第42話『ラビリンスからの招待状!』
(2009年11月29日放送)
脚本:山下憲一 演出:長峯達也 作画監督:河野宏之

前回は7話

せつながラビリンスからお呼ばれする話。
大まかに言ってしまうと話の大筋を説明することになるので自粛します。
ラストに向けての話かと思いきや25話でイマイチだったアレをやります。
出向く前のせつなの行動が健気過ぎます。
本当に優しい子。
ノーザの実力とウエスターのKYさが分かる話。
せつなにまさかの待遇。
前後編にすれば良かったと言う話もある、結構出来の良い話。
OPはトイマジンのターン。そして宣伝OPラスト。

収録DVD

(40〜41話同時収録)

アバンタイトル

鏡の前で身嗜み整え中のせつな。いきなり、ラブにダンスの練習があると言われビックリした様子。行こうとしたら、鏡の中からクラインの手紙が出て来た。

その頃のノーザ。自分がお願いした手紙を届けてくれたかとクラインに確認する。
YESと返答しながらも手紙を届けさせた理由が気になるクライン。どうやら、プリキュアの結束が如何に脆いかを思い知らせるつもりらしい。ノーザの鼻から下のアップでOP。

終わると、いきなりシフォンがタルトを浮かせて遊ぶ。『こ〜ら、おイタはメよ』と軽く叱るブッキー。
ラブのところへ戻るシフォン。タルト、超能力が切れて墜落。川沿いの道に居る一同。

で、踏み切り前の4人と2匹。


手をしきりに動かすシフォンを見て元気そうと思う美希。イタズラするほど元気が有り余ってるとブッキーも言う。
だが、タルトは『でも、油断したらアカン。この先、何が起こるか予想もつかへんで』と言い出す。
『シフォンがインフィニティになったのは占い館の地下にあるFUKOのゲージが満タンになったから・・・よね?』とせつなに聞く美希。
せつなは考えた顔のまま返事が無かったので『せつな?』と言う美希。ちゃんと聞いてはいた様で『えぇ、そうよ』と返すせつな。
だったら、FUKOのゲージを破壊しようと言うラブ。ハッとするブッキーとせつな。美希はそれ良いかもと乗り気。
タルトもそうすればシフォンがインフィニティになる事もなくなると予想。
しかし、占い館は何時の間にか姿を消していたと思い出すブッキー。FUKOのゲージが今何処にあるか気にするラブ。せつなはちょいと考える。

先の手紙の内容。
明朝、占い館の跡地にノーザが待っている。イースとしてラビリンスに戻れと言う内容だった。

また、そういうエロいアングルにする〜w FUKOのゲージを壊せばシフォンは苦しまなくて済むのは間違いないらしい。

破壊と同時に中のエネルギーが襲い掛かってくる想像。

破壊と同時にFUKOのエネルギーに皆が飲み込まれる事を考えると、皆が危険と気が進まない様子のせつな。

ここで、手紙の話を思い出す。当然、躊躇無く破り捨てたのだが手紙の誘いに乗ったフリをすればどうかと考える。どうやら決めた様子。
シフォンがせつなに抱きついてくる。『シフォン』と笑顔で言うせつな。
ラブに『せつな〜、どうしたの〜?』と離れた先から大声で聞かれ『なんでもないわ〜!』と大声で返すせつな。その心中では皆やシフォンの為に自分1人で行く事を決意する。

で、サブタイトル。単独潜入を決意、バックに夕陽とか、すっごい不安を煽るタイトルですね。

ラブ、ラブちゃん特製激美味ハンバーグ。


すると、あゆみママ帰宅。早速、ニンジングラッセも作ったと自慢するラブ。が、作っただけじゃなく食べる様に言われ引きつり笑い。
ここでせつなにニンジンを貰ってと泣き付くラブ。しょうがないと言いつつも今日は自分が食べると言うせつな。
『えっ!? ホントに良いの?』と聞くラブ。その代わり、次からちゃんと食べる様にと言うせつな。
『うん! 頑張るよ!』と答えるラブ。それを聞いて嬉しそうなせつな。


