第45話『終わりの始まり! プリキュア対三幹部!!』
(2013年1月6日放送)
脚本:米村正二 演出:芝田浩樹 作画監督:フランシス・カネダ&アリエス・ナリオ

ウキウキジョーカー

1月に入っていよいよ最終決戦。
まずは3幹部と対決。
いよいよ彼等の出自と正体が判明。
でも、そっち側とは気付かなかった・・・。
そして、ドキドキの番宣開始。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは43話、44話同時収録)
(BDは37話~44話、46~48話同時収録)

アバンタイトル


地球に接近する、久方ぶりの登場なイガイガ物体。
そんな物、上空にあれば嫌でも目に入るのでみゆき達や街の人々も気付く。
勿論、皆の反応は何アレ?
(みゆき達もピエーロの誕生は見てない為)
こっちに向かってることに気付くやよい。
なおが『一体アレは?』と言ってるとロイヤルクロックが動き出す。
そして、中央の窓が開いたと思ったらキャンディが光りだし・・・

羽の生えた宝石へ変身。驚くみゆき達のアップでOPへ。

バッドエンド王国。
歯を食いしばってる3幹部。その前にはジョーカー。
役立たずの皆さんと3人の嫌味を言いつつ、もう1度集まってもらったのは他でもなく・・・ミラクルジュエルが見つかったからと言うジョーカー。
驚く3幹部。当のジョーカーも妖精がミラクルジュエルだったなんて・・・とビックリしたらしい。
12話で疑ってたり)
ジョーカーのカードを取り出して翳したらば、それはテレビの様にみゆき達を中継。
うろたえている5人を見てコチラもあんぐりの3幹部。
どんな願いも叶えると言われているミラクルジュエルを我々の物にすれば、世界は永遠にバッドエンドとポーズを決めるジョーカー。
俺たちにもう1度チャンスをくれと頼むウルフルン。
アカオーニもプリキュア打倒&ミラクルジュエル奪取を誓う。
今度は本当に命を懸けると言うマジョリーナ。
(え? 懸けてなかったの?)

その言葉を聞いて、皆さんの命もう僅かしか残ってないと指摘するジョーカー。
驚く3人。ウルフルンがどう言う事か聞く。
黒っ鼻は使う度に命を削る事を今更教えるジョーカー。何のリスクも無く強さだけを手に入れられる筈が無いでしょうと開き直る。
あんぐりな3名に次負けたら皆さんの命は確実に消えると宣告。
衝撃を受ける3人。
さっきの勢いはどうしたんですかとまた嫌味のジョーカー。
勝てばいいんですよとお気楽。プリキュアさえ倒せば世界はバッドエンドになるからと理由を述べる。
それともまさか昔に戻りたいんですか?と意味深なセリフをまた言ったり。
(言われたのはウルフルンだけ)
その言葉に暫く怯んでいたが倒す事を決意するウルフルン。振り向くオニマジョ。
ニヤつくジョーカーはそうこなくっちゃと黒っ鼻を投げる。
受け取ったウルフルンの掌の上の黒っ鼻の上に手を置くオニマジョ。
地獄に落ちるぞとウルフルン、地獄は鬼にピッタリとアカオーニ、もう後には引けないとマジョリーナが言う。
軽く笑ってピエーロ復活の最後のバッドエナジーを集めてきてくださいと言うジョーカー。
とっておきの黒っ鼻の使い方もお教えしましょうとも・・・。

で、サブタイトル。

まだうろたえていると、ポップが大変でござると言いながらやって来る。
彼は地球に迫ってるあのイガイガはピエーロの卵と知らせに来た。
驚いて『ピエーロの卵!?』と繰り返す5人。
でもって、みゆきはキャンディが宝石になってしまった事を知らせる。
『まさか・・・』と受け取ったポップ。彼が『これは・・・』と言ったところで『そのまさかよ!』の声。
上空にはバッドエンドの3人。さっきの声はウルフルン。
お前達の妖精がミラクルジュエルだったと言うアカオーニ。
一旦振り向く5人。一体どう言う事なのか聞くれいか。
そんな事はどうでもいいんだよと突っ撥ねるウルフルン。世界中の人間を絶望させると言うアカオーニ。ピエーロ様復活の最後のバッドエナジーと言うマジョリーナ。
構える5人。


3幹部は揃ってバッドエナジー回収。今日の犠牲者クローズアップは5人の家族。勿論、街の人々も。

ピエーロの卵に集まるバッドエナジー。
『皆が! 私たちの世界が!』と言うみゆき。
地球に迫るピエーロの卵、ミラクルジュエルに変化したキャンディの事を思い返し分からない事だらけと考えるポップ。
『遂に始まるのでござる。最後の戦いが!』と言う。

