第47話『最強ピエーロ降臨! あきらめない力と希望の光!!』
(2013年1月20日放送)
脚本:成田良美 演出:志田直俊&黒田成美 作画監督:上野ケン

ウ○トラマン

残すところあと2回。
遂にピエーロさん登場。
というか・・・折角の玄田さんなのに今まで1分も出てなかったとか勿体なさすぎ・・・。
でもって、キャンディも帰ってきました登場。
どれみのアノ子に見えたのは私だけでは無いはず。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは46話、48話同時収録)
(BDは37話~46話、48話同時収録)

アバンタイトル

『時は来た!』と言うジョーカー~キャンディ復活までは前回の流用。
(およそ1分半)
光に包まれたと思ったら人間化したキャンディが静かに降りて来る。
更にその後にロイヤルクイーンの姿が映る。クイーンの登場に驚く5人。5人はクイーンの手の上にいるのだ。
『私はこの時を待っていました。やっと目覚めてくれたのですね。メルヘンランドの未来を担う、新しい女王・・・ロイヤルキャンディ』
と言うロイヤルクイーン。
包んでいた眩い光が消え去り姿が顕になるロイヤルキャンディ。
彼女が目を開く。開かれる眼のアップでOPヘ。

『皆の声が聞こえてきたクル』と言うロイヤルキャンディ。
『キャンディなの?』と驚きを隠せないハッピー。やはりそうでござったかとこちらは知ってた様子のポップ。
ここでハッピー達の乗っているロイヤルクイーンの手が消えそうになる。
驚く5人。『ロイヤルクイーン様!』と言うロイヤルキャンディ。
『キャンディ、ごめんなさい。私に力が無いばかりに』と詫びるロイヤルクイーン。
ロイヤルクイーン様はメルヘンランドの皆のお母さんと言うロイヤルキャンディ。
妖精の皆もキャンディもお母さんが大好きとも・・・。
キャンディ、ポップ、皆さん(プリキュア達)に感謝するロイヤルクイーン。
皆さんの未来は真っ白。白紙の未来に新しい未来を描くのは自分自身の心と教える。


潤む目で『私は何時でも皆さんの事を見守っています』と言い目を閉じるロイヤルクイーン。涙が散る。
『ロイヤルクイーン様!』と叫ぶロイヤルキャンディ。半泣き。
するとロイヤルクイーンの眼から落ちた涙がロイヤルキャンディの胸元のリボンの核に当たる。
すると、核がカラフルな飾りに変身。
『ミラクルジュエル・・・』と言うロイヤルキャンディ。
『ミラクルジュエルは願いを叶える事はできません。でも、この力があれば、暗い絶望の中に落ちても一筋に希望の光を見出すことができるでしょう。皆さんの未来に沢山の光があらんことを・・・』
と言うロイヤルクイーン。
光の粒子となって完全に消え去ってしまった。
そして、同時にプリキュアの本がハッピーの前に登場。中を開けてみると真っ白。

『女王様の言ってた通り、自分達の未来は自分達で決めるクル』と言うロイヤルキャンディ。
頷くハッピー。『私達の未来は』と言う彼女に『私達の手で切り開こう』と続く5人。

で、サブタイトル。

絶望の巨人が咆哮すると大地が紫色に染まっていく。


それを見て『あれは・・・何なの?』と言うハッピー。
『世界が』とピース、『バッドエンドになっていく』とマーチが言う。
絶望の巨人が新たに唸ると5人の居る高台も紫に染まってしまう。
早くあの巨人を止めないとと言うマーチ。
でも、あんなのどうやって止めんねんと指摘するサニー。
大丈夫と言うロイヤルキャンディ。あの巨人はキャンディが止めるとのこと。
でもどうやってと気にするハッピー。


キャンディは上空に飛び上がる。
ここはメルヘンランドの新しい女王、ロイヤルキャンディに任せようと言うポップ。
キャンディがちょっと気張ると、体から金のオーラが。
絶望の巨人もそれに覆われ動きが止まる。唸り声をあげて苦しそう。
すごいと驚くピース。『巨人が止まった・・・』と続くマーチ。『これが女王の力・・・』とビューティも驚いている。
が、そんなロイヤルキャンディの前に液体の様な不思議な物体が現れる。
それは次第に人の形を成していく。
『あれは・・・』と驚くポップ。
『我が名は皇帝ピエーロ。全てをバッドエンドに』


