第37話『れいかの悩み! 清き心と清き一票!!』
(2012年10月28日放送)
脚本:小林雄次 演出:土田豊 作画監督:フランシス・カネダ&アリエス・ナリオ

ルンタロー

今度は生徒会投票話。
これまたどれみを思い出す展開。
今年も幹部のウケは良かったのか、まさかの幹部擬人化。
来週と言い、狙ってるのかスタッフ?

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは38~39話同時収録)
(BDは38~48話同時収録)

アバンタイトル

庭を箒で掃除し、花壇の花に水遣りをしているれいか。輝く花。


顔をあげたと思ったら、寺田るなと共に挨拶をする。返事を返すモブ達。嬉しそうなれいか。
返事を返す者達の中にはみゆあかも居た。朝から大変やなと労うあかね。
『いえ』と答えるれいか曰く、挨拶をすれば一日が明るく始められるかららしい。
何時の間にか、なおと来ていたやよいもれいかに挨拶されると元気出ると同意する。
さすがと言うなお。
これまた嬉しそうなれいか。おはようと挨拶するみゆあか。
これはやっぱりれいかしか居ないと言うなおに同意する一同。?なれいか。
『それは勿論』とみゆきが言った後、使われる星デコル。

キラキラする中、『青木れいか』の肩掛けをみゆきにつけられるれいか。
『生徒会長候補、青木れいかさんでーす』と紹介するみゆき。拍手するあかね達。
『あの?』なれいかに『もうすぐ生徒会選挙でしょ?』と言うなお。
選挙が何かを聞くキャンディに学校のリーダーを選ぶと教える。
一言どうぞとみゆきに言われ困った顔のれいか。
れいか曰く、立候補はしない
『なんとたのもしい一言~!』とみゆき、『立候補はしませーん!』とあかねが言うなか4人ニッコリ。
すぐに『え?』顔になる。そのままOPへ。

本人曰く、自分は生徒会長には相応しくない。
どうしてとなおに問われ
『生徒会長とは生徒達に道を示すべき存在です。しかし、私には示すべき道が分からないのです』
と答えるれいか。
アリの行列のアップ。
れいかが無理なら誰にもでけへんと言うあかね。同意するみゆき。
だが『折角ですが・・・』と俯くれいかの気持ちは変わらない。
それを見て仕方無いよと皆に言うなお。勝手に盛り上がった事を謝るやよい。
『いえ、私の方こそ』と申し訳なさそうなれいか。

で、サブタイトル。

バッドエンド王国では3幹部が仲良くテレビ観戦中。


『お呼びですか? 生徒会長』と言う男子生徒に眼鏡生徒会長が『掃除は終わったかね?』と聞く。
ハイと返事する生徒に巨大な紙くずを見せながら『では、このゴミは何だ?』と問う生徒会長。
うろたえながら謝る生徒。
彼の左横からバスケ部の男子が部費をあげろと乱入。
だが、生徒会長は『ダメだ』と自身の左上から現れた紐を引く。バスケ部の男子が驚く間に閉じられる扉。
廊下を歩く生徒会長『2時から永田町で討論会だ』と言う。
秘書っぽい眼鏡女子『屋上にヘリを待たせてあります』と言う。
それを見ていたアカオーニ、生徒会長って何者かと聞く。学校で一番偉い生徒と教えるマジョリーナ。=俺様が生徒会長になったらと考えるウルフルン。

カツオ声の生徒に肩を揉まれてるウルフルン。その前にはハラペコ弁当を持ってくる生徒。こっち見ながら人間どもを部下にできるってことかと考える。
アカオーニは学校を鬼ヶ島にしてパンツ柄の装束で金棒を振る訓練させるつもりらしい。
マジョリョーナは魔法学校。動物に変身する生徒達。

だが、どうすれば生徒会長になれるのか考えるウルフルン。
良いものがあるとワッペンを取り出すマジョリーナ。
このニンゲンニナールをつければいいらしい。マジョリーナ光る。

砂埃舞う中、3人の人影が歩いてくる。
誰かは一目瞭然だが、後で分かるのであえて黙っておきます。

れいかがやよいに勉強を教えてると『オラオラー!』と言う声。
廊下で『邪魔だ~』とW、『頭が高いオニ』とA、『道を明けなさい』とMが言う。
あんぐりなみゆき&あかね&なおetc
『俺達は転校生だ』とW、『生徒会長に立候補してあげる』とM、『ありがたく思えオニ』とAが生意気に言う。
何アレとドア際から覗くやよい。れいかも。

水道で手を洗ってると寺田からアノ3人が立候補届けを出したとの報告。
そうですかと返すれいか。彼女曰く、学校の事を考えられる方なら転校生でもいいと思うらしい。
とか言ってると『皆、聞け~!』と言う声。

