(2015年10月25日放送)
脚本:香村純子 演出:岩井隆央 作画監督:上野ケン
売り物
よくあるワナ話。
タイトルと話の主人公ローテ的にトワかと思ったらはるか。
予告の顔は間違いなくあの人。
これは何かのフラグ?
とか楽観視してたら、とてもそんな軽い話ではなかった・・・。
収録DVD
(DVDは37話、39話同時収録)
(BDは37話、39話~50話同時収録)
アバンタイトル
いきなりゼツボーグの目のアップ。
何故かカッコイイロボット型ゼツボーグはカッコつけて胸の錠前から緑の光線を発射。
街中が砂塵に見舞われる。避けている4人。
召喚者であるシャットは『今日こそはプリキュアを倒すのみ』と言っている。
またも胸部錠前から光線発射ゼツボーグ。
避けずに構えるフローラ。光線を打ち消す。驚くシャット。
『おのれぇ!』と言ってる彼を見るフローラ。
『ナイスフローラ』と左からトゥインクル、右からマースカが無言で挟み撃ち。3人の水・星・炎でゼツボーグを攻撃。
そこから『いくよ!』と言うフローラ。頷くパフロマ。
バンクショートカットエクラエスポワールで撃破。
見ている鋭い目つき。
悔しがりながら『次こそは』と言いながら退却シャット。
『やはりか、プリキュアの中心はあいつ』と見下ろしてるクローズ。
彼が注目するは勿論フローラ。周りには仲間と犠牲者の少年。
『さて、どうしたものか』と考えてると『おっと』とトゥインクルの声。
『やば、仕事だ』と言う。
『大変ね』とマーメイド、『行ってらっしゃい』とフローラが後押し。
『夢の為だもん、頑張ってね』と笑顔で応援。
元に戻って『ありがとう』と去っていく。手を振る3人。
上空で『夢の為・・・か!』とニヤつくクローズ。OPへ(はるかナレ)。
朝。カーテンを開けて窓の外を見ているはるか。ランニングもする。
んで登校時間。笑顔の生徒達。
花に水やり中はるか。
『ごきげんよう』と挨拶され『ごきげんよう』と返すはるゆい。
『冬はどんな花を植えるの?』と聞くゆい。『うーん、そうだなぁ』と考えるはるか。
『うん』の声に振り向くと、そこには花を見ている見慣れぬ男子が。
向こうもこっちに気付いて『やぁ、今日も朝から頑張ってるな。春野』と挨拶。
見覚えのある面。
『お、おいおい。覚えてないのかよ。隣のクラスの黒須だよ』と自己紹介黒須。
『黒須・・・くん?』と知らないはるか。
『俺はばっちり覚えてるぜ。プリンセスになりたい春野はるか、だろ?』と聞く黒須。
それに驚き『どうして私の夢?』と聞くはるか。
『有名だぜ? 何かと目立ってるし』と黒須に言われ『そうなの?』とゆいに聞く。
苦笑いゆい。
『じゃあなプリンセス。応援してるぜ』と言って『うっす』とすれ違い生徒に挨拶しながら去っていく黒須。
あんぐりゆい『初めてだ』の声に振り向く。
『私の夢、からかわなかった男の子。カナタ以外だと初めてかも』とニッコリはるか。。
で、サブタイトル。
『南の島で、さつえーい!?』と羨ましそうなはるか。
『そう、今日出発で明後日には帰ってきちゃうけどね』と答えるきらら。
『きららちゃん、どんどんお仕事増えて来てるよね』と指摘ゆい。
『トップモデルに近づいてる証拠?』と満更でもないきらら。
『きららちゃん、応援してるからね』と言うはるかの後ろで足が止まるみなみ。
『サンキュー、はるはる』と返すきらら。
みなみが止まってる事に気付くトワ『みなみ? どうかして?』と聞く。
『あー、ええ。実は私も今夜お父様に呼ばれていて。お母様が用事でパーティを欠席するから代わりに出ないかって』と説明みなみ。
それを聞いて『みなみさんも、夢に近づいてるんですね』と嬉しそうなはるか。
『でも、今回はお断りしようかしら』と考えるみなみ。
『? なぜです?』と聞くトワ。
『私も帰ってこられるのが明後日になりそうなの。もしその間に何か起こったら・・・』と気にするみなみ。
