第45話『宿命の対決! エースvsレジーナ!』
(2013年12月22日放送)
脚本:田中仁 演出:池田洋子 作画監督:山岡直子

無断で被る

遂にエースとレジーナ、因縁の対決。
レジーナの今までの描写やベールのセリフでまぁ大体の察しは・・・。
ただ、それ以上の設定が予告で待ってました。
あと、この子を最後にもってくるかなと思ってたのでちょい予想外。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは43話~44話同時収録)
(BDは37話~44話、46話~49話同時収録)

アバンタイトル


ソリティア。
『え、僕の偽物が現れたのかい?』と言うジョー岡田。
じーっと見てるマナ達。六花と真琴に到っては完全に疑いの眼差し。
(上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
アイちゃんをあやしつつ『そうか、それは大変だったね』と結構軽い扱いのジョー岡田。
机をドンと叩き『それだけじゃありません!』と言う六花。
『ジョナサンが留守の間にこっちは大変だったシャルよ~』とシャルル、『マジカルラブリーパッドを手に入れたり』とダビィ、『アイちゃんがイヤイヤ期を乗り越えたり』とラケル
が続き
最後はどアップランスが『そもそも、プリキュアが1人増えた事も知らないでランしょ~』と言う。

『はじめまして、キュアエース。君の事はアンから聞いているよ』と亜久里の手にキスするジョー岡田。
真琴と連動して動きを目で追う亜久里。
『アン王女から?』と亜久里、『どういうこと?』と真琴が聞く。
『ごらんの通り、アンはまだ目覚めていない』と1階、扉前に置かれた王女の氷を見つめるジョー岡田。

振り返り
『けれど、僕もただ無駄に時を過ごしていたわけじゃない』と机の上にラビーズを置く。
見つめるマナ『ん、これは?』と言う。
『三種の神器の1つ、エターナルゴールデンクラウンさ』と教えるジョー岡田。
彼を見た後、ラビーズを見て驚くマナ達。ラビーズのアップでOPへ。

で、サブタイトル。

『一体どこでこれを』と聞く亜久里。
『あれは、マナちゃん達と別れたすぐ後の事』と回想突入ジョー岡田。


どこぞの洞穴内にある小屋。荷物を捨てそこに走っていく。
『ジョナサン・・・』と言う王女の声。
中ではロイヤルクリスタルに囲まれて眠ったまま遊泳中のアイちゃん。
『アイちゃん』と言うジョー岡田は右を向く。
彼女の前に光が集結したかと思ったら凍った王女の前に鏡が登場。
『ジョナサン』と彼を呼ぶ。『アン?』なジョー岡田。
『アイちゃんの力を借りて、あなたに話しかけています』と教える王女。
眠ったまま洞穴の天井に開いた穴へ飛んで行くアイちゃん。
『今、愛の切り札となる少女が目覚めようとしています。アイちゃんは旅立たねばなりません。そう遠くない未来、キングジコチューは完全復活を果たすでしょう。
そうなる前に・・・ジョナサン、あなたには三種の神器・ゴールデンクラウンを探し出してほしいのです』
と頼む王女。

砂嵐の中に立つジョー岡田。
口元の布をどける彼の目の前には移籍の様な光景が。
そのまま掌のラビーズカットへフェードイン。要するに回想終了。
『そうして僕はアンの言葉に従い、この神器を手に入れたんだ』と語るジョー岡田。

『なるほど~』なマナ。『早速使ってみるシャル』と言うシャルル。OKなマナ。
ラビーズ使用。アイちゃんも『きゅぴらぱきゅぴらぱ、ぷーぷーぷー!』ハート3連発。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『おお!』とマナ、『これが・・・』と真琴、『三種の神器最後の1つ』と六花、『この世の全ての知識が詰め込まれてると言われている、エターナルゴールデンクラウン!』と亜久里が言う。
マナありは嬉しそう、りつまこは驚き、亜久里は真顔。
『黄金の冠は資格を持つ者にのみ、知識を分け与えると言われている。君達になら、この冠を使いこなすことができるかもしれないと思ったんだ』
と言うジョー岡田。

