(2011年1月30日放送)
脚本:栗山緑 演出:長峯達也 作画監督:馬越嘉彦
17歳だよ!
ハトプリン最終回。
Aパートが最終決戦、Bパートがエピローグと言うのは決まってる様で。
基本的に今年は浄化と見るべきなんでしょうかね。
そうならシリーズとしては初になる様ですが。
個人的にはゆりさんの家のその後を知りたかったですが
夫があんな最期を遂げては難しかったでしょうね。
(鬱展開は山田さんの十八番だそうですが)
にしても、なみなみ人気過ぎ・・・。
収録DVD
(46~48話同時収録)
アバンタイトルは無し(3度目)。
いきなりサブタイトル。
ハートキャッチオーケストラを喰らうデューン。
だがタクト回転中に跳ね除けてしまう。消滅するオーケストラさん。
『ハートキャッチオーケストラが・・・』と言うブロッサム。『効かないです~』と青ざめるシプレ。
脱出した際に床に当てた拳にエネルギーを溜めるデューン。
『やってくれたね、プリキュア。でもね、この程度では僕は倒せない』と言う。震える妖精ズ。
『僕の憎しみは消えないよ。憎しみは増殖し、全てを破壊し、奪い尽くすまで消えることは無い』と言うデューン。
やや悲しみの表情であんぐり顔から口を閉じるブロッサム。マリムンは睨んだまま。
『君たちの愛など、僕の憎しみの前ではゴミだと教えてやろう!』と力を解放するデューン。
惑星城の地表は砕け、欠片とエネルギーに飲まれるプリキュア。デューンは笑いながらエネルギーとなって惑星城の中に消えていく。
崩れる惑星城を見て『何、何なの?』と言うマリン。4人が空中を漂ってると後ろにコッペ様を連れた薫子ばあちゃんが登場。
『皆、こっちへ』と言う薫子ばあちゃん。嬉しそうなブロッサム。
結局、惑星城は大破。竜巻の様な物に包まれる。
ちなみにこころの大樹のところには芽が出ていたり。
あんぐりなプリキュア4人。『来るわ』と言う薫子ばあちゃん。
すると、暗闇の雲の中から巨大な姿を現すデューン。
驚きの表情の地球の面々。デューン咆哮。いきなり地球を拳で殴る。
その振動でフラつく地球の面々。後ろへ倒れそうになるななみ。だが、その背中を体で受け止める誰か。
番である。地震が止んでじっと前を見ている一同。そこには巨大な拳。
まだ地球を殴るデューン。それを心配そうに見ているつぼシプ。
横に歩いてきて『笑っちゃうよね。たった14歳の美少女がデューンと戦うなんて』と言うマリン。
『美少女は微妙です』とツッコミを入れるコフレ。マリコフは通じ合った様に軽く笑ってコッペ様のバリアの外へ。
『ちょっくら地球を守って来よ』と言うマリン。『はい!』と頷くブロッサム。
『えりか、ゆりさんは17歳だよ』とツッコミを入れるサンシャイン。そうだったと謝るマリン。
呆気にとられた表情だったが軽く笑って『行きなさい』と言うムーンライト。マリサンは遠い彼方へ。
後を追おうとするムーンライトを呼び止めるブロッサム。
『さっきは生意気な事言ってすみませんでした。ムーンライトが一番悲しい思いをしているのに』と謝る。
歩み寄るムーンライトを見て自分が居た左肩を空けるシプレ。左肩に手を置くムーンライト。
『あなたの優しい気持ちと思いやりの心が私に大切な物をくれたのよ』と言う。
そしてカッコイイ表情になって『さ、行くわよ』とブロッサムに言うムーンライト。振り返って走った後、ジャンプして飛行する。
『おばあちゃん、行ってきます』と言ってブロッサムも飛び立つ。
飛行する4人。
4人に向けてパンチを繰り出すデューン。避ける4人。
続いてエメリウム光線もどきを凸から発射するデューン。その威力は大地に砂塵を巻き上げ、遥か彼方の星が大爆発を起こすほど。
軽く鼻で笑うデューン。だが、砂塵晴れた後には無事な4人の姿。驚きを隠せないデューン。
『デューン』と呼ぶブロッサム。ミラージュに映るデューン。
『悲しみが終わらないのは私達の力が足りないから。憎しみが尽きないのは私達の愛がまだ足りないから』と言うブロッサム。反応するデューン。
『だから・・・だから』と言うブロッサム。ミラージュに手を当てていたり。
『だから、私達は力を合わせましょう』とムーンライト、『あたしも合わせる~』とマリン、『私も』とサンシャインが手を差し伸べる。
『コフレも! シプレも! ポプリも! 皆で力を合わせるです~』と妖精ズも参戦。
ミラージュが光を放つ。
『無限の可能性が今、花開くわ!』と言う薫子ばあちゃん。
