第23話『大逆転!?おジャ魔女の試練』
(1999年7月11日放送)
脚本:栗山緑 演出:岡佳広 作画監督:なかじまちゅうじ

忠実に再現しました

マジョルカ編も4話目。
前回もそれ以前と同じ様な展開だったので間延びした感はありましたが、今回は進展があります。
アバンで思いっきりバレてるので書きます。
ポロンが変わります。これによってそれぞれ違っていたポロンが統一されます。
まぁ、本題はあいこの両親の話になる訳ですが・・・。
今回はあいこの家庭編第1弾。
子供に好評だったかは謎ですが、大人達の間では評価の高い話群のシリーズ。

収録DVD

クイズとおジャ魔女カーニバルミュージッククリップ付き
(22、24〜26話同時収録)

アバンタイトル

もたとモタモタが魔法実行中。すると、どれみ達のポロンと楽器が合体して手元に飛んでいく。
そしてモタから『これが新しいポロンよ〜』の一言。新ポロンを受け取ったどれみのアップになってOP。

終わると信号機のアップ。赤から青になって車が動く。その中の一台はタクシー。そう

幸治の運転するタクシーだ。助手席には包装されたリボン付の箱。
『あいこの喜ぶ顔が目に浮かぶわ〜』と言う幸治。そう、これはプレゼント。そして、バックミラーにはあいこに取られた筈の元祖MAHO堂のマスコット。

で、サブタイトル。

誰かがクレヨンで落書き中。というかこんな緑の物体を描くのはぽっぷしか居ない^^;
すると、どれみが帰ってくる。ぽっぷが『ねぇねぇ、どれみ。今日のおかず何だと思う?』と何やらもったいぶる。?などれみ。


何とステーキ。『ボーナスでも出たの?』と言うどれみ。しかし、はるか否定。
はるかによると宝籤が当たったらしい。驚きながら『うっそ〜、3億円!?』と言うどれみ。

常識外れの金額に倒れるはるか。ぽっぷに『ばっかじゃない? そんなお金が当たったら、家でステーキなんか焼く訳無いでしょ〜?』と言われる。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
正解は5等の1万円。喜ぶどれみだがここで先のグッズの事を疑ってペンダントを持ってるか聞いてみる。
はるか思いっきり挙動不審だが何とかあしらう。

ステーキが食べたいどれみは早急に晩御飯を要求するが、先にお風呂に入れと言われてしまう。
重ねて要求するが、ダメと言われてぷっぷのぷー。

ここでぽっぷ、嫌味でとっておいたケーキを食べると発言。しかし、冷蔵庫にケーキが無い。先の話があって疑われるどれみ。
最初こそ否定していたが、心当たりが・・・。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

『証拠を見つけてやる〜!』とどれみの部屋へ向かうぽっぷ。

で、やっぱりケーキはマジョリカに食べられていた。どれみ達が来たことに気付いて慌てて机の引き出しに隠れるマジョリカ達。で、ぽっぷが突入。

机の上に置かれたケーキの皿を発見してどれみを責めるぽっぷ。怯みながら机の引き出しについたクリームを発見したどれみ。

頭にキたどれみは自白して謝りながら素敵なプレゼントがあると言い出す。
机の引き出しをぽっぷにバレない様に注意しながら開けてマジョリカを取り出してぽっぷに差し出す。それを見たぽっぷの表情一変。
マジョリカ『何をするんじゃ? どれみ〜!?』とビビる。

マジョリカを無視してぽっぷに渡すどれみ。


ぽっぷ大喜び。しかし、水晶玉は気に食わなかったのでポケットに仕舞いこむ。
はるかにお風呂に入る様に言われて、そのまま連行されていくマジョリカ。どれみにキレるが、どれみはアカンベー。

