フレッシュプリキュア！第４５話『４人はプリキュア！　クリスマスイブの別れ！！』感想＆紹介

（２００９年１２月２０日放送）
脚本：前川淳　演出：黒田成美　作画監督：奥山美佳

つけひげ

シフォンを奪われた故にラビリンスへ最終決戦を挑むに際し、家族や町の知り合い達に正体をバラす話。
当然、プリキュアとしては初の試み。
まぁ、今までのシリーズでも出来た訳ですが、何故かやらなかった訳で。
そして、プリキュア初戦闘が無かった話。
どれみの時は終盤に魔法使わない回をやって怒られたとか何とか。
話的に使えない話もあると思うんだけどな～＾＾；
管理人が期待していたせつなバレはありませんでしたが名作の１つです。
（絶好の舞台だったと思ってたり）
この話を見て思ったのはＢＧＭはかなり重要だと言う事。
２３話、２６話などで使用されたyou make me happy！のスローアレンジが最強すぎます。
と超良い話なんですが、これを見た１０時間後に管理人は救急車に乗ってしまいました＾＾；
ここに来てＯＰ側の提供バック変更。

収録ＤＶＤ

（４３～４４話、４６話同時収録）

アバンタイトル

ラビリンス。シフォンは球体に閉じ込められ運搬中。ラブの名を只管叫ぶシフォンだが、ノーザの草笛によって強制的にインフィニティへ逆戻り。
マイミクさんに言われて気付きましたが、このノーザが付け髭つけてるみたいに見える。

なんてやってると空席だった席にメビウスが出現。『よくぞインフィニティを手に入れた。
サウラー、ウエスター、そしてノーザよ』と３人を褒める。頭を軽く下げながら『全てはメビウス様の為に』と言う３人。

シフォンは謎の球体の中へ入れられる。光りだす球体とその周辺。クライン曰く成功との事。
『間違いない。これぞ捜し求めていた最高のピース！　私の心が満たされてゆく。これで全パラレルワールドは私の物だ！』と笑うメビウス。
そんな笑い声が響くラビリンスが映ったところでＯＰ。

クローバータウンストリートはクリスマスの飾りつけ中。蕎麦屋に偉そうに指示を出す魚屋。
駄菓子屋のおばあさんにもそう思われた様で、言ってないで手伝えと言われる。が、高いところが苦手の様子の魚屋。
ここでラブ、美希、ブキの３人が来ない事を不思議に思うママンズ。というのも例年ははりきって手伝っていたのこと。

で、サブタイトル。今までの皆の笑顔と言うのが何とも寂しい。

４人はと言うと当然、落ち込み中。
タルトに謝るラブ、美希、ブキの３人。よく頑張ったと４人を励ますタルト。だが、せつなは『そんな事・・・言わないで』と辛そう。
これからどうすれば良いのかと思うラブ。シフォンが遊んでいた姿を思い出して辛そう。

『時は来た！　全パラレルワールドを制圧せよ！』と言うメビウス。
すると、シフォンが力を発揮。緑色の波動が出たと思ったらラビリンスのアジトが揺れだす。驚くウエスターとサウラー。
ラビリンスの街に巨大な塔が登場。その屋上が開き、中から無数のプラグ触手が飛び出してくる。それは大空へ伸びたと思ったら空間を破壊して何処かへ消えていく。

楽しそうに遊んでる鳥達の世界、岩人間の世界、鳥人間の世界の空にあの緑の波動が起きる。

すると、突如空を裂いて巨大なプラグ触手が登場。大地に突き刺さり、瞬く間に黒く侵食していく。
それはその世界にも住人にも襲い掛かる。そして、おもちゃの国はまたも魔手に襲われる。

自らの顔を叩いて立ち直るラブ。何時までもこうしてても仕方ない、これからの事を考えようと言う。美希ブキも同調。
ここでタルトはこれまでの一件を父親や長老に報告すると言いだす。ならば自分達も行くと言うラブ。ブッキーが言う様に今後の事を相談することに。
と言う訳でせつなにテレポートをお願いするタルト。

スウィーツ王国、長老の家へワープ。が、既に様子がおかしい。その変貌ぶりに本当にスウィーツ王国かと疑う美希。
間違い無い筈と言うせつな。すると、ブッキーが長老を発見。と言う事で一応はスウィーツ王国と言う事で間違いない様子。

