(2014年1月26日放送)
脚本:山口亮太 演出:古賀豪 作画監督:高橋晃
ねずみベール
最終回。
前回を見てスイートの様な丸々エンドになるかと思ったら
そんなことなかったですね。
ベールさんがこうなるのは予想通りというか。
山路さんの時点で何かあるとは思ってました。
ハートがプシュケー奪われたりと最後まで驚かされました。
収録DVD
(左がDVD、右がBD)
(DVDは46話~48話同時収録)
(BDは37話~48話同時収録)
アバンタイトル
笑っているベール。
『遂に、遂にナンバー1だ!』と嬉しそうだったが、タコの様に変形したと思ったら驚く羽目に。
『く、く、く、苦しい。や、や、や、やば、やば』と情けない声。
クネクネするベールを包んで開く赤い目。
『ジャネジーを取り込もうとして自分が取り込まれちゃ世話ないじゃない』と呆れるマーモ。
『マーモ、イーラ、助けてくれぇ~!』と闇の中から助けを求めるベール。
『無理だ。もう遅いよ』と返すイーラ。
ベールの呻き声と共に真っ黒に固まる液体。赤い亀裂が入った後、煙と共に爆発。
中から姿を現した羽・沢山の手・・赤い眼・・・つまり怪物。
驚く国王『間違いない、奴だ! かつてこの宇宙を支配していた巨大な力。キュアエンプレス達でさえ消し去ることが叶わなかった闇の存在』と言う。
(怪物・悪魔の笑み)
『いかにも。我が名はプロトジコチュー、1万年の時を経て今蘇った!』と構える。
『世界を再び闇で覆いつくし、全ての命を思うがままに支配してくれるわ!』とエネルギーを集め空間が歪む。
『そんなこと、絶対に許さない!』とマナ、『私達が居る限り』と六花
『あなたの好き勝手にはさせません!』とありす、『この命の炎が燃え尽きるまで!』と亜久里、『戦力で戦い抜いてみせる!』と真琴
がそれぞれアップになって言う。
『マナ!』『会長!』と二階堂&八嶋(+百田&十条)が走り出すがセバスチャンが止める。
『いけません、逃げて下さい』と言う。
『しかし・・・』と健太郎パパ。
だが娘がキリッとした顔で振り向く。
それを見たあゆみママ、納得したか『大丈夫、あの子達を信じましょう』と言う。
不安そうだった、亮子ママと四葉夫妻はニッコリ。健太郎パパに宗吉じいちゃん、悠蔵パパは不安げ。
『あたしも戦う』とレジーナ。『レジーナ?』と呼ぶマナ。
『あいつとの決着はこの手でつけたいの』と言うレジーナ。
それを見ていたマナ、暫くあんぐりだったが納得。
『行こう、みんな。これがあたし達の最後の戦いだよ』と言うマナ。並んでる5人。妖精達がラブリコミューンに変身。
と言う訳で変身バンク後、OPへ。
で、サブタイトル。
爆発する大貝町のビル街。悲鳴と共に吹き飛ばされるハート以外。
ハートはガードを解いて前を見る。
そこにはプロトジコチュー、手を翳す真上には巨大ビル。
笑いながら手を前に振るとそのまま飛んで行く。
直撃は避けたが悲鳴をあげるハート達。
大量のビルを浮かせて笑うプロトジコチュー。目を開いて驚くハート、顔が影で暗くなっていく。
次々街に落とされる巨大ビル。
悲鳴と共に飛ばされるハート。
指先から光線を連射するプロトジコチュー。
直撃はしないが悲鳴をあげるハート達。
ロゼッタが隙をついてロゼッタリフレクション発動。
『皆さん、続いて下さい』と前進ロゼッタ、ついていくハート達。
プロトジコチューがヘリポート付きのビルを投げてくるが『任せて』と前に出たソードが『ホーリーソード!』と真っ二つに切り裂く。
間を飛び抜けて行くハート達。
『させないわー!』とミラクルドラゴングレイブの光線で攻撃するレジーナ。
プロトジコチューの光線にあっさり競り負け、間近を光線が抜けて行く。
吹き飛ばされ『レジーナ!』とハートが心配するが、ロゼッタとソードにキャッチされ『ロゼッタ! ソード!』と嬉しそうなレジーナ。
一安心ハート。
