(2014年11月23日放送)
脚本:高橋ナツコ 演出:岩井隆央 作画監督:河野宏之
ドロワーズ行方不明
今週から直接対決みたいですね。
まずはファントムのようで。
今年ちょっと展開早い気がします。
今後どうするんでしょうかね。
収録DVD
(DVDは40話、42話同時収録)
(BDは37話~40話、42話~49話同時収録)
アバンタイトル
地球のアップ。
そして開かれたミラージュの目の中に映る。
『世界を不幸の下へ』と言うミラージュ。
世界は暗くなり上空にミラージュの姿をが投影されている。
『愛、勇気、優しさ、幸せ? すべては幻』と口にするミラージュ。
(フランス、
これ以降は愛以降の言葉に合わせてカット変更=アメリカ、ハワイ、インド、ぴかりが丘)
立ち上がり『時は来た。鏡に映る未来を最悪に変えろ! 出でよ、サイアーク!』とステッキを天に向けるミラージュ。
赤い光がぴかりが丘を襲ったと思ったら次々飲み込まれる。ベランダのかおりママも・・・。
光の中に赤いサングラスが現れたと思ったら
フランス・イギリス・エジプト・ぴかりが丘に無数のサイアークが誕生。
1匹どアップ。
驚きの声をあげるブルー達一同。
『世界中に大量のサイアークが!』と言うリボン。
その言葉通り、無数の鏡にサイアークが映っている。
『こんなことができるのは・・・』と言ういおなに『ミラージュ・・・』と俯くブルー。
『それでいいのです。あなた様の力を持ってすれば、全ては容易いこと』とディープミラー。
疲れたのか汗をかいているミラージュ、座り込んでしまう。
『今こそ地球、そしてブルーを不幸に突き落すのです』と言うディープミラー。
跪いてるファントム、何か思うところがあるところ。
彼のアップでOPへ。
バルコニーから外を見ているファントム。
突如現れ『どうしました、ファントム?』と聞くディープミラー。
『地球を不幸に染めた後、ミラージュ様はどうなるのだ?』と聞くファントム。
『無論よろこばれるに違いありません』と答えるディープミラー。
『本当にそうなのだろうか?』と疑心暗鬼なファントム。
『あなたの願いはなんなのでしょう?』と指摘され『俺の願い?』と考える。
巫女時代のミラージュの姿(鼻から下)がフラッシュバック。目が潤む。
『俺の願いは・・・』と口にするファントムに『クイーンミラージュの手足となり、その願いを叶えること・・・』と続くディープミラー。
ハッとする彼の前、『それがあなたの願いでしょう?』と闇の中にディープミラーの仮面。
『であれば、あの方の言葉に従うのです。それをミラージュ様も望んでいます』と両者の目のアップが交互に。
上げていた顔を下すファントム。
で、サブタイトル。
ぴかりが丘は巨大なミラージュ鏡の前に無数の囚われた人々の姿。サイアークが唸っている。
クロスミラールーム。
『くそ~! ぴかりが丘のみんなまで』と悔しそうな誠司。
言葉が出ないめぐゆう。ひめはブルースカイ王国の惨状がフラッシュバック。
辛そうに堪えた後、閉じていた目を開け抱いていたリボンを離す。驚くリボン。
『神様! 行こう、クイーンミラージュのところへ』と言い出すひめ。
『世界中をブルースカイ王国のようにさせない為に』と続ける。
『ひめ!』と感動リボン。めぐいお、拳を握りつつ歩み寄る。気持ちは言わずもがな。
『シャイニングメイクドレッサーの力を得た、今の私達なら』といおなも同意の模様。
頷くブルー。
『行こう、みんな、ブルースカイ王国へ』と見上げるブルー、鏡の中には地球が映っている。
ホワイトアウト。
白い空間を移動中のめぐみ達。
『気を付けろよめぐみ。無茶、すんなよな』と注意誠司。居残りらしい。
『うん、大丈夫! 私にはみんながいるから』と答えるめぐみ。
『そうそう』とひめ、『必ず無事に帰ってくるわ』といおな、『凱旋パーティのお料理、準備よろしくね』とゆうゆう
がそれぞれ覗きながら言う。
『お?』と驚きながら安心誠司。
そして完全に白フェードアウト。
ブルーが消す。一同が見つめる先には占領された宮殿、赤い稲妻がバック。見上げている一同。
何かの音に驚いて顔を下げる。
そこには横一列の大群が。チョイアーク軍団、その後ろに無数の鎧サイアーク。
