（１９９９年６月１３日放送）
脚本：前川淳　演出：伊藤尚住　作画監督：生田目康裕

法定速度６０ｋｍのお巡りさん

今回は完全に学校と無関係な人がゲストの話。
ちなみに名前は名乗らないので始めからアニキ・オトウトと書きます。
前回の最後を見てる人は判ると思いますがそうは見えないはづきの禁呪後編です。
若干、都合が良さそうな話であんまり評価は芳しくないですが、正体が正体だけにアレはありなんでしょうね。
パパイヤ兄弟は完全に悪役でないのも、どれみのいいところ。管理人はこの話の予告は結構好きです。
今回で画像２１０枚。選抜しても減りません。
もう、本編の画像枚数は気にしないことにしました。余裕で足りそうなので。
はづきが主犯だと思うのは私だけでは無い筈。

収録ＤＶＤ

クイズとノンクレＯＰＥＤ付き
（１７〜１８話、２０〜２１話同時収録）

アバンタイトル

ハデハデ衣装の男２人。舞台裏らしい場所で密談中。大柄の男が何かを決意して、小柄な男が返事をしたところでＯＰ。

終わると昼の藤原家のアップから
誰かがカレンダーの１３日の日曜日に丸をする。オレンジ色の手袋ははづきの手。
カレンダーに丸は１０個。そう、あれから１０日経ったのだ。女王様の言葉を思い出すはづき。

タップをいじってみるがやっぱり動かない。禁呪を使ったのは１０日前の夜。そう、夜にならないといけないのだ。
ため息をつくはづき。『早くお日様沈まないかな〜』と言うはづき。夜が待ち遠しいらしい。

サブタイトル

で、そんな藤原家を双眼鏡で覗く怪しい影。双眼鏡で見ながら家の大きさに感心するオトウト。
すると、アニキは『だろ？この家の子供を誘拐すれば１０００万くらい訳ないぜ』と一言。ち〜と物騒な話。
そんな話をしてるとはづきが出てくる。

はづきの出発を見て、ゆっくり走行してはづきの隣にくるアニキ運転の車。
ここで連れが腹痛を起こしたからと病院の場所を聞くアニキ。アドリブらしく驚くオトウト。耳打ちで納得。。
しかし、はづきから意外な答え。お医者さんは

すぐそこ
これまた意外な結果に困るアニキ。はづきを誘拐する口実を作ろうとしたが失敗。
はづきが去った後も腹痛の芝居をして叱られるオトウト。

アニキ、めげずにチャレンジ。今度は歯が痛いと芝居をする。今度ははづきから歯医者は遠いという発言。
これは占めたと歯医者まで案内してほしいと言うアニキ。ＭＡＨＯ堂と同じ方向と言うことでＯＫするはづき。

乗って去っていくはづき。信号に差し掛かったところで次の信号を左折すると言うはづき。が、車は直進。

様子がおかしいことに気付いたはづきだが、もう遅い。
これが誘拐だとアニキが明かし、オトウトにホールドアップっすと銃を向けられる。
ピストルを見て静かに驚くはづき。車はそのまま都会の何処かへ消えていく。


その頃、ＭＡＨＯ堂。あいこがやってくる。あいこがご機嫌なのに気付いたララ。
あいこはその理由をはづきの魔法解禁日だからと説明。マジョリカ、今日は今日でも今日の夜と水を差す。
判ってるので気にしてないあいこ、はづきが来てない事に気付く。
ララははづきの遅刻が珍しいので心配する。どれみも来てないが寝坊で片付けられる。

で、寝坊容疑のかかってる人は
くしゃみ中。『誰かがあたしのこと噂してるな〜』と推測。
で、ぽっぷに『誰かがどれみの悪口を言ってるな〜』と言われ『どうして、そー決め付けるかな！？』と怒るどれみ。
が、ぽっぷに時間のことを言われ焦り出すどれみ。ＭＡＨＯ堂の遅刻に気付いた。

