ここではスタッフのあれこれを紹介。ニチアサ以外の人のは作るつもりはありません。
丁度、FPの中盤辺りからスタッフの癖(特に作画監督)が気になりだし色々調べて見た事を紹介します。
作画監督の画像は良い絵を見つけたら変更します。
あと紹介したいだけで悪意は無いので文章の意味を邪推しない様にお願いします。
人気アニメーター(作画監督)のワークス集
作画監督
作画監督とはその名のとおり、絵の監督、修正などをする。他にはレイアウト(要するに構図)なども。自分も原画を描く人が殆ど。
※ちなみに各話ゲストキャラはキャラクターデザイン監修の下、この人達がデザインしています。よく見れば作画監督さんのクセが反映されていたり※
アニメは
原画・・・作品の動きのキーとなるシーンの絵
動画・・・その間に挟まれる動く部分の絵
によってできている。
世間的に動画の賃金の安さが有名だが、原画の方も楽に見えて実はそうでもない。
(ちなみに動画は枚数単価、原画はカットと言って一連の複数枚絵での単価)
動画の年収は100万以下が殆ど。それでいて帰れない日もある。
(会社員は8時半〜17時頃までの8時間仕事が一般的。まぁこの時間に帰れる人は少ないけど)
なのでアニメーターは動画マン段階で食えずに止める人が殆ど。話によると家族の支援やかなりの準備が無いと動画はとてもやっていけないそうで。
動画の賃金の安さは監督などと比べるとかなり差がある為、何かと問題になってたり。
(原画もさほど変わらないですが、原画できる頃には筆の速さ・正確さが段違い)
基本的に動画から始まって経験を積み原画、作画監督やキャラクターデザイナーになる。
(一般的にひと月300枚あげれるようになると原画になるそうです。ラフの清書は線の正確さ、中割りは原画間の絵を求められるので大変)
東映の原画動画枚数は3500枚ほど。これはアニメじゃ少ない方。普通は4000〜5000枚。
作画監督はそれぞれ原画マンを抱えており、その絵柄を統一していると言う感じ。
(手練れの原画マンも待遇劣悪の為、生活の為に掛け持ちしてるので確保が大変)
と、作画監督とは結構大変なんです。素でこの人達スゴイと思います。
※ その人の作画回の画像を貼ってるだけで必ずしも本人が描いてる訳ではないのはご留意下さい※
ニコニコ動画
プリキュアSS 映画の出来るまで (一部抜粋)
作画監督のお仕事をちょっとだけ見せてくれます。
また製作の一連の流れを詳しく紹介するアニメの動画
アニメーション制作進行くろみちゃん1−1
(1シリーズ3つに分かれて、2シリーズまであります)
ニコニコ黎明期らへんからある辺り、どうも著作者が存在を見逃してる感があるような・・・。
青山充
全体的にキャラが丸くなる傾向がある。良い意味で可愛くデフォルメされる。
かつては割と個性が強かったが最近はローテでもかなり安定してるレベル。
この枠の始まりであるとんがり帽子のメモルから参加しており、スーパービックリマンやGS美神のキャラデザを担当。
基本的に原画はソロでやる超人(普通は少なくても3人くらい)。たまに2〜3人でやってたり。
東映アニメの原画は300枚ほどと言われており
1.同人の延長(誰か分かる程度に似てれば自分の画風でOK)
2.5週間〜10週間おきくらいのローテ(どれみ時代が5週間)
3.色塗りはしない
4.背景は別。
とは言えスゴイこと。
数週間おきとは言え他の作業がある事と声優の収録が3週間くらい前にされている事から作業日数はさほど無いと思われる。
プリキュアオールスターシリーズは全作作画監督。
それでいて本編ローテにも2クール目2回
(大体15話と24話前後)
+3クール目1回
(30話前後)
だけ混じってくるんだから超人。
1980年代から既に作画監督をしている。ファンの間じゃ東映で終わるつもりとも言われてたり。
飯島秀一
一部ではイイジマンと言われる程、評判が芳しくない。
と言うのも絵が安定しない為。パーツの比率が少々変と感じる部分があったり。特に目の配置及び大きさ。
(私も他人の事言えたもんじゃないですが・・・)
FPを最後にローテ脱落。
どれみやプリキュア(降板後)に原画で参加してたりする。
飯飼一幸
作画ペースには定評があるが癖が少し強い。安定感は飯島さんよりあるが人気はイマイチ。偶に変な絵があるせいかも。
初代とGOGOに原画参加でローテはFPのみ。
降板後はスマイルに原画参加しGOプリで19話の1度だけ作画監督担当(共同)し、まほプリにも原画で参加。
原画に限れば担当アニメの数が非常に多い
(証拠)
