（２０１６年１０月２９日公開）
脚本：田中仁 監督：田中裕太 作画監督：上野ケン
アークマター
ＭＨから恒例となっているプリキュア映画の第１４弾。
東映アニメーション６０周年作品。
今年は去年から数を減らし２本立て！
構成は
ＣＧアニメ『キュアミラクルとモフルンの魔法レッスン！』
本編『映画 魔法つかいプリキュア！奇跡の変身！キュアモフルン！』
こっちが本編。
目玉はなんと言ってもモフルンのプリキュア化。
ですがソレ以外は出演声優も少なめで特に変わった展開もなかったり。
ただ、やっぱり絵はキレイだなーと。
ＤＶＤ
（左からＤＶＤ通常版、特装版、ＢＤ特装版）
サウンドトラック
いきなり変身バンク（ダイヤ）が展開。終わったところでタイトル登場。
（ちなみにこの影響か本編では変身バンクなし）
子供たちが逃げ回ってる中で歩き回ってるドンヨクバール。
箒に乗ったミラマジの体当たりで転倒。
独りでに飛んできた箒の上に着地し腰に両手のミラクル。
前髪を払いポーズを決める
するとみらいのフルネームテロップ登場。
『私、朝日奈みらい！ 伝説の魔法使い、キュアミラクルになったの！』と高橋さんナレで私服から魔法学校制服に変化みらい。
（同時にテロップもみらいからミラクルに変化）
ミラクルパンチを繰り出すが風船の体で弾き返される。
そんな彼女を箒に乗ったまま回収し『気を付けて』と声をかけるマジカル。
『てへ、ありがとう』と感謝ミラクル。
『この子はリコ、魔法界から来た女の子。私と一緒にキュアマジカルになったの』と解説みらい。
（途中でテロップと衣装変化は一緒）
ジャンプで飛んでるミラクルと箒で飛んでるマジカルに送られる『頑張るモフー！』。
『この子はモフルン。ずーっと一緒にいるヌイグルミでプリキュアになった時に喋れるようになったの』とみらいナレ。
（変化薄めなので差分カッツ）
笑顔だったモフルンだが影が立ちはだかり『モフー』と慌てる。
吠えるドンヨクバールの前に立ちはだかり両手クロスフェリーチェ。
弾き飛ばされるドンヨクバールと『フェリーチェ！』と嬉しそうなモフルン。
『うふふ』と笑うフェリーチェ。
『この子ははーちゃん。妖精の子で変身してキュアフェリーチェになるの』と解説みらい。
（以下略）
上部の穴から大量の風船を投下するドンヨクバール。『ううううううわぁ～！』と慌てて逃げるミラクル。
この隙にマジカルが風船の口の結びを緩め空気が漏れる。
どこかへ飛んでいくドンヨクバール。
着地マジカルと共にミラクルが押忍ポーズ。
ダイヤモンドエターナル発射で撃破。
風船犬と神輿が戻る中。ミラクルはどこかの高台に着地、みらいに戻る。
後ろに下りてきたマジフェも元の姿に戻る。
『遅くなっちゃった』と言うリコ、『帰ろ！』と手を上げることは、『うん』とニッコリみらい。
『あ』と何か発見ことは、『へ？』と振り向くみらリコ。
空の彼方の流れ星カットで『流れ星！』なことは。
見上げたまま『何かお願いしたかったなぁ』と言うみらい。
『お願いって？』なことはと『んぁ～？』なリコに『流れ星が消える前に願い事を３回唱えると叶うって言われてるんだあ』と教える。
みらいの腕から地面へ着地し『みんなどんなお願いするモフ？』と聞くモフルン。
『え？』とみらい、『私は魔法の本が欲しいわね』とリコ、『あは！ じゃあ私もそれぇ♪』とことはが返事。
はしゃいでることはと一緒に『モフ～！』とはしゃぐモフルン。
『みらいは？』とリコに聞かれ『へ？』なみらい。
『願い事』とリコに言われ『私？ 私は～』と考えてると『また流れ星モフ』とモフルンが気付く。
本当に流れ星。
『ホントだ！』と言うことはと一緒に見て驚いてるみらリコ。
『魔法の本』を連呼することは。
『はや！』と驚き『えっと、願い事、願い事願い事・・・』と考えるみらいに『ねぇ、あの星近づいてきてない？』と目を細めるリコ。
『え？ まさかぁ・・・』と彼女を見ていたが『ホントに来てるー！？』と気付くみらい。
リコも慌ててる。
結局弾かれる形で転倒みらい。
『みらーい！』と彼女の上に乗って心配モフルン。
×字の光が落ちてきて星型に変化すると同時に光が散る。それはミラクルライトに変化。
手に取った３人『くま！』とことは、『熊だ』とみらい、『熊ねぇ』とリコが反応。
『モフルンそっくり！』と喜びつつ『でも魔法の本が欲しかったなぁ』と残念そうなことは。
『いや、それより』とリコが言ってると
ライトから光の風船が伸びたので『ええ！』と驚く２人。
『風船？』と起き上がるみらい。
『それはミラクルライト』と聞き覚えのある声。星が手紙に変化し独りでに開封。
封筒から光が漏れると校長が投影される。
『今度の祭に必要な物じゃ』と教える校長。『校長先生！？』と呼ぶみらい『お祭り？』とも言う。
『１００年に一度、魔法界をあげて行う、その名も大魔法フェスティバル』と教える校長。
嬉しそうなリコこと。
『今・・・』なみらいを『モフ？』と見上げるモフルン。
『大魔法フェスティバルって言いました？』と投影校長を突き抜け嬉しそうなみらい。
ブラックアウト。
『遂に、あの石が・・・』と言ってる謎の人物。目が赤く光っている。
そのまま黒フェードアウト、眼光だけ残ってそこからフェードアウト。
走ってるカタツムリニア。
窓を開けるみらい。『うわぁ！』なみらい達３人。
『あれが、大魔法フェスティバルの会場！』なリコ。巨大な風船の根元に小さな風船がいっぱい。
『見てみて、風船の中に町がある！』と言うことは。
『わぁ～！』とはしゃいでる３人。走っていくカタツムリニア。
降りた３人。またまた『わぁ！』と嬉しそう。人がいっぱい。
浮遊陸地もいっぱい。
『すっごーい！』なみらい。
『うわぁ！ ねぇあれなんだろう？』と聞くみらい。
『バルーンごとにお店や展示、イベント会場になってるわ』とスマホ水晶で確認リコ。
『ワクワクもんだあ！』とはしゃいでるみらい。
『みらいー、リコー』と呼ぶ声に振り向くと遥か彼方から『はやくー！』とことはの声。
『早！』とツッコミリコ。
チューブの中をボールリフトで移動するみらい達。
『くまさんがいっぱいモフー』と言うモフルン。くまモンも居たりする。
『おー！』と言うみらい、３人とも楽しそう。
しましま風船アップで『何ここ？』なみらい。
『ここは、アパレルバルーン。魔法界中の最新ファッションが集まってるらしいわ』と解説リコ。
『みんなー！』と言う声に３人が主を探してると『あ、フランソワさん』と高めにある小屋を発見。
『フランソワのフェスティバル限定ショップへようこそ！』と踊りながら出迎えフランソワ。
『限定ショップ？』と聞くみらい。
『あなた達、何その格好、お祭りなんだからもっとオシャレしなきゃ』と顔近づけられて怯む３人。
というわけで『うわぁ』と嬉しそうな声と共にお着換えのみらリコ。
一回転してポーズを決めるモフルン。
『かわいいー！』と抱き上げみらい。
『ありがとうございます』とお礼リコ、『ねえ次はどこ回る？』とことはが聞く。
『私に任せてー！』と嬉しそうに水晶いじりだすリコ。
『リコも楽しそうモフー』と指摘モフルン。
『そりゃそうよ。大魔法フェスティバルは１００年に１度だけの願いの石の復活を願う大イベントなんだから』と説明リコ。
『願いの・・・石？』なみらい。
『どんな願いでも叶えてくれる石よ』と教えるフランソワ。
『ホント？』と聞くことはに『ただし、それは石に選ばれた１人だけらしいけどね』。
『はー！』と喜ぶことは。
『願い・・・か』と上目のみらい。『モフ？』なモフルン。
『フードコートバルーン』とリコナレ。
『キュアッププリンはいかがですかー？』と販売員。
『はー！』とことは、『くださーい！』とみらいが反応。
『キュアップラパパ』とケースの突起を折る販売員。
