第20話『第3の妖精! ポプリはかわいい赤ちゃんです!!』
(2010年6月27日放送)
脚本:栗山緑 演出:志水淳児 作画監督:河野宏之

妹を潰せ!

フレッシュから続く追加メンバー編の序章。
まぁ、今回もその追加メンバーの妖精が新キャラな訳ですが。
砂漠の使徒も新幹部が登場。ラスボスっぽいですね。
となるとサバーク博士はやっぱり・・・?
菊池さん、プリキュアサイドへの昇進おめでとうございますです。

収録DVD

(19、21話同時収録)

アバンタイトル


薫子ばあちゃんの植物園。コッペ様の腹部のハートが光りだす。
驚いたシプコフ。コフレが光源であるココロポッドを取り出す。溜まったココロの種が光っているのだ。つまりはスゴイ事が起こると言うシプコフ。
そして、何処かにあるココロの大樹。覆われていた雲も消え去り光が差す。木の穴の中に妖精が1体誕生。妖精が欠伸したところでOP。

風が吹く中、バルコニーに立つサバーク博士。ダークプリキュアからデューン様より通信が入ってるとの知らせ。ちょいと驚いたサバーク博士。痺れを切らしたかと思う。
早速、デューンなる者に用件を聞くサバーク博士。サバーク博士を確認し通信状態が悪い様だと言うデューン。『お声は聞こえます』と返すサバーク博士。
早速、地球及び人類の砂漠化計画はどうなってるかと進展を聞くデューン。新しいプリキュアの出現により遅れている事実を話すサバーク博士。
デューンに強い語気で名前を呼ばれ怯む。それを見て総指揮官の座を下ろされると思ったかと笑うデューン。反応するダークプリキュア。『ご冗談を・・・』と言うサバーク博士。
ココロの大樹を守る妖精を逃した時点で起こり得る事なので気にしてないと言うデューン。ここで良い情報を与えると言う。
デューンはかつてキュアフラワーに敗れたが、それは本人が強い事もあったと同時に更に能力を高める何かを手に入れたのが大きな要因だったそうだ。
それは何かと問うサバーク博士だが、デューンの返答はソレが分かれば苦労しない。
ソレの入手を阻止する様に命令するデューン。手がかりはココロの大樹にある筈と調べる様に指令を出す。

で、サブタイトル。


フェアリードロップこと来海家の中で『私がモデルですか~!?』と驚くつぼみ。もも姉にどう言う事か問うえりか。
同じ雑誌でもも姉を妹役をやってる子が急に降りてしまったとのこと。明日撮影しないと雑誌発売に間に合わないのだ。なので引き受けてとお願いするもも姉。
でも、自分なんかと言うつぼみ。えりかも自分が実の妹の自分が居ると言う。
が、もも姉はえりかに頼めるなら最初から頼んでる。何でも、えりかより少し大きいつぼみが背格好がピッタリなのだとか。
そう言う事情なら仕方ないと納得するえりか。自分も付いていくから引き受けなさいよとつぼみに言う。
自分がモデルなんて無理と言うつぼみ。つぼみは自分を変えたいと言ってたから良い切欠になると言うえりか。
従うつもりは無かった様だが『ハイ! 決まり! 拍手!』と言うえりかの言葉に手を叩くもも姉、シプコフ。うろたえまくりのつぼみ。


その頃、枝の周りを飛び回る新妖精。すると、雲が突然荒れだす。妖精は大樹から隠れる様に言われたらしく生まれた穴に隠れる。
ここでダークプリキュア登場。『ココロの大樹が』と言うダークプリキュアに捜索命令を出すサバーク博士。
この事がデューンに知れたら自分達もタダでは済まないとのこと。サバーク博士に安心する様に言うダークプリキュア。大樹は近くにあるとのこと。
衝撃波で雲を弾き飛ばすダークプリキュア。続いて、手からの光線を連射。
『ココロの大樹を傷つけちゃダメでしゅ~』と叫ぶ妖精。すると、ココロの大樹の周りにバリアが現れる。ダークプリキュアの光線と言えどビクともしない。
怯えて引っ込む妖精。『まだ妖精が居たとは・・・』と言うダークプリキュア。



早速、撮影中のつぼみ。ガチガチでポーズを取る。カメラマンからも動き硬過ぎと指摘を受ける。もうちょっと何とかならないかと頼まれる。そんな事仰られてもと困るつぼみ。
つぼみ、えりかからポーズを伝授されるが顔がオカシイ。カメラマン曰くポーズは決まってる。
が、やっぱりオカシイので笑う様に言われる。スゴ~イぎこちない笑顔。だが、もも姉から撮影終わったらスウィーツバイキングへ行こうと誘われ嬉しそうな顔に。
これを逃さず撮影するカメラマン。OKが出て次へ行くことに。一安心で一息つくつぼみ。