。
伊藤智子
メルヘン社所属。
FPに関しては丸っこい絵柄が特徴。目に特徴がある。
デジモンや鬼太郎5期もやってたり。個人的に鳩プリンとかなり相性が良いと思ってたり。
スイートまでは作画監督、スマイルでは原画担当(大谷さん担当回の)。
ドキドキで復帰したが4話と27話の2話だけでまた姿を消した。
稲上晃
有名なところでは夢のクレヨン王国、ふたりはプリキュアとMHSSのキャラデザ。
見ての通り、可愛い絵に定評がある。
さすがキャラデザをするだけあって、どれみの中じゃ馬越さんが余り参加しないのでエースと言える存在。
夢クレから長らく参加していたが5を最後にこの枠から離脱。
が、2010年7月4日放送のハトプリ21話にて復帰。
プリキュア5の38話以来、2007年10月28日からおよそ3年ぶりのこと。
そこからは川村さん、山岡さんや小松さんが抜ける中、ローテを支えている。
キラプリ47話を最後にまたローテ離脱中。
この人も結構ファンが多い。
上野ケン
この枠のファンには5〜フレッシュの間で放送されていたゲゲゲの鬼太郎5期のキャラデザとして有名。
腕前はハトプリンやドキドキの映画を任される事が証明している。
エースクラス。当然、キャラデザとは違うとは言え十分可愛い。
線が少し太いカットがあれば、原画にこの人が絡んでいる。
ローテ入りはSPから(原画はハトから)。
馬越嘉彦
マーマレードボーイ、ご近所物語、花より男子のキャラデザを担当しながら全く違うタイプのどれみやハトプリンなどのキャラデザも担当している人。
仕事が速いのと女性以外の電話は出ない事で有名らしい。
どれみや鳩プリンを見る限り、この人の作画監督回はギャグ表情がかなりオーバーである。
同氏を見破る場合はここと動きのキレ注目すればいい模様。
(激しい動きが十八番で、それが人気な理由の一因でもある)
基本的にどれみみたいな丸っこいデザインが多いがキャシャーンsinsや先の女子向けアニメの様に頭身が高いのも可能。
自身のデザイン作品にしか出てない様で実はSSや5とかにも原画で出てたりする。
人気アニメーターで引っ張りだこ。ファンも多い。
大谷房代
メルヘン社所属。
伊藤智子さんとはお互い作画監督と原画をやる関係の模様。
ゲゲゲの鬼太郎5期やパワパフZ、ポケモンBWに参加している。
腕前は中々良い感じ。
香川久
セーラームーンの頃から作画監督をしていたり。ジャンヌやFPの様に頭身高めの担当だが実はどれみに原画参加してたりする。
ニコニコを見る限り、セーラームーン作画監督群におけるこの人と為我井さんの評判は上々だったり。
作品的に最後がイマイチだったFPもこの人のデザインのおかげで今なお人気の様子。
河野宏之
記念すべきどれみの第1回作画担当。♯やも〜っとの最終回などローテであろうとは言え結構重要な回をやってたり。
絵はかなーり癖がある。FPなんて一部じゃ爬虫類顔とまで言われる。どれみでも妙に怖い顔だったり。
この人も目ですぐ分かる。
どれみの場合、黒目が大きく影の部分が少ないのが特徴。プリキュア系では睫や目の描き方に特徴がある。
少々癖が強いがアクション描写と変顔には定評がある。変顔や笑顔で大体判別可能。
1989年の新ビックリマンから作画監督とキャリアはかなり長かったりする。
キラプリ40話を最後に離脱中。
川村敏江
ファンの間では女神と言われる。作画監督の時は当然キャラデザとは少々違うとは言え良い意味で違うだけで許容範囲だし安定感抜群。
(ってか同業の馬越さんですら評価している)
GS美神らへんから参加してたりするので結構ベテラン。
5のキャラデザで有名。イケメン男子キャラは女性目線だけあって流石である。
この人もファンが多い。どの作品でもエース格。
ハートキャッチ14話を最後に長らく離脱していたが、シリーズ第9弾となるスマイルプリキュアにてキャラクターデザインとして枠に復帰。
ただ、作画監督としての登場は最後まで無かった。
(東映アニメーションの伝統的に序盤の総作画監督はやってたと思われる)
小嶋彰
スレイヤーズやどれみに原画参加していた人。この枠は鳩プリンで作画監督に出世。他では以前からしてるかも知れないので限定。
作画的には中々悪くないと思ってたり。
スマイルを最後に離脱中。
小松こずえ
スマイル映画から作画監督として登場。
腕前はドキドキとハピチャ開幕の作画監督を任されることから(ry
川村さんがいないのでローテ女性陣では山岡さんと双璧。
GOGOとスマイルには原画として参加していた。
ハピチャを最後にローテは離脱中。