そんなこと言ってる間に勝手にエターナルゴールデンクラウンを被ってるマナ。
『それで』と続けようとするジョー岡田に『何も起きないけどー?』。
『いきなり被ってるし!』とツッコミ六花。


『いけません!』と叫ぶ亜久里に怯むマナりつ。
『それは1万年前の物ですよ! もう少し丁重に扱って下さい!』とマナの頭から取り上げる亜久里。
だが、彼女が両手で頭上に掲げたらば金色に光りだす。驚くマナ達。

冠の光は鼓動と共に亜久里の体を包み
ミラクルドラゴングレイブを持って突撃する王女、プシュケーのアップ、王女に置いていかれるソード、闇の鼓動キングジコチューのアップ
トランプ王国民、キンジコと対峙する王女、平和なトランプ王国、闇の鼓動、闇に染まるプシュケー、菜の花畑を走る王女、闇の鼓動

がフラッシュバックする。
そして最後に何かを構える黒い影が映ったところで赤いハート枠がそれを囲み消し、更にパープルハート枠がそれを包み、紫の滲んだ空間に消し去る。
そして光ったと思ったら3つの光がこちらに飛んでくる。

カメラが引いたと思ったら、それは亜久里の目。ハイライト消滅。
『亜久里ちゃん!』と言うマナ。心配する一同。
黒くフェードアウト。


フェードインすると茉里ばあちゃん『気がつきましたか?』と聞く。
『おばあさま・・・』と目を覚まし、キョロキョロする亜久里に『マナちゃん達があなたを運んできてくれたのよ』と教える。
ここは亜久里の部屋内。
机の上にはランドセル、壁には時間割や写真、本棚にはコートや兎&豚の人形などなど。
『そうですか・・・』と起き上がる亜久里。コップに水を入れる茉里ばあちゃんを『おばあさま』と呼ぶ。
『おばあさま・・・私はどうしたら・・・よいのでしょうか・・・』と聞く。


『私は・・・全てを知りました。自分が何者だったのか、どのような運命を課せられて生まれてきたのか』と言う亜久里。
コップを置く茉里ばあちゃん。
『それはとても悲しく、重い運命です。あまりに重くて・・・押しつぶされてしまいそうです。私は・・・私は・・・』
と涙目になった後俯く亜久里。
彼女を抱き寄せる茉里ばあちゃん。胸の中で泣く亜久里。
『どれほど辛いものであっても、人は運命に背くことはできないのですよ。ただ、受身で押しつぶされるのか、自ら立ち向かって未来を切り開くのか・・・それはあなた次第』
と教える茉里ばあちゃん。
彼女から離れ涙を拭う亜久里。
こっちを見る亜久里に『何をなすべきなのか、本当はわかっているのでしょう?』と右頬に左手を当てながら言う茉里ばあちゃん。
眼を瞑る亜久里。頷いて彼女の頬から手をどける茉里ばあちゃん。
目を少し開いて拳で涙を拭き『ありがとう、おばあさま。もう迷いません!』と言う亜久里。
その顔は少し元気が戻ったようだ。
見つめある亜久里と茉里ばあちゃん。

その夜、風の強い日のソリティア。

トランプを捲っている誰か。ドアが開くなりカードを投げる。逆手でキャッチする真琴。
『やぁ、君も呼ばれたんだね』と言うジョー岡田。
『ジョーさん』と言う真琴。

すると続いて亜久里が来訪。
『お揃いですわね』と言う亜久里。
『なんでアイちゃんまで?』と思う真琴。『何だい? 大切な話って』と聞くジョー岡田。
『これです』と王女の氷に手を当て、なんと粉砕してしまう亜久里。
『王女様!』と真琴、『何をするんだ!』とジョー岡田が当然慌てる。
砕かれた氷の残骸。
あんぐりな両名。亜久里を見る真琴。
『今まで見ていたのは幻、これはジコチュー達の目を欺き時間を作るために王女が用意したのは影なのです』
と教える亜久里。