後ろを横目で見ながら『最後の・・・』と言うみゆき。
前を向いて皆に声をかけ

変身。本日は久々に長め。ピースはチョキ。


『こっちも行くぜ!』と黒っ鼻を天高く放り投げるウルフルン。
『黒っ鼻よ! 我らに最強の力を!』と言う3幹部。超獣化する。驚く5人。
ハッピーにこれが最後と言うウルフルン。テメェは絶対俺が潰すと宣言。
で『来い!』とウルフルンが言う。


空中で戦いを繰り広げるハピウル。相殺の嵐。
サニピーに金棒で攻撃するアカオーニ。後ろにジャンプして避ける2人。お前らは俺様が始末すると言うアカオーニ。
3回ジャンプで避けたところで攻撃がヒット。
数多の分身を作るマジョリーナ。
睨んでいるマービュに『行くわよ!』と言う。突撃する分身。地表に命中するなり爆発。何とか回避するが周辺は砂塵塗れ。

ウルフルンと互角の戦いを繰り広げていたハッピー。
強いと思わず口にする。当たり前だと言うウルフルン。こちとら本気なんだよとアッパー。放り上げられるハッピー。

で、こちらはアカオーニ。
金棒で大地を叩いた衝撃で吹き飛ばされるサニピー。止まったところで突撃して2人でアカオーニの腹部にパンチ。
効いた・・・と見せかけて彼が踏ん張ったらば跳ね飛ばされる2人。
立ち上がる頃には追撃が来ていて砂塵が舞う。


マジョリーナの分身達と戦うビューティとマーチ。共に4人ずつ。
一旦退いたマーチを光弾の嵐が襲う。何とか避けて配電盤を盾にするがすぐにボコボコになってしまい逃亡。
で、マジョリーナはリンゴの食べかすを出す。その括れた部分を掴むと蔕の部分が棒状に変化し鈍器に変身。
分身4人のリンゴ刀攻撃を受け止めるビューティだが力負けし墜落する。
そんな2人を前に分身達が笑い声をエコーさせる。

かち上げられたハッピーをこの程度かと嘲笑うウルフルン。
強いと再認識しつつ、でも負ける訳にはいかないと言うハッピー。
気合を溜めてハッピーシャワーを繰り出す。
だが、ウルフルンの口からのエネルギー光線の前にあっけなく競り負け、これが命中してしまう。

アカオーニに向かって走るサニピーはジャンプ。
上空でサニーファイヤーとピースサンダーを充填。『来いオニ!』と言うアカオーニに向け発射。
命中した。着地と同時に座り込んでしまう2人。
命中したまでは良かったが、アカオーニにかき消されてしまった。
『俺様の勝ちオニ~!』と突撃してきたアカオーニに殴り飛ばされるサニピー。


マジョリーナの分身に向け、マーチシュートとビューティブリザードを発射するマービュ。
(充填が上記の順で、発射はビューティブリザードが先)
ダメージを受ける分身達。『そんな!』と言うマジョリーナ。
で、とある分身の前にキャンディ登場。
それを見てマーチシュートの前に先回りしキャンディを庇うマービュ。
代わりにダメージを受けて墜落。キャンディを心配するが当然、偽者の水晶玉。
『簡単に騙されるのね』と言うマジョリーナ。上空でエネルギー充填中。巨大なエネルギー弾が出来ている。
『他愛も無い』と放り投げるマジョリーナ。爆発に巻き込まれ悲鳴をあげる2人。

路上に倒れている4人。ハッピーが頭から落ちてくる。すごくヤバイ落ち方。
降りてきたウルマジョと歩いてきたアカオーニ。
笑っているウルフルン、『プリキュア』と呼ぶアカオーニ、『私たちの勝ちだね』と言うマジョリーナ。


『プリキュアは絶対に!』とサニー、『負けない!』とピース、『諦めない!』とマーチ、『夢や希望は!』とビューティ、『絶対に捨てない!』とハッピーが言う。
無駄だと言うウルルフン。ピエーロ様はもうすぐ傍まで来てると教える。
その通り、巨大な卵はもう間近。驚いてあんぐりな5人。