『何が出るかはお楽しみ』と続ける。みらリコにはそれぞれ豪華なプリンが当たる。
『私も！ キュアップラパパ』と折ることは。
すると周りの人の驚きの声と共に巨大プリンが降ってくる。
『えー！』なみらリコ。
『博物館バルーン』とリコナレ。
『最新の箒がいっぱいね』と言うリコ。
『図書館バルーン！』とリコナレ。
『魔法の本だらけー！』と驚くみらい。
『これ全部もらえたら私のお願い叶っちゃう』とことはに苦笑いリコ『ムリよー』。
『願い・・・』と繰り返すみらい。
ナレ無しサーカスバルーン。
観客の歓声で４年前の犬似の生物とピエロが登場。
『さぁ、次はフレアドラゴンのイリュージョンです！』と言うピエロ。
火炎を吹くフレアドラゴン、炎でハートを描き中心へ火炎放射し炸裂させ光を散らせる。
喜んでるみらい達。ここでことはが何かに気付く。
フレアドラゴンがこっちを見ているのだ。
『ワオー！』と吠えるフレアドラゴン。
『さぁ、お次は』とピエロが言ってるその裏を箒で飛んでいくことは。
『え？』なピエロ。
『いいよ、一緒にあそぼ！』と言うことは。
『はーちゃん！？』と心配みらリコ。『キュアップラパパ』と光の線を引くことは。
その中心に炎を吐くフレアドラゴン。
『お花よ、踊って！』と唱えると光の輪が炎を縛り消し炸裂する。すると破片が花弁になっていた。
拍手喝采。
嬉しそうに笑いつつ手を上げて降下してくることは。フレアドラゴンも楽しそう。
唖然のみらリコだが『これはお見事！』とピエロも感激。
ペロリと舐められ嬉しそうなことは。止まない拍手。
『もう！ はーちゃんたら』と呆れてるみらい。『えへへ、ゴメーン』なことは。
すると何かに振り向くモフルン。そこには一際大きい誰かが歩いてる最中。足はすごく細い。
『魔法使いどもめ』と言う口元は明らかに人ではない。
『ん？』とあんぐりモフルンを『モフルンいくよ』と呼ぶみらい。すると鳴る鐘の音。
『石が目覚めるらしいぞぉ！』と言う男性Ａ。
周りの人らも動き出す。
『待ってました！』とことは、『行きましょう！』とリコが向かう。
イマイチ食いつきの悪いみらい、不思議そう。
中央の塔と浮遊客席。
『すごーい』なみらい。『校長先生モフ』と気付くモフルン。
『皆、今日はよく集まってくれた。さて、ここに眠るは願いの石。１００年に一度、世界のどこかで生まれ、人の願いを叶えてくれると伝えられている』
と語り始める校長。
（一般人と教員ズ）
『願い・・・』と困り顔みらい。
『石はもっとも純粋で大きな願いを叶えるという。石が目覚めたらミラクルライトに願いをこめてくれ』と教える校長。
ミラクルライトを見ているモフルン。
『皆、わかったかな？』とカメラ目線校長。
『ホントに叶えてくれるのかな？』とケイ、『御呪いみたいなものじゃない？』とエミリーが反応。
ジュンは無言。
すると光り始める石。
『お・・・時が来たようじゃ』と言う校長。『石が・・・』とリズ、教頭も横であんぐり。
『目覚める』と続くリコ。石の花が開き中から願いの石が登場。
『あれが・・・』とみらい、『モフー』とモフルンが反応。
『さぁ！ 皆！』と大声校長。人々がライトを点け願い始める。補習メイトズ。
『魔法の本百冊』連呼ことは。『よし、私も！』とライトを点けるリコ。
するとライトの先端から紫の風船が、ことはのライトからも緑の風船が出る。
嬉しそうにリコ、ことはの風船を顔で追う３人。
空へ飛んでいく無数の風船。
『うわぁ～！』と見送っていたリコ、みらいの様子に気付いて『願い事、しないの？』と聞くリコ。
『え・・・うーん・・・ずっと考えてたんだけど、これがっていうのが思いつかなくて』と返事みらい。
『何が？』と聞くことはに『私の・・・願い』と元気のない様子。
不思議そうに言葉がないリコこと。
で、ふと右を見たことは『うわ！』とビックリ。みらリコも遅れて見る。
モフルンのが巨大風船に嬉しそうなことはと『でかっ！』とガチ驚きみらリコ。
『でけぇ！』とジュン、『って、あれモフちゃんじゃない？』とエミリーが遠くで気付く。
そして願いの石が光りだす。
『あ・・・おー！』と言ってる校長。
光ってるモフルンの風船、『モフー』と驚いてるモフルン。
『モフルン君』と呼ばれ『モフ？』。
『石は君を選んだようじゃ』と言われ『モフ！？』と更に驚く。
『おめでとう、モフルン』と祝うリコ、『はー』と喜んでることは。拍手送る３人。
続いて他の人々も拍手を送ってくる。
『スゲーじゃん』とジュン、教員ズも拍手。
『では、石に願うといい。何か欲しいものがあるのか？』と問う校長。
『無いモフ』とアップモフルン。
『では何処か行きたいところとか？』と校長。
『無いモフ』と更にアップモフルン。
『では、何かやりたいこととか・・・？』とトーンダウン校長。
『無いモフ』と（ｒｙ
この返答にはみらい達もあんぐり。
『お主、一体何を願ったのじゃ？』と聞く校長。
『モフルンはー、みらいとリコとはーちゃんのお願いを叶えてほしいってお願いしたモフ』と笑顔モフルン。
『え！』とみらい達。
会場全体でも『えー！』な一同。
『折角のお願いを・・・』とケイ、『人に譲るとは』とアイザック、『前代未聞じゃなあ・・・』と校長が呆れてる。
で、柱の上に立ってる先の怪人。
『ま、待って。自分のことで何かないの？』と聞くみらい。『例えば、クッキーいっぱい！とか？』とリコも続く。
『クッキーはリコ達がいつでも作ってくれるモフ』と言われ
『それはそうだけどー』と手モジモジみらい。呆れリコ。
『モフルンはみらい達が楽しいと嬉しいモフ』と笑顔モフルンに『え』とあんぐりな３人。
『ねぇモフルン。選ばれたのはモフルンなんだから、モフルンの願いを叶えないとダメだとおもうよ？』と指摘みらい。
『モフー』と俯くモフルン。
『ならば俺の願いを叶えてもらおう』と言う声。
振り向くとそこには豪華な衣装を着たクマの怪人が。
『熊？』と校長、『熊だ』とジュン、『熊ね』とリコが反応。
『いいや・・・アクマ・・・だ！』と否定アクマ。すると周りに種をまく。
種から魔法陣、そして影が発生。それはクマのように変化する。驚く人々。
『な、なんだ』と驚く男性。それを皮切りに皆が次々驚く。熊の数も増えている。
逃げる人々。
『皆、避難を』と指示校長。
『モフー』と怯えるモフルン、
弾ける無数の風船。
『キュアップラパパ、風よ、吹きなさい！』と唱えるリズ。彼女の魔法で消し飛ぶ影のクマ。
『何が起きてるの？』とリコ、『あ！』と気付くみらい、３人で振り向く。
『願いの石は頂くぞ』とアクマが降ってくる。
『私達も』と言うことはに『うん！』と頷くみらリコ。
『モフルン』と呼ぶみらい、『モフ！』と答えるモフルン。
で、変身。今度はサファイア。気合の声と共に降りてくるミラマジ。
クマの影にキックするもガードされる、カウンターは回避し今度はマジカルがパンチ。
だがフェリーチェのキックであっさり切断される。
余裕であるいてるアクマ、その背後から出てくるクマの影にしかめっ面の２人。
すると女性の悲鳴。
客席裏に貼りついてるクマの影。『エミリー！』と心配ケイと宙づりエミリー。
『任せて！』と飛んで向かうマジカル。
挟まれるリズとアイザック。喋ろうとしたアイザックの入れ歯がまた飛んでいく。
噛んできた入れ歯を取ろうとするクマの影をフェリーチェがチョップで切り裂く。
『フェリーチェ！』と心配ミラクルに『こっちは私が』と言う。
で、アクマは空を歩く。『石を寄越せ』と口にする。
その前に立ちはだかるミラクル、パンチ。受け止められても『あなた、何者！』と問う。
軽く返し『石を奪ってどうする気？』と聞く。
『決まっている。願いを叶えるのだ。この俺、ダークマター様のな』と返答ダークマター、目を光らせる。
『願い？』とアップミラクル。
