(2016年5月29日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:暮田公平 作画監督:フランシス・カネダ&アリス・ナリオ
若作り
まさかのかの子ばあちゃん話。
1話でそれっぽいフラグはあったわけですが、展開はちょっち予想外。
まぁ思い出の人はすぐ読めましたが。
魔法界系で色々驚くことが判明。
収録DVD
(DVDは16話、18話同時収録)
(BDは13話~16話、18話~24話同時収録)
アバンタイトル
『うわぁ! 何これ止まらなーい!』と掃除機に引っ張られてるリコ。
『最新型のパワフル掃除機だよ!』と大吉パパ。
『うーん・・・力を入れても全然汚れが落ちないよ』とボヤくみらい。
『あ、そうだ。こういう時は・・・キュアップラパパ、雑巾よ窓を綺麗にして』と唱える。
だが飛んでった先に今日子ママが居て『みらいー? 何してるの?』と呼ばれる。
『あ、あの、その・・・』と返事に困るみらい。
『なーにその杖、魔法でもかけるの?』と聞く今日子ママ。
『あはは! えーと・・・』と言い訳しようとしたら
『魔法ねぇ。おばあちゃんも魔法、使ってみようかしら』と新聞紙持参でかの子ばあちゃん登場。
『え!』なみらい、『今、魔法って言いました?』とリコが入ってくる。
(みらいの身長は先の窓拭き用イスの上だから)
『新聞よ、窓をピカピカにしておくれ』と水に新聞を漬け、それで窓を拭くかの子ばあちゃん。
綺麗になる窓。
『うわ! 汚れが簡単に落ちちゃったよ!』と驚くみらい。
『仕上げは、乾いた新聞紙で』と拭くとピカピカ。
『本当に新聞紙でピカピカに!』と驚くリコ。
『もう、おばあちゃんったら魔法だなんて。新聞紙のインクの力でしょ?』と指摘今日子ママ。
『いえいえ、私の魔法のおかげよ』とウインクかの子ばあちゃん。
ニッコリみらい。
すると『おーい、これはどこにしまったらいい?』と大吉パパ登場。
ズッコケて荷物をバラまき。
『大丈夫!?』と心配今日子ママ。
『あ、お父さん!』と駆け寄るみらい『あれ、これは・・・』とかの子アルバム発見。
リコも覗く。
すると『まぁ懐かしい』と言うかの子ばあちゃん。
『この人もしかして、おばあちゃん!?』と写真の美少女を見て聞くみらい。
『えぇ』と認めるかの子ばあちゃん。嬉しそうに横目で見るみらリコ。
リビング。
『ちょうどあなた達2人と同じくらいの年頃ね。うふふ、ここの公園でね、不思議な人に出会ったの』と言うかの子ばあちゃん。
『不思議な人?』と聞くみらい。
『えぇ。今でもあの光景が目に浮かぶ様・・・その人は風の様に現れて』と目を瞑るかの子ばあちゃん。
暗転。
あんぐり美少女、頬を赤らめ嬉しそうな顔。
フェードアウトで現在へ。
『あの時のこと、ずーっと忘れられないわ』と思い出すかの子ばあちゃん。
それ聞いて嬉しそうなみらい。
で、サブタイトル。
『忘れられない思い出かー』と布団にお尻ダイブみらい。
反動で飛び上がるモフはー。
『みらいのおばあ様って素敵ね!』と言うリコ。
『うん!』なみらい。
『やれやれ、校長の占いったら肩がガチガチですわ』とバタバタキャシー。
『水晶さんどうしたモフ?』と聞くモフルン。
『今、厄介な調べモノをしていて・・・あーん! たまには気分を変えたいですわ!』と愚痴キャシー。
『じゃあ、私達に占いさせてもらえない?』とお願いリコ。
『占い?』と聞くみらいに『ええ、水晶を操る占い師は魔法界でも人気の職業なのよ』とイメージ交じりで教える。
『さぁ、魔法の水晶よ、答えなさい!』とマントとフードをつけて占い師なりきリコ。
『リコ、いつのまに?』と聞くみらいに『前からやってみたかったのよね』と返事。
するとモフルンも『モフー! 水晶玉よ、答えるモフー!』とこっちもなりきり。
『モフルンまで! 待って、私も!』とやりたがるみらい、クローゼットを物色。
『いいですわー、探し物でもなんでも。その代わり、気楽で楽しい占いをね』と了承しつつ要求もするキャシー。
『楽しい占いかー』と考えるリコ。
みらいに『ねえリコ』と呼ばれ反応。
