(2009年12月6日放送)
脚本:広田光毅 演出:大塚隆史 作画監督:ポール・アンニョヌエボ
久し振りなのにorz
せつながラビリンスから救出された後のお話。
いよいよ、本来の目的であるFUKOゲージの破壊に向かいます。
そして、まさかの事態。結末も予想外でした。
一部じゃサブタイトルの一部を変えたらピッタリなんて話も。
そして、久々に彼が出て来たと思ったら・・・。
詰め込みすぎと言う指摘もあります。
スタッフ的に長編にしたいのはコレじゃない様です。
OPの映画のターン終了。即ち・・・終わりが近いと言う事です。
以前のOPとの変更点はノーザの顔の暗みが晴れただけだったり。
来期がほぼ無い事を証明するバレがあった為、すごいブルーな気持ちで作ってます。
収録DVD
(44〜46話同時収録)
アバンタイトル
館の地下にあるFUKOのゲージを破壊すればシフォンが∞になる事はもう無いとおさらいする4人。
中にはノーザが居ると言うパッションだが、ピーチは皆で力を合わせればきっと大丈夫と言う。
サウラーは間もなくプリキュアが乗り込んでくるとノーザに伝える。ウエスター、館の前で倒す気満々。
しかし、ノーザは『だから、あなた達は考えが浅はかだって言うのよ』と言い出す。『何だと〜!』とキレるウエスター。何か考えがあるのか聞くサウラー。
ノーザ、手に持った怪しい香水瓶を握り直しながら来るのなら歓迎すると意味深な言葉を発した後、怪しく笑い顔。
で、サブタイトル。サボるな〜〜!!! 2期無いからやる気失くしちゃったのかな・・・?
洋館の扉が独りでに開いた。シフォンとタルトに待っている様に言うピーチ。一緒に行きたがる2匹だが、それこそノーザの思う壺と言うパッション。
不服そうな2匹だがベリーはシフォンにタルトとお留守番する様に、パインは必ず帰ってくるから良い子にしてる様に言う。前回のエンドカード。と言う訳でGO。
入るとドアが閉まる。少し驚く4人。これは後戻りできないと悟るベリー。望むところなパッション。
そして、アカルンを出し『皆、良いわね?』と問う。頷く4人は手をアカルンに乗せる。
『皆、一緒なら絶対に負けない』と言うピーチ。頷く3人。そして、アカルンでワープ。
そして、FUKOゲージの傍にやってきた。見上げたピーチは絶句。ベリー、パイン、パッションの3人も驚きを隠せない。
FUKOのゲージはこんな感じらしい。すると、ノーザが脇から出てくる。
FUKOのゲージを破壊しに来る無謀な勇気は褒めると言いつつも、ここがお前達の墓場となるとも言う。
パイン『そうは行くもんですか』、ベリー『覚悟するのはそっちよ』とそれぞれ返す。
しかし、ノーザは『力を合わせれば何でもできると思ってるんだろうが、結束などと言う物が如何に脆い物か教えてやろう』と言ってアノ香水瓶を取り出す。
それを見たパッション、驚く。それと同時に香水から煙が出てくる。煙に包まれるFUKOゲージ。
パッションは注意を促す。この霧の中にはFUKOのエネルギーが入っているらしい。4人はそれぞれ、霧の中に消えていく。
気がつくとラブは四つ葉町。
美希はあのファミレス。そこには頭を抱えている和希も居る。
ブッキーは動物園。動物達が檻の外に居る事に驚く。
せつなはラブの家。しかし、家は真っ暗。何時の間に帰ってきたのかと不思議そうなせつな。
ラブ、店が全部閉まってる事を不思議に思いながら走ってると誰かと衝突。それはカオルちゃん。
こんな所に居る事をおかしく思い、店の事を聞くラブ。カオルちゃんの返答は止めた。
驚いて、その理由を聞くラブ。ドーナツなんか作っても意味が無いと言うのがカオルちゃんの返答。ショックを受けるラブ。
見回すとソバ屋や魚屋、歩行者まで座り込んでいる。『何なの・・・これ?』なラブ。
美希は和希にどうしたのか問う。『姉さん、ボクはもうダメだ』と返す和希。勉強や将来、何もかもが嫌になったそうだ。
当然、医者になる夢があると聞かされていた美希は驚いて『何言ってるの? 医者になるって言うあなたの夢は?』と聞く。
『医者になんかならない。夢なんかもうどうでも良いんだ』と言う和希。これには『和希・・・』と言って怯みまくりの美希。
そしてブッキー。動物達は敵意むき出しで人間を倒せとまで言い出している。ショックを受けるブッキー。
せつなはラブの家を走り回る。しかし、ラブはおろかあゆみママや圭太郎パパも居ない。
モニターを見て笑うノーザ。彼女曰く、プリキュア達は心の裏を映す異空間の中に居るらしい。
そこは自分達の一番望まない未来。深い悲しみに覆われるFUKOの世界。