『この世界から全ての魔法使いを消すことだ！』とＹの字ダークマター。
マジカル、フェリーチェ、校長が驚く。
校長の前に現れ『そんなこと！』とやってくるミラクル。
彼女のラッシュを受け止めるダークマター。キックを回避し『その程度か』と言う。
『あ！』と気付くミラクル。
ダークマスター、右腕の先から炎を発し炎の竜巻でミラクルを攻撃。悲鳴をあげるミラクル。
次は左手を突き上げると今度は竜巻がミラクルを襲う。次は悲鳴すらない。
吹き飛ばされる校長。
ミラクル、座席に墜落。歩を進めるダークマター、願いの石をねじり取り睨めっこ。
『ミラクルー！』の声に『んー？』。
『ミラクルー、しっかりするモフー！』と体をゆさってるモフルン。
『あいつは石に選ばれた・・・』と口にするダークマター。
『ミラクルー！』と呼んでるモフルンの横に着地し『使えそうだ』と口にする。
『モフー！』と叫んでるモフルン。
サマーソルトでクマの影を倒し『モフルン！』と向かうマジカル。
右前腕でマジカルキック、左拳でフェリーチェの掌打を受け止める。
『石はもらった。ここまでだ』と言い残し、突き上げた拳から魔法陣を出しそれを地面に叩きつけると
座席から石塊が飛び出て突きあげられる。
唸り声と『！』と気付くフェリーチェ。
上の方で音がしたと思ったら天井と思しき飾りを突き破り咆哮するドラゴンの影。
『ド、ドラゴン？ 何？』とその姿と急な引力気にするマジカル。
『これは！』と着地して反応フェリーチェ。
『いかん！ バルーンに穴が！』と気付く校長。
どんどん空気が抜けて萎んでいく風船。吸われていくミラクルと『モフー』と叫んでるモフルン。
目を覚まし『あ！』と気付くミラクル。
叫んでるモフルンに気付いて『モフルン！』と飛んで向かうミラクル。
『ミラクルー！』なモフルンと手を繋いだと思われたが、繋ぐには至らず手が離れてしまう。
『こいつは預かっておく』とドラゴンの頭上ダークマター。
『モフルン！』と呼ぶミラクル。
闇のドラゴンは穴から外へ飛び去っていく。
『モフルーン！』と手を伸ばしたまま落ちていくミラクル、変身が解けてしまう。
ミラクルをキャッチフェリーチェ。『みらい！』と呼ぶが、みらいは『モフルンが！』と心配。
リコの姿のまま着地し『なんで、モフルンと離れたから！？』と察するリコ。
『モフルン！ モフルン、モフルン、モフルーン！』と呼び続けるみらい。
というわけでブラックアウト。
穴を塞がれ修理された風船。みらいは掌を見て俯く。
『みんな、無事でよかったわ』と無事を喜ぶフランソワ。
『でも』とケイ、『モフルンが』とジュンが心配。『なんてこと・・・』とフランソワがショボン。
『あの者、我らの力を遥かに超えた魔力じゃった』と校長、『魔法使いを消すなどと言っていましたが』と教頭が乾燥。
『あとは私達に任せて、モフルンのことも』と俯きつつ言うリズ。
『モフルン・・・』と元気のないことは、『でも、このままじっとしてなんて・・・』と不満そうなリコ。
『どうするみらい？』と聞くがみらいが居ない。
驚く２人の前で『みらい？ みらい？』。『あれ？』とことはもキョロる。
『みらい！？』と３回目リコ。少し考えて『まさか！』と気付く。
箒で空飛んでるみらい、黒フェードアウト。
願いの石フェードイン。
『石よ、この世界から、忌まわしき魔法使いどもを消し去れ』と命令ダークマター。
赤い風船が飛んでいくも空中で消え去る。
『何度やっても同じ・・・か』とミラクルライトを投げ捨てるダークマター。
『ん・・・モフ？』と目を覚ますモフルン。
『やはりお前を使うしか無いようだ』とやってくるダークマターに『モーフー！』と絶叫モフルン。
ボールを吊っているロープを上り『ここはどこモフ！ みんなはどこモフー！？』と動揺しながら聞く。
『いない。お前に俺の願いを叶えてもらうぞ』と否定ダークマター。
『モーフー！ 嫌モフー！』と逃げていくモフルン。
『ふん・・・手間をかけさせる・・・』と種をばらまくダークマター。
無数のクマの影が登場。
急いで逃げるモフルン。走りながら振り返ってクマの大群に気付いて絶叫。
洞穴を過ぎると道がなく飛び出たモフルン、影たちもジャンプ。
葉っぱに３連続で弾かれ巨大な花の中へ、絶叫しながら茎の中を通っているモフルン。
下部を突き破ると同時に王冠が取れ
今度はヘビみたいな連続サークルカーブを回転しつつ通過していく。
またまた慣性で飛ばされマントも取れるが、今度は蔦を掴む。止まったと思ったらクマの影たちも一緒。
そしてソレは鐘の様に落ちて掴んでる連中を閉じ込める。
天辺から顔を出しグロッキーモフルン。すると膨らんでいく鐘部分。
ロケット噴射の様に飛ばされ今度は服も失い、どこかへ落ちていくモフルン。
黒フェードアウト。
森の中に墜落モフルン『ここは何処モフ～？』と見上げる。
中々広大な森。
物音に『モフ？』と振り向くモフルン、草を揺らす音がするも姿はない。
『モフー？』と頬をかいてる後ろで両サイドから顔を出すクマたち。
それに気づいたモフルンが素早く振り向くが、察して姿を消す。
『なんか居たモフー？』と怪しむモフルン、背を向け『モフー』と呼ぶ。
反応して姿を消すクマ。これで場所を察したか近づいて行きクマが顔をだすところを目撃するモフルン。
『クマ！』と驚くクマを見て『モフー！』と嬉しそう。
『こんにちはモフ、怖くないモフ』と言うモフルン。あんぐりクマ、出てきて『クマー』と叫ぶ。
するとあちこちから『クマ』言いつつクマが登場。
『モーフー！』と驚くモフルン。『なんかいっぱい居るモフ！』と逃げてコケる。
２人がかりで『どうぞ』と起こしあげられ『あ、ありがとうモフー！』とお礼モフルン。
ニッコリ２クマが『クーマー！』と後ろを指すと、そこには段差になった場所にいる無数のクマたちの姿が。
『モフー！』と笑顔モフルン。
正しい魔法の使い方開始
滑り台、蓮ボート・・・クッキーライン通過・・・蔓ブランコ、風船トランポリンで楽しそう。
円になったお昼寝を挟み・・・花ライン通過・・・ダンスを教わるモフルン、みんなで仲良くダンス。
茎の先端でスタートポーズを取ってるモフルン達、またダンス。
今度は食事。夜も火を囲んで楽しく楽器とダーンス。
夕方、走ってくるモフルン達、みんなで夕陽を見る。空へカメラが移ると夜空になっている。
そして月がフェードイン登場。
正しい魔法の使い方終了
黒フェードアウト。
誰かが通ると開いていた花達が閉じる。ソノ誰かに反応するクマたち、逃げていく。
気付かないモフルンと仲良しのクマ。
立つモフルンと欠伸クマ、見ていたクマたちも隠れてしまう。
『みんなどうしたモフ？』なモフルン。
花が閉じる先から何かがやってくる。
黒いクマは『ん？』と反応。
『黒いクマさんモフ』と歩みを進めるモフルン。
ついて行こうとする子供クマを連れて帰る親クマ。
覗いていた小熊を横目で見ていたが、引っ込むと同時に『ふん！』と視線を逸らす黒いクマ。
『はじめましてモフ』と挨拶モフルンに『なんだお前は』と言う。
『モフルンモフ』と自己紹介モフルン、『俺は・・・クマタ・・・』と赤いマフラーで口を隠しながら自己紹介クマタ。
ふわふわ巨大花の世界を飛んでいるみらい。
『モフルン・・・どこ？ モフルン・・・』と言う彼女は寝ていないのか目の下にクマが。
『あ！』と気付いた時には遅く巨大花に激突し落ちていく。
そんなみらいの手を掴む誰か。
『リコ・・・？』なみらい、『やっと、見つけ・・・た！』と辛そうなリコ。
結局２人揃って落ちていく。
柔らかい地面だったのか軽く跳ね倒れている。
座り込む２人。
『何やってんのよ！ 探したんだから！ １人で勝手に飛び出して！』と怒りのリコ。
驚きつつもそれには答えず立ち上がり、箒を手にを背を向けるみらい。
『みらい？』なリコ。
