（２０１０年４月４日放送）
脚本：成田良美　演出：境宗久　作画監督：小島彰

盗み聞き常習犯

この枠じゃ名作度の高い家族絡みの話。
仕事と子供の両立を一考してはと言う考えさせられる話。
子供放置と言うのはやはり少なからず影響がある様です。
家族の為にお金も大事ですが、それ以前にやってあげることがあると言うことですね。
管理人は少し似た体験があるので結構共感したり。

収録ＤＶＤ

（７～８話同時収録）

アバンタイトル


『そうか、第一志望の会社に入社できたか、小畑君』と嬉しそうなつぼみパパ。
ゼミで教授に色々教えてもらったおかげと言う小畑。教授は止めてくれと照れるつぼみパパ。今はただの花屋の親父らしい。
つぼみパパが大学教授だった事に驚くえりか。つぼみによると今でも時々呼ばれて講義してるのだとか。
『そんなエライ人だったとは』とえりかに言われ自慢げなつぼみ。
会社では何をしてるのか聞くつぼみママ。企画営業部で花の売り込みをと答える小畑。毎日雑用で扱き使われてるそうだ。
『結構結構！』と言いながら本日の用件を聞くつぼみパパ。小畑が来た理由、それは教授ことつぼみパパを自分の会社へ引き抜く為。
笑顔だったつぼみもコレには驚きを隠せない。んでＯＰ。

で、サブタイトル。


つぼみパパがホントにすごい学者と思うえりか。で、つぼみママもメガネかけて頭良さそうと思う。職歴を問う。
つぼみによるとレッドフローリアンと言う会社でＯＬをしていたのだとか。驚くえりか。何でも芸能人やセレブの行く有名なオシャレな花屋さんだそうで。
ここで２人の出会いが花繋がりと考えるえりか。ＹＥＳなつぼみ。
つぼみパパは植物の研究で、つぼみママはレッドフローリアンに置く花を探していて衝突。で、知り合ったとのこと。春のお花畑の出会い。


即求婚の小芝居でえりかに展開早すぎと突っ込まれるシプコフ。が、実際、１月で結婚したそうで。
ベタだけど良いと思うえりかとシプレ。つぼみも憧れてるそうで。
つぼみの家を良い感じと思うえりか。つぼみパパも出世しそうだと嬉しそう。が、当のつぼみはその件を聞いて元気が無い。どうかしたか聞かれるが首を横に振るつぼみ。

夜、花咲家。


本日の夕食はつぼみの大好物肉じゃが。が、手を付けないつぼみ。驚いた様子の家族３名。つぼみパパがどうしたか聞く。
小畑の会社に行くか問うつぼみ。つぼみパパによるとあの話は断ったとのこと。つぼみは『なんで？』と言う。
今は自分達の中で研究より花屋が熱いそうだ。つぼみママに同意を求めるつぼみパパ。
つぼみママも意見は一緒。家族一緒で食事できるのが嬉しくて仕方ないそうで。
嬉しそうなつぼみ。折角の食事が冷めると言う事で勧める薫子ばあちゃん。食べることにしたつぼみ。


で、翌日。
トンカツの好きな犬と天ぷらの好きな猫が将棋で対決して、勝ったのはどっちとか話してると電話中の小畑を発見。
つぼみを待ってたそうで。つぼみパパの答えは何度話してもＮＯと言う事で、どうやらスカウトの後押しをお願いするつもりの様だ。
スカウトを断ったことに驚くえりか。俯くつぼみ。じっと見ているえりか。
つぼみパパには素晴らしい知識と才能があると言うことでつぼみからも頼んで欲しいと言う小畑。
返答が無いのでなおも頼もうとする小畑の前に割って入るえりか。『はい、提案します。立ち話もなんですし場所を変えて話し合いましょう』と提案。
呆気にとられる小畑に『ね、そうしましょう』と言う。


で砂漠の使徒。砂風呂に入っているコブラージャ。勿論、美容目的。自分がますます美しくなると言う。
スナッキーに足元へ砂を追加する様、命令するコブラージャ。
ここでサバーク博士からの伝言をスナッキーＢが伝えに来る。内容は早くプリキュアを倒して来い。
が、今はエステ中だから後にしてくれと言うコブラージャ。ムッとするスナッキーＢ。それを見てスナッキーＡが何かを話し出す。
美しいコブラージャ様ならプリキュア等、敵では無い。と言っているそうだ。同意のコブラージャ。
プリキュアも美しいコブラージャを見たくて待ちかねていると続けるスナッキーＢ。仕方ないと砂風呂から出てくるコブラージャ。
『僕の美しさをとくと拝ませてやろう。有難く思えプリキュア！』と言う。引き立てるスナッキー。お互いよくやったと握手する。

