第12話『リンリーン♪ キュアミューズのこと教えてニャ♪』
(2011年5月1日放送)
脚本:大野敏哉 演出:田中裕太 作画監督:高橋晃

ショッカー

ミューズの正体を探ってみようと言う話。
所謂、推理編。
と言っても次回解決するわけではないようですが。
色々、セリフとかが面白い今回。
大野さん、最初のマジゲンカ編の所為で印象はイマイチだったんですが見直しました。
(全て脚本家の仕業と言いませんが大筋は脚本家が決めるので)
キャラデザ高橋さん作画のキャラが拝める貴重な回。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは10〜11話同時収録)
(BDは1〜11話同時収録)

アバンタイトル


キュアミューズの必殺技と『キュアミューズドド!』と言うドドリー、『キュアミューズ?』と繰り返すメロリズの回想。
あれは一体なんだったんだろうと思うひびかな。新しいプリキュアと言うハミィにどうして分かるのか聞く響。
ハミィの答えはキュアモジューレ所持、フェアリートーンも居た。
確かにと納得。プリキュアだから私達を助けてくれたと考える奏。『きっとそうニャ』と言うハミィ。
『でも・・・』と言う奏。引っ掛かるのは『別に助けた訳じゃないドド。私は誰の味方でも無いドド』と言うドドリーの言葉。
あれってどういう意味か気にする響。仮面被ってる理由も気にする。
顔を隠すと言う事は正体がバレた困ると言う事かと考える奏。

きっと恥ずかしがりやさんと言い出すハミィ。
『ハミィ、適当に言ってない?』と奏に言われどもりながら否定するハミィ。
ここであんなの来るなんて聞いてないと言う響。ハミィもそうらしい。
『え、そうなの?』と驚く響。『ホント頼りないんだから』と呆れる奏。
いきなり猫のフリをし出すハミィ。『ネコのフリして誤魔化さない〜』と言う響。違うと否定するハミィの尻尾が指す先には


音吉が居た。誤魔化す意味でお孫さんは元気か聞く響。だが、音吉は答えず奥に消えていく。
何時もと違う反応に戸惑う2人。ここで響がミューズの意味を知ってるか後を追いながら聞いてみる。
音楽に関する言葉なら知ってると思って聞いたらしいが、行った筈の方向に音吉は居ない。

ダメだったジェスチャーしてると上から音吉の声。
『ミューズとは音楽の女神の事じゃ』と言う音吉。復唱する2人。OPへ。

メイジャーランド。


ハミィからキュアミューズの説明を受けているアフロディテ。ティーカップの中にハミィの顔。
『そうニャ。アフロディテ様なら何か知ってるかニャ〜っと』と言うハミィ。
『も、勿論〜。知らない訳ないじゃない』と明らかにうろたえ気味のアフロディテ。
じゃあ何でも良いから教えてと要求するハミィ。ハミィはウインドウに映ったアフロディテと会話中。
『えっと、なんだっけそのキュアなんとか』とティーカップをおいて何かを書き始めるアフロディテ。
『キュアミューズニャ』と答えるハミィに
『分かってるわよ。だから、そのキュアミューズについて、もうちょっと詳しく聞かせて頂戴』と返す。
紙と紙を持った鳥、机は左側へスライドして何処かへ去る。

しょうがないニャと言いつつもう1回説明するハミィ。
人形劇ならぬお絵描き劇で説明。
『この間、メロディとリズムはネガトーンとの戦いで大ピンチに陥ったニャ。そこに突然現れて助けてくれたのがキュアミューズニャ。めっちゃくちゃ強かったニャ〜』
と語るハミィ。
頬杖をついて『う〜ん』と言うアフロディテ。『そのキュアミューズ、何か言ってた?』と質問。

『それが〜』と言うハミィ。お絵描き劇の裏方なフェアリートーンは舞台装置を撤去中。
『助けた訳じゃない! とか、誰の味方でもない! とか可笑しなこと言ってたニャ』と自作の絵を揺らしながら説明するハミィ。
この場面が面白いです。

『まさか・・・』と心当たりがある様子のアフロディテ。他にはと聞いてみる。
『お前達はネガトーンに倒されて、それでもプリキュアか・・・って。でも本人が言ったわけじゃないニャ』と言うハミィ。
『え?』なアフロディテに傍に居たフェアリートーンが喋っただけでミューズは無言だったと報告するハミィ。

