(2010年8月15日放送)
脚本:米村正二 演出:小川孝治 作画監督:青山充
役立たず
キュアフラワーこと薫子ばあちゃんとおじいちゃんの話。
と思いきや肝心の話はあまりしてくれなかったんですけどね。
個人的には若い薫子さんとサソ姉がもっと見たかったorz
鳩に関してはギャグ顔以外どれみっぽくは思ってませんでしたが
今回、話が初めてどれみっぽく見えました。勿論、戦闘以外の部分ですが。
収録DVD
(25~26話同時収録)
アバンタイトル
踏み切り待ちの少年は電車を見て何かに気付いたのか道を引き返す。
『へぇ、ここがつぼみの住んでた鎌倉か~』と言うえりか。薫子ばあちゃんもこの町で青春を過ごしたとのこと。
えりか、薫子ばあちゃんに中学の頃は何と呼ばれていたのか質問。苗字で五代さんと呼ばれていたそうだ。
当時の名前が五代薫子と知って史上最年少で全日本空手大会を制したの五代薫子さんかと聞くいつき。
そんな昔の話よく知ってると照れ笑いの薫子ばあちゃん。驚く3人と3匹のアップでOPへ。
懐かしむつぼみ。この辺に住んでたのか聞くえりかにもっと山の方と答える。この辺りにはよく買い物に来たらしい。
すると、つぼみを呼ぶ声。声の主を見て『みつるくん、お久しぶりです』と言うつぼみ。
こっちへ帰ってきたのかと聞かれお盆の間だけ友達と泊まりに来ただけと言う。挨拶するえりいつ。いつきを見てムッとするみつる。
『お前も花咲の友達なのか?』と敵意剥き出しで質問。戸惑いながらも中野みつると紹介するつぼみ。
『よろしく』とやっぱり敵意剥き出し。ちょい怯みながらこちらこそと返すいつき。『みつる君元気そうね。どう? 剣道の方は?』と聞く薫子ばあちゃん。
大会に向けて朝から晩まで特訓中らしい。女の子を連れて出かける暇は無いといつきへの当てつけみたく言うみつる。
みつるの反応を見て理由に気付いたえりか。
?なつぼみ。『良いわね~』と言う薫子ばあちゃん、初恋の頃を思い出したらしい。
で、サブタイトル。
必死顔なえりか、もうダメと座り込む。情けないと言ういつき。運動神経に自信はあるもののただ山道を登るだけと言うのが御気に召さない様だ。
シプコフの尻尾を掴むえりか。『おばあちゃんを見てください』と言うつぼみ。『はいはい、分かりましたよ』とシプコフを放すえりか。
みつるとはどんな関係か詮索してみる。ただの幼馴染と言うつぼみの返答がイマイチ気に入らない様子。肩を揉みながらもうちょっと詳しくと要求するえりか。
みつるは幼い頃から剣道に熱心で何時も稽古をしていたらしい。当時のつぼみは大人しくて目立たない子。
ある日、時代遅れの番長に激突して『あん!?』と言われ半泣きだった時にみつるが助けてくれたらしい。何時も困った時は助けてくれたそうだ。
が、体格差もあり結局みつるは敗退。心配するつぼみを後ろに痛そうに去っていくみつる。
中学生になってもみつるは何処からともなく現れつぼみを助けてくれたとのこと。
で、希望ヶ花へ引っ越す日。みつるにはそれまでのお礼を言いたかったのだが結局、みつるは間に合わずに出発する事に。
走ってる車の後ろをふと見ると、追いかけてくるみつるの姿。だが、結局追いつくことは無かった。
好感の持てる子と言ういつき。だが、自分を睨んでいた理由が分からないいつき。つぼみも同意。
『分かんないかな?』と言うえりかに分からないと言うつぼいつとポプリ。呆れ笑いのえりか。
で旧家に帰ってきた一同。雨戸を開いたり廊下を掃除したりと整理中。家は住まなくなると痛んでくるとボヤく薫子ばあちゃん。
『でも、つぼみ達には思い出のつまった家なんでしょ』とえりかに言われYESなつぼみ。よそ見して戸へ激突。
しかも、それで扉が壊れたのか中から大量の書籍類が出てくる。たまたま見つけた写真を見て声を上げるつぼみ。
あのイケメンが居るじゃないですか。えりかもビックリ。それを見て懐かしいと思う薫子ばあちゃん。
『つぼみは空さんの写真を見るの初めて?』と聞く。この人がつぼみの祖父と気付いたえりか。
