(2017年10月22日放送)
脚本:村山功 演出:宮元宏彰 作画監督:松浦仁美
>H<
映画とクロスオーバー作品。
今まで、映画の内容が物語の一部で反映されるというのはありましたが
映画キャラの声付きで登場するのは初。
ラスト的にここから映画へ繋がるようです。
(当然これもシリーズ初)
収録DVD
(DVDは38話~39話同時収録)
(BDは38話~49話同時収録)
アバンタイトル
いつもの。
(校舎アップ、飛び込んでくる人狼ディアブル、唸るホイップ、消えていくディアブル)
街はHAPPYHALOWEEN(ハッピーハロウィン)や飾り付けがされている。
(交互に2パターン紹介)
Ciel de reve AND KIRAKIRA Patisserie ハロウィンコラボレーション
と書かれている看板。
『ハッピーハロウィーン!』と一同の挨拶で店へ一気にズームアウト。
『お待たせしました』とニッコリあきらに拍手を送る女性2人、『ごゆっくりお楽しみください』と言うあきら。
『ありがとうございました』と商品を渡すひまり。
『いやー、こんなにお客さん来るなんて』とホルホルあおい。
『明日ハロウィンってこともあるけど、ほとんどシエル目当てね』と分析ゆかり。
『さぁ行くよ!』と宣言シエル、生地をフォークでまるでリボンの様に操る。
『すごーい!』といちか、『おお~!』と客達より拍手と歓声が送られる。
『できた!』と言うシエル、さきほどの生地をスイーツの上に乗せる。
専用フレーム登場。
『ハロウィンの木漏れ日、フォレダロウィーン』と命名シエル『ボナペティ』とピースウインク。
木の上のキラパティ、木の葉の中から顔を出す長老とペコリン。
『キラキラルがいっぱいペコ』とペコリン、『一緒に店をやろうというアイディアは大成功のようジャバ』と長老が言う。
ニッコリいちかとシエル。
『わぁ~! 魔法みたい』と女の子がやってきて『お姉ちゃんすごい』と称賛。
『え? メルシー!』とニッコリシエル。
『あ、キラッと閃いた』と手を叩くいちか『ねえシエル』と耳打ち。
『ボン!』と嬉しそうなシエル。
添えられるカボチャスライスのリンゴ。
『かわいい~!』と更に称える女の子、さっきとは違う専用フレーム登場で『わあ~』と感激。
『リンゴの酸味や爽やかさはカボチャにもピッタリ。ナイスアイディア』といちかを褒めるシエル。
ニッコリして『それに』と前を向いてるいちか、彼女の視線の先を見るシエル。
『わぁ~』と女の子の感動は収まらない。
『うん、パルフェ』とシエルも嬉しそう。
だが『ノン!』と誰かが足踏み。
みんなが見ている中『洗練さに欠けたデコレーション。とてもパルフェとは言い難いわね』と評価する金髪の大人の女性。
『え! マダム・ソレーヌ!?』と驚くシエル、『え、マダムって誰?』といちかが反応。
『久しぶりね、パティシエ・シエル』とサングラスを外すマダム・ソレーヌのアップでOPへ。
で、サブタイトル。
『お待たせしました』と接客中ビブリー、『あ、ちょっと』とシエルの声で振り向く。
『誰?』なビブリー。
『これが、あなたの店?』と問うマダム・ソレーヌに『え、ええ』と返事。
『なるほどね、悪くはないけどあなたには小さすぎるんじゃない?』と見回しながら評価マダム・ソレーヌ。
『お客様~順番は守ってくれないと困るんですけど~』と注意ビブリー。
『スタッフはまだ教育が足りないみたいね』と評され『はぁ~? なんですって~!』とブチぎれ。
『まぁまぁ』とあおいとあきらに止められ、『ちょっと~!』と去っていく。
『シエル、あの人は?』と聞く。
『私が前に居たフランスの店のオーナーよ』と説明シエル。
『え!?』と驚くいちか、『一体どうして日本に?』と歩きながら聞く。
『迎えに来たのよ、パティシエシエル。あなたをね』と答えるマダム・ソレーヌ。
『え』と驚く一同、遅れて『えー!』とシエルも驚きの声。