バンク無しでトゥインクルダイヤモンド、エースショットで攻撃するダイエー。
右手でトゥインクルダイヤモンド、左手でエースショットを受け止めるプロトジコチュー。
彼の前で飛びあがり、上空よりチョップをしようとするハート。
だが、闇のオーラを纏うプロトジコチュー。闇の波動でハート・ダイヤモンド・エースを突き落とす。
墜落するハート達。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『みんな、大丈夫ですか?』と自らも辛そうだが心配するエース。
『大した事ないよ』とハート、『かすり傷ですわ』とロゼッタが答える。
『うっそー!』と倒れて『もう無理~!』と仰向けで言うレジーナ。
『折れるのはや!』とダイヤモンド、『さっきの威勢は?』とソードに言われる。
だが、当然『ばかね、冗談よ。マナが一緒なんだから最後まで諦めたりしない』と返すレジーナ。
『レジーナ!』と嬉しそうに言って立ち上がり『いくよ、みんな!』と言うハート。
ロイヤルラブリーストレートフラッシュを発射するが、効いてないのか笑っているプロトジコチュー。
『効かんな~!』と言う彼に驚くハート達。
瞬時にワープ、ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エースの順に背後をとって殴り飛ばすプロトジコチュー。
墜落していく5人に『消えろー!』と腹の口にエネルギーを充填し発射する。
地上のレジーナ。狙われている光景丸見え。
1人だけプロトジコチュー側を見ているハート。光線が発射され、驚きの声を上げる。
町が巨大なビッグバンと共に消し飛ばされる。
巨大な砂塵。
『ここも危険です、逃げましょう』と言う十条。『逃げるってどこへっ?』と聞く二階堂。
高台の社跡から見ている二階堂達。
『兄貴?』な百田。
『マナ達が倒れたら、この世界は闇に閉ざされちまうんだ。だったら俺は最後まで、あいつらの戦いを見守る!』と座り込む二階堂。
『じゃあ、おいらも!』と百田も座る。
『マナ、死ぬんじゃねぇぞ!』と言う二階堂。
クレーターの中に倒れている5人。
『六花、しっかりするケル』とラケル、『ありす、負けちゃダメランス』とランス、『真琴、立ち上がって!』とダビィ、『亜久里、レジーナしっかりするきゅぴ』とアイちゃん
が言う。
『マナ、頑張るシャル。あなたはみんなの希望シャル。あなたが諦めたら、この世界はおしまいシャルよ!』と叫ぶシャルル。
『心配するな、お前達の家族も仲間もすぐに消し去ってやる。世界は・・・いやこの宇宙はすべて私のものだ!』と腕組みプロトジコチュー。
アップ。
『もう、何言っちゃってるかなぁ。世界を独り占めしたら、確かにワガママ勝手し放題。けどね、たった1人の世界だったら、あなたは横入りも信号無視もできなくなるんだよ?』
と優しい顔で指摘ハート。
『なーにぃ!?』なプロトジコチュー。
横入り・席独り占め・信号無視とそれぞれ誰も居ない想定を交互に表示。
『そう、ジコチューって言うのは結局誰かに迷惑をかけて振舞うこと。誰もいない世界では、あなたはジコチューでいられなくなる』
と言うハート。
(1人宇宙から上を見上げ、やがて真っ暗になる。)
電車1人ぼっちがなんともシュール。
『黙れ! 黙れ黙れ! この私に説教するとは!』とワープして驚いてるハートを殴り飛ばすプロトジコチュー。
ビルに激突するハート。『キュアハート!』なソードとエース。
『貴様こそジコチューだぁ!』と追撃の光線発射。
ビル内を突き破り、オフィスすらも突き破るハート。
空中で何とか止まるもダメージは大きいのか肩を落とす。
『その生意気なプシュケー! この手で抜き取ってくれる!』と光線をハートに向けて発射するプロトジコチュー。
命中して叫ぶハート。
『くらえ、最強のジャーネジー!』と言うプロトジコチュー。
悲鳴をあげるハート。その胸のプシュケーが黒く染まりかけ・・・。