次はあゆみママの肩を揉ましてと言うせつな。いきなりで少し驚きながらもお願いする事にしたあゆみママ。
横目で見ている圭太郎パパ。肩を揉みながら何時もありがとうと言うせつな。さすがに今日はどうしたのか聞くあゆみママ。
何でもないと誤魔化す顔は何でもある顔。お小遣いアップか聞いてみる圭太郎パパ。違うと否定。
それを見て、自分も肩を揉む事にしたラブ。だが、怪力なのか顔が死にそうな圭太郎パパ。それを見て笑顔なせつなとあゆみママ。


んで、夕飯の時間。ハンバーグを食べた圭太郎パパ、美味いと感想。
『でしょ〜!』と得意げなラブ。せつな『ホ〜ント! ハンバーグだけは絶品よね』とツッコミを入れる。
あゆみママも軽く笑って、もっとレパートリー増やさないとと言う。じゃあ、今度ラザニアを教えてと言うラブ。
『せつなも一緒だよ』とせつなにも言う。それを見ていたタルト、何時もと様子がおかしい事には気付いた様子。
ラザニアは超難しいと言う話などでその日は終わった。


翌日の早朝。アカルンを使って家を出るせつな。『今までありがとう』と言って出発。
視聴する側として昨日の家族サービスの意味が分かってるだけにココはちょいと来ますね・・・。

そして、四つ葉町の


一角にある跡地。既にノーザ待機中。『随分早かったわね』と言うノーザに表情を引き締めるせつな。
手紙の返事を問うノーザ。自分をイースとしてラビリンスに戻してくれると言う話、信じて良いのか聞くせつな。
再びプリキュアと戦う事を誓うなら裏切りの罪は許すと言うのがメビウスの意思らしい。
決意を固めたのかと聞くノーザに迷いはもう無いと言うせつな。『良い答えね〜』と返すノーザ。


ノーザが手を翳すと森だった部分に洋館の入り口が登場。
『こんなところに隠すなんて手が込んでるわね』と言うせつな。ノーザ『当然よ。FUKOのゲージを壊されたりしたら大変でしょ?』と返す。
それもそうねと返答したせつな。ニヤつくノーザ。『さぁ、入りましょう。今日から、またここがあなたの家よ』と言う。姿を消す入り口。


で、FUKOゲージの前。
ノーザ『貴女が精一杯頑張って、人々のFUKOを溜めたゲージよ。忘れちゃったかしら?』と言う。
せつな、FUKOゲージを眺めながら
『忘れるはず無いわ。この嘆き悲しみを集めたのは私。メビウス様が僕・・・イース! もっと早くココに帰ってくるべきだった。
もっと早く、私が集めたFUKOのゲージを、全ての元凶を破壊しにくるべきだったのよ!』と言う。
そう聞いて構えるノーザ。そして、せつなは変身。変身BGM無し。


襲い掛かるノーザをジャンプで避けるパッション。
『ふん! こんなところでゲージを破壊すればどうなるか解ってるの?』と言うノーザ。
『それは私が一番よく知っている。溢れ出したFUKOのエネルギーに飲み込まれ、私はきっと助からない。
だからこそ皆を、大切な人達を巻き込みたくなかった!』と言った後、パッションはアカルンを呼ぶ。


ハピネスハリケーンを繰り出す。BGM付き。FUKOゲージの前に居たノーザも巻き込まれ防御体勢。
命中。だが、ノーザは不適に笑う。直後、ハピネスハリケーンで舞う無数のハートは本来の輝きを失いその場に止められる。


驚くパッション。笑うノーザ。そう、全て罠だった。『かかったわね。己の力を食らうが良いわ! キュアパッション』と言うノーザ。
止められていた無数のダークハートがパッションに突撃してくる。
嬉しそうに笑うノーザ。『そんな・・・始めからゲージを破壊させようと・・・』と言ったところでパッションはダウン。