『行かなきゃ・・・』と去っていくみらい、『その箒じゃ・・・無理でしょ』と指摘リコ。
折れている箒アップ。
『でも・・・』なみらいに『落ち着いて』。
『だって！』と従わないみらいに『落ち着いて！』と口調を強めるリコ。
『だってモフルンが！』と大声みらいに『みらいにまで何かあったらどうするのよ！』と声を荒げる。
『え？』と反応みらい。
するとことはが上から降りてくる。
『そうだよ。それに、モフルンが心配なのはみらいだけじゃないよ』と箒後ろ手にニッコリことは。
『ね？』と優しい顔。
『はーちゃん』と涙を浮かべているみらい、涙をぬぐいながら『一緒に、行きましょう！ みんなで』と言うリコ。
頷くことは。
『うん！』と頷くみらい。
ここでお腹が鳴って『あ・・・』、そして一同笑う。
お腹ならしながら『んー、そういえば何も食べてないモフ・・・』とキノコ階段を降りてるモフルン。
『食うか？』と聞くクマタの右手にはクッキー。
『モフー！ クッキーモフー！』と走ってくるモフルン『いただーきますモフ』と食べて『美味しいモフー』とウットリ。
『もっとあるぞ』とクマタが右手の複数のクッキーを見せる。
『モフー！ ありがとうモフー！』と目がキラキラクマタ。
食べて幸せモフルンに『そんなに好きなら』大量のクッキーを出し・・・お菓子の家を作り上げる。
『モフー！』と絶叫モフルン。
壁クッキーを取る。
『好きなだけ食べろ』と言うクマタ。食べようとしたモフルンだが『でもこれどうしたモフ？』と聞くモフルン。
『ふん、簡単なことだ。この俺の、魔法ならな』と作り上げるクマタ。
『クマさんなのに魔法が使えるモフー？ すっごいモフ』と驚くモフルン。
『何？』と予想外の反応に驚くクマタ。
『でも、クマさん達みんなで食べたかったモフ』と齧り、『みんな何処行っちゃったモフ』とモグモグしながら言うモフルン。
『ふん、いつものことだ』とマフラーで口元隠すクマタ。
で、高台のみらい達。
実を眺めていることは『ねぇ、これホントに食べられるの？』と聞く。
『勿論。栄養満点ヤナオニの実よ。見た目はアレだけど』と紹介リコ。
『へ～』なみらことに、『あ、でも１つ気をつけなきゃいけないことがあって・・・』とリコが言ってるとことはが食べちゃったので『って、ああ！』。
青ざめたことはが口から変な色の煙を吐き出す。
臭いを嗅いだみらい、『ぶへ！』と美少女台無しの顔になり、リコと共に『くさーい！』と倒れ込む。
吐いた本人も『なにこれー！』。
『中野種だけは絶対かじっちゃダメなの。寝た子も起こす強烈な臭いをまき散らすんだから』と教えるリコ。
苦しんでいたみらい、悶絶のあと気絶。
そんなみらいを見て『アハハ、変な顔』と笑うことは。
『はーちゃん！』と怒るみらいだが、再度煙が出てきたので悶絶。
吐いた本人は『アハ、くさーい！』と楽しそう。『もう勘弁してよ～』なみらい。
だがそれを見たリコが笑いだす。つられてみらい、ことはも笑っている。
みらいは一足先に止め、仰向けのまま上目で何かを見る。
『ありがとう、２人とも』と感謝みらい。一安心リコ。
『良かったねリコ』と言うことは、『え！？ べ、別に』と照れるリコ。
ここでみらい、何かに気付く。
笑っているモフルンの幻が見えたのだ。少し元気になったみらい、目を瞑る。
『どこ行くモフ？』と聞くモフルン、『家だ、お前も来い』と誘うクマタ。
『モフー、あ、あー！』と返事し何かを発見モフルン。
そこには丸い池が棚田の様になった幻想的な場所。
『綺麗モフー』と感動モフルン。『あー』と答えるクマタ。
クッキーを取り出すモフルンに『まだ持ってたのか』。クッキーを割るモフルン、片割れをクマタに差し出す。
『なんだ？』なクマタに『一緒に食べるモフ』と笑顔モフルン。
『お前が食べろ。俺はいつでも出せるからな』と返事クマタ。
『そうだったモフ』ととりあえず左手クッキーを食べるモフルン。
『お前、俺の魔法を見てなんとも思わないのか？』と聞くクマタに『何をモフ？』。
歩き出すクマタ『俺の力を見た者はみんな恐れて逃げていく。あのクマたちだってそうだ』と掌が赤くオーラを纏う。
『怖くなんかないモフ。素敵な魔法モフ。それにクマタはとっても優しいモフ』と笑顔モフルン、クッキー食べる。
『優しい・・・だと？』と振り向くクマタ。『モフ』と頷くモフルン。
『ここ、気に入ったか？』とクマタに聞かれ『モフ』と認める。
暗くなる一帯。
『そうか。俺もだ。それなら・・・ずっとここにいろ。他の奴らの事など忘れろ』と逆光クマタ。
『クマタ？』と呼ぶモフルンに『そして、俺の願いを』と目を赤くする。
ここで『あ・・・モフ？』と困ってる最中に流れ星を見つけるモフルン。
『あ！ 流れ星！』と指差すことは。『え？』なみらリコに対し『また！』と見つける。
無数に降ってくる流れ星。
『すごーい、こんなに沢山？』と驚いてるリコ。
『ああ・・・』とあんぐりみらい、子供時代のモフルンとの外出を思い出す（１２話のアレ）。
目をキラキラさせている彼女。
引きカットで
ふたつの願い開始
『私、わかった・・・』と目が隠れたみらいを『え？』と見るリコこと。
『私の願い・・・願いって言うか、気持ちかな？ 私はただ』と思い出す。
小さい頃モフルン抱いてる夜を思い出すみらい。
目に光が映っているモフルン。あんぐりモフルン。クマタも振り向く。
止まらない流れ星。
『ただ、モフルンと』と続けるみらいに『ストップ』とミラクルライトを差し出すリコ。
『あ！』なみらいに
『それは直接、モフルンに伝えなさい』と言う。
『リコ・・・』と受け取るみらい『うん！』と頷く。ミラクルライトを光らせるみらい。
風船３つが高く舞う。そしてモフルンも風船をあげていた。
目を瞑るモフルン、みらいも瞑る。
昔のモフルンと一緒、オンブ、今日子ママが触ろうとしてる光景を思い出す。
夕飯で４人並んでる背景でモフルンを楽しそうに横回転しながら抱き上げてるみらい。
モフルン抱き上げてるみらい、ジャングルジム上のみらモフ、砂浜、浅い川、高原の２人。
２人の顔が後頭部合わせ。
みらいの方へとカットが移る。
ふたつの願い終了
『あれ？ 何？』と何か発見リコ。
『ミラクルライトの風船！？』と気付くことは。割れる風船。
『あれって』とリコ、『モフルン！』と呼ぶみらい。
歩いていくモフルンに『何処へ行く』と声をかけるクマタ。
『帰るモフ』と言われ『ここにいろと言ったぞ。戻ってこい』とトーン低いクマタ。
『モフルンは大事なことを思い出したモフ。だから・・・ゴメンモフ』と謝るモフルン。
『お前もか・・・こんなに優しくしてやったのに。お前も、結局・・・』と影が広がると同時に体が黒くなっていくクマタ。
『俺を、選ばないのか！』と大きくなる。
『ク、クマタ？』と後ずさりモフルン。
『許さないぞ』とダークマター。
『ダークマター・・・』と怯えた後『ク、クマタはどうしたモフ！』と言うモフルン。
『クマタなど最初から居やしない。すべてはお前を利用する為の芝居だ！』と出したクッキーを握りつぶすダークマター。
『そんな！ 騙したモフ！』と怒るモフルン『うるさい！』と一喝され怯む。
願いの石を差し出し『小細工はもうやめだ。さぁ、俺の願いを石に叶えさせろ！』と要求ダークマター。
『そんなお願いしないモフ！』と拒否モフルン。
『ならば帰さないぞ』と言うダークマター。
『みらい達が助けに来てくれるモフ』と返すモフルンに『それでどうなる？ 俺の力は見た筈だ』。
『モフ・・・』と辛そうなモフルン。
『いいだろう。お前がここに残るならプリキュアには手は出さん。だが、もし行くと言うなら・・・』と手を光らせるダークマター。
『さあ、どうする？』と選択を迫る。
『モフルンは・・・モフルンは・・・』と困るモフルン。