で、新MAHO堂。はづきに『はづきちゃん、遅くまで手伝ってもらって悪かったわね〜』と言うララ。

はづきは今後のことを不安に思う。そんなはづきを元気付けるララ。

で、帰る途中に川辺に居るまさるを発見するララ。

きらきら星を演奏中のまさる。少しして背後のはづきに気付く。

はづきに『この前より旨くなったね、トランペット』と言われて若干、照れ気味なまさる。
不意に見た必死なはづきの眼差しにビビるまさる。照れながら『何だよ? 何か用か?』と言う。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

『無くなっちゃった物が何かは知らねぇけどさ、それが本当に必要な物なら、俺だったらバイトしてでも手に入れるな』と言うまさる。
感心するはづきに『それでもダメなら土下座でも何でもして手に入れる。ま、お嬢様の藤原には無理か』と続ける。
『ううん、すごく参考になったわ』とお礼を言うはづき。それを聞いてまさるは帰っていく。手を振って見送るはづき。

で、その夜の妹尾家。

リビングでハーモニカを演奏中。しかし、ファの音が出ない。落ち込むあいこ。

時計を見て幸治の帰宅が遅い事を心配するあいこ。すると、外から車のブレーキ音と衝突音。慌てて、外に出て行くあいこ。
やっぱり幸治。急に眠くなってゴミ箱に衝突したらしい。

眠たそうな幸治を見てマスコットを捨てたかどうか怪しむあいこ。幸治は捨てたと主張。バレそうになりながら何とかあいこを家に連れて行く。

家に入るなりプレゼントを渡す幸治。『いややで〜、今日はクリスマスでも誕生日でもあらへーん』と茶化すあいこ。
『ええから開けてみ〜』と言われ開けてみるあいこ。中身はハーモニカ。しかも金色。

あいこのハーモニカはお古で音も悪くなってるから買ってきたそうだ。嬉しそうなあいこ。幸治に促され演奏を開始する。
演奏を聞きながらお古のハーモニカを手に取る幸治。あいこに
『何すんねん?』と言うあいこに『こんなオンボロ、ポイするんや』と答える幸治。

『やめて!』と声を荒げてハーモニカを取り返すあいこ。
『このハーモニカは一杯一杯思い出が詰まってる、私の大事な大事な宝物やで? それを何がポイや!』とぶち切れる。


余りのキレ振りに引き気味の幸治。『そんなことも忘れてしもたんか〜!』と何かに怒るあいこ。
『こんなんいらんわ〜!』と言ってプレゼントのハーモニカを捨ててしまう。尚も怒るあいこを幸治は・・・
(下段の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

娘の事を思って買ってきたハーモニカを捨てられて無意識でやったらしい、謝るが時既に遅し。
、『ほっといて〜、お父ちゃんなんか・・・お父ちゃんなんか大っ嫌いや〜!!』と言って出て行ってしまうあいこ。

出て行ったあいこはタクシーの中にマスコットを見つける。そして、『ええわ、お父ちゃんなんか』と言って去ってしまう。

で、その夜の春風家。
渓介の足に巻かれた包帯に驚くどれみ。生まれて初めて滅茶苦茶岩魚が釣れる事に夢中になって岩から落ちたらしい。一応、捻挫。
ぽっぷにどれみのそそっかしいのを渓介似とからかわれムッとするどれみ。そんなどれみを叩いて呼ぶマジョリカ。マジョリカ、顎で合図。

すると、渓介の首にペンダント。ペンダントを見つけはるかに絡むどれみ。ペンダントを捨てようとするがはるかに阻まれる。
先のステーキもコレのおかげと譲らないはるか。そうこうしてると電話

はるかは電話を取る。はづきからだ。あいこの家出の話を聞いて仰天などれみ。

心配そうな妖精達。『元気出して、あいちゃん』と心配するはづき。どれみに『たかがハーモニカぐらいで家出しなくても』と言われ
『このハーモニカはただのハーモニカとちゃう。これは・・・これは・・・お父ちゃんとお母ちゃんに買うてもうた大事なハーモニカなんや』と言うあいこ。
(上段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