『おばあちゃんが言ってた、思い出の人探せないかな?』と聞くみらい。
(先のアルバム見てるかの子ばあちゃん回想)
『おばあちゃんがあんな顔するなんて、どんな人だか知りたいの!』と言う。
『まぁ! それは面白そうですわ!』と食いつくキャシー。
『じゃあみらい、水晶さんに手をかざしてみて』と教えるリコ。
『こう? えーと、おばあちゃんの思い出の人はどこ!』と実践しつつ聞くみらい。
音と共にオパール色に光りだして反応する2人。
『あー、こんなときに限ってー』とキャシーが言うと『おはよう諸君!』と校長登場。
『校長先生!』と呼ぶみらい。
『リンクルスマホンが狙われたとか・・・』と心配校長。
『はい。突然真っ暗な闇の世界が広がって・・・』と言うリコ。
(黒め回想、前回のスパルダのドクロクシー様の闇は~セリフ)
疲れた様に降りてくるはーちゃんをナデナデモフルン。
『ドクロクシーの闇の魔法。おそらくは古に禁じられた、危険な魔法・・・』と言う校長。
『そしてそれを蘇らせるほどの力を持つもの。そやつは・・・だが』と独り言。
『校長先生?』とみらいに呼ばれ『いや、なんでもない! これからも十分用心するように』と安心させる校長。
『はい』なみらリコ。
『それとキャシー、あとで例の占いの続きを』と頼む校長。
『ええ、分かりましたわ』と引き受けつつ『でも、ホントに肩こるわ!』と不満バタバタのキャシー。
呆れ気味のみらリコ。
『じゃあ、まず出かけよっか! 水晶さんも偶には外に出たいでしょ?』と提案みらい。
『ええ!』と嬉しそうに上下してるキャシー。
街。
『よーし、探すぞー!』なみらい。
『水晶さん、おばあちゃんの思い出の人はどこ?』と聞く。
オパール化水晶『感じます。尋ね人は案外近くにいるようです』と返答。
『近くってこの町の人? 具体的に教えて』と聞くリコ。
『それは・・・』な水晶。
答えようとしてると『あのー』と声をかけられ『あっ』。
老男性登場。
『すまんが迷ってしまって、道を教えてくれんか』と聞く。
『もしかして、あなたが思い出の?』とリコ。
『はて、なんのことか。ワシが行きたいのはこの煎餅屋なんじゃ。昔からの老舗でね。一度は食べたいと思って来たんじゃが、どうにも見つからんので困っているんじゃ』
とチラシを見せる老男性、渡す。
『えーっと、こっちがカフェで・・・だとしたらこっちは・・・うーん、うーん・・・』と右見た後、雑誌見てにらめっこ。
『あ、そうだ! あの、ちょっとここに座って待っててください。探してきまーす』と去るみらい。
『あ、ちょっと』と追いかけるリコ。
老男性の後ろで箒で空飛ぶ2人。
『上からの方が、地図が見やすいね』と言うみらい。
『えっと、お煎餅屋さんはこっちね』と後ろ側を見て
『キュアップラパパ、よく見えるようになりなさい』と手望遠鏡をするリコ。
アップになって行列ができてる煎餅屋を発見、『あそこだわ!』と言う。
『って、私達、何やってんの?』なリコ、?なみらい。
斜線通過場面転換。
焼かれる煎餅。
『いやぁ助かった、ありがとう』と感謝老男性。
『いえ』とリコ、『どういたしまして』とみらいが返す。
すると『まあ! みらいにリコちゃん』と気付くかの子ばあちゃん。
『おばあちゃん!』と驚くみらい。
すると、かの子ばあちゃん老男性を見て『あら? あなた』と言う。
『え?』な老男性。
『もしかして』と察するリコ、『感動の再会だね! ワクワクもんだぁ!』とはしゃぐみらい。
待ってたのは『服にゴミが』と言う言葉。
拍子抜けなみらリコ。
つなぎせんべい持ってるかの子ばあちゃん『あの店、若い頃からよく買いに行くのよ。良い事したわね2人とも』と教え褒める。
『じゃあ、私はここで。じゃあね』と去るかの子ばあちゃん。
ニッコリコと『よし! 絶対見つけちゃおう!』と言うみらい。
『闇の魔法。なにゆえリンクルスマホンを・・・』と気にしてるとアイザックが右横にワープしてくる。
『これがジュンさん達のナシマホウ界土産ですか』と聞くアイザック。
『君も1つどうじゃ』と勧める校長。
