第40話『ルルル〜! 雨音は女神の調べニャ!』
(2011年11月27日放送)
脚本:米村正二 演出:山口祐司&広嶋秀樹 作画監督:山岡直子

2828

前回、正体を現したPちゃんと音吉さんが絡む話。
一応、ラスボスっぽいですが今回はまだ本格始動しない模様。
久々のタイトル詐欺。まったく関係なし^^;
奏アコ好きは2828間違いなし。
金髪のあの人再登場。25話以来。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは41〜42話同時収録)
(BDは37〜39話、41〜48話同時収録)

アバンタイトル


市立加音小学校。雨。
本日は参観日だった様で親子が一杯。でも、アコは1人ぼっち。親子達は帰っていく中、1人残っている。
しょんぼりアコに傘を差し出す奏太。2回見た後、走って去っていってしまうアコ。その顔は涙だらけ。


だが、曲がり角で誰かとぶつかる。音吉だ。『おじいちゃん』と言うアコ。
遅れたことを謝る音吉にちょい唸りながら来るの遅いと怒る。謝る音吉。
すると、雨が止む。傘持参だったのでやんできたので『なんじゃ〜、止んできたな〜』と言う音吉。
『無駄になってしまったな〜』と傘を見た後、アコを見る。
嬉しそうなアコと手を繋いで帰る音吉。『ありがとう、おじいちゃん』と言うアコ。

という夢でした。起きるアコ。メガネをかける。おはようと挨拶する音吉。
おはようと返すアコに朝ごはんできてると教える。ニッコリ頷くアコ。実は窓の外からピーちゃんが見てたりする。
木の枝に居るピーちゃんが一鳴きしたところでOPへ。

で、サブタイトル。

マイナーランドには大量の♪。驚きを隠せないバリトン。誰がこんなに集めたのか聞くバスドラ。
ノイズ様と答えるファルセット。
ノイズ様は復活して間もない筈と俄かには信じられないバストン。
ノイズ様は密かにパワーアップしている。そして、既にプリキュアの傍で動き出していると教えるファルセット。
『なんですと!』と驚くバストン。

いきなり弁当のアップ。屋上でお昼ご飯って最高と弁当を食べている響。かなエレも一緒。
響の一日の中で一番楽しい時間ねと言う奏。
そんな事より解決しなきゃいけない問題があると言うハミィ。
?な響に先日の♪消失の一件を持ち出す。『分かってるって〜』と返す響。
確かに深刻な問題と言う彼女。やっぱりノイズの仕業かと思う奏。かもしれないと言うエレン。
だとするとノイズは既に私達の近くに来ているのかもと思う響。

ここでピーちゃんに鳴かれ逃げるフェアリートーン達。カメラ前に登場のピーちゃん。俺だよ〜みたいに主張?
『なんだ〜ピーちゃんか。ビックリさせないでよ』と苦笑いの響。すると雨が降ってきた。
『とにかくノイズを探すニャ!』と言うハミィ。

久々登場、ピアノ演奏中の王子。でも声なし。

奏はウットリ。本当にこの辺にノイズが居るのか聞く響。
ノイズの目的は全ての音楽を奪うこと。だから音楽に関係する場所に居ると思ったそうで。
それだけの理由と呆れられ困るハミィ。違うと否定し何か匂ったと誤魔化す。丁度、音楽室の札に♪が
『あ!』と声をあげる3人。匂ってたのは♪だったと♪を捕まえるハミィ。嬉しそう。

で、奏アコの小学校は本日も参観日だったりする。
昇降口前。
帰っていく親子連れを見送るアコ。そんな彼女に傘を差し出す奏太。
『アコが転校してきてすぐの頃、こういうのあったな』と言う。ウインク奏太。
『奏太って何時も傘を持っているのね』と謎ツッコミのアコ。
美空ママがうるさいらしく、彼がいいと言っても持たせるとの事。
奏太の事を心配していると指摘するアコにもう大人だしと言う奏太。
『何処が?』と言われ『とにかく持っていけよ』と返す。
音吉が来てくれる約束らしく断るアコ。しょうがないから一緒に待っててやると言い出す奏太。
『いいって』と返すアコ。待つと言ったら待つと引かない奏太。
勝手にすればとアコに言われ勝手にすることにした模様。

『ねぇ、奏太って・・・優しいんだね』と横目で言うアコ。うろたえる奏太。
アコに『本気にしてるし』と言われズッコケる。ニッコリアコ。

で、調べの館。
何時もどおりパイプオルガンの修理をしていた音吉は、アコを迎えにいかなければいけなかった事を思い出す。
そんな彼の後の門の上を歩いているピーちゃん。パイプオルガンを見つめている。

で、学校。昇降口前。
本当に来るのか気にする奏太におじいちゃんは必ず来ると返すアコ。頑固と思う奏太におじいちゃんを信じていると話す。
これまでも音吉はアコが寂しい思いをしている時、必ず来てくれたとのこと。

