第35話『ワクワク学園祭! ファッション部はバタバタです!!』
(2010年10月10日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:岩井隆央 作画監督:ポール・アンニョヌエボ&フランシス・カネダ

ちゃっかりデレる

いよいよファッション部の学園祭!
と思いきや学園祭前のドタバタ劇。
さすが伊藤脚本だけあって面白いと思いました。
(シリアス編はあまり好きじゃないので)

収録DVD

(34、36話同時収録)

アバンタイトル

明堂祭の準備中。スリラーハウスや喫茶などそれぞれの出し物が用意されてたり。
で、廊下を歩いているゆりを呼ぶもも姉。もう帰るのか聞く。ちょっと用事があってと返答するゆり。
『まぁ、うちのクラスは殆ど準備終わったしね』と言うもも姉。で、去っていくゆり。OPへ。


で、ファッション部はと言うと部長が慌ててたり。30分の持ち時間で出演が7人とか言いながら9人と訂正してたり。
更には看板とポスターと証明係を用意しないといけないそうで。えりかにショーの服は全部OKと言ういつき。


服はOKと記すえりかだがつぼみからまだと言われる。ゆりの衣装がまだとのこと。ミシンで縫っている最中のつぼみ。やっぱまだと訂正するえりか。
つぼみに間に合いそうか問ういつき。つぼみによるとあと少しらしい。良かったと一安心のいつき。
すると、いつきが生徒会からお呼ばれ。『すみません生徒会長』と言う文を勝手に書いて違うとノリッツコミのえりか。
生徒会の生徒は学園祭の書類確認を頼みに来たらしい。すぐ行くと返すいつき。とは言いつつもファッション部の皆に悪そうな表情。
気遣って大丈夫だから行ってあげてと言うとしこ。ありがとうとポプリを持って部室を去るいつき。
生徒会長も大変と思ってると、自分達もクラスの出し物の打ち合わせがあることを思い出すとしこ。
皆、実行委員だからと察して自分とえりかに任せて行く様に言うつぼみ。
後3日と頭を抱えるえりか。えりかはすっかりパニックとツッコミを入れるコフレ。
ファッション部悲願の初イベントと言う事で必ず自分達の手で成功させようと言うつぼみ。成功させてみせると張り切る。
つぼみを頼もしいと目がウルウルのえりか。でも、つぼみが『多分!』と言ったのでズッコケるえりかとシプコフ。

で、サブタイトル。

ゆりのところへ向かうつぼみ。ついにあと2日になってしまったのでまたまた頭を抱えるえりか。
ゆりが気に入ってくれるかなとワクワクしながら向かってるとお化け屋敷から出てきたもも姉を発見。声をかけるつぼみとどうしたのか聞くもも姉。
ゆりが居るか聞いてみるが残念ながら帰ってしまったらしい。
残念そうなつぼみだが、もしかしたら中等部に行ったかもと聞かされる。『まだ服合わせてないでしょ?』と言われ戻ってみることにしたつぼみ。

戻る途中に番に呼ばれた。探して2階と気付いたつぼみ。ポーズを取らされるつぼみ。どうやらモデルらしい。番曰く大助かりとのこと。
何をしてると思い出すつぼみ。でも、つぼみのおかげで学園祭に今のマンガが間に合いそうだとか。それは良かったと言うつぼみ。
ここでつぼみがキュアブロッサムのイメージにピッタリと言う番。うろたえてそんな事ないとポーズを乱すつぼみ。
じっとしてと言われ謝ってまたポーズを取る。つぼみったらと呆れるシプレ。

無事、モデルも終わりお礼を言われて番の前を去るつぼみ。が、今度は昇降口にてかなえに連れ去られる。
写真を撮った後、相談したい事があると言うかなえ。つぼみを強制連行。


勿論、かなえのところは写真同好会。中央にあるメインの写真が無くて困ってるとのこと。個人的にはプリキュアなら最高らしい。
慌てながらも学園祭の準備の様子はどうかと提案するつぼみ。好きな事に一生懸命な時って皆スゴく良い笑顔。そんな写真は素敵だと思うというのが推薦理由。
すると、この写真自分のお気に入りと女子生徒が言っていたり。すごく綺麗な夕日と同意するもう1人の女子。
『さすが花咲さん、ありがとう』と感謝するかなえ。どういたしましてと言うどれみ。
すると、生徒会からもうすぐ下校時刻と言う事で後片付けをしてくださいと放送が入る。青ざめるつぼみ。こうしてはいられないと教室を去る。

