第19話『パパ、ありがとう! やよいのたからもの』
(2012年6月10日放送)
脚本:米村正二 演出:境宗久 作画監督:上野ケン

来海先生

母の日ネタが4話前にありましたが今度は父の日ネタ。
(来週が放送休みの関係で)
2週連続感動ネタとかスタッフどうしちゃったの?
まさかの片親設定だったやよい。
死別と言う意味では5シリーズのうらら以来。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは20〜21話同時収録)
(BDは13〜18話、20〜24話同時収録)

アバンタイトル

黒画面からフェードイン。学校。
『思春期と呼ばれる年頃になった今だからこそ、改めて自分の名前にどう言う思いが込められているのかを知る事が大事だと思います』
と言う佐々木先生。
『え? もしかして宿題〜?』と聞くあかね。
頷くれいか。次の学級会までに自分の名前にどう言う思いが込められているのか聞く様にと言う。

『えー! 今更親に聞くんか〜!』と嫌そうな生徒達の中で一際嫌そうに頭を抱えているあかね。
照れ臭いと言うなお。一方でみゆきはウルトラハッピーな答えが待っているかもと楽しそう。
教室が盛り上がってる中で手をモジモジしてイマイチ元気の無いやよい。
溜息ついて『名前か・・・』と言う。
雨降る校舎外のカットからOPへ。

バッドエンド王国。
机にポツンと置いてある雑誌を前にするウルフルン。楽しそうに笑っている。
『人間どもが読んでいる姓名判断の本を見つけたのだ〜』とか言っちゃってる。
ウルフルンの項を探して見事見つけておきながら、何であるんだと考える。でもって、まぁいいと考え直し読み始める。
短気で凶暴、嘘つき、誰も愛さないから愛されない・・・と書いてあるらしい。
『結構毛だらけだぜぇ!』と雑誌を両側から引っ張って、真ん中から真っ二つに引き裂くウルフルン。
『俺様は一匹狼。バッドエンドな未来に愛なんか必要ねぇ』と言う。

で、サブタイトル。

夜。雨は降り続く。踏み切りも近い、やよいの住む団地。
ただいま〜と帰ってきたちはるママ。おかえり〜と出迎えお味噌汁が出来たと言うやよい。
お礼を言うちはるママ。今支度するとのこと。


で、ちはるママも夕飯のお手伝い。
ここで自分の名前の由来を聞くやよい。
ちはるママ曰く、やよいが生まれた時に祖父祖母が沢山の名前を考えたが、それを無視してやよいの父親が宣言したとのこと。
『パパが?』と言うやよいに
『パパはあの性格でしょ? 頑として譲らなくてソレでとうとうやよいに決まったって訳』と説明するちはるママ。
『そこまでして・・・一体、どんな意味が込められてるんだろう』と気になるやよい。
そればっかりは本人に聞いてみないとと言うちはるママ。
優しい顔になるやよい。
勇一パパの写真がズームアップされる中、『今となっては永遠の謎』と言うちはるママ。
どうやら、勇一パパは既に故人の様だ。
ここで父親がやよいに名前の話をしたと言ってたと思い出すちはるママ。驚くやよい。
そう言いつつも、最後に話したのが5歳の時と考え忘れても無理ないとニッコリのちはるママ。
『あ・・・』と複雑顔のやよい。

回想。
帰ってきた勇一パパに抱きつく幼女やよい。楽しそうに笑っている。で、立ち上がった勇一パパはやよいの頭を撫で撫で。ニッコリやよい。

夕飯を食べつつ、大きくてゴツゴツした手の感触は覚えていると言うやよい。
『それで十分よ』と言うちはるママ。自分を見た娘に『それで十分』と繰り返す。
が、本人的には納得いかないのか俯く。

みゆきの家、みゆきの部屋。
口紅デコルの櫛と自前のドライヤーでキャンディの髪をセットしているみゆき。キャンディの名前の由来を問う。
そんなの決まってると返され『え?』なみゆき。
『キャンディはどうしても、キャンディクル〜』と答えるキャンディ。謎回答に困るみゆき。
ここで博司パパ帰宅。名前の由来を聞いてこようと部屋を後にするみゆき。
『お帰り!』と部屋を消灯し後にする。