嫁の窮地を知ったか目を覚ますラブ。タルト『何やピーチはん?』と聞く。今、せつなの声が聞こえたらしい。その横で赤く光るラブのリンクルン。

ここでアイキャッチ。



せつなが居なくなった事を知った様で早速、美希ブキに相談するラブ。当然、美希も驚く。ブッキー落ち着いて話す様に言う。
朝起きたらせつなが部屋に居なかったと言うラブ。ここでFUKOのゲージのところへ1人で言ったと考える美希。
驚きながらも自分達に黙っていくなんてと信じられない様子のラブ。ブッキー、ラブにしっかりする様に言う。美希の提案でとりあえず、あの森へ行く事に。



その頃、捕らわれのせつな。FUKOゲージに磔。目を覚ます。『やぁ、お目覚めかい?』と声をかけるサウラー。
ウエスターとサウラーが居る事に気付くせつな。
ウエスター『よく帰ってきたなイース。元気だったか? さぁ、昔みたいにまた3人で頑張ろうじゃないか!』と嬉しそう。あんたって人は・・・。
呆れ顔のサウラー。が、『3人!?』3人の件が気に食わない人が1人居たりする。
ウエスター、4人でしたと訂正。プリキュアも今は3人と言う事でインフィニティを奪う絶好のチャンス。
最初からそれが狙いだったのかと問うせつな。認めるノーザ。捕らえて囮にすれば仲間が必ず助けに現れると考えたようだ。

ここでせつなの前に3人と2匹の様子を映し出すノーザ。もう森に居り、当然探している。『皆・・・』と言うせつな。

ここでウエスターとサウラーに出撃命令を出すノーザ。


占い館があった辺りに到着した一同。その後にウエスターとサウラー登場。インフィニティを渡せと迫るウエスター。タルトはシフォンと共に避難。
そして、サウラーがソレワターセを地面に落とす。忽ち沈んでいくソレワターセ。ここでモゾモゾするソレワターセが妙に可愛い。
そして、地底から現れたのは大地のゴーレムソレワターセ。当然


変身。



せつなの目の前で戦闘開始。しかし、早速圧倒されダウンするFP。


ここでノーザがディスプレイを消す。ノーザを睨むせつな。
自分のせいで仲間が苦しんでいるのはどうかと聞くノーザ。『私のせいですって!?』と言うせつな。
ノーザ曰く、ソレワターセは元イースのせつなも集めたFUKOのエネルギーから育てているかららしい。
だから、インフィニティが現れたのもせつなのせい。ノーザに拘束を外せと言うせつな。


だが、ノーザに『イース』と呼ばれハッとするせつな。
お前のせいで皆が苦しみ、お前のせいで皆がFUKOになると責めるノーザ。『私は・・・』と急に自信なさげになるせつな。
なおも、そんなお前にプリキュアの資格は無いと責め立てるノーザ。せつなにはかなり効いている様だ。プリキュアの結束をこの場で打ち砕くつもりと言うノーザ。


なおも劣勢は変化なしの残り3人。1人足りない状態でソレワターセに敵うと思ったのかと言うサウラー。
イース(せつな)が既に自分達の手中にあることと仲間に戻るらしい事を告げるウエスターは大笑い。サウラー、またも呆れ顔。
せつながラビリンスに戻る筈が無いと言うピーチ、そこをどいてと言うベリー、せつなちゃんは私達の仲間と言うパイン。
立ち上がった後、皆でFUKOゲージを壊すと言うピーチ。


『えーい! 黙れ!』と言うウエスターの手指示に従って両手から泥水を発射するソレワターセ。
逃げるFPだが飲み込まれる。シフォンが助けに行こうとするがタルトは止める。泥に飲み込まれダウン中の3人。ピーチは目を覚ます。


『FUKOのゲージを壊すだと? やれるものならやってみろ! 命と引き換えにする覚悟があるならな!』と言うウエスター。どう言う事か聞くピーチ。
サウラーは『ゲージを破壊した者は忽ちFUKOのエネルギーに飲み込まれ命を落とすのだ』と説明。せつなの単独出撃の理由を知った3人。