『! まさか私達に気を使って?』と察するトワ。
『そんなぁ、みなみさん行ってください』と後押しはるか。
『そうだぜ!』と大声で言い出す黒須。
驚いてる一同を割いて『そのパーティ、将来の夢に繋がってるんだろ先輩!』と問う。
『え、ええ・・・』と困り気味のみなみ。
『だったら迷ってないで行くべきだぜ!』と言う黒須。
『黒須君?』なはるか。
『あ! わりぃ聞こえちまったか。つい・・・でもよ自分の夢は大事にするもんだぜ。なっ』と言う黒須。
その言葉に嬉しそうなはるか。
『そうですよ、私みなみさんの夢、応援したいんです』と笑顔で言う。
『じゃあ、いってくるわね』と言うみなみ。一同も嬉しそう。
『こちらの事は任せてください』と後押しトワ。
『ありがとう』と感謝みなみ。
『邪魔して悪かったな』と満足したように去っていく黒須。
『黒須君、ありがとうー』と手を振るはるか。彼は背を向けたまま振り返し去っていく。
はるかのアップ。
『だれ?』と聞くきららに『隣のクラスの子だよ』と教えるゆい。
『自分の夢は大事に・・・か』と嬉しそうなはるか。
青空と太陽。
『夢・・・か』と言うカナタ。バイオリン工房。
『僕にはよく分からないな』と続ける彼に驚くはるかとパフロマ&シャムール。
『わからない? カナタ様が夢を・・・』とショックシャムール。
『自分のことを何一つ覚えてないからね。僕が一体何を大切に思っていたのかも』と返すカナタ。
悲しそうな表情になるはるかとシャムール。
『カナタ様・・・』と残念そうなパフ。
『ねぇ!』と言い出すはるかの方を向くカナタとパフロマ。
『今、何か欲しいものはない?』と聞くはるか。
『欲しいもの?』と問われ『うん!』。
考えるカナタ『特に・・・ないかな』とニッコリ。
ノーブル学園行のバスを降りるはるトワ。
『おかえりー』と後ろから走ってくるゆい。
『あら、ゆい』と言うトワ。
『あれ? パフちゃんとアロマくんは?』と聞くゆい。
『今夜はお兄様の傍に残りたいと。少しでも元気づけようと頑張ってくれているのです』と答えるトワ。
ずっと考えてるはるか『うーん』。
『ん?』と反応ゆい?
『さっきから何を悩んでいて?』と気にするトワ。
『あ、ねえ2人とも、明日なんだけど』と何か言おうとしたら強風に見舞われる。
すると誰かの声。はるかが左側を見ると・・・
『こらまてー』と紙を追いかけてる黒須の姿。はるかがキャッチしてあげる。
息切れ黒須『春野ナイス』とお礼。ゆいが何やら反応。
はるかが持ってる紙が世界の絵本展のチラシ。
『世界の絵本展!』と声をあげるゆい。
『それ、明日見に行こうと思っててさ』とニッコリ黒須。
『こんな素敵なイベントやってたなんて』と食いつくゆい。
『あ、そっか。七瀬は絵本作家が夢なんだったな。良かったら行こうぜ、一緒に』と誘う黒須。
『えー! 一緒に私とー!?』とうろたえゆい。
『あぁ』と黒須に言われ『でも、その』と困るゆい。
『行ってきなよ!』とはるかに言われ驚く。
『ゆいちゃんの夢にきっと役立つよ』と後押しはるか。
『はるかちゃん・・・うん』と頷いてニッコリゆい。『じゃ、明日10時に美術館前な』とニッコリ黒須。
『よろしくね、黒須君』とはるかに頼まれ『あぁ』。
『ところで、紅城・・・だっけ?』と聞く黒須。『ええ』なトワ。
『お前にも夢あるんだよな』と聞かれ、『なんですの不躾に』と不満そう。
『まだ聞いてなかったからよ。俺、力になれるかもしれないぜ』と言い出す黒須。
溜息ついて『確かに私にも夢はあります。でも、あなたにお話しする理由はありませんわ』と言って去っていくトワ。
『あぁ~』と見送る黒須。
『そりゃ、そっか・・・』と後頭部ポリポリ黒須、笑ってる。
夕方。
『いってらっしゃーい。みなみさん、きららちゃん』と送り出すはるか。
静止画みなきら。無言で出発。
『頑張ってー!』とはるかがトワゆいと一緒に手を振って送り出す。
『少し寂しくなりますわね』と言うトワ。
