第43話『いざ妖精の里へ! あかされる魔法界のヒミツ!』
(2016年12月4日放送)
脚本:村山功 演出:佐々木憲世 作画監督:赤田信人&伊藤公崇

3000年=短い

妖精の里にやってきました!
って話かと思ったら今までの設定解説回。
案外、あっさり説明してくれた!
そしてまさかのスパルダさん再登場。
しかも倒されてまた復活!

収録DVD

(DVDは44話~45話同時収録)
(BDは37~42話、44話~50話同時収録)

アバンタイトル


妖精の里、裏の扉が消える。
『ここが、妖精の里!』と嬉しそうなみらい。
『すごいわ、なんてきれいな景色』と驚いてるリコ。
『モフー』とモフルン、『ホントに帰ってきちまった』とチクルンが驚く。
あんぐりことは、見惚れてると風が吹いてくる。
するとリンクルスマホンが落ちみらリコが驚く。
『はーちゃん!』と声が揃う眼前には羽の生えたことはが『は?』。
『妖精になっちまった!?』なチクルン。
『昔のはーちゃんみたいモフ』と言うモフルンに『はー!? 昔って?』と驚きを隠せないチクルン。
すると『チクルン!』と呼ぶ声。怯えながら振り向くと

昆虫みたいな手下を従えた女王らしき人が居た。
『あー、やっぱりチクルン。あなたなのね!』と言う女性。
『女王様・・・』と呼ぶチクルンを『チクルン、チクルン!』と呼ぶ女王。
『女王様ぁ!』とお互い静止画。
ハグタイム。
『チクルン!』『女王様ぁ!』と感動の対面

と思いきや目が怒る女王。
『チクルン! 今までどこをほっつき歩いていたのです。悪い子には愛のチクチクです。チクチク、チクチク』
と両手の人差し指でチクルンの頬を突く。
『あー女王様落ち着いて!』とみらい、『これには深い訳が!』とリコがとりなす。
『しゅみませんでしたー!』と謝るチクルン。
妖精の里カットでOPへ。

で、サブタイトル。

『チクルンが大変お世話になりました』と移動中の女王。
痛がってるチクルンを横に
『ここは霧深く、妖精以外は他に誰も立ち入ることのないところ』と全景カット、『訪れた人間はあなたがたが初めてです』と教える女王。

で、眼前に巨大な木が登場。
『あれが、わたくしたちの城です』と聞いてあんぐりみらい達。


パンケーキにかけられるハチミツ、乗せられるベリー。
『さぁ、召し上がれ』と促され『いっただきまーす!』と声を揃えるみらい達。
『花粉のケーキ! 美味しいね!』と食べるみらい、『ハチミツたっぷりのパンケーキも!』とリコも同意。
ことチクも美味しそうに食べている。

『人間ってよく食べるんだなー』とカブトムシ妖精。
『あいつら、オイラと別れるのが辛ーい! ってついてきたんだぜ』とドヤ顔チクルン。
『それよりチクルン、女王様がどれだけ心配してたと思ってるの!?』とテントウムシ妖精が言う。
驚いてるチクルンに『女王様はねー、毎日君のことを探し回ってたんだよ』と教えるカブトムシ妖精。

女王様を見るチクルン。向こうはこっちに気付かない。
あんぐりだったが花粉ケーキを齧るチクルン。

『はー!』と堪能ことは、花粉だらけの口を『はーちゃん、お口の周りに花粉ついてるモフ』と拭ってあげるモフルン。
『モフー!(はー!)』と声を揃えることモフ。
ニッコリ見ているみらリコ。
『でも、どうして妖精の姿に?』と不思議がるリコ。
見合うが答えが出ない一同。
『ここの景色を見てたら花の海の事を思い出してー』と言うことは。

『花の海?』と復唱する女王に『ご存じなんですかー?』と声を揃えるみらい達。
『聞いたことがあります。かつて世界を覆っていたという美しき花園。それが花の海と呼ばれていたはず』と答える女王。
あんぐりで目ウルウルことは。
『それで!』とみらい、『他に何か!?』とリコが反応。
『いえ・・・これ以上のことは』と返す女王『私は女王になって3000年。まだ日が浅いもので・・・』と申し訳なさそう。
『3000年!?』と驚きの声なみらい達。
『それでも日が浅いって・・・』と言うリコ。
『先々代の、そのまた先々代の女王ならばもっと知っているかもしれませんが』と手がかりを話す女王。
『先々代の・・・』とリコ、『そのまた先々代って・・・』とみらいが困る。
ことはもアップで困る。