んで閉店後。
『歴史あるスイーツの都・パリ。超一流のパティシエ達が鎬を削るスイーツの中心地。中でもパリジャン・パリジェンヌに愛されたのがパティシエ・シエル。
彼女のスイーツを食べるために人々は大行列を作り、スイーツのセーヌ川と呼ばれました』。
(エッフェル塔、凱旋門、ウインドウ、ドア周辺、シエルの店全景、シエルイメージ、行列)
とナレーションマダム・ソレーヌ。
『シエルのお陰でパリは活気づき、その経済効果は計り知れない! そんなあなたが何故ここに!』と問う。
『う、それはその・・・』と返事に困るシエル。
『なんかスゴイ話してるな・・・』と困り気味あおい。
『ピカリオとかプリキュアのことは言えないペコ?』と聞くペコリン、『ジャバな』と頷く長老。
『あなたがいないお陰でどれだけの損失がでているか・・・大体なんなのこの店』と辛辣な態度のマダム・ソレーヌ。
『あ、はい! 私達のお店でキラパティと言います。今はハロウィーンの飾り付けなんです。どうですか?』と軽いフットワークで説明いちか。
『ありえない』と一蹴され『な!』。
『騒がしくて芋臭くて、洗練さに欠ける。パリでは考えられないわ』
『む、なんだ! ケンカ売ってんのか?』と怒りのあおい、『まぁまぁ』とストップかけるひまり。
『ここにあなたの夢と希望があって?』と問うマダム・ソレーヌ。
『夢と希望?』と繰り返すいちか。
『とにかくパリには戻らないから。それにいちご坂はとっても良い街よ、パリにも負けないくらい』と返事シエル。
『良いこと言う!』とあおいが称え、『うんうん!』といちかが同意。
『そう、じゃあ見せてもらおうかしら』とマダム・ソレーヌに言われ『え!』と驚く2人。
『この町のどこがパリより優れているのか』と続けるマダム・ソレーヌに『う、分かったわ』と返すシエル。
『よ、よ~し行ってみよう!』と手を上げるいちか。
右スイーツライン場面転換。
『いきなり我が家で恐縮です』と恥ずかしそうないちか。
『エイ、ヤァ、エイ!』と門下生一緒に稽古中のシエル。
『ジャパニーズカラテ』と言ってるマダム・ソレーヌ。
『ハー、エイ、エイ、エイ!』と汗散らしながら3連発決めるシエル『どう? 日本の文化が学べて素敵でしょ?』と問う。
『で?』と逆に問うマダム・ソレーヌ『スイーツ作りに何の必要が?』と冷静な指摘。
『うう! あ~うぅ~えーと、う~んあ~』と答えられないシエル。
『次行こう次~!』と誤魔化すいちか。
右スイーツライン場面転換。
『気を取り直して、いちご坂の商店街です! 今はハロウィーンでとっても華やか!』と引きカットでいちか解説。
『ささ! ずずずいーっと』と促す。
『これがこの町のメインストリート?』と問われ『はい!』。
『で、交通量は?』と聞くマダムソレーヌに『え?』なひまり。
『店舗数は?』と続く質問に『えーっと50軒くらいでしょうか?』と答える。
『シャンゼリゼ通りには遠く及ばないわね』とハッキリマダム・ソレーヌ。
『そこと比べられても・・・』と困るあきら、『う~まだまだ~!』といちかは諦めない。
右スイーツライン通過。
『さぁ、次はこの商店街一の青果店!』といつもの店紹介。
『どれも鮮度抜群よ』と紹介シエル。
すると『シエルちゃん、頼まれてたアレ入ってるよ』と店主が出てくる。
『本当?』と坊ちゃんかぼちゃを覗いて『ボン!』と喜ぶ。
『良い感じに熟しているよ』と教える店主。
『良い物が揃ってるようですが、パリの市場に比べたら品揃えは圧倒的に少ないわ』とまたも褒めないマダム・ソレーヌ。
『確かにいちご坂はパリと比べると小さな街かもしれません。だけど住む人の心の温かさだとか、良いところは沢山あります』
と主張あきら。
『うんうん』と頷くひまり。
『それが何?』と返してくるマダム・ソレーヌに『え?』なひまあき。
『それがパリよりも価値があるとでも?』と問うマダム・ソレーヌ。
