第41話『ユキ・オンステージ!』
(2024年11月17日放送)
脚本:井上美緒 演出:横内一樹 作画監督:増田誠治

浮気の罰

半恒例の演劇回
割とユキ回。
今年の踏み込み具合はまぁまぁかな?


出演キャスト
犬飼こむぎ:長縄まりあ
犬飼いろは:種﨑敦美
猫屋敷ユキ:松田颯水
猫屋敷まゆ:上田麗奈

兎山悟:寺島拓篤
ニコ:植田佳奈
メエメエ:立花慎之介
狐崎:井上遥乃
狸原:うえだ星子
烏丸:首藤志奈
劇中劇の領主:原良丞

ザクロ:中原麻衣
トラメ:松井恵理子
ガオガオーン:高橋伸也

収録DVD

(DVDは40話、42話同時収録)
(BDは37話~40話、42話~50話同時収録)

※独断と偏見による簡単な本編ストーリー※
学校、挨拶すると
いきなり演劇部の芝居が始まる。
それはユキに対するスカウトだったが即断される。
何回来てもお断り、でも演劇部自体はコンクールで優勝するなど中々有能。
脚本が書けないと狐崎が喚いてると、烏丸が悟に古い文献を持って来てくれた。

文献は150年以上前の物、読めない部分も多い。
山で負傷した狼と出会い助けた。
後日、釣りの際に迷ったらところ、その狼に知っている道に戻してくれた。
狼の頭領と仲良くなり、彼も絆は感じていた。
著者は昴と言う人な模様。
この話を聞いた狐崎は脚本のネタが降って来た様で大喜び。
いろははザクロに言われたお前たちのせいで滅びたと言われたことが引っかかる。
その夜、ザクロとトラメは夜のアニマルタウンを見て奪還を誓う。
翌日、脚本を完成させた狐崎は大喜び。
狼と人間の話の様だが、肝心の人手と時間が無い。
その足掛かりにとまゆの服を出汁にユキを誘う・・・この誘惑に負けた。
かくして稽古は始まり、いざ本番へ。
しかし、これをザクロが見逃すはずもなく・・・。

順調に進んでいく中、舞台を覗き見ていたザクロは狐崎の狼に一目惚れ。
が、彼女が人間と気付いてショックを浮けて怒り出し
遠くに居たカメレオンをガオガオーンに。
本番中と言う事で困る一同だが、ニコが女神になると謎の引き受けで向かう事に。
変身後に消えたガオガオーン。
奴は姿を消すことができ、舌攻撃に翻弄される。
ニコはちゃんとお芝居をする・・・一応本物の神みたいなものなのでそれに狸狐コンビも圧倒される。
同時に誰と困惑。
ニャミーはワンダフルをメイクブラシにして着色作戦で攻略。
穴埋めを終えたニコも参戦しエターナルキズナシャワー。
ザクロは浮気したことを謝りながら逃亡。
芝居は良いカンジだったが、こむぎが本心を思わず言ってしまったことで
アドリブが始まる・・・しかし描きたいことと一緒の展開だった為になんとか継続。
狸狐コンビの興味はニコに・・・友達と言う事になったがユキはもう自分は不要とぶっきらぼう。
つまりそれはやってくれるのかとカマをかけられるも嫌と拒否。

アバンタイトル


スカウト劇
劇でスカウトするの初めて見たわ。
劇を興味ない人に見せて感激させるのは至難の業。
でも、スカウトされるのって大事なこと。
悲しい事にそれくらいじゃないと無理・・・上手くない私ですら旗揚げに誘われるくらいだし。
そういう縁みたいなのがないと関わる事がまずないのも大きい。

