第17話『最後の実験! 変身できないキュアホイップ!』
(2017年5月28日放送)
脚本:田中仁 演出:今千秋 作画監督:河野宏之

事案

遂にいちかに手を出すジュリオ(意味深)。
意外に綺麗だった目。
千葉千恵巳さんがどれみ以来、久々の出演。
残念ながら敵役。

収録DVD

(DVDは16話、18話同時収録)
(BDは13話~16話、18話~24話同時収録)


アバンタイトル


いつもの。
(前回、5人揃ってロッド構えるシーン、マカロンキラキラル飛ばすマカロン、違う回キラキラル飛ばすホイップ)
どこかの家、さとみママ。
包みの横に手紙。
包みを手に取り、『いちか、喜んでくれるかな?』と気にしてニッコリさとみママ。


学校・・・『ゆかりさんが?』なひまりに『話があるから集まってほしいって言ってたペコ』と伝えるペコリン。
『珍しい』と言うあおいに『うん』と頷くひまり。
『お?』と何かに気付くペコリン『いちかはー?』と惚け顔回転。
『それが、大切な用事があって、今日は少し遅くなるそうです』と教えるひまり。
階段を降りてくるいちかカットでOPへ。

で、サブタイトル。


『お待たせしましたー』な店員からクレープを受け取る女の子、嬉しそうな顔アップで母親と去っていく。
それを見ているリオ『俺の正体がバレるのも時間の問題。そろそろ総仕上げと行こう』と前回のマカロンとの対戦回想。
(階段で対峙、挑発マカロン、悔しがるジュリオ)
『プリキュアの要を素材にした。最高の実験で』とカメラ目線でニヤつき移動開始。
(店の中に入っていくいちか)


アップで『うわぁ! どうしよう!』と叫んでるいちか、『!?』と驚くリオ。
真横に居た彼に『あ、リオ君!』と気付くいちか。
『あぁ、どうした?』と惚けるリオに
『あ、ねぇねぇどっちがいいかな? いつも使ってる小麦粉と新製品の小麦粉。信頼を取るべきか、冒険するべきか、それが問題だ』
と問いカメラ目線で語る。
『使ってみなきゃ分からないんじゃない?』と指摘リオに『それだー! 両方もらおう!』と眼がキラってるいちか。
『次は卵ー!』とリオを連れていく。

ポン!と陳列卵アップ。
『卵もこんなに種類がー!』と頭抱えるいちか、ジト目で見るリオ。
ポンポン!と今度はバターアップ。
これまたジト目で見ているいちか『あー! バターもかー!』と困る。
スイーツライン通過。

『結局全部買ったね』と言うリオ、『あははははは』と笑ってるいちかに『クッキーでも作るの?』と聞く。
『どうしてわかるの?』ないちか。
『小麦粉と卵とバターで君が作れそうなスイーツ』と彼に看破され『図星!』と驚き『リオ君にはなんか読まれてるってカンジ』と言う。
『それってキラパティの新作?』と聞くリオ。
『これはプライベートなのです』と答え歩く彼についていくいちか。
『どういうこと?』と聞かれ『今日、海外にいるお母さんから手作りスイーツが届くんだ。そのお返しにクッキー作って贈ろうかとおもって』とニッコリ。
『まだ届いていないのに気が早いね』と言うリオに『いひひ』と笑う。

ここで『あ!』と気付くいちか『荷物が来る時間だ、帰らなきゃ!』とショートケーキ時計塔に気付く。
悪い顔のリオ『貸して』と言い出す。『あ?』ないちかに『家まで送るよ』と手を差し出す。
『あ・・・ありがとう!』と感謝いちか。
紙袋をリオに渡し一緒に帰る。
空へカメラ移動。

上からキラパティ登場。
『そういう事情でいちかちゃんはまだ時間がかかります』とアップで教えるひまり。
『そう・・・』と顎に手のゆかり、『それで話って?』と聞くあおい。
『できれば、みんな揃ってから話したかったけど』と残念そうなゆかり。


『お父さーん』と宇佐美家カット。
『居ないのかな?』と家の中を見るいちか。
『リオ君、ありがとね。ホント助かっちゃった』とキッチンにて感謝。
『どういたしまして』と返すリオ。

さとみママの写真を発見し『この人、お母さん?』とアップで聞く。
『へ? うん!』と頷くいちか。
『お母さんお医者さんでね、病院の無い村とか回ってるんだ』と説明する彼女と対照的に『へぇ・・・』と暗いリオ。
すると『宅配便でーす!』と声が。
『あ! 待ってましたー!』と向かういちか、リオは何か思うところがある模様。
さとみママ写真アップになっていく。