一言も喋らなかった件に反応するアフロディテ。
『何かわかったニャ?』と聞くハミィに
『とにかく、新しいプリキュアが現れたと言う事はこれからは敵がもっと手強くなると言う事』と言うアフロディテ。
『何か話逸らされたニャ』と困るハミィ。
聞いてない様に『メロディとリズムにはもっと強くなってもらわないと。そう伝えて頂戴』と言うアフロディテ。
『はいニャ!』と答え、キュアミューズの正体を聞こうとするハミィとの通話を『頼んだわよ』と一方的に切る。
『音楽の女神・・・キュアミューズ・・・ねぇ』と置いていたティーカップを取りながら言うアフロディテ。ちょいとお茶を飲む。

で、サブタイトル。

結局何も教えてくれなかったとボヤくハミィ。しょうがないからセイレーンに聞いてみることにしたそうで。
公園っぽい広場に屯するネコ達に挨拶するハミィ。
『あらハミイちゃん、お久しぶりね〜』と返すメスネコA。セイレーンが来てないか聞くハミィ。
『セイレーンなら、最近全然見かけないわよ』と答えるメスネコB。
『そうニャ〜』と言うハミィに『アンタ、あの黒ちゃんと仲悪いんじゃなかったかい?』と聞く飼い主同伴のオスネコ。飼い主のおばあさんはこっくり睡眠中。
ハミィとセイレーンは昔からずっと仲良しと答えるハミィ。そうは見えなかったと言うメスネコC。
しかし、セイレーンは何処に行ったと心配するハミィ。


で、マイナー陣。
セイレーンがプリキュアになったと聞かされたメフィスト。
『はい』と答えるバスドラ。あの新しいプリキュアの正体はセイレーンと主張。
『ホントですか、ソレ?』と驚くファルセット。シ〜と静かにする様に示すバリトン。
証拠はあるのか聞くメフィスト。
最近のセイレーンはどうも様子が変と言うバスドラ。
人間達に興味を示したり、メフィスト様の命令に反抗的だったりと言うのが根拠。
(前者は王子に頬ずりされる回想、後者は前回の終盤のバスドラとのやり取りの回想)
『セイレーンが姿を消すと同時に黒い姿のプリキュアが現れ、キュアミューズと名乗りました。ミューズとは・・・』と言うバスドラに
『音楽の女神』と続くメフィスト。
自ら歌姫と称するセイレーンが考えそうな名前と言うバスドラ。
『でも、まさかセイレーン様が』とバリトン、『とても信じられません』とファルセットが割り込む。『お前達は黙ってろ〜』と叱るバスドラ。
『メフィスト様、セイレーンは我々を裏切ったのです』とメフィストに言う。

『とりあえず、まずはセイレーンを捕まえて、その事を調べ上げろ。もし、それが本当だったなら・・・叩き潰せ』と言うメフィスト。
ペロキャン持参なので迫力はイマイチ。
『そうなれば私が不幸のメロディの歌い手に!』と嬉しそうなバスドラ。

『調子に乗るな! 偉そうな口を叩くのはプリキュアを倒してからにしろ!』と自分が映ってる鏡を揺らしながらキレるメフィスト。
了解するバスドラ。必ずプリキュアを倒し、セイレーンをメフィスト様の前に突き出してみせますと宣言する。
『期待している』と通信を終えるメフィスト。
『まったく!』と愚痴りながら『女神か・・・』とペロキャンを頬張る。


『それで』と響、『結局、何も分からなかったの?』と奏に言われるハミィ。『いや、だからその〜・・・ゴメンニャ』と謝る。
溜息をつく奏。紙パックの飲み物を飲んでいる響。『でも、何者なんだろう。キュアミューズって』と言う。
『分かんない。でも私、あの目何処かで見た気がするのよね』と言う奏。響もそうらしい。
もしかして意外と近くに居たりしてと言い出す奏。
ちょいと間を置いて1人気になる人が居ると言う響。奏もそうらしい。と言う訳で奏は心当たりに会いに行く為、離脱。
『え、それって一体? 待ってニャ、ハミィにも教えて欲しいニャ』と言うハミィ。
すると、和音が『響〜、そろそろ行くよ〜』と響を呼ぶ。で、響も離脱。
『あ〜、そんニャ〜、ガックシ』と落ち込むハミィ。



