(2009年8月16日放送)
脚本:成田良美 演出:小村敏明 作画監督:ポール・アンニョヌエボ
被害妄想
ラブとおじいちゃんの話。
緑色のベッドがまさか畳ベッドだったとは・・・。
ラブの家が畳屋さんだったと言う衝撃的な話。
今回で圭太郎パパが婿養子と判明。
そして、名付け親は意外な人が・・・。
シフォンが2役で大活躍。
プリキュアは基本的に現実と同時間なので10年前とはどれみが放送されていた1999年。
なのに、どう見ても昭和です^^
収録DVD
(29〜30話同時収録)
アバンタイトル
クローバータウンストリートをせつなと散歩中のラブはパン屋さんに声をかけられる。新作のパンの試食をするかと聞かれするとすると答えるラブ。
パン屋さんの話によれば、お客さんに美味しいと喜んで貰えるパンを沢山作りたいからよくやっている様だ。せつなも勧められてもらう。
お菓子屋さんで水あめやハッカパイプをラブから教えてもらうせつな。色んな物が置いてあると感心する。
すると、店長のおばあさんから『その方が楽しいからさ。たくさんあると選ぶのが楽しいだろ?』と言われる。
最初は驚いた様子だったが、その通りと思った様で『はい!』と笑顔で返す2人。
次は蕎麦屋のお兄ちゃんと遭遇。そば10人前の出前中。一度にそんな持って大丈夫かと心配するせつな。余裕らしい。
兄ちゃんのそばは美味しいと言うラブ。今度、大盛りサービスするから友達と食べに来る様に言うそば屋の兄ちゃん。喜ぶラブ。
『クローバータウンストリートには色んなお店があって楽しいでしょ?』と聞くラブ。
同意して、どの店の人も客に喜んでもらう為に頑張ってると言うせつな。ラブの家は何の店をやってるか聞く。
自分の家はクローバータウンストリートにあるけどお店じゃないと答えるラブ。同時に10年前までは畳屋だったと明かす。
畳を知らないせつなに自分のベッドを見せるラブ。おじいちゃんが作ってくれた物と説明。『ラブのおじいちゃん?』とせつながアップ顔で言ったところでOP。
雑誌を見て写真に思い出を残す習慣に興味を持ったサウラー。その事をおかしいと思い、ウエスターに同意を求めるが
ウエスターカキ氷食べてます。何してんすか。
何か様かと聞かれ『いや、何でもない』と返すサウラー。カキ氷を狙ってると勘違いして自分で作れと怒るウエスター。
そして、自分で食いまくって頭が痛くなって喚きまくる。無視することにしたサウラー。思い出の一件を使えるとニヤニヤ。
その頃、四つ葉写真館。
色んな写真があると感心するせつな。ラブ曰く全部商店街の人達らしい。商店街の人達は皆、ここで写真を撮ってると語る店主。
ラブ、自分の家の写真を指差す。真ん中に居るのが畳職人だったおじいちゃんと説明。
が、10年前に亡くなって畳屋も辞めたとのこと。ここで、おじいちゃんはどんな人かとせつなに聞かれる。
名前は源吉とは答えるが続きに詰まるラブ。
すると、写真館の店主が皆から源さんと呼ばれていた事と結構頼りにされていた事を話してくれる。
同時に『ラブちゃん覚えてないのかい? おじいちゃ〜んて何時も源さんにくっついていたじゃないか』と言う。
この辺は覚えてない様子のラブ。店主も小さい頃の話だから仕方ないかと納得。写真を見つめるラブ。気になるせつな。
で、サブタイトル。じいちゃん以外全て若いですね。特にラブ。若いなんてもんじゃないww
ドーナツカフェの4人。話題は勿論、さっきの事。10年前は自分達が4歳の頃と言う美希。
当時はクローバータウンストリートではなく四つ葉町商店街と呼ばれていたと言うブッキー。ここでせつながラブがボーッとしている事に気づいて声をかける。
ブッキーに夏バテかと聞かれ『そうかも』と答えるラブにさっき、自分がおじいちゃんがどんな人かを聞いてから様子がおかしいと指摘するせつな。
自分のせいかと気にするせつな。そこは否定するラブ。
ここで、おじいちゃんの事をよく覚えてないと話し出す。写真があるので顔は覚えているが何を話して何をしたかがおぼろげらしい。