『明日はゆいちゃんもお出かけだしね、黒須君と一緒に』と再確認はるか。
『い、一緒にって言っても、現地集合だしそんな大したことじゃ』と慌ててるゆい。
『ぁ? ゆいちゃん顔真っ赤だよ』と指摘はるか。
『私、先戻ってるね』と去っていくゆい。
『はぁ?』と不思議そうなはるか。
『はるかはゆいと一緒に行きませんの?』と聞くトワ。
『私、明日はパフとアロマを迎えに行った後、そのまま夢ヶ浜でお買い物しようと思ってて。それでね』と計画明かすはるか。
『美術館、私もご一緒しようかしら』と言い出すトワ。
『え?』なはるか。
『あの黒須と言う男子、あまりいい印象もてませんもの。ゆいが心配だわ』と不安を口にするトワ。
『まぁ確かにちょっと変わってるけど。でも・・・いい子だと思うな』と空を見上げる。
夢ヶ浜。
『カナタ様へのプレゼントロマ?』と聞くアロマ。
『うん、この前の演劇界のお礼にね』と答えるはるか。
『きっとカナタ様よろこぶパフ』と賛成パフ。
『何をあげるロマ』と聞くアロマ。
『まだ決まってなくて、トワちゃんが居たらアドバイスもらえたんだろうけど、誘いそびれちゃった』と返すはるか。
『はるかにはパフ達がいるパフ』と励ますパフ。
『えへへ、ありがとう』と感謝はるか。
『わぁ』『上品でイイ感じロマ』『カナタ様にピッタリパフ』とはるか・アロマ・パフ。
バイオリン型のブローチっぽいものを見ているはるか達。
『うん、これに決めた!』と店内に入っていくはるか。自然にはるかから離れるパフロマ。
『買ってくるから待っててね』と言うはるか。『パフ!(ロマ!)』な2匹。
はるかが去ると彼女の居た後ろらへんに誰かが立っている。
寒気に襲われ震える2匹。振り向くと同時に自動ドアが閉まる。
『すみませーん、表に飾ってあるバイオリンの』と言うはるか。
『ありがとうございました』とお礼店員。
『おーまたせー!』と戻ってくるはるかだがパフロマが居ない。
『あれ? パフー? アロマー?』と呼ぶ。
すぐ近くの木の裏に見覚えのある人の姿。ニヤつく人影。
ここでアイキャッチ。
『パフー、アロマー!』と呼び探してるはるか。
楽しそうな通行人をよそに落ち込み『どこ・・・行っちゃったの』。
すると前から『春野ー』と呼ぶ声。
そこには黒須が手を上げてる『どうした? 誰か探してるのか?』と聞く黒須。
嬉しそうなはるか『黒須君!』と走っていく。
曇っていく空。
空を見て歩いているカナタ。『パフ、パフ』の声と共にドンドン叩く音に気付いて横を見る。
するとペットショップの檻の中にパフとアロマが居てウインドウを叩いている。
『なんでそんなところに!』と驚くカナタ。
『カナタ様、大変パフ』『はるかが、はるかが危ないロマ』とパフロマが言う。
『え!』と驚くカナタ。
『あー、このあたりで見かけたの?』と聞くはるか。
『ああ、俺も探すの手伝ってやるよ』と言う黒須。
駆け寄って来て『あ、ありがとう!』と嬉しそうなはるか。
『ってあれ? 黒須君、ゆいちゃんとの待ち合わせ』と気にする。
『大丈夫。まだ時間は十分にあるぜ』と返す黒須。
『え、そうだっけ・・・あ!』と考えた後、慌ててついていくはるか。
夢ヶ浜えほん美術館。
『ええ』と驚きの声をあげる2人。
『やってないんですか?』と聞くゆい、『はいー、そのようなイベントは・・・』と返す職員。
『そんな・・・』と落ち込むトワ。
『黒須君も来ないしどうなってるの』と困るゆい。
森の中を歩いているはるかと黒須。
『ごめんねー、付き合わせちゃって。でもよかった、黒須君に会えて。さっきね、あー私今1人なんだーって、急に少しだけ寂しくなっちゃって』
と謝りながら話すはるか。
『いつもみんなと一緒にいたから・・・なーんて、えへ、おかしいよね。ちょっとの間のことなのにね』
と1人で盛り上がる。
背を向けたまま歩いて無言黒須。
軽く笑って『気にすることはないぜ。お前はこの先もずーっと1人なんだからな』
