第34話『ズドド〜ン! メフィストがやって来ちゃったニャ!』
(2011年10月9日放送)
脚本:成田良美 演出:山口祐司&岩井隆央 作画監督:小島彰

上から目線

とうとうメフィスト出撃。
でも、今回のメインはやっぱりミューズ。
あることやっちゃってくれちゃったり。
まぁ、バレてるっちゃバレてる訳ですが、メフィスト&アフロさんとの関係が気になるところ。
ミューズより先にドドリーがデレまくり。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは35〜36話同時収録)
(BDは25〜33話、35〜36話同時収録)

アバンタイトル

夜。灯台の近くの岩場。海を見ているミューズ。
歌っているドドリー。ミューズも歌う様に誘う。
でも歌う気配なし。ミューズの迷う気持ちは察しつつも、そろそろ踏み出した方が良いと思うと言うドドリー。
それはプリキュアに話すことらしい。
だが、ミューズは歯を食いしばった後、何処かへ飛んでいく。
『あぁ! ミューズ何処行くドド!』とドドリーに言われる彼女の後姿になったところでOPへ。


トリマのアジト。焼肉中。
バスドラにそろそろメフィスト様に報告した方が良いんじゃないかと言うファルセット。
お前しろよと返すバスドラ。どうせまた怒られると嫌がるファルセット。報告はリーダーの仕事でしょと嫌味なバリトン。
じゃあお前がと返してくるバスドラに『あんたでしょ』と言う。
『お前だ』とバスドラ、『いや、あんただ』とバリトン。
似たようなやりとりを3回繰返すバストン。
要するに両方とも嫌らしい。くりかえす度に『いや』の数が増えていく両者。1回2回3回4回4回とね。
(『いやいや、お前だ』『いやいやいや、あんただ』みたいな感じ)
どっちでもいいと怒るファルセット。じゃあお前だとバストンに振られる。
『何をしている!』と怒る声。振り向いたらメフィストが居たり、驚く3人。
『だから何をしている』ともう1度怒るメフィスト。言葉に詰まった後、ファルセットが焼き肉と返答。
バカモーン!と怒鳴るメフィスト。後ずさりするトリマ。
もうお前達には任せておけんと言うメフィスト。3人にマイナーランドに行き伝説の楽譜を守る様に命じる。
『それくらいはできるだろう』と嫌味。『は、はい・・・』とトーン低めの3人。
自分が不幸のメロディを完成させ、世界中に悲しみをバラまいてやると張り切るメフィスト。笑う。
『焦げちゃうよ・・・』と言うファルセット。焼肉コゲコゲ。

で、サブタイトル。

ホイッスルでフェアリートーンを先導するハミィ。楽しそうに跳ねているフェアリートーン。

考え中の響。どうしたのか聞く奏。考え事しててと答える響。
ミューズの事かとエレンに聞かれ頷く。
(前回、ミューズが私にも守りたいものがあると言ったシーンの回想)
坂道を登りつつ・・・ミューズの守りたいものを気にする響。プリキュアだからきっと皆の幸せと言うハミィ。
住宅街の階段を下りながら・・・だとしたら幸せのメロディを完成させたい筈と言う奏。
岸辺を歩きつつ・・・音符を集めてる訳じゃなさそうと言うエレン。
何を守りたいんだろうと思う響。答えに困るかなエレ。

ここでクレッシェンドトーンに考えを聞いてみる。返答無し。
クレッシェンドトーン様はお休みと言うミリー。まったくよく寝るよねと呆れ気味の響。そんなこんなで移動開始。

竹馬に乗りながらアコを呼ぶ奏太。振り向く彼女にかなり上手くなったろうと聞く。
『へっぴり腰』と嫌味を言うアコ。ムッとした奏太はお前やってみろと返す。
すると、猫の様な泣き声が。1度では分からなかったが


2度目で木の上に猫が居るのを発見。降りられないと察する奏太。
(実は引きカットの時点でちゃんと居たり)
助けに行こうとするがズッコケ。痛がる。
助けを求める声に反応するアコ。竹馬を拝借、高さを高めに調節し難なくその上に乗る。
これには『アコ、すげぇ!』と驚く奏太。


鳴いている猫に『おいで』と手を差し出すアコ。不安そうな猫に『大丈夫、怖くない』とニッコリ。
バランスを取るのは辛い様で震えているアコの足。
猫が意を決して飛び込んできた。倒れる様に竹馬を降りるアコ。
感謝の意味なのかアコの手を舐める猫。
これまたニッコリなアコ。

『この子、ありがとうって言ってるわ』と訳すエレン。奏に優しいのねと言われ照れ顔。
別に・・・と呟いた後、『え?』な3人を置いて奏太に竹馬を返して去って行くアコ。
後を追いながら、どうしたらそんなに上手くできるのか聞く奏太。見送る3人。
『ミューズも、本当は優しい人なのかも』と言う奏の言葉と共に