ここでもも姉が見ていた女子を発見し『かりんちゃん』と声をかける。逃げるかりん。待ってと追いかけるが玄関で見失う。
もしかしてと思うつぼみ。トラックの裏に隠れてたりするかりんはつぼみの予想通り、本来の妹役モデル。歯を食いしばるかりん。

その頃。ココロの大樹が新しい妖精を生んでいた事に驚きを隠せないサバーク博士。あの妖精がデューンの言っていた手がかりと考えるダークプリキュア。
捕まえる様に指令を出すサバーク博士。ダークプリキュアはバリアに対し猛攻撃。妖精が防ぐがバリアには皹が。
守りきれないと涙目な妖精にココロの大樹から逃げる様にテレパシー。『分かったでしゅ』と逃げる妖精。
サバーク博士も感づいた様だ。遂にバリアは破壊されるが妖精もココロの大樹も姿を消していた。
逃げる妖精の後を追おうとするダークプリキュアだがサバーク博士からストップ。
妖精は仲間の妖精に逃げたと思われるので捕獲はアノ3人に任せておけば良いとのこと。と言う訳でココロの大樹の捜索を命じるサバーク博士。

早速3人に集合をかけるサバーク博士。が、サソリーナは行方不明。所在を問うと何でもプリキュアにちょっかいを出しに行ったと答えるクモジャキー。
勝手なマネをと思いつつもまぁ良いと第3の妖精が現れたと話すサバーク博士。
仲間の妖精やプリキュアのところへ向かったと言う推測の下、第3の妖精捕獲命令を出すサバーク博士。早速出発する両名。

その頃、第3の妖精は泣きながら空を飛行中。シプコフにはその声が聞こえたらしい。どうしたのか聞くえりかにちょっと出かけてくると場を後にするシプコフ。

ここでアイキャッチ。


かりん、キツ~イ表情で街中を歩いている。
もも姉がしっかり代役を見つけていた事が不満らしい。これももも姉が仕組んだと考え、何がカリスマモデルと心中でご立腹。


ある日の回想。写真撮影中のもも姉とかりん。
カメラマンから姉妹が楽しそうにしてるシーンを撮りたいからカメラ目線を止める様に言われる。
右斜め45度が決め顔と不満げなかりん。位置を逆にしてとまで言い出す。あくまでももも姉が主役と言われかな~り不満そう。もも姉は休憩を提案。
ロケバスの中で前から言おうと思ったと前置きし、自分ばかり目立とうとし過ぎと指摘するもも姉。かりんに自覚は無いようだ。
もも姉はモデルは洋服を作ってくれた人の思いやその服を待ち望んでいる読者の事も考えて演じないとダメと語る。
だが、それを聞いたかりんは面白く無さそうな顔で立ち上がる。
父親が超有名カメラマンで母親が元カリスマモデルであり親の七光りでモデルになった様な人に自分の気持ちなんて分からないとバスを去っていく。

コレがかりんが降りた事情とのこと。が、えりかはその子の勘違いと怒る。モデルになった切欠はスカウトであり、もも姉なりに頑張ったから今の地位があると言うえりか。
『ありがとう、えりか』と言うもも姉。もも姉によると才能はある子だと思ったからアドバイスしただけ。スタッフの皆をもカムバックを願ってるとか。

偉そうにしてと不満を言いながら街中を歩くかりん。ショーウインドウの服を見た後俯く。
で、問題のアノ人は何とかと煙は高い所が好きとの言葉通りにデパートの屋上から、どの子のココロの花をデザトリアンにしようかと思ってたり。
ちょうど、かりんを発見し変な人と言われた事にムッとしながらもココロの花を強奪。通りかかったシプコフは丁度、目撃。

本日の標的はかりんの見ていた服を着ていたマネキン。

逃げ惑う町の人達。楽しそうなサソリーナ。暴れてプリキュアを誘き寄せる様に命令を下す。だが、『来海ももか許せな~い!』と命令を無視し走り出すデザトリアン。
後を追うサソリーナ。つぼえりに知らせる事にしたシプコフ。
もも姉達の居るスタジオに走ってくるデザトリアンを見て止めようとする警備員だが当然、投げ飛ばされる羽目に。逃げる人々。

デッカイ化け物がこっちにやって来ると言われ表情が険しくなるつぼみ。逃げる人達と外に出ようとするつぼみの手を掴み、こっちへ来る様に言うえりか。
その先には水晶を持ったシプレ。サソリーナにココロの花を奪われたのはかりんと言うコフレ。

そうと知っては変身。

暴れるデザトリアンはもも姉を発見。もも姉は逃げるが逃がさないと木を投げつけるデザトリアン。その木を弾き返し早く逃げる様に言うマリン。その言葉に従い逃げるもも姉達。


