第11話『謎のメッセージ! キュアハニーの秘密!!』
(2014年4月13日放送)
脚本:成田良美 演出:三塚雅人 作画監督:山岡直子 歴代プリキュア原画:川村敏江

怠惰自慢

ハニー編。
どうやら、ここからしばらくそのようです。
今まで控えめだったゆうゆう・・・そしてハニー分がたっぷり。
チョイ役が妙に豪華だこと。

収録DVD

(DVDは10話、12話同時収録)
(BDは1~10話、12話同時収録)

アバンタイトル

『そうです。私がキュアハニーなのです』とポーズを決めるゆうゆう。
驚いてるめぐひめ。
ゆうゆうの姿がキュアハニーと被る。
『ゆうゆうがキュアハニー!?』とめぐみが言う。
ゆうゆうのアップでOPへ。

今日はマーチ。
パーポーズを決めて『キュアマーチだよ』と挨拶。
『プリキュア10周年、ありがとう』と腰に両手を当てて言いつつ、『これからも、直球勝負!』と髪を弾いて風が起きる。
リボンマークが大きくなってOPへ突入。

誰かと握手するリボン。
『前から姿は見かけてました』と言うゆうゆう。
『私は、リボンと申します』と嬉しそうに挨拶するリボン。
『私は大森ゆうこ、キュアハニーやってます』と挨拶するゆうゆう。

我慢できなかったかリボンを跳ね飛ばし抱きつくめぐみ。
『キュアハニーがゆうゆうだったなんてー!』とグルグル回す。
目が回ってるゆうゆう。
頭を抱え『ゆうこがキュアハニー!? どうしてキュアハニーなの?』と聞くひめ。 

飴を出しながら『あたし、食べ物は何でも好きだけど』と言うゆうゆう。
ハチミツ背景で『中でもハチミツが大好きなの』と語る。
キュアハニー背景で『だからキュアハニーって名前にしたのよ』と教える。


『なるほどー!』と納得めぐみ。
『じゃなくてー』と言い『いつからプリキュアだったの!?』とひめアップ、『どうして今まで黙ってたの』と更にアップ。

照れながら『それはぁ』と答えようとしたゆうゆう。だが脱力顔で沈んでいく。

『ゆうゆう!』『どうしたの?』と座り込んだ彼女を心配するめぐひめ。
お腹抑えてるゆうゆう『お腹が空きすぎて・・・めまい・・・が』と答える。

で、サブタイトル。
何気にキュアハニー追加。

ホットケーキを食べてるゆうゆう。
『うーん、おいしい』と言う。
めぐみ、ひめ、誠司も一緒に食べてたり。
『このフワッフワの生地、メレンゲを入れたでしょ~?』と聞く。
かき回しながら『えぇ、手間はかかりますけど!』とドヤ顔リボン。
またも握手しながら『手間をかけるほど、美味しいオヤツが食べられるのよね』と言うゆうゆう。
『えぇ!』と答えるリボン。

『そうだ!』とハチミツ瓶を取り出し『そーれー』と撒くゆうゆう。
ホットケーキハチミツまみれ。
『このパンケーキなら、アカシヤのハチミツをかけるともっと美味しく食べられるわ』と解説ゆうゆう。

食べてるひめ
『うーん、ハチミツがパンケーキに更なる甘さとコクを・・・』とウットリ。『じゃなくて!』と意識を取り戻し『ゆうこ!』と呼ぶ。

『ダメよ。パンケーキは焼きたてのうちに食べないと』と言うゆうゆう。
『にょ』なひめ。
『ゆうゆうは食べものを美味しく食べることにすごく拘ってるからね』とニッコリめぐみ。
『ちゃんと話したいなら、食後にするんだな』と誠司も察してる模様。
不満そうなひめ、唸る。


