(2017年9月10日放送)
脚本:田中仁 演出:畑野森生 作画監督:川村敦子
アクションいちか
最後はやっぱりいちか話。
さとみママが本格登場。
本枠の唯一の母親枠ですが、声付き登場は数えるほどしかなく・・・。
行動と親としての気持ちに矛盾を感じるかも知れないけど
人の親だって1人の人間だし、自分のやりこともあるよね?
というのが個人的な感想。
収録DVD
(DVDは32話~33話同時収録)
(BDは25話~30話、32話~36話同時収録)
アバンタイトル
いつもの(今日はBGMなし)。
(デコられたクッキー達、キラキラルで固められるカードモンスター、壁粉砕する5人、ニヤつくエリシオ、揃って攻撃するホイジェ)
白背景からフェードイン。
『いちか、いつも笑顔でいなさい。いちかが泣いたらね、パパもママも友達もみんな悲しくなるの』とさとみママの声。
泣いている幼女いちか。
『はい』とさとみママがこっちを向くと『あ』と泣き止む。
イチゴケーキ。
『いちかが笑ったら、みんなも楽しくなるわ』と言うさとみママ。
『ホントに?』と聞くいちか『そう。だからいつも笑顔でいなさい』と教える。
あんぐりいちかがフェードイン。
『どうしたの、そんなにメソメソして? お姉さんに欲しいケーキを伝えて頂戴』と言ってる母親。
半泣きで後ろに隠れる少女。
『はい』とりすプリンとペコリンドーナツを差し出すいちか。
それを見た後、いちかの顔を見る少女。
『うふふ、試食してみる?』といちかに聞かれ目を輝かせる。
で、バスが止まったら誰かが走って降りてくる。
買い物袋を持った源一郎パパがダルそうに歩いている。
『おとうさーん!』の声に前を向くと『お、おま!』と驚く源一郎パパ。
『よろしく!』と巨大リュックを渡して去っていく女性。
『お~い、ちょっとー!』と声をかける源一郎パパ。
走っていた女性は止まって何やら見る・・・それはいちか達5人がキラパティ前で撮った記念写真。
写真をどけるとそこにはキラパティと先の親子客がいたりする。
『ここね!』と息切れさとみママ。
誰かが入ってきて『いらっしゃいませ!』と出迎えるいちか、『あ!』と驚く。
息切れした後、メガネを取るその顔はさとみママ、ニッコリ。
『お、お、お、お、お母さん!』と驚くいちか。
『お母さん?』とあきら、『うん?』とゆかり、『お母さんって』とひまり、『外国でお医者さんをしてる?』とあおい
が反応。
『ただいま、いちか』といちかにカウンター越しに抱き着くさとみママ。
あんぐりいちか、我慢できずに泣きそうになるが、腕に力を入れてなんとか堪えた様子。
腕アップでOPへ。
で、サブタイトル。
辛そうに耐えるいちか、それに気づいてか離れるさとみママ。
『え、あ、えっと・・・お母さん?』ないちかにニッコリの後、『はじめまして、いちかの母です。娘がお世話になっています』と4人に挨拶する。
『聞いてないぞ~! いきなり帰ってくるなんて!』と荷物持ったまま登場する源一郎パパ。
頷きまくるいちかの横で『休暇が突然取れたのよ』と返事さとみママ。
『へえ~! ここがキラキラパティスリー。素敵ねいちかはどれを作ったの?』と店内見回しているものアップで聞く。
『スイーツのデコレーションはいちかちゃんがやってるんです』と教えるひまり。
『え、それじゃあこれ全部? すごいじゃない!』と喜ぶさとみママ。
あんぐりいちか『えへへ』と照れる。
両膝に手から立ちへ戻るさとみママ。
するとここでゆかりがハッとして『暫くこちらに?』と聞く。
『明日の昼までしかいられないの』と答えるさとみママ。
『そんなに早く!?』とあおい、『1日もないじゃないですか』とあきらが驚く。
辛さに耐えながら『じゃ、じゃあお店終わったら』と言ういちか。
だがあおいは『のんびりしすぎ! ほれ!』と待ったをかけ、いちかを突き出す。
口蓋垂アップで暗転。
んで夏の街カット。
