第37話『シフォンを守れ! プリキュアの新しい力!!』
(2009年10月18日放送)
脚本:山下憲一 演出:小村敏明 作画監督:奥山美佳

浮気相手が嫁

難敵突破の為に特訓するというプリキュアでは初の試み。
(プリキュアは難敵にぶつかった後、パワーアップで突破すると言うのがデフォ)
ちょいと詰め込みすぎか消化不良の感がありますが話そのものは良い話です。
ただ、ケンカのシーンはややピーチ以外のキャラが違うと感じたり。
(特にパイン)
新技登場。力入りすぎ。新技バンクだけで20枚越えとか有り得ない。
本日はノーカットで行きますが、次回からは当然省略します^^;
そして、今年も伝統をやりました。やっぱり伝統なんですかね?
御子柴君の半死に設定が役立ちました。
ミユキさんが久々の出番と言う事で頑張ってます。
この回からOPは映画宣伝を含めてFP4人のコーラス付き。

収録DVD

(38〜39話同時収録)

アバンタイトル


EDのダンスの連中な4人。でも、動きにはズレが生じてたり。4人の目線を辿るとシフォン。どうやら、シフォンが気になって上の空の様子。


すると、シフォンが落ちそうになり、ダンスを中断して『シフォン!』と叫ぶラブ達。ここはタルトがキャッチしセーフ。ミユキ、何かに気付いた様子。

中断後、4人のダンスがバラバラと指摘するミユキ。謝るラブ達。シフォンが理由と気付くミユキは何かあったのか聞いてみる。
聞かれて前回ノーザに苦戦した話をするラブ。せつなも最高幹部でウエスターとサウラー以上に狡猾で卑怯な手も平気で使うと付け足し。
納得したミユキ。4人の総意は強くなりたいと言う事の様だ。その為に特訓と言う手段を思いついたのだがどうすれば良いか分からないのが問題。
ここで、ミユキから私に任せての返答。驚くラブ達。何でも良い場所を知ってるそうで。美希はミユキに悪いと思った様だが遠慮しないでと言われる。
ミユキ、自分はあなた達のコーチと言い、こうなったらダンスだけじゃなくプリキュアのコーチも引き受けたとノリノリ。これには驚くラブ達。

お礼を言いながら、流石は4人目と噂されたお人と言うタルト。それはあんた等が勝手に言ってただけ。
当然、ミユキの本意は自分だってシフォンを守ってあげたいから。シフォンを皆で守らないとと改めて言うFP。ここでOP。

終わるといきなり変身バンク。Aパートからいきなりはシリーズ初。今日は新技バンクが長いので省略。

で、来たのは巨大な屋敷こと見覚えのある御子柴と言う名の家。
ミユキによると家電製品から宇宙ロケットまで手がける世界でもトップクラスの財閥である御子柴グループの屋敷らしい。

素直に驚くピーチ達。何処かで聞いた覚えがあうピーチ。何故、ミユキが知り合いなのか不思議なベリーとパッション。


すると、いきなりお出迎え。聞き覚えのある声に『初めまして、プリキュアの皆さん』と出迎えられる。更に驚いた様子の4人。DYKが出迎える。そう、あの御子柴である。

ラブの同級生の御子柴の家であると気付いたピーチとパイン。ミユキは以前にトリニティのレッスンでここのトレーニング施設を借りた事があったらしい。
本物のプリキュアと驚きながらも嬉しそうなDYK。ピーチにお久し振りですと挨拶する大輔。それは管理人の嫁だ! コラッ!
他人のフリをして挨拶するピーチ。『ありがとう、大輔君』と言って名前を知ってる事を驚かれるがここはミユキが自分が教えたとフォロー。

で、ミユキは改めて3人を紹介。となれば、FPもそれぞれ名乗ってお辞儀の挨拶。
大輔は勿論、ピーチ。裕喜はベリー。健人はパイン・・・と見せかけてパッションにも浮気。そんな事言ってる間にFPとコーチは移動してたりする。

特訓頑張ると誓った4人の背景で、サブタイトル。遅。これだけ遅いのも久し振り。

庭に巨大な穴。そこをエスカレーターで降りると広大な施設。



まずは身体能力のデータを採ることに。解析の結果、ピーチはパンチ力、ベリーはキック力、パインは持久力、パッションは瞬発力が長所と判明。

これは全然知らなかったFP。4人別々に特訓メニューを組む事もできると考えたミユキだが先のダンスの乱れを思い出す。で、FPサイドからは特訓をやらせてと頼まれる。承知するミユキ。