剣を向ける鎧サイアーク。攻撃命令を受け飛びかかるチョイアーク達。
構える4人。『みんな、行くよ!』と言うめぐみ。
変身。
突撃する幻影帝国軍団。迎え撃ちジャンプの4人。
切り裂きを2度避け、鎧サイアークの胸部にパンチプリンセス。吹き飛ばす。
ラブリブラスターを放つラブリー。なんと鎧を溶解する。うろたえサイアーク。
『パワーがダウンしてない!』とラブリー自身も驚きを隠せない。
リボンで縛られるサイアーク3匹。『いつもどおりの力が出せるわ!』と叩きつけるハニー。
『すごいですわー!』と叫んでるリボン。
『ドレッサーの力のお蔭だぜ!』と言うぐらさん。
『シャイニングメイクドレッサーの力を引き出せるまでに成長した彼女達は、自分自身の力もまた以前より高まっているんだ』と解説ブルー。
(メイクドレッサー初始動時、4人のペンクルクルポーズ回想)
『このまま突破するわよ』と突き抜けるフォーチュン。
後を追うラブリー達。
(プリンセスドロワーズない・・・それどころかノー)
『ブルーとハピネスチャージプリキュアが侵入しました。あなたを狙って』とディープミラーの報告を受け歯を食いしばるミラージュ。
ディープミラー『心配はいりません。あなたの忠実なる僕が奴らを残らず消し去ってくれるでしょう』と続ける。
濃い紫の霧。
『濃い霧ですわ』と言うリボン。
顔を庇って飛行中だったプリンセス『みんな! 逸れないように気を付け・・・てぇ?』と言って止まる。
『うわぁ、逸れちゃったよぉ!』とうろたえプリンセス。リボンも一緒。
『みんなー!』と呼んでるラブリー。
『まずいぜ、こんな時に強敵と出くわしちまったら・・・』と警戒ぐらさん。
下り立ったハニー。歩き出そうとしたら風が吹いたので顔を庇う。顔をあげるハニー。
彼女が見ている先にはファントムが登場。
『キュアハニー、お前か。ここまで来た以上、覚悟はできてるな』と言うファントム、刀を抜く。
『プリキュアハンターの名において、プリキュアはすべて、闇に葬り去る。この俺の手で』と目のアップ。
ここでアイキャッチ。
落ち込んでるミラージュ、去っていくブルーを見送る。光の涙ミラージュ。
唸りと共にソニックブームを繰り出すファントム。3度避け続け光のハートで相殺するハニー。
着地後、リボンで彼の剣を受け止めるハニー『傷はすっかり治ったみたいね』と安心しつつ『お願いここを通して!』と願う。
『ミラージュ様の願いはプリキュアの、そしてブルーの消滅! お前たちはここで果てるのだ!』と返すファントム。
爆発のエネルギーで攻撃、その反動で自分は離れていく。ハニー踏ん張るがそこに追撃の光弾。
着地して光弾を握り潰すファントム。
リボンクルクルでガードしていたハニー『あなたとは戦いたくない』と回転をやめる。
『でも、私達には先へ進まなくてはいけない理由がある。あなたが立ち塞がるというのなら全力で通らせてもらいます!』と叫ぶハニー。
分身して、テレポートハニー。構えるファントムの前に移動しドロップキック。
手甲でガードし反撃の突きを繰り出すファントム。その剣を受け止め後ろへ剣ごと彼を投げ飛ばすハニー。
振り向くハニー。
両者激突。互角のぶつかり合いを展開しつつ宙に上がっていく。ぶつかるマラカスモードバトンと剣。
『ミラージュ様の邪魔はさせん!』と言うファントム。
『このままじゃ、世界が不幸に染まりきってしまうのよ!』と反論ハニー。
『それがミラージュ様の願い! そしてそれを叶えるのが俺の願い!』と言い返すファントム。
また剣を受け止めるハニー。
『願い。それが本当にあなたの願いなの?』と問う。
目に彼女を映しつつ少し怯むファントム
『そうだ。それ以外、ない!』と光弾発射ファントム。
腹部で受け止めるが粉砕、その押された勢いそのままに上空へ上がるハニー。
緑色の光が輝く。そして虹色の光が広がったと思ったら中から光のクローバーが。
『神様が言ってたわ。不幸を放ち続ければ自分も不幸に飲まれるって、そうなる前に止めないと。ミラージュさんを大切に思っているのなら!』
とハニーバトンを構えてるハニー。
『大切だ。誰よりもミラージュ様を思ってる!』と剣で受け止めるファントム。