和音と響はバレーの授業中。強烈なスパイクを繰り出す和音。見事得点。『ナイス和音!』とチームメイトからも祝われる。
そんな中、弾き返すポーズを取っている響。
和音の身のこなしと先日の『響が困ってる時は何時でも助けるからね』と言う言葉を思い出す。
『響!』と呼ばれ反応する響。と言うのもスパイクが飛んできてるから。
驚いて何もできなかったが和音がキャッチしてくれたので難を逃れた。
『響大丈夫?』と心配する和音。『あぁ、うん』と答えながらも和音を見つめる響。
どうしたのか聞かれ、ミューズの事を聞こう・・・としたがやめた。『そう』と言う和音。
と、ここでホイッスルが鳴って『こら、和音何してんだ』と注意される和音。謝る和音。響にも集中する様に注意が入る。『はーい』と答える響。
と言う訳で試合再開。
『キュアミューズってもしかして』と思う響。
作画監督:高橋晃(スイート12話)

んで、奏も聖歌を見て同じ事思ってたり。
なんて思ってると部員達が揉め出す。聖歌が事情聴取。
どうもスポンジ製作が上手く行かなかった責任の所在が原因らしい。
正しい分量伝えたと主張する一方でもう片方はそれが間違っていたと主張する。
そんな筈無いと言う部員Aが私の事を信じてくれますよねと聞く。先輩は私の味方と部員Bが言う。
でも、聖歌は『私は・・・どちらの味方でも無いわ』と答える。
それを聞いて反応する奏。そう、ミューズの言葉に似ているから。
聖歌が言いたいのはどちらも信じている。『それより、ちょっとそれ貸してみて』と要求する聖歌。


固くなったスポンジを切ってパフェ状に盛り付ける聖歌。部員たちからは歓声が上がる。
『失敗した事を責めてもしょうがないわ。大切なのはそこから何ができるかを考える事よ。ねっ』と言う聖歌。
それを聞いてケンカをしていた2人もお互いばつが悪そうながら笑いあう。
あっさりケンカを止めた事に驚く奏。そして、ミューズの正体と疑う。


『どうしたの、南野さん?』と聞かれ『え?』と驚く奏。聞こうとするが、やっぱりこっちも止めた。
そんな事知る由も無い聖歌。『そう。何かあったら何時でも相談してね』と言う。
聞けなかったので『あはは・・・』と引きつり笑いの奏。溜息を付く。

んで、ハミィも溜息中。ひびかなが誤解してるとボヤく。本猫曰く頼りがいのあるリーダーらしい。
フェアリートーンに同意を求めるが無視される。当然、落ち込むハミィ。

自分の作ったミューズの札を見る。ドドリーって子は誰か気にする。
そもそもドはドリーが居ると言う事でドが2つあるのは変と言うハミィ。
『きっと高いドだファファ』と言うファリー。納得したハミィ。

音階順に数えて見る。1人足りない、一体何時から居なくなったと喚きだす。
最初から居ないファリーが言う。『ニャンですと〜』と頭を抱えるハミィ。
『今頃気付いたシシ』『ホント頼りないララ』とそれぞれにバカにされる。
『ハミィ、暫く立ち直れないニャ』とグッタリなハミィ。

『カップケーキ食べたらすぐに立ち直る癖にソソ』とソリーに嫌味言われ『何で分かるニャ〜』と更にショックを受ける。
『大丈夫レレ、きっとあの子も仲間レレ』とレリーが優しい言葉をかける。
『何で分かるニャ?』と聞くハミィに『だって、あの子も僕達と同じ姿をしてるミミ』と理由を話すミリー。
『だと、いいけどニャ〜。結局、何も分からないままニャ』と仰向けで絵カードを眺めながらボヤくハミィ。