(原画としては山岡さんと共にまほプリで復帰。小松さんは11話から)
高橋晃
アニメーターとしては1994年から活動。この頃は原画マン。
1996年のこちら葛飾区亀有公園前派出所にて作画監督デビュー。
そこからはもっぱら作画監督として活動。
有名なアニメでは大概、原画や作画監督をしている場面を見かける。
(名探偵コナン、ロックマンエグゼ、犬夜叉とか)
異常に仕事が多い事務所の中でも特に仕事の量が多かったことで有名だったとか。
キャラクターデザインとしては2009年の怪談レストランが初。
2011年にはスイートのキャラデザをしたりと幹部への道を歩んでいる模様。
2013年、再びドキドキ!プリキュアのキャラクターデザインとして帰還。
キャラデザ担当以外は主に映画の原画として登場。
デザインするとローテにはあんまり参加しないものだが、この人は割りと参加するすごい人。
GOプリのマーメイド変身バンクはこの人が作ったものだとか
(田中裕太さんのツイッターより)
。
高橋任治
癖がイマイチ分からない人。比較的安定してるほう。某掲示板で上がった一文には
絵柄は丸っこく等身低めで幼くなる。上手い時と下手な時の波が激しい。
とある。
作画監督はFP13話が最後だがスマイルでも原画参加はしている。
爲我井克美
セーラームーン作画の人。目の描き方に特徴がある。
かつて秋キュア映画は基本的にこの人が作画監督だった。
その腕前のせいか、新キャラ誕生回の翌週に担当することが多い。
プリキュアシリーズやセーラームーンみたく頭身が普通或いは高めが多いが、鳩プリンなどもやってたりする。ちなみに男性。
ハートキャッチ43話を最後に離脱。フジテレビ系の後番組にあたるトリコのローテ入り。
(コレと言いフレッシュと言い、香川さんと相性が良いようで)
その後、GOプリでローテとして復帰。
まほプリから始まった総作画監督クレジットの記念すべき第1号。
なかじまちゅうじ
一部ではピカチュウにかけてナカチュウと言われる。デザインにあんまり似ないので割と文句言われてたり。
確かに変な時はすごく変だけど基本的には皆が言うほどは違和感感じなかったり。馬越さんが何度か原画参加してるので結構良い絵もあったりする。
河野さんと同じく変顔が面白い。
(というかキャラデザ表見る限り本人に問題はないはず・・・)
中谷友紀子
スタジオガッツ所属。
2000年代後半から登場。
数々の作品を担当、中でもワンピースはローテや特番で作画監督をするなど見かける機会が多い。
キャラデザするだけあって腕前はピカイチ。
GOプリも好評で担当する回の絵も美しい。
ちなみにかつて裏方を紹介する番組で顔出しで出演してたりする。
出身が愛知県、山本昌との写真を羨ましがったりしてるので中日ドラゴンズが好きな模様。
なまためやすひろ
(別名義:生田目康裕・奥山美佳・永瀬平五郎・宇津野勇樹)
ちょいと目に特徴がある。どう言えば良いかは難しい・・・。
(どれみ時代は目がデカく、フレッシュでは小さくなる・・・)
この人が作画監督する回はキャラが妙にカッコ良くなる事で有名。
そして秀逸なレイアウトも多数。ピーチ兄貴のスライダー漢乗りはこの人の仕業。
スイート2話:永瀬平五郎 スマイル3話:宇津野勇樹 名義。
絵柄と改名癖から判断して確かに生田目さんっぽいです。
ドキドキ5話を最後に離脱中・・・ハグ14話で一度戻ってきましたが43話を最後にまた行方不明。
ポール・アンニョヌエボ&フランシス・カネダ&アリエス・ナリオ&ジョーウィー・カランギアン
名前で分かるとおりフィリピンの方。元々は原画参加だったがFPで念願(?)の作画監督へ。フランシスさんはハトプリンからポールさんとセットで。
割と癖の強い人が多い中で比較的似ている方。元々はTAPとして動画参加していた人。
(あくまでTAPの中から作画監督になったと言うだけでTAPは今も動画をやってるらしいですが)
アリエスさんはスマイル2クール目中盤からフランシスさん(後にポールさんとカネダさんがチェンジ)に代わって参加。
ちなみにドキドキだけローテにいなかったりする。
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・ポールさんは初代から参加、スマイル2話でローテ離脱。以後は各方面で原画参加。
・フランシスさんはナージャから原画参加。ハートキャッチでポールさんと共同してから定着。
・アリエスさんはポールさんに変わってスマイルから参加。以後は基本フランシスさんと共同。アリス・ナリオさんと同一人物?
