第32話『イケメンさんと対決? そんなの聞いてないです~!!』
(2010年9月19日放送)
脚本:成田良美 演出:座古明史 作画監督:伊藤智子

また失恋

販促的に毎年恒例のパワーアップ品を入手する話。
去年も32話でしたね。
今回もまたまた色々語られます。
そして、とうとうあの人が・・・。

収録DVD

(31、33話同時収録)

アバンタイトル


スナッキーと戦闘中のブマサ。サンシャインダイナマイトで一掃するがスナッキーはまだ大量に残っている。
『長きに渡り幾人ものプリキュア達が我が前に立ちはだかってきたが、今日が最後だ』と言ってデューンが何かを手から放つ。
それはプリキュア達を襲う。変身が解けた3人。
『全てのココロの花は枯れ果てココロの大樹は最早無い』と拳で握りつぶす仕草をするデューン。
ただ単に辛そうな表情で見ているしか無い3人。『地球はこのデューンの物だ』と笑うデューン。地球は砂漠化してしまった。

『つぼみ・・・つぼみ』とうなされる薫子ばあちゃん。
そんな薫子ばあちゃんの手を握り『どうしたんですか? 悪い夢でも見たんですか?』と心配するつぼみ。
だが、薫子ばあちゃんはつぼみの顔見たら忘れちゃったらしい。薫子ばあちゃんに撫でられてニッコリのつぼみ。
『ちっちゃかったつぼみがこんなに大きくなって』と言われ嬉しそうなつぼみ。ニッコリ薫子ばあちゃん。胸のペンダントのアップでOPへ。

キュアフルミックスを飲んでる最中の妖精ズ。コッペ様に体を預けうっとりのつりき。それを見て皆が疲れてると察し、その理由を聞いてみる薫子ばあちゃん。
そうなんですよと言うえりかと前回の新しいデザトリアンと戦った時の話をするいつき。えりか曰く一応勝ったけど結構ヤバかったらしい。
それで自分達も力をつけないとと話してた事を明かすつぼみ。で、キュアフラワーが昔スゴイ力を手に入れたと言う話を思い出したと言うシプレ。
『その人の持ってる可能性や力を高めるスゴイ物があるって~』と言うコフレ。『そんな良い物があるなら早く言うでしゅ~』と言うポプリ。
それって何処にあるのかと目を輝かせるえりか。だが、薫子ばあちゃん曰くスゴイ物ことハートキャッチミラージュはつぼみ達にはまだ早いとのこと。

で、サブタイトル。


ハートキャッチミラージュはプリキュアに無限の力を与えてくれる神秘のアイテム。ちょい驚き顔のつりき。
薫子ばあちゃんは50年前にデューンと対決した。その時、最後の力でハートキャッチミラージュを使い辛うじて引き分けにしたものの変身能力は無くなってしまったらしい。
薫子ばあちゃんは3人の成長を見守りたいとのこと。だから諦める様に言う。だが、つぼみはそんなのおばあちゃんらしくないと言う。
何事も諦めたら終わりだって何時も励ましてくれた事を引き合いに出す。生意気な事を言ってゴメンなさいと謝りながらも真剣であると胸のうちを明かすつぼみ。
今、デザトリアンに敗退する事があれば皆の心を守れないといつき、可愛い子には旅をさせろと言う諺を持ち出しチャレンジさせてとお願いするえりか。
ハートキャッチミラージュの入手方法を聞くつぼみ。すると、聞き覚えのある声が『プリキュアパレスよ』と言う。
『力を失ったキュアフラワーはプリキュアの城、プリキュアパレスにハートキャッチミラージュを収めたのよ。そうですよね? 薫子さん』と続けるゆり。
『ゆりちゃん・・・』とやや動揺を隠せない薫子ばあちゃん。ゆりも砂漠の使徒が強力になっていると言う事でハートキャッチミラージュで備えるべきと見解を示す。
そこに行けば良いと察するえりか。場所を聞くいつき。でも、薫子ばあちゃん曰く行けば手に入る訳ではなく大変な試練が待っているらしい。
自分達はどんな試練でも受ける覚悟と言ういつき。『どんと来いです!』と胸を叩いて咽るえりか。
つぼみは『おばあちゃん。私はもうちっちゃかったつぼみじゃないんです』と言う。ついに折れた薫子ばあちゃん。