箱を開けると『うわぁ~!』の声と共にキラキラ。
『マドレーヌだ!』と喜ぶいちか、上目で『一緒に食べる?』と誘う。


驚くリオに『はい、どうぞ』とマドレーヌを渡す。
『ありがとう・・・』と躊躇いつつ受け取るリオ、じっと見ている。
いちかの方は『いただきまーす!』と食べ『美味しー!』とウットリ。
いちかのキラキラルをじっと見ているリオ。


するとダンボールの中に何かを発見し嬉しそうないちか、取り出したのは手紙で『手紙だ!』。

大好きないちかへ
年内に違う国へ行くことなりました。そのタイミングで日本に寄れるかもしれません。ちゃんと決まったらまた連絡するね。
(いちかが元気でいることを祈っています。)
※赤字は読まれなかった文※

と山口さんナレ。

『あー、わぁ!』と喜ぶいちか。

『うーん! やったぁ!』と大はしゃぎ。そんないちかにセピア逆光で女の子のイメージが重なるリオ。
ニヤつくいちかに『なんで喜んでるの?』と聞く。
『へ?』ないちかに『お母さん、外で好きなことしてるだけだよね? 勝手じゃない?』と指摘。
困り顔のいちか『そんなこと!』と反論するも『放っておかれて寂しくないの?』と聞くリオ。

怯んで少し考えるいちか『寂しいは、寂しいけど』と答える。
『君の気持ちも知らないで』と指摘するリオに
『でも! お母さんは困ってる人たちの為に頑張ってる。それはお母さんだからできるお仕事だもん。うん、カッコイイなって思う』と言う。
『かっこいい?』と返すリオ。
『お母さんは私のこと分かってくれてるよ。だって』と自信満々いちか、マドレーヌを食べて嬉しそう。
『お母さんのマドレーヌ、こんなにおいしいのは私を大好きって言う気持ちだもの』と言ういちか。
ムシャムシャ。


だが『おかしいよ』と呟くリオに『ん?』とあんぐり。
『なんでそんな風に思えるの? 酷いことされてるのは君の方だろ? なんで怒らないの!?』と声を荒げるリオ。
『リオ君?』ないちかに顔を近付け『ひまりもあおいも、あきらさんもゆかりさんも・・・君達はどうかしてる』と指摘。
『どうしたの・・・?』とまだ飲み込めないいちか。
『スイーツなんかで何がわかる・・・』と言われ『分かるよ! スイーツの中の思い、誰かを思う気持ち』と反論。
『そんなものいらない・・・』と呟くとマドレーヌが灰化。
驚くいちかの前で床に落とすと消滅。
『いちか、俺はね、スイーツが大っ嫌いなんだよ』と手を伸ばすリオ。
影に覆われアップになっていくいちか。

ドンドンと『いちかちゃん』と呼びドアを叩くあきら。見ているゆかり、中から出てくるので視線を前に。
目が映らないいちか『どうしたの?』と出てくる。
『ゆかりさんの話、大変なんだよ』とあおい、『スイーツ、まだできてないんですか?』とひまりが言う。

『スイーツって何それ・・・』ないちか。
驚く4人、『どうしたんだよ?』と聞くあおい。
『いちか! 心にキラキラルがないペコ!』と気付くペコリン。
『え!』ないちあお、『どういうこと?』なひまり。
横目のゆかあき、笑い声に前を見る。

『遅かったね』と言うリオ、彼の屋根の上。
見ている4人『リオ君!』と呼ぶひまり。

ここでアイキャッチ


『1人の時を狙うのは苦労したよ』とキラキラルに囲まれたステッキを構えるリオ。
『それはまさか!』とあおい、『いちかちゃんのキラキラル!』とひまりが気付く。
『あなた!』とムッとするゆかり、『いいねー、その顔。ゆかりさんを出し抜けるなんて』と余裕リオ。
『もう隠す気もないわけね、リオ君。いいえ、ジュリオ!』と上目ゆかり。
顔アップからマント通過でジュリオに変身。
『ふふ、実験はこれで最後だからね!』と言うジュリオ。
構える4人。

今日はキャンディロッドもどき。キラパティかばんから飛び出てくる長老『それは!』と驚く。
『これは期待できそうだ』と両手で持つジュリオ。

『いくわよ!』なゆかり『ああ!(はい!)』と答える3人。4分割変身。

降りてくる4人、『いちかのキラキラル返せ!』と怒りのジェラート。


ジュリオがロッドを振るとケーキの先端黒キラキラルが登場。
一時は受け止めるも弾き飛ばされるジェラート、3人の裏に着地。
『今のはホイップの!』と気付くカスタード。
『不思議じゃないだろ、プリキュアのキラキラルなんだから』と返すジュリオ。