ここでアイキャッチ。


海の近くの道。
『セイレーンめ、一体どこへ』と呟きながら探しているバスドラ。
いきなり振り向いて『お前らももっと大声だしてしっかり探せ!』とバリファルに怒る。
『偉そうに・・・』と反抗するバリトン。リーダーに向かってその態度は何だと怒るバスドラ。
彼に服を掴まれるが、リーダーならまず自分が大声を出してくださいと嫌味を言うバリトン。
うろたえるファルセット。
『貴様〜! もういい! やる気が無いならついてくるな!』とバリトンの服から手を離し
『セイレーン! どこ行った!出てこ〜い! 裏切り猫め!』と喚きながら捜索へ向かうバリトン。
呆れ気味のバリファル。

海岸上道路、手すり外に座りながら体を伸ばしつつ『チームって難しいですね』と言うファルセット。
砂浜にてカニを木の枝で突きながら『結局、リーダーがしっかりしていないとまとまーる物もまとまらないのさ』と言うバリトン。
『ホントニャ〜、ハミィはダメなリーダーニャ』とボヤくハミィ。何時の間にか近くに居る事に『あ・・・』なバリファル。
だが、何事も無かった様に『な〜んだ、お前か』と言うバリトン。思い出した様にセイレーンの所在を聞くハミィ。
居なくなったと答えるバリトン。どう言う事か聞くハミィ。
『セイレーン様はプリキュアになったかも知れないんです』と言うファルセット。驚くハミィ。
敵に余計な事を言うなとバリトンから注意が入る。『そうだった〜♪』と返すファルセット。ハミィに向かって構える。
と、ここでバリトンが上の道に停車してる車のサイドミラーに音符がくっついているのを発見。

早速、入手するがバスドラに『よぉし! でかしたぞ!』とパクられる。『返してください』と奪い返すバリトン。
『何をする!』とバスドラ、『私が先に見つけたんです』とバリトン。
結局、両者は音符を取り合う。
チームの物はリーダーの物とジャイアニズム全開のバスドラ。リーダーなケチケチするなと返すバリトン。
そんな事してる間に音符を取り返すハミィ。『ケンカするからニャ』と達観顔。『貴様〜!』と怒るバスドラによって

音符はネガトーン化。標的はやっぱり車。


んで、その頃のひびかなはお互い、自分が疑ってる人のミューズ姿妄想。

高台にてちょいと離れて考えてる2人。
『う〜ん』と考えてる2人。『やっぱ聞けないよね〜』と言う響と『だよね〜』と答える奏。
で、溜息ついてると悲鳴が聞こえる。


走りながら不幸のメロディを撒き散らすネガトーン。通るところ悲しむ人だらけ。
それを遥か遠くから見ていたひびかな。
『ネガトーン!』と響、『あんなに不幸の音を撒き散らすなんて』と奏が言って絶対許さないコンボ。

変身。


自転車でネガトーンと並走中のバスドラ。『良いぞネガトーン! 良いぞネガトーン!』と応援しながら走行中。
その上のレールらしきところから『待て〜!』と言うメロディ。リズムと一緒に走ってたり。『なんてことを!』と言うリズム。
『出たなプリキュア! やれ!』と攻撃指令を出すバスドラ。
早速放たれたタイヤ攻撃を避けるメロリズ。ネガトーンの前に下り立った2人は殴りを避ける。
ネガトーンはスピードを上げ振り向くなり2人に向けてタイヤを乱射。

避ける2人。
『あいつ、速い!』と言うメロディ。何かを発見したリズムは『メロディ、あそこ!』と言う。
すぐに気付いたメロディ。そして、意図にも気付いた。


ネガトーンを飛び越え先回り。走りつつ『ネガトーン、ここまでおいで〜!』と挑発。
そのまま柱の前まで走り柱を急上昇。ネガトーンはタイヤで上っていく。
当然、柱は途中で終わってるので空中に投げ出されるネガトーン。柱の上にはリズムが待機していたり。
『ナイスメロディ!』とネガトーンを蹴り上げるリズム。


『どんなに足が速くても!』とメロディ、『地面から離しちゃえば』とリズムが言う。妙にポーズがカッコイイリズム。
空中ではタイヤが意味をなさないので焦るネガトーン。『今よ!』と言うリズム、『オッケー!』と答えるメロディ。