悲しみはやがて絶望を呼び、心を居り戦う気力を奪うと語るノーザ。何も言えない南西。嬉しそうに笑うノーザ。
走っていたラブはズッコケる。『皆が泣いてる。こんな世界、クローバータウンストリートじゃない』と言う。同時に何かに気付いたラブ。
美希も和希を偽者と看破、ブッキーも自分の知ってる動物さん達はそんな事を言わないと気付く。
せつなも自分を置いて、家族の皆が何処にも行く筈が無いと気付いた。
この世界は偽者と気付いて戻ってきた4人。こんな事で自分達の心は挫けないと言うピーチ。驚き顔のウエスター。しかし、ノーザ曰くお楽しみはこれからとのこと。
すると、ピーチは砂漠の世界で砂の怪物と遭遇。
ベリーは海岸で水の怪物。
パインは森で木の怪物。
パッションは岩場で岩の怪物と遭遇する。
モニターを見たウエスター、不思議に思う。と言うのもFPの面々が仲間同士で戦ってるから。
ノーザによると4人にはお互いの姿が敵に見えてるそうだ。自分の術にかかればこんな物と余裕面なノーザ。
『さぁ、プリキュア達。お互いの力をぶつけあって思う存分戦え。そして、仲良く自滅するが良い〜!』
術中にハマリ戦い続ける4人。
それに気付いたのかシフォンが『けんからめ〜』と館へ向かって飛んでいく。後を追うタルト。
ここでアイキャッチ。
『何で開くねん』と嫌そうなタルト。シフォンが勝手に開けてる事にツッコミを入れる。が、ここまで来たからにはと館内へ突撃する2匹。
ウエスターはモニターで2体を発見。彼曰く、インフィニティとドーナツ好きの喋るフェレット。
『やはり、自分から飛び込んで来たか』と言うノーザ。『コレもあなたの計算だと?』と聞くサウラー。
それには答えずにちょいと笑った後、サウラーにこの場を託し部屋を去るノーザ。自分の名前が呼ばれなかったので自分も行く事と気付いたウエスター。急いで後を追う。
その頃、4人は異変に気付く。何故か本気で戦えないのだ。これってお互いの心が薄々気付いてるって事なんですかね?
で、アジト潜入中の2匹の前にノーザとウエスター登場。
早速、戦闘開始。ノーザの一撃を避けシャンデリアでノーザに向かっていくシフォン。
『ええで、ええで、行けシフォン!』と応援するタルト。が、その前に『よぅ』とウエスターが立ちはだかる。
シフォンとノーザは触手やシャンデリアの体当たり、ノーザバリアー等、次元の違う対決。
一方、タルトとウエスターは名前が違うとか指摘したり、追いかけていたウエスターが手すりの隙間に挟まると言う低レベルの戦いww
怪力で手すりごと抜けるのはさすがウエスターである。
ノーザの攻撃を防御するシフォン。
手すりスライダーで追いかけっこ中のタルトとウエスター。余裕だったが止まり方が分からない。
タルトは身軽さで向かいの手すりに移ったがウエスターの方は大事な所に手すりの突起が直撃。そのまま階段を落ちてKO。何とタルトが勝ってしまったw
で、4人はこのままでは決着が着かないと言う事で次の一撃で決める事にした。
『これでお仕舞いだな。さようならプリキュア』とモニターを見ながら言うサウラー。
しかし、互いの必殺パンチが決まろうとしたところでシフォンの不思議な力を発動。状況に気付いて何とか体を止めた4人。
術を破られた事に怒り、『お前も嘆きと悲しみの中に取り込んでやる』と香水瓶を構えるノーザ。
だが、シフォンの超能力の前に香水瓶は容易に砕かれてしまった。同時にFPを包んでいた霞も晴れ4人は元の世界に戻ってきた。
『これって』と言うベリーに『きっと、ノーザの仕業だわ』と言うパッション。ピーチがシフォンの声のお陰で助かったと言ってると
シフォンが遥か上からタルトと共にシャンデリアに乗って降りてくる。目を回しているタルトと楽しそうなシフォン。
しかし、降りてきたのはシフォンだけでは無かった。ノーザとサウラーも降りてくる。
『忌々しいインフィニティ。こうなったら仕方が無い』とソレワターセを取り出しFUKOゲージの茨の取り付けるノーザ。『何をする気!?』と叫ぶピーチ。
『何をする気? 面白い事を聞くわね〜。一つだけ確かなのはあんた達を助ける気は無いって事ね〜』と答えるノーザ。
FUKOゲージの茨は瞬く間に巨大化。逃げる6名と2匹。FP達はアカルンでテレポート。そして、館をぶっ壊して巨大なソレワターセが誕生。今回はFUKOゲージ。
この展開には当然驚くしかないFP。舞い上がった砂埃から姿を現すラビリンスの3人。倒せるものなら倒してみろと挑発するノーザ。