あかねのお好み焼き屋さん。
『あぁん、名前? こんな忙しい時に何でそない面倒な事聞くんや』と面倒臭そうな大悟パパ。
『そやからウチもこうして手伝ってるやろ!』とこっちも鬱陶しそうに返すあかね。
子供が親の手伝いをするのは当たり前と言う大悟パパにムッとする。そんな偉そうに言うならもう手伝わないとか。
もめてる2人に何してんのと怒り豚玉100人前のオーダーを伝える正子ママ。
驚く2人、慌てて仕事再開。

れいかの家。
ししおどしが鳴る中『お爺様、よろしいでしょうか?』と言うれいか。
習字をしていた曾太郎じいちゃん。筆を置き『れいかか、入れ』と言う。
失礼しますと丁寧に障子を開け入室後、丁寧に障子を閉める。
『何か用か?』と問う曾太郎じいちゃんに
『お父様から私の名前はお爺様がつけてくださったと聞きました。是非、私の名前の由来をお聞かせ下さい』
と説明するれいか。いいだろうと承諾する曾太郎じいちゃん。

最後はなおの家。
自宅にて木材に鉋をかける源次パパを見ているなお。
『何見てやがんでぃ』と言う源次パパ。『上手くかけるもんだと思ってさ』と答えるなお。
『てやんでぇ、娘に褒められても嬉しかねえや』と返す源次パパ。
ここで自分の名前は源次パパがつけたって聞いたと話すなお。
認める源次パパは汗を拭いつつソレがどうしたと問う。


で、最後はやよいの部屋。
新修国語漢和辞典を開くやよい。弥生の項目を見つけ、昔の暦で3月のことと読みあげる。
勇一パパの写真を見ながら3月と何か関係があるのかと考えるやよい。
すると、ある場所が脳裏にフラッシュバック。『今の何だっけ?』と驚くやよい。
教会の様な建物と端に木の植えられたレンガ調の道が何度も見えたものの『ダメだ、思い出せない』と困る。
で、写真を見ながら『パパ。パパは私のことどう思ってたの?』と呟くやよい。

今日も雨の学校。名前の由来発表日。
『私のみゆきと言う名前は、どんなに辛くても幸せを見つけられる子になってほしいと言う願いがこめられているそうです』
と説明するみゆき。
まさに名前通りに育ってると感心するあかね。
次はれいかの番。彼女の名前は麗華と書き、華の様に麗しく美しい心を持った子になる様にと曾太郎じいちゃんがつけたらしい。
歓声をあげる生徒達。さすがれいかと感心するなお。
次はやよい。
恥ずかしがる意味で俯きながら、弥生が昔の暦で3月の事で草木が芽吹く時期だから生き生きとした日が始まると言う意味が込められている・・・と説明する。
なるほどと納得するあかね。みゆきもやよいちゃん何時も生き生きしてると思う。
『あ、うん』と頷くやよい。ニッコリ。
ちょっと元気の無い様子に気付いたみゆき。
次の子に回すれいか。

帰り道。
『え、じゃあさっきの名前の由来はやよいちゃんが自分で調べたの?』と言うみゆき。
頷くやよい『名前を考えてくれたパパは天国へ行っちゃったし、ママも知らなかったから』と俯くやよい。
『そっか〜』と言うみゆき。
溜息をつきながら自分が何でやよいになったのか気にするやよい。
『ええやん。ウチなんか呼びやすい様に、あ‘から始めたくてあ・か・ねやで。単純すぎるわ』と愚痴るあかね。
『それはパパの理由でママには別の理由があったんでしょ?』と指摘するやよい。
それを聞いて発表の時に言った奴と思い出すあかね。
『ウチが生まれた時、空が茜色で綺麗やった。娘にもあの空の様に綺麗な心を持ったええ子に育ってほしい。だからあかねにしたんや』
と目を輝かせなら説明しつつ、多分後付けと考える。
そんな事無いってと庇うみゆき。私なんかもっと単純と言うなお。
『俺の願いはただ1つ。真っ直ぐな子に育って欲しい。だから一直線のなお!』と語る。
『そんなもんやで』と続けて『関西弁真似すな』とツッコミを入れるあかね。頭を掻くなお。
その通り真っ直ぐな子に育ってると言うれいか。まぁねと認めるなお。
認めよった・・・と呆れるあかね。ワザとらしくまた認めるなお。


