも、意味深に目線を逸らし遠慮するアコ。似合うと思うのにと残念そうな響を残し去っていく。
アコに『また明日学校でな!』と手を振る奏太。

その頃、例の自転車で飛んでいたトリマ。プリキュア共がどこ行ったとムッとしているバスドラ。
すると、ファルセットがフリマを発見。そんでもって覗いてみたらばスイート3人組も発見。
『なんだアイツら、あんなとこに居たぞ〜!』と嬉しそうなバスドラ。


ヒーリングチェストを見て綺麗と思う女性。どうしても売ってくれないのか聞いてくる。謝る響。
女性は残念そう。響はその代わりに1曲聴いていってくださいと言う。
チェストを開き鍵盤を指で弾く響。その音色にニッコリな女性を始めとしたギャラリー。
さっき出ていた演奏組もうっとり。フェアリートーンやかなエレ。偶然、近くを通っていた音吉もニッコリ。
演奏を終えると拍手。とっても素敵な演奏だったと言う女性。
それはあなたの大切なものなのねと言う。
『はい! 私だけじゃなくって、皆にとってもすごく大切なものなんです』と答える響。ニッコリかなエレ。

物陰にて
『そう、ヒーリングチェストは俺様達にとっても大切なもの』とか口紅を塗りながら言ってたりするバスドラ。
『ねぇ、こんな変装しなくても無理やり奪えばいいじゃない?』と言うバリトン。
『それっじゃ、またヒーリングチェストの技で倒されるだっけじゃない』と答えるファルセット。
その通りと同意するバスドラ
『ここは客を装ってあいつらを油断させ、その隙に・・・ヒーリングチェストを奪うのよ〜』と投げキッスしながら言うバスドラ。
『了解よん!』と答えるバリファル。

カップケーキを食べている3人と1匹。やっぱりオヤツはカップケーキだねと言う響。
『あーら素敵ぃ!』と言う声。いらっしゃいませと出迎える3人だがビックリ。
怯みつつ何かお探しですか?と問う奏。
『やっだ〜、このお店可愛いものばっかりじゃない?』とバスドラ
『ホント。私気に入っちゃった』とバリトン
『あーら見て奥様。あの箱とっても素敵。奥様に似合いそうだわ〜ん』とファルセットが言う。
『やだ〜、私こういうの欲しかったの〜』とか言ってたりするバスドラ。
これ売り物じゃないんですと謝る響。
『あら、ケチね! いいじゃない! ちょっと見るだけくらいなら!』と強奪するバスドラ。
箱の中身を確認し間違いないとニヤつく。
『もしかしてあなた達!』と言うエレン。正体を現す3人。
『ヒーリングチェストいっただき!』と言うバスドラ。繰返すバリファル。
トリマと気づく3人と1匹。逃げるトリマ。後を追う響たち。

奏は奏太に店番をお願いして去っていく。困る奏太。


見事、ヒーリングチェストを手に入れたと余裕で走ってたバスドラだったが、どうも履き慣れないヒールの踵を酷使していた様で踵が折れてしまう。
バランスを崩してる状態のところにバリファルが衝突し、ボール状で転がりながら階段から転落。
ヒーリングチェストを落とす。ダウン中にチェストを拾う誰か。でもトリマが目を覚ましたらちゃんとあるじゃないか!

トリマが拾ってる物陰でチェストを抱えていたりする誰か。
折角手にいれたのに失くしたんじゃ元も子もないと言うバスドラ。響たちが追ってきたのに気づいて噴水の裏に隠れる様に指示する。

実は一部始終見てたりするミューズ。

ここでアイキャッチ。



捜索中の響達。まだそんなに遠くには行ってない筈と言う奏。エレンはあっちを探そうと言い出す。
噴水の裏にてヒーリングチェストがあればこっちのものと笑っているバスドラ。
でも、チェストを開いたらばビックリ箱。
驚くバスドラ、ヒーリングチェストじゃ無いじゃないかと言う。何時の間にと悔しそうなバリトン。ムッとしている3人。
そんなこんなしてると響達に見つかるトリマ。ヒーリングチェストを返せと迫られるが
『こーれの何処がヒーリングチェストだって言うんだよぉ!』と返すバスドラ。
本物は何処と思う3人。

