第46話『サウラーとウエスター 最期の戦い!!』
(2010年1月3日放送)
脚本:成田良美 演出:岩井隆央 作画監督:川村敏江

イース2世

1話から出ていたウエスターとサウラーと対決する話。
相手はパッションにウエスター、サウラーには初期OPや14話と同じベリー。
ラビリンスの世界にラブ達がいよいよ潜入。
アジトやラビリンス人等も公開。
色んなフラグ立ちまくり。そして、結末はまさかの・・・
裏が箱根駅伝と言う事で視聴率が3.3%。6話のシリーズ最低記録4%台を更新。
まぁ、1月3日なんかに放送したらこうなりますよね^^;
なのでファンからは何故2009年12月27日が休みだったのかと言われてたり
まぁ、新年で展開をスタートをさせたいと言う事だったんでしょうね。
ニチアサキッズお年玉プレゼントの告知がEDに割り込み。
プレゼント内容は親子ペア鑑賞券。

収録DVD

(43~45話同時収録)

アバンタイトル


ラビリンスへ急行中の4人。
シフォンが連れ去られた時を思い出し『シフォンちゃん待っててね。今助けに行くから』とパインが
『管理された世界を戻すには私達の手で止めなきゃ』とベリーが、『私達の町をメビウスの管理下におかせない。これ以上好きにはさせない』とパッションが
四つ葉町の皆を思い出し『皆、必ず帰るからね。私達頑張るよ。皆と幸せゲットする為に』とピーチがそれぞれ心の中で言う。
すると出口が見えてきた。

ラビリンスへ到着。


顔に汗が滲むパッション。少し怖がっている様だ。だが、ピーチが心配してパッションの手を掴む。
本人は皆が一緒だから大丈夫らしい。そんな4人の前にはメビウスの城。パッションによると以前とは形が違ってるらしい。
きっとインフィニティを手に入れたから推測するパッション。4人と2匹が突撃したところでOP。

プラグ触手ことワームは順調にパラレルワールドを制圧しているらしい。
現在73%を支配。あと3時間27分51秒後には全てメビウスの物になると言うのがクラインの言葉。
『間もなくだな。間もなく全パラレルワールドが我が手に!』と拳を握るメビウス。


ラビリンスの町を行進中の人々。それを物陰から見ている4人。
メビウスの城へ行くにはこの道を通らないといけないらしいがご覧の通り。ラビリンスの人達になりすませば良いと言う考えで変身を解く4人。


行進に混じる4人。せつなによるとラビリンスでは国民は命令どおり動いているらしい。なので見つからない様、周りと同じ様に行動する様に言うせつな。
こんなに人が居るのに静かだと思うラブ。そんなラブに『しーっ!』と言うせつな。
すると、ラブは荷物を持ってフラつく老人を発見。助けに行こうとする。
が、せつながストップ。ラビリンスでは人を助ける様な命令は誰も受けてないとのこと。
列が乱れると見つかると言う事だがラブは納得いかない様子。が、老人は持ち直した様で一安心。
困ってる人を助けるのもダメな事に驚くブッキー。せつな曰くそれがラビリンスらしい。

全てはメビウス様の為にと言う老人。行進している他の人達もそう言う。
それを見て何とも言えない表情のラブ、美希、ブッキーの3人。せつなはさすが出身だけあって動じない。
こんなの絶対におかしいと言うラブ。食事の時間になったと街中に声が聞こえる。そう聞いて行進の方向を変える集団。


進行方向が変わったので逆走する4人。そんな中躓いた1人の少女を支えるラブ。『気をつけてね』と笑顔で言う。
驚いた顔の少女。美希ブキに言われ先を急ぐラブ。少女は走っていく4人を振り返って見つめている。小道を走っていく4人。


が、この行動が原因だったのかセンサーに見つかり、クラインに管理されていない存在が居るとバレてしまう。すぐにプリキュアと気付くウエスターとサウラー。
『我が命令に従わぬものは消去するのみ。ノーザよプリキュアを消せ!』と命令を下すメビウス。