群生する蓮。葉から葉へ水が移る。
やよいは勇一パパから名前の由来を聞いた事を皆に話す。同時に5歳の時だから覚えていない事も。
『そうだったんですか』と言うれいか。
『それに小さい頃はもっと沢山パパの事を覚えていた筈なのに、今じゃパパとどんな風に暮らしていたのかさえ思い出せなくなっているし』
と言うやよい。
(雨の中落ちている落ち葉、民家の軒下に住むツバメ達のカット)
『時々思うんだ。パパは私の事、どう思ってたんだろうって』と続ける。
聞いているあかね達は『そんなの決まってるよ』と言うみゆきの声に振り向く。
『パパはやよいちゃんの事を愛してた。絶対に誰よりも』と断言するみゆき。
『ありがとう。そうだといいんだけど・・・』と返すやよい。
ここはもう1度、ちはるママとちゃんと話してみようと勧めるなお。
頷くれいか。勇一パパとやよいの愛のエピソードがある筈と指摘。
ニッコリ頷いてそうしてみると言うやよい。
雨の公園。

ここでアイキャッチ(本日はピースとキャンディ)。


フェアリードロップ主催 父の日記念・パパと一緒にファッションショー の会場
ハートキャッチ、えりかのテーマがBGM。
ちはるママの入館許可証のアップ。携帯電話に答えながら会場を後にする。
来海先生が来るらしいと聞いてよかったと喜ぶちはるママ。何でも来海先生が楽しみにしていたらしい。承知致しましたと電話を切る。
切る間際になって何かに気付いて表情が変わったちはるママ。
終わるなり『やよい?』と言って走り出す。

やっぱり忙しいよねと諦めて帰ろうとするやよい。
門の壁から覗いていたみゆき達は慌てて隠れる。帰りかけのやよいはちはるママに呼ばれ、手でコッチコッチされる。
『ママ!』と向かうやよい。

顔を出しつつ『あれがやよいちゃんのママ?』と言うみゆき。反り返った傘を直そうとするが苦戦中。
これまた顔を出し『うん、キッズファッションの会社で働いてるらしいよ』と言うなお。
顔を出し『しかし、この様に物陰から盗み見るのは良くないのでは?』と思うれいか。
顔(ry『まぁ、そう堅い事言わんと』とあかねが言う。
傘が戻ったみゆき。皆に見られる。
『やよいちゃんに心からの笑顔が戻ったら、黙って静かに帰ろう』と言う。
頷くあかね達。


扉の前からファッションショーを見ている黄瀬親子。
話を聞いて『そっか。パパは不器用な人だったから愛情表現も苦手だったのよね〜』と言うちはるママ。
仕事中だったので謝るやよい。
『いいのよ、やよいが不安になるのも無理無いわ』と言うちはるママ。
俯きながら不安と言うより思い出をどんどん忘れていくのが寂しくてと言うやよい。
それを見ているちはるママは良い物見せてあげるとカバンから紙切れを取り出した。
彼女曰く、これは勇一パパの宝物。今ではちはるママの宝物でもあるらしい。
今日は特別に見せてくれるらしい。
汚れたこの紙は手紙の入れ物だったらしく

中を開けて開いたみたらば、狐の折り紙と共にパパありがとうと言う言葉と似顔絵の書かれた手紙が入っていた。
自分が父の日にプレゼントした物と思い出すやよい。
頷くちはるママ。それを貰った時、あの恥ずかしがりやの勇一パパがすごく嬉しそうにこんな事を言っていたらしい。

『仕事で疲れて帰ってきても、やよいの顔を見るとホッとする。やよいとお風呂に入ったり、公園のベンチでアイスクリームを食べたり。
やよいと居るだけでとっても幸せを感じる。だから、お礼を言いたいのは俺の方だって』
(あんぐりやよいからお風呂、公園のベンチ。で、先の蓮の群生地〜公園の巨大な建物のカットと移っていく)
と。

