第41話『私がマンガ家!? やよいがえがく将来の夢!!』
(2012年12月2日放送)
脚本:小林雄次 演出:境宗久 作画監督:山岡直子

アメコミ

みゆき・あかねと来たらやっぱりやよい話。
冒頭で触れますが、どう見ても中学生の画力違う・・・。
そして、なんか良さげなキャラ出とるんですが。
やっぱ、この枠の人等センスええわぁ。
映画宣伝OP終了。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは40話、42話同時収録)
(BDは37話~40話、42~48話同時収録)

アバンタイトル

お絵描きをしてる幼女やよい。ちはるママに見られて隠す。見せてと言われたらしいが拒否る。
そんな幼少時代の回想を交えつつ
『私の名前は黄瀬やよい。ちょっぴり泣き虫だけど、小さい頃から絵を描く事が大好き。人に見せるのはちょっと恥ずかしいけどね』
と言うやよいのナレーション。
銀杏舞う季節。

教室で絵を描いてるやよい。前方からみゆきに何描いてるのか聞かれ、恥ずかしがって絵を隠す。

めっちゃ上手いやんとあかねが褒め、ホントだとなおが同意。
2人に気付いてハッとするやよい。何で隠すのか聞くあかね。すごく上手だと思うとなおも言う。
もう少しよく見せてもらっていいですか?と問うれいか。
間を置いて頷くやよい。一同から歓声が上がる。
スゴイ×2なみゆき。さすがと評し何描いてるのか聞くあかね。
やよい曰く、自分が考えた正義のスーパーヒロイン。
自分で考えたと驚くなお。れいかに至ってはプロの漫画家さんが描いたみたいと言う。
照れてモジモジやよいさん。
頷くみゆき。スゴイと評し将来マンガ家になれるかもとか言い出す。
『え、私がマンガ家!』と嬉しそうなやよいのアップでOPへ。

マンガ家姿を想像してみるやよい。

『マンガ家ってめっちゃ人気の職業なんやろ?』と聞くあかね。
面白いマンガは映画やテレビになったりとみゆきが想像。続いて先生とか呼ばれちゃったりするとなおも想像。
私には無理だよと謙遜するやよい。
何でやと聞くあかねに漫画家になるのってすごく難しいと教える。プロになれるのはほんの一握りとも。
そらそうかもしれんけどと思うあかね。
ここで井上よりマンガ描くのか質問。だったらマンガコンクールに応募すればいいじゃんと提案。
『コンクール?』と復唱するやよい。
そうそうと頷く彼曰く、黄瀬ならいいとこまでいけるんじゃないかとのこと。
新人賞の募集要項を読んでみる。
腕試しにやってみろと勧める井上。岡部、プロになったらサインくれと思いつく。ノる井上。
ニッコリあんぐりのみゆあか。なおは呆れあんぐり。れいかは普通のあんぐり。
やよい、コンクールに応募してみることにした。

で、サブタイトル。今日の読み上げは金元さん。

ベレー帽装着に用紙用意。頑張るぞ!と張り切る。・・・でも、何を描くか決めてなかった。
ちょっと考えた後、スケッチブックを開いてみる。その中には昼間描いていたキャラ絵。敵っぽいのも一緒だ。
『頑張ってね、やよいちゃん!』と金元さん声で応援するキャラクター。口の動きまでついてらぁ。
決めたらしく、頑張るぞと再度決意。そんな夜の話。

翌日完成。中学生とは思えない出来である。歓声があがる。
さすが、やよいちゃんと評するみゆき。めっちゃ上手いやんと興奮するあかね。
恥ずかしいからあんまり大きい声出さないであかねに言うやよい。
一晩でよく描いたねと褒めるなお。歓声が楽しみと言うれいか。
それほどでもと照れるやよい。
みゆきに中身はと聞かれまだ今日は表紙だけとションボリやよい。
それっぽっちか残念そうな井上。野川も楽しみにしてたのにと残念そう。
ちゃんと描くからちょっと待っててと言うやよい。
締め切りに間に合うのか心配するあかね。
『うーん何とかなるよ、大丈夫』とやや自信なさげなやよい。
やよいちゃんならきっと大丈夫と言って、頑張ってと応援するみゆき。
ニッコリ頷いて、ありがとうと言うやよい。
その夜。


暗い世界を逃げる誰かの脚。
飛びながら『俺様から逃げられると思っているのか?』と聞く悪役っぽい奴。アメコミとも言える。
逃げ道を封じられる人物。女性の様だ。
『そこまでだ』と迫られ
『あなたの世界制服の企み! この耳で確かに聞いたわ!』と言う女性。只者ではなさそう。
『やはり知ってしまったか、いい覚悟だ』と指先から光線を放つアメコミ野郎。
それをジャンプで避ける女性。驚くアメコミ野郎。

