ハートキャッチプリキュア！第４８話『地球のため！夢のため！　プリキュア最後の変身です！』感想＆紹介

（２０１１年１月２３日放送）
脚本：栗山緑　演出：長峯達也&広嶋秀樹　作画監督：馬越嘉彦

子供口調

いよいよ＠２話。
最終回の１つ前と言うのは割と敗戦と言うか劣勢で終了するパターンが多かったんですが珍しい展開。
そして、あの名挿入歌三度登場。
mixiにも書きましたが
挿入歌と言う演出は結構重要だと思います。
厨二臭いとか思いそうですが、やっぱ昔からある演出にはそれなりの訳がありますし。
まぁ、この辺は来週作るであろうまとめで発表します。
映画は見てないんですがアイキャッチ後に出てきたあの２人は間違いなく映画キャラだと。

収録ＤＶＤ

（４６～４７、４９話同時収録）

アバンタイトル

砂漠になった地球。座って眺めている番。ななみが後ろからやって来る。
『番君。私達、どうなっちゃうのかしら？』と言うななみ。
歩き回っているデザートデビル。
ちょっと間を置いて『心配しなくていい。俺達、皆がプリキュアを信じていれば大丈夫だ』と言う番。
砂漠となった地球を眺めている番とななみのカットから黒くフェードアウトしてＯＰへ。

で、サブタイトル。

フラついているダークプリキュア。驚いた表情で見ていたムーンライトだがすぐに何とも言えないみたいな表情に。
見ていたりするブロッサムとサバーク博士。ダークプリキュアは大声で悲鳴をあげた後、倒れる。
それを悲しあんぐりな表情で見ていたブロッサム。口を閉じる。

ダークプリキュアの手からプリキュアの種の欠片がこぼれ落ちる。レ○プ目で倒れているダークプリキュア。

立ち上がるゆりパパ。ムーンライトはタクトを仕舞う。で、立ち上がったゆりパパはキリッとした表情に。
振り返ったムーンライトは泣き出し『お父さん！』とゆりパパに向かって走り抱きつく。もらい泣きしながらじっと見てるブロッサムとシプレ。
『ゆり・・・私はお前を抱きしめる資格は無い。全ては私の心の弱さが引き起こした事だ』と言うゆりパパ。その言葉に反応するブロシプ。
『あらゆる命と心を見守るこころの大樹。私はその秘密を解き明かせば皆を幸せにできると信じてた。魔法の様に・・・。
皆が幸せになる方法など無いと言う言葉さえ耳に入らないほどに。幸せは皆が少しずつ頑張って掴むもの。
研究に行き詰った私はデューンの誘いに乗り、心を奪われ、そしてサバークとして世界を滅ぼす手先となってしまった』と言うゆりパパ。

ゆりパパの語り中。
砂漠の使徒の世界で月を眺めている薫子ばあちゃんとコッペ様。『耳に入らない』の件で目を細める薫子ばあちゃん。
『幸せは』の件ではマリサンが走っていたり。

『ゆり、私は・・・』とゆりパパと言ったところで先のプリキュアの種を思いっきり掴み取る手。
トーン乱れまくりの声で『キュアムーンライト！』と言って立ち上がるダークプリキュア。
フラフラで胸部の宝石も砕ける中、子供の様な口調で『サバーク博士から離れろ！』と言う。
その手から落ちたプリキュアの種は月影親子のところへ転がっていく。
胸を押さえフラつきながら接近してくるダークプリキュア。マジ顔になるムーンライト。
だが、ムーンライトを制しゆりパパがダークプリキュアのところへ向かう。
『お父さん・・・』と心配そうなゆりに『ゆり、すまない。私はお前を苦しめる為にダークプリキュアを作ってしまった』と返すゆりパパ。

ダークプリキュアに目にはハイライトが入っていたり。
『キュアムーンライトを倒す為だけに存在する心の無い人形。もう良いんだダークプリキュア。もう良いんだ・・・』
とダークプリキュアを抱きしめるゆりパパ。抱きしめ返すダークプリキュア。
『ゆり、この子はこころの大樹を研究して手に入れた技術とお前の体の一部を使って作られたお前の妹だ』と教えるゆりパパ。