驚くハニー。
『ずっとそばで見ていた俺にはわかった。
変わってしまったミラージュ様が、世界の不幸を望み、憎しみのままに力を使うほどに・・・その心がよい深い憎しみ。そして悲しみに満たされていくのが』
と言うファントム。
(赤い闇に襲われるミラージュ、巫女からクイーンミラージュへと変化。紫の炎で燃える)
闇を青い光が切り裂いたと思ったらボロボロのプリチェンミラーアップ。
墓場にある今までに敗退したプリキュアの鏡カット。
剣を仕舞うファントム。
『ミラージュ様の願いを叶える刃となった。希望の戦士プリキュアを倒し、人の心を、そして世界を恐怖と絶望に染め上げる悪魔の刃、プリキュアンハンターファントムに!』
と語る。
彼の背には無数のプリキュアの鏡が。
その話をあんぐり顔で聞いてるハニー。
『ミラージュ様が世界の不幸を望むのなら、俺がその世界を作り上げればいい。
己の放った不幸に呑み込まれると言うのなら、俺がその役を背負えばいい。そうすれば、ミラージュ様はこれ以上苦しまなくて済む』
と決意を語るファントム。
その決意に心打たれる様子のハニー。
『ブルーを失い、ミラージュ様の心に開いた穴は、俺では埋めることはできない。そんな俺に、他に何ができるって言うんだぁ!』
と涙目から涙を散らし叫びながら拳を突き出すファントム。
クローバーは粉砕され赤闇の球体がハニーのもとへ向かう。
驚くハニーだが『これは、あなたの思いの強さ』とハニーバトンから光を消す。
『ミラージュさんへの、愛なのね』と目を瞑って受け入れるハニー。
上空で爆発。落ちていく一つの黄色い光。
無論ハニー。落ちていく彼女を赤闇が追いかけていく。それはあの拘束具。ハニーを地面スレスレに移動させる。
『もうこれ以上話すことはない。さらばだ、眠れ、キュアハニー』と言うファントム。
ポーズをとりエターナルゲージを発射する。
ブルーが突如現れバリアで防ぐ。激しく憎む表情のファントム。目を覚まし『神様?』と呼ぶハニー。
『ハニー、今拘束を解く』と言って前を向くブルー。
『ブルー!』と憎しみを全面に出して唸りながら太い光線を発射ファントム。
『お前がミラージュ様の前から消えなければ! 許さん! 俺はお前を絶対に許さん!』と言う。
『ファントム! 君はただひたすらミラージュの幸せのために。僕もミラージュに幸せになってほしい、心からそう思っている!』
と言うブルー。
答えずにまた強く睨むファントム。
『彼女はいままさに滅びに向かおうとしている。その事に君も気づいているのならば』
とっ続ける彼をまたまた(ry
『彼女を止めよう、一緒にミラージュを救おう』と誘うブルー。
『お前が! お前が言うなー!』と叫んで力を込めるファントム。
もう片方の剣(右)からも光線を発射しさらに太くする。
そして右手の剣を振りおろし一刀両断。辺りに砂塵が巻き起こる。疲れたのかガックリしてるファントム。
地割れ横に倒れているブルー。生きてはいるが辛そう。
『あと少しで、ミラージュ様の願いを』と剣を構えるファントム。
その前にテレポートし両手を開いて防ぐハニー
『ダメ。神様が居なくなったら、きっともうミラージュさんは悲しみから抜け出せなくなってしまうわ』
と言う。
『ミラージュ様の願いを』とプルプル震えながら剣の刃を光らせるファントム。
それを見て泣きそうなハニー
『辛かったんだね。大切な人が苦しんでいて、どうしていいか分からなくて・・・やっぱり私、あなたとは戦えない。私は、私はあなたのことも救いたい!』
と言った後『ラー!』と歌いだす。
すると辺りに光が広がりファントムの剣が光になって消えてしまう。
光るハニー。
それで何かを察したのか飛び立つラブリー。プリフォも後を追う。
目を瞑っていたが開くファントム。
『あなたもずっと苦しんでいたのね。ミラージュさんと一緒に。愛がくれる暖かな気持ちを、幸せをなくしてしまった悲しみの中で』
と言いつつ手を取るハニー。
驚くファントム。
『だけど悲しい思い出になってしまった愛も幸せも、もう1度暖かい輝きを取り戻せる。私達そのお手伝いに来たんだから』
とニッコリハニー。彼を見る。
『本当にお前たちはミラージュ様を救ってくれるのか?』と問うファントム。