と言って皇帝ピエーロは復活した。
『ピエーロでござる!』と叫ぶポップ。
皇帝ピエーロが体から放つオーラはロイヤルキャンディのソレを上書きする様に覆う。
悔しそうに歯を食いしばるキャンディ。ピエーロは余裕の表情。両者互角。
心配してキャンディを名を呼ぶ5人。
ここでピエーロの前方に闇色の液体が溢れ出ているのに気付いた。
そこから無数の人間の様な物体、そして、蜘蛛・蝶、恐竜などの怪物が誕生。その目が赤く光る。
プリキュアの本を奪い、未来をバッドエンドに染める様命じるピエーロ。突撃するピエーロの手下。



皆で力を合わせて未来を守ろうと言うハッピー。頷く4人。それぞれのカラーのオーラを纏い突撃。
プリキュアの本は拙者が守ると言うポップ。
ハッピーはパンチとキック、マーチはキック、ピースは百烈パンチ、ビューティは百烈キック、サニーは投げ飛ばしを披露。
『全てを絶望に。世界を最悪の結末、バッドエンドに染めるのだ』と言うピエーロ。
『そんな事、絶対にさせないクル』と返すロイヤルキャンディ。
両者の攻め合いはまだ続いている。

ハッピーはハッピシャワーを駆使して戦っている(技名なし)。


他の4人もそれぞれ上位技で手下を圧倒。


更にサニーとマーチが技を合体させ炎と風の球体`ファイヤーシュート`
ビューティの氷柱にピースの電撃を組み合わせた`サンダブリザード`
を繰り出す。

ハッピーシャワーシャイニングを雨の様に降らせて攻撃するハッピー。

砂塵の中でさすがに疲れた様子の5人。


粉砕された手下達は間もなく復活。
これには驚くしかないハッピー。どんどん復活してくるとマーチ、これではキリがありませんとビューティが言う。
ここで『考えるな。考えてもお前達にはどうにもできない』と言うピエーロの言葉。
構えるハッピー。
背中合わせなサニマーとピービュのカットを背景に
『敵わない者に逆らうな、自分の無力さを嘆き悲しめ、明るい未来などない、叶わない夢など見るな』
と続けるピエーロ。

そんな事ないと否定しつつ走るハッピー。
手下にキックをするが、その後ろからの攻撃で殴り飛ばされる。
迫ってきた三つ首の手下にハッピーシャワーで攻撃するが1つの頭を砕いただけ。
しかも、その頭はすぐに復活し頭突きを喰らう。
何度か叩きつけられながらも何とか着地した。
『ピエーロ。あなたは一体何なの?』と息切れしながら問うハッピー。
『怨念だ!』と答えるピエーロ。復唱するハッピー。


『生きとし生けるもの、全ての負の感情が私を生み出している。お前達にもある筈だ。憎しみ、怒り、悲しみ、孤独。それはお前達人間が存在する限り湧き続ける』
そんなピエーロの言葉を背景に
炎で焼き払っていたが反撃を食らって地面に叩きつけられるサニー。
マーチはマーチシュートで頭を砕くが、頭部は復活する。
亀の様手下にピースサンダーを放っていたが弾かれるピース。殴り飛ばされる。
ビューティは蛾風の手下にやられている。

『絶望の物語だ』と言うピエーロ。繰り返すハッピー。


『湧き止まないその負の感情はやがて無限の絶望となり、世界を覆う。全てを無くし怠惰に身を委ねるのだ。未来は闇だ!』
と言うピエーロ。
その言葉を背景に
百烈キックするマーチ、手下の目を百烈パンチしていたが弾かれるサニー、吹き飛ばされ踏ん張るが膝をつくピース、傷つき息切れ中のビューティ。

三つ頭の手下の口が光る。それを見たハッピー、絶叫。
『怨念・・・負の感情』とハッピー、『世界中の悲しみの力が集まったもん』とサニー、『それがピエーロ』とピース
『そんな敵と、どうやって戦うの?』とマーチ、『絶望の・・・物語』
と爆発に包まれながら思う5人。
5つの爆発。


心配して崖の端に来たポップ。崖が光線で砕かれ落ちていく。
そして、その表紙に落ちたプリキュアの本。
『絶望に落ちろ』と言うピエーロが本に黒い絵の具を垂らす。
すると、何やら衝撃に見舞われバッドエンドに包まれる5人。
『プリキュア~!』と絶叫するポップ。
声は届かずバッドエンドに包まれているハッピーのアップ。

