第21話『まほうのもとがなくなっちゃう!!』
(2001年7月1日放送)
脚本:成田良美 演出:矢部秋則 作画監督:なかじまちゅうじ

急降下

も~っと!開始時から登場していた魔法の素に関係する話。
まほうのもとの設定とデラの裏設定が垣間見れる話。
でもって、マジョドンも久々に登場。当然、この人も活躍。
♯43話以来、久々の魔法でチョイx2使用。

収録DVD

(22~24話同時収録)

アバンタイトル

どれみ達が扉を開けると、中には大量の物が置かれていた。あんぐりなどれみ達。
マジョドンに『ここにある荷物、全て配達してもらおうか』と言われ驚くどれみ達。両者が移るカットでOP。


何時もの様にパティシエポロンを使用中のどれみ。
が、途中で魔法の素が出なくなる。どうやら魔法の素が無くなったらしい。ララも確認。ララ曰く買い置きはしてないらしい。
ももこによると小麦粉やバターも切れそうだとか。
と、ここでマジョリカがデラはどうしたと聞く。と言うのも、最近来てないそうで。何時もなら頼まずとも来るのにオカシイと言うララ。
仕方ないと言って今夜、魔法の素と不足品を買いに行く様で言うマジョリカ。『買いにってどこへ?』と聞くどれみに魔女問屋と返答する。

で、サブタイトル。

というわけでいざ出発。途中、ハナちゃんに会いに行こうと提案するどれみ。
寄り道しない様にとマジョリカに言われた事を言うはづき。黙ってれば分からないと言うどれみ。
本日は面会日では無いと言う事で行っても会わせてもらえないと思うと言うあいことおんぷ。
が、どれみ曰くマジョミラーに頼めば会わせてもらえるとのこと。優しい人だから。


でも、即ダメと言われる。食い下がろうとするが睨まれて怯むどれみとあいこ。『ほらやっぱり』と言うあいこ。
『面会できるのは面会日だけ。そう言う約束でしょう?』と言うマジョミラー。
で、マジョミラーに謝ってるとハナちゃんの鳴き声が聞こえてくる。となれば、ちょっとだけで良いからと5人がかりでお願い。
が、マジョミラーの返答は何度頼まれても一緒と言う事で帰る様に言って、幼稚園のドアを閉める。
落ち込む5人。『ケチ、ちょっとくらい良いじゃん』とボヤくどれみ。ハナちゃんの心配をするはづきとももこ。
気になるけど、ここに居ても仕方ないと言うあいこ。行こうと言う。が、やっぱり気になるのはおジャママンズ5人。


で、魔女問屋。余りの大きさにあんぐりなどれみ達。その巨大な棚の間を飛び回る魔女達。どれみによると上の方が霞んで見えるそうで。
品物の種類が沢山あると困り顔のももこ。小麦粉は何処かと思うはづきにこう言う時は店員に聞けば良いと言うどれみ。
早速、通りかかった魔女に聞いてみるがシカト。もう1人にもやってみるがやっぱりシカト。
止まってくれないと困るどれみ。おんぷの見解ではすごく忙しそうらしい。

と、ここで自分に任せてと言うももこ。2人目の魔女を追い越し、その前に立ちはだかる。慌てて止まる店員魔女。
何とか間に合った。その手法に強引・危ないとやや呆れ気味などれみとあいこ。


早速、小麦粉の場所を聞く。場所を指差す店員魔女。が、広いので当然、指差しでは分からない。
口で説明するより連れて行くほうが早いと考えたらしくももこを強制連行する店員魔女。
で、場所を教えるなり『お客様、こちらでございます。では!』と去っていく。ももこに大丈夫か聞くどれみ。せっかちな店員と思うももこ。


買わなければいけない物は沢山あるので手分けして探そうと言うおんぷ。

で決済。以上で良いのか確認するレジの魔女。あと、魔法の素も欲しいと要求するどれみ。少々お待ちくださいと言ってマジョドンを呼ぶレジ魔女。


小さな竜巻と共にマジョドンがすぐに来た。『誰かと思えばお前達か』と言うマジョドン。
初対面なももこは誰かとおんぷに質問。問屋魔女の中で一番偉い魔女と教えるおんぷ。
どれみ達に金銭の有無を確認するマジョドン。『あ、はい一応』と返答するどれみ。そう聞いて別の場所に行こうと言うマジョドン。
何でも他の客の迷惑になるのだとか。そう言われて後ろを見ると確かに後ろは客の魔女が列を作っていた。謝るどれみ。