自分がピンチになると写真ソックリのイケメンが助けに来るので不思議に思うつぼみ。祖父の事を聞きたがるつぼみ。えりかも出会い馴れ初めを教えてと言う。
昔の話とはぐらかそうとする薫子ばあちゃんだったがいつきも是非と聞きたがる。つぼえり驚く。寝ていたポプリ目覚めて?状態。
昔の話。
大会に向けて山篭りをしていた薫子。だが夜1人で居ると寂しい事に耐え切れずに、結局山を降りる事にした。
すると、弦楽器の音色が聞こえてきた。聞こえてきた方向を見ると木々の間から明かりが見える。
明かりの正体である山小屋には薫子の好きなラベンダーがいっぱい咲いていた。
中では1人の男性がチェロの演奏中。じっと見ていた薫子に気付いて『やぁ』と声をかけ、遠慮しないで入ってきてと招き入れる。
演奏の邪魔をしてはと遠慮気味な薫子。だが、男性曰く聞いてくれる人が居ると演奏も楽しいらしい。『押忍』と言った後、『はい』と言い直して入る薫子。
男性はラベンダーのお茶でも入れようとお茶とお菓子を用意。演奏する男性と聞いている薫子。拍手されお辞儀をする男性。笑顔の2人。
男性こと空がこの山荘に1人で住んでいる事に驚く薫子。ここは自然が豊かなのでどうにか自給自足の生活ができるとのこと。
1人で寂しくないのかと薫子に聞かれ寂しいと答える空。だが、木や花や木の葉が友達だからと言う。
と、ここで良い物があると木箱のオルゴールをさし出す。『寂しくなったら聞くと良い』と言う空。
『ありがとう』と受け取る薫子。木箱を掴む2人の手。自分の指が空の指に当たったのが気になったのか指をどける薫子。
これが空と出会いにして薫子ばあちゃんの初恋とのこと。素敵と言うつぼみ。その後に空手大会で優勝したのか聞くいつき。
認める薫子ばあちゃん。オルゴールのおかげで特訓を続ける事ができたとのこと。優勝してからは植物学の勉強に力を入れて空とも親交を深めた。
その後を聞きたがるえりかに自分たちは結婚したと言う薫子ばあちゃん。やがて陽一パパが誕生。
そして、空と約束をしたと言う薫子ばあちゃん。この山に薫子の好きなラベンダーの畑を作ろうと言う空。完成したらそこで自分のチェロを聴いて欲しいと言ってニッコリ。
『そして・・・』と言う薫子ばあちゃんの表情で既に空が居ない事に気付いたえりか。
その予想通り、空は薫子ばあちゃんを残して先に逝ってしまったそうだ。そのラベンダー畑がどうなったかも分からないのかと聞くつぼみ。返答はYES。
やがて陽一パパがみずきママと結婚しつぼみが誕生。
自分はこんなに年を取ったのに記憶の中の空はあの頃のままである事を不思議に思う薫子ばあちゃん。
そのせいか今も初めて会った頃の様に空を想っているとのこと。
で、薫子ばあちゃんは空のチェロを見せる。今となっては唯一の思い出の品らしい。ここでオルゴールの事を聞くえりか。『それは・・・』と言うつぼみ。どうしたのか聞くいつき。
つぼみはそのオルゴールが好きでよく聞いていたそうだ。すると薫子ばあちゃんが譲ってくれたのだが引越しの荷物の中から無くなってしまったらしい。
泣きながら薫子ばあちゃんに謝るつぼみ。もう過ぎた話とつぼみを抱きしめながら言う薫子ばあちゃん。
あのオルゴールはきっと今も誰かの心を癒してる筈と続ける。
あのオルゴールはみつるの所にあったりする。BGM終了と同時に閉じたところで
ここでアイキャッチ。
海を見ているサソリーナ。『鬱陶しいクモジャキーもコブラージャも居ない夏の海』と言って髪を解く。
素敵な夏の思い出を作るとか言ってみたが、そこらじゅうカップルだらけとムッとする。これも全てプリキュアのせいだから今度こそ倒すと勝手に盛り上がってキレる。
その頃、つぼみの旧家を訪れるみつる。どうしたのか聞くつぼみ。みつるは午後の稽古があるのだが終わるともう遅いと前置きし(つまりは夜になってしまう)
緊張しながら、この間山の中を走っててラベンダー畑を見つけた事を話すみつる。つぼみが花好きと知って教えようと想った様だ。