場面はラッキースプーンのテラスに。
『どうしたの? 突然』な響。奏曰く、アコを見てたら何となくそう思ったらしい。
(猫を助けてからニッコリ顔までの一連の回想)
『何かを守りたいって気持ちはその人の優しさなのよね。そういう気持ちを持っているミューズも優しい人じゃないかって』と言う奏。
『そうだね。今までなんだかんだ言いつつ手を貸してくれたし』と同意する響。
(12話におけるネガトーンをストップの後の4連キック、14話におけるネガトーンの砂塵を弾き飛ばすシーンの回想)
『でも、どうして誰の味方でも無いって言うのかな』と気にする響。
(19話における同セリフの回想)
素直になりたいんだけどなれないんじゃないのかなと自分の考えを話すエレン。
それを聞いたハミィにセイレーンに似てるとからかわれ赤面。
咳払いしつつ『でも、ミューズは守りたいものがあるって教えてくれたわ。1つずつちゃんと話し合っていけば分かり合える日が来るはずよ』と言うエレン。
ここでクレッシェンドトーンも参戦。

この人もそう思うらしい。『あ、起きた!』と言う響。一緒に覗いてたりするかなエレ。
『待ちましょう。ミューズが私達に心を開いてくれる時が来るのを』とニッコリなクレッシェンドトーン。


その頃、加音町の広場では演奏中。演奏が終わるなり贈られる拍手。
実は背後のモニュメントの上に居たりするメフィスト。
聞く者を和ませる音楽など不愉快なだけとムッとしている。真の音楽とはどういうものか俺が教えてやるとのこと。
彼が目を光らせるとバイオリン、フルート、ギターに♪が居たり。
そして演奏者の背後に飛び降りるなり

ネガトーン召喚。本日は先のバイオリン、フルート、ギターの合成。
ネガトーンに悲しい音を町中に響かせる様に言うメフィスト。泣いている町の人達。
笑いながら、もっと大きく全ての人間に届く様に轟かせろと命じるメフィスト。

遠くの事態に気付いた3人。音吉も『あやつめ、来おったか!』と館内で気付いてたり。

『よーし! いいぞメフィスト!』とか言ってたりするバスドラ。
『え・・・』とバリファルに睨まれて、固まる。
馴れ馴れしくないですかとファルセットに言われる。様つけた方がいいんではとバリトンにも言われる。
本人曰く興奮してつい。気を取り直して
『やー! 行けー! メフィスト様〜!』と応援するバスドラ。バリファルも『メフィスト様〜!』と続く。

さっき3人で通った道(坂、階段、岸辺)を逆走し広場に来た3人。
ネガトーンを発見。見つけたハミィがまたメフィストが来ちゃったと言う。
見つけるなり『これはようこそプリキュア諸君。待っていたぞ』と3人に言うメフィスト。
イケメンな3人のアップ。奏が一番カッコよす。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)

ここでアイキャッチ。


笑っているメフィスト。『ようこそプリキュア諸君、待っていたぞ』ともう1度言う。
『何ですって!』と返す響。『人間達を嘆き悲しませれば現れる。思った通りだ。1パターンな奴らだ』と言って来るメフィスト。
『おびき出されたかニャ?』とあ顔のハミィ。
メフィスト曰く、不幸のメロディを完成させる為にはどのみちプリキュアを倒さねばならん。だから、彼女達と今日決着を着けるとのこと。
『なんて事を!』と怒るエレン。泣いている町の人々。
『私達をおびき寄せる為に、そんな事の為に』とこちらも怒る奏。また泣いている人々。
『加音町の皆を苦しめるなんて!』と響も怒る。『悲しいよ〜!』と声をあげる子供。

『絶対許せない』とモジューレを構える3人。
(上にエレンのアップだけ用意してあるのは、モジューレに顔が隠れて可哀想だったから^^)

変身。

メフィスト攻撃指示。ネガトーンは触手を伸ばして来る。パンチラッシュで互角に張り合う3人。

早速パッショナートハーモニーを発射。メフィストはネガトーンの背中に乗りマイナービーム発射を命じる。目からマイナービームを発射するネガトーン。


ぶつかりあう両光線。
『うわわわ、すんごいパワーニャ』とか言ってたりするハミィ。踏ん張るスイート3人。
メフィストは笑っていたと思ったら目を見開く。真っ赤になる目。

するとマイナービームが勝負に勝ち吹き飛ばされる3人。
見ているトリマ。『さっすがメフィスト様〜!』と嬉しそうなバスドラ。『やるやる〜』と繰返すバリファル。
唸るメフィスト。倒れている3人。