『えぇ。私達はみんなの笑顔を守るために戦っているんだもの。
ミラージュさんの笑顔だって取り戻して見せるわ。だから私達同じね。あなたもミラージュさんの笑顔の為に頑張っていたんだよね』
と言うハニー。
『笑顔・・・』と呟くファントム。ハニーの手を握る。
だがディープミラーの顔が現れたと思ったらファントムの目が赤くなる。
そしてファントムは苦しみだし光を闇に変えハニーをエネルギーで弾き飛ばす。
彼女を救うピンクと青の光。
勿論ラブプリ。
『ハニー!』と呼ぶプリンセス。『みんな』と呼ぶハニー。降りてくるリボン。
ハニーが見上げるそこには目が赤いファントム。
『ファントム!』と呼ぶハニー。
『得体のしれないパワーを感じるですわ。怒りや悲しみを燃え上がらせるような不気味なパワーを』と言うリボン。
ディープミラーの目が彼の前に映る。
急にあられたフォーチュン『ファントム・・・』と呼んで見上げてる。
『フォーチュン!』と心配するハニー。『大丈夫』と言うぐらさんを見る。
腕をクロスさせるフォーチュン。
『プリキュアー!』と叫んで紫の炎を発射するファントム。
両腕を腰横に持っていくフォーチュン。所謂押忍の構え。
イノセントフォームに変化する4人。
迫ってくる紫の炎を翳した掌で消し去るフォーチュン。
『かつて私は、ただひたすらあなたを倒す強さを求めていた』と手を挙げた状態で言う。
彼女が前に手を突き出すとファントムの闇のオーラが吹き飛ぶ。
唸りながら再度、赤闇を纏い迫ってくるファントム。
エメラルドイリュージョンを発射して彼を閉じ込めるフォーチュン。
『あなたも大切な誰かのために苦しみ、ずっと1人で闇の中をさまよっていた』と言う。
中で苦しんでるファントム。
『今は私もハニーと同じ気持ち、あなたを包む闇を打ち払う!』と言うフォーチュン。
上がってくる3人。同意の模様。
『思い出してファントム、暖かな気持ちを。そしてあなたの願いを!』と言うハニー。
イノセントプリフィケーション発射。
叫ぶファントム。真っ白な世界で漂っている。あたりにはキラキラの光が漂っている。
『そうだ、俺は・・・』と目を開くファントム。
彼の前にシルエット。それは巫女服の・・・ミラージュだった。ニッコリミラージュ。
(影が真っ黒→僅か→消滅と2段階で晴れていく)
手を伸ばすファントム。
半開きの目で『もう1度ミラージュ様の笑顔を、あの日の笑顔を、ただそれだけを見たくて、それが俺の・・・』と手を伸ばすファントム。
消え去る彼の手。
黒にフェードアウト。すると一枚の花弁が通過。
完全な暗闇で『あなたの願い、やっと聞けたね』と言うハニーの声。
目を開くとそこにはハニー達の姿。ハニー以外は驚いている。
『ファントム、あなたって・・・』と言ってるフォーチュン。
『妖精だったの!?』とプリンセスが続いて驚く。
(そらもうビックリですわ)
涙目ファントム妖精。
『そうだったのか! 君はミラージュの!』と納得ブルー。
涙を拭いながら『そうだ。ミラージュ様のパートナー、ファンファンだ』と名乗る。
また涙目になって
『ミラージュ様の笑顔が消えて、俺どうしていいか分からなくて、とにかくミラージュ様の言うことを聞いてあげることしかできなくって』
と泣き出す。
『泣いている暇はないわよ』と言うフォーチュンの声。
『ミラージュを助けたいんでしょ?』と聞くプリンセス。
『私達と一緒に行こう!』と誘うラブリー。
立ったハニー『ミラージュさんの笑顔、あなたの願いを叶えるために!』と言う。
あんぐりファンファン、嬉しそうな顔の後うなずく。
門の前の一同カットで黒フェードアウト。
いきなりディープミラーのアップ。
『報告いたします。ファントムが敗れ去りました』と報告。
ステッキを握りしめるミラージュ。
ディープミラーとミラージュが居る部屋のカットで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
左、将来有望
第42話『幻影帝国の決選! プリキュアVS三幹部!』
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