『パパがそんな事を』と言う娘に
『そうそう、それからパパとやよいだけの秘密も出来たって言ってたわよ』と教えるちはるママ。
『パパとの秘密?』と言うやよい。
やよいがママには内緒だよって言ったらしいので勇一パパは教えてくれなかったそうで。

父親と子供のファッションショーを見るやよい。ある光景を思い出す。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『どうかした?』と聞くちはるママ。
『丘の上のあの場所、そこにパパと行ったんだ。何かを思い出しそうなんだけど』と手紙とキツネの折り紙を見るやよい。

『パパに一言どうぞ』と女児にマイクを向ける女性司会者。
『私は、優しいパパが大好きです』と言う幼女。
『これからもパパと仲良くね』とニッコリ司会者。
その上の鉄骨部分に居たりするウルフルン。
『けっ、愛だの優しいだのくだらねぇんだよ』とバカにする。
と言うわけでバッドエナジー回収。

建物に入って来たみゆき達もすぐ異変に気付いた。
ファッションショー参加者は勿論、ちはるママもバッドエンドに襲われる。手紙と折り紙を落としながらちはるママを心配するやよい。
ウルフルンは何時ものセリフ。カウントは19。
ステージに入って来たみゆきはやよいを発見し名を呼んだ後、向かう。あとの3人も続く。
『皆!』とやよいが驚いてる隙に折り紙をアカンベェにするウルフルン。
驚くみゆき達。
急いで変身する様に言うキャンディ。

変身。ピースはチョキ。


窓を蹴破るアカンベェ。5人の攻撃(必殺技?)がアカンベェを追ってくるが回避。
アカンベェに向かって走る5人。まずハッピーが先陣を切って空中でアカンベェを叩き落とす。
落ちてきたアカンベェの腹部を残りの4人が下から殴る。
辛そうに目を瞑るアカンベェ。
舌打ちしながら何をやってると怒るウルフルン。

その言葉に発奮したか、殴られた状態から裏拳で4人を殴り飛ばすアカンベェ。
驚いてるハッピーも掴み投げ飛ばす。結局、5人とも雨の道路上を転がされる始末。
回転、起き上がり共にシンクロしていたりする5人。

追撃パンチを後ろに飛んで避け、パンチに向かうハッピーの手を掴み投げ飛ばすアカンベェ。
街灯に衝突するハッピー。凹む街灯。
『あっ!』と言うピース。
背後から攻撃しに来たサニーには膝蹴り。
そこから倒れかけの隙を突いたマーチにアカンベェは倒れそうになった反動と手を利用して足を上に向けた状態でジャンプ。
自身の移動と共にこちらを向いたマーチの前に移動し拳で殴り飛ばす。
マーチの心配をするピース。

走ってジャンプするビューティ。アカンベェの放ったパンチを跳び箱の要領で避ける。
『止めて!』と言うピース。
あの手紙を貰って自分を撫でる勇一パパのイメージが蘇る。
『パパに贈ったプレゼントで皆を傷つけないで』と続けるピース。
アカンベエの腕の上を走っていたビューティも結局、腕を動かして浮かされアカンベェに殴り飛ばされる。


『止めてぇ!』と耐え切れず攻撃に向かうピース。
だが、折り紙を持って笑顔の勇一パパのイメージが重なる。うろたえた隙にパンチを喰らうピース。
『パパ!』と言ったまま、無事着地するものの後ろに滑っていく。
左手を突いたまま滑る彼女は偶々目を開いた際、雨に塗れるレンガ調の地面を見て驚きの表情。

鐘の音と共に雲の隙間から降り注ぐ光。
雨に塗れたレンガ調の地面が、先に見た晴れた木の影が映るイメージと重なる。
そこから手を繋ぐ親子2人の手のアップ。

教会前で
『パパー、結婚式しようよ!』と言う幼女やよい。
『え?』と言う勇一パパに『やよいとパパの結婚式、早く!』と言って走っていくやよい。
教会内。
先のファッションショーで見たイメージはこの教会内を2人で歩く場面だったのだ。
『ママには内緒だよ? パパとやよいだけの秘密だからね』と言うやよい。
『あぁ。まるでやよいの未来の結婚式を見てるみたいだな』とニッコリ勇一パパ。
ニッコリする娘に『やよいは優しいな』と一言。