ここでアイキャッチ。


それはあいこが小さい頃の話。両親が離婚する前。

街中を両親に連れられて歩いていたあいこはすれ違う少年が持っていたハーモニカが気になった。
それを見ていた幸治は『なんやあいこ。ハーモニカ欲しいんか?』と言う。あいこは『ええねん、別に欲しない』と言うが
『何を言うてんねん。ハーモニカぐらい買うたるわ』とバレバレ。

あいこは好みのハーモニカを選択。どっちがお金を払うかで揉める両親を見て
『ケンカするなら、あたしいらん』というあいこ。結局、折半と言うことで落着。そんなあいこを見て笑う母。

静聴するどれみ達。あいこによると、両親が離婚して泣いていた時もハーモニカが励ましてくれたのだそうだ。

離婚して間もないある日の夜中。目が覚めたあいこはハーモニカを手に取る。

やっぱり、泣いているあいこ。少し開いていたドアの隙間から幸治がを落ち込んでいるのが見えた。そんな幸治を呼ぶあいこ。

『あいこ・・・悲しい思いさしてすまん。堪忍な・・・』と言う幸治にハーモニカを差し出し
『これ吹いて。これ吹いてくれたら、あいこもう泣かへんから・・・』と言うあいこ。
幸治は悲しい気持ちを抑えて笑顔で吹くことを承諾。

しかし、悲しい時は何をしても悲しい。あいこ涙ぐむ。すると、目の前にも落ちてくる涙。幸治も泣いていた。感極まって抱き合う親子2人。

今にも泣きそうなあいこの話を聞いて既に泣いているどれみとはづき。逆にあいこがビックリ。
さっきのハーモニカの話を謝るどれみ。あいこ『ええよ〜、ホンマにオンボロやし』と気にしてない。
はづきは『私、あいちゃんがますます好きになった』と言う。『照れるから止めてーな』といつものあいこに戻り加減。すると、ドアを叩く音。


ばあやだ。幸治がやってきたらしい。帰らないと言うあいこ。ばあやに
『マスコット捨てたら帰ったるわい! アホ!ボケ!カス!』と伝えてと言うあいこ。『はい、かしこまりました』なばあや。
互いの親が元祖MAHO堂の魔法グッズを捨ててなかったを知ったどれみとあいこ。

魔法グッズの事で困ってるとはづきから『そんなことないと思う』の言葉。夕方のまさるの言葉を伝えるはづき。まさるの言葉に感心するどれみ達。
まさるの事を褒められてテンション上がったのか、魔法玉を手に入れる方法を考えましょうと提案するはづき。
『そうや、魔女界でバイトしよう!』とあいこが提案するが、魔女界へは元祖MAHO堂を通らないと行けない・・・。万事休すで落ち込む3人。
すると、妖精達は玉乗り中。非常事態に遊んでるドドを叱るどれみ。すると、ドドがこける。

そして転がってきた玉こそ魔法玉。
どれみがドドに拾ってきた場所を聞くどれみ。ベッド付近に落ちていたらしい。

『あ〜、前に落としたのが見つからなかった魔法玉!』とはづき。大分前にひとつだけ無くしたらしい。
ドドを褒めるどれみ。『よ〜し、MAHO堂へ行こう!』と言うどれみ。

その頃、ばあやは伝達中。
『ムァスコット捨てたら帰ったるわい! アホ!ボケ!カス!とおっしゃっておりました
幸治唖然。
斉藤さんの迫力が尋常でないので見てみましょう^^