その入り口は植物園の裏。植物園にこんなところがと驚くえりか。ゆりも一緒に来てくれないかと誘うつぼみ。ゆりに見ていて欲しいらしい。
『ポプリ、あなた種を持っているでしょう?』と言う薫子ばあちゃん。『これでしゅか?』とオレンジ色の種を取り出すポプリ。
これがプリキュアパレスの扉を開く鍵とのこと。それを言われるまま窪みに入れるポプリ。すると扉が開く。


青を基調とした中には足場と中央付近に台座があったり。行って来ますと言うつぼみの言葉の後、台座に種を入れると4人と3匹はワープ。
『砂漠の王、デューンの城が近づいてきている』と言う薫子ばあちゃん。そう前回のアレである。
50年前に自分が倒せなかったからつぼみ達が戦う羽目になったと後悔気味の薫子ばあちゃん。

到着。霞が晴れると眼前には巨大な城。道のりもまた長い。『あれがプリキュアパレスよ。さぁ用意を!』と言うゆり。

その言葉を受け変身。

宝探しにレッツゴーとテンション上がるマリン。横を見てビクつくブロッサム。見なければ怖くないから下は見ない様に言ってブロッサムを押すマリン。
自分達も一緒だからと励ますサンシャイン。なんて言って進んでると城の上にココロの大樹が登場。
あの時と同じと言うゆり。ココロの大樹がハートキャッチミラージュを手に入れる為の試練を見守りに来たとのこと。

かつて、自身もハートキャッチミラージュを授かろうと来たムーンライト。
だが、現れたココロの大樹にダークプリキュアが居た為に戦闘になった。結局、この勝負で敗退したのだ。
その事実を語った後『行きましょう』と進むゆり。


城内は広く花などが咲いていたり。半ば見物と言う感じで見回している3人と3匹。
妖精の石像にウットリのポプリを呼ぶサンシャイン。

で、奥の部屋に到着。誰かの気配を察するゆり。ソコに居たのは薫子ばあちゃん。驚くブロッサム。
『私は先代のプリキュア、キュアフラワー。古よりの掟に従い、伝説のハートキャッチミラージュ。
あなた達が手にする力と心があるか試させてもらいます。さぁ、見事私を倒して見せなさい』
と言う薫子ばあちゃん。驚くブロッサム。

ここでアイキャッチ。


ハートキャッチミラージュは大きな力を持つ神秘なアイテム。受け継ぐ為には強い心が必要とのこと。自分に強い心を示せと言う薫子ばあちゃん。
『それって・・・』と言うマリンと=先代プリキュアを倒すと訳すゆり。それが試練なのだ。
石像になったプリキュア達のフラッシュバック。自身も先代のプリキュアを破ってハートキャッチミラージュを手に入れたと話す薫子ばあちゃん。
驚きを隠せないサンシャインとおばあちゃんとは戦えないと言うブロッサム。それは薫子ばあちゃんも一緒。

と言う訳で代理を立てる薫子ばあちゃん。現れたのはあの美男子こと空似の男。当然、驚くブロッサム。

会った事の無いサンシャインは『彼は? おばあ様の旦那様にそっくりだけど』と言う。ピンチの時に助けてくれる人と説明するマリン。どうしてここにと不思議そう。
砂漠の使徒との戦いは益々厳しくなる。何があってもやりぬく覚悟が必要。覚悟が無いならプリキュアを辞めろとまで言う薫子ばあちゃん。
偽空に向かって密かに慕っていた事を話し、自分達に守らないといけない物がある。だから、試練なら必ず貴方を乗り越えて見せると言うブロッサム。ゆりと妖精達を避難させる。
『さぁ見せなさい。あなた達の心の強さを!』と言う。と言う訳で戦闘開始。


