第25話『ヒュ〜ドロ〜! エレンの弱点見〜つけたニャ!』
(2011年8月7日放送)
脚本:小林雄次 演出:門由利子 作画監督:なまためやすひろ

ブリッジ

エレンの弱点が判明する話。
サブタイトルの時点でバレバレですよね。
プリキュアとかそう言うマジな話じゃなくて人間としての弱みと言うか。
今回もひたすら可愛いので撮りまくりました。
ひびかなが少ないのもそのせいなので、どうかご勘弁を。
ってか、絶対演技じゃないと思ってます。管理人は。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは26〜27話同時収録)
(BDは26〜36話同時収録)

アバンタイトル

加音町夏祭り。屋台は勿論、王子隊の面々も居たりする。彼らは演奏する模様。
ダンボール迷路で遊んでる子供達。出てきて喜ぶ。


それを木陰から見て『幸せそう』と嬉しそうに頬を赤らめるエレン。
すると、セイレーンも遊んでくれば良いと言うハミィの声。
驚いた様子のエレン『私は別に夏祭りに来た訳じゃ!』と惚ける。帯をいじりながら、じゃあ何してると聞くハミィ。
返答に詰まりながらもプリキュアとしての潜入捜査と尤もらしい事を言うエレン。
バスドラ達が♪を探しに来るかも知れないと言い張る彼女に成程と納得するハミィ。帯で遊びながら。
分かったらあっち行ってと言うエレン。
帯から離れ、空を飛んだ後に潜入捜査頑張ってと言い残しハミィは退散。


すると、聞き覚えのある声。奏太が腰を抜かして何かから逃げようとしている。
迫る影は人ではない。ネガトーンと疑い目つきが鋭くなるエレン。
奏太の前に立ちはだかり逃げる様に言う。

だが、奏太の前に居たのは からかさ小僧 と お化けちょうちん。
舐められて、青ざめた後に悲鳴をあげるエレン。そのままブリッジ状態で倒れそうになる。
そんなカットからOPへ。


座り込んで震えているエレンに声をかける聞き覚えのある声。これまら聞き覚えのあるもう1つの声も大丈夫か聞いてくる。
見上げると、そこにひびかな。2人と気付いてネガトーンの行方を問うエレン。キョロキョロ。
もしかしてと言う奏を筆頭に容疑者を思いついたひびかな。からかさ小僧とお化けちょうちんを提示。
怯むエレン。奏太も脅かすなんて酷いと奏に抗議する。
でも、アコからは奏太が驚き過ぎと指摘される。彼女曰くたかがお化け。しかも雑な作り物と酷評。
そう言われて見てみるエレン。確かに色がちゃんと塗れてなかったりする。
『ちょっと失礼ね』とムッとする奏。奏太はアコを連れて、奏に挨拶後退場。
『なーんだ』と一安心のエレンにもかしてエレンもお化け怖いのかと問う響。
『べ、別に怖くなんか』と否定するエレン。ならエレンも手伝って奏が言い出す。
奏によるとお化けの屋敷の準備をしているらしい。お化け屋敷と聞いて顔が引き気味なエレン。
そうと認め、夏祭りの目玉なんだからココで決めなきゃ女が廃ると言う響。
エレンはからかさの係と先のからかさ小僧を渡す奏。


だが、受け取った際に目があって投げ出してしまう。傘に目が付いてるとうろたえて走り回るエレン。投げ出されたからかさ小僧をキャッチする奏。
咳払いして『何?』とクールに振舞ってみるエレン。
やっぱ怖いんだと響に指摘されるが否定。『エレンったら』と言う奏の言葉に続いて『かわいい!』とウットリなひびかな。

赤面した後『あんた達ね〜!』と怒りだすエレン。
そんなに怒らないでと宥める響。エレンも一緒に夏祭り楽しみましょうと奏も提案。
だが、そんなひびかなの手を跳ね除け
『誰があんた達なんかと・・・。私、私は本気で心配したんだから!』と言って何処かへ去っていくエレン。
通りかかったハミィは?状態。

で、サブタイトル。


トリマのアジト。
セイレーンがすっかりプリキュアになってる事を愚痴りながら何やら作ってるバスドラ。
バリファルにセイレーンをギャフンと言わせる良い作戦は無いのかとバリファルに問う。
バスドラと同じ工作をしていたバリトンと寝ていたファルセット。顔を見合わせる。
それよりと夏祭りの広告を見せるバリトン。
きっと♪探しにはもってこいと歌うバリファル。
なるほどと納得するバスドラ。セイレーンも現れるかも知れないと考える。
『お前ら!』と言うバスドラに『行くぞ〜!』と続くバリファル。
『お前らが命令するな!』と怒るバスドラ。