ここでアイキャッチ(本日はハッピーとサニー(共にプリンセス))。


あれが『ピーエロの卵・・・』と言ってるポップ。
ピエーロ様の復活はもうすぐと言うアカオーニ。しかも今度は前より更に強くなって復活すると言うマジョリーナ。お前らに勝ち目は無いと言うウルフルン。
『それでも私たちは諦めない』と言うハッピー。
『ウチらの背中には』とサニー、『世界の皆の』とピース、『未来が懸かってる』とマーチ、『だから、絶対に負ける訳にはいかないんです』とビューティも続く。
『私たちに出切る事を全部、全部、ぜーんぶやらなきゃ』と言うハッピーは皆に行くよと声をかける。
頷く一同。
プリンセスフォームに変身。

『俺達も行くぞ~!』と言うウルフルンに応える2人。バッドエナジーフルパワーと3人が叫ぶと彼等の体から出たエネルギーが翼竜の姿に。


レインボーバーストとバッドエンドバーストが激突。まさかのバッドエンドバーストの勝利となった。
吹き飛ばされるスマイルの5人。

倒れている5人に向かって、今のテメェらじゃ俺達には絶対敵わねぇと言うウルフルン。
『強い・・・』と起き上がるピース。『とんでもない執念や』とマーチと共に起き上がるサニー。
『その強さは・・・一体どこから』とビューティも起き上がりながら問う。
鼻で笑うウルフルン。お前達には分からないと言うアカオーニ。
『私達が何度も味わったあの悔しさ、寂しさ、痛み!』と語気を強めるマジョリーナ。
『痛み?』と繰り返すハッピー。立ち上がっている5人。

『私たちは絵本の中じゃ何時も嫌われ者』とマジョリーナ、『怖がられて、嫌われて』とアカオーニ、『誰からも相手にされない』とウルフルン
がそれぞれ童話のイラストを交えて言う。

ウルフルン曰く、そんな時に出会ったのがジョーカー。
『痛いでしょう? 苦しいでしょう? 悔しいでしょう? イケナイのはこの下らない世界です。こんな居心地の悪い世界は全部壊しましょう。
ピエーロ様が力をくれます。世界から未来を奪ってバッドエンドにしましょう。そうすれば、貴方達の住みやすい世界になりますよ~?』
と時折ヘラヘラしながら言う。


怖い顔の3幹部。
『そんな事が・・・』と言うハッピー。
『憎いんだよ~。ヘラヘラと楽しそうにしてる奴も、未来が明るいとか言ってる能天気なテメェらも・・・全部な!』とウルフルン。
『疎まれ、蔑まれ、誰からも相手にされない。その悔しさや寂しさ、お前達なんかには分からないオニ!』と指差すアカオーニ。
『だから私たちはピエーロ様と一緒にこの世界全てを壊すのよ。ムカつくこの下らない世界を全部ね!』とマジョリーナが言う。
その言葉を聞いて俯くハッピー。握っていた拳を開く。それは他の4人も一緒。
それを見て何度戦おうとしないと不思議がる3幹部。
『私も学校で同じ様な事があった』と言うピース。絵本の中で感じた事に理解を示すサニー。
『なんだテメェら・・・ふざけてんのか~!』とブチ切れるウルフルン。

『くたばれぇ! この下らない世界と共に~!』と突撃するウルフルン。その攻撃を只管防御するハッピー。
他の4人も攻撃を受け止めるだけ。
『貴方達の事を知ってしまったら、私達どうしたらいいのか分からない!』とガードしながら言うハッピー。
同情と捉えて馬鹿にしやがってと更に怒るウルフルン。
金棒を受け止めながら
『馬鹿になんかしてへん』とサニー、『貴方達の感じた痛みが少しだけ分かったから』とピースが反論。
『はい~っ?』と声を荒げるアカオーニ。
『私達は私達の世界の未来を守りたい。だけど、その為に貴方達と戦うのは違うと思います』とガードしつつ言うビューティ。
唸りながらリンゴ刀で殴り続けるマジョリーナ。
『なんでこんな事になっちゃったの?』と言う(思う?)マーチ。

ムカつくを連呼するウルフルン。他の2人と共に何やらエネルギーに包まれる。
戦意の無い5人に向かって『テメェ等なんかに何が分かるってんだ』とブチ切れるウルフルン。
『毎日幸せで、何の不自由も無いお前達に!』とアカオーニ、『人に嫌われた事が無いお前達に!』とマジョリーナも続く。
ハッピーは私達は貴方達が感じた嫌な思いを少しでも和らげたいと言う。
3人を見る5人のその眼差しに嘘は無い。
それに気付いたウルフルンは40話でサニーが呼び止めたシーン。
アカオーニは41話で座り込んでいるピースが私のヒロインと主張するシーン、マジョリーナは42話でマーチが弟達を庇って光弾を受け止めたシーン。
を思い出す。
(ウルフルンはオマケ付きでハピビュの真顔を思い出す)