すると鏡からブルーが帰還。
『ただいま。みんな、いらっしゃい』と挨拶ブルー。
『こんにちは、神様』と挨拶ゆうゆう。
『やぁ、ゆうこ。頼まれてた本場インドのカレー粉、色々買ってきたよ』と言うブルー。
『うわぁ! ありがとう!』と受け取るゆうゆう。
『これで何を作るんだい?』と聞くブルー。
『カレーパンよ』と答えるゆうゆう。
『ちょっと待てーい! 2人共知り合いなの? ゆうこがキュアハニーだって知ってたの?』と聞くひめ。
『勿論。ゆうこをプリキュアにしたのは僕だからね』とニッコリ顔で答えるブルー。

『僕は時々世界各地へ赴き、愛の結晶を飛ばしている』と解説。
(草原。岩の上からバラまいてるブルーの回想カット)
『愛の結晶は強い愛の心を持ったものが手にした時、光り輝く』と続け解説。
(手にした少女の腕の中で光るカット)
『そして、プリキュアが誕生するんだ』と言うブルー。

『へぇ!』と驚いてるめぐみ。
『ゆうこもその1人だよ。めぐみの少し前からプリキュアになって、サイアークを戦ってる』と語るブルー。
ウットリゆうゆうに『そんな前から!? じゃあなんで今まで黙ってたの?』と聞くひめ。
『みんながピンチの時に登場した方がおいしいかな~と思って』と言うゆうゆう。
『あー!』と感心めぐみ。
『登場にまでおいしさを追求するのか』と呆れ気味誠司。
『それだけじゃ、無いけどね』と意味深ゆうゆう。

『ごちそうさまでした。店の手伝いがあるから私はこれで、お邪魔しました』と一礼して去る。
『ちょ、ちょっとまだ話は終わってないわ!』と言うひめ。
『明日の日曜日、朝6時にぴかりが丘駅に集合ね。キュアハニーの秘密、教えてあ・げ・る』
とウインクしながらドアを閉めるゆうゆう。
『うー・・・』とキョトン顔のひめ。


幻影帝国。
キュアハニーの映像。鏡に映ってるキュアハニー。
『これが、歌うプリキュア・・・キュアハニーでございます』と教えるディープミラー。
『この者の歌を聞いたものは心癒されて、ほっこりしてしまうとか』と教える。
『そんな歌では、癒されないわ。私の傷ついた心はね』と言うクイーンミラージュ。
『大体、おいしいご飯が幸せ? バカバカしいわ』と一蹴。
テレポートで現れるなり
『同感ですな。ご飯など腹に入ってしまえば何でも同じ。美味しいご飯が幸せを生み出すならば、その元を断ってご覧にいれましょうぞ』
と言うナマケルダ。

山ガールに着替えるめぐみ。

『ヤッホー』と叫んでる間に山アングルのぴかりが丘、バス時刻表、バス停のカット。

1人、耳を塞ぎながら『肝心のゆうこは・・・』と言うひめ。

『駅に着いたら、ぴかり山行きのバスに乗って山の麓まで来てね』とニッコリゆうゆう。

向かう3人。
『え! 誠司はキュアハニーの正体に気付いてたの!?』と驚くめぐみ。
『なんとなくな。ごはんは美味しいな~って歌詞とか、すごく大森っぽいだろ?』と指摘誠司。
『そう言われれば・・・。あたし、全然気付かなかった!』と何故かドヤ顔めぐみ。
『でも、本人が何も言わないから、確信が持てなかったんだ。あいつ、どうして正体を隠してたんだろうな』と考える誠司。
『私達の事、陰で笑ってたのかも』と邪推ひめ。
『えー、そんなことないよー』と言うめぐみ。