その頃、瞳から輝きも消えたせつな。プリキュアの資格が無いと言う件がかなり効いている様だ。
資格が無いならコレはいらないとリンクルンに手を伸ばすノーザ。『私はもう・・・プリキュアには・・・』と辛そうなせつな。


だが、『ダメ〜!』と言うピーチの叫びと共に手を弾かれるノーザ。
ウエスターとサウラーも目を覆う。2人の前のFPもそれぞれ光を放っていたからだ。忽ち泥を砕いてリンクルンに語りかける3人。

『せつな、忘れないで。私たちは何時でも繋がっているよ』と言うピーチ。リンクルンから聞こえた声に『ラブ・・・』と反応するせつな。

館は異次元にあると言う事で声など届くはずが無いと強気なサウラー。

パインはせつなちゃんと一緒にダンスが出来て嬉しかったと伝える。『ブッキー・・・』と言うせつな。
ベリーは最初は何を話したら良いか分からなかったけど、自分を助けてくれた時、せつなの本当の優しさが分かったと伝える。『美希・・・』と言うせつな。
『せつな、思い出してよ。せつなの本当の気持ちを!』と言うピーチ。

涙するせつな。自分達はここに居ると言うFP3人+α。そして、シフォンが超能力をリンクルンに送る。

東せつな、ここに完全復活!
飛び掛るノーザだったが赤い光に阻まれる。せつなは自ら拘束を解き『私はプリキュア! キュアパッションよ!』と力強く言う。

変身。2回目。おまけに変身BGM。最高に燃える展開。

一方、こちらも何時の間にかキュアスティックを持ち出していて



プリキュアトリプルフラッシュを放つ。パッション変身からずっと続いてる変身BGMと合い過ぎ。

が、さすがはソレワターセだけあって受け止める。その衝撃に踏ん張るウエスター。変身BGM終了。

FUKOのゲージに手を当て『私だけじゃ無理だった・・・』と言うパッション。すると、アカルンがやって来た。そして、パッションはノーザの前から瞬間移動。


洋館の外に出る。眼前ではFPが戦闘中。『私は1人じゃない。私達は4人!』と胸のマークに手を当て言うパッション。

そして、ハピネスハリケーンをもう一度発射。



その頃、トリプルフラッシュを押し返そうとしているソレワターセ。『そのまま押し切るのだ!』と言うウエスター。
そして、完全に押し返されそうになったその時、ウエスターとサウラーの背後の空間に皹が入った後、完全に壊れる。
そこからハピネスハリケーンがソレワターセの背中に向かって飛んでいく。
パッションの姿が見え『パッション!』と嬉しそうな3人。『皆!』とパッションも嬉しそう。
次元の壁を破ったことに驚くウエスター。サウラーはソレワターセが突破されると気付いたのか『ウエスター!』と呼ぶ。
2人は退却。結局、3人は持ち直してソレワターセは撃破された。

『せつな〜!』と嬉しそうなにパッションに抱きつくピーチ。
無事で良かったと喜ぶピーチ。心配したと言うパイン。1人で勝手に行かないでよねと言うベリー。嬉しいのか半泣きで『うん!』と返事するパッション。


タルトとシフォンも嬉しそうに駆け寄ってくる。『皆、一緒!』と言うシフォンに『えぇシフォン。ずっと一緒よ』と答えるパッション。
ここで皆に隠していた事があると言う。知っていると言う美希。『大丈夫よ、私達ならできるって、私信じてる』と言うブッキー。
『そうだよ。4人一緒ならできない事なんて無いよ』と言った後笑顔で『ねっ?』と返答を求めるピーチ。『えぇ!』と笑顔で返すパッション。


1人離しただけでは結束は破れないと気付いたノーザ。が、本人曰く作戦は始まったばかりとのこと。
館を見る4人に『さ、ここまでいらっしゃい。プリキュア』と言うノーザは館の奥に去っていく。

何時の間にか館の外に出ている4人と館のカット。そこから曇り空へと移ってフェードアウトしたところで

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

次回、仲間同士で対決するとは思えないカット。

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