『本気なのか?』と驚いてるウルフルン。何かに襲われて、お前達を見てると頭がおかしくなっちまうと言う。
俺が俺で無くなるとアカオーニ、そうなる前に全部ぶっ壊してやると叫ぶマジョリーナ。
5人は紫のオーラを纏い、猛獣の様な声と姿に変貌。
それを見てあんぐり棒立ちの5人。

襲い掛かる3人を前にしても動けない。
『その怒りをどうか静めて・・・』と言うハッピー。
彼女が目を瞑ったらばスマイルパクトが呼応。光を放つ。
ウルフルンが目を開くと元に戻っていた。あとの2人も・・・。そして見上げるとソコには

ウルトラキュアハッピーの姿が
どうなってるとうろたえるウルフルン。3人纏めてウルトラキュアハッピーの手中に覆われる。
『私は絵本の中の皆が・・・大好き』と言うウルトラキュアハッピー。
ハァ?顔の3人。『何言ってるオニ?』と変に思うアカオーニ。
『本当は狼さんも鬼さんも魔女さんも、とっても優しいんだよね。絵本が沢山の夢や希望を与えてくれるのは、皆が居てくれるお陰だもん。ありがとう!』
と言いながらニッコリのウルトラキュアハッピー。
ありがとうの言葉に驚きを隠せないウルフルン。
そんな事言われたの初めてと言うアカオーニ。
そんな風に思ってくれる人も居るのかい・・・と思うマジョリーナ。
『良かったら、私と友達になってほしいな』と言うウルトラキュアハッピー。
言葉が出ない3人に笑顔。あんぐりの3幹部。
『皆で一緒に遊ぼう? きっととても楽しいから』と微笑むウルトラキュアハッピー。


『本当に良いのか? こんな俺達なのに・・・』と涙を流すウルフルン。
言葉すら出ず泣いているアカオーニとマジョリーナ。
3人から紫のエネルギーが抜ける。まるで悪魔の様な顔を残し消え去っていく。
ウルトラキュアハッピーの掌に残った3つの小さな光。
元に戻った世界。5人の前に倒れているのは


狼、鬼、魔女の姿をした妖精。
『これって』と言うピースを筆頭にすぐに事情が分かったのか嬉しそうな顔の5人。
ウルフルン達はメルヘンランドの妖精だったんですねと説明乙のビューティ。
『皆の衆!』とやってくるポップ。目を覚ますウルフルン達。
ミラクルジュエルを持ってきたポップは3人を見て『ウルルン、オニニン、マジョリン! そなたらでござったか』と言う。
立ち上がる3人。
長く辛い旅でござったなと涙目ポップに言われコチラも涙目。
彼がお帰りと出迎えると一際感動した様子で言葉にならない『ただいま・・・』と一言。。


嬉しそうな顔をしてると黒っ鼻が下りてきて最後のデコルが登場。手に取ろうとしたらカードに浚われる。
上空で笑ってる彼を見て驚く5人。
カードからデコルを剥がしつつ『使えない連中でしたが時間稼ぎにはなりました』と言うジョーカー。
『ジョーカー!』と呼ぶハッピーに
『お疲れ様でした。皆さんが戦っている間に世界中の人々からバッドエナジーを全て搾り取りました。今記念すべき最後の目盛りが刻まれます』
と言うジョーカー。
彼の言葉通り、カウントは遂に18を刻んだ。揺れるカウンター。
『マズイでござる。ピエーロが復活してしまうでござる!』と言うポップ。
手土産に貴女方の命を貰うと言い出すジョーカー。
彼が右手を軽く上げると3幹部から出たエネルギーが登場。
彼曰く3幹部から出た醜い心・・・もとい世界中の誰しもが持つ悲しみ・孤独・憎しみの心。
その世界の絶望とデコルを混ぜ合わせてとナレーションしながら実行するジョーカー。
髪を丸める様にクシャクシャにしたらば

『はい、出来上がり!』とあら不思議、スマイルカラーのカード5枚が登場。
地面に突き刺さるカード。


そこから誕生するは見覚えのある黒い5人の人間。
バッドエンドプリキュアと教えるジョーカー。繰り返すハッピー。
『そうです。果たして、貴女方の希望の力でこの絶望のプリキュアに勝てるでしょうか?』
と言うジョーカー。
ゆっくりこちらを見据えるバッドエンドハッピーのアップで

~おしまい~

~おまけ~

高橋さんデザインの生天目さん声との噂

~今週のまたみてね~

えーーーーーー

EDはサニマーストライクアウト。

第46話『最悪の結末!? バッドエンドプリキュア!!』
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