まだ頭を抱えているえりか。学園祭までの予定を確認する様に言うコフレ。スケジュール帳を見てみるが自分のじゃないと絶叫。


その頃、生徒会では書類の山を前に今日中に印鑑をお願いしますと頼まれてたりするいつき。
3枚ほど押したところで溜息をつく。いつきを心配するポプリ。何とか頑張ってみると返すいつき。
すると、ノック音。ポプリを元の位置に戻すいつき。違う生徒会の生徒から正門の看板位置を確認してほしいと依頼が来る。
すぐ行くと部屋を去るいつき。ポプリは書類の前に立ちだす。嫌な予感。


えりかは大正浪漫喫茶ハイカラにて自身のスケジュール帳を発見。
衣装をシンプルとおもってる女子生徒達を発見。喫茶店で使う奴か質問するえりか。
認めながらも大正浪漫って感じじゃないと言う女子生徒。だったらとチャチャっとデザインをするえりか。
エプロン全体に大きめのレースをつけたらどうかと提案。流石えりかと感激の女子2名。
気を良くした様でテーブルクロスもエプロンとお揃いにしようと言うえりか。ファッション部の事すっかり忘れてると呆れ気味のコフレ。

いつきが戻ったらば書類はメチャクチャな押印で真っ赤。勿論、やらかしたのはポプリ。
書類をこんなにして~と困るいつきだが自分の為と聞いて反応する。
嬉しいかとポプリに聞かれお礼を言ういつき。どういたしましてと嬉しそうなポプリ。


ゆりを探すつぼみにホントにお人好しと言うシプレ。頼まれるとつい断れないと言うつぼみ。もう一度高等部に行く様勧めるシプレ。
で、振り向いた走った途端に誰かと激突。弾みでその人がぶちまけた物を拾い集めながら謝るつぼみ。
相手が杉山と気付いた。俺の方こそゴメンと謝る杉山。彼も慌ててたらしい。
映画研究部も大変と同情するつぼみ。何でも上映する映画がまだ出来てないとのこと。こうしちゃ居られないと去っていく杉山。
つぼみ、自分も頑張らなくてはと張り切ってるとゆりに似た後ろ姿を発見。声をかけるがただのソックリさんだった。
で、学園祭の準備を終了してくださいと言う生徒会からのアナウンス。明日こそはゆりを捕まえると誓うつぼみ。

その夜、自宅で喜ぶえりか。驚くコフレはうろたえる。ファッションショー大成功と寝言で喜んでるえりか。
欠伸しながらえりかは夢の中でもファッションショーと呆れるコフレ。犬の遠吠え響く夜中の話である。

ここでアイキャッチ。



遂にあと1日になってしまった。部長死にかけ。今日は4時からステージ練習があるらしい。
仮の試着室の中でゆりが今日も早く帰った事を話しながら何処に行ったのか気にするもも姉。
なお、もも姉によるとゆりとほぼ一緒の体型の為、自分に合えば大丈夫。
なのだが、試着中の服は頭が入らないらしい。絶叫するファッション部員。4時に間に合わないと頭を抱えるつぼみ。自分に任せてと言うえりか。
服の首の部分を切り取るるえりか。この応急処置の甲斐あってもも姉にピッタリフィット。
さすが部長と言うとしこ。まぁねと胸張るえりか。もも姉に褒められて口を3の字にし『ソレほどでも無いよ』と照れるえりか。つぼみニッコリ。

で、学校のチャイムがなる。こんな時間と慌てるえりか。一方、いつきはチャイムと同時に合気道部の練習を切り上げる。


睨み合い中のえりかとあずさ。
あなた達のファッションショー楽しみだわと嫌味ったらしい表情で牽制。こっちこそ演劇部期待してるからとえりかもやり返す。
高笑いの両者。呆れる両部活の部員。ファッション部に早く練習始めてとキレる生徒会の女子1人。
『もう、えりかったら』とえりかを強制撤去するつぼみ。
ステージをガチガチで歩くつぼみ。スマイルと助言するえりかだが効果なし。『あーあ緊張しちゃって』と言ってるといつきがやって来る。
しかも、稽古着のまま。驚くえりか。しかもステージで形までやり始めたり。呆れるファッション部員とウットリなつぼみ。
笑うファッション部とは反対に大丈夫かなと不安そうなえりか。