で、所望量を問うマジョドン。どれみ、とりあえず1袋と言う。早速魔法の素を取り出すマジョドン。
先払いと金銭を要求する。どれみが早速渡すが、コレでは足りないとのこと。しかし、どれみ曰く今日の持参はこれだけらしい。
ツケはお断りと言うマジョドン。現金でなければ魔法の素は売れないと断言。


購入した品を諦めるからと言うももこ。が『馬鹿者! それ全部を止めたとしても魔法の素は買えん!』と言うマジョドン。
魔法の素の高価さに驚きを隠せないおんぷ。マジョリカが値段を知らなかったのかと思うはづき。
何時もデラから色々買ってるからと言う事でまけて欲しいと言うどれみ。
が、当然マジョドンは『なに~!!!』とお怒りの様子。ご存知、コレ系統の話は大嫌いで有名だから。
マジョドン曰く魔法の素は貴重な物だからびた一文まけられないそうで。『そんな~』なももこ。
が、条件によっては譲らない事もないそうで。


大量に荷物が詰まれた部屋に来たどれみ達。これは何か聞くはづき。今日中に配達しなければならない荷物と答えるマジョドン。その量が量だけに驚きを隠せない一同。
マジョドンによると魔女界では今、夏風邪が流行っており問屋魔女の多くがダウンして人手不足とのこと。
先の店員の慌てぶりに合点がいったももこ。デラもそうなのか聞くはづき。返答はYES。
マジョドンはここにある荷物を配達できれば魔法の素をくれるそうだ。どうするかどれみ達に問う。5人の返答は『やります!』。

と言う訳で早速出発。荷物は沢山あるけど皆で力を合わせれば大丈夫と言うももこ。同意なはづき。
もうすぐと言うどれみ。森を抜ければ・・・の筈だったが、ソコに家はない!
ここでおんぷがどれみの地図の持ち方が上下逆さまな事に気づいた。あいこ、地図係をももこにチェンジする。OKなももこ。謝るどれみ。



皆に割れ物だからと注意を促すあいこ。分かってると言うどれみ。が、言ってるそばから蝶に鼻を襲撃される。
で、皆の目の前でクシャミをした拍子にそのまま落としてしまう。唖然なはづき、おんぷ、ももこ。
あいこが何とかキャッチ。どれみ『あいちゃんナイスキャッチ!』と言うが勿論、はづおんもこに『どれみちゃん!』と言われる。謝るどれみ。

次は薬草ドリンクと魔法ビタミンの配達と言うはづき。何かに気づいた。どうしたのか聞くどれみ。

で、その家に到着。水に覆われた家を見て『コレがデラん家?』と言うどれみ。そう、さっきの注文主はデラだったのだ。
滝の中に建物が見えるけど、どうやって入るのか気になるはづき。


自分に任せてと魔法を使って傘を出すどれみ。何故、傘と唖然な4人。
本人曰く、傘を差していけば濡れずに中に入れると考えた・・・らしい。が当然、この勢いと量を傘で防げる筈が無く傘に潰される形で墜落していくどれみ。

結局4人に救出される。『うあ~ん、びしょ濡れだよ~!』などれみ。滝は中から開けてもらわないとダメなのかもと思うはづき。
もう1度チャレンジしようとするどれみだが、スウィートポロンの方も魔法の素がキレてしまったらしい。『え~!』驚く4人。

ここでアイキャッチ。


魔法が使えなくなったと困るどれみ。他の4人の魔法の素も残り少ないらしい。もう魔法は使わない方が良いと言うあいこ。
デラの家にどうやって入るかと困る一同。
どうすれば良いのかと困りはてて走り出すどれみ。近くにあった物体に衝突。すると、壁から赤い球体が登場。

球体視点ではこんな感じ。で、球体が引っ込んで今度はスピーカーが出てくる。
スピーカーから『どなたですか?』と質問される。『あ、えっと202号室のデラさんにお届け物ですけど』と言うどれみ。『はいはい、今開けますね』と言うスピーカー。