（みらい達が楽しいと嬉しいと言ってる回想）
諦めたのか脇を締めるモフルン。納得したのかニヤつくダークマター。
『確かこの辺り』と飛んでるリコ。
『来たなプリキュア』と出迎えるダークマター。
『あ、ああ！』と驚くみらリコ。眼前に石柱の塊が登場。驚いてなんとか止まる３人。
『今なら見逃してやる。大人しく帰れ』と要求ダーマクター。
『ダークマター！』と呼ぶリコと『モフルンを返して！』と要求みらい。
箒で向かうリコに『わ！ リコ』と驚く。
『あいつがいるってことはモフルンも近いはずよ』と理由説明。
『そっか！』と納得みらい。
『警告はしたぞ・・・』とダークマターが言うと背後から闇ドラゴンが登場。
『あ！』と驚く３人に吠えるドラゴンが火炎弾を連発。
着弾の爆発で吹き飛ばされる３人。
箒が岩に刺さり宙ぶらりんのみらリコ。
『あ、あれは！』と滝に気付くみらい。結局、箒が抜けて２人は落ちたが下が葉っぱだらけだったせいか無事だった。
『モフルンはきっとあそこよ！』と言うリコ。
するとドラゴンの吠える声、振り向くみらリコ。
火炎弾発射ドラゴン。
２人の上空にことはが登場。緑のエネルギーで火炎弾を相殺するが爆煙に飲まれる。
が晴れると同時に紫のエネルギーが登場。
それはピンクトルマリンバリア。すでにフェリーチェに変身済み。
無事を確認し消して『ここは私が、先に行ってください』と振り向く。
『フェリーチェ！』と呼ぶみらい。
ドラゴンの周りを高速で旋回し『こっちよ』と陽動フェリーチェ。追うドラゴン。
『任せましょう。私達は早くモフルンを』と提案リコ、だが『逃がさん！』の声に『は！』と驚く２人。
周りにクマの影が登場。
『ここまでだな』と同じように登場ダークマター、姿を普通に戻す。
『あ、ああ・・・』とあんぐりみらいと『ん！ んんっ』リコ。
意を決し『キュアップラパパ』と唱える彼女に『あ！』と振り向くみらい。
『落ち葉よ、舞いなさい！』と唱えるリコ。
木枯らし魔法に怯むクマたち。
『リコ』と呼ぶみらいに『今よ走って！』と言うリコ。『そんな！』と食い下がるみらいを『早く！』と急かす。
『でも！』とまだ居るみらいを『行きなさい！ キュアップラパパ、箒よ行って！』と箒に無理矢理乗せて向かわせる。
『リコ！』と見ているみらいに『伝えたいことあるんでしょ？』と言うリコ。
『あ・・・』なみらい。
『ムダなことを！』とダークマター、『無駄かどうかは、やってみなきゃ分からないでしょ』と返すリコ。
『リコ・・・』と心配みらい『う！』とキツそうだが建物を発見。
『モフルン、待ってて・・・』と向かう。
黒フェードアウト。
大きなソファに目を瞑って座ってるモフルン。『モフルン！』と呼ぶみらいの声に『あ！』。
『やっと見つけた。さあ、帰ろう！』と高いバルコニーから手を伸ばすみらい。
だが『帰らないモフ』と言われ『え？』。
『モフルンは帰らないモフ』と主張するモフルンに『な、なんで？』と信じられない様子のみらい。
『聞いた通りだ』とダークマターが現れ『ダークマター』と呼ぶみらい。
『分かったらさっさと帰れ』と言うダークマター。
『こうなりたくなければな』と彼が見る先に魔法陣と赤い光が登場。
そこから現れたのはクリスタルに閉じ込められたリコ。意識は無いようだ。
『リコ！』と驚くみらい。
『酷いことしないって言ったモフ』とクレームモフルンに『警告を無視したのはこいつらだ。もう１人も今頃・・・』と返すダークマター。
辛そうに顔を背けるモフルン。
『最後の警告だ、帰れ』と命令ダークマター。
だがみらいの返答は『・・・やだ』。『んん？』と驚いた様子のダークマタ－。
『ねぇモフルン。私モフルンが居なくなってね、自分でもどうしようもないくらい、頭がワーッとなっちゃった。大切な人と離れると、こんな気持ちになるんだね。私、気付いたんだ』
と言うみらい。
振り向くモフルン。
『あの時、モフルンは、私達が楽しいのが嬉しいって言ってくれたけど、私が楽しい時はいつもモフルンが一緒だった』
の言葉に反応。
『モフルンが居てくれるから』の言葉に顔を上げみらいの顔を見る。
『私は嬉しいし、楽しいんだよ』と涙目みらい、『みらい・・・』と涙浮かべてるモフルン。
『だから！』と柵を飛び越えるみらい。モフルンも向かう。
『モフルン！』と呼ぶみらい『私はモフルンと！』と足場を飛び降りて走って向かう。
『モフルンも、ホントはみらいと！』とモフルンも走り向かう。
願いの石の光に『んん？』と気付く、間もなく勝手に飛んでいったので『あ！』と驚くダークマター。
『一緒にー！』声を揃えるみらモフ。２人の前に願いの石。
だがみらいは何かの手に掴まってしまう。
みらいとモフルンが『あ！』。
『渡さん』とクマの影を後ろに従えてるダークマター。
落ちていくモフルンに『モフルン！』と呼ぶみらい、『みらーい！』と走り向かうモフルン。
『諦めろ！』とダークマター、『嫌モフ！ モフルンはみらいを助けるモフー』とジャンプ。
願いの石が光を放つ。
リンクルストーンへと変化、人型に変化。
『何！ うっ！』と強烈な光に怯むダークマター。
リンクルストーンが装着されリボン、髪にもリボンが付き、膝にはクマ型のアップリケ。頭には耳が付く。
瞳には星が見え、魔法陣から飛び出る少女。掌にはハートマーク、左→右と見せる。
『モフモフモフルン、キュアモフルン！』と名乗ってポーズとるモフルン。
腰、頭、手、足、胸とアップになった後、全身を映し顔アップになるキュアモフルン。
『モフルン？』なみらい。
『石の力・・・なのか？』と顔をしかめるダークマター。
飛び上がり『モフー！』とキックモフルン。
クマの影の腕をキックし、ダークマターの背後に着地後ジャンプ。
みらいを救出。吊ってある大きな岩風の足場に着地すると光る。
『もう大丈夫モフ』と言うモフルンに『ホントにモフルンなの？』と聞くみらい。
『何言ってるモフ？』と返した後『ってプリキュアになってるモフー！』と驚く。
『これって』とみらい、『夢モフ？』とモフルンが気にする。
『夢じゃなーい（モフ）』とお互い頬を引っ張り合う２人。
『みらい、一緒モフ』と嬉しそうなモフルン。『うん！』と返すみらい。
『一緒だと？ そんなことの為に』と不満なダークマター。
『許さないぞ！』とまた出したクマの影の手を伸ばす。
２人が居た岩を殴る。光る岩。着地して『任せるモフ！』と主張モフルン。
鮮烈!キュアモフルン開始
ジャンプして『モフー！』。
彼女をクマの影の腕で弾き返すダークマター。
着地を狙って右ハンドスタンプを繰り出すが避けられる。寄って来たモフルンに対し生身でパンチするも横から掴まれキックコンボを浴びせられる。
足場の横壁に着き『貴様！』なダークマターに対し『クマタ、モフルンはちょっと怒ってるモフ』と言うモフルン。
『ふん！』と飛んでくる。
『そんなにあの人間が大事か！』と猛攻ダークマター。
互角に渡り合ったが押され気味で二度弾くモフルン『大事モフ！』と両手を叩く感じで受け止める。
『うぉ！』と倒れるダークマター、クマの影登場。
その手を箒が弾いて近くに来たので『あ？』なモフルン。
ドヤ顔で嬉しそうなみらいと軽く笑うモフルン。隙突いたパンチも回避。
『あ、リコ！』と振り向くみらい。
両手に持った火を火炎弾にして飛ばすダークマター。空中鉄棒の感じで避けるモフルン。
今度は風魔法を繰り出すダークマター。
『モフルンも分かったモフー！』と叫ぶモフルン。
風を抜け、勢いあまったと思われたがそこから空中キック。
『何がだ！』なダークマターに『みらいが楽しいとモフルンも嬉しいのは、みらい達の笑顔を隣で一緒に見ることができるからモフー！』と語り蹴り上げ。
歯を食いしばってるダークマター。
『起きてリコ！ あーどうしよう！』と水晶の横で困ってるみらい。