ここでアイキャッチ(本日はビューティ(プリンセス)とアカンベェ)。


バッドエンドに包まれる5人を見て叫ぶポップ。
その姿にショックを受けるロイヤルキャンディ。
涙目になりつつ『一番大切な物は・・・絶対に守るクル』と言う。
ミラクルジュエルに両手を翳すと大きく光る。
それを見てミラクルジュエルを使いプリキュアを助けるつもりと察するポップ。
『何をしても無駄だ。お前達の物語はここで終わる』と言うピエーロ。

ピエーロの手下が口からの光線でキャンディを攻撃する。
念じてる際のオーラがバリアになったのか無傷のロイヤルキャンディ。
連発される光線。だが防ぎ続ける。
キャンディを心配するポップ。プリキュアに戻ってくる様に叫ぶ。


肝心の彼女達は・・・。
砂漠の様な世界を歩いている。そこは見た目砂漠ながら泥の様にドロドロしており足跡が続いている。
ハイライトの無い眼で歩いているハッピー。歩幅も小さい。
彼女が顔を上げると目の前にはサニー達が倒れている。泥の中に沈んでいく4人。
それはハッピーも例外ではない。
『絶望・・・』と口にした彼女は自ら後ろへ倒れる。
『本当の・・・終わり・・・』と言いつつ飲まれていく。

ロイヤルキャンディはなおも攻撃を受けている。
ソレを見ながら
『ミラクルジュエル・・・絶望の中に射す一筋に希望の光。その力が・・・キャンディの声が届けば、プリキュアをバッドエンドから救い出せる筈でござる』
と言うポップ。
だがピエーロは無駄だと一蹴。
『お前の声など届かない。一度絶望に落ちればそう簡単には戻ってこれん。闇は深海の様に深いぞ』と続けるピエーロ。
『みゆき、皆・・・届いて!』と願うロイヤルキャンディ。


ピエーロの言う通り、水中の様な空間に沈みゆく5人。

『悲しみ、怒り、孤独、寂しさ・・・誰にでもある弱い心。世界中の悲しみ、人が居る限り湧き続ける絶望の物語。私達にはもうどうすることも・・・』
と思いつつどんどん沈んでいくハッピー。
(妙にあの特撮っぽいコレ)
だが、ここで大谷さん声が『みゆぎぃ! あかね゛! やよい゛! なお! れいか!』と叫んでいる。

『誰?』と思うハッピー。暗闇の中に輝く一筋の光と共に『希望を捨てちゃダメクル!』の声。
『希望?』と思うハッピーに『未来はまだ、真っ白クル。明日を諦めちゃダメクル!』と叫ぶキャンディ。
『希望って何・・・?』と思うハッピー。もう1度みゆきの名を叫ぶキャンディ。

キャンディの声と気付いたハッピー。眼に光が戻る。


『そっか・・・』とハッピー、『キャンディの声が聞こえる!』とサニー、『明日は諦めない!』とピース、『未来は自分達の手で』とマーチ、『切り開いていくんです』とビューティ
が言う。
私たちは絶対に諦めないと希望を持ったハッピー。


浮き上がろうとするが大きく沈む。
キャラがサニーに変わって足を掴まれていることが判明。『何やコレ』と言うサニー。
ピースの真下で輝く無数の目。
『希望とはなんだ? 見えない、触れない。そんなものは存在しない。絶望に落ちろ!』
と言うピエーロの台詞。
目を背ける様に浮上しようとするピース。浮き上がろうとするマーチも手を掴まれたりして妨げられる。
ビューティも無数の触手に掴まって引きずり込まれている。

キャンディは今も孤軍奮闘。
だが、呼びかけで疲弊したかフラつきだす。
瞑想しながら『みゆき、皆!』と言うロイヤルキャンディ。
妹を心配そうに見上げているポップ。
息切れキャンディ『あと少し・・・皆に届いて・・・』と言う。
胸元で光るミラクルジュエル。
『無駄だ。未来はもうバッドエンドに染まる。希望は無い』と言うピエーロ。


『希望は・・・ある! 今分かった! 私の希望は』と掴まりながら言うハッピー。顔を掴まれ言葉が途切れる。
『さぁ、絶望に眠れ!』と言うピエーロ。もがきながら無数の目の下へ沈んでいくサニー。
『嫌や、こんなとこで終わりたない!』と抵抗する。
『するんだもん! この体が動くかぎり!』と泳ごうとするピース。
『絶対に負けない!』と体の大半を掴まれながらも抵抗するマーチ。
『まだ、終わりじゃない!』とビューティも引きずられながら言う。
光に向かって手を伸ばし『希望が・・・キャンディ!』と言うハッピー。