と彼に言われ『え』と驚くはるか。
『お前は自分で仲間を送り出した。お前の仲間もお前より夢を、大事な大事な夢を選んだ』
と続ける黒須。
『黒須君?』なはるか。
『言ってたもんな、人の夢を応援したい、守りたいって。つまり、夢を大事にすればするほど、お前は』
と言う黒須が紫のオーラを纏い髪が逆立っている。
あんぐりで『うん?』なはるか
『1人ボッチになるんだよ』とクローズに戻って振り向く黒須。
驚くはるか。
黒須の『自分の夢は大事にするもんだぜ』と言う声をバックやり取りカットがフラッシュバック。
(どんどんモノクロに変化)
『クローズ・・・』と呼ぶはるか。
『何か嫌な予感がしますわ』と走ってるトワとゆい。
自らの名を言いながらストフリが降ってくる。『ここから先は』『通さない』と構えるストフリ。
『やはりディスダーク』とソロ変身トワ。。
『通して頂きますわ。お覚悟を決めなさい!』と構えるスカーレット。
『そんな・・・』とショックを隠せないはるか。
笑って『さぁてどうするー? 独りぼっちのプリンセスさんよー』と迫ってくるクローズ。
辛そうだったが振り切る様に変身はるか。
構えるフローラ。
ニヤついた後オーラを溜め『たった1人で勝てると思ってるのか、キュアフローラ!』と突撃してくるクローズ。
走って来ていたカナタ達。大音にビックリ。
『あれは?』とアロマ、『フローラパフ』とパフが気付く。
前には砂塵と人影。
両腕クロスで飛び上がってるフローラ、その前に一瞬でジャンプしてくるクローズ。
攻撃してくると思いきや前で顔を突き出し
『俺にもやっとわかったぜ。夢のすばらしさが』と言う。
『!?』とあんぐりフローラ。蹴り飛ばされ地上に落ちていく。砂塵の中へ追うクロ-ズ。
『寂しいって言ったなー。その通りだ。夢はお前達をバラバラにする。夢はお前を追い詰める。お前達の大事な夢は』
と攻撃する。
受けきれず防御を崩され続けるフローラ。
『お前を絶望させる』と5→3→1と人数が減っていくカット。
暗闇からモノクローズが登場し『悪夢でもあるんだよー!』と紫球を叩きつけると吹き飛ぶフローラ、ワンバウンド後、木へ激突。
走りながら驚くカナタ『はるかー!』と叫ぶ。
ゆっくり落ちていくフローラとニヤつクローズ。目を瞑るフローラ。
空中でストフリと激突スカーレット。彼女が距離を置くと2人が挟み撃ち。
突撃を待って降下し両者を激突させる。そしてそこへスカーレットフレイムを発射。
だが炎に巻かれた2人は『そろそろいいだろう』『役目は果たした』と言ってワープ。
炎が晴れると勿論居ない。
着地したスカーレットに駆け寄り、気配に気づいた彼女を『大丈夫?』と心配。
『ええ』と答えるスカーレット。
『何が目的だったんだろう』と不思議がるゆい。
『私達の足止めが目的だったとすると狙いは・・・』と考えるスカーレット。
『まさか!』と2人で気づく。
『ゆい!』と言うスカーレットに『先に行って』と頷いて察するゆい。
『ええ!』と先行スカーレット。『はるかちゃん・・・』と心配して空を見上げるゆい。
倒れてるフローラ。
『ふん、どうだ? 大事な夢に裏切られた気分は、お前はここで俺に負け、そして絶望する。素晴らしい夢のせいでな』
と歩きながら言うクローズ。
(小さい頃カナタに言われた事の回想。鍵を見たところで終了)
目を覚ますフローラ。彼女の瞳を光の花弁が通過。すると光の花吹雪。怯むクローズ。
続いてフローラのパンチ、受け止める。
『絶望なんかしない。確かに私、寂しいとおもった。だけど』と言う彼女に『うん!?』なクローズ。
殴り飛ばす。追撃を『だけど!』と受け止めるフローラ。
『一緒に居なくても、私は』と木の天辺を足場にジャンプする。
『皆に支えてもらってる』とキックフローラ。バリアで受け止めるクローズ。
『みんな自分の夢に向かって頑張ってる』と言うフローラ。
彼女の前を半透明の3人とゆいが通過していく。