『ゴールデンクラウンは私に全てを教えてくれました。お話しましょう、隠された王国の真実を・・・』
と達観した顔でドアを閉める。

ソリティアから三日月のある夜空にカメラ移動。盛り上がるBGM。


暗闇に落ちるティーカップ。割れたその先はソリティアの床。
『そんな・・・そんなことって・・・』と言う真琴。
『信じられない・・・しかし、君の話が本当ならこれまでバラバラだったピースがすべて収まる・・・』とジョー岡田は驚きつつも納得。
『キュアソード、ダビィ、ジョナサン。これまで王女の為に頑張ってくれて、ありがとう。心からお礼を言います。
私はこれからレジーナと決着をつけるためにトランプ王国へ参ります。そこであなた達にも戦いの行く末を見届けてほしいのです』
と決意を述べる亜久里。
『決着って・・・』と驚きを隠せないダビィ。『待って、どうしてマナに打ち明けないの!?』と問う真琴。
『マナに話せば、きっと』と続ける彼女の言葉を遮り『それはできません!』と返す亜久里。
『亜久里ちゃん!』と言う真琴。
俯いて『マナならきっと、戦わずにすむ方法を探す筈です。私とレジーナのどちらが倒れても、彼女には耐え難いでしょうから』と言う亜久里。
『ですが、この戦いは私達に課せられた運命。避けて通る訳には・・・いかないのです』
と続ける。
決意の固さに言葉が出ない真琴。
『無理にとは言いません。納得できないのであればどうぞお帰りください』と逃げ道も用意する亜久里。
『行くよ。君はどうする?』と立ち上がって聞くジョー岡田。
目を逸らす真琴。下を見る。彼女の手にはスペードのエース。
黒くフェードアウト。

翌日。
ぶたのしっぽ前。門松が既に準備されている横に座り込んで『遅いね~』と何やら待っている様子のマナ。
彼女が足をバタバタしてる中『どうしたんだろ2人共』と六花が心配、『おせちの材料の買出しまでには、きっといらっしゃいますわ』と楽天的なありす。

『大変シャル~!』とシャルルがラケル同伴で店から飛び出てくる。『アイちゃんも居ないケル』と言うラケル。
驚く3人。すると、後ろから『あの』と言う声。
振り向くとそこにはエル。『エルちゃん』と言うマナ。
息切れしながら『亜久里ちゃんは・・・居ますか?』と聞くエル。
階段を降りていくマナ。りつあり、顔を見合わせ2人も降りる。
『何かあったの?』と聞く六花。
『昨日、亜久里ちゃんが家に来て』と画用紙を広げるエル。

回想。エルの自宅ベランダ。
画用紙を開いて驚くエル。
『この前の授業参観の後に描いたのです。私の大切なお友達の絵ですわ』と言う亜久里。
嬉しそうに『ありがとう~!』と言いつつ『でもどうしたの、いきなり』と理由を気にするエル。
『私の気持ちをエルちゃんにお伝えしたかっただけです』と答える亜久里。
足場の箱を拾い上げ『アデューですわ』と抱えて去っていく。
走り去る彼女の背中のカット。
『亜久里ちゃん、なんだかいつもと違ってて・・・』と言うエル。
回想終了。

『そう思ったらもう2度と会えないような・・・そんな気がしてきて』
と続ける。亜久里のエル絵のアップ。絵を見ていた3人、エルを見る。
『それで、亜久里ちゃんの家にも行ってみたんですけど、居ないんです』と教えるエル。
マナを見る六花。
一瞬考え『亜久里ちゃん達を探そう』と言うマナ。

その頃、キングジコチューのアップ・・・もといトランプ王国の尖塔。
お代わりを要求するレジーナ。
『はいはい』と巨大グラスカップを持っていくベール。
『ご機嫌斜めみたいね』と言うマーモ。
メロンソーダを寝ながらストローで飲んでいるレジーナ。
前回の『レジーナ、もう1度・・・あたし達と一緒に・・・』と言うハートのセリフを思い出す。
『マナ・・・あたしの気持ちも知らないで・・・』と心中で思ってるレジーナ。目が潤む。
パフェで満たされたグラスを置きながら
『まぁ何はともあれ、キングジコチュー様はまもなく完全復活。そうなればねぇ』とKYなベール。
『うるさいわね! あんたに何が分かるっていうの!?』と怒るレジーナ。
『おー、こわ』と言うベール。すると地震。彼も気づく。