袋詰めのpウサギのキーホルダーを手に鼻歌歌ってるいちか。
3人はどおかの店の外席に座っている。
『街をふらつくだけでいいのか? 遊園地とか行っても』と指摘する源一郎パパ。
『それじゃお話できないでしょ。いつもどおりがいいの』と返すいちか。
それを聞いて少し残念そうなさとみママ、少し元気を出し『それじゃ、ケーキの材料を買って帰りましょ』と提案。
『ケーキ?』な娘に『昔はよく作っていたでしょ?』と言う。
『あ!』ないちか。
フラッシュバック場面転換。
(1話:1年ぶり~のセリフと昔よく作ってもらったショートケーキの回想シーン、専用フレームイチゴケーキ。1年ぶりに会えるからだけ繰り返し)
白フェードアウト。
やっちまった顔のいちかアップ。
『しまった~!』ないちかに『どうしたの?』と聞くさとみママ。
『いやこっちの話』と誤魔化して『ケーキなら私が作るよ』と言い出すいちか。
『え?』なさとみママに『楽しみにしててね、お母さん』と言う。
『なら夕飯は父が腕によりをかけて』とヤル気になる源一郎パパだが『えぇ~、それじゃケーキが後回しになっちゃうじゃん』と嫌そうないちか。
『当たり前だろ、晩飯抜くのか?』と聞く源一郎パパ。
『ここぞとばかりに割り込まないでよね』といちかに叱られ『なんでー?』。
『プンプンプンプンプ~ン』とホッペ膨らんでるいちか。
んで夜の宇佐美家。
『あ~美味しかった。ごちそうさまでした』と箸を置くさとみママ。
『俺も腕上げただろう?』と聞く源一郎パパ。
『ええ、もう私より上手いかも』と煽てられ『そ、そんなにかあ?』と照れて笑い出す。
さとみママを見て嬉しそうないちか。
時間は午後8時7分くらい。
元気の無くなったいちか、溜息。すると電話が鳴って驚く。
『もしもし、ああ妻がお世話になっています』と電話に出る源一郎パパ。
『仕事先からだ』と教える彼に立ち上がり『はい』と受け取るさとみママ。
『もしもし、ああ、え? 今夜ですか? 今夜はちょっと・・・ええ、はい、では』と応対。
聞いていたいちか、不安で動揺顔。
電話を切るなり『急用か?』と聞く源一郎パパに『いいえ大丈夫よ』と返事さとみママ。
『そうか』と返し『いちか、疲れた顔してるぞ』と指摘『ケーキ作りは明日にしてもう休んだらどうだ?』と勧める源一郎パパ。
『え?』と窓に反射する自分の顔を見るなり『あ・・・ああ・・・』となり顔を横伸ばしにしてみるいちか。
閃いた様に顔を横にブルブル振り両頬を叩き決意。
部屋を出て『お母さん疲れてるでしょ? お風呂入れてきてあげるね』と去るいちか。
あんぐり見ているさとみママ。
夜中。
いちかの部屋前、ウサギキーホルダーと卒業写真カット。
寝ている髪下ろしいちかを撫でているさとみママ。
『寝ないのか? お前も長旅で疲れてるんだろう?』と心配源一郎パパ。
『もう少し』と撫でるのを止めないさとみママ『私のいない間に、この子はどんどん成長しているのね』と言う。
(卒業写真アップ)
夜空へカメラ移動し黒フェードアウト。
イルを抱いたまま、石柱前で動かないビブリー。
見ているエリシオの裏をグレイブの車が光となって高速移動していく。
俯いたまま身動き一つしないビブリーカットで黒フェードアウト。
卒業証書の上に卒業写真が落ちる。
『え? 外国に?』と驚くいちか。
『ええ。世界にはね当たり前の治療を受けられない人がたくさんいるの。いちかの卒業まで返事を待ってもらってたんだけど』と教えるさとみママ。
一瞬俯いて悩んだが『行ってきて、お母さん!』と後押しし
『すごいね!これからは色んな国の人の病気を治すんだね。世界を股にかけりヒーローだ! いやヒロインか・・・エヘヘ』
と元気を出すいちか。
実は涙が出ている。そしてさとみママも涙を浮かべ『ありがとう』。
『ヨッ、ハッ、トッ、ハァ~!』とポーズを取るいちか。
最後のパンチに合わせて
現実でも拳が突き出るいちか『あ・・・』と目を覚ます。