2人の攻撃を巧みにかわしブロッサムシャワーもマリンシュートも避ける偽空。両手に青いエネルギーを溜めてブロマリを吹き飛ばす。
2人に代わって迫ってきたサンシャインには城の壁や床のブロックを飛ばしてくる。サンフラワーイージスで防御するサンシャイン。
前方の守りは強いけどサイドが甘いと言う薫子ばあちゃんの指摘通り、隙をついて横から背後に回ってから青い光弾を放つ偽空。吹き飛ばされるサンシャイン。

上から見ている偽空。3人が未熟過ぎると判断し、やはり試練を受けるのは早過ぎたと思う薫子ばあちゃん。応援する妖精達。無言で横目見してるゆり。
『頑張ってるっつーの』と言うマリン。妖精達のおかげでブロッサムはちょいと元気が出たらしい。
確かに自分達は未熟かも知れないとサンシャインが、でもとマリンが、力を合わせれば不可能は無いと言うブロッサム。
3人は手を合わせブロッサムの『行きましょう!』と言う声に『おー!』と声をあげる。


偽空が飛ばしてきたブロックを乗り継ぎコンボの連続で攻めるブロッサム。そして、渾身のパンチが命中。
吹き飛んだ偽空をマリンの回転キックが襲う。降り立った偽空を攻撃するサンシャイン。一撃目は流されるが次の一撃を腹部に命中させ吹き飛ばす。
そして、またあのブロック攻撃を繰り出す偽空。サンシャインはサンフラワーイージスで防御。
この隙をまた付こうとする偽空だがサンシャインの合図で現れたブロマリに殴り飛ばされる。壁に激突する偽空。ナイスチームワークと言う妖精達。
彼の行動を読んでいたと嬉しそうな薫子ばあちゃん。驚きを隠せないゆり。『イケメンさん、私達の心の力見てください!』と

シャイニングフォルティシモで攻撃。『成長したな』と言うと言う偽空はコッペ様に元通り。当然、驚く3人。特にブロッサムは泣き出す。
妖精達はコッペ様と分からなかったけど、やっぱりコッペ様はスゴイと嬉しそう。姿の理由が気になるマリン。
ゆり分析では薫子ばあちゃんの最愛の人の姿で傍に居てあげたいからと言うコッペ様の優しさとのこと。妖精はパートナーの力になりたいと願う者だから。
ブロッサム、まだ慕っていたらしくまたしても失恋と泣いている。きっとまた良い出会いがあると励ますマリン。


ポプリに種を貸す様に言う薫子ばあちゃん。種を掌に置き皆に手を重ねる様に言う薫子ばあちゃん。
返事をする3人。『ゆりちゃんも』と薫子ばあちゃんに言われ驚くゆり。手を重ねる4人。
すると、種は光を放って形が変わる。試練を乗り越えた証らしい。『種をここに』と言う言葉通り種をはめるブロッサム。

すると、ドアが開きその先には階段。階段を上ると大広間。思わず声をあげる4人と妖精達。ココロの大樹も姿を現す。
『新たなプリキュア達よ、よくぞ試練を乗り越えました』と声が聞こえる。歴代プリキュアの意思が語りかけていると言う薫子ばあちゃん。
続けて『プリキュア達よ。世界の生きとし生けるもの達を、皆のココロの花を守ってください』と言う意思の声。

そして、ココロの大樹が光ったと思ったら鏡のついた箱が目の前の台座に出てくる。これこそがハートキャッチミラージュ。授けてくれるとのこと。
ありがとうございますと言うブマサの3人。『これで私達強くなれるね』と嬉しそうなマリン。
ひょっとしたらゆりもプリキュアになれるかもしれないと言うブロッサム。『え?』と言うゆり。
ハートキャッチミラージュは可能性を無限に高める物と聞いて、コレを手に入れればゆりもまたプリキュアになれるんじゃないかと思ったと言うマリサン。反応するゆり。

それを見ながらコッペ様に50年前は自分と貴方だけだったと言う薫子ばあちゃん。
でも、今は違う。皆が力を合わせればきっと大丈夫と思う薫子ばあちゃん。ニッコリ顔のブマサシコポ。それに見つめられるゆり。

そしてハートキャッチミラージュのアップになって白くフェードアウトし

~おしまい~

~今週のまたみてね~

たぬきじゃあ!!(ぁ

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