第23話『イースの最期! キュアパッション誕生!!』
(2009年7月12日放送)
脚本:前川淳 演出:石平信司&黒田成美 作画監督:伊藤智子

(ピーチ)男対女(イース)

とうとう、イースとの決着が着く日。
ピーチが何とも男らしい。
そして、キュアパッション誕生の話。さて、どっちかな?
かねてより噂されていた4人目です。本物です。
まぁ、誰かなんてタイトルで思いっきりバレバレ。でもって、まさかの展開。
ちなみに正体は2008年末くらいに既にパッションの絵が流出してた訳で。
それに作中の設定や色等で知っている人が殆どだった様ですね。
(ちなみに管理人は1話の時点じゃ、ベターにミユキさんだと思ってました)
プリキュアとしては初めて作中で『人』が死んだ話です。
(今までの敵は人語を喋る怪物なので))
まぁ、当然子供専用の枠なのでそんなにリアルには描きませんが。
管理人を夜型から早起き人間に変えたスゴイ話。

収録DVD

(22、24話同時収録)

アバンタイトル



ベッドで枕を抱いているラブ。考えているのは先日のせつながイースと知った一件。
肩を庇うせつなを心配するが手を叩いて拒まれる。そして、ラブの呼びかけに答えずせつなは去っていく。それを思い出し泣くラブ。OPへ。

いきなり、サブタイトル。もうバラしてる。



美希、おじゃましますと強行突入。笑顔で迎えるあゆみママを放置して先行。ブッキーが代わりに挨拶して美希の後を追う。
そっとしてあげた方がいいんじゃと勧めるブッキー、美希は止まる気配なし。
ラブの部屋の前でタルトとシフォンに遭遇。いいとこに来たと言うタルトによれば、ラブが1人になりたいと言って部屋に入れてくれないらしい。美希、突入。



美希、せつながイースと言う事はあの占い館に居る筈と考え、館へ行くと言う。が、ラブは枕を被ってしまう。『起きなさい!』と声をあげる美希。
せつなが敵とショックな事には同情しながらも、自分達はプリキュアだからしっかりしてと怒る美希。
ここでせつなはイース。だから、せつななんて子は存在しないとまで言う。
すると、今まで返答がなかったラブが
『何言ってるの? 美希たん。なんでそんなこと・・・せつなが居なかったなんて。なんで、なんでそんな酷い事言うの!?』
と泣きながら返してきた。謝りながらそうでも言わないとと心を鬼にしたらしいが
『もういい!』とラブは部屋を去っていく。やっちまった顔の美希。
いきなり飛び出して行くラブを見てびっくりなあゆみママ。美希はまたあゆみママを放置して家を去る。ブッキー、また挨拶して去る。『だから、何?』なあゆみママ。

ラブは既に居なかった。手分けして探す事に。

その頃、クラインはメビウスにイースが任務失敗した事を報告。
『後の事は解っているな?』と言うメビウス。イースの管理データを変更すると言うクライン。

その頃、珍しく占いブースでイース姿なイース。先日、ナキサケーベ召喚時にピーチに本音を看破された事を思いだす。
『お前に何が解る』と言うイース。すると、背後が光ったと同時に手紙が置かれていた。クラインの手紙らしい。


せつなの事を思い出しながら彷徨い中のラブ。7話の事や14話でのタイマンとか。そして、先日のペンダント砕きも。
『あたし、一体どうしたら。あたしに出来る事って何だろ・・・?』と悩み歩いてると何時の間にか、カオルちゃんのドーナツカフェに来ていた。
『ドーナツ食べてく?』と聞くカオルちゃん。


メロン味の感想を聞くカオルちゃん。美味しいと答えるラブ。
ここで『あのね、友達だと思ってた子がすごい悪い事をしてたんだ。私、どうしたら良いんだろ?』と相談してみる。
『どうしたら良いかね〜。しかし、今日は暑いね〜。こんな日はさ、やっぱり鍋とか最高だよね。例えばつみれ鍋とか』と言うカオルちゃん。
『つみれ鍋〜?』と言うラブに『昔から言うでしょ? つみれ煮込んで干物煮込まずって』と言うカオルちゃん。
????なラブ。本当は罪を憎んで人を憎まずと言うことらしい。ラブ、それを聞いて笑う。



それを聞いて青空を見るラブ。すぐに割り切ったのかカオルちゃんにありがとうと言って去っていく。『青春だね〜』と見送るカオルちゃん。
ラブが導き出した結論は友達がしてる悪い事を止めさせる事。ダッシュで走るラブは蕎麦屋さんの挨拶もスルー。
ラブと言い美希と言い集中し過ぎ。