あんなとこ見られちゃって恥ずかしいと照れるエレン。
ソリーとラリーに心配されるが私はプリキュアなんだから泣いてる訳ないと言い張って逃げる。
でも、こう言う時は何やっても上手く行かない物。窪みに足を取られてズッコケてしまう。痛がるエレン。
また恥ずかしがってると『キミ、大丈夫?』と声をかけられる。主は王子。
10話の可愛がられるシーンの回想。
『あの時の・・・』とエレンも気付いた模様。
立てるか聞かれ、差し出された手を掴み立ち上がるエレン。
ここでケガしている事に気付いた王子。エレンは大した事無いと去ろうとするとする。
だが、ちゃんと消毒しないとダメと言うことで連れて行かれる。

救護所にて応急処置をしてもったエレン。まだ痛むか聞かれ首を横に振る。良かったと嬉しそうな王子はラムネを差し出す。
ありがとうと感謝するエレン。何処かで会ったっけ?と聞く王子。この学校の子か質問。
一応、会った事はあるせいかうろたえた後、隣町から引っ越してきたばかりと答えるエレン。
ここで自己紹介する王子。よろしくねと挨拶する。
名前を聞かれ黒川エレンと自己紹介。
※本編でフルネームを名乗ったのは初※
泣いてた事に気付いてたらしく、何かあったのか聞く王子。俯くエレン。

お化け屋敷横。作業中の響。エレンが怖がりとハミィに聞かされる。
ハミィは全然お化けなんて怖く無いけど、セイレーンは子供の頃からお化けが大嫌いだったそうで。
『うっそだ〜!』『意外!』と言うひびかな。
またハミィは怖くないと強調しつつ、セイレーンは夜中のWCが怖くてハミィがついて行ってた事もあるらしい。
響を見て『何か想像できない』と感想を言う奏。
三度、自分は怖くないと強調しつつ、セイレーンはきっと恥ずかしいから隠してたと言うハミィ。
フェアリートーンに終始お祭りの御輿みたく扱われてたり。
ハミィにもっと早く教えてくれたら良かったのにと不満を述べる響。どうして今まで黙ってたのか聞く奏。
絶対誰にも言わないとセイレーンと約束したと答えるハミィ。・・・あーあ。
じゃあしょうがないかと納得する響。言った本人は言っちゃったと今更気付く。
2人とも聞かなかった事にしてとお願いするハミィ。もう遅いしとひびかなに言われる。
落ち込むハミィ。きっとセイレーンを本気で怒らせちゃったと考え、ひびかなも謝って仲直りするニャと言い出す。
折角仲良くなれたんだからと同意する奏。早いとこ仲直りして夏祭りの続きしようと提案する響。
『しっかりニャ〜!』と送り出すハミィ。
すると、フェアリートーン達がハミィの後ろに隠れる。



フェアリートーンが来た方向に目をやると
ぬりかべ?、骸骨、目つきの悪いカッパが居たり。
うち2体は正体バレバレなのだがハミィは絶叫。逃げる。やっぱり、本人も怖がりでしたオチ。

ぬりかべ?みたいな奴は笑った後『裏切り者のセイレーンにそんな弱点があったとは』と言う。
被り物を剥ぎ取ったその正体は勿論バスドラ。骸骨男はバリトン、カッパはファルセットである。
『良い事聞いた〜!』とハモるバリファル。
『セイレーンめ、今に見ていろ』と呟くバスドラ。

祭りの屋台群の中。
『私、引っ越してきたばかりで、ずっと友達が居なくて・・・でも、2人の女の子とようやく仲良くなれたの。とても嬉しかった。それなのに、その2人に意地悪されて』
と王子に話すエレン。『意地悪?』と問う王子。
『私、お化けが苦手なの。それを笑われて・・・。私は2人ともっと仲良くなりたい、友達になりたいと思ってるのに』
と本音を話すエレン。
『その2人、ホントにキミに意地悪するつもりだったのかな?』と問う王子。『え?』と振り向くエレン。
よーく思い出してごらんと言われ思い出してみる。よくよく考えれば、お化けが苦手なのを2人は知らなかった筈と気付いた。
だったらキミの思い込みではないかと言う王子。
『友達ってさ、時にふざけ合うし、時には笑いあう。そして困った時には助け合う。そう言う物だと思うよ。その2人、今頃キミの事、心配しているんじゃないかな?』
と続ける。