空中で変身する女性。手先、胴体、頭と順に変身。
カラー・デザイン等何処となくピースに似ている。
『歪んだ悪は逃さない! 正義の戦士、ミラクルピース参上!』と名乗るミラクルピース。
ジャアアアアンと台無し背景・・・と思いきやそう言うマンガでした。
そんなの描いてたら時間は既に0時5分。もうこんな時間かと本人もビックリ。
今日もたったこれだけと不満そうなやよい。
(じっくり描き込むと案外時間がかかるのがイラストというものです)

英語の授業中もマンガの事を考えることで頭が一杯。しかも悪い意味で。
どうしようと困るやよい。自分1人じゃ無理かもと思いだす。
ちょっと浮かれてたのかと反省。でもヤルって決めた以上やり抜かなくちゃ、頑張ろうと決意もする。
そんな事考えてる間、佐々木先生に2度呼ばれていたやよい。3回目でやっと気付いた。
返事しながら立ち上がる彼女にボーッとしないで教科書読んでと言う先生。
皆に笑われる中、急いで教科書を捲るやよい。無論、事情を知ってるみゆき達は心配している。

銀杏並木を歩くやよいを呼ぶみゆき。他の3人も一緒。
『皆?』と言うやよいにマンガ描きを手伝うと言い出すみゆき。
驚いた様子のあかねに困った時はお互い様とあかね、プロの漫画家だってアシスタントが居るとなお、力になれることがあったら言って下さいとれいか
が言う。
キャンディも手伝うらしい。皆にありがとうと言うやよい。ニッコリみゆき達。
だが、私は1人でやってみようと思うと改めて表明。心配するみゆきに大丈夫と言う。
大変なことは認めつつミラクルピースのイラストを思い出しながら、ミラクルピースならきっとそう言うと思うと決意の意味を明かす。
すぐにやよいのキャラクターと気付いてソノ事か聞くれいか。頷くやよい。
冒頭と同じ回想。
小さい頃からずっと泣き虫だったから、強くてカッコイイスーパーヒロインに憧れて絵を描いていたそうで。
『それがミラクルピース?』と聞くみゆき。頷くやよい。
実は移動してる5人。
ミラクルピースはやよいにとって理想の自分と言う事に気付いたれいか。
頷くやよい。
マンガを描く事がすごく大変と分かったとのこと。皆の気持ちも嬉しいが、このマンガは私にしか描けないと思うからちゃんと1人で頑張ろう・・・と言う所存の模様。
嬉しそうなみゆき。時には見守る事も友情と察したれいか。
皆にお礼を言うやよい。
そんなやり取りの後、銀杏並木の街灯のアップ。


その頃のバッドエンド王国。
ジョーカーに呼ばれ橋にやってきたアカオーニ。俺様を呼び出すとは何の用と何時もらしく横柄な態度。
そんな彼をチラ見し、あなたプリキュアの1人も倒せずよく平然としていられますねとチクリ。
ムッとするアカオーニだったが、ピエーロ様がお怒りと言われ怯む。
『幾らドジなあなたでも泣き虫のキュアピースくらいなら倒せるでしょう?』
とアカオーニの足元にカードを突き刺すジョーカー。ビビるアカオーニ。
『分かっていますね? 次が最後のチャンスです』と最後通告するジョ-カー。
そう言われ唾を飲みつつ受け入れるアカオーニ。
ピースのカードを棍棒で叩き潰し『キュアピース、絶対倒してやるオニ!』と場を去る。
『期待していますよ』と本気顔のジョーカー。

ここでアイキャッチ(本日はどっちもピース(プリンセス))。



やよいの部屋。散らかされた没原稿。日は6日しかない。
(11月のカレンダーみたいです)
ペン入れの線をミスするやよい。驚いた顔をしたが、すぐに作業に戻る。その表情は晴れない。
そしてその夜


あの銀杏並木を歩いていたやよい。
立ち止まると誰かが降ってきた。その人物は銀杏の海へ墜落。
驚く彼女の後ろから笑い声。振り向いたらば上空にあのアメコミ野郎が。
作った本人だけにあんぐりやよい。
『やはり、お前1人じゃ俺様には敵わなかった様だな』と言うアメコミ野郎。
振り返って、墜落したのがミラクルピースと気付いたやよい。
ダメージは大きかったらしくミラクルピースは震えている。
『次はお前だ』と言うアメコミ野郎。驚くやよい。
『お前、本気でマンガ家になれると思っているのか? 本当は気付いている筈だ。お前は泣き虫で1人じゃ何もできない。
どうせ途中で投げ出すに決まっているとな! 現実はマンガみたいに上手くはいかないんだ。さっさと諦めろ!』
と言って手から光線を発射するアメコミ野郎。