おじいちゃんが大好きだった筈だけにショックな様だ。
自分だって4歳の頃の事は殆ど覚えてないと言う美希。子供の頃の事を忘れても気にする事ないと言うブッキー。
しかし、ラブはすごく大切な物を置き忘れた様な気がしてと納得行かない様子。
写真館に来訪したサウラー。店主にカメラが思い出をたくさん撮っているか質問する。YESな店主。
それは好都合とスイッチオーバーするサウラー。今回の標的は勿論カメラ。
クローバータウンストリートを破壊するナケワメーケ。
派手に暴れる様に命令するサウラー。『止めなさい!』と止めに入るラブ達。『クローバータウンストリートに何てことするの!』と怒るラブ。
『ふん、プリキュアのお出ましかい』と返すサウラー。
4人変身。
サウラーの指示と共に攻撃開始と思いきや逃げていくナケワメーケ。背後の気配にベリーが気付いて攻撃するが偽物だった。
彼方此方移動するナケワメーケ。が、ピーチが気付いた1体は本物。『危ない!』と攻撃に向かうピーチだがフラッシュ攻撃を食らう。
そして、四つ葉町商店街にやってきた。クローバータウンストリートと思いきや四つ葉商店街になっていることに驚くラブ。
すると、見知らぬお兄ちゃんに『よぉ、ラブちゃん。何してんだ、こんなところで?』と声をかけられるラブ。『誰?』と驚く。
『は? 何寝惚けてんだよ。朝飯ちゃんと食ったのか? 腹減ったら何時でもうちのそば食べに来いよ』
と言われそば屋のお兄ちゃんと気付いたラブ。
小さいのに天才的なボケをかますと驚いて去っていくそば屋のお兄ちゃん。
ドアに映った自分の姿を見ると、何とミニサイズ!驚いてると横からおじいちゃんが声をかけてきた。
ここでアイキャッチ。
現実のラブは意識不明。ブッキー曰く呼吸も脈もある。
『4人まとめてと思ったが、まずは1人』と言うサウラーに『ピーチに何をしたの?』と言うパッション。
ラブを探していた源吉。嬉しそうに抱きつくラブ。ちょいと驚いた様子の源吉。すごく会いたかったと言うラブ。
『何時だってラブの傍にいるじゃねぇか』と言う源吉の言葉に笑顔で頷くラブ。
サウラー曰く、ラブは思い出の世界に居るらしい。一番戻りたい思い出の中に送ったと言うサウラー。
2度と目覚める事は無いとのこと。それを聞いて必死で起こそうとする3人。
プリキュアさえ眠らせてしまえば後は幾らでもFUKOは集められると考えたサウラー。攻撃指示を出す。
攻撃を放つが全部瞬間移動で避けられ、向こうの攻撃は命中。やってきたタルトとシフォンは動かないピーチを発見。
ラブの前で後少しで終わるからと仕事中の源吉。何時もこうやって仕事を見ていた事を思い出したラブ。
大変そうと言うラブに大変だから良いと答える源吉。今は機械でやるところもあるが源吉は手間がかかる方が良いらしい。
畳を使う人に喜んで貰う為に愛情込めた仕事をしているそうで。終わったと言う事で出かける事になった2人。
起こそうとするが起きる気配無し。タルトが大ピンチと言うとおり苦戦中のFP。
攻撃を受け止めても、攻撃を加えても反撃を喰らうばかり。シフォンは超能力を使う。
すると、思い出の世界のガラスにラブを呼ぶシフォンの姿。それを見て驚く源吉。
が、気付いてないラブにどうしたのかと聞かれ、目を離した間に姿が消えたので気になりつつもラブとお出かけ続行。
すると、駄菓子屋に到着。店主はやっぱりツンデレばあさん。
『全然変わってない』と言うラブに『うん? 何か言ったかい?』なツンデレ店主だったが笑顔で誤魔化すラブ。
水あめ食べたいと言うラブに好きなのを選ぶ様に言う源吉。ツンデレ店主の横に座る。
ちょいと疲れ気味の様子と言う事で仕事は跡継ぎに任せたらどうかと勧めるツンデレ店主。
婿養子が居るからの様だが、サラリーマンと言う事で無理に畳屋をやらせる事は無いと言うのが源吉の考え。