森ではせつなも歩いてきていたり、ラブも森へ到着。
『だから私は心を鬼にして』と言った美希の事を思い出し怒鳴った事を謝るラブ。自分も心を鬼にすると言う。
そして、2人は遭遇。暗雲に包まれる森。
せつなもラブを探しに行くところだったらしい。気が合うねと言うラブ。
『今日こそ、お前と決着を着ける!』と言うせつなに対し
『うん、そうだね。こんな事、もう止めにしよう。ううん、必ず止めさせて見せる!』と決意表明するラブ。

お互い変身。ラブの方はバンクが笑顔と言う事で殆どカットされてます。

『お前が友達と思っていたせつなとは、この私。お前の変身アイテムを奪うために近づいたのだ。そうとも知らず気を許すとはな』と半笑いで言うイース。


が、ピーチは『今でも友達だと思っているよ』と返す。
それに反応したイースに『その友達をラビリンスから抜け出させる為に来たの。あたしの全てを賭けて!』と続けるピーチ。
それを聞いたイースは『お前の・・・そう言うところが頭にくるんだよ!』と言う。
そして、風が吹いたと同時に戦闘開始な2人。


まだ見つけられない2人と2匹。すると、さっきの蕎麦屋さんに遭遇。ラブを見なかったか聞くブッキー。
思いつめて走っていったと聞かされてどっちへ言ったか聞くと森の方へ向かったと教えてもらう。すぐに占い館に向かったと思う一同。

ここでアイキャッチ。




館へ向かう2人と2匹。それに気付いたウエスターとサウラー。
ウエスター、イースが正体をバラしたからと愚痴る。ここに来られては迷惑と言うサウラー。館を木々を動かして隠す。効果覿面で見失う美希達。
残念だったなと笑うウエスター。すると、サウラーがイースにクラインの手紙が届いたと教える。
真顔になるウエスター。イースの所在を聞く。『遣り残した事を終わらせてくるって出て行ったよ』と答えるサウラー。
美希達が探してると後ろから音が聞こえてきたのでそっちへ向かう。


激しい戦闘を繰り広げる2人。この2人の絵がまたカッコイイ訳で。


ミキブキも到着。変身しようとするがピーチに手を出さないでとお願いされる。すると雨が降ってきた。

戦闘再開。ピーチを突き飛ばすイースだが戻ってきてピーチからエルボーを喰らうイース。

『こんな筈じゃなかった・・・こんな筈じゃなかった!』と言うイース。
先に届いたクラインの手紙。その中身は国民番号ES4039781ことイースの寿命が本日限りと言う事。信じられないと言う表情のイース。



なおも対決中の2人。戦うピーチは泣いていた。
タルト、イースを倒そうとして戦っている訳じゃないと気付く。せつなを取り戻す為に戦ってると言う涙を浮かべるブッキー。美希も同じく涙を浮かべる。

『お前と居ると、私の中の何かがおかしくなってゆく!』と言って殴りかかるイース。
『お前と居ると、私が私でなくなってゆく!』と続けて言うイースに対し『せつな』と呼ぶピーチ。でも、まだまだ続く。
そして
1話の回想で幸せが訪れると言う出鱈目の占いを信じて喜んでいた事。
7話の回想で些細な事で幸せを手に入れたと言ってははしゃいでいたいた事。
15話の回想で罠にかけようとしているのに全く疑う素振りも見せない事。



を思い出し『何時も何時もバカみたいに笑ってる。そんなお前が・・・お前が〜!』
と言って殴りかかるイース。ピーチも突撃。
『羨ましいと思った〜!』と語って拳を出すイース。え〜〜〜!?
ピーチも拳を出す。

ピンクと赤のオーラを纏った2人は上空で激突。驚かずには居られない美希達。

そして2人は墜落。地面で息があがっている2人。『羨ましいと思った・・・』ともう1度言うイース。
『そっか、良かった。やっぱりイースじゃない、せつなだったんだね』と返すピーチ。


そう言われて溜息をついた後
『変ね・・・あれだけ激しく戦った後なのに心が清清しい』と言うイース。
美希、それはラブの心が伝わったからだと言う。続けて、ラブはラビリンスからせつなを取り戻す為に心を鬼にして全力で戦ったと明かす。
手を差し伸べる美希。ピーチも悩んでた気持ちがスッキリしたそうだ。せつなの心が伝わったかららしい。