その言葉通り、エレンを捜しているひびかな。

ここでアイキャッチ。




2人が居たお化け屋敷傍に戻ってきたエレン。ひびかなを呼んで出てきてと声をかける。
仲直りしたいと言うエレン。一緒に夏祭りを楽しみたいと彼女が言ってると後ろのダンボールが動き出す。
近寄ったらば中からカッパが登場。悲鳴をあげるエレン。だが、逆方向には骸骨。今度は涙目エレン。
すると、骸骨はプラカードを抱える。
カードには『泣き虫ビート』と書かれている。カッパの方には『プリキュア失格!』。
こんなの効かないだろと思いきや・・・目が霞むレベルで動揺中。
『何よ、2人共・・・折角仲直りしようと思ったのに!』と言って涙目で逃げていくエレン。
高笑いのバスドラ。『大成功!』と素顔を出しつつハモるバリファル。
『セイレーンとプリキュアの仲を引き裂いてやるのだ』と言うバスドラ。
『お前ら!』とバリファルに声をかけたら
何時の間にか被り物を被ってる2人にまた『行くぞ〜!』と言われたので『だからお前らが命令すんな〜!』とまたキレる。

時は夕方。
セイレーン捜索中のひびかな。共に見つからなかった模様。
お化け屋敷が始まっちゃうと焦る響。辺りを見回していると奏がエレンを発見。後を追うひびかな。
階段前にて追いつく。
さっきは脅かしてごめんなさいと謝る奏。一緒に夏祭りの準備しましょうと誘う。
『何よ、心の中じゃ私の事からかってるくせに・・・』と返すエレン。
あんぐりなひびかなに振り向いて『どうせまた脅かして、笑いものにするつもりなんでしょう?』と言う。
どうしたの?と驚いた様子の奏。そんな事思ってないと否定する響。
『ウソ! 私もう騙されないんだから』と返すエレン。
階段の上から『セイレーン、どうしたニャ? 響と奏を許してニャ』と言うハミィ。
だが、エレンは『うるさい! もう放っておいて』と逃げようとする。


すると『哀れだなセイレーン!』と言う聞き覚えのある声が聞こえてくる。勿論、バスドラ。
『トリオ・ザ・マイナー!』と声をあげるひびかな。
『プリキュアとの友情や絆など、所詮はただのまやかしだったと言う訳だ』と言うバスドラ。
『違うよ!』と響、『信じて、エレン!』と奏は否定する。
『あたし達、エレンと仲直りしたい』と奏、『また一緒に戦いたい』と響が続ける。
あたし達はどんな時も友達だよと言うひびかな。
『耳を貸すなセイレーン。俺様と共に来い! そして不幸のメロディを歌い上げるのだ!』とバスドラは言う。
そんなやり取りをしている間にからかさ小僧の目元で何かが輝く。白色の♪だ。
それに気付いたハミィが突撃するがバリトンにからかさ小僧ごとパクられてしまう。
その勢いで宙を舞うハミィ。

『丁度良い!』とネガトーン化させるバスドラ。本日の標的は当然からかさ小僧。
『私のお化けが〜!』とか言う奏。

悲しみのメロディで泣き出す祭の客達。バスドラは『泣け〜! 叫べ〜!』と楽しそう。


楽しい夏祭りを台無しにするなんて、絶対許さないとモジューレを構えるひびかな。
だが、2人の前に着地して、その衝撃で吹き飛ばすネガトーン。狙い通りひびかなは倒れる。
その弾みで手から離れたモジューレは、トリマが灯台にてせっせと作ってたマジックハンドに盗られてしまう。
バリファルが投げあげたモジューレをキャッチするバスドラ。手袋装備なせいかキャッチ拒否もされない。
笑いつつ『これが無ければプリキュアにはなれまい!』と言うバスドラ。
ズルいと怒るハミィ。返しなさいと迫るひびかなの前に立ちはだかるネガトーン。
『返さな〜い!』と返すバリファルの声と共に去っていくマイナー陣。

『さぁセイレーン。その力を俺様に捧げろ〜。マイナーランドの歌姫として返り咲くのだ!』とエレンに迫ってくるバスドラ。
バスドラを睨むエレン。ひびかなに視線を移して暫く見た後、バスドラの方に向かって歩いていく。
『エレン!』と叫ぶひびかな。『行っちゃダメニャ』と言うハミィ。
勝利を確信したのか笑い出すバスドラ。


が、それを見たエレンの目が輝く。そしてバスドラの右手からモジューレ2つを奪還。『あ・・・』なバスドラ。
『響! 奏!』とひびかなにモジューレを投げ渡すエレン。その顔はどう見ても敵側の表情では無い。
※ここからがBGMの所為か中々カッコイイエレン※
『どういうつもりだ!』と怒るバスドラ。『見ての通りよ』と返すエレン。
『あの2人はお前を騙したんだぞ!』と指摘するバスドラ。『騙したのはあんたでしょ?』と返すエレン。
『何の話だ』と視線を逸らして惚けるバスドラ。
『あんなお芝居に私が騙されるとでも思った?』と言うエレン。顔を見合わせるバリファル。
『まさか・・・気付いていたのか』と後ずさりするバスドラ。
※多分、過去のヒロイン共ならノリが良いから気付かない※
『当然よ! 響と奏があんな酷い事する筈無い』と言うエレン。