渡り廊下の屋根の上にW。
『俺は生徒会長候補、ウルフルンタローだ』と自己紹介。
自分が会長になった暁には宿題を廃止するとのこと。最初は驚かれたものの生徒達のウケは中々良い。

ドヤ顔で居たらば『甘いわ』と言われる。ちょっと高い校内街灯の上にM。
Mことマジョウ・リナは授業中にお菓子を食べてもOK政策。女子陣に大ウケ。マジョウ・リナが笑ってるとヌルイと言われる。
街灯よりちょっと高い屋根の端にA。

Aことアカイオニキチは学校にゲームやマンガを持ってきていい政策。これも男女ともにウケる。

口がちょっと開いて無言のれいか。へーと思ってるあかねと無茶苦茶と思うなお。
マンガにやよい、お菓子にみゆきが食いつく。
だが、あかねに怒られる2人。あんな人たちダメと言うなお。
不満そうだったが『お待ちなさい』の声。反応する4人。
『生徒会長だからと言って、その様な勝手は許されません』とご立腹れいか。
れいかと気付いた4人。
思わずプリキュアと口走りそうになったルンタロー。何なんだテメェはと知らんフリして問う。
オニキチとリナはそれぞれ屋根と街灯から飛び降り。ルンタローも降りてくる。
『邪魔すんな』と威嚇するルンタロー。

『あなた方は間違っていると思います』と言うれいか。ムッとする3人。
『先ほどの演説を聴きましたが、この学校の事を本気で考えているとは思えません』と言うれいか。
『あなた方は生徒会長に相応しくありません』と断言までした。
『なんだと~!』とルンタロー、『引っ込めオニ』とアカオーニ、『生徒会長でも無いくせに』とリナが言う。
風に靡く花。
拳を握って私も生徒会長に立候補しますと言い出すれいか。
反応するみゆき達。
れいかには私達の学校が間違った道に進むのは見過ごせないとのこと。
『なにぃ?』と言うウルフルン。れいかは私が正しい道に導くと断言。
ムッと歯を食いしばるルンタロー、目障りとオニキチ、だったら勝負とリナから言われる。
『明日からの選挙運動、覚悟しとけ!』と言うルンタロー。去っていく3人。
風に靡く花。

なおによく言ったと褒められるれいか。みゆきに応援すると言われ嬉しそうにありがとうございますと感謝。


そこからやよいによるポスター製作。肩掛けも完成。間もなくポスターも出来上がり。
昇降口にて、みゆき達が『青木れいかをよろしく御願いします』と挨拶を始める。
岡田からも応援され、ありがとうございますと言うれいか。
すると、横からルンタローが声をかけてくる。
『昨日は言いたいこと言ってくれたが、そう言うお前は会長になって何をする気だ?』と問う。
『え?』なれいかと対照的に、よく聞いてくれましたと嬉しそうなみゆき。
れいかにどうぞと振る。
『はい、あの・・・私はこれまでの我が校の良き伝統を受け継ぎ健全な中学校を目指します』
と真面目かつ歳不相応な演説。
拍手するみゆき達。
だがルンタローはそれじゃ分からないと一蹴し、何をするのか具体的に言えと迫る。
『具体的・・・』と困るれいか。不満そうなみゆき。アンタはどうなのよと言うなお。


『俺様は昨日言った通り、宿題廃止だ!』とチラシをバラまくルンタロー。
これまたウケがよろしい。この光景には困った表情のみゆき達。
『いけません。それでは皆さんの為になりません』と説得するれいか。
鬱陶しそうな顔をする生徒連中。誰もそう思ってないみたいと指摘するルンタロー。
オニキチとリナも政策を口にしつつチラシをばらまき。
頑なにいけませんと言うれいかの旗色が悪くなってきた。
キョロキョロしてるみゆき。『あかん、あかんわ』とあかねが言っている。
勝負あったなと笑ってるルンタロー。
結局テメェは自分の意見が無い。他人の文句を言ってるだけと指摘。
反論しようとしたれいかだが、なおに止められる。
れいかにとって非常に分が悪くなっているのだ。

応援してくれた岡田と本田も顔を見合わせて去ってしまう。勿論、他の面々も。

このままやったら負けてまうと嘆いてるあかね。
れいかはウルフの言うとおりと認める。示すべき道がないまま立候補してしまったと俯く。
自分に生徒会長は向いてないと言い出すれいかをそんなことないと励ますなお。
やよいはれいかも皆が喜ぶ事を考えたらどうかと提案。
『喜ぶ事?』と言うれいか。
~声だけの回想~
やよいに同意するあかね。人気をとらなければ勝てないと指摘。
『でも・・・』とイマイチ乗れないれいか。