『ふん、私の心など・・・』と目を逸らしてるとイースは四つ葉のクローバーを発見。それを幸せの素と言うイース。クローバーがあのペンダントと重なる。

『すごいよ、せつな! 幸せを呼ぶ四つ葉のクローバーはね、心から幸せを望んでいる人じゃないと見つけられないんだよ』と言うピーチ。
そして、そのクローバーを手に取り『今からでもきっとやり直せるよ。さぁ、幸せを掴み取って』とクローバーを差し出すピーチ。
渋るせつなに『せつなの見つけた幸せでしょ、ほら!』と続ける。『あたしが・・・見つけた・・・幸せ・・・』と言いつつ手に取ろうとするイース。

が、ここでクラインの『時間です!』の宣告と共に瞳孔が開いて

倒れるイース。そのまま動かない。状況が理解できない一同。せつなを起こそうとするピーチ。起き上がる気配なし。


すると、やってきたサウラーに寿命が尽きた事を知らされる。自分達の寿命は生まれた時から管理されていると語るウエスター。
『寿命が管理されてるって何・・・そんなの知らない・・・知らないよっ!』と声を荒げるピーチ。
倒れたイースを見て悲しそうな顔のタルトとシフォン。

シフォンの額が赤く光る。涙声で起きてよとイースの亡骸を揺らすピーチ。それを見て泣かずには居られない2人。

すると、シフォンの超能力発動。アカルンがすごい勢いで飛んできてイースの亡骸に突撃。強烈な赤い閃光に包まれる。



不思議な世界でポツンと浮いているせつな。アカルンがやってきて『やっと会えたキー』とやってくる。
『あなたは誰?』と聞くせつなに『プリキュアの妖精。幸せの赤い鍵アカルン』と答えるアカルン。
アカルン曰くずっと会いたかったらしいが今までは悪い力に邪魔されて近づけなかったそうだ。
ここで14話と19話の回想。そして、14話の4人目ミユキ疑惑事件の時に覗いていたせつなの上にいたりするアカルン。
このシーンは14話には無いシーン。この時のせつなの表情はなんか悲しそう。羨ましかったのかな?
でもって、21話のミユキと口ゲンカしてる時。実はこの時、アカルンが見たのはイースの方向だった訳で。21話でも見てます。回想終わり。
そしてアカルンが『でも、やっとこれで・・・あなたが4人目のプリキュア!』と言う。すると、赤い光が強くなる。
せつなは『わ、私が?』と信じられない様子のまま赤い光に飲まれていく。


雲の隙間から日の光が射す。FP側の3名と1匹は驚き、シフォンは笑顔。そんな一同の目の前に居たのは4人目のプリキュア。
『私がプリキュア・・・? キュアパッション!』と言うキュアパッション。

驚きのあまり言葉にならないタルト。ミキブキも驚きを隠せない。ラブは『キュアパッション!』と嬉しそう。キュアパッション誕生!

当然、この人達が一番驚く。『これは一体どう言う事だ!?』と聞くメビウス。
クライン曰く、イースの管理データに間違いは無く寿命は終えたらしい。この様なケースは想定外でそんな予定はデータにはないと焦るクライン。

サウラーも『イースがプリキュアになっただと? 悪い冗談は止してくれ』と驚きを隠せない。
ウエスターは『きっと、ラビリンスの管理データになんらかの間違いがあったに違いない。さぁ、戻るぞイース。さっさと本国に戻って管理データの修復を』
と言ってパッションを連れ戻そうとするがパッションに手を撥ね退けられ
『私はもう、イースではない』と言われる。
ピーチも『そうだよ。せつなはプリキュアになったんだもん。私達の仲間だよ』と言う。タルトも4人揃ったと嬉しそう。


ハートが4つ揃ったと嬉しそうな美希。ブッキーも嬉しそう。
でもって、ピーチは先の四つ葉のクローバーを手に『ようこそ! プリキュアへ!』と笑顔で出迎える。
だが、パッションは顔を背けて『あなた達の仲間になるには私は手を汚しすぎた・・・』と言って去ってしまう。
なおもイースと呼ぶウエスターだったが、サウラーは忘れる様に言って作戦を練り直すと提案。去っていくウエスターとサウラー。
去っていくパッションの後を追うピーチは途中で転んでしまう。
ピーチが『待って! せつな〜!』と呼ぶ中去っていくキュアパッションのシーンで

〜おしまい〜

〜おまけ〜

いい絵なのに使われなかった両者。右は他に2バージョンありますが一応1バージョンだけ。
左に関しては何故使われなかったか次回わかります。右はただ単なる見せのつもりだったのでしょうかね?

〜本日のまたみてね〜

今回、仲間にはなれなかった元イースとしてのキュアパッション。その悲しみを表してる感じですね。

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