同時にソレワターセを破壊した時、お前達はFUKOのエネルギーに飲み込まれ、深い悲しみの底から二度と帰ってこられなくなるとも言う。
すると、ソレワターセは6つの口からグレーの煙を吐く。猛烈な勢いに飛ばされそうなFP。
パッションによると、さっきとは桁違いのFUKOエネルギーらしい。しっかり気を持つ様に言うピーチ。
シフォンもその影響かインフィニティになりかけている。『シフォン!』と叫んでると『無駄だ』と言うノーザのセリフと同時に飛ばされるピーチ。
『強力な嘆きと悲しみだ。立ってる事もできまい』と続けるノーザ。しかし、シフォンの絶叫と共に
あっと言う間に嘆きと悲しみを振り払う4人。これには『何処に未だそんな力が!』と怯むノーザ。
『どんな事があっても絶対、シフォンは私達が守る!』と言うピーチ。
そして、ラッキークローバーグランドフィナーレ。
ソレワターセは撃退。残ったのはFUKOのゲージ。そして、ゲージには皹が入る。それを見てニヤつくノーザ。
嬉しそうな4人に『とうとうゲージを破壊したな。これでお前たちはお仕舞いだ。だが、それだけでには済まないよ』と言う。どう言う事か問うピーチ。
『何故、FUKOのゲージをソレワターセにし、館を破壊してまで外に出したと思う?』とノーザに言われ『えぇっ?』なピーチ。
ノーザ『お前達がソレワターセを倒した瞬間、ゲージの中から溢れ出すFUKOのエネルギーを世界中にバラ撒く為よ!』と明かす。
その言葉と同時にFUKOのゲージは砕け散る。黄色い液体がどす黒くなる。
空を見上げてあんぐりなピーチ。猛烈な風に見舞われ防御姿勢の3人。ピーチは空を見上げたまま。
笑いながら『やがてFUKOのエネルギーは雨となり、世界中に降り注ぐ。世界中の人間がお前達の巻き添えとなるのだ!』と言うノーザ。
ショックな様子のピーチ。
『そんな。それじゃあ、私達がゲージを壊すことも全部計算だったって言うの?』と驚きを隠せないベリー。
『私達のせいで皆が!』と言うパイン。パッションは悔しそうな顔で空を見上げている。
すると、ピーチがグランドフィナーレをもう1回やると言い出す。広く散ってしまったと言う事でやる前から諦めムードのパインとパッション。
しかし、ピーチは『それでもやらなきゃ・・・今、私達がやらなきゃ、本当に皆がFUKOに飲まれて消えちゃうよ!』と涙目で叫ぶ。
その言葉を受けて、表情が険しくなる3人。すると、シフォンが何かを言い出す。キルンで通訳するパイン。
シフォンは自分にキュアスティックとパッションハーブの力を自分に向けてと言い出す。
何時もは敵に向かってする事だけに戸惑いを隠せない面々。が、シフォンは大丈夫だから急いでと言っているらしい。
4人はそれぞれ、キャアスティックを出しFUKOの液体に向かったシフォンに向け
それぞれの技を放つ。
そして、その力を受けたシフォンは強烈な光を放つ。
すると、跡形も無く消え去るFUKOの液体。これにはノーザもあんぐり。嬉しそうなFPとシフォン。
悔しそうなノーザだったが、シフォンの頭部に輝く虹色の光を見て、それを奪う。そして嬉しそうにウエスターとサウラーを連れて、帰っていく。
嬉しそうなFP。彼女達の心と同じように空も晴れていく。
そして、街の人々やトリニティもその事に気付いた様だ。何気に町の人のシーンはOPで使われてるシーンだったり。
『なんかポカポカしてて気持ち良いね。今日はお客さん、まだ1人も来てないけど。ぐはっ!』と久し振りのボケをかますカオルちゃん。
嬉しそうな4人の前には青空。ちなみに洋館がある時はこの辺の雲色は暗雲や紫雲とかでしたね。
シフォンに感謝して御礼を言うラブ。これでもうインフィニティになる事は無いと嬉しそうなブッキー。
自分も居たと言うタルトを抱っこしてお礼を言う美希。照れるタルト。ここを美希たんにやらしたのは良いチョイスだと思います。
『結局、2人に助けられちゃったわね』と言うせつな。『私達、もっとしっかりしなきゃね』と言うブッキー。
『結果オーライ。幸せゲットだよ!』とVサインのラブ。嬉しそうなシフォン。
しかし、ノーザも自分の部屋で何故かニヤついていた。その手に輝く何かを見つめながら・・・。
ノーザの手のアップからフェードアウトして
〜おしまい〜
〜今週のまたみてね〜
次回、久々のインフィニティ登場にしてソレが奪われる話。楽しみな反面、どんどん最終回が近づいて行くので寂しいです。
第44話『妖しき草笛! 奪われたシフォン!!』
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