『ニコニコ笑いながら、心の中で・・・クークックックックツッ。キュアハニーは私だ!』と高笑いひめ。
悪声に悪相。

『って、嘲笑ってたんだわ』と俯いてトーン低めで歩いてるひめ。
立ち止まってた2人に肩を掴まれ止められる。
見上げて驚くひめ。

そこには沢山の棚田。
『おー! 田んぼがいっぱいだ! 段々田んぼだ!』と驚きの声をあげるめぐみ。
『棚田って言うんだ』と教える誠司。


作業中の人に『すみませーん、この辺りに大森さんってお家ありませんか~?』と聞くめぐみ。
田植え中のその人、振り向いて『いらっしゃーい』と顔を上げて挨拶。
ゆうゆうである。
『あ・・・ゆうゆう!?』と驚くめぐみのアップ。

ここでアイキャッチ。



太陽。
大森表札のかかし。
植えている田植え機。
大森祖父母。
孫達に手を振っている2人。

『ここは、私のおじいちゃんとおばあちゃんの田んぼで、おおもりご飯で出すおコメはここで作っているの。だから毎年田植えのお手伝いに来てるんだ』
と語るゆうゆう。

手を上げている彼女を見ていたひめ、池を泳ぐカエルを見て驚く。

『それより、早くキュアハニーの秘密ってのを』と言うひめだったが
『ハイハーイ。私達も手伝う』と自薦めぐみ。頷く誠司に『え・・・』なひめ。


『そう言ってくれると思った』と嬉しそうなゆうゆう。
『ちょ!』と困るひめ。『ひめ頑張ってくださいな』と応援され『ちょっと、私は手伝うなんて一言も』と更に困る。
『おー、若い人達がこんなにも手伝いに来てくれるなんて、ありがたいねー』と喜ぶ祖父。
(大森米蔵)
『よろしくお願いしますねー』と祖母も喜ぶ。
(大森イネ)
『ぁ・・・は・・・はい・・・』と頷くしかないひめ。

『みんなで田植え楽しいな~』と歌ってるめぐみ。鼻歌も歌ってる。

反して足を取られたり、腰を痛めたりで散々なひめ。
『腰は痛いし、ドロドロだし、もうサイアーク・・・』と手を振りながら愚痴。
田植えに励むゆうゆうを見下ろす。

足を上げて長靴を見るひめ『長靴。裸足で田んぼに入るのに抵抗があるなら使ってね』と言うゆうゆうの姿が被る。
『あ、日差しが強いし麦藁帽子もあった方がいいかな』とひめの麦藁帽子カット。


水音に気付いて下を見るとカエルが飛んで来た。叫んで後ろに転んでしまうひめ。尻餅。

『ひめー』『大丈夫かー?』とめぐせい。


両手泥だらけで涙目ひめ。
『ひめちゃん』とゆうゆうに呼ばれ見上げる。
『掴まって』と手を差し出すゆうゆう。
感動した後、掴もうとするひめ。だが先の自分の邪推を気にしてかハッとする。

首を左右に振って『けけけけ、結構よ。自分で立てるから!』と実際立つが、バランスを崩しまた倒れそうに。
手を伸ばすゆうゆう。流れている麦わら帽子。
ある筈の衝撃が無いので目を開くひめ。
かなり力込めてるのかちょっと辛そうだがこっちを見るなりニッコリゆうゆう。
あんぐりだったが、申し訳ないのか俯くひめ。

『はい』とタオルをもらい『ありがとうございますですわ』と感謝リボン。
拭きながら痛がるひめ。手には擦り傷。
『擦り傷! 絆創膏持ってくるから待ってて』と言い残し去っていくゆうゆう。
『優しい子ですわね』と言うリボン。
俯いて、振り返ってた状態から前を向き
『そんなの知ってるよ・・・。でも、どうしてキュアハニーだってこと、私達に隠してたの? 友達なのに・・・』
と考えるひめ。

青空の太陽。雲がかかりかける。
作業中の大森祖父母。
一息ついて『手伝ってくれてるゆうこ達の為にも頑張らんとな』と言う米蔵。
テレポートで来るなり『困りますなあ頑張られると』と言うナマケルダ。