起き上がり卒業写真を見る。ニッコリないちかとさとみママアップ。
ニッコリ顔で『頑張れ! いちか』と飛び起きるいちか、頬を叩く。
『最高のケーキを作るぞ!』と決意。
飛んでいる鳥・・・と見せかけてキラリンとペコリンだったりする。
窓の外から見ているキラペコ。
キラリンは材料の散らかりに気付く。
いちかはオーブンに集中、チーンの音の後に開く。
『あぁこれじゃ、まだまだ膨らみ方が足りないよ!』と残念そうないちか。
『キラキラル少ないペコ』とペコリンに指摘され『え?』と驚く。
時間は8時45分。
『え! お母さんの出発までもう時間が! 喜んでもらいたいのに』と焦るいちか。
『ケーキにキラキラルが宿らない理由は1つキラ。いちかの気持ちの問題キラ』と指摘キラリン。
『え? 私の?』と振り向くいちか、萎むケーキ生地アップ。
ここでアイキャッチ
本を読んでいるさとみママ。
『空港に行くのは何時だ?』と聞く源一郎パパに『12時には出ないと』と答えるさとみママ。
『そうか・・・』と残念そうな源一郎パパ、『ふふ、大丈夫よ』とポジティブさとみママ。
するとドアが開く音。
『できたの?』と聞くさとみママ。
落ち込みいちかが入ってくる。トレーの上には萎んだスポンジケーキ。
あんぐりな両親。
『何度か・・・何度か作り直したんだけど・・・上手くできなくて・・・』と泣きかけいちか
ハッとして涙を拭い作り笑い、そして萎みスポンジケーキアップで
『ごめんね! ごめんね! お母さんに私のケーキ、ご馳走したかったんだけどさ上手く・・・上手くできなくって』と頑張ろうとしたが我慢できなかった。
娘の異変にあんぐり顔で立ち上がるさとみママ。
妻を横目で見たあと、立ち上がる源一郎パパ。
『いちか』と歩み寄って頭を撫で歯をむき出しでニヤつき『昨日からずっと我慢していたな無理するな』と言い2人に背を向ける。
『俺は少し出てくるから』と部屋を出る。
あんぐり見送るいちか、棒立ち。
萎んだスポンジケーキトレイカットから横顔で右カメラ移動。
『大きくなったわね、いちか』と言われ振り向くいちか。
『ほんの、ほんのわずかな時間だと思っていたけれど大きくなったわ』と優しい顔でニッコリさとみママ。
『え、そんなこと・・・』と驚くいちか。
抱き締められてビックリ。
引きカット。
『お母さん・・・』と呼ぶ娘にアップで『ありがとういちか、こんなに優しい子に育ってくれて』と顔を左右に動かすさとみママ。
我慢できずに涙を流し『ごめんね』と謝る。
『どうして? どうしてお母さんが謝るの?』と聞くいちか。
『寂しかっただろうに、もっと甘えていいのに・・・私の為にずっと笑顔で頑張って』と堪え切れずにまた抱き着く。
『だって・・・だってさ、お母さんが教えてくれたんだよ? 私が笑顔で居ればみんなも笑ってくれる。
みんなが笑ってくれると、私も笑顔になるんだ。だからお母さんが笑顔で居て、笑顔でまた出かけてもらうんだ~!』
と大泣きいちか。
皿を落とし、2人は抱き合ったまま座り込む。
泣き声が外まで聞こえており、源一郎パパはニッコリで太陽に向かって両手を大きく上げる。
で、キラリンペコリンは笑顔で空に向かって上がっていく。
BGMそのままに人差し指立ていちか、さとみママに何かを伝える。
ニッコリさとみママ。
いちかはそのままキッチンに戻りリベンジ。
自信満々の顔で見ているいちか。
鐘が鳴る。揃って診ている宇佐美家。
『そろそろだな』と言う源一郎パパ。
ここで警笛が聞こえて、振り向くなりグレイブの車に気付くいちか。
『グレイブ!』と心の中で呼ぶ。
『いちか?』と呼ぶさとみママに『お母さんこれ』と箱を渡す。
『飛行機に乗る前に食べてね』といちかに言われ『え?』と返すさとみママ。
『見送りに行かんのか?』と不思議がる源一郎パパ。
『ううん』と返事して一旦下がり
『私ね、お母さんの仕事ホントにカッコイイって思ってる。私もさ、キラパティとかやって、前よりもちょっとは分かるよういになったかなって』
