(2009年7月19日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:座古明史 作画監督:香川久
皆でお家で夕ごは〜ん♪
23話でまさかの野良になってしまったキュアパッションことせつなが正式に仲間になる話。
管理人がHPを作る切欠になった話です。
これを生で見て悩んでいた製作を決定しました。
如何なる作品もつまらなくなる可能性はあり、FPにもその可能性は十分にありますが終わりまでついていきます。
それ程の決意をさせた話。
作画と演出の組み合わせが最高だそうで、FPファンの間ではシリアス話として一番人気の様です。
個人的にぶっちゃけて言いますと、シリアス話では全シリーズで一番好きな話だったり。
せつなの瞳に注目。前回の予告のカットが使われなかった理由はコレ。
実はこれ、ミクシィや某掲示板で言われるまで解らなかった事だったり。
アナログな為、この日の放送だけ妙に汚かったのが管理人的にはすごく気に入らない゜3゜
何故、この日なのよ・・・。
収録DVD
(22〜23話同時収録)
アバンタイトル
草原で座り込んでいるせつな。子供が母親を呼ぶ声に反応。そんな、せつなを発見するあゆみママ。
せつなに声をかけるあゆみママ。びっくりした様子のせつなを見て謝る。
あんまり深刻そうな顔してた心配になったそうだ。そう言われて無言で俯くせつな。それを見て困った事があればクローバータウンストリートに来れば良いと誘うあゆみママ。
あゆみママ曰く、優しくて暖かくて幸せになれる町だから。そう言って去っていく。せつな俯いた顔をあげる。花が映ったところでOP。
せつなが仲間になってくれなかったので落ち込んでる3人と2匹。
住居が無いと心配するブッキーの言葉を受けラブは何処かへ向かう。すると、丁度あゆみママが帰ってきた。聞いて欲しい事があると言うラブ。今日の約束に関わる事らしい。
といいところで、サブタイトル。5話と同じく背景を物語の1シーンとして使ってます。
先の話の結果、夕方6時までにせつなを見つければいいと言う話になったらしい。
せつなが行きそうなところを捜そうと言う事で美希はボウリング、ブッキーは病院の雀に話を聞いてみる。
ラブは花屋さんを巡った後、石像前でせつなを発見!と思いきや同じ格好をした別人だった。謝るラブ。どうやら3人ともダメだったようだ。
その頃、クローバーを眺めていたせつな。スッと立ち上がる。
で、ラビリンス。鼻で笑いながらも4人目がイースだった事は驚いている様子のサウラー。
が、ウエスターはそんな事絶対に認めないとご立腹の様子。ラビリンスを裏切ったのが頭にきてる様子。自分が連れ戻すと出て行ったウエスター。
『ラビリンスに生きた者がラビリンスを捨てて何処かで生きていける筈が無いよ、イース』と言うサウラー。
森までやってきてせつなを呼ぶラブ達。が、状況は変わらない。落ち込むラブ。
この町には居ないのかと思い出すブッキー。すると、町の方から鐘の音が聞こえる。美希曰くもう6時らしい。落ち込むシフォンとタルト。
その頃、せつなは暗い通りを歩行中。ある事を思い出していた。
それは殺風景な世界。まるで行進のように歩いていたラビリンス時代。メビウスに頭を下げていた自分。
イースとしての初出撃、ナキサケーベの苦痛に苦しむ自分、ピーチとの決闘、クローバーのペンダントを踏み潰したこと等を思い出していた。
自分にはもう帰るところは無いと言うイース。
自分が踏み潰したペンダントを見ながら自分はラビリンスを捨てたがプリキュアになんてなれる訳無いと言う。
そう言って、表情を変えずに涙を流すイース。すると、目の前に一筋の光。そこに向かって歩いていくと次第に明るくなりそこに居たのは
ラブ達3人。『せつな!』と嬉しそうなラブ。イースもすっかりせつなに戻っていた。
で、レストラン。ミキブキはシフォンとタルトを連れて帰宅。後の事はラブに一任したらしい。見送るラブ。
すると、圭太郎パパとあゆみママ到着。ラブも今来たところらしい。戸惑っているせつなは一体何なのか聞く。
すると、あゆみママがせつなに気付いた。軽く会釈をするせつな。『きっと何かの縁ね〜』と言うあゆみママ。2人が会っていた事に驚くラブ。
で、レストランへ入る。