サソリーナも遅れて到着。『現れたわねプリキュア!』と息を切らせながら言う。そして、デザトリアンに攻撃命令。『邪魔~よ!』と怒るデザトリアン。
そうはさせないと言いつつもも姉は親の七光りでモデルを続けてる訳ではないと言うマリン。ブロッサムも自力で今の地位に居ると言う。
『うるさい!』とダブルハンマーを繰り出すデザトリアン。避けてキックの後、パンチを当てるマリン。
その後はブロッサムのパンチラッシュの後にマリンのパンチラッシュ。『何で分かんないのよ!』と言って一旦後退。
もも姉はかりんの事をすごく認めていると言うブロッサムは回し蹴り。その後はダブルキック。『何やってるのよ! さっさと起きるのよ!』と言うサソリーナ。

ここは一気に倒そうと構えるブロマリだったが、クモジャキーとコブラージャに拘束される。なんで、あんた達がココに居ると不満そうなサソリーナ。
偶然と言うコブラージャ。新しい妖精を追いかけてきたら偶々戦闘に気付いて助っ人に来たと答えるクモジャキー。
デザトリアンに向けブロマリを投げる2人。デザトリアン2人に張り手。壁に激突するブロマリ。『よしゃあ! その調子よ』とテンション上がるサソリーナ。


止めを刺すとブロマリに迫るクモジャキーとコブラージャ。コブラージャはブロマイドに魔力を込め、クモジャキーは何時ものビッグバンクモジャキースペシャルを繰り出す。
ブロマリに命中しそうになるが2人の前に『プリキュアをいじめちゃダメでしゅ~!』と言う妖精の言葉と共にバリアが登場。
跳ね返されたブロマイド攻撃がコブラージャの頬を傷つける。クモジャキーも返された自身の攻撃を避ける。
分が悪いと見たのかそのまま逃亡するクモジャキー。コブラージャも自分の美しい顔に傷がついた事にショックを受けた様で『覚えていろよ!』と逃亡。

バリアはここで消滅。妖精に押し倒されるブロッサム。やっと会えたと嬉しそうな妖精。『何ですかこの子は? とっても可愛いです』と言うブロッサム。
ココロの種が溜まりココロの大樹が元気になって来たから生まれた妖精と説明するシプレ。名前を聞くコフレ。ポプリと答える妖精。それを聞いて可愛いと思うブロマリシプコフ。


盛大に無視され怒るサソリーナ。あなたもあなたとデザトリアンに攻撃指令。
迫ってるデザトリアンに対し、傷ついたかりんの心の隙に付け入るなんてと怒り堪忍袋~の件を言うブロッサム。マリンも海より~と言う。
ブロッサムのキック、マリンのパンチ、ブロッサムのキックとコンビネーション攻撃。倒れるデザトリアン。

ブルーフォルテウェーブで撃破。今日のところはこれくらいで許してあげると去っていくサソリーナ。


スタジオ内で元気の無いもも姉とスタッフ達。ここでつぼえりがかりんを連れて戻ってくる。もも姉が気付いて近寄ってくる。スタッフも心配する。
スタジオの裏で倒れていたと言うえりか。あの魔物に襲われたと考えるもも姉。
ばつが悪そうに顔を背けるかりん。そんなかりんにもも姉がずっと心配していたと言うスタッフ。
本日の撮影も最後まで代役の事を反対していたとのこと。夢の中でプリキュアが言っていた事が本当だったと気付くかりん。
皆、絶対戻ってきてくれると信じてたと言うもも姉。ここで、もも姉に謝るかりん。ウルウルするのに釣られたのかもも姉もウルウル。
謝るかりんを優しく抱きしめるもも姉。嬉しそうなつぼえり。で、何時ものアレ。今日はコフレで紫。


嬉しそうなポプリ。ブロワリアの花言葉はあなたは魅力に富んでいる、なのでかりんがもっと自分の魅力を活かせると良いですねと言うつぼみ。
折角のモデルデビューだったのにと言うえりかだがつぼみはプリキュアになれるだけで十分とその気はさらさら無い模様。
ここでポプリにさっき自分達を守ってくれたお礼を言うつぼみ。ポプリには守りの力があると言うシプレ。
ここでつぼみが気付いた。ポプリが居ると言う事は・・・。えりかも3人目のプリキュアが居ると言う事に気付いた。
ポプリもそうと認める。3人目と言う件に反応するポプリ以外の面々。当のポプリは蕩け顔。そのまま引き絵になった後、黒くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

・・・・・・

第21話『妖精アドベンチャー! プリキュアスカウト作戦です!』
ハトプリン21話へ

ハートキャッチプリキュア各話レビューに戻る

トップページへ