『では、遠慮なくいただきます』と食べようとするアイザックだが煎餅ごと入れ歯が外れてしまう。
『大丈夫かね? アイザック君』と心配校長。
戻して『あー大丈夫です。それより先生も少し休まれては。もうお歳なんですから』と勧めるアイザック。
『教え子の君に心配されるとは、やれやれ。私も歳を取ったものだ』としみじみ校長。
『まぁ見た目は私より随分とお若いですけどね』と褒めるアイザック。
『君もこのお茶を飲みたまえ。硬いお菓子もバリバリ食べられるようになるぞ』とお茶を注ぐ校長。
茶アップで『お茶を入れるのもご自分の手で? まだ魔法を使うのを禁じておられるのですね』とアルコールランプとポットアップ。
『さよう。もっとも魔法の力がこめられた魔法道具は使っておるがな。箒とか』
と言う校長。
『いつかは私も、先生の魔法を見てみたいものですなあ』とお茶を飲むアイザック、噴出す。
『君もまだまだ子供じゃのう』とニッコリ校長、お茶飲んで『ふー、うまし』。
手の上にスパルダグモを乗せてるバッティ『スパルダも哀れな姿になった』と言ってる。
テレポートしてきたガメッツ『だが悔いはあるまい。主君ドクロクシー様のために戦い尽くしたのだから』と持論。
ホログラフィヤモー
『スパルダさんのことは残念でしたが、ま、仕方ありませんね。あなたがた2人にはより一層頑張って頂かなくては。ドクロクシー様も大いに期待されておりますよ』
と下品にニヤついて消える。
『ドクロクシー様が我々に期待・・・か』と軽く笑うバッティ。
『あ? おぬし何が言いたい』と不満ガメッツ。
『ふん、ヤモーの伝言が果たして本当かどうか。もしや、ドクロクシー様というのはすべてヤモーの作り事では』と推測バッティ。
『我はただ主君を信じるまで』と去っていくガメッツ。
黒フェードアウト。
噴水前。
『集中ですわよ集中』と言うキャシー。
『おばあちゃんの思い出の人はどこにいるの?』と集中みらい。
オパール水晶に映るはバラ植え込み前に立つ画家の男性。
『このおじいさん?』なみらい。
『あ、そのおじいさん知ってるよ』と後ろから覗いてる男の子。
斜線通過場面転換。
『ほら、あそこで絵描いてる人』と案内男の子。バラ前を飛ぶ蝶。
『ありがとう』と感謝みらい。
2人で近寄っていく。
『あの人が思い出の人かしら』と気にするリコ。
『ん?』と気付く老画家。
『あ、あの! もしかして?』と質問しようとするみらい。
『なにかね?』な老画家と『あら、また会ったわね』なかの子ばあちゃん。
『ああ!』とみらいが声をあげ、2人は駆け寄る。
『おばあちゃんもこの場所で絵を?』と聞くみらい。
『うふ、どうかしら、私の絵。実は最近、絵画教室に通っていて、この方は先生よ』と教えるかの子ばあちゃん。
『いやーかの子さんのお孫さんでしたか』と言う老画家。
『この人も違ったみたいね』と耳打ちリコ。
『それにしてもだいぶ上達しましたな』と褒める老画家。
『まあ嬉しいわ』と喜ぶかの子ばあちゃんを『この色使い、中々のモノですよ。その調子で楽しんで進めていってくださいね』と称える。
ハッとするみらい、先の若い頃の写真の花の植え込みとイメージが重なる。
後ずさりしながらポジション取り『もしかして・・・この場所って!』と言うみらい。
ここでアイキャッチ。
公園。
『よくわかったわね。写真に写ってる公園がここだって』と褒めるかの子ばちゃん。
『うん~』なみらい。
つなぎせんべいアップ。
『それにしても、2人が私の思い出の人を探していたなんて』とリコ、みらいの順に見るかの子ばあちゃん。
煎餅かじって『えへへ、おばあちゃんの心の中に残る人って、いったいどんな人なんだろうって』と後頭部かきながら言うみらい。
『でもなんの手がかりも無く探すなんて、もしかして魔法でも使ったかしら?』と指摘かの子ばあちゃん。
『あ、いや、あのそのー』と困るみらい。
『おばあ様は魔法を信じているのですか?』と聞くリコ。
『ええ。だって、その方が楽しいじゃない?』とニッコリかの子ばあちゃん。
それを聞いてすんごい嬉しそうな顔のリコ。