ここでアイキャッチ。



モウセンゴケを見て盛り上がる小畑。ウスヒメワラビを知ってるか聞くつぼみ。勿論な小畑。
そんな会話がちんぷんかんぷんなえりか。同感。
小畑の詳しさに感心している様子のつぼみ。『そりゃあ好きだからね』とニッコリの小畑。


で、さっきの話をしようとしたら電話が鳴る。忙しないと思うえりか。猫の手も借りたいと言う感じと思うつぼみ。
電話を終えて戻ってきた小畑に仕事が大変か聞く。『まぁね、でも頑張らないと他社に負けちゃうから』と言う小畑。
負けない為にもつぼみパパの力が欲しいと言う。両手を合わせてお願い。
俯くつぼみを見て小畑が嫌いか聞くえりか。そんな事無いと言うつぼみ。
『だよね、さっき凄く楽しそうに喋ってたし。頼みが聞けないのは何か理由があるんでしょ？』と聞くえりか。
図星顔のつぼみ。ちゃんと言わないと自分も小畑も分からない言うえりか。
促されて花に勝つとか負けるとか無いと思うと言うつぼみ。今ある花にもそれぞれ良さがあって新種が無くても私は良いと続ける。
でも、小畑はつぼみはそれで良いが僕は仕事だから、売れる花を作らないととのこと。

子供だから分からないかもしれないと言ってると、子供にも心はあると薫子ばあちゃんが言ってやって来る。ちょいと驚くつぼみと小畑。
『お久しぶり』と言う薫子ばあちゃんに小畑を知ってるのか聞くつぼみ。
えりかの横に座って『えぇ、学生の時、時々ウチにいらしてたわよね～。立派になられて～』と言う薫子ばあちゃん。『いえ、とんでもないです』と言う小畑。
で、今の小畑は昔の陽一＆みずき（つぼみの両親）にそっくりと言う薫子ばあちゃん。
２人とも今の小畑みたく忙しそうだったらしい。日本どころか世界中を飛び回っていたのだとか。


出張にもたくさん出かけて、留守の間は薫子ばあちゃんがつぼみの面倒を見ていた。つぼみは何時も笑って２人を見送っていたらしい。



ずっとずっと笑顔で見送っていた。

でも、雛鳥に餌を与えるツバメを見てると羨ましくて涙が出てきた。
忘れ物を取りに来た陽一パパとみずきママがそんなつぼみに気づいたのだ。家族の為に働いていたのにその家族がバラバラだった事にも。
その後は２人とも仕事を辞めてこの町にフラワーショップを開いた。２人は仕事よりつぼみもとい家族と一緒に暮らすこと事を取ったのだ。
『そうだったんだ』と言うえりか。つまりは小畑の話を引き受けると昔に戻ってしまうと言う事なのだ。
そう言う訳で断られたと看破する薫子ばあちゃん。

新種の花を作ることは凄い事と尊敬しながらも頭を下げるつぼみ。何もいえない小畑。


外はすっかり夕焼け。電話で謝っている小畑。切ってションボリ。
『不景気な顔をしているね～』と声をかけるコブラージャ。ココロの花が色変わりしているのを見破り奪う。本日のターゲットは小畑の携帯電話。


事情も知らないのに勝手なこと言った事を謝るえりか。そんなえりかに、えりかが一緒に居たから小畑に思ったことを言えたと言うつぼみ。
なんて話してると裏から大きな音が飛んでくる。逃げる町の人。
つぼえりは狭い路地を抜けて音が聞こえた方向へ。すると、鉄塔に音を飛ばしているデザトリアンを発見。小畑が入った水晶も発見。となれば

変身。

ブロマリにお望みどおり来てやったと言うコブラージャ。目の保養をしろと言うが誰も待ってないと言われムッとするコブラージャ。
わざわざエステを中断して来たのにと怒りながらデザトリアンに攻撃指令。