諸事情で本月末で退団する予定ですが
一応中学の頃から劇団員なんで演劇回は思うところが多々。
所謂、仕切る側じゃなくて仕切られる側なんで上手くないですけどね。

演劇あるあるその1
脚本が出来てこない。
プロで無いとは言え、顧問や部長は基本的にお芝居大好きの人がやってることが多く
大体そういう人が本を選定、書き上げます。
となると大体こうなる・・・。
私の師匠もどちらかと言う遅筆で去年末は後述の話もあって大変だった・・・。
まぁ文と絵じゃ、前者の才能ある人の方が圧倒的に少ないイメージですが。


文献
まさかの烏丸さんが持参。
この子も中々久しぶり。
この様に割とバカにならないので、しょうもないと思っても記録は残しておきましょう。
あなたの日記。
このHPも日記みたいなもんだしね・・・手間さえかければ日記でも面白い!・・・はず

OP
サブタイトル




150年前
4月5日から始まる
助けてくれた人を助けた狼の話。
その狼は頭領で名前の部分が不明・・・これがガオウかな?
ご存知の通り、元々狼は群れるタイプなんで仲間と認めた人と一緒に居られるのは幸せだったのかな。

ちなみに著者は昴さん。


情熱
番外編みたいなもんですが・・・これが一番大事。
作り上げたものを否定されるのが当たり前の世界なんで
キツく言うのがダメな風潮な昨今だと相性悪いって思ってたり。
(これには、役者の鍛錬及び好き勝手させないって言う明確な理由があるんですけどね)
実際、私も一度は師匠の指摘に折れて一度辞めました。
どちらかと言うと、お芝居が好きで好きで堪らない!って言うよりみんなで何かをやるのが好きなタイプなんで。

あるよね、全然違う方向で役に立ったこと。


うらみ
と言いつつ、最近あんまり感じないのは気のせい?

あ、気のせいじゃ無かったわ。
まぁ恨み100%だけじゃ辛いしね。
ってか、今回の増田さんって中々のエース作監な気がする。


やるきスイッチ
これは演劇だけじゃないよね。
うちのおとんも仕事ヤル気になると早い。
まぁ芸術畑の特性な気がしないでもない。


脚本名は『狼王ウルフェン』


演劇あるあるその2
時間と人手が無い。
地元で有名なカリスマや有名人が居るプロはどうか知りませんが、殆どの劇団とかは東京ですら基本的に人手不足です。
(これに加えて資金繰りも)
プロでなくとも詰めてやって1ヶ月は欲しいところ。
これとその1の合わせ技。
遅筆と演者の急死、降板劇が相次いで去年は大変でした・・・。

結局はマンパワーなんで、洋裁とか美術絡みは割と重宝されます。
今いる劇団では私が描いたフライヤーが使われてたり。


飼い主の衣装で篭絡
ここの描写は素直に感心した。
他人の心情を読むのは芝居において大事なこと。
自分のお芝居を作る事にも相手の芝居に応えるにも・・・いわゆる共感力。
んで、何に感心したかと言うとここの彼女から反応からするに2人の関係性に気付いていること。
だからこそ、瞬時にそれを利用する発想になるのは先に解説した演劇人ならでは。
それに今ひとつ・・・演劇人は厚かましいのである!
(まぁそれくらいじゃないとやっていけない)

飼い主もノってるならやる以外の選択肢無し!


イメージの髪型、ユキのまんまで草



犬が犬役を自薦。
要らない子だったが、なでなで作戦で逆篭絡。



演劇のススメ
皆で協力して何かを作る快感は一度は味わった方がいいと思います。
まぁ演劇じゃなくてもいいですけどね。

そして悟のカットに注目。
実は舞台に座学は案外大事・・・演技のメソッドは言うに及ばず演じる対象の分析と言う意味で。


野外舞台で緞帳付きって中々凄くない?
管理大変そう。


衣装
舞台やるメリットその1
舞台志望って変身願望がある人が多いらしい。
まぁ素敵な格好できるってのは女の子にはおっきいかも知れない。
一番最初にお世話になった演出家曰く、舞台に立とうとしてる時点であたおからしい。
これに加えて劇場によってはスポットライトなどを浴びせてもらったり、劇によって歌う事も。
(後者は当然厳しい稽古が待ってますが)