『でも、見つけられなかったなー。おばあちゃんの思い出の人』と残念がるみらい。
『2人には話そうかしら。実はね、一度だけ見たことあるのよ。魔法使いを』と言い出すかの子ばあちゃん。
『えー!』と驚くみらリコ。するとネコの鳴き声。
高ーい高ーい木の上に困った顔した子猫がいる。
『まぁ、大変。降りられなくなってしまったのね』と察するかの子ばあちゃん、心配顔。
『リコ、いこ!』と言うみらいに『ええ』なリコ。
『私達、助けを呼んでくる』とみらいがリコと共に去る。
ベンチに並んでるつなぎせんべい、キャシー、モフルン。
どこぞの物陰でフードを被る2人。
『キュアップラパパ、制服よ、私達を隠して』と唱えるみらリコ。
制服のマント部分が体を包み込み、該当部分が透明化する。
『あ! すごい! これなら、おばあちゃんにも分からないって』と嬉しそうなみらい。
『いこ!』と真剣顔。
そして2人は箒で空を飛ぶ。
『うわぁ!』とイマイチ操縦が上手くいかないみらい。
鳴いてる子猫に『待っててね。今、きっと助けが』と励ますかの子ばあちゃん。
すると、いきなりの強風に見舞われ、顔を庇うかの子ばあちゃん。
救助中のみらリコ
(この場合、風も2人の仕業と見るべきか)。
『捕まえたわ』と抱っこリコ、『もう安心だね。さ、戻ろう!』と喜んだ後、真剣な顔になるみらい。
だが風が強くなり結局マントは飛ばされてしまう。
『マントが!』なみらリコ。
風が止み驚くかの子ばあちゃん、違う方向に何かを見つけ、『あ、あれは!』。
箒で飛んでいる2人を目撃かの子ばあちゃん。
アップになった2人の前を蝶が飛んでいく。
場面転換。
セピア色。
かつても強風に見舞われ、身構えるかの子。
その両手にはつなぎせんべい。
同じ木に箒に乗った見覚えのある誰かが子猫を救出していた。その横顔はまさに校長。
黒フェードアウト。
ネコを渡す校長。
頬を赤らめ驚いた表情でつなぎせんべいを渡すかの子。
校長はそれを手に空を飛んで去っていく。
あんぐり見送るかの子。
飛ぶ蝶カットからセピア色→現在へとカラーが戻る。
あんぐりかの子ばあちゃんにネコの声が聞こえ下を向く。
『あー!』と抱き上げ、『あの時と同じこの場所で、もう一度魔法使いを見られるなんて』と喜ぶかの子ばあちゃん。
『魔法ってやっぱり素敵ねー』と言ってる。
その後ろを蝶が飛び、その近くのベンチではモフルン達がそのまま。
鼻だけクンクンさせてるモフルン。
黒フェードアウト。
公園引きカット。
こちらに手を振った後、ゲートの中へ行くかの子ばあちゃん。
『おばあちゃんとっても嬉しそうだったね』と喜ぶみらい、『ええ』とリコも同意。
『みらい、リコ、さっきからずっと甘い匂いがしてるモフ』と言うモフルン。
『え、それって』と反応みらい。
その上空を飛んでいる蝶、『リコ』と呼ぶはーちゃん。
リコがリンクルスマホンを取り出すと同時に出てくる。
そして彼女が蝶を捕まえに行くとリンクルストーンに変化。
そのリンクルストーンをキャッチし『見ーつけた』と嬉しそうなはーちゃん。
『ガーネット、大地のリンクルストーンモフ』と解説モフルン。
『きっと、この公園で刻まれた沢山の思い出が、リンクルストーンになって現れたんですわ』と察するキャシー。
笑いながら『次は敗北の思い出をこの地に刻むがいい』とやってくるガメッツ。
戻ってくるはーちゃん。
『リンクルスマホンを我によこせ』と命令ガメッツ。
『だめ、あげないもん』と拒否はーちゃん。
『あなたも!? なんでスマホンを?』と問うリコ。
『ふん! 我はただ主君ドクロクシー様の命に従うまで』と反論しヨクバール召喚。
今日はバラとつなぎせんべい。
アイコンタクトで変身みらリコ。今日はトパーズ。
『行けヨクバール、リンクルスマホンを奪うのだ!』と命令ガメッツ。
触手を伸ばすヨクバール。
『やだ、来ちゃダメ!』とリンクルスマホンを離さないはーちゃん。
だがこの時の動きでリンクルスマホンからガーネットが外れる。
迫る触手からはミラマジが立ちはだかり、光の塊を投げる。触手を弾き返し2人の手元に返ってくる。