何とか衣装は完成。とりあえず明日の本番を待つだけと言うえりか部長。『ですね』と言うつぼみは落ちている紙切れを発見。
それを見たつぼみ、慌てながら看板とかポスターの準備の事を言い出すつぼみ。忘れてたと絶叫するえりか。どうしようとガックリ。
看板なら厳太郎おじいちゃんが出来ると言ういつき。
だが、書体が固過ぎて合わないので他の方にお願いした方が良いかもしれないとやんわり断るつぼみ。
どうすりゃ良いのよと『チーン!』と言う音と共に部長失神。今から皆で作ろうと言うつぼみ。つぼみ曰く、まだ時間があるらしい。
感激して目がウルウルのえりか。

すると、番が仕上がった表紙の絵を持ってくる。素敵と言うつぼみを始め好評なイラスト。続いて、かなえがファッション部の写真を撮らせてと言ってくる。
『写真展に飾るんですね』と言うつぼみに対し、写真展のメインをつぼみのアイデアに決めたと言うかなえ。ここで番とかなえにお願いがあると言うつぼみ。?な2人。


明日までに間に合うかと不安そうな杉山。三色の爆発の中からクモジャキーが登場するカットを見てこんなの撮った覚えは無いとムッとする。
同時にこれじゃ間に合わない、上映会がぶち壊しと頭を抱える杉山。その言葉を肯定し、そんな映画自分がぶち壊すと言うクモジャキー。
杉山の左横に居たり。驚く杉山のココロの花が弱っている事に気付きココロの花を強奪するクモジャキー。本日の標的は映写機。


ファッション部一同の写真を撮るかなえ。『うん、皆良い笑顔。私の写真、ポスターに使ってもらえるなんて嬉しいよ』と言う。
俺もこう言うのマンガの表紙作りで慣れてると言う番。ブロマリが描かれたファッションショーの看板を製作中。
で、えりかは丁度部屋の前を通過したあずさを呼んで司会を頼んでみる。お願いするファッション部一同。写真を取りまくるかなえ。
前に衣装作ってもらったから司会でも何でもやってくれるとのこと。残るは照明係。

と、ここで外から悲鳴。体育館らしき建物の上にマントを羽織った巨人が居たり。プリキュア組の3人は勿論、ファッション部と協力者も庭へ集合。
変な怪物と驚きながらも写真を撮るかなえ。明日までに映画なんて出来るわけ無いと言うデザトリアン。
すると、シプレからココロの花を奪われたのは映画研究部の男の子ですと聞かされる。すぐに杉山と気付いたつぼみ。


デザトリアンは飛び上がるなりマントを捨てる。そして、屋上に着地したらば口からフィルム手裏剣を飛ばし校内の塔を爆撃。
暴れ続けるデザトリアンを見て、校内放送で避難指示をしてくるとその場を去るいつき。
自分達は変身しようとするつぼえりだったがまずは皆を避難させる事に。
いつきの校庭には出ない様にと言う放送の最中、校舎への避難経路を案内するつぼえりと番。
逃げる生徒会の男子生徒。看板を気にしているのか振り返って立ち止まる。そんな彼を看板は良いから逃げろと強制連行する番。
すぐにプリキュアが助けに来てくれるからとも言う。あずさの手伝っていたり。

暴れるデザトリアンを見てプリキュアはまだかと言う番。ばつが悪そうにジト目で来ませんねと惚けるつぼみ。
かなえも何してんのかなと不満げ。ホントだよねと同意してみるえりか。
つぼみと手を繋いでその場を去ろうとする2人だが何処に行くと番に言われ固まる。彼曰く、皆と一緒に居ないと危ない。
困った顔のつぼえり。早く変身させてよと思うえりか。

破壊活動を行うデザトリアンを見て恐れを出して逃げ出したかと嬉しそうなクモジャキー。そんな彼を校舎裏から睨むゆり。

1人だけ変身。

ダッシュするデザトリアンを見て早く隠れる様に指示を出す番。デザトリアンは看板を攻撃。
『良いぞデザトリアン。すべてメチャクチャにするが良い!』と言うクモジャキー。