急行中のミューズ。メフィストは3人に止めを刺そうとしている。充填の後、発射されるマイナービーム。
だが、間一髪ミューズが間に合い、例の鍵盤技で退ける。『何!』と声をあげるメフィスト。終わるなり消すミューズ。
『キュアミューズ!』と声をあげる3人。『お前がキュアミューズか』と聞くメフィスト。


『ミューズ、メフィストドド。どうするドド?』と慌てるドドリー。あんぐりミューズ。
『今までちょくちょく我々の邪魔をしてくれた様だが、お前は何者だ! 何が目的なんだ』と聞くメフィスト。
答えずに上目で睨みつつ拳を握るミューズ。
メフィストがまぁいいと言うなり突撃する。
誰であろうと俺の邪魔をする者は許さんとマイナービームをネガトーンに発射させるメフィスト。
避けるミューズを見て倒す様にネガトーンに命令を下す。
マイナービーム乱れ撃ちは何とか回避するミューズ。その様を見て驚きの表情の3人。
『ふん、避けるばかりで反撃しないのか。音楽の女神、ミューズなどと名乗っている様だが見掛け倒しの様だな。この腰抜けめぃ!』
とバカにするメフィスト。マイナービームを発射させる。
避けるミューズ。だが、これを狙っていたメフィストはネガトーンを彼女に突撃させる。吹き飛ばされるミューズ。


笑うメフィスト。ザマぁ無いなとバカにする。また大笑い。
『ミューズをそれ以上バカにしないで!』と言うメロディの声。視線をそっちに移すメフィスト。『何!』と返す。
息があがっているミューズのカット。
『ミューズは何かを守るために頑張っている』とメロディ
『大切な物の為に頑張る優しい心の持ち主なの』とリズム
『それ以上ミューズをバカにしたら!』とビート
手を繋いで『私達が絶対許さない!』と何時ぞやと同じオーラを纏う3人。
ミューズにプリキュアはミューズの為に怒ってくれていると教えるドドリー。
『守りたい・・・下らん! この世に守る価値のあるもの等何もない』と言うメフィスト。
皆纏めて不幸のどん底に突き落とせと命じる。
オーラを纏って突撃する3人。ハーモニーパワーが高まっていると嬉しそうなハミィ。
こうなった3人にはマイナービーム等通用しない。突撃され倒れるネガトーン。
一足先に退いていたメフィスト。『今だニャ!』と言うハミィ。



スイートセッションアンサンブル発動。まずはネガトーンを容易く撃破。
ネガトーンが倒され悔しがるメフィストへ『メフィスト、あんたは絶対許さない!』と言う3人。
両手から出すマイナービームも今の3人には通用しない。怯むメフィスト、驚くミューズ。
そして『メフィスト! 覚悟!』と突撃してくる3人の声。
だが、その前にミューズが立ちはだかる。これにはスイート3人は勿論。メフィストも『何!』と驚く。
クレッシェンドトーンが慌てて軌道を逸らし、ミューズへの命中は回避された。

上空へ舞い上がった後、消えるクレッシェンドトーン。当然墜落する3人。尻餅ついて痛そうである。
見ていたハミィ&トリマもまさかの結果に驚く。

メイジャーランドでもミューズがメフィストを助けた事にオウムが驚いていたり。
『キュアミューズ・・・あなた・・・まさか!』とか言ってたりするアフロディテ。彼女が見ている水の器にはミューズが映っている。

当然一番驚いているのは当事者であるスイートの3人。ミューズにどうしてと問うメロディ。

唸っていたメフィストだが、この隙にハミィとフェアリートーンを強襲。
ハミィ達の前で回転し、発生する風でバラバラにする。吹き飛ばされる一同。
そしてその隙を突き『集まれぃ! ♪達よ〜!』と取り出した壷で♪達を吸収してしまう。

お前のお陰で全ての♪を奪い取る事ができたとキュアミューズに感謝するメフィスト。歯を食いしばるミューズ。
『これで不幸のメロディは完成する』と言うメフィストを止めようとする3人。
だが、また回転攻撃に怯んでる間に逃げられてしまう。

ミューズを見る3人。やってまった顔で俯いているミューズ。
ミューズに守りたいものがメフィストだったのか聞くメロディ。無言ながら『違う!』みたいな感じで口を少し動かすミューズ。背を向ける。
『何故黙っているの』とメロディ、『ミューズ』とハミィが言う。結局、ミューズは逃げてしまった。
ミューズを呼びつつもうろたえているドドリー。『待ってドドー』と後を追う。
見ている3人。

『このままじゃ、本当に・・・世界は悲しみに包まれてしまう』と言うメロディの言葉をバックに加音町の全景が映ったところで
黒くフェードアウトして

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

メフィストとどういう関係なのか

第35話『ジャキーン! 遂にミューズが仮面をとったニャ!』
スイート♪35話へ

スイートプリキュア♪各話レビューに戻る

トップページへ