様子がおかしいので聞いてみるが返答なし。
２度目の呼びかけに帰ってきたのは『我が名はティラミス。総統メビウス様がしもべ』の言葉。明らかに洗脳されている顔。驚く４人と１匹。

すると、アズキーナが突然飛び出してきた。胸部の下敷きになるタルト。謝るアズキーナ。何があったのか聞くタルトに答えようとするアズキーナ。
すると、せつなが『気をつけて！　囲まれたわ！』と注意を促す。何時の間にかフェレット集団に取り囲まれている４人と２匹。
そして、その軍団にはタルトの両親であるワッフル国王とマドレーヌ女王の姿も。ソノ言葉は当然『我が名はワッフル。総統メビウス様がしもべ』。
父親もなことにショックな様子のタルト。アズキーナによるとラビリンスに管理されてしまったとのこと。
捕らえる様に指示を出すワッフル国王。ここはアカルンの力で逃亡する４人と２匹。

ラブの部屋へ戻った一同。詳しく話を聞くタルト。

突然何処からとも無く現れたプラグ触手に襲撃され、あっと言う間にこうなってしまったらしい。
アズキーナにも魔手が伸びたが、ココは長老が救援。ラビリンスの管理下に入ってしまったと言う事でお前だけでも逃げろと言う長老。
長老の指示通り逃げるアズキーナ。が、背後から聞こえてきたのは長老の悲鳴。泣きながら逃げるアズキーナ。祠まで逃げて隠れていたらしい。

シフォンことインフィニティを手に入れたメビウスが行動を開始したと言うせつな。両親と長老を思い泣き出すタルト。

皆は私たちが助けるから大丈夫とタルトに言うラブ。続いて、ラビリンスに行こうと言う。
シフォンを取り返して、皆の世界を元に戻そうと明るい顔で訴えるラブ。美希ブキも嬉しそうな顔で同調。

しかし、せつなは元気が無い。本人いわく自信が無いとの事。と言うのもご存知、せつなはラビリンスの出身。戻ってしまえばイースに戻ってしまうのではと不安らしい。

心配無いと言うラブ。せつなはもう１人じゃないと言う美希。自分達がついてると言うブッキー。震えるせつなの手に手を差し伸べる３人。

だから心配しなくて良いと言われ『分かったわ。皆、ありがとう！』と涙目で言うせつな。
それに感動したのか涙目なタルト。テンション上げて、そうと決まれば善は急げ、今すぐ行こうと言う。が、ラブはちょっと待ってと水を差す。
と言うのも今回ばかりは無事に帰れるか分からないから家族に言って行きたいとのこと。３人も了承。

ここでアイキャッチ。

何時もの公園に親たちを呼んだ４人。こんなところへ呼ばれた事を不思議に思うママンズ。
カオルちゃんも重大発表と察する。プリキュアの掟を破る事をタルトに謝るラブ。そして、４人は意を決し

皆の前で変身。ビートアップポーズだけ。ＢＧＭも無し。
ラビリンスと言う悪い奴らと戦っていること、親友（シフォン）が連れ去られてしまったこと、これから助けに行く事を話す４人。驚き顔の一同。

だから、その前にお母さん達に話しておこうと思ったと言うピーチ。
そんな事を急に言われても何がなんだか分からないし納得できる訳無いと言うママンズ。
怪物達の本拠地に乗り込むことと察しの良い正パパ。何故、もっと早くに話してくれなかったのかと言う圭太郎パパ。
秘密にしといてと言った自分が悪いと言うタルト。フェレットが喋った事に驚く裕喜坊。
謝りながらも、行かないとと言うピーチ。必ず戻ってくるから心配しないでと言うベリー。『それじゃ行って来ます』と言うパイン。そして、アカルンでワープしようとしたら

ママンズがそれぞれの子供の手を掴んでワープ阻止。行かないでと言うレミママ。そんな危険な事させられないと言う尚子ママ。
あゆみママは諦めるまで手を放さないとまで言う。そう言われて涙目なあゆみママの顔を見て、お互いの顔を見合わせるピーチとパッション。

結局、説得に負けて変身を解く４人。

その頃、パリやエジプトもラビリンスの魔手の犠牲に。その様はニュースにもなっていた。

これが世界の危機なのかと確認する圭太郎パパ。ＹＥＳなせつな。何れこの街もと言う圭太郎パパの言葉を受け、少し辛そうなラブ。
あゆみママは電話中。レミママのところへ行く話になった様だ。テレビでママと逸れて泣く子供を見て顔を背けるあゆみママ。
すると、圭太郎パパに電話の内容を聞かれる。レミママの家で話し合おうと言う事だったらしい。
自分達は出るが、ラブせつの２人に家に居る様に言うあゆみママ。行こうとするが、娘の顔を見て立ち止まる。少し見た後に退室。何か気にしている様だ。