それを見てやっぱり自分達はここで失礼すると謝るつぼみ。その言葉を遮る様に『お止めなさい!』と聞き覚えのある声。
『誰ぜよ?』と問うクモジャキー。勿論、声の主はムーンライト。『銀色のプリキュア!』と嬉しそうな番。勿論、あずさとかなえも。

『映画が間に合わないなんて、学園祭なんて無くなればいい』と言うデザトリアン。
特ダネと接近するかなえ。私もと後を追うあずさ。危ないと後を追う番。
ムーンライトの周りを爆撃して牽制するデザトリアンだが反応しないムーンライト。攻撃開始する。
デザトリアンからの右パンチを防御して左わき腹を蹴り飛ばす。そして、掌打で吹き飛ばす。
『学園祭が無くなって、あなたは後悔しないの? 本当にやりたい事は何なのか自分で考えなさい』と言うムーンライト。

ダメージを受けたのか立ち上がりにくそうなデザトリアンを見てコイツの出番とダークプレスレットを構えて使用するクモジャキー。
『あぁ!』と驚くつぼえりの前でデザトリアンパワーアップ。今度は自分が相手と余裕のクモジャキー。
ダッシュする両者がぶつかると猛烈な砂煙が舞い上がる。見ていた3人のうち、番とあずさは顔を下に向けたがかなえは砂煙を諸に食らってしまう。
2人を上から隠す形で庇う番。番とあずさにかなえを保健室へ連れて行く様に言うつぼみ。早くと急かすえりか。
入れ違いでいつきが帰ってくる。心配するいつき。

だが、ムーンライトは勿論無事。それどころか片手で攻撃を受け止めている様な状態。
右腕の切り裂き攻撃を屈んで避け腹部にエルボーを当て蹴り飛ばすムーンライト。自分のキャラソンがかかる中、ムーンタクトを取り出す。
フィルム手裏剣を発射するデザトリアンだが全て退けられ逆にソニックブームを食らって吹き飛ばされる。

『何今の』と驚きを隠せないえりか。いつきも『何て素早い動きなんだ』と言う。『ムーンライト、やっぱ強くて素敵です』と言うつぼみ。
お前がいくら戦おうとコイツのココロの花はもうボロボロと言うクモジャキー。
『いいえ、決して枯れさせはしない。全ての心が満ちるまで私は戦い続ける!』と言うムーンライト。
『花よ輝け! プリキュアシルバーフォルテウェーブ』とシルバーフォルテウェーブを放つ。デザトリアンを撃破して表情が引き締まるムーンライト。
キャラソン終了。
嬉しそうなつりき。ムーンライトになかなかやるぜよと言って去るクモジャキー。

元に戻った杉山。自分のフィルムを探す。これですかと差し出すつぼみ。無事と喜ぶ杉山。『それ大事な物なんだね』と聞くいつき。
すごく大切な物との事。明日の学園祭でやっぱり発表したいそうで。その気持ちすごくよく分かると同意するニッコリえりか。ニッコリするプリキュア組の3人。
すると、映検部の部員がやってきて杉山に残りの作業一緒に頑張ろうぜと言って手を差し出す。
手を握って立ち上がり『あぁ、絶対間に合わせよう。皆に俺達の映画見て欲しいもんな』と言う杉山。

これで一件落着と言うえりかだったが照明係が見つかってないのを思い出し大慌て、つぼいつもションボリ。自分がやろうかと言い出す杉山。
当日なら時間があり、かつ照明に詳しいとのこと。嬉しそうな3人。お礼を言うつぼみとハイタッチのえりいつ。
上空では桔梗の花言葉は変わらぬ愛と説明し、映画への愛が消えなくて良かったと喜ぶシプレ。今日はコの青。

自分達も何とか間に合いそうと部室へ帰ってきた3人驚く。部室では衣装を着用しているゆりが居たり。
それを見て嬉しそうな3人。とってもよく似合ってると言うつぼみ。
『コレ、本当に素敵な服ね。私、このデザインに似合う靴をずっと探していたの』と言うゆり。毎日早く帰っていた理由がソレか確認するつぼみ。
『えぇ、皆が作ってくれた服だもの。靴にも拘らなきゃね』と言うゆり。

『よーし、明日のファッションショー、皆で頑張るぞ!』と拳をあげるえりか。『おー!』と手を挙げるつぼいつ。
ちょい恥ずかしそうなゆり。いつき、つぼみの笑顔が映った後、明堂祭の準備が完成した校門のアップから白くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

力尽きた!

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