『お呼びかの?』と皺顔のアップ。
リフトを裏に案内の意味で手を差し伸べ
『ご紹介しましょう。先々代のそのまた先々代の女王。人呼んでレジェンド女王です』と紹介女王。
『ご』なみらいにご健在なのね・・・』と呆れ気味で続くリコ。
笑ってるレジェンド女王だったが、ことはを見て『そなたは・・・』。
黒フェードアウト。

デウスマストの眷族。
『やはり、ただの力押しではダメだったね、シャーキンス』と本を片手に言ってるオルーバ。
本を開き『闇の魔法。誰かは知らないけど悪くない出来かな』と評価。
『おかげで』とページをめくると『ん?』と何かに気付く。

何かが滑って来たと思ったらそれは蜘蛛になる。
『1つ試してみようか』と言い『こうかな?』と指パッチン。
すると本の紋章が反応、蜘蛛が光って実体化した紋章の上に乗ったまま上昇する。
目アップで笑ってるオルーバ。

『花粉のカステラと薬膳茶。寿命が延びる思いだこと・・・』と言いながら飲食レジェンド女王。
『はー』とあんぐりなみらリコ。
『それにしても、魔法界とナシマホウ界の者達が手を携えて、この里にやってくるとはの。それに・・・』とことはを見るレジェンド女王。
『よろしい、話してしんぜよう。私の知っている古い古い物語を』

『リアン君、報告とは』と聞く校長。
『来るべき災いに対する調査の中で私は1つの結論に至りました。災いとこの世界の関わり。その驚くべき深さ。校長、あなたにも伝えておくべきかと』
と言うリアンパパ。
『聞かせてくれたまえ』と報告を求める校長。
『我々魔法使いが使ってきた文字。それと同じ文字がナシマホウ界にも存在した。魔法界の歴史に記されているナシマホウ界の発見よりも、遥か昔にです』
と書類アップ。
『そして、その文字で刻まれ残された伝説』と続く報告の中、校長アップ。

レジェンド女王横顔フェードイン。
『むかしむかーし、あるところに人、動物、妖精や精霊達が仲良く暮らす楽園があったのじゃ』と語るレジェンド女王。

『その世界は一面の花に覆われ、みんな仲良く暮らしておった。そしてその中心には世界を見下ろすほどの大きな木がそびえ、そこにはあまねく命の母』

『マザーラパーパが我々を見守り、恵みを与えてくださっていたのじゃ』とことは似の巨大女性カット。
ホワイトアウトで現在に戻る。
『マザーラパーパ・・・』と復唱みらい。
『マザラパーパ様の祝福の下で幸せの時は長らく続いておった』と語りに合わせ振り向くマザーラパーパ。
緑の衣服は花びら舞う青空と重なり、花の海に立つ沢山の人々。

花の海に根付いた芽は瞬く間に成長、杖を落とし人々はその杖を手に入れ構えている。

空を飛ぶアイスドラゴンと人魚。人間も箒や絨毯で飛ぶ。
そして人々は枝を利用して住居を作り、食べ物などを取るように。かつては色んな種族が一緒に過ごしていたようだ。

で、そんな昔からおばあちゃん頭のレジェンド女王。
マザーラパーパが見てウットリしてると黒い影が通過。
『しかし、災いが突然現れた』と語るレジェンド女王。

目が上空で光っている。
渦巻く闇の中、目を光らせている何者か。
『天を引き裂き現れた終わりなき混沌。デウスマスト・・・』と語るレジェンド女王。
無数の手下を従えている。
『デウスマスト!』と驚くみらい。
『眷族を率い・・・』

『世界を飲み込もうとする混沌にラパーパ様はおひとりで立ち向かわれた』と語るレジェンド女王。
(怯えてる人々、若かりしレジェンド女王カット)
両手を翳しオーラを纏うマザーラパーパ。

『そして、長く苦しい戦いの末、ラパーパ様は眷族たちを封印し』
飛んでくる手下たち。中にはラブーとベニーギョも居たりするが倒される。


デウスマストの口からエネルギーをダイヤバリアで受け止めるマザーラパーパ。
その余波で大地にも皹が入る。不安そうな人々とは対照的に優しく笑顔でこっち向くマザーラパーパ。
『遂に終わりなき混沌を遠い彼方へと追い払われたのじゃ』と解説レジェンド女王。