ドヤ顔猫女と分身する飼い主

え、衣装必要?(辛辣

掛け声
本番の舞台裏では演者スタッフでこれはまずやります。
士気の鼓舞は大事!
当たり前だけど小声で。


やっと変装覚えたのか、このジンギスカン。
こっちはある意味変装?
まぁ、衣装的には舞台的ではある。

ここでアイキャッチ
(Dタイプ)


自動横開き緞帳を初めて見た。



よく声だけじゃダメと言われますが、それでも演技の基本だと思っています。


飼い主ーズ心配


人間プレアデス、犬ウィート、狼王ウルフェン
助ける云々の場面

横暴な領主から救う場面
この領主役は生徒なのか気になった。
あと動物組普通に見入ってて笑う。



え、何・・・あなたなんでもいいの?


女神が狼を人間にするシーン
この変わり身のシーンは面白いと思った



勝手にベタ惚れして勝手にキレるのやめーや


今日のガオガオーン
カメレオン


慌てる舞台裏、実はアレがないコレがないとかで割とある現象

準備万端の嫁、出番が近いので慌てる旦那

何故か代役申し出る馬、驚愕の一同

無駄にポーズ凝ってるの草


透明
創作におけるカメレオンの十八番能力。
実を言うと風景に溶け込むつもりじゃなくて、彼らの気分や体調で変わってるだけだったりする。
まぁでも気分が合えば視認しにくいってのはある意味才能。
ちなみに死期が近いと茶色くなるらしい。

なぜか感心してるやつー。


演者変更
本番中に変わるなんて初耳ですわ。
まぁ、時の流れみたいなんで変える演出はある。
演劇あるあるにしたいところだけど、そうそうあったら困る奴。
9年前に舞台立てなかった生徒と同じ声だったりする


まぁ本物の女神だけど・・・誰は納得。


着色作戦
見えないなら塗ってやれ作戦。
まぁ体色を利用してるなら大変理にかなってる。
光を屈折させてるならあんまり意味無いけど。


今回捕まえ方、めっちゃ強引で草
舞台抜けてきてるぅ


今日の敗因
ガオウ以外に現を抜かしたから・・・なお、ただの自己分析の模様
今日の顔芸センスすこ。
多分、横内さんのお陰。


野外でスポットライト完備って地味にスゴイね


狼と人間が共に生きる道が無い
これが人間を信じないガオウの気持ちと重なったこむぎは思わず否定
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)


演劇あるあるその3
アドリブ
実はあんまり好きじゃないけど、これが出るようになったら一人前。
好きじゃない理由はやり過ぎると台本いらんやんけになるから。
一方でセリフ失念した時にできないとどうにもならない。
特に後に活きるセリフとかがあるから、それだけは言わないといけないのがあったりするんで。

ユキ、肝据わりすぎてて笑う。
この助け船で犬と人の様に狼と人間もと例え。
舞台は普通が面白いとも言えるけど、こういうのも楽しい。

やらかしが時に化学反応を・・・まぁ正規ルートを知ってる方はこうなる。


悲しい狼に見えたからつい言った
狐さんの言う通りこれは最高の誉め言葉
相手の気持ちを動かせるようになったら、それはもう立派なお芝居です。
その為にセリフと表情を使うのが我々。

舞台やるメリットその2でもあったり
この独特の快感は中々無い。
時間かけてみんなでやった後の打ち上げはいいですよー。
中にはこれだけを楽しみにやってる人も居る。

ユキ女神けってーい
これをあて書きと言います。
イメージが固まってるということで役者さんはあんまり好きじゃないらしい。
私は光栄なことだと思いますが。


あのこはだあれ?

←こーれ

慌てる飼い主

ナチュラルでカマかけ返しになってるの草生える

~おしまい~

~今週のあなわん~

メイン三大ペット

第42話『みんなのおうちのワンダフル!』


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