そんな声をバックに考えては見たものの、やっていた弓道にも影響が出だす・・・。

~声だけの回想~
『でも、単なる人気取りでは正しい道にはなりません』と言うれいか。
『それはそうだけど・・・』となお。

夜中、自宅で付箋だらけの本を読んでも考えが纏まらない模様。
『示すべき・・・道』と言うれいか。

ここでアイキャッチ(本日はビューティ(プリンセス)とキャンディ(とポップ))。


体育館。
寺田の司会と共に生徒会長選挙の立会演説会が開始される。
御願いしますと頼まれるなりウルフルンが一番手。
ルンタロー、オニキチ、リナの順に押し退けながら先の政策を言う。大人気

あかねの腰巻から出てきて応援するキャンディ。黙らせるあかね。
木村は普通にこっち向いてたりする。心配するあかね。みゆやよもキョロキョロ。
で、れいかの番。ゆっくり歩いてマイク前に。

キリッとした表情で前を見る。
『私に示せる道があるならば、私が正しいと思うこと。きっと支持してもらえる筈です』
と(朝掃除、水遣り、あいさつ)の回想をしながら思うれいか。
みゆき達も緊張する中
『私、青木れいかはこの学校を清く明るく美しい学校にしたいと思います。清くとは校内の清掃です。明るくとは朝の挨拶運動、美しいとは花壇のお手入れの事です。まず』
と演説してたら、ルンタローにマイクを強奪される。
ムッとするあかね。心配するなお。
俺の目指す学校には掃除も勉強もいらないと言うルンタローに贈られる拍手。
清掃は学校だけでなく心も綺麗にする大切な物とルンタローに主張するれいか。
そう聞いて『おもしれぇ、だったらどっちがいいか聞いてみようぜ』と言い出すルンタロー。同意するオニキチ。
れいかも承諾する。

勉強も掃除もしたくない奴は拍手と言うルンタロー。かなりの人数が拍手。
私と一緒に学校の清掃をして頂ける方は拍手を御願いしますと言うれいか。
だが、拍手したのはみゆき達だけ。『あかん・・・』と言うあかね。
この結果にショックを受けるれいか。鼻で笑うルンタロー。
『プリキュア、カッコ悪いオニ』と笑うオニキチ。『へ?』なみゆき。
『さぁ、諦めなさい』とリナも立ち上がる。同意するオニキチ。
さっさと帰れと近寄ったらばマイクのコードに躓く。後ろにコケた際にリナと衝突。
その弾みであのワッペンが外れた。元の姿に戻るオニリーナ。
正体に驚くプリキュア一同。
計画が台無しとマジョリーナに言われ生徒会長になれないのかと聞いてくるアカオーニ。帰ると言うマジョリーナとアカオーニは逃亡。
『てめぇら』と言うルンタローに『もしかしてアナタも?』と聞くれいか。
開き直ってバッドエナジー回収。自らワッペンを外しウルフルンの正体を表す。
カウントは11。窓ガラスを割って外に背面から逃亡するウルフルン。
『お待ちなさい!』と言うれいかを呼ぶなお。『変身や』と言うあかね。

同意するれいかをセンターに変身。ピースはパー。

ハイパーアカンベェ召喚。今日は投票箱。

早々にビューティ以外を殴り飛ばし、ボディプレスでダウンさせる。

『皆さん!』と心配してるビューティの背後に回るハイパーアカンベェ。
『次はテメェだ』と攻撃するハイパーアカンベェ。
両手をクロスさせ何とか防ぐが押される一方。
『選挙も戦いもお前らの負けだ~!』とウルフルンに言われ『正しい道を示せば、皆さんもきっと!』と反論するビューティ。
が、誰にも賛同されなかったを指摘され怯んでしまう。
この隙を疲れて殴り飛ばされる。倒れたまま彼女を心配するハッピー達。
良いザマと喜んでるウルフルン。
『どうして・・・』と倒れたままショックを受けているビューティ。
テメェの言う事は全て自己満足で押付けがましいと指摘するウルフルン。オマケにクソ真面目で面白くないとまで言う。
更にテメェについてくる奴なんて居るわけ無いと言われ泣きそうになる。