頑張って浮き上がるが触手が形成した手に掴まれてしまい引き摺りこまれる。
そして、諦めて手を引っ込めたその時・・・ハッピーの手を掴む見覚えのある手。

全ての絶望を取り払いたるその腕の持ち主はロイヤルキャンディ。
白くフェードアウト。プリキュアの本が強烈な光を放つ。
『これは!』と気付いたポップ。『キャンディ!』と嬉しそう。

『良かった・・・届いたクル』と疲れ果てたロイヤルキャンディ。遂に光線で吹き飛ばされる。
宙を舞う妹の名を叫ぶポップ。

『消えろ! 絶望と共に!』と両手にエネルギーを充填するピエーロ。
落ちていくロイヤルキャンディに向けて命中せんとしたその時
『キャンディ~!』と叫ぶハッピー達5人
(サニー、ピース、マーチ、ビューティ、ハッピーの順でアップ)
スマイルパクトが応える。


スマイルプリキュア只今帰還。しかもウルトラフォーム(ウルトラキュアハッピーとか名乗ってたので)。
(ハッピーがどう見ても初代で、サニーがどう見てもタロウ。ビューティなんてグッチョッパ)

爆発を見てしてやったりなピエーロだったが異変に気付く。


煙が晴れた後には復活したスマイルプリキュアの姿。キャンディはハッピーに抱かれている。
『5つの光が導く未来』と言うハッピーに続いて『輝け、スマイルプリキュア!』と名乗る5人。

『プリキュア~!』とワシになって飛んでくるポップ。必ず戻ってくると信じてたと言う。同時に姿の変化にも気付く。
『ポップ、心配かけてゴメンね。もう大丈夫』と言うハッピー。
『遅くなってごめん、キャンディ』と抱いてるキャンディに謝る。
キャンディは拙者に任せるでござると言うポップにキャンディを託すハッピー。


バッドエンドの世界から戻ってきた事に驚きながらもそれを鼻で笑い『貴様らに輝く未来などない。全てをバッドエンドに染めるのだ』と言うピエーロ。
突如放たれた光線を慌てて避ける。ハッピーの掌から放たれたものだった。
ソレはピエーロの背後の絶望の巨人を粉砕。驚くピエーロ。


サニー達が姿を消したと思ったらピエーロの手下達を次々に倒していく5人。
スピードは尋常でなく跡形も残っていない。

『何っ!?』と表情にも動揺が見えるピエーロ。『一瞬で全て消し去ったというのか!』と言う。


『キャンディが命懸けで私達の道標になってくれた。キャンディのお陰で私達は、絶望の中に希望の光を見つける事ができた。私、希望が何か分かった。
希望、それは・・・友達! 大切な友達が一緒ならどんな大変な未来でも笑顔でまっすぐ歩いていける。それが私達、スマイルプリキュアだから!』
と言うハッピー。
(サニマー、ピービュのアップをバックに)
光り輝く5人。
『黙れ!』と一蹴し『全てをバッドエンドに塗りつぶしてくれる!』と言った途端


腹部にマーチよりの蹴りを喰らうピエーロ。そのまま高速で飛ばされたと思いきや今度は背中からマーチの回し蹴り。
前方からビューティ飛来。下から氷の塊に突き上げられるピエーロ。浮き上がったところを横から更に氷で殴られる。
墜落を免れ地面スレスレを飛行するが今度はピースの雷でまたも打ち上げられる。
それで拘束されたところに今度はサニーの炎が直撃。勢いそのままに大地へ墜落。

叫ぶハッピーの掌から連射される光弾。ガチの悲鳴とも取れる叫びと共に放たれる大量の光弾を受け大爆発。
さすがに息切れする5人。
だが待っていたのは『おのれプリキュア!』の声。

左右見た後、見上げたらばソコには闇色のエネルギーが形成する邪悪な顔。
あんぐり5人。
『何やアレ!』とサニー、『信じられない!』とマーチ、『なんて大きさ!』とビューティが言う。
『集まれ、全てのバッドエナジーよ! 世界を飲み込む絶望となるのだ』と言うピエーロ。
手下の破片と絶望の巨人を取り込む。唸っている。
『そんな、まさか!』と言うハッピー。
地球を前に渦巻くブラックホールの様な渦。

『世界が・・・』と言うハッピーのアップから黒くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

えーーーーーー

EDはストロベリハッピー。

第48話『光り輝く未来へ! 届け!最高のスマイル!!』
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