ここでした。犯人はな、なんとキュアミューズ。
皆、ヒーリングチェストを探してると指摘し皆に早く返す様に言うドドリー。チェストに手を伸ばすミューズ。
キュアミューズと呼ばれ伸ばした手を戻すミューズ。開くチェストから姿を見せるクレッシェンドトーン。
『クレッシェンドトーン様、お会いできて光栄ドド』と挨拶するドドリー。珍しい光景。
『ドドリー、元気そうで何よりです。キュアミューズ、仮面を付けなくてはならないあなたの苦しい気持ちは分かります。
ですが大丈夫。あなたが仮面を取る日はやがて、訪れるでしょう』
と言うクレッシェンドトーン。反応するミューズ。

さっさと本物を渡せと要求するバスドラ。渡さないと言うのなら・・・と丁度♪がついていたあの幼女の買ったミミちゃんをネガトーン化させる。

ミミちゃんのところへ行こうとする幼女を連れて逃げる母親。
『ネガトーン! ここに居る全ての人間に悲しみを味合わせておやり!』と命令するバスドラ。
悲しみのメロディを飛ばすネガトーン。苦しむ人々。
『なんてことを!』とエレン、『楽しい休日を過ごしていた人達を』と響、『こんな悲しい目に合わせるなんて』と奏が言う。
3人揃って『絶対に許せない』。

で変身。


ネガトーンに攻撃指示を出すバスドラ。本当にヒーリングチェストを持っていないのなら恐れるに足りんとのこと。
飛び上がるネガトーン。ジャンピングボディプレスは回避。
地面についたまま放ってきた耳攻撃も何とか避ける。

素早い動きに驚くビート。メロディは三方向に別れる様に言う。標的を絞りかねてキョロキョロしているネガトーン。


だが、眼前から何かを叩く音。それはメロディの手を叩く音。『はいはい、こっちこっち〜』とからかうメロディ。
自分に攻撃しようとしてるネガトーンを見て『今よ!』と言う。
その合図で左右からビートとリズムがパンチを繰り出す。
だが、2人とも弾かれる。ビートに至っては激突した柵が変形したり。
2人の心配をしているメロディに悲しみのメロディを当てるネガトーン。頭を押さえ苦しむメロディ。
ニヤついているバスドラ。『追い詰められたな・・・プリキュア!』と言うバリトン。

実はこれも見ていたりするミューズ。悔しそうに拳を握る。
メロディもリズムもビートも、世界の幸せの為に必死で戦っていると言うクレッシェンドトーン。その気持ちは同じ筈と指摘する。
それを聞いて少し驚いた様子を見せた後、顔を背けるミューズ。
『おっしゃる通りドド、ミューズだって何時も幸せの為に頑張ってきたドド。でも今日の・・・いえ、最近のミューズは何時もと少し違うドド』
と言うドドリー。
『キュアミューズ。あなたにとって最も大切な人達を守りたいと言う、その気持ち分かります』
と述べるクレッシェンドトーン。反応するミューズ。


悲しみのメロディに苦しみつつも攻撃するメロディ。ネガトーンの後頭部にリズビーもキックを食らわせる。
『あの3人は幸せを願う人々を悲しみから守る為に必死で戦っているのです。あなたもあの3人も守りたいと言う思いに変わりは無いはず』
と言うクレッシェンドトーン。
そんな言葉の間、猛攻の末殴り飛ばされていたりする3人。

倒れていたが立ち上がる。そして突撃する。
ミューズにメロディ達を信じる様に言うクレッシェンドトーン。
『あの3人とあなたの心はきっと1つになれる筈です』と言う。
メロディはフリーマーケットの横断幕を見て何かを思いつく。リズビーにネガトーンの陽動をお願い。
了承した2人はダブルキックを繰り出す。鼻に命中して少し怯むネガトーン。
その隙に後ろから横断幕を持ったメロディが目隠しをして去っていく。
『今よ!』とそれぞれ武器を構える3人。