すると、滝は消滅。足場も登場する。『私の苦労は一体・・・』と言うどれみ。こんな感じの外観。


入るなり躓いて転ぶどれみ。転んだどれみを心配するはづき、あいこ、おんぷ、ももこの4人。部屋の中を見た5人ビックリ。
部屋がすんごく汚い。5人に気づいたデラ。どうしてここに居るか聞く。如何にも寝込んでる人の顔。
幻覚と思うデラだがあいこは否定。今日は魔女問屋の配達を手伝うことになったと説明するももこ。デラの心配をするどれみ。
咳をしながらなかなか熱が下がらないと言うデラ。体が弱ると魔法も上手く使えなくなるらしい。部屋の散らかりの原因がそのせいと気づいたおんぷ。
『薬草ドリンクと魔法ビタミンは?』と聞くデラ。『持ってきたけど、薬とかじゃなくて栄養のあるものをちゃんと食べなきゃよくならないよ』と言うどれみ。と、ここであいこがお粥を作ると言い出す。



あいこはお粥を作り、どれみは部屋の掃除。命の恩人と涙ながらに感謝するデラ。
『んな大袈裟な』とあいこ、『そうだよ、デラと私達の仲じゃん』とどれみが言う。デラはお礼をしないと気がすまないと言う。
ならばと今度の仕入れ時にまけてとももこが提案。それはダメと言うデラ。呆れるどれみ達。寝込んでてもケチは変わらないと言うあいこ。

風邪の流行はホントらしく方々から咳が聞こえてくる。ここでハナちゃんが心配になるどれみ達。

『おいらはお庭の散髪屋~♪』と言いながら庭の手入れをするオヤジーデ。来る日も来る日も雑用ばかりな事に飽き飽きしているらしい。すると、何かを発見。


赤い球体が植え込みを進んでいくのを発見。掴んでみるとどれみのお団子。
オヤジーデを押し倒すどれみ、はづき、あいこ。が、苦しそうと言う事で解放。『あなた達、私を殺す気ですか~?』と言うオヤジーデ。
謝るどれみ。どうして、どれみ達がここに居るのか聞くオヤジーデ。『ハナちゃんに会いに来たの』と言うはづき。
ちょっとだけ会わせてとオヤジーデに頼んでみるどれみ。『え? なんで私がそんな事』なオヤジーデ。
だったがおんぷに『おんぷのお願い』と言われ『おんぷちゃんのお願いだったら喜んで!』と引き受ける。
と、ここで何か思いついたオヤジーデ。不適に笑う。?などれみ。ハナちゃんに会わせると言い出すオヤジーデ。


が、庭掃除と言う条件付。オヤジーデ曰く、タダで会わせる訳には行かないと言うことらしい。ちなみにおんぷは免除。引きつり笑いのおんぷ。掃除中のどれみとももこ。

子供達の声が聞こえてくるので気にしてるとマジョミラーがやってくる。『ここで何をしているのです?』と言うマジョミラー。
それを見てオヤジーデ逃げるが魔法であっと言う間に捕らえられる。パラソルで体が反る!なんちゃって状態。

面会日でない事はわかってると言うどれみ。魔女界で風邪が流行ってると聞いてハナちゃんもと思ったと言うはづき。
子供達の面倒は自分達が見てるから心配する必要は無いと言うマジョミラー。でも、自分達は母親だから心配するななんて無理と言うあいことおんぷ。


すると、幼稚園からハナちゃんの声が聞こえてきた。覗いてみるおジャママンズ。ハナちゃんに好き嫌いがあるのかと心配するおんぷ。
でも、風邪はひいてないと一安心のももこ。
食べさせようとするマジョポンに『ニンジンイヤッ! プーリンプリン』と言うハナちゃん。好き嫌いはダメと言うマジョポンだがハナちゃんは頑な。
ニンジン食べない子はプリンもお預けと言われベソをかくハナちゃん。

ここまでと言う事でマジョミラーに巨大チリトリで追い返される5人。泣き声が聞こえてやっぱり気になる様子。

で、当然寄り道なんかしたのでマジョドンから『遅い!』と怒られる。
『まだ半分も終わってないでは無いか、どこで道草をくってたんだ』と続けるマジョドン。答えに詰まるあいこ。
『これは遊びではない、仕事なんだ。お前たちホントにやる気があるのか?』と言うマジョドンに謝る5人。
『そんないい加減なやり方で魔法の素が貰えると思っているのか?』とまだまだ言いたそうなマジョドン。必ず時間内に終わらせると言うももこ。構えるどれみ、はづき、おんぷ。