構える間もなく飛ばされるイラマモ。丁度、2人が居たカーテンの後ろから3人の人影が光と共に来訪。
光が消えたソコに居たのは勿論、亜久里・真琴・ジョー岡田(アイちゃん)だ。
『お前達! どうしてここに!』と問うベール。
『あなたと決着を着ける事が、私の運命だからですわ、レジーナ』と少し歩いて答える亜久里。
少し動揺してるのか返答なしのレジーナ。

『ふん、何をバカな事を』と言うイーラ。
すると、亜久里はエターナルゴールデンクラウンを差し出す。
『!? それは』と驚くマーモ。
『まさか・・・エターナルゴルデンクラウン・・・』と言うベール。
『その通りです。私のゴールデンクラウンとあなたが持つドラゴングレイブを賭けて、一騎打ちを申し込みます』
と決闘を申し込む亜久里。
睨んだ後、笑うレジーナ。

『面白いじゃない。あなたの事は前からコテンパンにしてあげようと思ってたの』
とソファを踏みつけドラゴングレイブを起こしキャッチするレジーナ。
右手の槍を一回転させ左手に移し、石突きで床を突いた後
『その勝負、ウケてあげるわ』と言うレジーナ。
『アイちゃん、行きますわよ』と言う亜久里。
『きゅぴ』とこちらも決意してる様子のアイちゃん。

変身。続いて真琴も。

『あなた達に邪魔はさせないわ!』とイラマモの前に背中を向け立ちはだかるソード。ムッとして歯を食いしばるイーラ。
『大人しく見ていてもらおうか』とジョナサンも立ちはだかる。『何よ偉そうに』と言うマーモ。

『キュアエースはあたしの獲物よ! あんた達はそこで見てなさい』と凶悪貌のレジーナ。
エース、手の上のエターナルゴールデンクラウンをラビーズに戻す。

それを自分の胸元で握るエース。見つめる先はレジーナ。
2人の間にソード・ジョナサン・イーラ・マーモ・ベール。
ソード達4人のアップ。レジーナを見ているベールのグラサンのアップ。目が透けて見えている。

『行きます!』と突撃エース。レジーナも突撃。
ドラゴングレイブを回し蹴りで受け止めるエース。

振りぬいたソレは8人と1匹の居る尖塔を真っ二つにする。飛び出るエースとレジーナ。


ドラゴングレイブを受け流し、空中で回し蹴りを繰り出すエース。レジーナも回転して威力を和らげ左足でハイキック。受け止め弾き返すエース。
すれ違う2人。

ベール以外、あんぐり顔で見てる5人。イラマモは見合わせた後、テレポート。
軽く笑って『さて、レジーナ様のお手並み拝見と行こうか』とジャネジーキャンディを舐めるベール。

ここでアイキャッチ。


いきなり落ちるブロック。エースは塔の間をジャンプ中。
『なーにー? 逃げてばっかじゃ、決着なんて、つかないわよ!』とドラゴングレイブを何度も振り回すレジーナ。


3つめがエースの向かっていた塔を破壊した為、エースが墜落。
追いかけて『以外とあっけないのね~!』とドラゴングレイブで突きまくるレジーナ。
回避されまくり『もう!』と繰り出した一突きを脇で挟んで受け止めるエース。
『あなた、深追いしすぎですわ!』と言う。
そしてミラクルドラゴングレイブを軸にレジーナを下に回す。
『離してよ~!』と一回転しエースを振り払うレジーナ。
エースを壁を蹴って地面を殴る。
巨大なクレーターこそあるがレジーナは居ない。

当のレジーナは上空で槍の先にエネルギーを溜めている。間もなく発射されるソレはエースを狙う。
避けるエース。エネルギーはまるで龍の様な形をして、唸り声と共に後を追う。
『行っちゃえ! ドラゴングレイブ!』とご機嫌レジーナ。