『宇宙に咲く大輪の花!』と言うプリキュア一同。
すると、デューンの前には巨大な卵。それが砕けると中からは巨大な女の人。大きさはデューンと同じくらい。驚いているデューン。
『無限の力と無限の愛を持つ、星の瞳のプリキュア。ハートキャッチプリキュア無限シルエット』と言う巨大プリキュア。
(声は水樹さん)
怯むデューン。巨大プリキュアは優しい顔。デューンはパンチを繰り出すが通じる気配なし。
『憎しみは自分を傷つけるだけ』と言う巨大プリキュア。2撃、3撃と繰り出すデューンだがパンチは全く通じない。
『喰らえ、この愛。プリキュアこぶしパ~ンチ!』と言う巨大プリキュア。
胸部に喰らうデューン。驚いた様な表情だったが目がウルウルしだす。
巨大プリキュアは優しい表情。そして、目を閉じると両者は爆発。宇宙にとってはほんの小さな爆発。
ここでアイキャッチ。
地球は元通り。朝っぱら。
植物園。この場面のコッペ様がどう見ても白目 実際は上を見てるだけだけど。
ほっぺたを突いて楽しそうなえりか。
『お待たせしました~』と出てくるつぼみ。気付いてなかったのか、つぼみに呼ばれて驚いた後『お~、つぼみ!』と挨拶するえりか。
『お~つぼみじゃありません。いくらふたばが可愛いからってほっぺた突き過ぎです。私だって突きたいの我慢してるんです~』と言うつぼみ。
頭を掻きつつ『えへへ、つい~』と言うえりか。そんな2人は顔を見合わせる。
少しして『ふたば、行ってきますね。お母さん、行ってきま~す』とえりかと一緒に登校するつぼみ。
『バイバイ、ふたばちゃん』と言うえりか。
『お~!』と声をあげるふたばちゃん。(声はどう聞いてもシプレの川田さん)
パーソナルカラーの花のアップ。
『妹って良いよね~』と言うえりか。同意のつぼみ。
『私、妹だから妹の良さって分からなかったけど妹って良いよね』とうっとりなえりか。
ここからは登校カット。
『でもさ、つぼみがお姉ちゃんだなんて、な~んか変!』とからかう。膨れるつぼみ。
『お姉ちゃ~ん、1000円頂戴!』と言うえりか。『もう! えりか~』と返すつぼみ。
いつきの家の前に到着。
中ではさつきと稽古中のいつき。執事さんに案内してもらっているつぼえり。
『お~い、いつき~学校行くよ~』と声をかけるえりか。
振り向いたいつきは『やぁ、おはよう』と声をかける。髪がちょいと伸びている。おはようと返すつぼみ。
さつきにもおはようと挨拶するえりか。『うん、おはよう』と返すさつき。
すると、つぼみが何かに気付く。よーく見たらばクモジャキーに似てる人が居たり。当然、焦るつぼえり。
早速、いつきに聞いてみる。
昨日から明堂院流に入門した熊本さんと言う人だとか。無言で軽く会釈する熊本さん。
超ビックリしたと言うえりか。『朝からスゴいサプライズです』と言うつぼみ。
『昨日、たのも~!ってクモジャキーっぽい人が来た時は僕もうわ~!とか言っちゃったよ』と明かすいつき。
何気にスカート履いてりする。笑うつぼえり。『やっぱり元に戻っていたんですね』と言うつぼみ。
いつきによるとずっと病院に居てここ何年かの記憶が無いらしい。回想で病室のベッドから2人同時に起き上がるクモコブ。
他の2人もサソリーナっぽい人やコブラージャっぽい人に戻ってるかもねと言い出すえりか。
えりか妄想だとサソリーナは保母さん、コブラージャはファッションデザイナー。
ニヤつくえりか。『そうだね』と言ういつき。『きっとそうですよ』と言うつぼみ。
スナッキーもかと気になるえりか。『そうです。皆、みーんなです』つぼみ。
かつて、つぼえりが歩いた道をいつきを加えて歩いている3人。あの高台から町を眺める。
どや顔になり
『私達はスゴイ事をしてしまった! 世界が輝いているのも私達のおかげ』と自慢げなえりか。つぼいつは呆然。
鼻の穴がデカくなるえりか。
『たった14歳の美少女が地球を守ってしまった~!』と続けるえりか。
つぼみは聞き飽きて堪忍袋の緒が切れそうだとか。いつきも毎日毎日よく飽きないと呆れてる。
つぼみ曰く、えりかは皆で無限プリキュアになったのが衝撃的過ぎて調子が戻らないとのこと。
無限の力とか無限の愛はえりかにはまだ早すぎたんだねと納得するいつき。ほっこり顔。
それを聞いて目を見開き『お子ちゃま扱いしないでよ!』と騒ぎ出すえりか。
と言うのも、ちょっと前まで『我々はスゴイ事をしてしまった』と同じ事言ってたらしい。だめだこいつら。
ちなみにちょいと見えてるゆりさんはやってない模様。