その様子を見て笑っているあいこ。元祖MAHO堂へ出発。

で、元祖MAHO堂。ペペルトポロンに魔法玉を入れるどれみ。

で、どれみは『3人とも、ゴキブリになれ!』と魔法を使う。唖然な2人。
ゴキブリにしたことを怒るあいこだが、どれみは『気にせずレッツゴー!』

『今夜は月が笑ってるわ〜』と爪とぎをしながらこうもり男とねずみ女を叱るヘヘ。
どれみ達への警戒を促すが、既に進入済。『へへ〜ん、もう進入っちゃったもんね〜』と言って去るどれみ。


モタとモタモタに魔法玉をくれる様、土下座して頼んでみるが断られる。ケチさ加減に怒るどれみ。
ここで魔女に片っ端から声かけてバイトさせて貰おうと言う事になった。
仕事が一杯ありそうと言うことで女王様のお城を勧めるモタとモタモタ。変なとこだけ助ける2人に『そりゃどうも』と不満げな返事。

女王様から許しが出たらしい。女王様の慈悲深さを喜ぶどれみ。

しかし、仕事は薪割り。しかも尋常でない数。

『嫌なら別にしてもらわなくて結構よ』と言われ思いとどまるどれみ達。
本当に魔法玉を貰えるか聞き直すあいこ。門番魔女YES。何個もらえるかは女王様の胸三寸。
あいこ決意。自分が割る事にした。はづきは丸太を運ぶ役。どれみは割った薪を積み重ねる役。

三者三様の仕事が始まる。あいこは『お父ちゃんのあほ〜』の気合と共に割り始める。

で、その頃。幸治は橋の上からマスコットを川に捨てハーモニカを演奏していた。

あれから暫くして、かなりの数の薪が出来た。

しかし、幾本目の薪を割ろうと構えた折、あいこの手に激痛。思わず鉞を落としてしまうあいこ。

血豆が潰れたのだ。小学生の女子がやることではないから当然。どれみが交代をかって出る。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

どれみとあいこの役割交換。その様を見ている女王様。

あれから、はづきにも交代。しかし、はづきも血豆が潰れてしまった。あいこが交代を申し出る。
そんな自分達の姿を見て『私、はづきちゃんとあいちゃんと友達になれてよかった』と喜ぶどれみ。はづきも賛同。
あいこは真顔で『何言うてんねん。あたしらは友達やない。大親友や!』と言うがその後、すぐ笑顔に。

あれからしっかり割り続け・・・最後のひとつは3人で割った。
すると、タイミング良く門番がやってきた。約束どおり女王様からの魔法玉をくれる様だ。

しかし、貰えたのはたったの1個。落ち込む3人。

しかし、モタは『1個で十分よ〜』モタモタからは『全員、6級合格よ〜』の言葉。唖然な3人。
6級の試験問題は0になった魔法玉をいかにして手に入れるか? だったらしい。

予想外の結果に大喜びの3人。ポロンをバージョンアップしてくれるらしい。
だから、自分が一番大切にしている楽器を持ってきてと言うモタ達。


3人はそれぞれ持参。
あいこは先のハーモニカ。
どれみは小さい時によく弾いていた壊れたピアノ。
はづきは3歳の時に始めて買ってもらったバイオリン。

ドキドキの魔法開始
初めて魔法らしい魔法を使うモタとモタモタ。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)

個々のポロンは個々の楽器と合体して3人の手元に返ってくる。これが新しいポロン。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

クルールポロン
見慣れない魔法玉に?なあいこは『何やコレ?』。モタモタによると新しい魔法玉で前の物より3倍の効果があるらしい。

ここでどれみ気付いた。自分のは半分しか無いのに、あいこのは満タン。
モタによるとハーモニカをとっても大切にしていたから。ちなみにどれみのピアノは押入れに終い込んでいた物

『でも、これだけあればマジョルカの魔法グッズの効き目も消せるんとちゃう?』とあいこが
『そうよね。もしかしたらMAHO堂も取り戻せるかもしれないわ!』とはづきが元気付く。
『よーし、絶対取り戻すぞ』

と言うどれみの言葉に『おー!』と気合を入れたところで

〜おしまい〜

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