まずはキック力特訓場。裕喜が発射する光弾を蹴り続けるベリー。『すごいよベリーさん。完璧だ』と感心する裕喜。真剣な顔で見てるミユキ。

で、持久力特訓場。ランニングマシーンで走りまくるパイン。健人にスピードアップを要求する。
スピードアップした後のシーンが喘いでいる様にしか聞こえない訳で。これまた真剣な顔のミユキ。

今度は瞬発力特訓場。相方はミユキ。4つの柱から発射される鉄球を避け続ける。またまた真剣(ry


最後はパンチ力特訓場。大輔が動かすサンドバッグを殴り続ける管理人の嫁。これで強くなれそうと言う大輔。ミユキ、同意しながらもこれだけじゃ駄目と言う。

その頃のラビリンス。ノーザがソレワターセにFUKO汁を投与中。そして、ソレワターセが生った。



筋トレ中なウエスター。既に9999回。筋トレしてもプリキュアは倒せないと痛いところを突くサウラー。
怒るウエスター、回数を忘れてしまった。1万回と答えを言うノーザ。
サウラーの言うとおり、力だけではプリキュアは倒せないと指摘。そして、ソレワターセの実を託す。
『無駄にならない様に精々頑張って頂戴』とノーザに言われムッとしながらも出向くウエスター。
で、ノーザは忘れ物とインフィニティレーダーを取り出す。『行きなさい』と言われ悔しそうに出発するウエスター。


で、地下特訓場。仕上げの宣告をするミユキが取り出したのはウォークマン。驚く4人は察しがついて、その通りダンスの練習。驚きを隠せないFP。
プリキュアがダンスをすると聞いてDYKも驚きを隠せない様子。何とかと答えるピーチ。どうしてダンスか聞くパイン。踊ればきっと分かると答えるミユキ。
で、実践。4人のダンスはアバンの衣装を変えただけなのでカットします。
やらせてみると、今度はダンスの意味が気になるのかまたしてもダンスに集中できずズッコケる4人。が、ミユキは思ったとおりだった様だ。
26話の回想。あの日の事を思い出さないと4人別々に特訓しても強くなれないと考えるミユキ。

そう考えて4人に本日の特訓は終了と言うミユキ。そして、プリキュアが強くなるためにはダンスと言う事で明日もダンスをすると告げる。驚くFP。

これにはいささかご不満のベリー、パイン、パッション。明日、元の特訓に戻してもらう様に頼んでみると言うベリー。


パッションはミユキに考えがあるのかもと指摘。その考えは何と強い口調でベリーに言われ険悪ムード。
そんなキツイ言い方しなくてもと言うパインに分からないから聞いてるだけとこれまた強い口調で返すベリー。シフォン泣き顔。
直接、ミユキさんに聞けと言うパッション。直接聞けば良いってものでも無いと指摘するパインにどうすれば良いか強い口調で聞くベリー。
タルトが止め様とするが、その前にピーチが『もう、皆止めてよ〜』と言う。シフォン、とうとう泣いちゃった。

やっぱりケンカが嫌だったらしい。『ごめんねシフォン、皆がケンカして悪かったね〜』と言うピーチ。この言葉にムッとするベリーとパッション。

ケンカしない?と聞くシフォンに『うん』と答えてシフォンをあやすピーチ。シフォンは笑顔に戻る。
皆に今は言い争ってる場合じゃないとピーチは言おうとしたが、パインは皆が悪い様な言い方をしなくても突っかかる。
当然、そんな意味では無かったのだが、ここからベリーもシフォンが泣いたのはピーチの大声のせいと難癖をつけてくる。
反論しようとしたが謝るピーチ。パッションは明日の特訓の事は各自帰って考えようと提案。納得するベリーとパイン。

そして解散。自分から離れる3人の距離を見て『皆・・・』と残念そうなピーチ。

ここでアイキャッチ。



で、地下特訓場。ダンスの練習をすると言うミユキだがピーチ以外は昨日の特訓をやりたいと言う。驚くピーチ。
『そう。勝手にすれば?』と言うミユキ。困りながらも『どうしたの皆? 一緒にダンスしようよ』と言うピーチ。
が、3人の総意は今の自分達に必要なのはダンスじゃなく特訓。ショックを隠せない様子なピーチ。

すると、シフォンがまたインフィニティ化。タルトがクローバーボックスを開こうとするが開かない。

なんてやってるとウエスター襲来。ベンチプレスにソレワターセを投げつける。

ソレワターセ登場。インフィニティを渡せと迫るウエスター。断固拒否のピーチ。ミユキの進言もあってシフォンをミユキに託す。



早速、戦闘開始。が、それぞれが前に出てしまい、統制がとれず4人纏めて攻撃を喰らってしまう。ここでも急に前に出ないでと小揉め。
何時もとは違う動きに戸惑うタルト。ミユキはじっと見ている。その後も統制は取れないまま攻撃を喰らう。
全然駄目と言うベリー。これじゃ特訓した意味が無いと言うパインとパッション。ソレワターセの力の前にはプリキュアも赤子同然と余裕のウエスター。