するとポケットの中にヤナオニの実を発見し『あ、これ！』。
（臭さに悶絶したシーン、偶然ポケットに入る回想）
『ん～』と嫌そうなみらい。『させるか！』と飛んでいくダークマター。
箒を足場に魔法陣ができ、その淵に箒が八方向に並ぶ。
飛んでいく箒、これまた穂を中心に花の様に八方向へ整列し回転、まるでプロペラみたく飛んでいく。
ダークマターを受け止め弾き返す。
『だああああ！』と意を決してヤナオニの実を食べ、『ぶは！』と口から悪臭を放つみらい。
美少女眠り顔台無しの『ぶへ！』で目覚めるリコ。同時にクリスタルに皹が入る。
粉砕と同時に『くっさーい！』、『なんなのよ！』と着地リコ。
『やったー！ リコ！』と喜んで笑うみらい。
『みらい？』とよくわかってなかったリコだが、笑うみらいの息が臭くて悲鳴。
『貴様ー！』と怒りのダークマター。壁を突き破るフレアドラゴンと頭の上。
『大丈夫ですか？』と聞くフェリーチェ。
『フェリーチェ！』と呼ぶみらリコ。火炎放射フレアドラゴン。
炎に飲まれるが気張りと共に振り払うダークマター。
『モフー』と箒を連結するモフルン。巨大な箒の穂がダークマターを襲う。叫びながら天井に激突。
軽々天井を突き破り、箒が煙突みたく立っている。
鮮烈!キュアモフルン終了
光ったあと元に戻る箒、姿を消す。
『うふふ』とフレアドラゴン撫でてるフェリーチェ。
『その子、確か魔法サーカスの』と気付くリコ。
『そう。黒いドラゴンはこの子だったのです』と教えるフェリーチェ。
『えぇ～！』な３人。
ホワイトアウト回想。
飛んでいる闇のドラゴン。噛みつきを避けて、手刀で切り裂くフェリーチェ。
目元に白い傷跡、そこからクマの影が登場し元に戻す。
『あ、あなた』と気付くフェリーチェ。唸る闇のドラゴン、苦しそう。
『あ・・・』と思いつつ何やら決意するフェリーチェ。火炎放射をピンクトルマリンで弾くが辛そう。
ここから踏ん張ってかき消す。そしてそのままピンクトルマリンバリアをぶつける。
全身ピンクになる闇のドラゴン、フレアドラゴンに戻る。
『やっぱり！』と嬉しそうなフェリーチェ、フレアドラゴンも喜んでいる。
白フェードアウト終了。
『ということだったの』と解説フェリーチェ。
『へぇ～』と横見るリコ、『そうだったんだ』とみらい。
『ん？ いや、て言うかその子だれ？』と聞くリコに『モフルンだよ』と紹介みらい、『モフー！』と挙手モフルン。
『えー！』と絶叫リコ。
『どういうことです？』と聞くフェリーチェ。
『石の力モフ。願いの石が一緒にいられる力をくれたモフ』とリボン中央のリンクルストーンを掴み笑顔モフルン。
『よくわかんないけど、ちゃんと伝えられたのね』と嬉しそうなリコ。
『うん。ありがとう、リコ』と感謝みらい。
ニッコリコ。
『一緒だと？』の声に『あ？』と振り向く４人。
遥か上の岩に足を出すダークマター『くだらん！』と一言。
『ああ！』と驚いてる面々に『そんなものを願うお前達に』と言いながら炎の力を放出する。
『俺が！ やられるかあ！』と飛び込んでくる。
天辺が爆発するアジト。砂塵から何かが尾を引いて飛んでいく。
それはフレアドラゴン。羽で庇っていた顔を開放する。
『助かりました！』と感謝フェリーチェ。
だがダークマターが追ってきた。
『やめるモフ！』と立ちはだからったモフルンを掴むダークマター。
『ギャッ！』な彼女を『モフルン！』と心配みらい。
『みらい達はモフルンが守るモフ！ みんなと一緒に帰るモフ』と主張モフルン。
『みんななどいらない！』と次々岩の塔のを砕きながら移動している２人。
崖に着地。
モフルンは砕いてる時のダメージを受けて気絶しピクピク。
『もう願いの石は消えた。ならばせめて俺の力で、すべてをめちゃくちゃにしてやる』と纏っている炎の色を青くする。
アップ。
『なんでモフ・・・』と意識を取り戻すモフルン、『一体なにがそんなに憎いの？』と信じられないみらい。
『お前達にはわからんさ。誰からも拒絶され、１人で生きてきた俺の事など・・・』と背中で語るダークマター。
燃える炎がフェードイン。その下に手もフェードイン。
『俺がなぜこんな力を持っているのか、俺にも分からない。だが・・・』と語るダークマター。
吹雪の山を歩いている。途中、凍えている魔女を発見。
手にまとった炎を強くし手を伸ばそうとするダークマター。
結局、そのデカい体躯もあってか怯えられて逃げる魔女、被っていた帽子を落とし拾いもせずに必死で。
『だから、なんだ』と炎を小さくするダークマター。
魔法使い２人が砂漠を彷徨ってると突然大量の水が流れてきて驚く。
それはダークマターが掌から出したもの。逃げる魔法使い。
掌の魔法陣からの水流が弱まり、差し出した手も元に戻す。
風で踊るボロボロの布切れ。
『なぜ逃げる？ なぜ恐れる・・・一体、俺が何をしたというのだ・・・』と言うダークマター。
（逃げる人々、吠える犬に逃げるネコ、飛んでいくカラス）
棒立ちダークマターを雷光が照らす。
『ダークマター、太古に生まれ恐れられた存在。しかしいつか姿を消した悪のクマ・・・アクマ・・・か』と本を読んでいる校長。
（振り向く教頭、クマの絵アップ後、校長アップ）
『お前も同じだ。最後は俺を恐れ、俺よりもあいつらを選んだ』とダークマター。
『モフ・・・？』と上体を起こすモフルン。ずっとここに居ろと言うクマタの言葉を思い出し『モフ！』と気付く。
『もういい。俺は１人だ。１人で十分だ！』と吹っ切れるダークマター。
（オレの力を見た者は～のセリフを初対面の時のカットで回想）
『クマタ・・・』と口にするモフ、謝ってクマタの前から帰ろうとしたときの事を思い出す。
『お前らなんてー！』と絶叫ダークマター。
『寂しかったモフ？』と涙浮かべるモフルン。
『大嫌いだぁ！』と叫びながら彼女の胸部を殴るダークマター。
『クマタ！』と飛び込んできたモフルンのリボンのリンクルストーンに命中。
黄色いリンクルストーンから黒化を挟んでピンクの丸飾りに戻って割れ、瞳から光が消える。
『うわ！』と吹き飛ばされるダークマター。アイマスクが落ちる。
モフルンもヌイグルミの姿に戻って墜落。
『モフルン！ モフルン！』と駆け寄るみらいだったが『あ！』とショック。
モフルンは物言わぬヌイグルミに戻っていたのだ。
『みらい！ モフルンは！』とフェリーチェと一緒に駆け寄ってくるリコ。
答えず座り込むみらいを見て『みらい？』。
『モフルン、どうしたの・・・？ ねぇ、モフルン？』と声が上ずってるみらい。
『なんだ今のは・・・なぜ何も言わない・・・』と立ち上がるダークマター。
モフルンに手を当て『力を感じない。モフルンは・・・もう・・・』と診断フェリーチェ。
『あぁ・・・そんな！』と涙目で口を塞ぐリコ。
『ああ！』とダークマターも驚いている。撫でて抱きしめ、大粒の涙を１つ流すみらい。
引きカット。しばしの沈黙。
フレアドラゴンも察してか頭を落とし無言だったがダークマターの笑い声に顔をあげる。
『バカめ！ 自分がそうなってしまっては、一緒も何もない！』と目を塞ぎつつ笑ってるダークマター。
怒りに震えるリコ『あなた！』と振り向くが、『あ！』とすぐ何かに気付く。
『本当に？』と言うみらいに『何？』なダークマター。
『だって、あなたも・・・』と涙流してるみらい
『ん・・・なっ！？ なんだこれは？ なぜこんな・・・なぜ！？』と驚きを隠せないダークマター。
『そっか。あなたもモフルンと一緒に居たかったんだね・・・』と察するみらい。
『！ バカな！ オレはそいつを利用して！』と否定するダークマターだが
『本当にそうなら、魔法で操ればいいだけ。あの子みたいに』とこれまた涙浮かべて語るフェリーチェ。
彼女は頭でフレアドラゴンを指す。
『あ！』と驚く。
『できなかったのね。あなたの、本当の願いは』とリコも察する。