やよいと席に着いた状態で由来を話す勇一パパ曰く、やよいと言う名前は生まれたばかりのやよいの顔をじっと眺めていたら思い浮かんだらしい。
『へぇ〜』と言うやよい。
ちはるママは千の春とも説明する勇一パパ。
『ママは春の様に優しいだろう?』と問う。頷くニッコリやよい。
『パパはやよいにも、ママみたいな優しい人になってほしくて、やよいって言う春の名前をつけたんだよ』
とやよいの頭に手を置く勇一パパ。
嬉しそうに瞳を輝かせるやよい。逆光で一際イケメンな勇一パパ。
一瞬、瞳がウルウルしているピースのカットを挟み


お風呂、晴れた状態の公園、蓮の群生地、謎の建物前でそれぞれ遊んでいる勇一パパとやよいのカット。
その後
玄関で、プレゼント貰って、教会の椅子で撫でるシーンの後、先のイケメン勇一パパのアップ。


一瞬驚くピース。跪いている彼女にカメラが猛スピードで接近後、追い越す。
すると、晴れた教会から出てくる勇一パパと幼女やよいのイメージ。
肩車をされているやよいも勇一パパも共にニッコリ。
イメージの中に自分も居たりするピース。
『ゴメンね、すぐに思い出せなくて。パパは私をあんなに愛してくれたのに・・・あんなに一杯』
と涙が浮かぶピース。優しい顔からすぐに嬉しそうな顔に。

倒れる4人を前にするアカンベェの後ろに来たピース。
『あん?』と言うウルフルンと共に振り向くアカンベェ。
『私はパパから、一杯の愛を貰ったお陰で人に優しくしようって思える。優しさはきっと人から人へと伝える、愛の表現なんだ』
と真顔のピース。
『ピース』と反応するハッピー。
『うるせぇ、愛の欠片もねぇ攻撃で止めだ』と攻撃指示するウルフルン。突撃するアカンベェ。
『あなたに愛が無いのなら、パパから貰った愛を受け取って』とピースサンダーを繰り出すピース。
何時もはギャグ調のバンクも真剣な表情で耐えて発射。
舌打ちして覚えてろ!と逃げていくウルフルン。
バッドエンドに襲われた人々も建物も元に戻っていく。


降ってきたデコルをキャッチするハッピー。キャンディ曰くチェリーデコル。段々集まってきたと嬉しそうなキャンディ。
折り紙を手にしていたピースは胸元に持ってくる。青空の下でじっと・・・。

夕方、教会前の黄瀬親子。
『そう、ここでそんな事が』と言うちはるママ。
『私、少しは優しい子になれたのかな?』と気にするやよい。
『パパの愛を感じる事ができたんでしょう?』と言うちはるママに頷く。
『じゃあ、十分優しい子に育ってると思うな』と言うちはるママ。
嬉しそうな顔から、更に嬉しそうな顔になって
『ママ! 私、やよいって名前が大、大、大、大好きになった!』とアクションつきで言うやよい。
『ママもちはるって名前が大、大、大、大、大好きになった』と張り合うちはるママ。
笑う黄瀬親子。実は教会前の道路陰から見てるみゆき達。

『良かったね、やよいちゃん』と言うみゆき。
『ウチも自分の名前、大好きになったで』と言うあかね。
『私も。お父ちゃんに感謝しなくちゃね』となおも同意。
『名前は、私達が親に貰う最初の愛情なんですね』と納得するれいか。
『永遠の愛情クル!』と叫ぶキャンディにニッコリの4人。
教会を見つめる黄瀬親子。そこから空へとカメラが移っていく。
『パパ、ありがとう!』と言うやよいのセリフの後、黒くフェードアウトして

今日のEDはピース。

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

やっぱり! でも素敵。

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