当時の自分も驚いている。
『しかし、戦いに疲れ傷ついたラパーパ様はその依り代たる世界の中心、母なる木と共に大地から離れていかれた』
(砕けるダイヤバリア、崩壊する木、倒れていくマザーラパーパはレジェンド女王を見ている。泣いている彼女を見送り)


『そして、ラパーパ様を失った大地はその姿を大きく変え、母なる木もまた時空の間を漂ううちにやがて1つの世界を形作った。それが・・・』
と言うレジェンド女王。
(荒廃した土地が直っていく地球、崩れた木は魔法界の今に重なる)

『魔法界!』と気付くリコ、『母なる木って、魔法学校のあるあの木のことだよね?』と察するみらい。
『そして残された大地は・・・』と言うレジェンド女王に『ナシマホウ界』と続く。
『みんなの記憶から、歴史からも忘れ去られるほどの遠い昔の出来事じゃ』と飲むレジェンド女王。
見合って言葉がでないみらい達。
『花の海って、そんな大昔の事どうして私おぼえてたんだろう』と考えることは。
『はーちゃん・・・』と心配みらリコ。
すると『おやまぁ』と聞き覚えのある声に驚く。

『なんだかしみったれたムードじゃないかい』と言う影に『あなたは!』と言うみらい達。
笑う黒い影はスパルダで『久しぶりだねぇ、プリキュア!』と語気を強める。
睨むみらい達。

ここでアイキャッチ


『このスパルダ、世界を闇で覆うために戻って来たのさ!』と降りるスパルダ。
『まだそんなことを!』と言うリコ。
『闇の魔法、どれほどのものか君たちでテストしてみようと思ってね』と狙いを教えるオルーバ。
『デウスマストの眷族!』と驚くレジェンド女王。
『オルーバ』と後ずさりチクルンに『おや、君も居たのかい。元気かい?』と聞くオルーバ。
返事に詰まるチクルン。
『ふん。随分とまあ大きくなって!』と言うスパルダ。
(16話:みらリコの前に立ちはだかるはーちゃん回想)
『あの時の礼は、タップリとさせてもらうよ!』と蜘蛛の糸で石と、木になったランプの様に光る実をもぎ取る。


久々の『魔法入りました!』で召喚。
ハイパーヨクバール召喚。炎石のつもりらしい。
『私の魔法、良いカンジ。燃えるねー!』とウットリスパルダ『全てを焼き尽くしちまいな!』と命令。
『御意! ヨクバール!』と火球発射ハイパーヨクバール。
命中した先は炎に包まれる。

驚くみらい達。
『早く安全なところへ!』と言う女王とリフトで逃げるレジェンド女王、逃げ惑う妖精たち。
みらい達があんぐりしてると『やめろ!』と突撃チクルン。
『チクルン!』と心配女王。

『なんだい、お前?』と不機嫌そうに聞くスパルダ。
『里を傷つけるんじゃねぇ、女王様をこれ以上悲しませるんじゃねえ!』と怒るチクルン。
鼻で笑うスパルダと『よく言うよ、女王に叱られるのが怖くて逃げ回っていた癖に』と指摘オルーバ。
一瞬怯みつつ
『オイラが間違ってた。オイラがバカなせいで女王様にすげー心配かけちまった! もうこれ以上女王様を悲しませたくねーんだ。だから、やめてくれ!』
と説得チクルン。
『ふん! 知ったことかい』とデコピンスパルダ。
叫び飛ぶチクルンを『チクルン!』と心配みらリコ。
墜落したチクルンを『あ、チクルン!』と心配女王。モフルンも『チクルン!』と降りていく。

拳を握り『なんてこと、なんてことをするの!』と怒りのことは。
あんぐりなみらリコの前で光り『あ!』とリコが言う。
人間大に戻り、周りを飛んでいたリンクルスマホンを掴むことは。
『みんな!』な彼女に頷くみらリコと『モフ!』と返事モフルン。
変身。今日はサファイア。

空に浮いてる3人を見て『プリキュア!』なレジェンド女王。
『あのチビ妖精が・・・エメラルドのプリキュアだとぉ? そういうことなら好都合さ!』と驚きつつやる気になるスパルダ。
『ヨクバール!やっちまいな!』と命令。
火球を連射するハイパーヨクバールだが3人に回避される。