自分達にも命令を求めるウエスターとサウラー。
が、数々の失敗がプリキュアをここまで連れてくる結果になったとご立腹のメビウス。
今度こそは倒すと言う2人。任せることにしたメビウス。廃棄物処理空間で迎え撃つ様に命令を下す。了承する2人。
それを聞いて鼻で笑うノーザ。『何か?』とサウラーに聞かれ『いいえ。お互い頑張りましょう』と言うノーザ。

で、サブタイトル。おせぇ~!w 西南ファンにはたまらんですね~。管理人は違いますけどw

いよいよ城の入り口までやってきた。丁度前まで来たところで扉が開く。


自動ドアと思うラブだがせつなによると見つかってしまったらしい。驚くラブ。すると、城の入り口からソレワターセ登場。となれば


変身。最後の変身と言う事なのかノーカット。


4人で体当たりをし通路からソレワターセを落とす。そのまま内部へ入っていくFP。ちなみにソレワターセもゴキブリみたく内部へ入っていく。

せつなの説明によれば、まっすぐ進めばメビウスのところへ辿り着くと言う事で走っていく4人。


が、ご覧の通り曲がっている事をパインに指摘される。前と道が全然違う事を変に思うパッション。
行き止まりにやって来たのでベリーに道を聞かれるが分からないらしい。ピーチの言葉に従い、とりあえず上へ向かうことに。


移動中にパインがある事に気付いた。上に上がってる筈が何時の間にか階段を下りているのだ。
上下左右が分からないと混乱するタルト。まるで迷路みたいと思うパイン。とベリーの目の前でシャッターが行き止まりになる。
壁が動いたと言うベリーの言葉に驚く3人。『迷う筈よ。刻々と道が変わってるんだわ』と言うベリー。


何て言ってると遠くからソレワターセの雄叫び。こっちへ来ると言う事で構える4人。
だが、ベリーとパッションが異空間へ。助けようとしたピーチとパインも別に登場した異空間へ連れ去られる。


FP4人を失い絶体絶命のタルトとアズキーナ。が、ソレワターセは倒す必要は無いと判断したのか逃亡。
今のはやばかったと言うタルト。皆が何処に行ったか心配するアズキーナ。4人はプリキュアだから絶対大丈夫と言うタルト。
不安がるアズキーナの手を握り自分たちはできる事をしようと言うタルト。
『シフォンを見つけて、このオルゴールで元に戻してやるんや。ええな?』と言われ『はい』と嬉しそうな顔で頷くアズキーナ。

ベリーとパッションは物が一杯積まれた空間へ到着。パッションの心配をするベリー。パッション無事とのこと。
壊れた機械がいっぱい積まれた不気味なところと思うベリー。ここは何かとパッションに聞く。パッションが何かを言おうとした時



聞き覚えのある声と一緒に何かがもの凄い勢いで飛んでくる。避ける2人。見上げるとソコには投げる物を構えたウエスターと立っているサウラー。
サウラーが『ここは廃棄物処理空間。別名ゴミ箱。お前達の墓場となる場所だ』と言う。
ウエスターも『今日はここでお前達とのケリをつける』と言って物を投げる。
そして、すぐさま2人に飛び掛っていくウエスターとサウラー。構えるベリーとパッション。

ここでアイキャッチ。


落ちた、もう1組はと言うと森みたいな空間へ落下。ちょいと痛い思いをしながらも無事だったらしい。
道があったりする。罠かもしれないと警戒するパイン。ピーチの言うとおり行くしかないので前進する2人。


ソノ頃、ベリーとパッションは戦闘開始。パッションはウエスターと対決中。ウエスターの一撃を避けるパッション。
お互いの拳が衝突して辺りに衝撃波が広がる。が、ウエスター『効かねぇよ』とパッションの腕を引っ張り蹴り飛ばす。墜落するパッション。鼻で笑うウエスター。


その裏ではベリーとサウラーが対決中。
『メビウス様が必ずプリキュアを倒せとご命令だ。だから君達とのお遊びは今日でおしまいだよ!』とベリーを蹴るサウラー。ガードを崩されそのまま吹き飛ばされるベリー。


防戦一方のパッション。
『イース、これが最後のチャンスだ。ラビリンスに戻ってメビウス様に従え』と殴りながら言うウエスター。
『私はもうイースじゃない!』と言うパッション。
『イース!イース!イース! 全てはメビウス様の為に! そうだろ!?』と連呼するウエスター。
『あなたの気持ちはわかる。私もそうだったから。でも、メビウスはあなた達の事を大事にしない。良い様に使われているだけなの。目を覚ましてウエスター!』と言うパッション。
一度、ラビリンスに死なされたパッションだからこそのセリフですね。
『起きてる! 俺はバッチリ起きてるぞ! イース!』と言いつつ放ったウエスターの一撃を避けムーンサルトで反撃。パッション突撃~!