『一気にいくよ!』なミラクルに『ええ!』なマジカル。
2人、手後ろダッシュ。
ジャンプして2人で巨大ハンマーを作る。煎餅状の手で受け止めるヨクバール。
『油断したなプリキュア』とニヤつくガメッツ。
2人は間もなく煎餅ハンドで挟まれ墜落。足を触手で捉まれ逆さ吊り。
『ふふ! そのままお前達を取り込んでくれよう!』と言うガメッツ。
頭の花の中に2人を放り込むヨクバール。
悲鳴をあげながら赤緑の世界に落ちていく2人。
『綺麗な花をこんな風に!』と怒るミラクル。
『綺麗? くだらん! すべては己の力の糧となるただの道具に過ぎん!』と一蹴ガメッツ。
『道具!?』なマジカル。
『そうだ、美しさなど必要ない。この世は強さが全てなのだ。闇の魔法は何よりも強い。世界は我らに従い、闇に飲まれるべきなのだ!』
とモフルン達に歩みより、眼前で熱弁。
『魔法は人を従わせる力じゃない。魔法の力はみんなを幸せにできるんだから!』と手を突き出すミラクル。
『ミラクル・・・そうよ! ミラクルとも、この世界の人達との出会いも魔法があったから!』とマジカルも手を伸ばす。
2人が手を合わせると金色の光が放たれる。
ヨクバールの頭部が光りだす。
『この光は!』と驚くガメッツ。だが、この時地面の輝きに気付きニヤつく。
花から脱出するミラマジ。
『ヨックバール!』と苦しんでるヨクバール。
そして2人の光塊は巨大な口となる。着地した2人が唸ってると、防御のために構えたヨクバールの煎餅ハンドを食い千切る。
『ヨクバール!』と弱るヨクバール。
咀嚼してるパックマンもどき。走ってくるモフはー。。そして光塊は4つに分離する。
『モフー!』とモフルン、『ミラクル!』とマジカル、『うん!』なミラクル。
トパーズエスペランサで撃破。
嬉しそうなはーちゃん。
『もう大丈夫よ、はーちゃん!』と言うミラクル。
『ありがとう、ミラクル、マジカル!』と感謝するはーちゃん。
『プリキュア、次の戦いを楽しみにしているぞ』と言うガメッツ。
『全然楽しみじゃないし!』と返すマジカル。
『これを我が持っていてもか?』とガーネットのリンクルストーンを見せるガメッツ。
『はっ!』と驚く一同。『ガーネットモフ・・・』とモフルンも。
『このリンクルストーンで次の戦いを申し込むぞ。返して欲しくばそのことをオボエテーロ』とテレポート。
すべて元通り。
だが何かの鳴き声に気付いてあんぐりなミラマジが振り向く。
『ごめんね、ごめんね。はーちゃんがガーネットを落としちゃったから』と暗い回想交え泣き出すはーちゃん。
あんぐり見ているミラマジ。
引きカット。
夜の朝日奈家。寝ているはーちゃん、布団を被せられる。
『泣き疲れちゃったのね』と言うみらいと『ええ』なリコ。
暗転。
バルコニー。
『結局、おばあちゃんの思い出の人って、どんな人だったのかなー』と考えるみらい。
『ん? そういえばおばあ様、魔法使いを見たことあるって言ってなかった?』と指摘リコ。
『もしかして・・・思い出の人って魔法使いだったりして!?』と嬉しそうなみらい。
月明りに照らされてるキャシー。
煎餅かじってる校長。
『んー、先々代の頃から少し味が変わったか』と評する。
『あら』と言うキャシーに『なんだね?』。
『校長もナシマホウ界に行かれたことが?』と聞くキャシー。
『世界は広く、そして変わり続けていく。魔法界も、ナシマホウ界も、どれほど長く生きていようと
見て学ぶ楽しみは尽きることは無いのじゃよ。だから、偶にコッソリ仕事を抜け出してな』
と教える校長。ウインク。
『まあ』と呆れ気味に言って笑うキャシー。
『あぁ、ホントに偶にじゃからな。最後に行ったのは随分前で確かぁ~』とつなぎせんべいアップで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
だいじょうぶだよ とりかえそう
あら またステキな まほうつかいが
第18話『魔法界再び! リンクルストーンを取り返せ!』
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