しびれを切らし『ちんたらやってるんじゃないよ!』と指差し命令スパルダ。
火球をまとめて発射ハイパーヨクバール。
避けるミラマジ、背中から激突し落ちていく。
『あぁ!』と驚くレジェンド女王。

落ちていく2人の前に立ちはだかり、ピンクトルマリンでハイパーヨクバールを弾き返すフェリーチェ。
『フェリーチェ!』と嬉しそうなミラマジの前でフラワーエコーワンドを構える。
『これ以上、みんなの大切な里を傷つけさせはしない!』とアップで宣言。
驚いてるオルーバ『このカンジ! まさか!』と珍しく驚愕。
その眼前にはオーラ纏ってるオルーバ。
エメラルドリンカネーション発射、ハイパーヨクバールは倒されてしまう。

『まだだよ!』と糸発射スパルダ。
『エメラルドさえあれば、闇の世界が!』と捕えようとされ怯むフェリーチェ。
だが暗転したと思ったら


が、糸を切り裂いたミラマジが『今よ!』と言い、フェモフが頷く。

エクストリームレインボーで撃破されるスパルダ。

余韻。
振り向くフェリーチェに目がウルウルレジェンド女王。
『あーあ! ま、こんなものかな』と受け入れオルーバ。


『ん?』と気付くいたそこには足元で頷いてるスパルダだった蜘蛛。
『中々の執念だね』と指パッチンすると、魔法陣が足元から登場し元に戻るスパルダ。
悔しそうな顔の彼女に『今日はここまでにしておこう。ちょっとした収穫もあったしね』と言うオルーバ。
ミラクル達を見た後、『さて、こういう時は』と本を見る。
『オボエテーロ!』とテレポートスパルダ。

倒れていくマザーラパーパ回想交え
『あの時、マザーラパーパはおっしゃられた。いつか必ず世界は再び結ばれる。そう魔法をかけた・・・と。
魔法は願い、奇跡を願う想いがつながり、いつか世界に届いてくれるよう祈りを込めて与えた魔法の名前、それがプリキュア』
と語るレジェンド女王。
驚くみらい達。
『私が知っていることはこれで全て』と話し終えるレジェンド女王。
『ありがとうございます』とお礼リコ。
すると独りでにリンクルストーンアメジストが設置される。
で、前回登場した扉がまた登場。

驚くみらい達。
『アメジストの扉モフ』と言うモフルン。
『戻るようにと言っておるのじゃろう』と察するレジェンド女王、『ええ』と頷く女王。
驚くチクルンは動揺。


『行っちまうのか』と接近してくる彼に『また遊びに来るモフ』と答えるモフルン。
更に近寄り『モフルン!』と手を伸ばすチクルン。
モフルンにニッコリされ涙を堪えられなず涙をぬぐう。

『チクルン?』なモフルン。
『いけねー! 目にゴミが! お前ら寂しいだろうからよ、オイラがまた遊びにいってやるよ!』
と誤魔化し強がるチクルン。
『チクルン!』とみらい、『きっとモフ』とことは、『はー!』とことは、『今度はちゃんと女王様にお許しをもらってからね』とリコ
が言う。
『あたぼうよー!』と返しつつやっぱり横目で見るチクルン、ニッコリ。
『じゃあね、チクルン』と手を振ることは、『色々ありがとう』とリコ、『元気でね』とみらい
が手を振る。
『おうよ!』なチクルンに『モフー、モフー!』と手を振ってるモフルン。
扉は閉まると同時に消える。
手を振るチクルン、泣きそうになるが今度は何とか堪え『ありがとな』とお礼。
『ラパーパ様はもういらっしゃらないけれど、彼女達プリキュアがきっと世界を』と言ってるレジェンド女王。
『ええ、プリキュアが世界を結ぶ!』とエコーがかかる女王のセリフ。

『花の海のこと、ちょっとだけ分かったけど、他の分からないことが沢山増えちゃった』と残念そうなことは。
『でも大丈夫。だって、みらいとリコ、モフルンがいるから』と言い出す彼女に『はーちゃん?』なみらリコ。
振り返りニッコリした後、斜め上を見ることはに続いて斜め上を見る2人。
彼女と同じく元気を出し、3人で校舎側を見て魔法界全景へズームアウトし

~おしまい~

~今週のまたみてね~

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