傾く塔に乗っていたイラマモ。
『おーっと!』と言うイーラ、2人は浮遊状態に移行。『もう、こっちに倒さないでよ!』とマーモが怒る。


走っていたソードは倒れてきた塔の残骸をジャンプで避け、上に着地。
見上げるとまた1つ塔が倒れる。
辛いのか眼を瞑るソード。
『目をそらしてはダメだよ!』と言われ振り向く。
そこには斜面で落ちかけのジョナサン。
『でも・・・!』と食い下がるソード。
『これは、彼女が選んだ運命なんだ。最後に勝つのはレジーナなのか、キュアエースなのか、僕達はそれを見届けなければ・・・』
と這い上がろうとして滑るジョナサン。
かっこ悪い。
そんな彼の手を掴むソード。
ジョナサンを背負ってトランプ王国を屋根伝いにジャンプしていく。
『分かってる! 分かってるけど! これが本当に避けられない運命だとしたら・・・悲しすぎる!』
と言ってる彼女を『きゅぴ・・・』と心配そうに見てるアイちゃん。

『亜久里ちゃん!』と言うマナ。3人揃って中へ入る。
六花は氷の残骸を見ている。ありすはまこあぐのコートを見つけ『お2人はここに来ていたんですわ』と教える。
『ジョナサンも居ないケル』と報告ラケル。
『王女様は・・・どうなったの?』と気にする六花。
『一体何が起こってるシャル』と言うシャルル。
氷の残骸からスペードのエースを拾い上げるマナ。注目りつあり。『スペードのカード?』と言う六花。
ラブリーパッド登場。
『何事でランス?』と聞くランス。シャルラケも接近。
ラブリーパッドは鏡を映す。鏡の映るラブリーパッドとそれを見ているマナのアップ。

エネルギー龍から逃げるエース。柱や橋を破壊する。


上空でラブキッスルージュを抜き『ラブキッスルージュ!』と叫びながら龍に向かって突撃。
螺旋を描く様に消滅する龍。それを背にエースは大地に肩膝をついている。

尖塔の天辺にて『やるじゃない!』と上から目線のレジーナ。
『当然ですわ』と返すエース。
レジーナの居る塔、見晴台のイラマモ。
『でもよー、勝ちは見えてんだろ。もうすぐ5分経つぞ』と忠告イーラ。
『そうしたらもう、プリキュアじゃ居られなくなるわ』と続くマーモ。



見上げた後、眼を瞑るエース。
ニヤつくレジーナの前にワープしてくるエース。驚くレジーナ。
『甘いですわね。私には最早、時間の制限などありません。ゴールデンクラウンの知恵を得て、真のエースに目覚めたのです』
と尖塔の天辺を中心に見あう2人。
『何それ、ずるい!』と怒るレジーナ。

エースミラーフラッシュでレジーナを目晦ましし、その隙に右回し蹴りを繰り出すエース。

命中し落ちていくレジーナを追う。『ここで決めます』とエースショット発射。
『バカにしないでよね!』と落下中だったレジーナは迎え撃とうとする。
唸りながら、ミラクルドラゴングレイブの先より龍を発射。


激突するエースショットとレジーナの龍。
唸ってるエースとレジーナ。白くなっていくレジーナ。
周りへの衝撃波はすさまじく、イーラは柱にすがりつき、マーモは柱に手を当てながら耐えている。

ソードはジョナサンが連れ去る。トランプ王国を巨大な光が襲う。それは建物を飲み込んで破壊していく。


棒立ちのソード。階段らしきところの上にレジーナ、ドームの上にエースが倒れている。
2人共意識は無い。
『本当にここまでやり合わなければいけないの?』と口にするソード。
意識を取り戻し動くエース。立ちあがろうとするレジーナだが、ガックシ。
寝た姿勢でアイちゃんを抱くジョナサンの上で座り込み
『どうすればいいの? 2人が傷つけあうの、私達は・・・見ている事しかできないの?』
と思うエース。
別アングルの倒れているエースとレジーナカット。
少し降下して
『神器を持つ者同士が本気でぶつかれば、当然タダではすまない。2人が弱ったところで全ての神器をとれば・・・俺様がナンバー1だ』
と考え指パッチンベール。