『お次はこれだ!』と繰り出したのはショコラの渦巻きもどき。
『私の!?』と驚いたショコラ、ショコラアロマーゼで対抗。
激突する両キラキラルだがあっさりアロマーゼが敗退し弾き飛ばされるショコラ、背中から墜落。
『ショコラ!』と心配マカロン、『いいぞ!』の声に振り向く。
『この力があれば・・・俺は!』とステッキを見てるジュリオ、笑う。
そんな彼を上目で見てるマカロン。

『ここに居るペコ』とペコリンが言うと座るいちか。
あんぐり顔でマドレーヌを見ていたが『ん?』と手紙を発見し『大好き・・・』と口にする。
『ん?』と首を傾げるペコリン。
『大好きってなに?』とこっち向いて聞いてくる。
『が!』と驚いてカバン落とすペコリンと『ジャバババ』と慌てて拾いに行く長老。

『そ、それはー、こう胸がきゅーっとなって、うーってなって、がー! ってカンジペコ』とモジモジ、バタバタ、絶叫ジェスチャーで教えるペコリン。
『わかんない・・・』と言われ『んがペコ!』とショック。
一度床に下り『いちかどうしたペコ?』と聞く。
『キラキラルが無くなればスイーツによって得られた感情も消える。今のいちかは母親への温かい気持ちを失くしているかもしれんジャバ』と指摘する長老。

『ペコー!』と絶叫ペコリン。
『なんとかしなきゃー』なペッコと『ジャバー』と引きずられてる長老3連発。

『あれはクッキーの材料ジャバ?』とキッチンの材料に気付く長老。
『ペコー! いちか、お母さんにクッキー作ろうとしてたペコ』とペコリン、『ジャバよ』と長老が問う。
『どうでもいいよ』と返され『ダメジャバー』とカバンの中に戻る長老、顔だけ出す。
『どうでもいいわけないペコ』と叫ぶペコリンを『あー、ペコリン?』と呼ぶ。

『ペコリンは知ってるペコ、いちかは大事な気持ちを忘れてないペコ。ペコリンは知っているペコー!』と叫ぶペコリン。
瞳に光はないもののハッとするいちか。
(1話:どうでもよくないと涙いちか、キラキラルに覆われるとこまで回想。白フェードアウト)
胸アップ『何? 今の感じ・・・前にも』と思い出すいちか。
『あ! 作るペコ!』と提案ペコリン。
『え?』ないちかに『クッキー作るペコ。きっと思い出すペコ』ともう一度言う。
『私が・・・クッキーを?』と繰り返す

ジェラートシェイクを繰り出すジェラート。これまた同じ技で対抗ジュリオ。
氷を相殺し、なおも残った欠片を大地に突き刺すと凍結。
『なんてパワーだ!』と驚いてるジェラート。
カスタードイリュージョン発射カスタード、後ろに飛び退くジュリオ。
『もう、実験なんてやめてください!』とお願いカスタード。

『光のキラキラルは闇に染めてこそ完全になる!』とイリュージョンもどきで反撃。
『俺はプリキュアのキラキラルさえも闇に染めて、使いこなしてみせる』と言うジュリオ。
(背中から落ちるカスタード、倒れてるジェラート)
ニヤつく。


いちか、ボールに液体を注ぐ。淡々としていたが、ヘラに添えられるペコリンの手に『あ!』と驚く。
『ペッコ、ペッコ、ペッコ、ペッコ』と代わりに混ぜているペコリン『ん?』と気付くいて見上げる。
『あ・・・』ないちか、小麦粉投入。混ぜて、手でコネコネ。
後ろで消えかけてる長老。気付いて『ヤバジャバ!』と慌てて帰る。
顔を出すと透明度元通りでホッと一息。
コネながら1話でもあったさとみママのケーキ作り回想がフラッシュバック。

フラッシュバック回想突入。
更に小学校入学式、手を繋いで帰った幼稚園の帰りを思いだす。こっちを見るいちか。ニッコリさとみママ。繋がれる手アップ。

赤ちゃん時代、さとみママに抱かれ源一郎パパに見られてるいちか。
続いてベビーベッドからスイーツ作ってるさとみママ覗いてるいちか。娘に気付いてニッコリさとみママに嬉しそう。
白フェードアウト回想終了。


ウサギで型抜き中のいちか。
また『ヤバジャバ!』と帰っていく長老。
型抜きしている間に瞳に光が戻ってくるいちか『キラキラキラルン、キラキラル』と口にする。
刳り貫いた生地からキラキラルが飛び出てくる。
『はぁ~!』とペコリン、『これは~!』と長老が驚いている。
『ペコ~!』と声をかけるペコリン。
『アイシングの材料って、余ってたよね!?』とすっかり元通り状態で聞くいちか。
『ペッコー!』と笑顔ペコリンとフワフワ長老。