で、レミママの家。
娘のこと、分かってるつもりで何も分かってなかったと元気の無い尚子ママ。娘がプリキュアなんて普通思わないから仕方ないと言うレミママ。
『そりゃあそうだ』と笑う正パパ。笑った事を尚子ママに叱られ謝る。何かを考えているあゆみママ。
これからどうしたら？と思うレミママ。それを皆さんで話し合いましょうと言う圭太郎パパ。

その頃、美希は電話中。ニュースを見たかラブに聞く。ＹＥＳなラブ。
ブッキーとも相談してたらしいが、こうなったら内緒で行くしか無いと言う考えを伝える美希。当然、そんな事は嫌なのは本音。この辺に中学生らしさを感じますね。
ラブとせつなも同じ事を考えていたらしい。つまりはＯＫと言うことで公園のステージに集まることに。ちなみにブッキーは既に向かっていたり。

ラブせつとタルト、アズキーナも出発。家に両親へのごめんなさいと言う手紙を残して・・・

レミママと尚子ママは賛成できないらしい。圭太郎パパと正パパはそうでもない様子。そんなやり取りを扉を少し開けて聞いている美希。
扉を閉めてレミママに謝る美希。すると、後ろから『行くんだね？』と声をかけてくる和希。
和希に内緒にしてとお願いする和希。が、何時でも姉さんの味方を自称する和希には元からそのつもりはない様だ。感謝して家を出る美希。『頑張って』と言う和希。

で、ラブせつ。ラブの足が止まる。ラブによると、どうしても会っておきたい人が居るらしい。
こんな時に誰と思うタルト。せつなはすぐに察しがついたのか皆には私が説明しておくと了承。

で、クリスマスツリーの前。待っていたのはＤ。
呼び出した事を謝るラブ。言いにくそうに何かを言おうとしたら『早く言えよ・・・』と言う言葉が大輔から返ってくる。謝るラブ。
当然、プリキュアの事である。ミユキも知っていたと教えてもらった様だ。謝るしかないラブ。
ラブであるキュアピーチにラブの事を好きだと言った自分がバカみたいと言う大輔。まだ謝るラブ。
カッコ悪いと言う大輔にそんな事無いと言うラブ。少しの沈黙の後、自分の返事を答えようとする。
だが、手を差し出して答えを遮る大輔。帰ってから聞かせて欲しいらしい。ラブが行く気であると悟っての判断の様だ。
　『絶対帰って来いよ。俺、待ってるから』と言う大輔。それを聞いて笑顔で頷いて『ありがとう、大輔！』と言うラブ。
なんてやりとりをしていると雪が降ってくる。
『じゃあ行くね。せつな達が待ってるから』と言うラブに『おう。悪い奴ら、ババーンとやっつけて来いよ』と言う大輔。『まっかせなさ～い！』と言って出発するラブ。

なおも親会議は続いていたり。危険なら尚更行かせられないと言うレミママ。ここで尚子ママが正パパの意見を聞いてみる。
正パパの意見とは子供達の意思を尊重するというもの。その言葉に反応するあゆみママ。見守るのも親の役目じゃないかと思ったと言うのが正パパの意見。
レミママはイマイチ気乗りしなかった様だが、あゆみママは低トーンながらすんなり同意。
もし今引き止めればラブ達が後悔すると考えたらしい。後悔だけはさせたくないと言う気持ちのようだ。だったら、自分達に出来ることはと考えて・・・

そして、公園のステージ前。ラブが遂に到着。『すんだ？』と聞く美希に『うん』と答えるラブ。が、同時に内緒にしてきた事はやっぱり心残りらしい。それは他の３人も一緒。
『怒るかな・・・？』と気にするブッキー。『帰ってきたらさ、一杯怒られようよ。皆で』と言う美希。『そうね』と言うせつな。
で、行こうとしたら後ろから聞き覚えのある声。そこには親達が。
怖い表情であゆみママが迫ってくる。連れ戻されると怯むラブだがあゆみママの口から出たのは『行きなさい。自分の信じる道を』の言葉。驚くラブ。
『但し、約束よ。必ず全員で帰ってくること。いい？　皆待ってるからね』と続ける笑顔のあゆみママ。