この間まで言ってたと喚くえりか。
『無限の力だよ! 無限の愛だよ! 地球を救っちゃったんだよ! あ~! あたしの人生これ以上何があるってーのよ~!』
とか喚き続けて『悩んじゃうな~』と嬉しそう。
すると、ゆりの声で『えりか、まだそんな事言ってるの? いつまでも終わった事に拘っていてもしょうがないわよ』と言われる。
ゆりは高台を少し下ったところに妖精達を纏って居たり。
『すいません』と頭を下げるえりか。
『そうです~。えりかは過去の栄光に拘り過ぎです~』と言うコフレ。剥れるえりか。
『人生は風の中、振り向くな、振り向くなです!』と自慢げに言うコフレ。
そんな会話の中、いつきのところに向かっていたりするポプリ。
『いちゅき~、久しぶりです~』とラブラブモード。『久しぶりのいつきも超ラブリーでしゅ~』とべた褒め。『ありがとう、ポプリ』と返すいつき。
ここでシプレにこころの大樹は元気か聞いてみるつぼみ。
シプレによると皆のこころの種のお陰ですくすく育ってるそうで。自分達が見守っているから大丈夫と言うコフレ。
倒されたこころの大樹の横で小さく育っている苗木。
『今まではこころの大樹が私達を見守ってくれていたわ。でも、これからは私達が、私達の心がこころの大樹を育てて見守っていくのよ。
だから何時までも無限の力とか無限の愛に頼っちゃダメ。自分の人生なんだから』と言うゆり。
『はい!』と答えるつりき。
『しかし、人生とはなんと最早・・・奥が深いっしゅ・・・』とカッコつけるえりか。
『自分の精一杯の力で夢に向かいなさいって事だよ』と解釈するいつき。
『えりかはプロのファッションデザイナーになるんでしょ?』と聞く。
気付いた様に・。・顔なえりか。『私はえりかの夢、精一杯応援させて頂きます』と言うつぼみ。コフレ・ポプリ・いつき・シプレと順に同意。
喜ぶえりか。笑う一同。
ここでゆりの夢を聞くつぼみ。ゆりの花のアップ。
『私も自分の人生考えなくちゃいけないわね』と言うゆり。
いつきは明堂院流の武術を続けながら色んな事にチャレンジしたいと言ういつき。例えば?と聞くえりか。ソレは秘密と返すいつき。
『教えてくれたって良いじゃん』と・ε・なえりか。つぼみにも聞いてみる。
つぼみは自分の力で宇宙に行きたいらしい。=宇宙飛行士と察するいつき。
『さっすが私の親友、夢がデッカイね~』と言うえりか。
『いいえ、私達は親友じゃありません。私達は大親友です』と言うつぼみ。その後ろでシプレとニッコリなゆり。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『そして・・・』と心中で言うつぼみ。
『そして、できるなら草も花も無い宇宙に少しでも花を咲かせたい』と言うつぼみの言葉。
先の無限シルエットによるこぶしパンチのシーン。
食らったデューンの胸元から拳が離れるとそこにはハートが。無限プリキュアと擦れ違ったデューンは少年の姿に戻っていたり。
振り返ったデューンの手にはさっきのハート。
大きさも通常に戻っていたデューンは光に包まれて消えていく。その顔はどことなく嬉しそう。
じっとこちらを見ている無限プリキュア。
『せめてそうすれば・・・』と回想に対するつぼみの言葉。
現実に戻って嬉しそうなつぼみ。それを見て、ゆり、えりか、いつきと順に高台へ来た道を戻っていく。
プリキュアパレス、各所のアップ。プリキュアの像。
ハートキャッチプリキュアの4人の集合写真を背景に
『私達、4人のプリキュアが砂漠の使徒を倒し地球を守った事を人々は時が経つにつれて忘れていくでしょう。
でも、私はえりか・いつき・ゆりさんとプリキュアになって走り続けたこの1年を決して忘れません。
何故なら・・・私を成長させ未来の道まで見つけさせてくれたかけがえの無い大切な宝物だからです』
とつぼみの語り。
元の位置に戻されたハートキャッチミラージュ。ブロッサムの像のアップの後、地上のつぼみにカットが移る。そして、つぼみも高台を去る。
集合写真はセピア色に。
そして、セピア色なある部屋に置かれている集合写真を見つめている女の子。
その子の手元にはココロパフューム。
そんな意味深なカットから右下にタイトルロゴが出ると同時にセピア色になって
~おしまい~
~今週のまたみてね~
さすがに変えてくれましたね。馬越さん描き下ろしの様で。
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