焦って食べて喉に詰まらせる。ぽっぷの助けもあってなんとか助かった。実は仲の良い姉妹。でもやっぱり『ドジな奴』と言われる。

で、みそら荘。

はづきを何で縛るかアニキに相談するオトウト。アニキに軽くその辺のビニール紐で使や良いだろうと言われ軽く返すオトウト。
でも、散らかりまくった部屋、はづき『縛らなくても私、ここから動けないと思います』と言う。
その言葉に警戒するアニキ。オトウトに監視を命じる。部屋を片付けたはづきは魔法を恋しく思う。
、きょう迫城を書くアニキ。すると、裏から双眼鏡を覗いたまま『人質が居ませ〜ん』と言うオトウトの声。

双眼鏡で見ていることにツッコミを入れるアニキ。どうやら、舞台に関係する２人らしい。しかし、はづきは本当に居なかった。
（真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
で、横を見るとさっきまでアニキが居たちゃぶ台の傍に居た。

勝手なことをしていることにイラつくアニキだがはづきに『ごめんなさい。字が間違いだらけだったから、つい・・・』と言われ呆然。
有り得ない間違いばっかりｗｗｗｗ　訂正と字の綺麗さを見てはづきが頭良いと思う２人。
はづきが時計を見てどれみ達が自分を心配してるだろうなと思ってると


突然、電話がなる。何を思ったか火事と勘違いしていきなり消火器をぶちまけるオトウト。
アニキが電話であることを指摘。が、電話がないｗｗｗｗ色々、探すと発見。
（下段左の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
電話パスを受けたアニキ、受話器を取るがピザ屋への間違い電話。怒って切るアニキ。

ここではづき『電話があるなら手紙より電話の方が手っ取り早いんと思うんですけど』と提案。意外な提案に驚くアニキ。
キチっと電話番号とカンニングペーパーまで用意。

遅刻で慌ててるどれみの家に電話。

いきなり『お宅の娘は預かった』と言われ、意味不明なのでムッとするどれみ。
『もう、こっちは忙しいんだからイタズラ電話は止めてよね』と憤るどれみ

しかし、電話の声から藤原はづきの名。おまけに『おめえんところの娘だろ？』と言われちょいと驚くどれみ。
続いて１０００万円の要求をするアニキ。その様子を見て薄ら笑いを浮かべるはづき。計画かｗｗｗｗ

で、ＭＡＨＯ堂。

まだ来ていないはづきを心配するあいこ、ララ、マジョリカ。すると、急ブレーキ音、やってきたのは勿論どれみ。

いきなり『はづきちゃんが誘拐されちゃった〜！』と暴露するどれみ。驚くあいこ。
『美空町２の１０の５のみそら荘２０２号に１０００万円持って来いとたった今、うちに電話があったんだけど、どうしようあいちゃん！？』
と早口に説明。

予想外の結果に呆然な３人。あいこは『行こう、どれみちゃん』と言う。急な話で今度はどれみが呆然。

あいこはどれみの家に電話があったと言う事ではづきが自分達を待ってると推理。理解に時間はかかったが急にキりッとするどれみ。
（右の画像にマウスポインタを乗せると・・・）

働き手が２名、出かけてマジョリカ動揺。仕方ないじゃない？と言うララ。魔法の使えないはづきを心配してどうする？とマジョリカに聞くララ。
何時もみたく『ほっとけ』と言うマジョリカだが今回だけは『と言う訳にもいかんしの〜』と続ける。そんなマジョリカを見て嬉しそうなララ。

で、みそら荘。どれみ達は辿り着いた。

はづきを１０００万で取り返すと意気込むあいこ。
１０００万はどうするの？と言うどれみに『アホやな〜魔法で出せばええやん』と返答。どれみ納得。

大通りから路地に隠れた２人は

魔女見習いに変身。あいこはと１０００万円出てこ〜いと魔法を使う。

が、出てきたのは１０００万円札。あいこ落胆。今度はどれみが出すことに

が、今度は小銭で１０００万円。２人は１０００万円と言う大金を見たことがないので出せない様だ。困った２人、どうしよ〜。

一方、はづきはどれみ達の声が聞こえたのか、勝手に動いて逃げると勘違いしたアニキに捕まる。
その様が外からはづきを襲ってる様に見えた為

どれみ動揺。大声が出そうになるがあいこによって間一髪止められる。勘違いしたどれみ大慌て。
あいこの作戦によりお巡りさんになることに


『お巡りさんになれ〜！』と魔法を使うどれみとあいこ。
あいこは成功。が、どれみは何故かパトカーｗｗｗｗ　しかもサイレンまで鳴り出してしまうｗｗｗｗ

サイレンの音を救急車と勘違いするオトウト。アニキにパトカーと訂正される。
音を聞いて逃げ出すアニキとオトウト。どれみの存在に気付いたはづきはどれみの名を呼ぶ。

動きがあったことに気付いてみそら荘に行こうとするどれみとあいこだが、道路ではづきの乗った車と轢かれそうになりすれ違う。
はづきの姿を確認して車を追いかけることにした。