サウラーの腕を受け止めるベリー。
そして、町の人達も全てはメビウス様の為にと言っていたと言う。自分達はメビウスの為に居ると言うサウラー。
幸せの形は皆違うと言って、全員が同じ事を言う世界はおかしいと言う。ベリー。サウラーに幸せは何か問う。
『決まってるだろ? 僕の幸せはメビウス様のお傍にお仕えする事』と言って一撃を繰り出すサウラー。ガードするベリー。

で、パッションとウエスター。
『あなた、クローバータウンストリートでドーナツ食べてたでしょう?』と問うパッション。『あぁ、アレは美味い!』と答えるウエスター。
『このまま全ての世界がラビリンスの様になったら、好きな物も自由に食べれなくなる。ドーナツはもう食べれなくなるのよ?』と言うパッション。
『心配ご無用! 密かにドーナツの作り方は覚えた! だからコレからは1人でドーナツ食べまくりだ~!』と言うウエスター。
ちょいと間抜けに感じるセリフかもですが、ウエスターらしさが出た名ゼリフだと思います。



サウラーに殴り飛ばされるベリー。
『僕達はメビウス様の為。分からないのは君たちプリキュアの方さ。君らは何のために戦うんだい? 君の幸せは何だい?』と問うサウラー。
『笑顔』と答えるベリー。そう聞いて、FP達の世界の人間達はよく笑っていたと思い出すサウラー。4話の回想。
何度、FUKOに陥れても何時の間にか笑っている、まったくおめでたいと呆れる。
それはクローバータウンの人達が1人じゃないからと言うベリー。どんな困難にあっても皆で助け合っていけば笑顔になれると言う。皆と一緒に笑う事が自分の幸せとも言う。
くだらないと言うサウラー。ソレはそっちじゃないの?と返すベリー。何でもメビウス様の為に言う事をメビウスの言いなり、操り人形と同じと言う。
『お喋りは終わりだよ。プリキュアを倒せ。メビウス様のご命令を今果たす』とサウラー攻撃開始。とうとう追い詰められるベリー。
そして、サウラーが『さようなら、キュアベリー』と拳握ったところで

『やれ! 消去だ!』と言うメビウス。


すると、廃棄物処理場が緑色から赤くなる。そして、赤い不思議な空間が登場する。
驚くウエスターとサウラー。赤い不思議な空間はデリートホールと言うらしい。
『ベリー逃げて! あそこに吸い込まれたら消去されるわ!』と叫ぶパッション。


言うとおり、赤い空間に触れるや否や姿を消す廃材。メビウスの狙いがプリキュアごと自分達を消し去ると気付いたウエスターとサウラー。
廃棄物処理空間で迎え撃てと言うメビウスの言葉を思い出し、最初からこのつもりだったと疑うサウラー。
その表情は信じられない顔。そんな筈は無いと自分に言い聞かせる。壁に開いていたゲートが閉じていく。


出口が閉じたらアウトと走りながらベリーに急ぐ様に言うパッション。すると、足にコードが絡まってしまう。
取ろうとしていると横から物が飛んでくる。万事休すと顔の前に両手をクロスさせ庇う。

が、大きな物音はした物の自分に当たった気配は無い。ふと顔をあげるとウエスターがその物体を受け止めていた。横に投げ捨てるウエスター。


コードを引きちぎるウエスター。
『イース。目が覚めたぜ。メビウス様にとって俺はゴミの様だ』と言いつつ辛そうに笑う。
『違うウエスター。あなたはゴミなんかじゃない。だってあなたには仲間を思う心がある』と言うパッション。
『んなもんねぇよ』とウエスターは返すが
『あなたは私をイースと呼び続けた。裏切り者の私を。ずっと仲間だと思い続けてくれた。ごめん、でもありがとう!』と言うパッション。
パッションの足は既に自由。何気にこの見合う2人が大きさの比率もあってか親子にしか見えない^^;
ウエスター『1人でドーナツを食べてる時、ちょっと思った事がある。お前達と一緒に食べたらもっと美味いかもって』と本音を激白。
笑顔になるウエスター。パッションも嬉しそう。