そのラベンダー畑が空のかもと想うえりいつ。薫子ばあちゃんあんぐり。みつるに案内をお願いするつぼみ。
この先の峠を越えたところと説明しながら森を進むつぼみ達。
すると、つぼみが木の根に躓いていつきがそれをキャッチ。『大丈夫か?』といつきに言われありがとうと言うつぼみ。
それが気に食わないみつるは『俺、先に行ってる!』と言う。
『くそっ!』と大地を蹴るみつる。あのオルゴールを取り出しラベンダー畑を切欠に返そうと思っていたらしい。ちゃんと返せるか不安がる。
目の前に登場するサソリーナ。変な人と言うみつる。当然こうなってはココロの花を奪われる。本日のターゲットはオルゴール。
3人の前に降ってくるデザトリアン。妖精達からみつるがデザトリアンになったと聞かされる。薫子ばあちゃんからもみつるを助けてあげてと頼まれ
変身する。
頭部の蓋を開けて光弾を連射するデザトリアン。サンフラワープロテクションで防御するサンシャイン。今度は大砲を使うデザトリアン。
叫び声をあげるブロマリ。花火弾丸をキャッチし空へ投げ返す。空でデザトリアンの花火炸裂。
『花咲のオルゴールはずっと俺が持ってたんだ~!』とゼンマイを回しまくるデザトリアン。壊れた様な音色を発するデザトリアン。マリンは眠ってしまう。横で耳を塞ぐサンシャイン。
車のすぐ裏にある壁隠れて泣いていたみつる。引越しの車から落ちたオルゴールを彼が拾ったとのこと。
そう、あの時追いかけていたのもオルゴールを渡そうとしていたのだ。『花咲~!』と叫ぶみつる。
『そうだったんですか』と言いながらもダウンしそうなブロッサム。それを見てゴールドフォルテバーストでデザトリアンを攻撃。倒すには至らなかったがダウンする。
まだ、何か言いたそうなデザトリアンと『みつる君・・・』と言うブロッサム。『つまんない話はそこまでよん』と樹上に現れるサソリーナ。
要するにウジウジ悩んだけどオルゴールを渡せなかったダメなヤツとバカにする。何時ものブチ切れブロッサム。
リベンジを誓って去っていくサソリーナ。ピンクフォルテウェーブで撃破。まだ寝ていたりするマリン。
戻ったらばつぼみの膝枕状態のみつる。赤面して取り乱す。
『ここね、みつる君の言ってたラベンダー畑』と言う薫子ばあちゃん。5人の目前には大量のラベンダーが咲く畑。
綺麗と言うつぼみにオルゴールをさし出すみつる。引越しの車から落ちたのを拾ってくれたとニッコリのつぼみ。
何故知ってるのかと驚くみつるだが、えりかはまぁ良いじゃないかと誤魔化す。
つぼみが受け取りながら『みつる君、ありがとうございます』と言う。言葉に詰まり半泣きながら何かを言おうとするみつる。するとオルゴールが動き出す。
その音色に反応してこちらも泣きそうな薫子ばあちゃん。
薫子ばあちゃんを見てちょい俯くつぼみ。思い出した様にさっきは何を言おうとしたのか聞く。『いや、いいんだ』と返すみつる。
『花咲・・・』と言って振り返り涙を浮かべて『また、会えるよなっ!?』と続ける。嬉しそうなつぼみは嬉しそうな顔で勿論と返答。みつるもニッコリ。
ラベンダーの花言葉は私は待っていますと言うシプレ。つぼみにもみつるの想いが伝わったと嬉しそうなコフレ。ここで何時ものアレ、今日はシの紫。
嬉しそうな顔で去っていく、つぼみ、いつき、みつる。
みつるを見てニヤつき顔のえりか。そして薫子ばあちゃんは来た道を帰っていく。立ち止まって振り返った薫子ばあちゃん。
『約束をありがとう。空さん、次は何時の日かあなたのチェロを聞かせてくださいね。私は何時までもあなたを待っています』と言う。
ラベンダーに止まった蝶が大空へ飛び立つカットから白くフェードアウトして
~おしまい~
~今週のまたみてね~
まさかの1週で変更! またまたすごいぜ! そんなに変わってないけど。
第28話『サバーク史上最大の作戦! 夏休みの宿題終わりません!!』
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