そんなピースの前に立ちはだかり光線を弾く誰か。


勿論、ミラクルピース。
『まだ・・・終わりじゃない! 所詮お前は、そこの泣き虫に作られた存在。強いミラクルピースなど存在しないのだ!』
と言い捨てるアメコミ野郎。
『私は絶対に諦めない!』と迎え撃つミラクルピース。
激突する両者の拳。巻き起こった猛風に吹き飛ばされ舞い上がるやよい。


慌てて起き上がるやよい。当然、夢でした。
少ししてインクが原稿にこぼれている事に気付き慌ててふき取る。だが、原稿の一部は真っ黒。
先の夢を象徴する様にミラクルピースの一部が黒く塗りつぶされてしまう。
アメコミ野郎の本気で漫画家になれると思っているのかと言うセリフを思い出して涙目になる。
あかねのマンガ家ってめっちゃ人気の職業、なおの先生とか呼ばれちゃったりするんでしょと言う言葉を思い出す。
間を置いて『やよいちゃんならきっと大丈夫。頑張ってね』と言うみゆきの言葉も。
原稿を手に取り。ゴミ箱を睨む。ちょっとしてベレー帽を剥ぎ取って退室。


団地を出て行ったところで丁度来たみゆき達と遭遇。
やよいに気付いたみゆき。差し入れと言うあかね。どうしたのか聞くなお。もしかしてマンガ完成したのかと嬉しそうなみゆき。
声にならない声で謝るやよい。足が止まる4人。
私、やっぱり無理だったと皆の後ろを通って団地から去っていくやよい。心配して声をかける4人。


あの銀杏並木まで来たやよい。ちょっと戻って またもゴミ箱と睨めっ子。捨てたいけど捨てられないらしい。
すると上空から
『見つけたオニ。キュアピース! 今日こそお前を捻り潰してやるオニ!』
と言うアカオーニ。
バッドエナジー回収。カウントは14。
どうしようと思うやよい。私1人じゃ無理かもと不安がる。

彼女が握り締めた原稿に気付いたアカオーニは金棒一振りで暴風を巻き起こし原稿を強奪。
私のマンガ返してと言うやよい。俺様に勝ったら返してやると言うアカオーニ。
怖いと思いつつこんな時ミラクルピースなら・・・と考えて

変身。今日はピースソロのチョキ。

アカンベェ召喚。今日はマンガの悪役(私的呼び方をすればアメコミ野郎)。
『私のマンガが!』と言うピースと『さぁ、勝負オニ!』と言うアカオーニ。


早速走っていくピースに対し『今日こそは絶対勝つオニ』と地を這うアッパーを繰り出す。
走っていたピースはそのまま喰らって飛んでいく。
倒れている彼女に踏みつけを繰り出すが避けられる。
が、避けたところを狙って横に殴り飛ばすハイパーアカンベェ。
木に激突するピース。さすがにダメージは大きかった様で地面で震えている。

やはりお前1人じゃ俺様には敵わないと言ってるアカオーニ。
ハイパーアカンベェ内のマンガを見ながらマンガと現実は違うと指摘。
で、ミラクルピースの絵を見て『何がミラクルピースオニ、くだらないオニ』とバカにするアカオーニ。


下らなくなんかないと反論するピース。ミラクルピースは私の理想のヒロインと明かす。
『私の憧れなんだから!』と立ち上がるピース。
ジャンプしてパンチを繰り出すが、ハイパーアカンベェの拳に叩き落とされる。
何とか着地したものの、今度は横から蹴り飛ばされる。
倒れているピースに対し、自分が作ったマンガに憧れるなんてどうかしてると言うアカオーニ。
そんなもの所詮弱虫のお前の中の幻とまで・・・。
そう言われ傷ついた体を横たえて涙を浮かべているピース。


『これで、終わりオニ!』と霊丸的なエネルギー弾を発射するハイパーアカンベェ。
立ち上がり防ぐピース。そのカットはかのミラクルピースと一緒である。
浣腸ポーズのアカオーニ。?状態。まだ終わりじゃないと言うピースにムッとする。
ミラクルピースは幻じゃないと改めて主張するピース。
私がちゃんと最後まで描き上げて、ミラクルピースの物語を完成させるんだからと言う。
アカオーニはマンガを捨てようとしていた事を取り上げ、本当は気付いてる筈、お前は泣き虫で1人じゃ何もできないと指摘する。
どうせ、途中で投げ出すとまで言う。
拳を握るピース。
アカオーニの言うとおり、自分は泣き虫で1人じゃ何も出来ないと思ってたと明かす。
(冒頭と同じ幼少期の回想)
だから強いヒロインに憧れてミラクルピースを作り出した・・・と。
その通りと言うアカオーニ。だから、そんな物幻と言ってると改めて言う。