攻撃を避けて外に出るが、ソレワターセも地下から登場。バーベルを振り回し4人を殴り飛ばす。


地下から上がってきたミユキ達の前にはFPの4人が倒れている。かなりのダメージの様子。『どないすればええんや』と困るタルト。

すると、ミユキはダンスミュージックをかける。反応した4人に新生四つ葉のクローバーが誕生したあの日を思い出す様に言うミユキ。26話の手を合わせるシーンの回想。

ダンスを皆で踊る為に何が一番大切なのか思い出す様言うミユキ。
そう言われて自分達に必要なのは先の特訓では無く、皆がハートを1つにする事が大切だったと気付く。
『私達、何やってたんだろう・・・』とパイン
『自分の事ばかり考えて』とピーチ
『一番大切な事を忘れてた』とパッション
『皆の思いは同じ』とベリーが
それぞれ口にし立ち上がる4人。そんな4人に反応する様にシフォンは浮遊。4人はシフォンを守りたいと言う気持ちで一つになる。
ここでインフィニティ状態のシフォンからの力を受けてクローバーボックスが開く。
そして、そこから飛び出した4つの光がそれぞれのリンクルンと融合。4人は強烈な光に包まれ、体中に力が満ち溢れる。

予想外の事態に怯みながらも攻撃指令を出すウエスター。パインとパッションで陽動してピーチとベリーで攻撃する作戦を提案。

作戦は見事成功しバーベルを破壊。『そう。それで良いのよ』と言うミユキ。バーベルはすぐに復活。ソレワターセをナメるなと言うウエスター。


4人一緒ならあなた達に負けないと言うFP。すると、嬉しそうなタルトの前にあるクローバーボックスからの光と共にリンクルンが光る。
そして、ピーチ『皆のハートを一つにするよ!』と言う。頷く3人。

『クローバーボックスよ! 私達に力を貸して!』と手を挙げるピーチ。すると、クローバーボックスが開き4つのハートが光る。


そして、両手をクロスさせ開いた後『プリキュアフォーメーション!』と叫ぶピーチ。そして、4人はスタートポーズ。『レディー・・・ゴー!』の掛け声と共に発進。


4人はソレワターセに向かって走る。

『ハピネスリーフ! セット!』と赤いハートを取り出し、それをパインに投げるパッション。


キャッチした後『プラスワン!』と叫んで『プレアーリーフ』と言い、黄色いハートを付け足すパイン。続いてベリーへ投げる。

受け取ったベリーも『プラスワン!』と叫んだ後『エスポワールリーフ』と叫んで青いハートを付け足すベリー。そして、ピーチへ。


で、ピーチも『プラスワン!』と叫んだ後、『ラブリーリーフ!』と叫んでピンクのハートを追加する。これにて四つ葉のハート完成。それを投げるピーチ。巨大化する四つ葉のクローバー。

そして、それぞれが各自の色に着地。四つ葉のクローバーはソレワターセを真ん中に合わせ降りて来る。
そして『ラッキークローバー! グランドフィナーレ!』の発動。ソレワターセは巨大な水晶の様な物に閉じ込められた後消滅。

やっといて、その威力に唖然な4人。その力に驚いて『何なんだあの力は!? 聞いてないぞ〜!』と逃げていくウエスター。



で、タルトの回しでシフォンは元通り。嬉しそうな4人。
『ラブ、美希、祈里、せつな。プリキュア皆一緒?』と聞くシフォン。『皆、一緒だよ』と答えるラブ。頷く3人。
ミユキ、皆の心を一つにしたら、あんなスゴイ力になった事に驚く。
長老が以前言っていた、クローバーボックスの力が必ず必要になると言う事がこの力だったと知ったタルト。
今の自分達ならシフォンを守れるよねと皆に問うラブ。
『当然! 今のあたし達なら完璧!』と美希。
『絶対に守れるって信じてる』とブッキー。
『ハートを1つにして精一杯頑張りましょ』とせつながそれぞれ答える。
そして、ラブが『シフォンの幸せゲットだよ!』と〆る。『お〜!』とノリノリで応える3人
嬉しそうな4人の笑顔のアップの後。5人の後姿から夕焼け空にカメラが移動してフェードアウトしたところで

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

来週、美希たんがクローバーボックスを紛失すると言う事でマジ顔で探してると予想。

第38話『クローバーボックスをさがせ!!』
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