マカロンジュリエンヌ発射マカロン。『この前のお返しだ!』とマネジュリオ。
激突する両者の球体。


気張っているマカロンだったが、強烈な勢いに競り負け飛んできたキラキラル球体を飛び退いて回避。
だが空中で追撃され悲鳴と共に背中から墜落。
歩み寄って『もう終わりかい?』と聞くジュリオ、ロッドを構える。

その頃、チーンの音を聞いて覗いていたオーブンを開けるいちか。
机にトレイを置いてニッコリ。
スイーツライン通過、掻き混ぜいちか。

アイシング用の容器ができあがり作業開始。
『できた!』と言ういちか、ウサギ、リボン、ハートなどを完成させる。

専用フレーム登場。
『これは、私のお母さんへの気持ち・・・思い出した!』とキラキラルに輝きながら目を瞑るいちか。
キッチンの彼女を嬉しそうに見ているペコリンと長老。
目を開くいちか、ピンボケ演出。
勇気が君を待ってる開始


光の柱と共に、1つの光の球体が飛んでくる。気付くジュリオ。
空中で弾けた光の中には変身済みのホイップ、ウットリ顔。


カスジェが立ち上がる。『いちかちゃん?』と気付くカスタード。
見上げ『キュア・・・ホイップ?』と言うショコラ、マカロンも見上げる。
ホイップが目を開くと同時に輝きが散る様に消える。

降り立つなり、こっちへ猛スピードで飛んでくるホイップ、キラキラルを飛ばしてくる。
吹き飛ばされ怯むジュリオ『キラキラルが、戻ったのか!?』と降りてくるホイップに驚きを隠せない。
ホイップアップ、無言で走ってくる。ロッドのキラキラルアップ。

『全部奪った筈なのに!』と黒キラキラルを飛ばしてくるジュリオ。
ジャンプして回避、空中で狙われてもソレを叩き壊しつつ『どんだけ奪われたって、私の大好きは、ここから沢山生まれてくるんだから!』と言うホイップ。
ジュリオの前まで来てジャンプ、上に向けロッドを構え
『いちか印のキラキラルに、賞味期限は無いのだー!』と叫びキラキラルを飛ばす。

バリアを張るジュリオ、防ぐのには成功したが威力が強烈すぎて怯んで悔しそう。
『滅茶苦茶言ってるな、あいつ』とジェラート、『でも、それがいちかちゃんのすごいところです』とカスタードが嬉しそう。
『そうだね』と納得ショコラ、マカロンも嬉しそう。
『なら、心が無くなるまで奪いつくしてやる!』とロッド構えるジュリオ。

ホイップデコレーション発射。同じの繰り出すジュリオ。

激突する両エネルギー塊、唸っている2人。だがジュリオのロッドの充填部分に皹が入り、驚くと同時に競り負けた。
『まさか!』なジュリオ。

一斉に降り立ち『ホイップ!』と呼ぶ4人、振り向いて『うん』と頷くホイップ。

ワンダフルアラモードでジュリオを攻撃。『体が!』と避けられずケーキ潰しを食らうジュリオ。
『この俺が・・・プリキュアに!』と信じられない様子。
絶叫と同時にアイマスクが砕け、ロッドそのものも大破。
やってくるペコリン『ペコー!』、『ジャパー!』と長老が言う。

背中から落ちるとその裏に折れたロッドの先端が跳ねていく。
降り立ち『私、怒ってるんだからね!』と言うホイップ。
『お前の勝ちだな』と横顔ジュリオ。

ロッドを降ろすホイップの前で上体を起こす。
『それじゃ、クッキー一緒に作りながら話聞かせてもらおっかな?』と明るい顔になるホイップ。
『ん・・・クッキー?』と驚きを隠せないジュリオ。


『聴きたいこと山盛り、なんでこんなことしたのか・・・とか?』と理由を語るホイップ。
だがジュリオは『! 誰がそんなこと!』と眼を逸らす。
『でも・・・』なホイップに『俺はお前とは違う。スイーツなんかで気持ちが通じ合うものか』と否定。
怯むホイップに『俺はスイーツも、お前も大っ嫌いだ』と言って去っていく。
『待って!』と止めるも聞かず、ジュリオは夕闇の公園奥へ消えていく。
『リオ君・・・』なホイップ。

その頃、時計塔の天辺の誰か。
『みっともないわね、ジュリオの奴。まぁ、そのお陰で私の出番が来たから良いんだけど・・・』と余裕こいてる人形持ちの少女。
黒フェードアウト。

先ほど作ったクッキーアップ。
『大好きなお母さんへ』と手紙書いてるいちか。
少し考え『大っ嫌いかぁ・・・』と呟いて

~おしまい~

~今日の1分間クッキング~

今度もソロ、誰か居ないのかね・・・

~今週のまたみてね~

ウサギ以外ェ・・・

第18話『ウワサの主は強敵ビブリー!』
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