『ダメよマナ! 心を強くもって!』と飛行しながら叫んでるダイヤモンド。
叫んでるハートのプシュケーの闇は広がっていく。
『プシュケーを渡しちゃダメ~!』と叫ぶレジーナ。
『マナ!』とソード、『マナちゃん!』とロゼッタ、『やめてぇ~!』とエースが叫ぶ。
遂に闇に染まったプシュケー、なんとハートはプシュケーを奪われてしまった。
驚くダイヤモンド達。
奪ったマナのプシュケーをニヤついて持っているプロトジコチュー。笑っている。
落ちていくハート。
『遂に奪ったぞ、プリキュアのプシュケー! これですべて世界は私のものだ~!』と言ってるプロトジコチュー。
落ちていくハート。
『マナちゃん!』とロゼッタが叫ぶ。地面に落ちるハート。
『マナ!』と叫ぶレジーナとエース。
動かないハート。
『マナー!』と手を伸ばすダイヤモンドとソード。
倒れたままの彼女の上に羽が1枚落ちてくる。
ここでアイキャッチ。
笑っているプロトジコチュー。意識がないハートのアップ。
しかしプシュケーの一部がピンクに。ハートを心配して座り込んでる5人。
プシュケーが一部を残してピンクに戻ってしまう。
驚いて染め直そうとするプロトジコチュー。だが、染まったと思ったらすぐに元に戻ってしまう。
力を強めるが今度は戻るどころか完全に黒点が消滅してしまう。
そして光り輝くプシュケー。羽が生えたと思ったらプロトジコチューの顔の周りを飛んで攻撃。
彼の声でやっと事態に気付き振り向く5人。プシュケーはこちらにやってきた。
『マナ!』と言うソード。
目を覚ますハート。声を揃え『マナ(ちゃん)!』と言う5人。
『みんな、心配かけちゃったね』と謝るハート。
『どうやら無駄な努力だったようね』とプロトジコチューに言うダイヤモンド。
悔しそうなプロトジコチュー。
『たとえ肉体が滅びようとも、私達の魂は思いの力は不滅です!』と叫ぶエース。
『お願いみんな、あたしに力を貸して』と立ち上がるハート。
光るレジーナ以外4人のハート。『うん!』と頷く4人。上空へ飛びあがるハート。
『私達の力をキュアハートの元へ!』と言う4人。
ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エースの順にハートから光線発射。
それはハートを包み込む。中で願いのポーズをとるハート。
そして、ラブリーパッド・エターナルゴールデンクラウンが光となって飛んで行く。
レジーナが持っていたミラクルドラゴングレイブも光る。
驚いていたがすぐ意味に気付き『マナ!』と空に向けて差し出すレジーナ。
三種の神器の光がハートを包み込む。
そして光輝くハート。新衣装を纏うハート『キュアハート、パルテノンモード!』と構える。
『まやかしがー!』と突撃して来るプロトジコチュー。
手を差し出すハートにパンチを繰り出す。だが片手で受け止められてしまう。
平然顔のハートの裏では衝撃波で巨大なクレーターができる。
片手で投げ飛ばされるプロトジコチュー。
叩きつけられ受身を取っている隙に突撃ハート。
迎えうつプロトジコチューと拳激突。これも競り負けるプロトジコチュー。
降り立ったハートを殴ろうとするが全然あたらない。
同時に6本の腕を突き出すも分身によってかく乱される。
背後に回ったハートに光線を発射するもまたも分身によって回避される。
『速い!』と驚きを隠せないプロトジコチュー。すると何かに気付いて下を向く。
そこで気持良さそうに反っているハート。ゆっくり動く彼女のおみ足のアップ。次の瞬間蹴り上げられる。
雲を振り払って飛んで行くプロトジコチュー。
反りからゆったりと戻った後、抱きしめポーズをし、軽く膝を落としたのちすごいスピードで飛びあがるハート。
すぐにプロトジコチューに追いついた。迎え撃とうとするプロトジコチュー。
だが、その横を通過されただけなのにグルグル回される。