驚いてる祖父母をサイアークに。今日はかかし。


手をバタバタさせ一面をカビだらけにするサイアーク。
驚くゆうゆう。めぐみも『これは!』と誠司も驚く。
田んぼで遊んでるチョイアーク軍団。
やってきて『あー折角植えた苗が~!』と言うひめ。
『頑張りは全て水の泡。いい気味ですぞ』と嘲笑うナマケルダ。
『人の頑張りをメチャクチャにするなんて、酷い! ひめ、行くよ!』とプリチェンミラーを構えるめぐみ。
『うん!』なひめ。

変身。

突撃チョイアーク。
終わるなり突撃しようとするがこちらは足を取られ変身BGMもテンポダウン。
『動きにくいー!』と言うプリンセス。
そうこうしてる間にチョイアーク軍団に囲まれる2人。

水から顔を庇ってると囲まれたことに気付く。
ラブリーがキック、プリンセスがパンチを前後に繰り出すも当たらない。
浮き沈んで回避するチョイアーク。

上から見てるナマケルダとサイアーク。
『そんなヘッピリ腰では勝てませんぞ』と言うナマケルダ。
動き出すサイアークの影に気付くラブプリ。


手を瞬時に突き出して全員を回収。
チョイアークと共にギューギュー詰めのラブプリ。
植えてドヤ顔サイアーク。
チョイアーク、全員バンザイで直立。
一緒にバンザイしてたりする2人。
『私達は苗じゃなーい!』と怒るプリンセス。横で踏ん張ってるラブリー。
迫るサイアーク。
『勝負ありですぞ』とニヤつくナマケルダ。

『勝負なんて・・・やめようよ』と歩いてくるゆうゆう。
『ん?』なナマケルダ
顔を上げるゆうゆう。
『何の御用ですかな?』と問うナマケルダ。
『飴はいかが? 一緒に美味しいものを食べれば、争いなんて』とニッコリゆうゆう。
『結構。なぜなら、私はカビが大好き。美味しい食べ物など大っ嫌い。ごはんで人間達が喜ぶならば、田んぼごと破壊するのが、私の喜びなのですぞ!』
とナマケルダが腕を振ると暴風発生。

麦わらとハニーキャンディが飛ばされていく。
あんぐりラブプリ。『ゆうこ!』と心配プリンセス。
宙を舞うハニーキャンディ。

すぐさまとびついてキャッチするゆうゆう。
『そんな飴玉1つに何を必死に』と呆れ気味のナマケルダ。
飴が無事で嬉しそうなゆうゆうと、反してあんぐりプリンセス。
『私は平和とご飯が大好き。争いは嫌いよ』と背を向けたまま立ち上がる。
『でも、食べ物を粗末にしたり、踏みつけたり、何より私のお友達を傷つける人を、見過ごせないわ!』
とプリチェンミラーを構えるゆうゆう。


変身の仕方はほぼ一緒なので割愛。
画像でお楽しみあれ。


ハートを潰して召喚した光の棒を回して振り下ろすとハニーバトンに変化。モデル立ちのハニー。

ニョキニョキして『大地に実る、命の光!』とクローバーをバトンで描くハニー。
アップから新体操のごとく体を動かしつつバトンを回しながら『キュアハニー!』と前回のポーズを取る。
『素晴らしいですわー! 紛れもなくゆうこがキュアハニーですわ!』と絶賛リボン。
あんぐりプリンセス。ラブリーは顔隠れ中。


雨雲から陽射しが差し込む中、曲がかかりだす。
『あなたが噂のキュアハニー。お手並み拝見、チョイアーク!』と命じるナマケルダ。
突撃チョイアーク。
歌い始めるハニー。
間もなく浄化されるのは言う間でもなく・・・。遠い棚田前の連中も左から右に例外なく次々に浄化。