魔法でチョイx2開始。
で、どれみ達は出発。しょうのない奴らと呆れるマジョドン。すると、デラから連絡。
『マジョドン様、長く休んで迷惑おかけしました。明日から出勤しますので』と言うデラ。『デラ、体調はもう良いのか?』と言うマジョドン。
『はい、大分楽になりました。これもどれみちゃん達のおかげです』と答えるデラ。少し驚いた様子のマジョドン。


頑張るどれみ達。

それを見ているマジョドン。で、マジョミラーに連絡を取る。『マジョドン、珍しいですね。あなたが連絡してくるなんて』と言うマジョミラー。
『たまには御用聞きでもしようと思ってな。幼稚園で入用の物は無いか?』と言うマジョドン。魔法でチョイx2終了。


マジョドン曰く、ギリギリだが何とか間に合ったそうで。安心した様子のどれみ達。
魔法の素を渡すマジョドン。『ありがとうございます』と言う5人。どれみが受け取るが、ここで疑問。どうやって入れるのか???
マジョドンによると、コレは女王様にしか入れる事ができないらしい。女王様には連絡済みなので城に寄っていけば良いとのこと。
『はい、ありがとうございます』と言うどれみ。
『それからもう1つ。イヤなら断ってもいいが、実は幼稚園から注文が入ってな。1人の子供がニンジンを嫌がって食べないそうだ。
そういう子供にも食べられるニンジンの料理があれば届けて欲しいと頼まれたんだが』と言うマジョドン。快諾するどれみ達。笑顔のマジョドン。

机の下に引きこもり中のハナちゃん。『ハナちゃん、何時までそうしてるの?』と言うマジョポン。
ポンが困ってると『ハナちゃんが泣いてるとママも悲しくなっちゃうな』と声が聞こえてくる。嬉しそうなハナちゃんが振り向いた先には


勿論、どれみ達。『マ~マ!』と近寄るハナちゃん。
『好き嫌いは良くないな。ニンジンは栄養があんねんで』と笑顔で言うあいこ。ショボーン顔になるハナちゃん。
で、ニンジングラッセを作ったと言うはづき。おんぷによるとハナちゃんが食べ易いように蜂蜜とバターで味付けしたらしい。『召し上がれ』と言うももこ。
食べたくなさそうなハナちゃん。『ママ達、頑張って作ったんだよ。だからハナちゃんも。ね!』と言うどれみ。どれみの顔を見るハナちゃん。
5人に『あ~ん!』と言われ、意を決して食べるハナちゃん。『ハナちゃんエライ!』と褒めるどれみ。
で、おんぷから頑張って食べたご褒美とプリンが渡される。あいこ曰く『ママ達特製のプリンやで』。喜ぶハナちゃん、

庭で草むしりをさせられているオヤジーデ。もうすぐディナーの時間だからそろそろ終わりにしませんかと提案。
でも、ピーからはダメと言われる。仕事をサボった罰の草むしりであり、当然バイト代もカット。
『そんな~、トホホ鳴かないで~』と言ってるとお腹が鳴ったので『鳴いた~』と言うオヤジーデ。



で、何時もの作業中。魔法の素もあれからちゃんと補充できた様子。すると、久しぶりのあの歌声。本日はクッキングストーブから登場。
風邪治ったか聞くどれみに歌で『おかげ様でこのとおり~! 今日はあなた達にお届け物が~あってきたの~!』と言うデラ。
小包を渡すデラ。どうやら手紙らしい。ハナちゃんからだそうで。


嬉しそうな5人。早速開けるどれみ。
『何が書いてあるのかな?』と言うももこ。字はまだ書けないだろうからと言う事でお絵描きと推測するおんぷ。
きっと、自分の似顔絵と言うどれみ。自分のだと言うあいこ。急かすはづき。
が、5人とも唖然。と言うのもどう見ても顔じゃない物が描かれているから。
すぐにプリンと気づいた。でもって、ソレが『また持って来い』と意味するとも察した。
苦笑いのどれみ達。で、ズームアウトしながらプリンに囲まれるハナちゃんのアップがバックに登場したところで

~おしまい~

第22話『ぽっぷがお姉ちゃん??』
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