立ち上がるダークマター。
（お菓子の家を食べてる時に振り向くモフルン姿、モノクロ気味のフラッシュバック）
『願い・・・』と歩き出すダークマター、両断したクッキー持ってるモノクロ気味モフルンフラッシュバック。
『そうか・・・俺は・・・』と歩いてくるダークマターの姿がどんどん小さくなっていく。
『あ！』と気付くリコとフェリーチェ。
（一緒に食べるモフと誘うモフルンのカラー回想）
『俺は・・・なんてことを・・・』と赤いエネルギーを散らしながらクマタの姿に戻っている。
涙を流し『すまない！』と泣き出すクマタ。みらいは無言で涙を流し続けている。
勿論、リコとフェリーチェも。
その上空に漂う赤いエネルギー。
轟音と共に赤い光に気付くフレアドラゴン。
エネルギーが集結したと思ったら赤い物体と魔法陣が登場。
それは手を生やし、巨体に目の様な物が現れる。
『あ・・・あ！ あれは！』と落ち込んでいたが驚くフェリーチェ。
３人の上空にクマの形をした胴体と手だけの怪物が。
辺りの空には赤い魔法陣が数多にある。
『モフルーン、みらいー』と呼んでるジュン、『待って何か変よ』と止めるリズ、『ねえ、あれって』と何かを見つけるエミリー。
空の異変はクマ達や魔法商店街の面々も知っている。
魔法の大樹の近く、大魔法フェスティバル会場である風船の近くもこの影響が及んでいる。
『これも、ダークマターの力なのか・・・』と絨毯の上で察する校長。
教頭を連れて野次馬の上を飛行中。
するとここで魔法陣が電気を帯び始め電撃が放たれる。飛んでいるフレアドラゴン。
落ちてきた電撃を受け止めようと、みらリコの上でフラワーエコーワンドを構えるフェリーチェ。
だが『この力・・・』と言った後、ホワイトアウトし『あ！』と墜落ことは。
『はーちゃん！』と心配して駆け寄るリコ。
『魔法がかき消された！』と察することは。
『めちゃくちゃにしてやる』と言うクマの影。
（シャドウマター）
『あ！』と驚くクマタ。
どよめく人々。
彼らは雷撃に襲われ次々石化していく。
『みな、バルーンの中へ！』と避難指示校長、『もはや、私達の魔法では！』と指摘教頭。
『校長、大変ですわ！』と魔法の水晶が光る。
『な、なんと！』と驚く校長。
空を移動するシャドウマターが映る。
『どこへ行く気？』と気にするリコ、『あっちはフェスティバル会場！』と気付くことは。
察してあんぐリコ『早くアレを止めて！ あなたの魔法でしょ？』と要求。
『無理だ・・・』と返すクマタに『なんで！？』。
『消せないんだ。それにもう、俺の力は全てあいつになって消えてしまったようだ』と自分の掌を見るクマタ。
『そんな・・・このままじゃ魔法界が！』とショックを隠せないリコ。
みらいの近くが爆発。逆光になる。モフルンの目が光る。
『そうだね！』と言って立ち上がるみらい。
『キュアップラパパ！』と言い出す彼女に驚いて振り返るリコこと。
『魔法よ、止まりなさい』と杖を掲げたまま唱えるみらい。
『何をしている・・・』と不思議がるクマタ。
『キュアップラパパ』と杖を空に向けたまま歩いていくみらいを『みらい？』と呼ぶことは。
『魔法よ、止まりなさい！』と唱えるみらい。
『キュアップラパパ、魔法よ、止まりなさい！』と続けるみらいの姿が校長の水晶に映っている。
『みらい君・・・』としか言えない校長。
『そんな魔法で・・・もう何をやっても無駄だ』とションボリクマタ。
『無駄じゃない！』と一蹴し『ん？』なクマタに『ここで諦めちゃダメだって、モフルンがそう言ってる！』と主張みらい。
『バカな、そいつはもう・・・』と現実を指摘するクマタだが
『居るよ！』とみらいは返す。『あ！』と驚くことは。
『ここにいる。今も一緒に・・・だから！ 諦めない！』と涙は浮かべたままのみらい。
『あ！』と驚くクマタ。
『思い出すわね。みらいと初めて会った時』と歩み寄ってくるリコ。
『リコ・・・あの時も、モフルンは喋れなくて私は魔法が下手で、そして・・・やっぱりみらいは前向きだった』と思い出すリコ。
『それならまた、奇跡が起きるかも！』と言う。
『リコ！』と嬉しそうなみらいの横に来て『今は私もいるよ』なことは。
『はーちゃん！』と嬉しそうなみらい。両側からモフルンの手を取るリコこと。
３人で『キュアップラパパ、魔法よ。止まりなさい！』と唱える。
唱え続ける３人を見ているクマタの近くに雷撃が落ちてくる。
動かずに見ているクマタ。
『もうおしましだ』と男性Ｂ、『どうにもできない！』と男性Ｃが言っている。
『ここならなんとか』と魔法の絨毯で移動中アイザック。
青い風船に気付いて教頭と一緒に『あ！』と驚く。
『先生！』と呼ぶアイザックに『まだ戦っている者たちが居る』と言い
『皆願うのじゃ！ 我々にはまだ思いがある！』と説得校長。
『クマップクママ！』とクマが唱えている、『クマップクママ』と続くクマ達。
目を閉じて祈っている人魚達。いつぞやの癒しの巨大花の里の面々も祈っている。
周りに落ちる雷撃に怯むこともなく『キュアップラパパ、魔法よ！ 止まりなさい！』と続ける３人。
『くっ・・・俺は、どうすればいい！』と迷うクマタ。
『なぁ、何か言ってくれよ！』と叫ぶ。
『キュアップ！』な３人に『キュアップラパパ！ 俺の魔法よ！ 止まれ』と続くクマタ。
あんぐりな３人。
『キュアッパラパパ、止まってくれぇ～！』と叫ぶクマタ。
みらい、リコと頷き、ことはとも頷く。
『キュアップラパパ、魔法よ！ 止まれぇ～！』と声を揃える４人。
光を放ち、空から魔法陣が消え、赤みがかっていた世界は青くなる。
辺りに色々な光の球が浮いてるので振り向くシャドウマター。
『ああ・・・』と見惚れてるみらい。
『これって、ミラクルライトの風船？』と気付くリコ。
『なんだ、これは？』なクマタ『願いだよ』とみらいの声に振り向く。
『感じる。沢山の願い・・・』と嬉しそうなみらい。
大魔法フェスティバル会場の人達、教諭達、補習メイト達とリズもミラクルライトを掲げている。
『なんて暖かい・・・光』と続ける。
体が浮き上がるみらい達３人。ピンクの光を放ちソレは大きくなっていく。
『あ！』と驚くミラクル、『これは？』なマジカル。
すると光が集まりだし『あ！』と３人が振り向く。
黄色いリンクルストーンはピンクのリンクルストーンに変化。セットしたような音がしたと思ったら。
『モフ』と声が聞こえる。モフルンの形のシルエットが再生されていく。
『あ・・・』とあんぐりミラクル。
『とーっても、甘い匂いがするモフ』と言うモフルン。
泣きそうになるミラクル、感極まって涙を流す。
『モフルン！』と３人声揃えて抱き着く。同時に『モフー！』と応えてるモフルン。
『これは・・・プリキュア！』と驚いてる校長。
黄色い光の中であんぐりクマタ。
『クマタ、クマタの声、聞こえてたモフ』と言うモフルンに『許してくれるのか？ 俺を？』と問う。
『勿論モフ、クマタとモフルンは友達モフ』と手を差し伸べるモフルン。
『モフルン・・・』と掴み『ありがとう・・・』と感謝クマタ。
ホワイトアウト。
優雅ＢＧＭと共にモフルンはまたプリキュアに変身。
名乗りだけする４人。集合バンクも設置。
校長が水晶を頭上に掲げる。すると会場下に４人の姿が映る。
『ああ！』とアイザック、『これは！』と教頭が驚いている。
『プリキュア！』と女性、『プリキュアだ！』男性Ｄが驚いている。
ざわつく人々。空中にも投影されている。
それはリズも見ているようだ。ミラクルライトを構えてる校長。
『ふん！』とジャンプで電撃を避ける。空中で回収するフレアドラゴン。
『ありがとう！』と感謝フェリーチェに鳴いて返す。頭部の魔法陣から電撃を飛ばしてくるが当たらない。
『でも、あんなのどうすれば？』と困るミラクル。