宇宙まで飛ばされ『さっきまでのキュアハートとは、まるで違う!?』と驚く。
背を向けたまま月の前まで来てるハート。
『思いの力が人を強くする』と地上で言ってるジョナサン。
腹部の口にエネルギーを溜めるプロトジコチュー。
『誰かを守りたいという、思いの力を持つ女の子は誰でもプリキュアになれる。そしてその力は、この宇宙を生み出したビッグバンにも匹敵するんだ!』
と断言ジョナサン。
そう語っている間、エネルギーを溜めるプロトジコチュー腹部のアップ。背中から宇宙を泳ぐハート、捻ってお腹を下側に戻す。
発射された光線、ゆるり回転を始めるハート。
光線に飲み込まれたのでニンマリするプロトジコチュー。
だが唸り声と共にナニかによって光線が真っ二つにされていく。それはハートの足。プロトジコチュー側へ下っていく。
そのまま右肩へ踵落としを喰らうプロトジコチュー。
円形の衝撃波を放った後、墜落。
反動で回転した後、猛スピードで追うハート。
摩擦で黄色に光りながら悲鳴と共に海に墜落するプロトジコチュー『確か、1万年前にもこの私に歯向かう者がいた・・・』と言う。
両手をあげたまま降りてくるハート。
『倒れても倒れても、何度でも立ち上がってくる少女達が・・・』と沈んでいく。
『まさか・・・』と言って水面へ飛び出てくるプロトジコチュー。
『時代は繰り返すというのか・・・』とハートとキュアエンプレスの姿が重なる。
突撃するプロトジコチュー。
『あなたに届け、マイスイートハート!』とプシュケーから光線発射する。命中。
『そうとも、時代は繰り返す。人間にワガママで自分勝手な心がある限り、私は何度でも蘇る。そう何度でもだ!』
と言うプロトジコチュー。
閉じていた目を開いて『わかるよ、あたしの中にもワガママな心はあるもの』と認めるハート。
『な・・・んだと・・・』と怯むプロトジコチュー。
『誰かを妬んだり、何もかも嫌になって投げ出したくなったりすることもある。けれどそうやって悩むから、苦しむから人は強くなれるんだと思う』
とハートに指摘され何故か唸りながら口を押さえる。
『それに、たとえあたしが愛を見失ったとしても、あたしには仲間がいる』と言うハート。
ショックを受けてるプロトジコチュー。
『ささえてくれる仲間がいるから』と仲間を見るハート。
アップになって『あたしは絶対に何度でも立ち向かってみせる』と続ける。
吐きそうなプロトジコチュー。目がハートになって浄化される。空中で消滅。
無数のプシュケーが飛んで行く様を嬉しそうに見ているハート達。
元に戻る大貝町。トランプ王国も元に戻り、国民達も元に戻る。
『どうなったんだ、俺達は?』『確か怪物が現れてぇ・・・』『助かったのよ、あたし達』
とか言ってる国民達。
夕方。公園の高台。
『綺麗さっぱり片付いたシャルね』と言ってるシャルル。
『でも、王女様は戻らない・・・。王女様は平和になったトランプ王国をその目で確かめる事はできないのよ・・・』と辛そうな真琴。
『真琴・・・』と心配ダビィ。
すると前方が紫に光り『あれは?』とい六花が言う。
空にアン王女の姿が映る。
『王女様!』と真琴、『アン(ジュ!)』とジョナサン&国王が言う。
『ごめんなさい、ジョナサン、お父さん・・・私はもう元の体には戻れません』と言う王女。
『レジーナも亜久里も、多くの愛を知り2つの命として成長したのです』
普通のプシュケーと闇色のプシュケー。失われた半身が補われ色も元通り。それぞれ亜久里とレジーナに変化カット。
『心配しないで、パパのそばにはずっとあたしがついてるから』と言うレジーナ。
『あたくしはあなたの思いを受け継いで、生きていきたいと思います』と亜久里も言う。
『ありがとう』と感謝する王女。
『ジョナサン』と呼ぶ。『アン・・・』なジョナサン。
『私は幸せです。あなたにも沢山の愛を分けてもらいましたから』と言う王女に『僕もだよ、アン』と返す。