が、ウエスターの後方からまたも物体が飛んでくる。受け止めるが、今度は物体ごと飛ばされる。
『ウエスター!』と叫ぶパッション。ウエスターは物体ごとデリートホールへ消えてしまった。涙をこらえるパッション。


『メビウス様! 私はここの居ます! コレは何かの間違いですよね!? クラインの操作ミスですよね!?』
その返答に答える様にゲートは止まる事なく閉じていく。
『メビウス様、何故ですか!? お答えください! メビウス様~!』と叫ぶサウラー。そして、サウラーも体勢を崩して吸い込まれていく。



と思いきやベリーがその手を掴む。自分は敵と言う事でその行動に驚くサウラー。
『戦うより笑い合う方が良いじゃない。言ったでしょ? 皆と一緒に笑う事が私の幸せだって。皆の中にあなたも入ってるんだよ』と言うベリー。
信じられない顔のまま何も言えないサウラー。が、サウラーを片腕で支えるベリーはかなりきつそう。
そんなベリーを見ながら『今日まで自分の生き方が正しいと信じてきたが、このザマだ』と力なく言うサウラー。
『頑張って! 一緒に頑張ろう!』と言うベリー。


『皆で助け合っていけば笑顔になれる・・・か。一緒に笑いあう時間が無いのが残念だ』
と言ってベリーの足場を殴るサウラー。そのままデリートホールへ吸い込まれていく。


サウラーの一撃のおかげか後に飛ばされていくベリー。『サウラー!』と叫ぶ。
そのままパッションと衝突して閉じようとするゲートに吸い込まれていく。ゲートの中で『ウエスター!』とパッションが『サウラー!』とベリーが叫ぶ。
※考察※
2人の反応が唐突なんて話もありますが、最初から説得を試みるつもりでウエスターとサウラーを倒そう(殺そう)とは思っていなかったみたいですね。
考えてみると誰かを守る為にしかナケワメーケ、ナキサケーベ、ソレワターセを倒してない様な。
まぁ、恐らくはこのまま戦闘が続いたなら倒す展開にはなってたんだと思いますが。
ウエスターの寝返りの早さは彼の今までの行動を見ていれば、単純である事とFP達の世界を楽しんでいた事、パッションへのイース発言で仲間思いなのは分かりますし。
サウラーもメビウスだけが心の拠り所だっただけに裏切られたら、優しく声をかけたベリーに靡くのも当然だと思います。


廃棄物処理空間に集めたゴミを消去したと報告するクライン。同時にベリーとパッションが脱出した事とそれにウエスターとサウラーが協力した事を報告。
そう聞いて『愚か者共め。もっと早く消去すべきであったな』と言うメビウス。


その頃、森を進行中のピーチとパイン。すると、触手に捕らえられ引き摺られていく。そして、そのまま何処かへ投げ飛ばされる。

そんな2人に『いらっしゃい』と言う声。2人の眼前にはノーザ。『ようこそキュアピーチ、キュアパイン』と言う。構えるピーチとパイン。ニヤつくノーザ。

その頃、タルトとアズキーナは独自に進行中。狭い通路を飛び降りると前に進まない不思議な通路に出る。
アズキーナが床が動いてると気付く。すると、前方から荷物がやってきた。撥ね飛ばされて下に落ちるタルトとアズキーナ。

そのまま、球体を下って変な部屋へ落下。何とか無事だった様だ。
巨大な球体を見る2匹。じっと見ていると中にシフォンが居る事に気付いた。
『我が名はインフィニティ、無限のメモリーなり』と言うシフォン。『シフォン!』と叫ぶタルト。
シフォンのアップのまま

~おしまい~

~おまけ~

とうとう来ました。まぁ、タイトルの紹介だけだけど^^;

~今週のまたみてね~

次回、ノーザと直接対決。どうなる事やら。予想では来週では決着は着かないかと。

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