ここでアイキャッチ


裏を知る由もないアニキ、日本の警察の有能振りに感心。で、オトウトに電話で住所を言ったことをツッコまれる。
１人でオーバーにショックを受けてるアニキ。はづきは後ろを見てどれみ達を発見。

上空にはどれみ達。しかし、追いつけない。どれみは『時間よ、止まれ〜！』と魔法を使う。

成功。はづきを救出しようとするがドアにはカギがかかっている。はづきにカギ開けを要求するが、様子が変。

『時間止まってんねんで、聞こえる訳ないや〜ん！』と言うあいこ。納得どれみ。
今、魔女見習いじゃないはづきも魔法の射程範囲。動ける道理がない。
で、効果切れで車が動き出す。何とか無事だったどれみ。

車はＹの字道路を左折。今度はあいこが魔法を使う。

車が輪タクに変身。信じ難い事態にキツネの存在を疑うオトウト。噂と否定するアニキ。
焦って失敗したとアチャーなあいこ。今度はどれみの番。

今度は戦車に変身。楽しそうなはづき。戦車に乗ってる気がするオトウト。気のせいなアニキ。

今度は雲助と町娘。やっぱり楽しそうなはづき。

『お願い止まれ〜！』とどれみが魔法を使う。今度はトマトの馬車に変身。

キツネ信じてるオトウト。頑なアニキ。楽しんでるはづき。
（左の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
どれみ、魔法を使おうとするが魔法玉が無い。止まれ！と言ってトマトになったことに呆れるあいこ。

で、それから少し後。眺め良き木の下。湯がかれるラーメン。

はづきにラーメンを差し出すアニキ。お礼を言うはづき。ラーメンの美味しさに驚くはづき。
オトウトによるとアニキの作るインスタントラーメンはすごい美味しいらしい。照れるアニキ。
はづきは美味いもんばっかり食べてるからお世辞だと謙遜するが、はづきは『本当に美味しいです』と重ねて言う。照れて眼鏡がズレるアニキ。

ここで誘拐の動機を聞いてみるはづき。
オトウトが『そりゃあ、スターになりたいからっす』と返答。はづき『スター？　スターって歌手とか俳優とかの？』と確認。頷く２人。
で、少し笑って『どちらかと言うとスターって言うよりはお笑いって感じが』と言うはづき。
しかし、オトウトからは『やっぱりそう思う？』と意外な返事。

ここでアニキ、自分達をパパイヤ兄弟と言うお笑い芸人だと自己紹介。しかし、はづきに心当たりは無し。
はづきに『あの、あんまりお聞きしたことないんですけど〜』と言われ『売れてね〜んだよ！　悪かったな！』と返すアニキ。
軽率だったのを反省したのか返答に困るはづき。昔を懐かしむアニキ。


何年か前に田舎から上京してきた２人。しかし、いつまで経っても人気が出ず会社はクビになってしまう。
田舎に逆戻りするというところで１０００万円あればスターになれると言う話を聞いたらしい。

誘拐された理由が判ったはづき。芸能界でビックになる夢があるとカッコをつける２人だが。
『でも、誘拐して手に入れたお金でスターになって夢が叶ったことになるんですか？』とはづきに言われ目がテン。

さらに
『お笑いの方って人を笑わせるのがお仕事なんですよね？　つまり面白くなくっちゃ結局同じって事じゃないかと思うんですけど』と続けるはづき。
若いのに正論ながらもシビアなことを言うことに引きつるパパイヤ兄弟。いつも舞台でどんなことしてるんですか？と質問。

ここで芸を披露。アニキ『パパ！』オトウト『イヤ〜ン！』・・・しょーもな。
で、寒いギャグなのにやっぱりウケるはづき。でも正常な２人には効かないパパイヤ兄弟の芸。
あいこには『あっか〜ん、その程度のギャグじゃナニワっ子は笑われへ〜ん』と言われる。