『キュアソード』と真琴に声をかける王女。『王女様!』と呼ぶ真琴。
『あなたには本当に辛い思いをさせてしまいましたね。けれど、あなたが仲間を見つけてくれたおかげで全ての問題が解決しました。心から感謝しています』
と感謝する王女。
『そんな言葉はいいのです! あたしはずっと王女様の王女様のお傍に居たかった!』と叫ぶ真琴。
『あなたに涙は似合いません。笑って! そしていつまでもこの世界に、あなたの歌声を届けて下さい』と願う王女。
『無理です。王女様の居ない世界で、もう私は笑うことなんて・・・できない』と泣きながら言う真琴。
座り込む。
『まこぴー!』とマナ達がやってきて一緒に泣く。
だが光り輝く空間にて
『悲しまないで、ソード』と言う声。『王女様・・・』と振り向くソード。
『アンと呼んで、と言ったでしょ』とウインク王女。
『私の命の絆はアイちゃんに引き継がれているわ。私はいつもあなたの事を見守っているのよ』と続ける。
『王女様・・・』と涙を浮かべるソードに頷く。
そして王女は真っ白な光に消えていく。
現実に戻る。
『ありがとう、みなさん。本当にありがとう』と言って姿を消す王女の幻。
寝ていたアイちゃん、目を覚ます。
ジョナサンの胸元を旅立ち『真琴』と真琴の方へ飛んで行くアイちゃん。
『アイちゃん、大好きだよ』とキャッチして抱きしめる真琴。驚いていた4人、悲しそうな顔だが嬉しそう。
座り込んでる4人。
聞き覚えのある声で『チュー』と屋根の上に登場するグラサンネズミ。
誰かに尻尾から吊られ『おーおーおー何をする、放せ』とベール声。
『こんなになっちゃって』と吊りマーモ、『情けねぇなぁベール』とイーラに呆れられる。
『まぁいい。また1万年ほど眠りについて力を蓄えるさ』と言うベール。
『えぇ!? また1万年眠るのかよ!?』と驚きつつもマナ達を見下ろし『まぁ・・・あいつらが居たんじゃな・・・』と優しい顔。
(六花がセンター、意味深)
6人寄り添って喜んでいる。
『何してるの? 行くわよ』と浮きながら声をかけるマーモ。ハッとするイーラ『分かってるよ』と飛ぶ。
『腹減った~』と言うベールに『残飯でも喰ってろよ』と冷たいイーラ。
『えー』なベール。
3人とも姿を消す。
『それから暫くして、みんなそれぞれ新しい生活が始まりました』とマナレーション。
登校中の風景。
ありすカーのありすと麗奈、制服姿でお話中・・・今更か! 笑ってるありす。
『おはようござーやーっす(ウィース)』な二階堂(百田)。
おはようございますと返す早乙女と生徒会員達。
『おはよう』『おはよう純くん』と挨拶りつマナ。
『生徒会の仕事はもう慣れた?』と聞くマナ。
後頭部に手を当てながら『会長に比べたらまだまだです』と謙遜早乙女。
『こらこら、今の会長はあなたでしょ』と言う六花。
見覚えのある巨大なリボンが通っていく。
『あっ! そのリボンは校則違反ですよ~!』と待ったをかける早乙女。
『高速? 何それ?』と振り向くその子はレジーナ。
『校則とは・・・』と説明しようとする早乙女を無視し『おはようマナ。宿題分からないところがあるの、ちょっと教えて』とマナに抱きついて誘拐。
『あーちょっとレジーナぁ~!』と連れて行かれるマナ。
『お手伝いすることないシャルか?』と聞くシャルル。
『シャルルちゃん!』と健太郎パパ、『それじゃ』とあゆみママが言う。
庭
『王手』と国王、『なぬ! ぬぅっ!?』と宗吉じいちゃんが将棋中。
『レジーナのお父さんは王様を引退しました』とマナレ。
『お茶が入ったシャル』とシャルルがお盆持参で来る。
『シャルルちゃん』『すまないね』と宗吉・国王が言う。
『六花は、受験勉強に励んでいます』とマナレ。
桃まんを咥えながら勉強中の六花、桃まんを口から取って『悔いが残らないように頑張らないとね』と言う。
ラケルが本棚からLOVE百人一首と言う本を発見し『これは何ケル?』と聞くラケル。