以前登場した容器の中で育つダークプリキュア。

『私は娘同士を戦わせてしまった。ダークプリキュア・・・お前は私の娘だ』とダークプリキュア抱きしめるゆりパパ。
すると、ダークプリキュアは光を放ち『お父さん・・・』と言う。そして視線をムーンライトに。
だが、その表情はかつての敵同士のソレではなく優しさ漂う表情。反応するムーンライト。悲しそうな表情で見つめる。
ダークプリキュアである光が少しずつ散っていく。その手からプリキュアの種の欠片が落ちる。
そして、ダークプリキュアは完全に消えてしまった。最後の１つの光も何処かへ飛んで・・・。

皆、それぞれ悲しそうな表情。ゆりパパは悔しそうに両手の拳を握ってたり。

すると、ここで拍手。こんなＫＹな奴は１人しか居ない。遥か先にある水晶の先端に立つデューン。
『はっはっはっはっ。とんだお涙頂戴だね。とっても面白かったよ』と言う。睨むゆりパパ。
『月影博士。キミは何時も僕を楽しませてくれるね』と言うデューン。

ここでアイキャッチ。

水晶から飛び下りて来るデューン。睨むゆりパパ。ゆっくりデューンに向かって歩いていく。
そして『デューン！』と名を呼ぶ。
軽く驚いた様なフリをして『怒ったってダメさ、月影博士。力が欲しいと僕に頼んだのは君だよ？』と言うデューン。

回想。
『フランスで研究に行き詰ってた君が自分で僕らの仲間になった』と説明するデューン。
絵のカットは仮面を見て息が荒いサバーク博士。それを見ている映画のオリヴィエとサラマンダー男爵の２人。
ゆりパパは結局、仮面をつけ苦しみながらもサバーク博士となったのだ。
回想終了。

割れた仮面を踏み潰すデューン。真っ赤なオーラを纏いつつ
『君の研究の成果はこころの大樹の守りを破るのに大変役に立ったよ。ありがとう月影博士。おかげで地球を砂漠にできたよ』と言うデューン。
悔しそうな表情のゆりパパ。
『最後の希望プリキュア。僕が絶望と言う物を味合わせてあげよう』と言うデューン。突撃！

迎え撃つゆりパパ。驚いたのか少し後ずさりするムーンライトだったが突撃。
笑っているデューンに裏拳を繰り出すゆりパパだが弾かれて左回転させられたところへキックを食らう。
続いて来たパンチはガード。だが、腹部へもう一撃入る。更にもう１発くらって吹き飛ばされる。
続いて、デューンが光弾を十数発飛ばすがムーンライトによって防がれる。

落ちているプリキュアの種の欠片を拾ったブロッサム。それを見て悲しそうだった表情も真剣な顔になり加勢に向かう。

ムーンライトの攻めも巧みに避けるデューン。腕を受け止め前方に流したところで背後から光弾攻撃。吹き飛ばされるムーンライト。

向かってくるブロッサムを見て『君も僕が憎いのかな？』と光弾を乱れ撃ちするデューン。
それをシプレマントで弾き返すブロッサム。デューンに当たって爆発。ムーンライトも戦線復帰。
『あっははは。スゴイスゴイ』と余裕のデューン。ブロッサムの攻撃を軽々避ける。
カウンターの重そうなパンチをジャンプで避けるブロッサム。
着地したと同時にムーンライト突撃、ゆりパパも。ゆりパパの一撃は避けられるがムーンライトの一撃はデューンと相子。
その後はムーンライトの攻撃を弾いて殴り飛ばし、攻撃しに来たゆりパパを蹴り飛ばす。そしてブロッサムも。

それでも突撃してくる３人。
『君たちは弱すぎる！』と左手で切り裂く動きをするデューン。大地を波の様にエネルギーが通過していく。
それに当たった３人は空中で動きが止まる。その隙にデューンが掌でエネルギー光球を作り出す。世界が青くなった後に光球が炸裂して吹き飛ばされる３人。

この一撃で変身が解けてしまうつぼみとゆり。ゆりパパも叩きつけられ大ダメージ。上体を起こすつぼみ。その強さにうろたえている様だ。
『強いものが弱いものを食らう。何か問題があるかな？』とニッコリなデューン。左手の掌にエネルギー光球を作り上げる。
世界が青、灰色、そして今の色になる。それを見たゆりパパは光球に向けてダッシュ。『お父さん！』と驚くゆりの前で光球を掴む。
『ゆり！　お母さんを頼む』と言って気合の声をあげるゆりパパ。世界が灰色に変色。『お父さん！』と近寄ろうとするゆりの前でエネルギー大爆発。