と苦笑いちか。
『それでね、私にもやらなきゃいけないことがあるんだ』と娘に言われ嬉しそうなさとみママ。
『だから、行ってくる!』と告げる娘に『いってらっしゃい』とニッコリ。
『うん!』といちかもニッコリ。
キラキラルが撒き散る道を走っていくいちか、グレイブカーを発見しスイーツパクトを構え変身。
飛んでいる車に『やめてー!』と言い先回りホイップ。
『うん?』なグレイブ。
勇気が君を待ってる開始
ここで残りの4人、そしてキラリンがパルフェに変身し6人が揃う。
『来たな! プリキュア』と言いグレイブがネンドモンスター召喚。。
今日はケーキ型。
飛んでくるネンドモンスターに『みんなのキラキラルを返しなさい!』と迫るホイップ。
辺りに飛び散るキラキラル。
ネンドモンスターの蝋燭火炎放射。
ショコラが5人の前でキラキラルバリア。この隙に5人がジャンプで飛び上がる。
マカロンがキャンディロッドからキラキラル攻撃、ジェラートも。
4本の蝋燭火炎放射で反撃ネンドモンスター。
この火力を抑えきれず3人とも吹き飛ばされる。
参戦したカスタードも以下同文。
『いくよ!』とホイップに言われ『ウィ!』と返事パルフェ。
まずパルフェがキラキラルリングで縛り上げ、ホイップがキラキラルで固める。
そこから砲丸投げの要領で地面に叩きつけ。
キラキラルの上に着地ホイップ、『あ!』と驚く。
ピンク色から焼けているのかきつね色に変化、炸裂し炎が上空へ飛んでいく。
飛ばされこそしたが後ろ滑りで着地のホイップ。
回転し口を開いて、左右の蝋燭1本ずつを結合し大きな蝋燭へと変化させ、口の中に収納。
巨大な蝋燭にしそこから大きな火炎放射。
『ハー!』と迎え撃つホイップ。
勢いに負け後ろに滑っていく彼女を『ホイップ!』と心配するカスタード・ジェラート・マカロン。
『大丈夫! こんなの全然!』と返すホイップ。
空港。
待合で紙箱を開くさとみママ。
嬉しそうな顔、中身はおかあさん大好き!と書かれたケーキだった。
大変な状況でニヤつくホイップに『何だ! その笑顔は!』と怒りのグレイブ。
『勝利の笑顔よ! 私はみんなを笑顔にしたい! だから戦うの!』と押されつつと返事。
ここで結晶がウサギ型へ変化。
叫ぶとキラキラルが太くなり、あっと言う間に競り合いを制した。
衝撃で何度も回転し目が回るネンドモンスター。
勇気が君を待ってる終了
ホイップの『みんな!』に『うん!』と答える一同。
ワンダフルアラモードで撃破。
『プリキュアめ!』と光になって去るグレイブ。
集まってる6人。
みんなで見ているのはウサギの結晶。
『私のも変わった。私の結晶も変わったよ!』と喜ぶホイップ、みんなも嬉しそう。
で、飛んでいく飛行機。
さとみママは席にて嬉しそうに目を閉じている。見送る6人。
『お母さん、行ってらっしゃい』と笑顔のホイップ。
見送る6人の引きカット。
灰色の世界。
『光の心を闇に染める。それがあなたの望みなのですねノワール様』と言ってるエリシオ。
すると落ち込んでるビブリーは一瞬で闇の中に連れていかれ
『あ!』と驚く。
目の前に居たノワールに『ノワール様』と気付く。
『次が最後だよ。君の全てをかけて彼女達を消すのだ』とエネルギーを注ぎ込むノワール。
『アァ~!』と絶叫ビブリー。
赤いオーラを纏う彼女に『私への愛の証として、プリキュアを倒すのだ』と命令ノワール。
『はい、ノワール様!』と悪人顔のビブリーアップで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
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第32話『キラッと輝け6つの個性! キラキラルクリーマー!』
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