『ちょー、だめー!』と慌てる六花。
『亜久里ちゃんは、最近はクラスのみんなと上手くやっているようです』とマナレ。
調理実習中、作ったカップケーキをエルを始めとした友達に見せる亜久里。
『美味しい』『お店で作ったみたーい』『亜久里ちゃん、パティシエになれるんじゃない?』と皆から言われる。
『いえいえ、それほどでもありません』と照れる亜久里。
『今度ウチにきて教えてよ~』と言う女子D。
賛同するBとC。笑っている女の子達。
そんな光景を他の親達と一緒に見ている茉里ばあちゃん。満足そう。
『トランプ王国とはキングジコチューがあけた時空の穴で繋がっています』とマナレ。
宮殿がアップになっていく中
『みんな、元気そうだね』と言うジョナサンの声。
『ジョーさんも忙しそうですね』と言うマナ。
『どういう訳か、トランプ共和国の初代大統領に選ばれちゃったからねぇ』と言うジョナサン。
『ハーイ』と机の上で言うアイちゃん。
バルコニーを歩きながら
『時代は変わっていく。アンが残したこの国と人間界の文化が交じりあって新しい国が生まれるんだ』
と語るジョナサン。
『こうすれば』とかつて真琴がやった時と同じ指のポーズのアップ。
独りでに掃除するモップ。
『これが真琴さんが言っていた王国式全自動クリーナーですね』と納得ありす。
『素晴らしいですわ、100万個ほど買い取らせていただけますか?』とニッコリ。
『ひゃ、100万!?』とランスと男性が驚く。
『よろしければ、契約書にサインを』と差し出すセバスチャン。『は、はい』と言う男性。
その横で目立ってるありすカー。飛んだか泳いだかで羽がついている。
『まこぴーはトランプ王国からやってきた歌姫として、世界中で大ブレイク!』とマナレ。
手をあげながら飛行機から降りてくる真琴。ダビィも一緒。
舞台袖の階段前
『ずっと不思議だったの。こっちの世界の人達って、どうして一緒に歌おうとするんだろうって。歌は静かに耳を傾けるものでしょう?』
と言う真琴。
(2話:すれ違うハーソ・5話:マナに怒鳴る真琴・2話:階段途中で考えるソードの回想)
振り向きながら『でも、あなたに出会ってその意味が分かった。一緒に何かをするってとても素敵なことなのね!』
と続ける。
(15話:台本を持つ真琴を囲むマナ達・22話:砂のお城を作るマナ達・28話:カキ氷食べっこ・40話:真琴新曲完成に喜ぶマナ達・43話:枕投げの回想・15話の手を繋ぐハート達4人)
両手で堅い握手をするマナまこ。
『歌って! 思いっきり! 皆の心い届くように』と言うマナ。
『ええ!』と頷くマナ。
ステージに上がり歓声で迎えられる真琴。
『ありがとうみんな! 最後の曲です!』と言う
すると照明が落ちる。
『もしもしキュアハートです』と電話に出るマナ。
『実はまた君に頼みがあるんだ。超大型の人工衛星が軌道を外れ大貝町に墜落する恐れがある』
と言う官僚の声。
その通り、大貝町の空に赤い光の筋が。
階段をかけあがってくるマナまこ。
『遅いぞ~!』と言うレジーナ。『ごめーん』と謝る真琴。
『結局、みんなから頼りにされちゃうのよね、マナってば』と到着組の六花。
『仕方がありませんわ』とありす、『幸せの王子ですものね』と亜久里が言う。アイちゃんも同意。
ニヤついた後『みんな、いくよ!』と言うマナ。シャルル変身。
『うん!』と言う六花達の横でラケル達も変身。
クローバータワーの天辺で変身するマナ達。
飛んで行くハート達を歓声と共に見送る住民達。みちこと母親も居る。
『響け愛の鼓動! ドキドキプリキュア!』と上空でポーズを決めるハート達。
Thank you♡と言う文字が出たところで黒くフェードアウトして
~おしまい~
(そのままED突入)
~今週のまたみてね~
やったあああああああああああ!
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