シフォンはまだ超能力で頑張る。源吉、今度はプリキュアの危機と気絶中のピーチが映っている映像を見る。ラブを呼ぶシフォン。ラブの件に反応する源吉。
すると、ラブが手伝っている事に気付く源吉。ラブは畳職人になると言い出す。源吉とずっと一緒に居たいと言う考えからの言葉の様だ。
が、源吉からはダメだと言われる。ここはお前の居るところではないと説明する源吉に、ずっと一緒には居られないって本当は解ってると看破される。
そして、自分の世界へ帰る様に言われる。お別れは嫌と駄々をこねるラブ。
源吉は『お前には帰るべき場所がある。だな。そこでやらなきゃならねぇ事があるんじゃねぇのかい?』と言う。
そう聞いてやっと、画面に映る仲間に気付いたラブ。
3人は未だ苦戦中。『君達、もう限界だろう? どうしてそこまで?』と聞くサウラー。
『守らなければならないのよ。ピーチが帰って来た時、商店街が壊れてたら悲しむから!』と言うパッション。
それを聞いて目覚める事は無いから無駄と笑うサウラーだが3人は帰ってくると断言。
それを見て、かなり気になる様子のラブ。が、ここで源吉に何もできてなかった事を思い出すラブ。
自分をすごく可愛がってくれたおじいちゃんに喜んで貰えることをしたいと思ってたのに、何もできてないこと。これが心残りだったのだ。
が、源吉はラブから大切な物を貰ったと言う。ラブが孫として生まれてきただけで十分だそうだ。
自分が愛情込めて畳を作ってきた様に、将来愛情を持って何かを成し遂げる子になって欲しいと言う願いを込めて、ラブと命名したらしい。
名付け親が源吉だった事は知らなかった様子のラブ。
『どうでぃ? すごく愛情こもってるだろ?』と言う源吉。涙を拭って『うん! 愛情一杯だよ! でも何で英語なの?』と返すラブ。
源吉曰く、愛でも良かったそうですが世界に通じる様にとの意味合いらしい。
が、こっちはいよいよヤバくなってきた。捕まってしまった3人。シフォンを始め、ベリー、パイン、パッションの3人とタルトもラブの名を呼ぶ。
さっきからずっと呼んでいたと言う源吉。ここでラブは帰還を決心。皆、自分の大切な仲間と言う。源吉も行ってあげなと言う。
姿が元に戻るラブ。『元気でな』と源吉に頭を撫でられる。
『うん、ありがとう! おじいちゃん大好き!』と言うラブに『ワシも大好きだ』と返す源吉。そして、光に包まれて
意識が戻ったピーチ。が、こっちはマジでヤバかったり。そして、フラッシュを浴びせようとしたら
ピーチがストロボを破壊。3人も拘束から脱出する。
復活したピーチ。『皆、待たせてゴメンね』と謝る。『絶対に来てくれるって』とパッションが言って『信じてた』と続くパッション。
思い出の世界から帰ってきた事に戸惑いまくりのサウラー。
『おじいちゃんのお陰で目が覚めた。私にはこの世界で皆と一緒にやらなきゃならない事があるのよ』と答えるピーチ。
『まとめて眠らせてしまえ!』と指示を出すサウラー。腕を回し迫るナケワメーケ。
ジャンプするピーチ。何度も同じ手は通用しないとベリー、パイン、パッションに攻撃を受け止められ投げ飛ばされる。
そして、ピーチのドロップキック。
そして、ラブサンシャインフレッシュで止め。苦い思い出になってしまったと去っていくサウラー。
そして四つ葉写真館。写真を見ている4人。
ラブは
『ラブって名前はおじいちゃんが私の為に愛情を一杯込めて名付けてくれたものなの。私、ラブって名前に込められたおじいちゃんの思いを忘れない。
そして、何時か世界中の皆の心を愛情一杯にしてあげられる人になりたい。それまでおじいちゃん、私のこと見守っててね』
と言うラブが見ている10年前の家族写真のカットで
〜おしまい〜
〜今週のまたみてね〜
ムンクの叫び顔なタルト。カオルちゃん話なのに何でと思ったら成程でした。
第29話『謎だらけの男! カオルちゃんの正体!?』
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