『いや、そういうわけでは・・・』とあきらが返事。
『どうして、そんなにパリに拘るんですか?』とゆかりが聞く。
『天才だから』と即答マダム・ソレーヌ、驚く5人に
『才能のあるものは最高のステージに立つべき。それがパリにはある。彼女を初めて見た時は驚いた、それはもう驚いた』と空を見る。
回想。
そこはパリの家。
『その頃、私は新しくパリにオープンする店の為に優秀なパティシエを探していた』とマダム・ソレーヌのナレーション。
『答えはノンだ!』と金髪男性。
『パティシエ ジャン=ピエール! あなたの才能はもっと多くの人々の味わってもらうべきです。スイーツ界の大きな損失です!』
と説得マダム・ソレーヌ。
『くどい、私は私のスイーツを極めるのみ! お引き取り願おう』と返すジャン。
『待って!』と止めようとしたマダム・ソレーヌは奥の机で作業してるシエルを発見。
彼女のお菓子を見て『あ!』と気付くマダム・ソレーヌ。
『できた』と汗を拭うシエル。
『あなた!』と机を叩くほどの勢いで来て『トレビアーン! この子はお弟子さん?』と聞くマダム・ソレーヌ。
『私は弟子を取らぬ主義!』と塩対応のジャン。
『ジャン=ピエールさんの工房をお借りしてスイーツの修業をしています。一流のパティシエになるのが夢で』と帽子を取るシエル。
それを聞いて嬉しそうな顔になり『だったら私の店に来なさい』とスカウトしようとする。
『え』と驚くシエルを『あなたなら、すぐにパティシエになれます。私とくればあなたの夢・希望、何でも叶えることができる!』と説得。
『夢・・・希望・・・』と復唱シエル『う~ん』と考えジャンを見る。
『好きにするがいい』とジャンは言う。
『うん!』と頷くシエル。
『シエルはすぐに店を代表するパティシエになりました』とパリの店行列カット。
『パルフェ、大したものね』と称えるマダム・ソレーヌ。
『ありがとうございます。でも、まだまだパルフェじゃない』と返すシエル。
『ところがある日突然、世界を見て回りたいと置き手紙を残して彼女は消えた』とマダム・ソレーヌナレーション。
現在の空に戻る。
『随分捜したわ。でも、一体なぜこの街に拘ってるのか・・・』と困り気味のマダム・ソレーヌ。
『今度パリで開かれる世界パティシエコンテスト。勿論、シエルも招待されました』とチラシを見せる。
『え?』と彼女を見るいちあお。
『これは彼女にとってとても大きなチャンス。何かを得るためには何かを捨てなければならない。ここに留まっていてはシエルの夢と希望は叶わない』
と語るマダム・ソレーヌ。
『いやー良いのが手に入ったわ』と満足そうなシエル、『うん、どうしたの?』と聞く。
そこには俯いてる一同。
『うん?』と首を傾げるシエル。
ここでアイキャッチ
シエルの店前。
『これって?』とチラシ見てるシエルに『あなたには相応しいステージがある』と言うマダム・ソレーヌ。
『え?』と顔を上げるシエル。
『私があなたをそこに連れていく。良い返事期待しているわ』とマダム・ソレーヌは去る。
ドアが開いてて一部始終見えてるので横目で気にしてるビブリー。
キッチン。
『は! い、いちかちゃん!』と指摘ひまり。
『うわ、やっちゃった!』と気付くいちか。
『お疲れペコ~』とペコリンがやってくる。
『どうジャバ? 子供たちへ渡すクッキーの準備は? うん、シエルは?』と気にする長老。
『シエルはソレーヌさんと2人で話してる』と答えるいちか。
『ジャバ?』『ペコ?』な長老とペコリン。
すると『ごめんごめん』とシエルが入ってきて『遅くなっちゃった。私も手伝うわ』と言う。
『ソレーヌさんは?』と気にするあきら。
『また明日来るって』と答えるシエル『そっか』と返すあおい。
『ちょっと強引なのよね。でも悪い人じゃないのよ。今の自分があるのもマダム・ソレーヌのお陰だし』とマダム・ソレーヌの人柄を教える。