授業参観の時。
誰も居なくてションボリしてたら来てくれた音吉。嬉しそうなアコ。


運動会の時もズッコケてしまったアコを必死で応援していた音吉。これまた嬉しそうなアコ。


両親と離れて辛い時、写真の様なプレートを見て1人で泣いていたら
『何も心配することはない。全てはうまくいく』と言う音吉。『ホント?』と聞くアコ。
『あぁ、アコが不安な時はワシが傍にいる。寂しい思いをしていても、ワシが必ずやって来る。だから1人ぼっちじゃない。アコは安心して、待っておればいい』
と言う音吉。涙目アコ。でも、その表情は嬉しそうである。
水溜りに移る奏アコ。アコ曰く、音吉はその約束をずっと守ってくれた。
ここで、こんなに待ってても来ないって事は何かあったのかと思う奏太。何か来られない理由ができたとかと推量を述べる。
それを聞いて、ノイズの仕業と思ったアコは雨の中を走っていく。
そんなアコを呼び、傘を持っていく様に言う奏太。アコは聞く気配無く走り去っていく。

調べの館。
長靴とレインコートと傘で完全装備の音吉。自分が差す方の傘に穴が開いているのを発見。
その後ろでピーちゃんがパイプオルガンの螺子を念力で外していたり。
外すなり逃げるピーちゃん。パイプオルガンの外枠が倒れてくる。

タイミング良くやってきた響達。音吉も異変に気付く。響達が突き飛ばしたお陰で3人と一緒に助かった音吉。
驚くハミィ。大丈夫か聞く響。ありがとうと返す音吉。


ここでピーちゃんを見つける響。同時にピーちゃんの足音だったことに一安心。
響の手に飛んでいく。
何故、急に倒れてきたのかと気にする奏。ピーちゃんをずっと見ている音吉。
かつてノイズと戦った光景を思い出す。
『まさか・・・』と声をあげる音吉にどうしたのか聞く響。一緒に振り向くかなエレ。
彼女達に自分が封印したノイズは鳥の様な姿をしていたと話す音吉。当然、ピーちゃんを疑っている訳である。
この推量には驚いてあんぐりの3人。俄かには信じられない模様。
『友情・愛情・信じる心。それらを利用するのがノイズなんじゃ』と説明する音吉。
鳴いているピーちゃん。
クレッシェンドトーンに見てもらおうと言い出す音吉。
『クレッシェンドトーンに?』と聞く響に
『クレッシェンドトーンとノイズは光と影、正義と悪。正反対の存在だからこそ目には映らぬ何かを感じ取れるかも知れん』
と理由を述べる音吉。
ピーちゃん一鳴き。

ここでアイキャッチ。



『どうかしましたか?』と聞くクレッシェンドトーン。
『確かめてもらいたい事があるの』と言う奏。『何でしょう?』と返すクレッシェンドトーン。
『このピーちゃんがノイズかどうか見てもらいたいんです』と答える響。
驚くクレッシェンドトーン。音吉がノイズ疑惑をかけている事を説明する響。
それが本当なら大変と言う事で早速調べてくれることに。
光を放つクレッシェンドトーン。光に包まれるピーちゃん。巨大な姿が投影され、鳴き声が響く。
『どうしたことでしょう! この子は心が読み取れません』と驚くクレッシェンドトーン。
一鳴きするピーちゃん。
音吉を呼ぶエレン。『うーん』と言ってる音吉。やっぱり違うのかと思う奏。響の手から飛んでいくピーちゃん。

だが、この時・・・ピーちゃんの体から螺子が落ちる。


気付いた響は先の事故を思い出す。これにて事情が分かったらしく驚きの表情。
どうしたのか聞く奏。『音吉さんも?』と上を見ている音吉に言うエレン。
ここで何時も音吉が弾いているあの曲を弾く響。
すると、ピーちゃんが苦しそうに落ちてくる。
『響、これは?』と聞く奏に『さっき、ピーちゃんの瞳に一瞬だけ、悪の心が浮かんだ気がしたの』と説明する響。
ピアノの上でも続いて苦しんでいるピーちゃん。音吉。
『やはりお前だったのか!』と睨む音吉。慌てているピーちゃん。
ピーちゃんがノイズだったことに驚きの表情なかなエレ。黙々と弾いている響。
『ここで何をしてるの?』と言う声が聞こえてくる。
聞き覚えのある声の主の方を向く一同。