上のラブプリも勿論。
『はぁ、今日も癒されますわ~』と言うリボン。
サイアークも光のオーラに包まれているが、俯いて何かヘン。


『おかずなしでも~♪』から田んぼ、青イネ、実の生るイネ、白飯と背景が変わっていく。
チョイアークども、すっかりメロメロ。1人カメラ前に倒れてくる。

歌い続けるハニー。

だが、サイアークが彼女の前に飛び降りてくる。
強烈な衝撃で舞い上がる砂塵に飲み込まれるハニー、怯んでいる。そんな彼女を掴み取って持ち上げるサイアーク。
『そんな! なんでハニーの歌が効かないの?』と言うプリセンス。あんぐりな3人。

サイアークの笠の上に現れたナマケルダ。
『私も、私が生み出したこのサイアークも、歌などに癒されませんぞ~』と言い
目を見開いて『何故なら! 私はめんどくさがり屋! 歌を聞くのも、めんどくさいのですぞ!』とドヤ顔。
締め上げられ苦しむキュアハニーに
『歌が通じない我々に、あなたが勝つ術はありませんぞぉ』と続ける。
『それでも私は戦うわ。美味しいご飯を守る為に!』と叫ぶハニー。
『ハニー・・・』と言うプリンセス。
更に締め上げられ苦しむハニー。
『君1人で何ができると言うのだね』と馬鹿にするナマケルダ。

『1人じゃないよ』と言うラブリーの声と共にピンクの光の線がナマケルダ達を照らす。
振り返った後ろの棚田ではピンクと青の光が放射状に広がっており、間もなく爆発。
そこから飛んで来た2つの光がサイアークの横を通過。
青い光がサイアークの手を襲い、宙を舞ったハニーをピンクの光が救出。
ナマケルダはちゃっかり回避してたり。

当然、先の光の正体はラブプリ。ハニーを抱えているラブリー。

『キュアハニーには、あたし達がついてるからね!』と指立てラブリー。
『ラブリー・・・』と嬉しそうなハニー。

『コッホン!』と咳払いの声に振り向く2人。
『私、あなたが何考えてるのか全然わかんない』とジト目で口を尖がらせつつ
『でも私は、私は・・・私は友達だと思ってるんだからぁ!』と指差しながら言うプリンセス。
『怒ってないの?』と聞くハニー。
『怒ってるわよ。決まってるでしょう?』と叫ぶプリンセス。
それを見て笑うラブリー『プリンセスはハニーの事が大好きだから怒ってるんだよね』と察し。
『サイアークやっつけて田植えが終わったら、ちゃーんと話してもらうからね』
と言うプリンセス。最初はしょうがないな顔だったが後半は嬉しそうに言う。
『うん、分かったわ!』と答えサイアークの方を見るハニー。
『ってなわけで、今日から3人になったんで、せーの』と言うラブリー。
合わせて構える3人。


『ハピネス注入』を両手広げラブリー。
『幸せチャージ』と背中合わせのプリハニ、プリンセスが右手・ハニーが左手を伸ばす。
『ハピネスチャージプリキュア』と3人専用のポーズ。

『よろしくぅ!』とウインクラブリー。
『チョイアーク、サイアーク。3人まとめて片付けたまえ~!』と命令ナマケルダ。
急に登場するなり走ってくるチョイアーク軍団。
『ハニー、フォームチェンジですわー』とカード投擲のリボン。


ポップコーンチアになるハニー。
『プリキュアリボンハートエクスプロージョン!』とリボンをくるくる回したり、動かしたりしながらジャンプした後
ハートを描いて『ビクトリー!』と足を上げてまたジャンプ。
応援団のごとく応援ポーズで蟹股になったチョイアークがYの字になる。
ハートの炸裂と共に吹き飛ばされるチョイアーク達。