デザトリアンの音波攻撃を避ける２人。ブロッサムは続けて来た体当たりを避け、鉄塔に足から向かう。で、反動でジャンプしデザトリアンの音波攻撃を避けてキック。

が、携帯だけあって反動で折り畳み、効果は最小限に止めた様だ。横からマリンが攻撃するが避けられる。そして、横から音波攻撃。壁ごと吹き飛ばされるマリン。

マリンの傍にいって大丈夫か聞くブロッサム。『何あれ、やたら速い』と言うマリン。デザトリアン少し近寄り
『僕だって研究したい。僕だって新種の花を作りたい。それが僕の夢なんだ～！』と叫ぶ。『小畑さんの夢？』と反応するマリン。
『でも、そんな事言えない。研究チームに入りたいなんて言ったら会社をクビになるかも知れない。そんなの嫌だ～！』と続けるデザトリアン。
これが小畑の本当の気持ちと気づいたブロッサム。


で、音波攻撃。倒れていたマリンと一緒なので倒れたまま避けるのが精一杯。
目前に移動してきたデザトリアンに追撃を食らう。吹き飛ばされてダウンするブロマリ。
『研究したい・・・でも怖くて言えない』と言うデザトリアン。その言葉を聞き植物園で楽しそうに花の話をしていた小畑を思い出すブロッサム。
『ふん、臆病者め。そんな奴には何もできやしないさ』と言うコブラージャ。そんな事無いと言うブロッサム。
小畑が不安なのは花に関わる仕事が好きだからと言う。いい加減な気持ちじゃないから怖くなるとの事。

『そんな事はどうでも良い。利用出来るココロの花があれば利用するのさ』と言うコブラージャ。
この一言ににんにん袋の緒が切れたブロッサムと海より広い心私の心もここらが我慢の限界なマリン。


で、デザトリアンは攻めて来る。幾ら速くても敵は1人と言うブロッサムの言葉。と言う訳で二手に分かれる。
ブロッサムの攻撃は避けられたが背後からのマリンの攻撃はヒット。
立ち上がったデザトリアンにプリキュアダブルシュートを放つブロマリ。炸裂してダメージを受けるデザトリアン。自分の美しい顔に埃がつくとうろたえるコブラージャ。

勿論、この後はフローラルパワーフォルティシモで撃破。ココロの花を取り戻しコブラージャを睨むブロマリ。
『もう一度エステのやり直しだ』と逃げるコブラージャ。で、小畑も元通り。

また、外から２人のやり取りを見ているつぼみ。小畑は陽一パパの一件は諦めたそうだ。何時か自分で研究したいけど自信は無いとのこと。
『盗み聞き？』と言うみずきママ。怖いよｗ　謝るつぼみ。


すると、幼女が向日葵を買いに来た。が、今の時期は無いと言うつぼみ。残念そうな幼女。
『向日葵はお日様が元気な夏が大好きなんです。綺麗な花を咲かせる為に今はゆっくり大きくなってるんですよ』と言うつぼみ。
『ふ～ん』な幼女。夏になったらまた来てと言うつぼみ。一番大きくて綺麗な向日葵を用意しておくとの事。
『ホント！？』と聞く幼女に『はい、約束です』と返すつぼみ。指きりげんまんする２人。


それを見ている両親と小畑。
小畑に『君も春の向日葵じゃないかな？』と言う陽一パパ。？な小畑に夢と言う花を咲かせる為に今、成長しているところでは無いかと言う。
『はい、やってみます。何年かかるか分かりませんがチャレンジします』と言う小畑。『それでこそ小畑君だ』と言う陽一パパ。
ニッコリなつぼえり。それを上から見ていたりする薫子ばあちゃんとシプコフ。
ココロの花が蘇ったと言うシプレ。白いヒヤシンスの花言葉は心静かな愛と言うコフレ。植物を愛する心を取り戻し元気になったとのこと。

で、今日はシプレのターン。

振り返って陽一パパとみずきママに飛びつくつぼみ。それを見て驚いた小畑だったがすぐにニッコリ。
えりか、薫子ばあちゃん、シプコフも嬉しそう。で、一番幸せそうなつぼみ、陽一、みずきのカットから白くフェードアウトして

～おしまい～

～今週のまたみてね～

えりか『・・・』

第１０話『最大のピンチ！　ダークプリキュアが現れました！』


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