そこには雨に濡れ、息切れ中のアコ。そんなアコの所へ飛んでいくピーちゃん。
『ピーちゃん』とやや嬉しそうな顔のアコ。


『アコ、落ち着いて聞け。ピーちゃんの正体は・・・ノイズだったんじゃ。そいつは♪を盗む為にアコに近づいたんじゃ! アコの優しさを利用しようと怪我をしているフリまでしてな』
と教える音吉。
ここで前回、音吉が演奏しようとした時にピーちゃんが逃げていた事に気付く奏。
無実を訴えたいのか、アコの手の上で必死に動いているピーちゃん。
メガネが曇るアコ。所謂、マジで何かを考えている演出。
アコの名を呼ぶ音吉。『おじいちゃん・・・』と困った様子のアコ。
外は雨な調べの館。
音吉達の方に歩きながら『ピーちゃん、私にウソをついてないよね』と聞くアコ。返事するピーちゃん。
『私、ピーちゃんの事信じていたい』と言う件に嬉しそうなピーちゃん。
だが『けど・・・』と続けられ動きが止まる。
『お爺ちゃんは今まで、私に、絶対ウソをついたことが無いの』と言うアコ。
アコの名を呼んで反応している音吉。

『だから私・・・私、おじいちゃんを信じる!』とアコは宣言。これには音吉、響達もニッコリ。

だが、負けた方は『ぎゃあああああああ!』とばいきんまん声で叫びだし、飛んで逃げていく。
『捕まえるんじゃ!』と言う音吉。『はい!』と追いかけようとする響達。アコも続く。


だが、天窓からトリマが落ちてくる。バスドラは引っかかるが、何とか降りてきた。
『トリオ・ザ・マイナー!』と声をあげる4人。
ノイズを掌に置いたファルセットは『ノイズ様を貴様らの好きにはさせん』と言う。
ノイズの目が光るなりファリーから♪が外に出される。
『勝手に出ちゃったファファ〜!』と叫ぶファリー。

ピアノにくっついた♪をファルセットがネガトーン化。当然、ピアノがネガトーン。
落とされるハミィとフェアリートーン。乗っていたヒーリングチェストは音吉にキャッチされる。
何時の間にか外に移動してたりするトリマ。
ファルセットの指示で不幸のメロディを飛ばす。


調べの館に向かっていた奏太を含め、悲しむ町の人々。
『いいぞネガトーン。もっともっと不幸を撒き散らせ。そしてノイズ様を完全に復活させるのだ』と言うファルセット。
叫んでいるノイズ。

やってきた響達。
『私達の大切なピアノをネガトーンにするなんて!』と言う響。
『絶対に許さない』と続く一同。

変身。

背面からの鍵盤ミサイルで先制攻撃するネガトーン。爆発に巻き込まれ悲鳴を上げる4人。
また叫んでいるノイズ。
『いいぞ、いいぞネガトーン!』とテンション高いファルセット。
『例え、どんなに邪悪な心でも女神の調べで包んでみせる』と言うミューズ。飛翔。


シャイニングサークルを放つミューズ。
ネガトーンの動きが止まったと驚く3人。『よーし、今だニャ!』と言うハミィ。
スイートセッションアンサンブルで撃破。

♪を収納するファリー。もう♪は渡さないと言うソリー。他のフェアリートーンもファリーを囲む。
『まだノイズが居る! ここで決着を!』と叫ぶメロディ。

だが、既に逃げられていた。後から来たミューズも止まる。
『居ないわ』とリズム、『逃げられたか』とビートが言う。
一応の解決を表す様に雲から陽が射す。

ピアノの帰還を顔をスリスリして喜んでいる響。
それには同意しつつもこれまで以上にパイプオルガンの完成を急がねばと思う音吉。
ここで奏太到着。『やっぱりここに居たか』と言う。
名を呼ぶアコ。音吉は無事だったか聞く奏太。
『ん? ワシならここに居るぞ』と答える音吉。『なんだ〜、元気じゃないか!』と嬉しそうな奏太。
何故、奏太が音吉の心配をしているのか気にする奏。
雨が降ってたから音吉が迎えに来るのをアコと一緒に待ってたと答える奏太。
何時まで待っても来ないから何かあったんじゃないかと思ってと続ける。

アコが調べの館に来た理由に納得する音吉。何故か目を逸らすアコ。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
目を細める音吉。

とにかく皆無事だったし、お腹も空いたしと言う事で帰ろっかと言い出す響。

夕方。
久しぶりに手でも繋いで帰るかと言う音吉。
『え・・・いいよ〜』と返すアコ。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
恥ずかしいのか聞く音吉。もう3年生だから当たり前と返すアコ。
アコが初めて人間界に来た頃には何時も手を繋いで帰っていたらしい。


何か手がスースーすると言っている音吉。軽く手を回している音吉。
またメガネ曇らせて、照れ顔のアコ。音吉に向かって手を伸ばす。
『今日は・・・特別だからね』と言うアコ。嬉しそうな音吉。手を繋ぐ2人。
『今日は迎えにいけなくてスマンかったな』と謝る音吉。
『パイプオルガンの修理に夢中になって雨が降り出したのに気が付かなかったんじゃ』と弁解。
『そんな事だと思った。でも、おじいちゃんが無事でよかった』と喜ぶアコ。
夕焼け空からそんな2人のアップが映ったところで

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

久々の暴走回っぽいですね。

第41話『ファファ〜♪ 最後の音符はぜったい渡さないニャ!』
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