よく解ってないせつなに、本日は桃園家恒例月に一度の外食デーと教えるラブ。挨拶をして自己紹介する両親。
ラブは友達の東せつなさんと紹介。どう見たってお見合いです^^;せつなとあゆみママの2人が出会ってた事に改めて驚くラブ。
帰ろうとするせつなだがラブはもう少しお願いと止める。せつなには家族が居なくて四ツ葉町に来たと説明するラブ。同意を求められ頷くせつな。
『そうなの〜。ようこそ四つ葉町へ』と出迎えるあゆみママ。ラブは両親と自分の3人家族と説明。家は商店街の中にあるからとっても楽しいと言う。
続いて、商店街には美希の家である美容院や、ブッキーの家である動物病院を始め色々あると説明。
しかし、せつなは落ち込んで暗い表情のまま。すると、あゆみママがデザートのケーキ選びを誘いに来る。ラブの顔を見たら頷かれたので行く事に。
綺麗なケーキを見て食べるのが勿体無いと言うあゆみママ。
レストランに突然連れてこられて食事だなんてビックリしているせつなの心情を察する。あゆみママが素敵と言う店とケーキを見て目を輝かせるせつな。
『さぁ、このケーキの前にまずはご馳走を平らげなきゃ』と言うあゆみママに『はい』と返事するせつな。2人が初めて会話した。
圭太郎パパに面白い事言ってと要求するラブ。だが、圭太郎パパ曰くそう言う事は苦手らしい。
戻ってきたあゆみママにケーキがどうだったか聞くラブ。すごく美味しそうだから3つくらい食べたいと言うあゆみママ。
それを聞いて『え〜、そんな3つもケーキ食べるなんて随分景気が良いな〜』とボケる圭太郎パパ。ちょいとウケがよろしくなかったギャグ。
そんなこんなで夕食がやって来た。『頂っきます〜!』と明るく言う3人。『頂きます』と小声で言うせつな。美味しそうに食べる3人。スープは熱いからゆっくり飲むように勧めるラブ。
すると、あゆみママ、ラブがニンジン残してる事に気付く。『バレたか・・・』と言いつつ、ラブもあゆみママがほうれん草を残してる事を発見。
好きだから最後に食べると弁解しているあゆみママだが、その面は明らかに嫌いと言っている。
圭太郎パパはニンジンもほうれん草も食べないとケーキは無しと持ち出すので仕方なく食べる。
それを見て笑う3人。それを見て『これが・・・家族』と実感するせつな。
ラビリンスでの食事は各列が横一列に並んで表情を変えないまま食べるだけのモノだった。そんな事を思い出してるとラブが『せつなも美味しい?』と聞いてくる。
ここでスープを飲んで『美味しい』と答えるせつな。その表情に嘘はない。それを聞いて嬉しそうなラブ。
圭太郎パパも美味しいと言う。他の料理もどんどん食べてと勧めるあゆみママ。
すると、ラブが食べまくると言い、あっと言う間に皿を空にして『お母さん! ご飯おかわり〜!』と要求。
店の人達に驚かれる。笑う圭太郎パパ。恥ずかしそうなあゆみママ、ここは家じゃないと言う。意味がわかったのか店の人達も笑い出す。ラブも恥ずかしそう。
ここでせつなも笑い出す。驚きを隠せないラブ。
『ホント、ラブったら可笑しいでしょう?』と言われ笑っていた事に気付くせつな。
それを見て嬉しくなったのか『もう! 自分でも笑っちゃおう! あっHAHAHAHAHA』と笑うラブ。それに釣られて笑う両親。
そんなやり取りを見て自分が壊していた笑顔を知ったせつな。
その頃、モニュメントの上に立っているウエスター。イースがプリキュアならナケワメーケを倒しに来ると考えスイッチオーバー。
『それとも目を覚まし、一緒にFUKOを集めるか!?』と言った後、モニュメントにナケワメーケを投げつける。
『さあ、出て来いイース!』と悪相で言うウエスター。
ここでアイキャッチ。
慌てて出てくるラブとせつな。『何の音?』と言うラブに町の向こうから『ラビリンスで〜す』と帰ってくる。アホい。
早速、出向いて発見するなり変身をしようとするラブ。『せつな、行くよ!』と言うがせつなは俯く。
それが、せつな自身の中で決着が着いてないと意味する事にすぐ気付いたラブは、せつなに対し安全なところに行く様に言うラブ。
結局、1人で変身。
1人で対決するが鐘ミサイルを2発連続で喰らい墜落。
心配して近寄ろうとするせつなの前に立ちはだかるウエスター。悪相のまま笑い
『聞こえるか? イース。FUKOがどんどん溜まっていくぞ!』と言う。
町の人の声を聞きイース時代とは逆に悲しそうな表情になるせつな。