『アニキ。見られたからにはこいつら、生かしておけねぇっす！』と拳銃を構えるオトウト。さすがにビビるどれみとあいこ。はづきもビビる。

馬鹿と言うアニキ。結果は芸人らしい結果に。やっぱり叱られる。
（左の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
ピストルがおもちゃだったことに怒るどれみ。少女誘拐の罪は重いと言うあいこ。はづきが止めるが

あいこは『誘拐犯をこらしめて〜』と魔法を使う。魔法の効果で高い高い木の上に

パパイヤ兄弟は悪くないとあいこに取り成すが誘拐したことは悪いことやからキッチリその罰は受けてもらわなアカンと言われる。
どれみは先の禁呪の話ではづきも罰を受けたことを引き合いに出す。何も言えないはづき。

反省の弁を述べるパパイヤ兄弟。反省していることをどれみとあいこに伝えるはづき。
『ほんまに２度と誘拐したらアカンねんでぇ〜！』と言うあいこ。

どれみに魔法で２人を下ろす様に頼むあいこ。実はあいこのポロンには魔法玉が無い。でも、どれみ先程言ったとおり無い。
はづきにも確認するがやはり魔法は使えない。つまりは下ろす方法が無い。
しかも、そう言う時に限って枝は折れかける。

１０秒かぞえて開始。
責任を感じたあいこは箒を出してパパイヤ兄弟の救出に向かう。手を差し出す。
が手を取ろうとしたオトウトが動いたことで枝が折れてしまい、落ちてしまうオトウト。

何とかアニキが捕まえるが左手にオトウトで右手に木の枝。オトウトの左手はあいこが持ちに行くが長く持つ筈が無い。
どれみも加勢するが重すぎてどうにもならない。

時は夕暮れ。

上から聞こえるパパイヤ兄弟の悲鳴を聞いて見習い服を着るはづき。しかし、タップはまだ動かない。

はづきは願う。
『お願いします魔女界の女王様。まだ時間じゃないですけど。太陽はまだ沈んでないですけど。お願いします！
魔法が使える様にしてください！』と
そして、はづきの頬を伝った一滴の涙がタップに落ちて弾ける。
すると、タップが動き出しプワプワポロンを出してくれた。


魔女界の女王様に感謝するはづき。そして、時を同じくしてパパイヤ兄弟は落下してしまう。


はづきは『お願い！　パパイヤ兄弟さんを助けて〜！』魔法を唱える。バンクじゃないのは嬉しいですね〜。
彼らは不思議な光に包まれゆっくりと着地。

助かったことを喜ぶパパイヤ兄弟。はづきは隠れながら嬉しそうにしている。
どれみ達が箒で空を飛んでいたことを思い出すアニキ。宇宙人？と疑うオトウト。しかし、アニキは答えを発見。
（真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
やっぱりキツネということになった。が、このキツネどこかで見たことある気がする。草むらに逃げるキツネ。

やっぱり、この２人だった。草むらの裏にはどれみとあいこ。何とか誤魔化したが
『全く！　人前で空飛んだり、バリバリ魔法使ったりお前等やっぱりおジャ魔女じゃ〜！』
とマジョリカに叱られる。しょうがないじゃんと言うどれみ。
ここであいこ、はづきが時間前に魔法が使えたことを不思議に思う。
ララは『きっと、はづきちゃんの願い女王様に届いたのよ』と推測。マジョリカは『女王様も粋なことをするのぉ』と感心。

で、夜の藤原家前。パパイヤ兄弟ははづきを送りに来ていた。昼のことを謝るアニキ。
一方、はづきは『頑張ってお笑い界のスターになってくださいね！　それじゃあお元気で、さよなら！』と言って家に帰っていく。
はづきにギャグが受けたことで嬉しそうなオトウト。アニキは初めてウケた事を嬉しそうに言う。
自信を取り戻した２人は帰っていく。

そして、ある日。展示品のテレビの前で酷評されている誰か。やっぱりパパイヤ兄弟。
でも、はづきだけは『面白い！』とやっぱり面白そう。引きつるどれみとあいこ。

２人の写真が写ったところで〜

〜おしまい〜

第２０話『ライバル登場！　ＭＡＨＯ堂大ピ〜ンチ！！』


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