が『そんなことない!』とハッピーが叫ぶ。『あぁん?』なウルフルン。
確かに私は掃除も勉強も好きじゃないと立ち上がるハッピー。それを聞いて分かってんじゃねぇかと笑う。
『でも、れいかちゃんはそんな私にも掃除や勉強の大切さを教えてくれる』と言うハッピー。
『ハァ?』なウルフルン。
『そう、ちょっと面倒だなって目を背けちゃうことにも、れいかちゃんは向き合う勇気をくれる』と立ち上がるピース。
立ち上がりつつ『そらウチかて、宿題無いほうが嬉しいわ。でも、ウチらがれいかを応援するか分かるか?』と聞くサニー。
友達だからと考え、くだらねぇ馴れ合いと一蹴するウルフルン。
『ちゃう! れいかは学校の皆の事を一番に考えてるからや!』と声を荒げるサニー。
反応するビューティ。


『だから、私達はれいかが生徒会長に相応しいと思うんだ』とマーチも立ち上がる。
『皆さん・・・』と目が潤むビューティ。
『だからなんだ? 他の生徒達は誰もそう思ってねぇじゃねぇか』と指摘するウルフルン。
これには反論したくてもできないビューティ。すると、裏から『確かに』の言葉。振り返るビューティ。
『今はまだ他の皆には分かってもらえてない。どうやったられいかちゃんの気持ちが分かってもらえるのかも分かんない。でも、でも、きっと皆にも分かってもらえる。
だって、だって私達にはちゃんとれいかちゃんの気持ちは届いてるもん!
と叫ぶハッピー。
それを聞いて眼を大きく見開くビューティ。嬉しそうな顔が戻った。


おめでたい奴等とハッピー達に迫るハイパーアカンベェ。
ハッピー達の前にビューティ登場。
『皆さん、ありがとうございます。皆さんのお陰で気持ちを伝えると言う事の意味が分かりました。自分の思いが生徒皆さんの心に届くまで伝え続けます!』
と言うビューティ。
この言葉にはニッコリするしかないハッピー達。
前を向いて『それが私の道です!』と断言するビューティ。
『御託ばっかり並べやがって!』と繰り出されたパンチを避け、黒い鼻を蹴りあげる。
浮き上がったところに空中回し蹴りを再度鼻に当てる。墜落ハイパーアカンベェ。


『皆さん!』と言うビューティ。頷く4人。ロイヤルレインボーバーストで撃破。

ファイトデコルゲット。


『くそっ、まだだ!』と言いつつ人間姿に戻るウルフルン。
どっちが正しいか選挙で勝負だと言われ『分かりました』と受けて立つビューティ。
『って帰らんの?』とツッコミを入れるサニー。呆然ハピースマーチ。


体育館に戻ってきた。れいかの演説。
みゆやよは心配、あかなおキャンディは応援。
『青木れいかです。私が目指すのは清く明るく美しい学校です』と言うれいか。
この件を聞いてニヤつきながら無駄と思うルンタロー。
『皆さんは掃除や挨拶が好きではないかも知れません。中には苦手な方も居るかも知れません』
(朝の挨拶の回想)
『でも、勇気を出して挨拶を始めてみませんか? 一言声をかけるだけで明るい気持ちになれますし、沢山の人と仲良くなれます。そして、校内の清掃をしましょう』
(朝の掃除の回想)
『綺麗な学校は気持ちがいいです。お掃除をすると心が晴れやかになるんです。それから花壇の花を育てたいと思います』
(花壇の水遣りの回想)
『元気が無い時や何か上手くいかない時、お花は心を癒してくれるんです』
(この言葉で女子生徒1人が反応)
『そうすれば、きっと素敵な友達にもめぐり会えると思うんです』
(この言葉に多くの生徒が反応)

『私はこの学校で皆さんと過ごす時間を豊かな物にしたいんです。時に厳しいことや、大変な事もあるかも知れません。
ですが、皆で声を掛け合い明るく元気に頑張っていればとっても楽しい学校生活になると思うんです。私はそんな学校にしたいと思っています。
私の考え方は少し真面目で退屈かもしれません。でもそれが、私の大切だと思う事です。
どうか皆さん、力を貸してください。よろしく御願いします』
と演説をするれいか。
無言の体育館。言葉が出ないみゆやよ。笑うルンタロー。だから無駄だって言っただろと余裕。
悲劇再び・・・

とはならなかった。女子生徒1人を切欠に拍手の嵐。

これにはルンタローもびっくりくりくり。その後、投票開始。

間もなく投票の結果が出たと寺田の読み上げ。
後期生徒会会長は自分だと思っていたルンタローは2年2組青木れいかだったことに驚き。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
喜ぶれいかやみゆき達と対照的に悔しそうに去っていく。正気かと理解できない模様。

送られる拍手。
嬉しそうに椅子から立ち上がるなり、みゆき達におめでとうと祝われニッコリれいか。
イラスト調になったところで

~おしまい~

~今週のまたみてね~

・・・

EDはビューティスケート

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