後には漂う服の破片だけが残された。
『お父さん・・・』とショックのあまり膝をつくゆり。デューンを睨むその目には涙。

『デューン！』と呼ぶ声は怒りに満ち溢れている。
『君も僕に憎しみをぶつけてくれるのかな？』と問うデューン。答えずに前進していくゆり。
その左手を掴むつぼみ。『放しなさい！』と怒り口調で言うゆり。『嫌です！』と涙を浮かべ震えながら言うつぼみ。
『自分の怒りや憎しみを晴らす為に戦うなんて止めてください』と続ける。
『でも、私は・・・あいつが憎いのよ！　あいつのせいで私はコロンやお父さんを失ってしまった。憎しみが力になるのなら・・・私はそれでも構わないわ！』
と返すゆり。

そのまま行こうとするゆりに
『情けない事、言わないでください！　私が好きなゆりさんはそんな事言いません』
と言うつぼみ。振り向くゆり。続けて
『お願いです、憎しみのまま戦えばきっと負けてしまいます。悲しみや憎しみは誰かが歯を食いしばって断ち切らなくちゃダメなんです。
私達が頑張ってプリキュアしてきたのは何の為なんですか？　コロンやお父さんがゆりさんに託したものは何なんですか？』
と聞くつぼみ。『でもっ！　でも・・・』と言った後、泣きそうなゆり。『月影ゆり！』と叫ぶつぼみ。ハッ！とするゆり。
『私が憧れたキュアムーンライト。あなたが何をしたいのか、何をするべきなのか。そして、何の為に戦うのか・・・自分で考えてください！』
とプリキュアの種の欠片を出しながら言うつぼみ。それを聞いたゆりは深呼吸。で、つぼみの手を握る。
ＨＥＡＲＴ　ＧＯＥＳ　ＯＮ開始。
一瞬で振り返ったゆりの左手の指には２つのプリキュアの種の欠片。それは合体してプリキュアの種に戻る。
『私たちは憎しみでなく、愛で戦いましょう。つぼみ・・・変身よ！』と言うゆり。
涙目のつぼみ、感動したのか泣きそうになるが『はい！』と返事する。２人は並んで変身。

まさか、この回でバンクが見れるとは予想外でした。

突撃するブロッサムとムーンライト。デューンも突撃。互角な両者。
ブロッサムのパンチラッシュを受け続けるデューン。ブロッサムを受け流す。
ムーンライトの近くに戻ってきたブロッサムはムーンライトと手を合わせハート型の光から光線を発射。デューン直撃。

間を置かず、マントを取り出すムーンライト。ブロッサムはダッシュしながらシプレマント装着。

デューンは唸り声をあげながらブロムンに突撃。上空に飛んでいった２人を追跡。
ブロッサムに追いつき空中戦を展開する。ブロッサムを蹴り飛ばすが、その隙にムーンライトのキックが命中。
続けて放たれた回し蹴りで地上に墜落するデューン。地上に戻り、デューンに突撃するブロムン。
ダブルキックも命中。強烈なフックをデューンが繰り出すが、ブロッサムが避けた隙にムーンライトがカウンターのキック。
ノックバックするデューン。そこから光球を飛ばす。命中したとニヤつくデューン。だが、その表情は一変。

見覚えのある向日葵型バリアーが見えたから。男前な顔で振り向くマリン。嬉しそうなブロッサム。４人集結である。

マリン、猛攻でデューンを攻め立てる。デューンも返してくるが巧みに避けたりと互角の戦い。
居合いみたく擦れ違いの一撃も相殺した様だ。振り向いて両手を広げた上体から光弾を飛ばすマリン。
デューンに直撃し砂塵が舞う。

炎の様にデューンを包み込むマリンのエネルギー。
サンシャインも突撃。１発目の右パンチは避けられ強烈なパンチがデューンから繰り出されるが、それを避けて腹部に左右４発のパンチを入れる。
続けて両手から作ったエネルギーをデューンの腹部に当てて吹き飛ばす。
その後もブロッサム、マリンの猛攻に防戦一方。サンシャインが光弾乱れ撃ち。
またも砂塵が舞う。その隙に横からムーンライトがキックラッシュ。３発目で蹴り飛ばされるデューン。