『私、あんなに楽しい気持ちになったの初めてだった・・・。家族が居て、皆でお喋りをして、ご飯を食べて、凄く幸せな時間だった。それを』
と言って拳を握り
『それを奪う権利なんて誰にも無いわ!』
と怒り瞳に光が宿った東せつなはリンクルンを構える。
そして、キュアパッション誕生。初見の感動と言ったらもうね〜^^ 格好良いったらありゃしない。
嬉しそうなピーチ。真剣な表情のパッション。
ウエスター一撃パンチを放ちながら『幸せ? 笑わせるなイース!』と言って回し蹴りを出す。
受け止めながら『人を不幸にする事が如何に愚かな事か、解ったのよ!』と言うパッションはパンチを放つ。
『我らが総統メビウス様のご命令だぞ? 目を覚ませイースゥッ!』と言いつつアッパー・パンチ・アッパーと繰り出すウエスター。
それを防御しながら後ろに飛んで『私はもうイースじゃない!』と言ってパンチ・回し蹴り・パンチを繰り出し
『キュアパッションよ!』と続けるパッション。
その頃、上からナケワメーケがパッションに向かって巨大な鐘ミサイルを放つ。
が、これはピーチと駆けつけたベリーとパインによって破壊される。そして、ナケワメーケを殴り飛ばすFP。
『イース!』とキレるウエスター。FPは『パッション!』と名を呼ぶ
当然、止めをさせと言う意味なのでパッションハーブを取り出しプリキュアハピネスハリケーンを放つパッション。見事撃破。
もう、初見でテンション上がりまくり。BGMはカッコ良いわ、口上もカッコ良いわ。
3人から歓迎されるパッション。ピーチから『あたし達は4人いつも一緒の仲間』と言われて手を差し出すパッション。
そして、食事会は無事終わり、ミキブキも交えて一緒に帰宅。あゆみママにご飯が美味しかったかと聞かれ『はい』と答えるせつな。
『すっごく美味しかった?』とラブに聞かれ『すごく美味しくてすごく楽しかったわ』と笑顔で返す。
そう聞いて、ラブは真剣な表情になり『もし良かったら、このまま家においでよ』と言われる。
圭太郎パパも勧める。あゆみママもラブから聞いているらしい。驚くせつな。
昼間、ラブがあゆみママに話したのはせつなと一緒に暮らす事。すぐに理解を示したあゆみママ。
せつなと一緒に食事すると言うのを提案したのはあゆみママだった。ここでせつなの気持ちを聞くと言う考えだったらしい。
嬉しさのあまりあゆみママに抱きつくあゆみママ。一体、誰に似たのかとやや困るあゆみママ。と言う訳で6時に何時ものお店でと言う事だったようだ。
『きっと、今まで沢山苦労してきたのよね』と同情するあゆみママ。
せつなは『私は幸せになってはいけない気がするんです』と言う。それを聞いて横に首を振り『一つ一つやり直していけばいいのよ』と言うあゆみママ。
それを聞いて衝撃を受けるせつな。『あたし達の町でならきっとできるわ』と続けるあゆみママ。ここで町の人達のシーン。
あゆみママと出会ってから今までの事を思い出したのか瞬く間にポロポロと涙を流し泣き出してしまうせつな。
そんなせつなを抱いてやるあゆみママ。そんな様を見ているラブ、美希、ブッキー、圭太郎パパ。
ここであゆみママが『今日のレストランも美味しかったけど、私の手料理もすっごく美味しいのよ』と言う。
ラブは自分のハンバーグ、圭太郎パパは自分の肉じゃがも美味しいと言う。明日の夕ご飯が超豪華になると言うあゆみママ。
『ねぇ、せつな? 全部食べられる〜?』と聞かれ『精一杯頑張るわ!』と答えるせつな。
喜んで『幸せゲットだよ!』と言うラブ。『私信じてた』と言うブッキー。『ラブ完璧!』と言う美希。
せつなの手を引いて走りながら『夕ごは〜ん♪ 夕ごは〜ん♪ 皆でお家で夕ごは〜ん♪』と歌うラブ。
それに続いて『皆でお家で夕ごは〜ん』と歌うせつな。
『ラ〜ブ! あんまり急ぐと危ないわよ!』と言うあゆみママ。でも、そんな2人を見て笑顔にならずには居られない。
そして、4人も帰ることに。そんな6人が帰っていく四つ葉町の全景になったところで
〜おしまい〜
〜本日のまたみてね〜
次回がイースだった事と決別する話なので意味深な絵。
第25話『イース対パッション!? 私は生まれ変わる!!』
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