『メチャメチャにしてやる・・・』と言うシャドウマター、４つの目の中心が光を放つ。
『中に何か居る！』と気付くマジカル。
『恐らく、魔法の中心だ』と教えるクマタ、『よし、行こう！』なミラクル。
『はい！』なフェリーチェ。
電撃を飛ばしてくるシャドウマター。ピンクトルマリンバリアで受けとめる。
『ぐ・・・はぁ！』と苦しそうだったが気張ってかき消す。
シャドウマターの体内に突入する４人。
体内は宇宙の様な空間になってる。『あれだ』と気付くクマタ。
そこにはダークマターとソックリの影。
（これもシャドウマター）
『あれは、俺の魔法。歪んだ願いが生んでしまった・・・俺の影・・・』と落ち込んでるクマタ。
その前に来るミラクルライトに『あ・・・』と驚く。
『後は任せて・・・』なミラクルに『ああ・・・うん』と頷くクマタ。遠くで光輝いたと思ったら飛んでくる４人。
キラメク誓い開始
シャドウマターはちょっと反ると無数のエネルギー弾を放射する。
『リンクル、ムーンストーン！』と構えるマジカル。ムーンストーンの光バリアで防ぐ。
ミラクルパンチ。反撃は下に移動して回避。
続いてモフルンの回し蹴り、下へ蹴り落とされる。
フェリーチェの回し蹴りも相殺され、影の後ろに移動。
シャドウマターはパンチを放つ。
『リンクル！ アメジスト』とアメジストの力で腕を魔法陣内で通過させることによって回避。
蹴り上げフェリーチェ叩き落すシャドウマター。モフルンの攻撃は分散することによって回避された。
また竜巻回転で四方八方に弾丸を飛ばしてくるシャドウマター。ミラクル以外は命中して煙に包まれる。
追撃の挟み叩き。だがリンクルストーンエメラルドの姿が映る。
フェリーチェ以外の３人はルビースタイルに変化し手をつなぎ、ミラマジが上を支えて耐えている。
『だぁ！』と唸るミラクル。
『はぁ～！』と爆炎と共に突撃してくるミラマジ。シャドウマターを捉え惑星の１つに激突させる。
だが、これは決定打にならず蹴り飛ばされる２人。
向かってきたクマタの影に『モフー！』とファイヤパンチモフルン。
猛火発生、足元の惑星が砕ける。
高速飛行で遠回りしモフルンを狙うシャドウマター。
その前に立ちはだかるフェリーチェ。
『うっ！』と受け止めきれなかったが軌道は逸らした。
ミラマジが『モフルン！』と呼ぶ。『モフ！』と答え２人と手を繋ぐモフルン。
巨大なサファイアリンクルストーンの幻影。
まさに光となって飛んでいる３人。縦横無尽に飛んで対決中。
『頑張れ！』と応援クマタだが、『あ！』と驚く。シャドウマターがこっちに飛んでくる。
だが半透明トパーズが見えたと思ったらミラクルが光線を光網でキャッチ。
光キャンディにする。
そして『たああああ！』とマジカルが光ラケットで打ち返す。
『大丈夫モフ？』と心配。
打ち飛ばされたキャンディは空中でシャドウマターへと戻る。
足からソニックブームを飛ばしてくる。
ミラマジの前に立ちはだかるモフルン。光の傘を繰り出す。
綺麗に二分して受け流す。
『は！』とピンクトルマリンバリアを張るフェリーチェ。
拘束された後、左右の光によってプリンに包まれるシャドウマター。
見ている４人。
『大嫌いだ！ メチャメチャにしてやる！ お前らなんてえええええええええ！』とプリンの中で蠢いているシャドウマター。
プリンを粉砕し、瞬く間で惑星を渡って突撃してくる。
４人に両腕でラリアットをかます。受け止め唸ってる４人。
『がんばれー！』と叫ぶクマタ。フレアドラゴンの頭上で光る。
その声に『はっ！』とするミラクル。
『プリキュアー！』と続けるクマタ、『だあああああ！』と叫ぶミラクル。
トパーズの光で、自分のルビーとサファイアスタイルの分身を作るミラマジ。モフルンがダイヤスタイルの２人を出す。
総勢１０人の総攻撃。
唸るシャドウマター。
トパーズ２人が逆さまで捕まえてるシャドウマターにモフルンが頭突き。
モフルンを捕まえたシャドウマターを光の帯でサファイア２人が拘束。
それをルビーマジカルが叩き落しルビーミラクルがファイアアッパー。
惑星に下から叩きつけられたシャドウマターにダイヤスタイルが光速アタックし惑星を粉砕。
『がんばれ！ プリキュア！』と校長応援。
『校長先生・・・』な教頭だが『みな！ 声をあげるのじゃ！ 願いを言葉に、言葉は魔法に魔法は奇跡を呼ぶ！』と校長が説得。
会場に映ってるモフルンとフェリーチェ。
左横を向くリズとジュン。
ミラクルアップ。
『がんばれー！』と教員ズ、『プリキュアー！』と補習メイトズとリズ。フランソワと一般魔法使い達。
くまモン含めたゆるキャラ群も『プリキュアー』。
会場の巨大な風船が光っている中『がんばれー！』と叫ぶ。
『プリキュアー！』と続くクマタ。
輝くピンクのリンクルストーン、構えるシャドウマター。
（ハートフルリンクルストーン）
『甘い匂いモフ』と光ってるモフルン。姿を消す分身たち。
『とっても、甘い匂いモフ！』と強い光を放つモフルン。
巨大シャドウマターに光の線が降り注ぎ、波紋を残す。
レインボーキャリッジが出てくる。
『行こう！』と言うミラクルに『ええ！（モフ！）』な３人。
ハートフルリンクルストーンが設置される。
『みんなの願いを！』と４人が声を揃えるとレインボーキャリッジがから光が４つ飛んでくる。
『出会えた奇跡と！』とミラクル、『ひかれあう魔法と』とマジカル、『そこから紡がれる幸せを！』とフェリーチェ、『あきらめないモフ！』とモフルン
がハートフルスタイルへ変化。
『あ・・・』なクマタ。
『おおおおお！』と咆哮するシャドウマター。
『フル、フル、フルフルリンクル！』と腕を動かし両腕をＶの字で左側に寄せる。
ハートフルレインボー発射。
巨大な光線に飲まれるシャドウマター。
『キュアップラパパ、虹の彼方に！』と声を揃える４人。
『うおおおおお！』と絶叫シャドウマター、消滅。
巨大シャドウマターも光を放ち風船の様に膨らんで破裂する。
キラメク誓い終了
方々に降り注ぐ綺麗な光。
元に戻る人々。大喜びの人々。
喜んでるアイザックと教頭、『うむ』と満足そうな校長。エミリーと笑ってるジュン、リズとケイも嬉しそう。
クマ達の森の上空に居るミラクル達。
『みんな、ありがとう！』と感謝ミラクル。
白フェードアウト。
着地して元に戻る４人。
石になったハートフルリンクルストーン。光の粒子となって消滅し元のリボン飾りに戻る。
『願いの石が！』と驚くことは、『次はまた１００年後ね』と言うリコに『じゃあ次のお願い考えとかなくちゃ』と言い出す。
『え！？』と驚くみらい達。
でそんな会話に笑ってる姿を遠くから見ているクマタ。
『あ、クマタ！』と気付くモフルン、走り寄って『一緒に来るモフ？』と聞く。
『いや、いい。もう十分だ』と返事クマタ。
『またな！』と手を上げる。嬉しそうに『モフー！』とバンザイ。
前進しようとしたクマタ『ん？』と気付く。
目の前には先のクマの里にて１匹だけ逃げようとしなかった小熊。
『クマ・・・』と言う。
『うん・・・』と察し、手を繋ぐクマタ。
『ねぇ、リコ。あの子の本当の願いって・・・』と問うみらい、『友達が欲しい・・・かな？』と答えるリコ。
『だったら！』と言うことはに『うん！ もう叶ってるよね！』と続くみらい。
クマ達の元へ小熊を手を繋ぎ歩いていくクマタ。
『願いの石なんて、なくったって！』とモフルンアップでみらい。
徐々に消える影が完全に消えたところで『モーフー！』と笑顔モフルン。
白フェードアウト。
ＥＤ。
青空林の小ウインドウで本編と同じＥＤ。
終わった後、延長インストゥメンタルになってオシャレコンテスト受賞作品紹介。
し専用一枚絵出て
～おしまい～
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