『ねえシエル、どうしてキラパティを手伝ってくれるの?』と気にするいちか。
『え?』なシエルと『い、いちかちゃん!』と止めようとするひまり。
『だって! シエルは超一流のパティシエなんだよ? パリでも大人気だし自分のお店も持ってるし。ねえシエル、シエルの本当の夢って何?』
と気にする理由を語り、シエルに問う。
『本当の・・・夢・・・』と復唱シエル。
時計は5時、夕焼けのいちご坂、まもなく夜の星空から宇佐美家カットへカメラ移動。
『ウン!』とベッドにダイビングいちか、『うわ~もう、なんであんなこと言っちゃったの~!』と頭をかきむしる。
『ハァ・・・』と仰向けになると目の前に居たウサギが首を傾げる。
空中でピョンピョン跳ねるウサギを手に乗せて『ごめんね心配かけて』と謝るいちか。
意味が分からないのか首を傾げピョンピョン跳ねるウサギ。
いちかはウサギじっと見て、ひまりはリスが膝の上で『ハァ』、あおいは肩にライオン乗せてギター練習
ゆかりは縁側で足の上にネコなでなで、あきらはベランダでコップ片手に犬と外を見て、シエルは『パタ? パタ?』なペガサスを肩にコンテストチラシを見ている。
『シエル、あなたには感謝してる』とマダム・ソレーヌの声。
そのまま回想突入。
『え?』なシエルに『もっと高み、目指しましょう』と前を見据えるマダム・ソレーヌ。
その言葉に満足そうに前を向き『ウィ!』と答えるシエル。
2人が居る高台からエッフェル塔に向けカメラが上移動。
回想終了。
『ハァ』と溜息シエルに『らしくないわね』とビブリーが口元アップで指摘。
『あ、ビブリー』と気付くシエル。
『良い子ちゃんぶっちゃって。やりたいようにやりなさいよ、あんたの夢なんだから』とツン助言。
『あ・・・!』とハッとするシエル。
『他人なんて関係ないでしょ』と続けるビブリー。
『ビブリー・・・ありがとう』と感謝され『な! べ、別に励ました訳じゃないわよ!』と必死で否定しようとする。
『バッカじゃないの! フン!』と慌てて去る。
『そっか、そうだよね。うん!』とニッコリシエル。
用意される坊ちゃんかぼちゃを見て『パタ?』なペガサス。
『よーし!』と袖まくりシエル。
カボチャを縦に切り、中身をくり抜く。
長老と一緒に覗き『何やってるペコ?』なペコリン。
シエルはすっかり満足そう。
シエルの店引きカット。
朝日に照らされ『え! これって?』と驚くいちか、残りの4人も一緒。
『どう? チャレンジしてみたの。坊ちゃんカボチャのパンプキンプリン。トッピングはまだだけどね』と完成品の群れアップ。
『アシェット・デ・セールじゃない』とプリンへ歩み寄るいちか。
(アシェット・デ・セールはフルコースで最後に出されるデザートのことだそうで)
『そりゃそうよ! だってキラパティで出すメニューだもの』と笑顔シエル。
『は! どうして?』と複雑な表情で聞くいちか、『りんご』と答えるシエルに『え?』。
『あの発想は私にはない。キラパティに居ると毎日新しい発見がある。みんなに刺激をもらえる。新しいことにチャレンジできる。パティシエとしてもっと高みに連れて行ってくれる』
と語るシエル。
涙目で『シエル・・・』と呼ぶいちか。
『ふふ! さあ仕上げはこれからよ、手伝ってくれる?』とニッコリシエルに嬉しそうな顔で『うん!』と頷く。
『青春ジャバ』と言う長老。
すると、パンプキンプリンからキラキラルが奪われる。
『あ!』と驚く一同。
『この気配は!』とペコリンと振り向く長老。
店の外に出てきた一同、『あ、エリシオ!』と呼ぶいちか。
『子供たちへのクッキーまで!』と気付くシエル、辺りはキラキラルを抜かれたクッキーの袋が散乱。
『トリックオアトリート、キラキラルを渡さないとイタズラしますよ』と袋片手に挑発エリシオ。
クッキー素体にカードモンスター召喚、今日はカボチャ。
(カボチャクッキー?)