だが、本人曰くミラクルピースは私の中にちゃんと居る。
『何?』なアカオーニに私の中にあるほんの少しある強い心がミラクルピースだと言う。
反論できないアカオーニ。
『私、マンガを描くのが好き。その強い気持ちがある限り、私は絶対に諦めない』と決意するピース。

それにスマイルパクトが応え、電撃の柱を纏うピース。吹き飛ばされるハイパーアカンベェ。



顔を上げると、そこには電撃を纏ったピースの姿。何時もと明らかに違う。睨むピース。
泣き虫のくせに生意気と憤るアカオーニ。俺様の方が強いと言う事を教えてやるとかかってくる。
一番最初の地を這うアッパーを繰り出すハイパーアカンベェ。拳で相殺するピース。
辺り一面爆発の様に光る。負けたのはハイパーアカンベェ。吹き飛ばされる。
足を引きずりながらも何とか着地したハイパーアカンベェ。続けてピースに顔面を殴られる。
その後の猛攻はお互い譲らない。
応戦するアカオーニはジョーカーの最後通告を思い出していた。
で、繰り出したパンチ。避けたピースは上を滑り台の様に滑って顔面にドロップキック。
倒れるハイパーアカンベェ。
ピースは着地後、空へピースサインを伸ばす。
そして繰り出したるはピースサンダーハリケーンと言う新技。

強烈な電撃に見舞われ絶叫するアカオーニ。ハイパーアカンベェも大ダメージな様で仰向けに倒れている。

頑張りすぎた様で息切れピース。
『もういいでしょ? 御願い、私のマンガ返して・・・』と言う。
目を見開いて絶叫するアカオーニ。怯むピース。
アカオーニは俺様にはもう後が無いとダブルハンマーを繰り出す。ピースは迎撃しようと構える。

そんな両名の間を抜けていく4つの光。それはハイパーアカンベェに命中。
発射主が分かったピースはニッコリ顔で振り向く。
(前回同じ事したから)

そう、ハッピー達4人。発射後のポーズ。


『お待たせ、ピース』とハッピー。
『アカオーニ、ピースはあんたなんかよりよっぽど強いで』とサニー。
『それに、誰よりも根性がある』とマーチ。
『ピースならきっと1人で乗り越えられると信じてました』とビューティ。
がそれぞれ言う。

嬉しそうなピース。その裏でダメージを負いつつ立ち上がるハイパーアカンベェ。
『私、これからも挫けそうになるかもしれない。けど、一度決めた事は絶対最後までやり抜く』
と決めたピース。
『ピース・・・』と嬉しそうに呟くハッピー。
唸るアカオーニ。
プリンセスキャンドルを構えて『皆!』と言うピースにオッケーと返すハッピー達。

ロイヤルレインボーバーストで撃破。

傘デコルゲッツ。
負けたと言うアカオーニ。これからどうなるのか不安がった後、テレポート。

原稿を取り戻したやよい。
みゆきに『やったね、やよいちゃん』と言われ嬉しそう。
皆に私絶対最後まで描きあげるから待っててとみゆき達に言う。
頷く4人。やよいちゃんなら絶対大丈夫と言うみゆき。

キャンディ、お外で星デコルを使用。
それで用意したらしい花をマンガ完成を祝いつつ渡すみゆき。嬉しそうにありがとうと受け取るやよい。
で、クラスの男子共はミラクルピースごっこ。
ミラクルピースサンダーハリケーンを繰り出す井上と喰らって悶える岡部と野川。
やよいスゴイと評するあかね。真っ直ぐでやよいちゃんらしいマンガとなおも褒める。心の篭った良い作品とれいかにも好評。
1人でよく頑張ったねと母親みたいなこと言ってるみゆき。
『ありがとう、皆のお陰だよ』とニッコリやよい。

銀杏並木をバックに
『私の名前は黄瀬やよい。ちょっぴり泣き虫だけど、一度決めた事は最後までやりぬく、頑張り屋さんなんだから』
とナレーションするやよい。

自分のマンガに目をやるとウインクするミラクルピース。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)

ウインクし返すやよいがイラスト調カットになったところで

~おしまい~

~今週のまたみてね~

今週も!

EDは撮影ピース。

第42話『守りぬけ! なおと家族のたいせつな絆!!』
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