だが幼女がミミちゃんを虐めないでと止めに入る。この件には見ていたミューズとドドリーも驚く。
さっき、自分が作った人形を買っていった子と気づくビート。
『何やってるの、危ないじゃない』と止めに入る母親。『やめてー、あたしのミミちゃんを返して〜』と泣く幼女。
『私達はミミちゃんを虐めてるわけじゃないよ』とメロディ
『ミミちゃんを元の姿に戻す為に取り付いてしまった悪い心と戦ってるの』とリズム
『大丈夫、ミミちゃんは必ずあなたに返すわ』とビートが言う。
『本当?』と問う幼女に『うん、約束!』と小指を出すメロディ。幼女と指きりげんまん。
じっと見ているミューズ。親子は退場。

『思い出して、あの女の子があなたを愛していることを』と言うメロディ。目隠しをずらしながら反応しているのか動きが止まるネガトーン。
『あなたにあの子を幸せにする力があることを』とベルティエを構えるメロディ。


と言うわけで本日はベルティエとロッドで撃破。今日はファリー。

覚えてらっしゃいとか言って去っていくバスドラ達。最後までオカマ口調。


すっかり夕方。
ミミちゃんの帰還を喜ぶ幼女。
『こちらこそ。私の作ったお人形、大切にしてくれてありがとね』と言うビート。
メロディに口を塞がれる。所謂失言と言う奴である。え?な幼女を何でも無いと誤魔化すリズム。
『私達を信じてくれてありがとう!』と感謝するメロディ。うん!とニッコリ頷く幼女。
そんなこんなでお別れの時間。手を振った後、母親と去っていく幼女。
『ビートったら、プリキュアの正体が分かっちゃうじゃない』と指摘するリズム。『いっけない』とやってまった顔のビート。
『それよりヒーリングチェスト何処行っちゃったんだろ』と気にするメロディ。

置いてあったチェストを手に取るミューズ。ソレをどうするのか聞くドドリー。
答えずに頷き誰も居ない噴水の方へ飛んでいくミューズ。

うりきれてたりするフリーマーケットの手作りぬいぐるみ。売り子である奏太は座ったまま昼寝中。
※完売させつつ寝ている奏太って実はスゴイかも※
『ごめん奏太』と言う奏達3人が帰ってくる。
起きた後、体を伸ばしながら『もう、何時まで待たせんだよ〜』と言う奏太。ごめんねともう一度謝る奏。


ここでアコに気づいた奏太。アコの手にはヒーリングチェスト。帰ったんじゃとちょい驚いた様子の響。
『コレ、落ちてたから届けに来たの』とチェストを見せるアコ。
驚く響達3人。何処にあったのか聞く響。噴水の方に落ちてたと答えるアコ。
『それ、あんた達のでしょ?』と言う彼女に抱きつく響。勿論うれしい意味で。
『よかった〜 本当にありがとう!』と感謝する響。
『わ、わかったから・・・』とうろたえているアコ。

と言うわけで奏太に見送られ帰っていくアコ。それを見ている3人。
それにしても一時はどうなることかと思ったと言う奏。バスドラ達が落としたのかと考えるエレン。
『まぁ良かったよ、ちゃんと戻ってきてくれて』と言う響。
ここで『ねぇねぇ、ここはもうすぐ終わりだよ。片付けしなくていいの?』と聞く奏太。
やっぱり喋らない美空ママ。
『そうね、じゃあ仕舞っちゃおうか?』と聞く奏。

片づけ中、チェストの中を覗いているハミィ。
クレッシェンドトーンに何処行ってたか聞く。誰かに連れて行かれたのか疑う。
でも『もう今日は疲れました。おやすみなさいハミィ』と答える気ゼロのクレッシェンドトーン。
また寝ちゃったと困り顔のハミィ。『それじゃおやすみニャ』とニッコリ。
チェストを閉じる。ヒーリングチェストのアップにて

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

ニッコリ^^

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