『ノワール!』と降ってくるカードモンスター。
『みんな』とシエルが呼び、『いくよ!』といちかが言う。
6人揃ってアイテム取り出し変身。
飛び上がりロケットクッキーを飛ばすカードモンスター。
マカロンショコラが『フッ!』とジャンプで回避し、『ハァ~!』とキラキラルで迎撃。
それを避けて、急浮上からのロケットクッキー。
空中で狙われたが『エーイ!』とカスタード、『ハァ!』とジェラートが破壊。
同時着地から『大丈夫ですか?』と聞くカスタード。
『ええ』と答えるマカロン。
パルフェエトワール発射。
首を拘束されるカードモンスター。
『今よ!』と指示を受け、地上を走っていたホイップ、ジャンプしてキラキラル発射。
だが頭と体を分離してそれを回避するカードモンスター。
『別れた!』と驚くホイップ。
地上の4人に向け落下していく胴体、驚きの声をあげるホイップ『みんな!』と心配。
『おや、よそ見ですか?』と余裕のエリシオ。
伸びてきたカードが触手へと変化しホイップとパルフェは拘束される。
そのまま地上へ落ちてしまい呻いてる2人。
『ふふ、そう上手く、事は運びませんよ』と余裕のエリシオ『さあ、どうします?』と問う。
悔しそうに見上げてるホイップとパルフェ。
笑ってるエリシオ。
この両カットを2回繰り返す。
『これならどうだ!』とジェラートの声に、カボチャ側へ振り向いて『何!』と驚くエリシオ。
砂塵が下から出ている。
4人が必死にカボチャ胴体を持ち上げている。
『今だ!』と言うショコラ、ジェラートの氷パンチで打ち上げられた胴体がカードモンスター顔の右頬に直撃。
横へ大回転。
この隙にマカロンジュリエンヌでホイップとパルフェの拘束を解除。
『取れた!』と喜ぶパルフェ、『今だ!』とホイップが言う。
アニマルゴーランドで撃破。
『今日のところはお暇しましょう』とジャンプで去るエリシオ。
戻っていくキラキラル。
『あぁ、良かった』と喜ぶいちか。
『さあ、トッピングどうしようか』とパンプキンプリン片手に言ってるシエル。
『スイートパンプキンとかどうでしょうか?』と聞くひまり。
『ボン』とシエル、『いいね!』とあおいが同意。
『あ、キラッと閃いた!』といちかが言い出す。
『ハッピーハロウィン』と動物デコのパンプキンプリンを差し出すシエル。
『どういうこと? これは・・・』と問うマダム・ソレーヌ。
『ハムスターパンプキンプリン、私が作ったの』と答えるシエルに対し『あなたがこれを?』と作品を見る。
『トッピングのハムスタースイートパンプキンはいちか達のアイディア』と教えるシエル。
『いや~小さいけどみんな優しいこの町をイメージしてみました』と後頭部に手のいちか。
『さぁ、ボナペティ』と勧めるシエル。
『華麗なアシェット・デ・セールがあなたの魅力。それなのにこんな・・・』とショックを隠せないマダム・ソレーヌ。
だが食べた途端
『あ、ああ・・・この味・・・なんだかとっても懐かしい』と牧場時代の昔のイメージが蘇る。
『さすがね、素材の味を十二分に引き出してる。でもどうしてフランス産のバターを使おうと?』と評価し聞くマダム・ソレーヌ。
『風味はもちろんだけど、いちかに教わったのよ』と教えるシエルはいちかの方へ向く。
『わたし?』と自分を指差しいちか。
『相手の事を思う、大切さをね』とニッコリシエル。
目を見開くマダム・ソレーヌ。
『私はパティシエとしてもっと高みに羽ばたいてみせる。これが私の答えよ』と改めて意思表明シエル。
『ふふ、なるほど、わかりました。あなたの思うようになさい!』とマダム・ソレーヌに言われ嬉しそう。
『でも、大会には出て! キラパティとしてね』と続けるマダムソレーヌ。
嬉しそうな一同、『ウィ!』と返事シエル。
『ちょっと見ない間に大きくなって・・・パルフェ』とハムスターパンプキンプリンを見て言うマダム・ソレーヌ。
黒フェードアウト。
灰色の世界、こちらに背を向けて何かを眺めてるエリシオ。
『ふ、おやおや。何をしているかと思えば』と彼が見る先・・・。
闇のオーラが晴れ、スピーカー・タイヤ・最後にディアブルらしき顔エンブレムが登場しライトが光る。
悪い顔で笑ってるグレイブ『完成だ!』と悪い顔。
煙状で車に憑いているディアブル、唸る。
『良い鳴き声だ』と満足そうなグレイブとアップでまた吠えるディアブル。
それを遠くから見ているエリシオはアップでニヤついている。
~おしまい~
~今週のプリアラ。レッツ・ラ・デコレーション~
マジで作ったのね・・・
~今週のまたみてね~
ハムスターパンプキンプリン
第38話『ペコリン 人間になっちゃったペコ~!』
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