走ってくるサイアークはラブリーのパンチングパンチと、プリンセスのプリンセスボールで空中に打ち上げられる。
そのサイアークを追ってジャンプハニー。
『平和は大事。だって、平和でないと、ゆっくりごはんを味わえないもの』とアップになっていく、


『命の光を聖なる力へ』と言ってバトンを構えるハニー。
『プリキュア、スパークリングバトンアターック!』と左手を腰、右手でバトンを回転させながら『いぇい!』と上に突き上げる。
すると宇宙にホワイトホールが現れ、その中から光のクローバーが落下してくる。
それが見上げるサイアークの元へ落ちてくる。速度が凄まじいのか摩擦で燃えかけ。
『命よ、天に還れ!』と拳を突き上げるハニー。
丁度墜落して炸裂。浄化されるサイアーク。
カビは消滅し、大森祖父母も元通り。
『ごはんと平和のプリキュア、キュアハニー・・・。面倒ごとが増えて退屈しませんぞー!』と言い残しテレポート。

塩おにぎりのアップ。
『皆さん、今日はお疲れ様』と労うイネばあちゃん。
『うちの米で作った塩おにぎりだよ』と説明米蔵じいちゃん。
『どうぞ、召し上がれ』と言うイネばあちゃん。
『いただきます』とそれぞれ言う3人。
食べる3人。
『あー、おいしいー!』と言うめぐみ。
『塩をつけただけのおにぎりなのに・・・』と感動ひめ。
『この美味さ、感動だ』と堅い感想の誠司。
笑う米蔵じいちゃん『頑張った甲斐があるのぉ。どれ、もっと握ってこようかね』と言う。
『ええ』とついて行くイネばあちゃん。
ご機嫌で左右に揺れてるひめ。

『これが、キュアハニーの秘密だよ』と言うゆうゆう。
『え?(お?)』とあんぐりな3人。
『美味しいごはんを作る田んぼ。育てる人達の努力。そして、食べる人の笑顔。そういうモノを守りたくて、私はプリキュアになったの』
と明かすゆうゆう。
『最初はね、1人でサイアークと戦っていこうと思ってた。でも、めぐみちゃんとひめちゃんがプリキュアだって分かったら・・・分かったら・・・』
と言葉に詰まり震えだす。
『ゆうゆう?』と声をかけるめぐみ。振り向くゆうゆう。
驚く3人。

『だって、だってぇ! こんなの嬉しすぎるよ!』と両手を組んで言うゆうゆう。
『毎日考えてたんだよ。何時言おう何て言おうって』と両手で口を隠したと思ったら、今度は頬に両手を当て照れて顔を横に振りまくる。
『でも、恥ずかしくって!』と両掌で目を覆いながら俯いて言う。
あんぐりな3人。
『それが理由かい! まわりくどいなぁ!』と怒り出すひめ。
でも、めぐせいは納得した模様。

怒り顔だったひめも一息ついて立ち上がり
『でも、分かるわ。ウキウキして幸せすぎて、ちょっと恥ずかしい気持ち。私も友達が出来て、すごく嬉しかったか、一緒に守っていこう! おいしいごはん!』
と言う。

あんぐりだったが『うん!』と頷く

『要するに嬉しすぎて中々言い出せなかったってことか』と言う誠司。
『ゆうこは意外と照れ屋さんなのですね』とニッコリボン。
『ごはんが美味しくて、仲間も増えて』とおにぎりを食べ『幸せハピネスだね!』と言うめぐみ。

『これは、あったまいい本のパワーを感じるですわ』と言い出すリボン。
先生カード登場。

『よーし、それではおいしいご飯の為に、次は隣町の田植えだよ!』と指差すゆうゆう。
『へっ!? それはムリ~!』と拒ひめ。
『冗談よ』と言うゆうゆう。
『もう!』と怒るひめと笑う一同。
夕陽で光る棚田のカットで

~おしまい~

~今週のまたみてね~

これが普通

第12話『めぐみピンチ! プリキュア失格の危機!!』
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