ここで2人がかりのミュージックロンド。だが、ネガトーンはそれを受け止めて投げ返す。吹き飛ばされるメロリズ。


吹き飛ばされた2人を『あぁ〜、大変ニャ〜!』と追いかけるハミィ。バスドラは自転車を華麗(?)に乗り捨てる。
そして笑った後、『そう何度も同じ技が通じるか〜!』と攻撃指令を出す。
一撃目は避ける2人。だが、そのスピードに避けるしか無い2人。辺りをネガトーンが走りまくるので動けない。
ぐははのは〜と笑いつつ『俺様はセイレーンの様に甘くはないぞ! 止めだ!』と怖い顔のバスドラ。
今まさにネガトーンが轢こうとした


その時、キュアミューズ登場。
ミューズは工事用バリケードを取り出してネガトーン前に置く。車の習性か止まってしまうネガトーン。
その隙にミューズから流れる様な4連キックを食らい、止めに強烈な蹴りを食らって吹き飛ばされる。
となれば、バスドラの上に落ちるのは最早必然。


名を呼びつつ合流するメロディ。リズムも一緒。
『世話が焼けるドド。さぁ今のうちドド』とまた嫌味を言うドドリー。
『でも、ベルティエが効かなかった』と泣き言を言うリズムに対し『当たり前ドド、どんな技でも何時も同じじゃ破られるに決まってるドド』と言う。
どうすればと聞くリズムにもっと頭を使えとこれまたキツイ一言。
ベルティエが何故そんな形をしているのかよく考える様に言うドドリー。
ちょい考えたメロディの答え=どっちからでも持ちやすい様に。
『違うドド』と怒るドドリー。前を凝視していたミューズも呆れ顔。
『まさか』と言うリズムの言葉に、顔の向きはそのままリズムへ視線を移すミューズ。

逆にもフェアリートーンが入るのかと考えたリズム。
『そこまで分かったなら後はやれば分かるドド』と言うドドリー。

早速実践。
『おいで、ドリー』の後、『ミラクルベルティエ・セパレーション!』とベルティエを2本に分解するメロディ。


自分で分解しといて『おわ〜! 割れた〜!』と驚く。
『そう言う作りなんだドド』とこれまた呆れ顔のドドリー。
なんでキュアミューズがそんな事しってるのかと不思議なハミイ。
棒が2本になったところで怯むなと攻撃指令を出すバスドラ。
『何だか分かんないけど、絶対いける! 気がする!』
とよく分からない宣言のメロディ。

2本のロッドをリズムよく動かし音を奏でるメロディ。
『溢れるメロディのミラクルセッション! プリキュアミラクルハートアルペジオ!』と言いつつ
右手側は桃色、左手側はオレンジと真ん中で色の分かれた炎のハートを描き、ソレをネガトーンに向けて飛ばす。
炎のハートはネガトーンを縛り付ける。

『スゴイ!』と驚くリズム。『これなら行けるよ! リズムも!』と言うメロディ。『うん』と繰り出す。


リズムの方は
『おいで、レリー!』と呼び、これまた中央で分断。分解からリズムを取るまでのセリフと工程はメロディと一緒。
『弾けるリズムのファンタスティックセッション! プリキュアファンタスティックビアチェーレ!』と
こちらは右手側から青、左手側から黄色の炎を出す。
ネガトーンに命中。

三拍子の件はミュージックロンドと一緒。
音符はソリーに収納。ソリーの中を覗くハミィ。中は音符だらけ。
『だいぶ音符達が集まって来たニャ』と言うハミィ。

嬉しそうにクスクス笑うメロリズをレールの上から見下ろしているミューズ。
そのまま去ろうとするミューズにありがとうとお礼を言うメロディ。
『ねぇ、教えて! あなた一体誰なの?』と問うリズム。『私達の仲間なんでしょ?』とメロディも問う。
『私はまだ仲間にはなれないドド』とドドリーが言う。
ここで『待て〜! セイレーン!』とバスドラが大声で言う。振り向くミューズ。
驚くメロリズ。ミューズは何も答えずに去っていく。

『まさか本当に』とバリトン、『セイレーン様が?』とファルセットが言う。
『セイレーンが』とリズム、『プリキュア?』とメロディが言う。2人とも驚きを隠せない。
珍しく無言で見つめているハミィ。

棒立ちな両グループのカットで

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

奏がまた何かやらかすんでしょうかね?

第13話『ムムム〜ン! セイレーンとハミィの秘密ニャ♪』
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