『そう思うと自分も頑張ろうって思えるから。離れていても自分の夢を支えてくれる人がいる。それだけで心強いから』
とフローラをあんぐり見ているカナタ。
『だから寂しくたって私は夢を諦めずにいられる!』と言うフローラ。
リーストルビヨン発射。唸るフローラ、クローズのバリアに皹が入る。
『ふん・・・なるほど、確かに心は強くなったのかもな。だが』と軽くあげた拳にエネルギーを溜める。
リーストルビヨンを打ち消し、上空から太いエネルギーをフローラに当てる。
悲鳴と共に地面に落ちていくフローラ。
『その強がりも、無意味に終わる』と言い捨てるクローズ。
辛そうなフローラ。上空から降下してくるクローズ、掌を向ける。
『はるか!』と言うカナタの声に『ん?』と気付く。
『はるか』『しっかりするロマ』と1人と2匹がやってくる。
『ん? あの人間、似ている。だがこんなところに居る訳が・・・何より夢の力を感じない』とカナタを見て言うクローズ。
『はるか』とカナタに呼ばれ辛そうだった顔が少し元気になるフローラ、『! カナタ・・・来てくれたんだ』彼を見る。
かつての自信に満ちた顔が過ぎるが、待っていたのは心配一色の顔。
気持ち的には間違っていないが、あの頃のカナタとは全然違う。
これにはあんぐりフローラ『カナタ?』。
『どうして、こんなに傷ついてまで、君は・・・』と問うカナタ。
その問いにニッコリし『カナタが、支えてくれたから』と答えるフローラ。
ハッとするカナタ。
『プリンセスになる・・・強く優しく美しい、みんなの夢を守るプリンセスに。それが私の夢でしょ?』と辛そうに歩きながらフローラ。
歯を食いしばるカナタ『あの男の・・・言う通りだ。夢、夢が君を追い詰める』と言う。
この言葉には驚くしかないフローラ。『え?』と振り向く。
フローラに歩み寄り、両肩を掴む。『カナ・・・ぉ、ぅ!?』なフローラ。
パフロマも不思議そう。
『はるか、もういい。もう頑張らなくていい。これ以上キミが傷つく必要はない』と辛そうに言うカナタ。
『カナタ? 何を言って・・・』と困るフローラ。
『君をそうさせている原因が僕にあると言うのなら』と昔カナタが回想。
『僕のせいで君が夢に縛られているのなら』と投影された今カナタ回想。
『僕が間違ってたんだ』と続けるカナタ。
『え!?』なフローラ。
昔カナタの顔が回想。
『夢が君を傷つける・・・』となおも続けるカナタ。
鍵を渡すシーン、受け取るはるかカット回想。
『夢なんて、そんな物もういらない』とかつての彼なら有りえない発言。
『やめて・・・』と耐えきれないフローラ。
花吹雪と共に去っていくカナタ、あんぐりはるか、引きカット回想。
ブラックアウト。
じっと見据えるフローラに『はるか、君は・・・プリンセスになんてなるな!』とカナタ。
彼女の顔のアップ後『なるんじゃない・・・』と辛そう。
フローラの瞳から光が失われる。周りは闇に包まれ変身も解除される。
今までディスダークが植えたウニョウニョが活性化
(他はカット)
彼かけの桜の花弁が舞っている。まさかの一言にあんぐりパフロマ。
すっかり放心状態のはるか。
『ふん、遂に絶望したか。誰だか知らねーがよくやってくれたぜ。これで目的は達成だ』とテレポートクローズ。
林の木々も次々闇色に染まっていく。
走ってきたスカーレット『はるか! お兄様!』と到着。
だが入れ違えるようにはるかが走り去っていく。
『はるか?』なスカーレット。
『トワ様!』とパフが抱き着く。『カナタ様がーカナタ様がー』と報告アロマ。
『一体何があったのです?』と問うスカーレット。
言った本人は戸惑い気味。走り去るはるか。
真っ暗カットで
~おしまい~
EDはトゥインクル
~今週のまたみてね~
映画告知第4弾
第39話『夢の花ひらく時! 舞え、復活のプリンセス!』
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