ドーン!
じゃなくて
(このポーズ見ると言ってるだけなので悪しからず。・・・どれみ無印1話とか)
振り向いて、真実は何時も一つとか言う某探偵ばりの指差しを披露しつつ
『あんた達をギャフンと言わせたくて、騙されたフリをしてたのよ!』
とどや顔なエレン。怯むトリマ。

『もうエレンたら!』と響、『びっくりさせないでよね!』と奏。共に嬉しそう。
『これでお相子でしょ』と返すエレンの言葉にニッコリなひびかな。
半ばヤケクソでネガトーンに攻撃指示を出すバスドラ。
『そうはさせない!』と構える3人。

変身。


早速、攻撃するメロリズ。だが、共に攻撃は避けられる上に背後からの攻めに合う。メロディは攻撃を受けたもののリズムは回避に成功。
両名とも一旦着地。攻撃を再開。
『もう! こいつすばしっこい!』とメロディ、『待ちなさ〜い!』とリズムが言ってたり。


プリキュアになってもお化けは怖いらしく、所謂乙女殴り状態で突撃するビート。
威嚇されて顔を隠し座り込んでしまう。ここはメロリズのカウンター回し蹴りによって難を逃れた。墜落するネガトーン。
『ビート、あなたは隠れてて』とメロディに言われるビート。
『あなたを怖がらせる怪物は』とリズム、『私達が倒してみせる』とメロディが言う。
飛翔するメロリズ。2人を見るビート。

からかさ小僧の目である部分から光線を発射するネガトーン。連射。
避けるメロリズだが、地面に命中した衝撃で飛ばされてしまう。
浮いてる隙に迫ってきたネガトーンに捕まり上空へ投げ飛ばされる。


落下中のメロリズに向けて光線を発射しようとするネガトーン。
その光景を見たビート。スローモーション状態。
ネガトーンを見て一瞬怯えるが、すぐさま走り出す。そして飛び上がり、ラブギターロッドによるビートバリアでメロリズを守る。
自分達を助けた事にあんぐりなメロリズ。続けてビートソニックで攻撃するビート。
命中して炸裂する光の♪。

『ビート!』と響、『ありがとう!』と奏が降りてくる。
『何故だ! お前の弱点はお化けの筈!?』とバスドラは驚きを隠せない。
『2人の為ならお化けだって何にだって立ち向かって見せる。私達は仲間だから!』と答えるビート。
アイコンタクトで頷くプリキュア3人。




ハートフルビートロックとミュージックロンド×2で撃破。
この後の工程説明は省略。本日はソリー。
トリマは『おのれプリキュア〜! 次こそは必ず!』とバスドラが言い残し逃亡。

夜。
たこ焼きを食べているハミィ。フェアリートーンは7匹がかりでジュースを飲んでいたり。

『エレンの事脅かしてゴメン』と謝る響。『お化けが苦手だって知らなかった』と弁解する奏。
『私の方こそ・・・。こんな私だけどこれからも一緒に戦ってくれる?』と聞くエレン。
『勿論!』と快諾するひびかな。嬉しそうなエレン。
エレンを気遣い、お化け屋敷はやめてステージの方に行ってみるかと提案する響。同意する奏。屋台も覗きながら行こうと言う。
ニッコリ顔で先行する2人の手を掴むエレン。
『大丈夫・・・2人が居ればお化けなんて、怖くなーい!』と2人を道連れにお化け屋敷に突撃。

『エレン頑張ってニャ〜』と送り出すハミィ。満腹状態である。フェアリートーンは何故かファリーだけジュース飲んでたり。他の子は手を振っていたり。


やっぱり絶叫するエレン。でも、ドラキュラは王子だと知って安心顔。
間もなくゴール。『ゴール!』コールのひびかな。

『響、奏、あたしやったわ! バンザーイ!×2 バンザー・・・あ』
と1人はしゃぎまくるエレン。我に帰って唖然。
『そんなにはしゃいじゃって』と言う響、『エレンったら』と言う奏・・・『かわいい!』とハモる。
それを聞いて赤面後『こ〜ら〜!』と怒るエレン。
逃げた後『怖がってるエレンも可愛いけど』と響、『笑顔のエレンが一番素敵だよ!』と奏が言う。
また照れるが今度は嬉しそうなエレン。2人の手を掴む。
仲良く手を繋ぐ3人のカットで

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

まさかのフェアリートーン話。

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