すると、エースの周りにイカジコチュー登場。驚くエース。
『行け、ジコチュー達、キュアエースを倒すのだ!』と命令ベール。『レジーナもろともな』と心中で思いつつニヤつく。
上空にて『あ、あいつ!』とイーラ、『抜け駆けするつもり?』とマーモが言う。
レジーナの周りにはゴリラジコチューが登場している。

『エース! レジーナ!』と走り向かおうとするソードを捕らえる白い物体。主はデカい球体。
かつて登場したクモジコチューの糸だった。既にジョナサンんも捕らえられている。
『手出しはしない約束よ!』と怒るソード。
『そんな約束、した覚えはないぞ~?』と惚けるベール。横をハゲタカジコチューが通過。
言葉なく視線を2人へ移すソード。

イカジコチューの触手をパンチで退けるエース。
『何よ、あんた達!』とハゲタカジコチューから逃げるレジーナ。

両手を拘束されているソード『どちらが正しいかなんて、私にはわからない!』と言ったところで胴体も縛られる。
『けれど!』でエースが触手に包まれ、『私は!』でレジーナが座り込んでいる。
襲撃するジコチューを見ながら『私は、亜久里ちゃんもレジーナも、どっちも失いたくない!』と右腕を引っ張って抵抗。
涙目になりながら『誰か! 助けて!』と思う。
そして『マーナーーーーーーーーーーー!』と叫ぶ。


すると、空に電撃が少し走る。そして、それは強くなり、間もなく巨大な光が降り注ぐ。襲撃されるジコチュー。
『何!』と驚くベール。あんぐりなエースとレジーナ。

そこにはマジカルラブリーパッドを前にしたハート・ダイヤモンド・ロゼッタの姿が。3人とも祈りのポーズ。
じっと見ているソード。縛っている糸は弛んでいる。降り立つハート達。
切られる糸。ドヤ顔のダイロゼに『みんな!』と抱きつくソード。
しょうがないなって感じに顔を見合わせる2人。背中に手を当てるロゼッタ。
ソードは涙を浮かべている。

エースの前のハート。『あなた達・・・』と言うエース。
『今はジコチューを何とかするのが先だよ、エース!』と手を差し伸べるハート。
『・・・分かりましたわ』と手を取り立ち上がるエース。
『いけぇ! ジコチュー!』と命令ベール。
猛スピードで向かってくるクモジコチュー。

ロイヤルラブリーストレートフラッシュで撃破。
『うぉ!』とベール、『!?』とマーモ、『まじっ!』とイーラが逃亡。

退治するなりラブキッスルージュを向けているエースのアップ。
向けられているレジーナの前に立ちはだかっているハート。にらみ合い。
『どいてください』と言うエース。
『嫌だよ! なんで2人がそうまでして、戦わなきゃいけないの?』と問うハート。
『これが、私達の運命だからです』と答えるエース。
ハッとして両手が少し緩むハート。
ダイロゼの後ろで俯くソード。
顔を逸らしながら『何なのよ、さっきから~、運命って!』とムッとするレジーナ。
にらみ合いハース。
エース、ラブキッスルージュを引き『ここまで来てしまった以上、話さない訳には参りませんね』と顔を逸らす。
1歩あるいて
『私と彼女は決して相容れることのできない関係・・・』
と言い、ハート側に振り向き
『元は1つの命! アン王女から生まれた、光と影なのです!』と明かすエース。

当然、驚くハート達3人。知ってるソードは俯き、ジョナサンは眼を瞑っている。

驚く意味で少し下がりながらレジーナを見るハート。
レジーナ本人もあんぐり。
『王女様の・・・』と言うハートに『光と影・・・』と続くレジーナ。
見合わせるエースとレジーナ。
それを裂くように赤い雷が走る。
(カット移行の演出)
亀裂が入るキングジコチュー。赤いオーラが強くなっている。
黒くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

うそぉ・・・

第46話『エースとレジーナ! 誕生の真実!』
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