・ジョーウィーさんはハピチャのみ。
宮本絵美子
5終盤から参加。ようつべで顔を拝見した辺り、結構美形の若手。でも、
ローテだった5〜FPでも結構評判の良い部類。どちらも3本の指に入る安定感と上手さ。
担当回は少ないもののFPエースとも言える。
(実際、映画では5〜スイートまで毎年作画監督補)
FP21話を最後に作画監督としては登場してないが原画として参加し続けている。
魔法つかいプリキュアで見事キャラデザに昇格。
ハグプリでは山岡さんと共に総作画監督を交互に担当中。
山岡直子
鳩プリン終盤からローテに登場。
FPの衣装をデザインした人だけに安定感と腕前は抜群。すっかりエースの一員。
SPとスマイルの開幕作画を任された事でも信頼の程が伺える。
ハピチャ11話を最後にローテも原画も離脱していたが
2016年美少女戦士セーラームーンCrystal デス・バスターズ編にて総作画監督復帰。
この枠にもまほプリ22話から原画で復帰。
脚本
その名の通り、シナリオを作る人。演出などによって少々変更されるものの基礎は変わらない。
当然、大変な作業ではありますが、絵の様に誰かに絵をあわせないといけないと言う事は無いのでまだやり易いとは思います。
単価は高めで人気の1時間ドラマが担当できれば1回でも100万前後頂ける事もあるそうです。
しかも、大ヒットしたらば二次収入が莫大な物になりスゴイ事に。とは言え、そんなのはごく一部で成功できなければ仕事はありません。
アニメの場合はそんなに貰えませんが、それでも3〜4個こなせれば生活はできるくらいの額は貰える様です。
さらに上に行くとシリーズ構成の様に一作品の流れを担当する事になります。
脚本に関してはあんまり癖を掴みきれて居ないのが現状だったり。
伊藤睦美
この枠はフレッシュプリキュアから。
伝説のパッション誕生回、野球回、偽あゆみママ回などの名作はこの人が書いた代物。
鳩プリンでもおしりパンチやココロの種で自滅回などの笑える話を製作。
脚本家の特色が全然掴めない管理人もこの人の書く話が面白いのは分かります。
影山由美
経歴が元幼稚園教諭と言う人。成田さんと一緒で名作そのものは多くないものの話の作りはしっかりしている。
この人の脚本の特色がまだ掴めてません。
佐々木なふみ
劇団東京ネジの劇作家で女優もしており、映画にも出演済み。
スマイルでは家族系の話を担当している。
成田良美
この枠はどれみ♯14話から参加。
特色がどうとかの説明は難しいが話としては不自然な点も無くずっとローテを守りきっている。
たまーに良作有り。
(天下無敵!? おジャ魔な助太刀とかずっとずっと、フレンズなど)
プリキュア5とハピチャのシリーズ構成も担当。
山田隆司(栗山緑)
夢クレ、どれみのシリーズ構成。数年置いて鳩プリンでシリーズ構成復帰。
オタから評判の良い両作品を担当してるだけあって確かに話の作りが上手い。
大和屋暁
この枠は夢のクレヨン王国から。
信子3作目や井戸幽霊、ナイショのアノ有名な野球回などを作った人。
反面、♯42話やドッカーン40話などのシリアスでも深い話を作れるエース
最近はこの枠に参加してないのが何とも残念。
ちなみにお父さんも脚本家だそうで。